JP2008256816A - 光ビームポインタ - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を複雑にすることなく、投影されるポインタ指示位置のブレを軽減する光ビームポインタを提供する。
【解決手段】発光素子からの光に基づいて光ビームを出射する光ビームポインタ1は、手ブレ量を検出するセンサを備える。発光素子を備える。手ブレ量に基づいて、発光素子の点灯、消灯を制御する制御部を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、光ビームポインタに関し、手ブレに対応した点灯制御を行う装置に関する。
従来、光ビームポインタにおいて、手ブレに対応してポインタ指示位置を補正する装置が提案されている。
特許文献1は、手ブレ量を検出し、これに基づいて出射光の光軸を補正して投影されるポインタ指示位置のブレを軽減する装置を開示する。
特開平09−281436号公報
しかし、特許文献1の装置では、光軸を補正する駆動手段が必要となり、装置が複雑となる。
したがって本発明の目的は、装置を複雑にすることなく、投影されるポインタ指示位置のブレを軽減する光ビームポインタを提供することである。
本発明に係る発光素子からの光に基づいて光ビームを出射する光ビームポインタは、手ブレ量を検出するセンサと、発光素子と、手ブレ量に基づいて、発光素子の点灯、消灯を制御する制御部とを備える。
好ましくは、センサは、加速度センサであり、手ブレ量は、光ビームポインタの加速度であり、制御部は、加速度の絶対値が第1閾値を越えていない場合に、発光素子を点灯させる。
さらに好ましくは、発光素子から出射された光を集光する集光レンズをさらに備え、センサは、集光レンズを介して出射された光の光軸に垂直な第1、第2方向の第1、第2加速度を検出する第1、第2センサを有し、制御部は、第1加速度の絶対値、第2加速度の絶対値、及び第1加速度の絶対値と第2加速度の絶対値の和のいずれもが第1閾値を越えていない場合に、発光素子を点灯させる。
さらに好ましくは、センサは、光軸に平行な第3方向の第3加速度を検出する第3センサを有し、制御部は、第1加速度の絶対値、第2加速度の絶対値、第3加速度の絶対値、及び第1加速度の絶対値と第2加速度の絶対値と第3加速度の絶対値の和のいずれもが第1閾値を越えていない場合に、発光素子を点灯させる。
また、好ましくは、制御部は、加速度センサからの出力信号を増幅する増幅部と、増幅部からの信号の絶対値が第1閾値を越えていない場合にオン信号を出力するインバータと、インバータからのオン信号に基づいて発光素子の点灯駆動を行う駆動部とを有する。
また、好ましくは、制御部は、加速度センサからの出力信号を増幅する増幅部と、増幅部からの信号の絶対値が反転入力端子に入力され第1閾値に対応する第1基準電位が非反転入力端子に入力されて絶対値が前記第1基準電位を越えていない場合にオン信号を出力する比較器と、比較器からのオン信号に基づいて発光素子の点灯駆動を行う駆動部とを有する。
また、好ましくは、制御部は、加速度の絶対値が第1閾値よりも大きい第2閾値を越えた場合に、発光素子を点灯させる。
さらに好ましくは、発光素子から出射された光を集光する集光レンズをさらに備え、センサは、集光レンズを介して出射された光の光軸に垂直な第1、第2方向の第1、第2加速度を検出する第1、第2センサを有し、制御部は、第1加速度の絶対値、第2加速度の絶対値、及び第1加速度の絶対値と第2加速度の絶対値の和のうちいずれか1つが第2閾値を越えた場合に、発光素子を点灯させる。
さらに好ましくは、センサは、光軸に平行な第3方向の第3加速度を検出する第3センサを有し、制御部は、第1加速度の絶対値、第2加速度の絶対値、第3加速度の絶対値、及び第1加速度の絶対値と第2加速度の絶対値と第3加速度の絶対値の和のうちいずれか1つが第2閾値を越えた場合に、発光素子を点灯させる。
以上のように本発明によれば、装置を複雑にすることなく、投影されるポインタ指示位置のブレを軽減する光ビームポインタを提供することができる。
以下、第1実施形態について、図を用いて説明する。第1実施形態における光ビームポインタ1は、センサ10、信号増幅部20、絶対値回路30、インバータ40、発光素子駆動回路50、レーザー(LASER:Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation)やLED(Light Emitting Diode)などの発光素子60、及び集光レンズ70を有する(図1参照)。なお、方向を説明するために、光ビームポインタ1において集光レンズ70から出射された光の光軸LXと直交する水平方向が第1方向x、光軸LX及び第1方向xと直交する方向が第2方向y、光軸LXと平行な方向が第3方向zであるとして説明する。
センサ10は、第1方向xの加速度を検出するセンサで、圧電素子などの加速度センサが用いられる。センサ10で検出された加速度に関する信号は、信号増幅部20で増幅され、絶対値回路(全波整流回路)30で、増幅信号の絶対値が算出される。インバータ40は、絶対値回路30からの入力信号レベルが第1閾値を越えた場合にはLow信号を出力し、第1閾値を越えない場合にはHigh信号を出力する。第1閾値は、インバータ40の駆動電圧(例えば3V)に対応する。
なお、センサ10は、第2方向yに平行な軸周りのピッチングの角速度を検出する角速度センサと、角速度センサから出力される信号を一階微分して角加速度を算出する微分回路とから構成されてもよい。
また、センサ10と、信号増幅部20との間にハイパスフィルタ回路を設けてもよい。この場合、センサ10からの出力信号の低周波成分が除去されて、ノイズ成分が取り除かれる。
発光素子駆動回路50は、インバータ40から出力されたHigh信号に対応して、発光素子60を駆動する信号を出力し、発光素子60は駆動信号に基づいて発光する。発光された光は、集光レンズ70で集光されて、光ビームとして出射される。出射された光ビームは、スクリーンなどの投影画面100上に点として投影される(図では黒丸で表示)。
インバータ40からLow信号が出力される場合には、発光素子駆動回路50は、発光素子60を駆動する信号を出力しないため、発光素子60は発光しない。インバータ40からLow信号が出力されるのは、光ビームポインタ1の第1方向xの加速度の絶対値が大きい時、すなわち、光ビームポインタ1が第1方向xに動く方向が反転する時である。
光ビームポインタ1は、使用者の手などで保持されるが、手ブレにより、一定の保持状態を維持できず、光ビームポインタ1によって投影画面100上に投影された点の位置(ポインタ指示位置)がぶれることが考えられる(図2参照)。図2は、ポインタ指示位置が、第1方向xに変化する状態を示す。
第1実施形態では、光ビームポインタ1を保持する手の手ブレ状態を、センサ(加速度センサ)10によって加速度を使って特定し、手ブレ量の大きい場合、すなわち第1方向xの加速度の絶対値が大きい場合に、光ビームポインタ1を消灯させる。第1方向xの加速度に基づいて点灯/消灯制御を行うことより、光ビームポインタ1により出射される光の第1方向xの領域を狭めることが可能になり(図3、図4参照)、光ビームポインタ1によって投影されるポインタ指示位置の第1方向xのブレを軽減することが可能になる。図3の点線の丸記号は、第1実施形態におけるセンサを使った判別で消灯せしめられた(従来は点灯されていた)ポインタ指示位置を示す。
光ビームポインタ1により出射される光の第1方向xの領域の幅は、信号増幅部20における増幅率によって調整される。具体的には、増幅率を上げると絶対値回路30からインバータ40への入力信号レベルの幅が大きくなるため、第1閾値を越える場合が多くなり、消灯させる期間が増え、これにより出射される光の第1方向xの領域の幅は狭くなる。逆に、増幅率を下げると、出射される光の第1方向xの領域の幅は広くなる。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、消灯下限側比較器41が用いられる点で、インバータ40が用いられる第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
第2実施形態における光ビームポインタ1は、センサ10、信号増幅部20、絶対値回路30、消灯下限側比較器41、発光素子駆動回路50、発光素子60、及び集光レンズ70を有する(図5参照)。
センサ10で検出された加速度に関する信号は、信号増幅部20で増幅され、絶対値回路(全波整流回路)30で、増幅信号の絶対値が算出され、消灯下限側比較器41の反転入力端子に出力される。消灯下限側比較器41の非反転入力端子には、第1基準電位Vref1が印加される。消灯下限側比較器41は、反転入力端子に入力された加速度の絶対値に関する信号レベルと、第2実施形態における第1閾値に対応する第1基準電位Vref1とを比較し、第1基準電位Vref1以下の場合にオン信号を出力端子から発光素子駆動回路50へ出力する。第1基準電位Vref1より大きい場合には、オフ信号を出力端子から発光素子駆動回路50へ出力する。
なお、センサ10と、信号増幅部20との間にハイパスフィルタ回路を設けてもよい。この場合、センサ10からの出力信号の低周波成分が除去されて、ノイズ成分が取り除かれる。
発光素子駆動回路50は、消灯下限側比較器41から出力されたオン信号に対応して、発光素子60を駆動する信号を出力し、発光素子60は駆動信号に基づいて発光する。発光された光は、集光レンズ70で集光されて、光ビームとして出射される。出射された光ビームは、スクリーンなどの投影画面100上に点として投影される(図では黒丸で表示)。
消灯下限側比較器41からオフ信号が出力される場合には、発光素子駆動回路50は、発光素子60を駆動する信号を出力しないため、発光素子60は発光しない。消灯下限側比較器41からオフ信号が出力されるのは、光ビームポインタ1の第1方向xの加速度の絶対値が大きい時、すなわち、光ビームポインタ1が第1方向xに動く方向が反転する時である。
光ビームポインタ1により出射される光の第1方向xの領域の幅は、消灯下限側比較器41の非反転入力端子に印加される第1基準電位Vref1の値を変化させることによって調整される。具体的には、第1基準電位Vref1を低くすると、絶対値回路30から消灯下限側比較器41への入力信号が、第1基準電位Vref1を越える場合が多くなり、消灯させる期間が増え、これにより出射される光の第1方向xの領域の幅は狭くなる。逆に、第1基準電位Vref1を高くすると、出射される光の第1方向xの領域の幅は広くなる。この場合、光ビームポインタ1の筐体にスライドスイッチなど操作状態に対応して第1基準電位Vref1の値を調整できる操作スイッチが設けられる。但し、第1実施形態と同様に信号増幅部20における増幅率によって調整されてもよい。
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、消灯下限側比較器41、消灯上限側比較器42が用いられる点で、消灯下限側比較器41だけが用いられる第2実施形態と異なる。以下、第2実施形態と異なる点を中心に説明する。
第3実施形態における光ビームポインタ1は、センサ10、信号増幅部20、絶対値回路30、消灯下限側比較器41、消灯上限側比較器42、OR回路43、発光素子駆動回路50、発光素子60、及び集光レンズ70を有する(図5参照)。
センサ10で検出された加速度に関する信号は、信号増幅部20で増幅され、絶対値回路(全波整流回路)30で、増幅信号の絶対値が算出され、消灯下限側比較器41の反転入力端子、及び消灯上限側比較器42の非反転入力端子に出力される。消灯下限側比較器41の非反転入力端子には、第1基準電位Vref1が印加される。消灯上限側比較器42の反転入力端子には、第2基準電圧Vref2(≫第1基準電圧Vref1)が印加される。
消灯下限側比較器41は、反転入力端子に入力された加速度の絶対値に関する信号レベルと、第3実施形態における第1閾値に対応する第1基準電位Vref1とを比較し、第1基準電位Vref1以下の場合にオン信号を出力端子から発光素子駆動回路50へ出力する。第1基準電位Vref1より大きい場合には、オフ信号を出力端子から発光素子駆動回路50へ出力する。
消灯上限側比較器42は、非反転入力端子に入力された加速度の絶対値に関する信号レベルと、第3実施形態における第2閾値に対応する第2基準電位Vref2とを比較し、第2基準電位Vref2以上の場合にオン信号を出力端子から発光素子駆動回路50へ出力する。第2基準電位Vref2より小さい場合には、オフ信号を出力端子から発光素子駆動回路50へ出力する。
なお、センサ10と、信号増幅部20との間にハイパスフィルタ回路を設けてもよい。この場合、センサ10からの出力信号の低周波成分が除去されて、ノイズ成分が取り除かれる。
OR回路43は、消灯下限側比較器41、消灯上限側比較器42のいずれかからオン信号が出力された場合に、発光素子駆動回路50にオン信号を出力する。その他の場合にはオフ信号を出力する。
発光素子駆動回路50は、OR回路43から出力されたオン信号に対応して、発光素子60を駆動する信号を出力し、発光素子60は駆動信号に基づいて発光する。発光された光は、集光レンズ70で集光されて、光ビームとして出射される。出射された光ビームは、スクリーンなどの投影画面100上に点として投影される(図では黒丸で表示)。
OR回路43からオフ信号が出力される場合には、発光素子駆動回路50は、発光素子60を駆動する信号を出力しないため、発光素子60は発光しない。OR回路43からオフ信号が出力されるのは、光ビームポインタ1の第1方向xの加速度の絶対値が一定範囲にある時である。そのため、光ビームポインタ1が小さな動き(手ブレ状態)の中で第1方向xに動く方向が反転する時には消灯され(図3参照)、光ビームポインタ1がポインタ指示位置を大きく変えるように動かされる場合には消灯されない(図7参照)。
光ビームポインタ1が小さな動きの中で、光ビームポインタ1により出射される光の第1方向xの領域の幅は、消灯下限側比較器41の非反転入力端子に印加される第1基準電位Vref1の値を変化させることによって調整される。具体的には、第1基準電位Vref1を低くすると、絶対値回路30から消灯下限側比較器41への入力信号が、第1基準電位Vref1を越える場合が多くなり、消灯させる期間が増え、これにより出射される光の第1方向xの領域の幅は狭くなる。逆に、第1基準電位Vref1を高くすると、出射される光の第1方向xの領域の幅は広くなる。この場合、光ビームポインタ1の筐体にスライドスイッチなど操作状態に対応して第1基準電位Vref1の値を調整できる操作スイッチが設けられる。
光ビームポインタ1の大きな動きと小さな動きの判断(ポインタの移動と手ブレの区別)は、消灯上限側比較器42の反転入力端子に印加される第2基準電位Vref2の値を変化させることによって調整される。具体的には、第2基準電位Vref2を低くすると、絶対値回路30から消灯上限側比較器42への入力信号が、第2基準電位Vref2を越える場合が多くなり、比較的小さな動きでも、手ブレではなくポインタの移動と判断され、点灯されやすくなる。逆に、第2基準電位Vref2を高くすると、絶対値回路30から消灯上限側比較器42への入力信号が、第2基準電位Vref2を越える場合が少なくなり、比較的大きな動きでないと、手ブレであると判断され、消灯されやすくなる。この場合、光ビームポインタ1の筐体にスライドスイッチなど操作状態に対応して第2基準電位Vref2の値を調整できる操作スイッチが設けられる。第2基準電位Vref2をゼロにすると、消灯上限側比較器42からは常にオン信号が出力されるため、常に点灯状態にされる。
第3実施形態では、小さな動き(手ブレ状態)の中での、点灯/消灯制御に加えて、光ビームポインタ1がポインタ指示位置を変えるために移動せしめられる場合などの大きな動きを伴う場合には消灯させずに点灯させる制御が行われる。これにより、光ビームポインタ1によって投影されるポインタ指示位置の第1方向xのブレを軽減する点灯/消灯制御に加え、小さな動きと大きな動きを区別して、使用者の意図に沿った点灯/消灯制御が可能になる。
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態では、第1方向x、第2方向y、及び第3方向zの加速度に基づいて点灯/消灯制御を行う点で、第1方向xの加速度に基づいて点灯/消灯制御を行う第3実施形態と異なる。以下、第3実施形態と異なる点を中心に説明する。
第4実施形態における光ビームポインタ1は、センサ10、第1信号増幅部20x、第2信号増幅部20y、第3信号増幅部20z、第1絶対値回路30x、第2絶対値回路30y、第3絶対値回路30z、加算回路39、第1比較器41x、第2比較器42x、第3比較器41y、第4比較器42y、第5比較器41z、第6比較器42z、第7比較器41xyz、第8比較器42xyz、第1OR回路43x、第2OR回路43y、第3OR回路43z、第4OR回路43xyz、第5OR回路44、発光素子駆動回路50、発光素子60、及び集光レンズ70を有する(図8参照)。
センサ10は、第1方向x、第2方向y、第3方向zの加速度を検出するセンサで、圧電素子などの加速度センサが用いられる。
センサ10で検出された第1方向xの加速度に関する信号は、第1信号増幅部20xで増幅され、第1絶対値回路(全波整流回路)30xで、増幅信号の絶対値が算出され、第1比較器41xの反転入力端子、第2比較器42xの非反転入力端子、及び加算回路39に出力される。第1比較器41xの非反転入力端子には、第1基準電位Vref1が印加される。第2比較器42xの反転入力端子には、第2基準電圧Vref2(≫第1基準電圧Vref1)が印加される。
センサ10で検出された第2方向yの加速度に関する信号は、第2信号増幅部20yで増幅され、第2絶対値回路(全波整流回路)30yで、増幅信号の絶対値が算出され、第3比較器41yの反転入力端子、第4比較器42yの非反転入力端子、及び加算回路39に出力される。第3比較器41yの非反転入力端子には、第1基準電位Vref1が印加される。第4比較器42yの反転入力端子には、第2基準電圧Vref2(≫第1基準電圧Vref1)が印加される。
センサ10で検出された第3方向zの加速度に関する信号は、第3信号増幅部20zで増幅され、第3絶対値回路(全波整流回路)30zで、増幅信号の絶対値が算出され、第5比較器41zの反転入力端子、第6比較器42zの非反転入力端子、及び加算回路39に出力される。第5比較器41zの非反転入力端子には、第1基準電位Vref1が印加される。第6比較器42zの反転入力端子には、第2基準電圧Vref2(≫第1基準電圧Vref1)が印加される。
第1絶対値回路30xから出力された第1方向xの加速度の絶対値に関する信号、第2絶対値回路30yから出力された第2方向yの加速度の絶対値に関する信号、及び第3絶対値回路30zから出力された第3方向zの加速度の絶対値に関する信号は、加算回路39で合算され、第7比較器41xyzの反転入力端子、及び第8比較器42xyzの非反転入力端子に出力される。第7比較器41xyzの非反転入力端子には、第1基準電位Vref1が印加される。第8比較器42xyzの反転入力端子には、第2基準電圧Vref2(≫第1基準電圧Vref1)が印加される。
第1比較器41xは、反転入力端子に入力された第1方向xの加速度の絶対値に関する信号レベルと、第4実施形態における第1閾値に対応する第1基準電位Vref1とを比較し、第1基準電位Vref1以下の場合にオン信号を出力端子から第1OR回路43xへ出力する。第1基準電位Vref1より大きい場合には、オフ信号を出力端子から第1OR回路43xへ出力する。
第2比較器42xは、非反転入力端子に入力された第1方向xの加速度の絶対値に関する信号レベルと、第4実施形態における第2閾値に対応する第2基準電位Vref2とを比較し、第2基準電位Vref2以上の場合にオン信号を出力端子から第1OR回路43xへ出力する。第2基準電位Vref2より小さい場合には、オフ信号を出力端子から第1OR回路43xへ出力する。
なお、センサ10と、第1信号増幅部20xとの間にハイパスフィルタ回路を設けてもよい。この場合、センサ10からの出力信号の低周波成分が除去されて、ノイズ成分が取り除かれる。
第1OR回路43xは、第1比較器41x、第2比較器42xのいずれかからオン信号が出力された場合に、第5OR回路44にオン信号を出力する。その他の場合にはオフ信号を出力する。
第3比較器41yは、反転入力端子に入力された第2方向yの加速度の絶対値に関する信号レベルと、第4実施形態における第1閾値に対応する第1基準電位Vref1とを比較し、第1基準電位Vref1以下の場合にオン信号を出力端子から第2OR回路43yへ出力する。第1基準電位Vref1より大きい場合には、オフ信号を出力端子から第2OR回路43yへ出力する。
第4比較器42yは、非反転入力端子に入力された第2方向yの加速度の絶対値に関する信号レベルと、第4実施形態における第2閾値に対応する第2基準電位Vref2とを比較し、第2基準電位Vref2以上の場合にオン信号を出力端子から第2OR回路43yへ出力する。第2基準電位Vref2より小さい場合には、オフ信号を出力端子から第2OR回路43yへ出力する。
なお、センサ10と、第2信号増幅部20yとの間にハイパスフィルタ回路を設けてもよい。この場合、センサ10からの出力信号の低周波成分が除去されて、ノイズ成分が取り除かれる。
第2OR回路43yは、第3比較器41y、第4比較器42yのいずれかからオン信号が出力された場合に、第5OR回路44にオン信号を出力する。その他の場合にはオフ信号を出力する。
第5比較器41zは、反転入力端子に入力された第3方向zの加速度の絶対値に関する信号レベルと、第4実施形態における第1閾値に対応する第1基準電位Vref1とを比較し、第1基準電位Vref1以下の場合にオン信号を出力端子から第3OR回路43zへ出力する。第1基準電位Vref1より大きい場合には、オフ信号を出力端子から第3OR回路43zへ出力する。
第6比較器42zは、非反転入力端子に入力された第3方向zの加速度の絶対値に関する信号レベルと、第4実施形態における第2閾値に対応する第2基準電位Vref2とを比較し、第2基準電位Vref2以上の場合にオン信号を出力端子から第3OR回路43zへ出力する。第2基準電位Vref2より小さい場合には、オフ信号を出力端子から第3OR回路43zへ出力する。
なお、センサ10と、第3信号増幅部20zとの間にハイパスフィルタ回路を設けてもよい。この場合、センサ10からの出力信号の低周波成分が除去されて、ノイズ成分が取り除かれる。
第3OR回路43zは、第5比較器41z、第6比較器42zのいずれかからオン信号が出力された場合に、第5OR回路44にオン信号を出力する。その他の場合にはオフ信号を出力する。
第7比較器41xyzは、反転入力端子に入力された第1方向x、第2方向y、及び第3方向zの加速度の絶対値の加算値に関する信号レベルと、第4実施形態における第1閾値に対応する第1基準電位Vref1とを比較し、第1基準電位Vref1以下の場合にオン信号を出力端子から第4OR回路43xyzへ出力する。第1基準電位Vref1より大きい場合には、オフ信号を出力端子から第4OR回路43xyzへ出力する。
第8比較器42xyzは、非反転入力端子に入力された第1方向x、第2方向y、及び第3方向zの加速度の絶対値の加算値に関する信号レベルと、第4実施形態における第2閾値に対応する第2基準電位Vref2とを比較し、第2基準電位Vref2以上の場合にオン信号を出力端子から第4OR回路43xyzへ出力する。第2基準電位Vref2より小さい場合には、オフ信号を出力端子から第4OR回路43xyzへ出力する。
第4OR回路43xyzは、第7比較器41xyz、第8比較器42xyzのいずれかからオン信号が出力された場合に、第5OR回路44にオン信号を出力する。その他の場合にはオフ信号を出力する。
第5OR回路44は、第1OR回路43x、第2OR回路43y、第3OR回路43z、及び第4OR回路43xyzのいずれかからオン信号が出力された場合に、発光素子駆動回路50にオン信号を出力する。その他の場合にはオフ信号を出力する。
なお、第1OR回路43x、第2OR回路43y、第3OR回路43z、第4OR回路43xyz、及び第5OR回路44は、1つのOR回路で構成されてもよい。この場合は、第1比較器41x、第2比較器42x、第3比較器41y、第4比較器42y、第5比較器41z、第6比較器42z、第7比較器41xyz、第8比較器xyzの出力端子は、1つのOR回路の入力端子に接続され、いずれかの比較器からオン信号が出力された場合に、発光素子駆動回路50にオン信号が出力される。
発光素子駆動回路50は、第5OR回路44から出力されたオン信号に対応して、発光素子60を駆動する信号を出力し、発光素子60は駆動信号に基づいて発光する。発光された光は、集光レンズ70で集光されて、光ビームとして出射される。出射された光ビームは、スクリーンなどの投影画面100上に点として投影される(図では黒丸で表示)。
第5OR回路44からオフ信号が出力される場合には、発光素子駆動回路50は、発光素子60を駆動する信号を出力しないため、発光素子60は発光しない。第5OR回路44からオフ信号が出力されるのは、光ビームポインタ1の第1方向xの加速度の絶対値、第2方向yの加速度の絶対値、第3方向zの加速度の絶対値、及びこれらの加算値のいずれもが一定範囲にある時である。そのため、光ビームポインタ1が小さな動き(手ブレ状態)の中で動く方向が反転する時には消灯され(図3参照)、光ビームポインタ1がポインタ指示位置を大きく変えるように動かされる場合には消灯されない(図7参照)。
光ビームポインタ1が小さな動きの中で、光ビームポインタ1により出射される光の領域の幅(大きさ)は、第1比較器41x、第3比較器41y、第5比較器41z、及び第7比較器41xyzの非反転入力端子に印加される第1基準電位Vref1の値を変化させることによって調整される。
光ビームポインタ1の大きな動きと小さな動きの判断(ポインタの移動と手ブレの区別)は、第2比較器42x、第4比較器42y、第6比較器42z、第8比較器42xyzの反転入力端子に印加される第2基準電位Vref2の値を変化させることによって調整される。
第4実施形態では、第1方向xの動きだけでなく、他の方向の動きに基づいて、点灯/消灯制御を行うことが可能になる。特に、加算回路39によって、第1方向x、第2方向y、第3方向z以外の方向に動きがある場合についても点灯/消灯制御を行うことが可能になる。
第1実施形態における光ビームポインタの構成図である。 光ビームポインタによって投影画面上に投影された点の位置がぶれる状態を示す図である。 光ビームポインタにより出射される光の第1方向の領域を狭めた場合の、光ビームポインタによって投影画面上に投影された点の位置がぶれる状態を示す図である。 時間と第1方向の加速度の関係を示す図である。 第2実施形態における光ビームポインタの構成図である。 第3実施形態における光ビームポインタの構成図である。 光ビームポインタを第1方向に大きく移動させた状態を示す図である。 第4実施形態における光ビームポインタの構成図である。
符号の説明
1 光ビームポインタ
10 センサ
20 信号増幅部
20x、20y、20z 第1、第2、第3信号増幅部
30 絶対値回路
30x、30y、30z 第1、第2、第3絶対値回路
39 加算回路
40 インバータ
41 消灯下限側比較器
41x、41y、41z、41xyz 第1、第3、第5、第7比較器
42 消灯上限側比較器
42x、42y、42z、42xyz 第2、第4、第6、第8比較器
43 OR回路
43x、43y、43z、43xyz 第1、第2、第3、第4OR回路
44 OR回路
50 発光素子駆動回路
60 発光素子
70 集光レンズ
100 投影画面

Claims (9)

  1. 発光素子からの光に基づいて光ビームを出射する光ビームポインタであって、
    手ブレ量を検出するセンサと、
    前記手ブレ量に基づいて、前記発光素子の点灯、消灯を制御する制御部とを備えることを特徴とする光ビームポインタ。
  2. 前記センサは、加速度センサであり、
    前記手ブレ量は、前記光ビームポインタの加速度であり、
    前記制御部は、前記加速度の絶対値が第1閾値を越えていない場合に、前記発光素子を点灯させることを特徴とする請求項1に記載の光ビームポインタ。
  3. 前記発光素子から出射された光を集光する集光レンズをさらに備え、
    前記センサは、前記集光レンズを介して出射された光の光軸に垂直な第1、第2方向の第1、第2加速度を検出する第1、第2センサを有し、
    前記制御部は、前記第1加速度の絶対値、前記第2加速度の絶対値、及び前記第1加速度の絶対値と前記第2加速度の絶対値の和のいずれもが前記第1閾値を越えていない場合に、前記発光素子を点灯させることを特徴とする請求項2に記載の光ビームポインタ。
  4. 前記センサは、前記光軸に平行な第3方向の第3加速度を検出する第3センサを有し、
    前記制御部は、前記第1加速度の絶対値、前記第2加速度の絶対値、前記第3加速度の絶対値、及び前記第1加速度の絶対値と前記第2加速度の絶対値と前記第3加速度の絶対値の和のいずれもが前記第1閾値を越えていない場合に、前記発光素子を点灯させることを特徴とする請求項3に記載の光ビームポインタ。
  5. 前記制御部は、前記加速度センサからの出力信号を増幅する増幅部と、前記増幅部からの信号の絶対値が前記第1閾値を越えていない場合にオン信号を出力するインバータと、前記インバータからのオン信号に基づいて前記発光素子の点灯駆動を行う駆動部とを有することを特徴とする請求項2に記載の光ビームポインタ。
  6. 前記制御部は、前記加速度センサからの出力信号を増幅する増幅部と、前記増幅部からの信号の絶対値が反転入力端子に入力され前記第1閾値に対応する第1基準電位が非反転入力端子に入力されて前記絶対値が前記第1基準電位を越えていない場合にオン信号を出力する比較器と、前記比較器からのオン信号に基づいて前記発光素子の点灯駆動を行う駆動部とを有することを特徴とする請求項2に記載の光ビームポインタ。
  7. 前記制御部は、前記加速度の絶対値が前記第1閾値よりも大きい第2閾値を越えた場合に、前記発光素子を点灯させることを特徴とする請求項2に記載の光ビームポインタ。
  8. 前記発光素子から出射された光を集光する集光レンズをさらに備え、
    前記センサは、前記集光レンズを介して出射された光の光軸に垂直な第1、第2方向の第1、第2加速度を検出する第1、第2センサを有し、
    前記制御部は、前記第1加速度の絶対値、前記第2加速度の絶対値、及び前記第1加速度の絶対値と前記第2加速度の絶対値の和のうちいずれか1つが前記第2閾値を越えた場合に、前記発光素子を点灯させることを特徴とする請求項7に記載の光ビームポインタ。
  9. 前記センサは、前記光軸に平行な第3方向の第3加速度を検出する第3センサを有し、
    前記制御部は、前記第1加速度の絶対値、前記第2加速度の絶対値、前記第3加速度の絶対値、及び前記第1加速度の絶対値と前記第2加速度の絶対値と前記第3加速度の絶対値の和のうちいずれか1つが前記第2閾値を越えた場合に、前記発光素子を点灯させることを特徴とする請求項8に記載の光ビームポインタ。
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