JP2008259038A - パケット通信システム、移動局及び無線基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】受信側装置のRLCサブレイヤにおけるRLC-PDUのフォーマットを解析する時間を短縮する。
【解決手段】パケット通信システムでは、移動局と無線基地局との間でユーザデータを含む第1パケット及び制御データを含む第2パケットが送受信され、第1パケットに対してパディング処理が施されないように構成されており、第1パケットのペイロード部分が第2パケットを含むことができるように構成されており、第1パケットのヘッダ部分が第1パケットのペイロード部分に第2パケットを含んでいるか否かについて示す第1フィールドと第1パケット内におけるユーザデータの終点を特定する第2フィールドを有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、移動局と無線基地局との間でユーザデータを含む第1パケット及び制御データを含む第2パケットを送受信するように構成されているパケット通信システム、移動局及び無線基地局に関する。
第3世代移動通信システムの標準化を行う団体である3GPPでは、無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)における劇的な伝送速度の向上と伝送遅延の短縮を実現するために、LTE(Long Term Evolution)と総称される検討を行っており、その検討にかかる要素技術の標準仕様策定を進めている。
図1に示すように、LTE方式の移動通信システムにおける無線アクセスネットワーク(E-UTRAN:Evolved Universal Terrestrial RAN)は、移動局UE(User Equipment)と、無線基地局eNB(E-UTRAN Node B)とによって構成されており、移動局UEと無線基地局eNBとの間では、無線リンク(RL:Radio Link)を介して通信を行われるように構成されている。
また、移動局UE及び無線基地局eNBは、それぞれ、RLC(Radio Link Control)サブレイヤと、MAC(Medium Access Control)サブレイヤと、物理(PHY:Physical)レイヤとを終端するように構成されている。
また、送信側装置(移動局UE又は無線基地局eNB)は、伝送するデータに対して、RLC処理とMAC処理とPHY処理とを順に施してから、無線部にて無線信号として送信するように構成されている。
一方、受信側装置(移動局UE又は無線基地局eNB)は、無線部にて受信した無線信号に対して、PHY処理とMAC処理とRLC処理とを順に施すことによって、伝送されたデータを抽出するように構成されている。
ここで、伝送するデータは、ユーザが使用するアプリケーション等により発生するユーザデータ(Uプレーンデータ)、及び、移動通信システムの制御に用いるRRC(Radio Resource Control)シグナリングやNAS(Non Access Stratum)シグナリング等の制御データ(Cプレーンデータ)を含む。
また、送信側装置のRLCサブレイヤと受信側装置のRLCサブレイヤとの間では、RLC再送制御処理が行われるように構成されており、送信側装置のMACサブレイヤと受信側装置のMACサブレイヤとの間では、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)再送制御処理(MAC再送制御処理)が行われるように構成されている。
図9に、従来の移動通信システムで用いられているRLC-PDUのフォーマット例を示す。
図9に示すように、かかるRLC-PDUは、ヘッダ部分とペイロード部分とによって構成されている。
図9の例では、ヘッダ部分は、複数の「LI」フィールド(L1#1乃至#3)を含み、ペイロード部分は、複数のRLC-SDU(若しくは、その一部)#1及び#2と、STATUS-PDUと、パディング情報とを含む。
ここで、ペイロード部分内におけるRLC-SDU#1の終点(最終バイト)は、L1#1によって特定されており、ペイロード部分内におけるRLC-SDU#2の終点(最終バイト)は、L1#2によって特定されている。
また、特別値を含むLI#3が、RLC-SDU#2の後ろにSTATUS-PDUが挿入されていることを示す。なお、STATUS-PDU内には、当該STATUS-PDUの長さを示すLengthフィールドが含まれている。
IMT-2000のRLC仕様:3GPP TS 25.322 V6.9.0 (2006-09) LTEのStage2仕様:3GPP TS 36.300 V8.0.0 (2007-03)
しかしながら、上述のようなRLC-PDUのフォーマットでは、「LI」フィールドが、RLC-SDUの終点を示すだけでなく、特別値である場合には、STATUS-PDUを含むことを示すように構成されている。
したがって、RLC-PDUのペイロード内にSTATUS-PDUが含まれる場合には、受信側装置のRLCサブレイヤは、各「LI」フィールドが特別値を示すか否かについて判定する工程と、かかる判定結果に基づいて、「LI」フィールドの示す内容(RLC-SDUの終点、或いは、STATUS-PDUを含むこと)を決定する工程と、かかる「LI」フィールドの示す内容(及び、STATUS-PDU内のLengthフィールド)に基づいて、RLC-SDU#1とRLC-SDU#2との間の境界、RLC-SDU#2とSTATUS-PDUとの境界、及び、STATUS-PDUとパディング情報との境界を特定する工程とを行う必要があった。
その結果、受信側装置のRLCサブレイヤにおけるRLC-PDUのフォーマットを解析する時間が増加してしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、RLC-PDUのヘッダ部分の構成を工夫することによって、受信側装置のRLCサブレイヤにおけるRLC-PDUのフォーマットを解析する時間を短縮することができるパケット通信システム、移動局及び無線基地局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動局と無線基地局との間で、ユーザデータを含む第1パケット及び制御データを含む第2パケットを送受信するように構成されているパケット通信システムであって、前記第1パケットのペイロード部分に対して、パディング処理が施されないように構成されており、前記第1パケットのペイロード部分は、前記第2パケットを含むことができるように構成されており、前記第1パケットのヘッダ部分は、該第1パケットのペイロード部分に前記第2パケットを含んでいるか否かについて示す第1フィールドと、該第1パケット内における前記ユーザデータの終点を特定する第2フィールドを有するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第1の特徴において、前記第1フィールドは、前記パケットの種別を示すフィールドであってもよい。
本発明の第2の特徴は、無線基地局との間で、ユーザデータを含む第1パケット及び制御データを含む第2パケットを送受信するように構成されている移動局であって、前記第1パケットのペイロード部分に対して、パディング処理が施されないように構成されており、前記第1パケットのペイロード部分は、前記第2パケットを含むことができるように構成されており、前記第1パケットのヘッダ部分は、該第1パケットのペイロード部分に前記第2パケットを含んでいるか否かについて示す第1フィールドと、該第1パケット内における前記ユーザデータの終点を特定する第2フィールドを有するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第2の特徴において、前記第1フィールドは、前記パケットの種別を示すフィールドであってもよい。
本発明の第3の特徴は、移動局との間で、ユーザデータを含む第1パケット及び制御データを含む第2パケットを送受信するように構成されている無線基地局であって、前記第1パケットのペイロード部分に対して、パディング処理が施されないように構成されており、前記第1パケットのペイロード部分は、前記第2パケットを含むことができるように構成されており、前記第1パケットのヘッダ部分は、該第1パケットのペイロード部分に前記第2パケットを含んでいるか否かについて示す第1フィールドと、該第1パケット内における前記ユーザデータの終点を特定する第2フィールドを有するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴において、前記第1フィールドは、前記パケットの種別を示すフィールドであってもよい。
以上説明したように、本発明によれば、RLC-PDUのヘッダ部分の構成を工夫することによって、受信側装置のRLCサブレイヤにおけるRLC-PDUのフォーマットを解析する時間を短縮することができるパケット通信システム、移動局及び無線基地局を提供することができる。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成)
図1乃至図8を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。
なお、本実施形態では、図1に示すように、3GPPで標準化が進められているLTE/SAE(System Architecture Evolution)のアーキテクチャを具備する移動通信システムを例として説明を行うが、本発明は、かかる移動通信システムに限定されるものではなく、その他のアーキテクチャを具備する移動通信システムにも適用可能である。
図2を参照して、Acknowledgeモード(AM)のRLCサブレイヤ(以下、RLCサブレイヤ)の機能構成について説明する。
なお、図2に示すRLCサブレイヤを構成する機能(モジュール)の一部又は全部は、ICチップ上で、ハードウェア又はソフトウェアによって実現されていてもよい。
例えば、ICチップ上で、一般的に単純で高速処理が要求されているMACサブレイヤ及び物理レイヤを構成する機能(モジュール)をハードウェアで実現し、一般的に複雑な処理が要求されているRLCサブレイヤを構成する機能(モジュール)をソフトウェアで実現するように構成されていてもよい。
また、物理レイヤを構成する機能(モジュール)とMACサブレイヤを構成する機能(モジュール)とRLCサブレイヤを構成する機能(モジュール)とは、同一のICチップ上で実現されていてもよいし、別々のICチップ上で実現されていてもよい。
以下、図2を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおけるRLCサブレイヤの構成の一例を示す。
図2に示すように、RLCサブレイヤは、RLC-SDUバッファ11と、新規送信バッファ12と、分割統合処理部13と、ACK待ちバッファ14と、再送バッファ15と、RLC-PDU送信部16と、再分割処理部17と、RLC-PDU送信部18と、RLC-control-PDU生成部19と、RLC-control-PDUバッファ20と、多重解除部31と、順序補正バッファ32と、再構築バッファ33と、RLC-SDU再構築部34とを具備している。
RLC-SDUバッファ11は、上位レイヤから受信したRLC-SDUを格納するように構成されている。
新規送信バッファ12は、RLC-SDUバッファ11に格納されたRLC-SDUをコピーして格納するように構成されている。
分割統合処理部13は、MACサブレイヤからデータ送信機会が通知された場合、新規送信バッファ12に格納されているRLC-SDU(若しくは、その一部)に対して分割処理又は統合処理を施して、MACサブレイヤから併せて通知された許容送信データ量(RLC-PDUのサイズ)の範囲内でサイズが最大となるRLC-data-PDUを生成するように構成されている。
また、分割統合処理部13は、生成したRLC-data-PDUを、RLC-PDU送信部16に送信すると共に、ACK待ちバッファ14に格納するように構成されている。
ACK待ちバッファ14は、分割統合処理部13からのRLC-data-PDUや、再送待ちバッファ15からのRLC-data-PDU又はRLC-data-Sub-PDUや、再分割処理部17からのRLC-data-Sub-PDUを格納するように構成されている。
また、Ack待ちバッファ14は、格納しているRLC-data-PDU又はRLC-data-Sub-PDUについて再送が必要であるか否かについて判断し、再送が必要であると判断したRLC-data-PDU又はRLC-data-Sub-PDUを再送バッファ15に送信するように構成されている。
ここで、例えば、Ack待ちバッファ14は、受信側装置のRLCサブレイヤからのSTATUS-PDU(NACK)及びMACサブレイヤからのNACKを受信した場合等に、格納しているRLC-data-PDU又はRLC-data-Sub-PDUについて再送する必要があると判断する。
再送バッファ15は、Ack待ちバッファ14からのRLC-data-PDUやRLC-data-Sub-PDUを格納するように構成されている。
RLC-PDU送信部16は、MACサブレイヤからデータ送信機会が通知された場合、分割統合処理部13から送信されたRLC-data-PDU、及び、再送バッファ15に格納されているRLC-data-PDUを、MACサブレイヤに送信するように構成されている。
ここで、RLC-PDU送信部16は、送信すべきRLC-data-PDUに対して、RLC-control-PDUバッファ20に格納されているRLC-control-PDU(STATUS-PDU等)を付与することによって、RLC-data-PDU-piggybacked-control-PDUを生成して送信するように構成されていてもよい。
再分割処理部17は、無線リンクの通信状態に応じて、具体的には、MACサブレイヤから併せて通知された許容送信データ量(RLC-PDUのサイズ)に応じて、再送バッファ15に格納されている1つのRLC-data-PDU又はRLC-data-Sub-PDUを分割して、複数のRLC-data-Sub-PDUを生成するように構成されている、すなわち、再送バッファ15に格納されているRLC-data-PDU又はRLC-data-Sub-PDUに対して再分割処理を行うように構成されている。
図3の例では、再分割処理部17は、1回目の再送時には、RLC-data-PDU(SN=X)を、3つのRLC-data-Sub-PDU#A乃至#Cに分割し、2回目の再送時には、3つのRLC-data-Sub-PDU#A乃至#Cを、それぞれ3つのRLC-data-Sub-PDU#A1乃至#A3、#B1乃至#B3、#C1乃至#C3に分割している。
RLC-PDU送信部18は、MACサブレイヤからデータ送信機会が通知された場合、再分割処理部17により再分割処理が施されたRLC-data-Sub-PDUを、MACサブレイヤに送信するように構成されている。
ここで、RLC-PDU送信部18は、送信すべきRLC-data-Sub-PDUに対して、RLC-control-PDUバッファ20に格納されているRLC-control-PDU(STATUS-PDU等)を付与することによって、RLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDUを生成して送信するように構成されていてもよい。
ここで、図4及び図5に、本実施形態に係る移動通信システムで用いられるRLC-data-PDU-piggybacked-control-PDUのフォーマット例を示し、図6及び図7に、本実施形態に係る移動通信システムで用いられるRLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDUのフォーマット例を示す。
本実施形態では、RLC-data-PDU、RLC-data-Sub-PDU、RLC-data-PDU-piggybacked-control-PDU及びRLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDUを、ユーザデータ(RLC-SDU)を含む第1パケットとし、RLC-control-PDU(例えば、STATUS-PDU)を、制御データを含む第2パケットと定義する。
なお、図4乃至図7に示すように、RLC-data-PDU-piggybacked-control-PDU及びRLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDUは、ペイロード部分に、STATUS-PDU(第2パケット)を含むように構成されている。
なお、RLC-data-PDU、RLC-data-Sub-PDU、RLC-data-PDU-piggybacked-control-PDU及びRLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDUのペイロード部分に対して、パディング処理が施されないように構成されている。
図4及び図5に示すように、RLC-data-PDU-piggybacked-control-PDUのヘッダ部分は、「Type」フィールドと、「Poll」フィールドと、「Align」フィールドと、「Ext」フィールドと、「SN」フィールドと、「LI」フィールドとを有する。
また、図4に示すRLC-data-PDU-piggybacked-control-PDUのペイロード部分には、STATUS-PDU(ACK)が挿入されており、図5に示すRLC-data-PDU-piggybacked-control-PDUのペイロード部分には、STATUS-PDU(NACK)が挿入されている。
なお、本実施形態では、STATUS-PDUは、RLC-data-PDU-piggybacked-control-PDUのペイロード部分の後半部分(RLC-SDUの後)に挿入されている例について記載されているが、RLC-data-PDU-piggybacked-control-PDUのペイロード部分の前半部分(RLC-SDUの前)に挿入されていてもよい。
また、図6及び図7に示すように、RLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDUのヘッダ部分は、「Type」フィールドと、「Poll」フィールドと、「LSF(Last Segment Flag)」フィールドと、「SN」フィールドと、「SO(Segment Offset)」フィールドとを有する。
また、図6に示すRLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDUのペイロード部分には、STATUS-PDU(ACK)が挿入されており、図7に示すRLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDUのペイロード部分には、STATUS-PDU(NACK)が挿入されている。
なお、本実施形態では、STATUS-PDUは、RLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDUのペイロード部分の後半部分(RLC-PDUの後)に挿入されている例について記載されているが、RLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDUのペイロード部分の前半部分(RLC-PDUの前)に挿入されていてもよい。
「Type」フィールドは、RLC-PDUの種別を示すフィールドである。また、「Type」フィールドは、第1パケットのペイロード部分に、第2パケット(例えば、STATUS-PDU)を含んでいるか否かについて示す第1フィールドである。
例えば、図8(a)に示すように、「Type」フィールドにおいて、値「000」が設定されている場合、当該RLC-PDUの種別が「RLC-control-PDU」であることを示し、値「001」が設定されている場合、当該RLC-PDUの種別が「RLC-data-PDU」であることを示し、値「010」が設定されている場合、当該RLC-PDUの種別が「RLC-data-Sub-PDU」であることを示し、値「011」が設定されている場合、当該RLC-PDUの種別が「RLC-data-PDU-piggybacked-control-PDU」であることを示し、値「100」が設定されている場合、当該RLC-PDUの種別が「RLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDU」であることを示すように構成されていてもよい。
また、図8(b)に示すように、「Type」フィールドでは、値「00」が設定されている場合、当該RLC-PDUの種別が「RLC-control-PDU」であることを示し、値「01」が設定されている場合、当該RLC-PDUの種別が「RLC-data-PDU」であることを示し、値「10」が設定されている場合、当該RLC-PDUの種別が「RLC-data-Sub-PDU」であることを示し、「付加フラグ」によって、第1パケットのペイロード部分に第2パケットが付加されているか否かについて示すように構成されていてもよい。
図8(b)の例では、「Type」フィールドに「01」が設定されており、「付加フラグ」に「1」が設定されている場合、当該RLC-PDUの種別が「RLC-data-PDU-piggybacked-control-PDU」であることを示す。
「Poll」フィールドは、受信側装置のRLCサブレイヤに対して、STATUS-PDUの送信を促しているか否かについて示すフィールドである。
「Align」フィールドは、RLC-data-PDUの先頭バイトがRLC-SDUの先頭バイトであるか否かについて、及び、RLC-data-PDUの最終バイトがRLC-SDUの最終バイトであるか否かについて示すフィールドである。
「Ext」フィールドは、当該RLC-data-PDUのヘッダ部分に拡張ヘッダが後続するか否かについて示すフィールドである。
「SN」フィールドは、RLC-data-PDUに含まれている場合、当該RLC-data-PDUのシーケンス番号を示し、RLC-data-Sub-PDUに含まれている場合、当該RLC-data-Sub-PDUが関連するRLC-data-PDUのシーケンス番号を示すフィールドである。
「LI」フィールドは、当該RLC-data-PDU内のペイロード部分において、RLC-SDUの最終バイトの位置(終点)を示すフィールドである。
「LSF」フィールドは、当該RLC-data-Sub-PDUが関連するRLC-data-PDUにおける最後のRLC-data-Sub-PDUであるか否かについて示すフィールドである。
「SO」フィールドは、ペイロード部分における当該RLC-data-Sub-PDUの先頭バイトが、当該RLC-data-Sub-PDUが関連するRLC-data-PDUの何番目のバイトであるかについて示すフィールドである。
図4及び図6を参照して、本実施形態に係る移動通信システムで用いられるSTATUS-PDU(ACK)について説明し、図5及び図7を参照して、本実施形態に係る移動通信システムで用いられるSTATUS-PDU(NACK)について説明する。
図4及び図6に示すように、STATUS-PDU(ACK)は、「Control PDU Type」フィールドと、「Comulative ACK SN」フィールドを有する。
図5及び図7に示すように、STATUS-PDU(NACK)は、「Control PDU Type」フィールドと、「Selective NACK SN」フィールドと、「Selective NACK First Octet」フィールドと、「Selective NACK Last Octet」フィールドとを有する。
ここで、STATUS-PDU(NACK)は、複数組の「Selective NACK SN」フィールドと「Selective NACK First Octet」フィールドと「Selective NACK Last Octet」フィールドとを有してもよい。
すなわち、STATUS-PDU(ACK)及びSTATUS-PDU(NACK)のいずれにも、「Length」フィールドは含まれていない。
「Control PDU Type」フィールドは、RLC-control-PDUの種別(STATUS-PDU(ACK)やSTATUS-PDU(NACK)等)について示すフィールドである。
「Comulative ACK SN」フィールドは、受信側装置のRLCサブレイヤにおける受信側ウィンドウの下限値(次に受信することを期待するRLC-data-PDUのシーケンス番号)を示すフィールドである。
「Selective NACK SN」フィールドは、受信側装置のRLCサブレイヤの受信側ウィンドウ内でRLC再送が必要であると判断したRLC-data-PDUのシーケンス番号を示すフィールドである。
「Selective NACK First Octet」フィールドは、「Selective NACK SN」フィールドにより指定されたRLC-data-PDUの中で、何番目のバイト(オクテット)から再送が必要であるかについて示すフィールドである。
「Selective NACK Last Octet」フィールドは、「Selective NACK SN」フィールドにより指定されたRLC-data-PDUの中で、何番目のバイト(オクテット)まで再送が必要であるかについて示すフィールドである。
RLC-control-PDU生成部19は、順序補正バッファ32からの通知に応じて、STATUS-PDU(ACK/NACK)を生成するように構成されている。
RLC-control-PDUバッファ20は、RLC-control-PDU生成部19によって生成されたRLC-control-PDUを移納するように構成されている。
多重解除部31は、MACサブレイヤから受信したRLC-PDU(RLC-data-PDU-piggybacked-control-PDU又はRLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDU)の中から、STATUS-PDUを抽出してACK待ちバッファ14に転送し、RLC-data-PDU及びRLC-data-Sub-PDUを抽出して順序補正バッファ32に転送するように構成されている。
従来の移動通信システムの場合のように、「LI」フィールドに、ペイロード部分内にSTATU-PDUが含まれていることを示す特別値を設定しないで、かつ、STATUS-PDU内に、「Length」フィールド自体を設けない場合であっても、多重解除部31は、RLC-SDUとSTATUS-PDUとの間の境界を特定することできる。
ここで、RLC-PDUのサイズは、可変長であり、MACサブレイヤによって通知されるように構成されており、また、RLC-PDUのペイロード部分には、パディング情報が含まれないように構成されているため、上述のような「LI」フィールドの設定によって、多重解除部31は、RLC-SDUとSTATUS-PDUとの間の境界を特定することできる。
順序補正バッファ32は、格納しているRLC-data-PDUに対して順序補正処理を行うように構成されている。
具体的には、順序補正バッファ32は、シーケンス番号順に格納されているRLC-data-PDU(in-sequence)を再構築バッファ33に格納するように構成されている。
一方、順序補正バッファ32は、シーケンス番号順に格納されていないRLC-data-PDU(out-of-sequence)については、順序補正タイマを用いたRLC-data-PDU検出処理を行い、未受信のRLC-data-PDUが検出された場合、その旨をRLC-control-PDU生成部19に通知するように構成されている。
順序補正バッファ32は、格納しているRLC-data-Sub-PDUからRLC-data-PDUを構築することができる場合は、かかるRLC-data-PDUを構築するように構成されている。
RLC-SDU再構築部34は、再構築バッファ33に格納されているRLC-data-PDUからRLC-SDUを構築することができる場合は、かかるRLC-SDUを構築して、シーケンス番号順に上位レイヤに送信するように構成されている。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの作用・効果)
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、受信側装置のRLCサブレイヤは、「Type」フィールドのみに基づいて、RLC-data-PDU又はRLC-data-Sub-PDUに、STATUS-PDUが付加されているかを判別し、ペイロード部分内におけるRLC-SDUの終点のみを示す「LI」フィールド等に基づいて、RLC-SDUとSTATUS-PDUとの境界を特定することができるため、RLC-PDUの解析時間を短縮することができる。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの無線アクセスネットワークにおけるプロトコルレイヤ構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局及び無線基地局におけるRLCサブレイヤの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局及び無線基地局におけるRLCサブレイヤにおいて行われる再分割処理について説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局及び無線基地局におけるRLCサブレイヤによって生成されるRLC-data-PDU-piggybacked-control-PDUのフォーマットの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局及び無線基地局におけるRLCサブレイヤによって生成されるRLC-data-PDU-piggybacked-control-PDUのフォーマットの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局及び無線基地局におけるRLCサブレイヤによって生成されるRLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDUのフォーマットの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局及び無線基地局におけるRLCサブレイヤによって生成されるRLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDUのフォーマットの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局及び無線基地局におけるRLCサブレイヤによって生成されるRLC-data-PDU-piggybacked-control-PDUのフォーマット又はAMD-Sub-PDU-piggybacked-control-PDUのフォーマットの「TYPE」フィールドの一例を示す図である。 従来の係る移動局及び無線基地局におけるRLCサブレイヤによって生成されるPiggybacked-STATUS-PDUのフォーマットの一例を示す図である。
符号の説明
11…RLC-SDUバッファ
12…新規送信バッファ
13…分割統合処理部
14…ACK待ちバッファ
15…再送バッファ
16、18…RLC-PDU送信部
17…再分割処理部
19…RLC-control-PDU生成部
20…RLC-control-PDUバッファ
31…多重解除部
32…順序補正バッファ
33…再構築バッファ
34…RLC-SDU再構築部

Claims (6)

  1. 移動局と無線基地局との間で、ユーザデータを含む第1パケット及び制御データを含む第2パケットを送受信するように構成されているパケット通信システムであって、
    前記第1パケットのペイロード部分に対して、パディング処理が施されないように構成されており、
    前記第1パケットのペイロード部分は、前記第2パケットを含むことができるように構成されており、
    前記第1パケットのヘッダ部分は、該第1パケットのペイロード部分に前記第2パケットを含んでいるか否かについて示す第1フィールドと、該第1パケット内における前記ユーザデータの終点を特定する第2フィールドを有するように構成されていることを特徴とするパケット通信システム。
  2. 前記第1フィールドは、前記パケットの種別を示すフィールドであることを特徴とする請求項1に記載のパケット通信システム。
  3. 無線基地局との間で、ユーザデータを含む第1パケット及び制御データを含む第2パケットを送受信するように構成されている移動局であって、
    前記第1パケットのペイロード部分に対して、パディング処理が施されないように構成されており、
    前記第1パケットのペイロード部分は、前記第2パケットを含むことができるように構成されており、
    前記第1パケットのヘッダ部分は、該第1パケットのペイロード部分に前記第2パケットを含んでいるか否かについて示す第1フィールドと、該第1パケット内における前記ユーザデータの終点を特定する第2フィールドを有するように構成されていることを特徴とする移動局。
  4. 前記第1フィールドは、前記パケットの種別を示すフィールドであることを特徴とする請求項3に記載の移動局。
  5. 移動局との間で、ユーザデータを含む第1パケット及び制御データを含む第2パケットを送受信するように構成されている無線基地局であって、
    前記第1パケットのペイロード部分に対して、パディング処理が施されないように構成されており、
    前記第1パケットのペイロード部分は、前記第2パケットを含むことができるように構成されており、
    前記第1パケットのヘッダ部分は、該第1パケットのペイロード部分に前記第2パケットを含んでいるか否かについて示す第1フィールドと、該第1パケット内における前記ユーザデータの終点を特定する第2フィールドを有するように構成されていることを特徴とする無線基地局。
  6. 前記第1フィールドは、前記パケットの種別を示すフィールドであることを特徴とする請求項5に記載の無線基地局。
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