JP2008254392A - 筒状ケース及び筒状ケースの製造方法 - Google Patents
筒状ケース及び筒状ケースの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008254392A JP2008254392A JP2007101677A JP2007101677A JP2008254392A JP 2008254392 A JP2008254392 A JP 2008254392A JP 2007101677 A JP2007101677 A JP 2007101677A JP 2007101677 A JP2007101677 A JP 2007101677A JP 2008254392 A JP2008254392 A JP 2008254392A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- display
- cylindrical case
- cylindrical
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
【解決手段】筒状の表示側ケース11は、金属で形成したインサート部品21,22が表裏面となるようにインサートして樹脂で射出成形して一体成形する。
【選択図】図4
Description
このような折り畳み式の電子機器は、一般的に表示部側の筐体及び操作部側の筐体は、それぞれ折り畳んだ際に内側に位置するケースと、外側に位置するケースとを備え、これら両ケースを互いに嵌め合わせることによって構成されている(例えば、特許文献1参照)。
このような二つのケースからなる一般的な筐体構造では、広い開口部を有しているので、組み立て性や部品の作り易さ(金型制約)に優れているが、ケースの嵌め合わせ面が広くなり、両ケース間の形状の不一致や、ケースの嵌め合わせ面に隙間などが生じるといった問題や、デザインが制約されるという問題があった。
そこで、このような問題を解決する手段として、表示部側の筐体及び操作部側の筐体(ケース)をそれぞれ長手方向の一端面が開口した筒状にすることが知られている(例えば、特許文献2参照)。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、高強度で薄型化でき、設計自由度の高い筒状ケースを提供すること、及び、そのような筒状ケースを容易に製造することのできる筒状ケースの製造方法を提供することを目的としている。
金属あるいは硬質樹脂で形成した部品が表裏面となるようにインサートして樹脂で一体成形してなることを特徴とする。
金属あるいは硬質樹脂で形成した部品が表裏面となるようにインサートして樹脂で一体成形して筒状ケースとすることを特徴とする。
折り畳み式携帯電話機は、液晶ディスプレイ等の表示部が設けられた第一筐体1と、操作キー群が設けられた第二筐体(図示しない)とがヒンジ構造によって回動可能に連結されている。
第一筐体1は、内部が空洞の筒状をなした表示側ケース(筒状ケース)11と、表示側ケース11の裏面(閉じた際に外側を向く面)に設けられた表示側ケースカバー12と、表示側ケース11の表面(閉じた際に内側を向く面)に設けられたメイン側パネル13と、表示側ケースカバー12の裏面に設けられたサブ側パネル14とを備えている。
表示側ケース11は、下端部が開口して、内部に液晶ディスプレイを構成する表示側回路基板等を支持する表示ユニット15や、この表示側回路基板と後述の操作側回路基板とを電気的に接続する信号接続線(図示しない)の一部が収納され、下端部の開口11aが蓋16によって塞がれるようになっている。なお、蓋16には信号接続線が配線される貫通穴161が形成されている。
表示側ケースカバー12は、裏面側に窪んだ略箱状のものであり、窪んだ凹部12aに表示側ケース11が嵌め込まれている。
表示側ケース11は、二つの金属製のインサート部品21,22間に樹脂をインサート成形することによって樹脂成形部分23が形成され、インサート部品21,22及び樹脂成形部分23が一体成形されてなるものである。
二つのインサート部品21,22のうち、表面側に位置する表側インサート部品21は、表面側に窪んで形成され、その底面にメイン液晶ディスプレイが露出する矩形状の貫通穴211が形成されている。また、上端部に、樹脂成形部分23に嵌合する突出部212が形成されている。二つのインサート部品21,22のうち、裏面側に位置する裏側インサート部品22は、裏面側に窪んで形成され、その底面にサブ液晶ディスプレイが露出する矩形状の貫通穴221が形成されている。これらインサート部品21,22は、それぞれ両側面が互いに平行でストレート形状とされている。
表示側ケース11は、所望形状の成形型内に二つのインサート部品21,22をそれぞれの底面が互いに対向するようにして配置した後、成形型内の各インサート部品21,22間に樹脂を射出成形することによって樹脂成形部分23が各インサート部品21,22と一体成形されて製造される。製造された表示側ケース11は、その両側面が互いに平行なストレート形状とされる。また、表裏面に貫通する貫通穴211,221が設けられ、内部が空洞で、下端部に開口11aを有する形状となる。
上述したように、予め射出成形によって表示側ケース11を製造しておき、表示側ケース11内に表示部ユニット15を挿入してネジ固定し、表示部ユニット15を挿入した表示側ケース11を表示側ケースカバー12の凹部12a内に嵌め込んで固定する。次いで、表示側ケース11の表面にメイン側パネル13を貼り付け、さらに表示側ケースカバー12の裏面にサブ側パネル14を貼り付けることにより第一筐体1を組み立てる。
また、インサート部品21,22を別に製造するため、樹脂のみのケースでは作り辛いアンダーカット形状も形成でき、さらに、樹脂と金属とのハイブリッド化により、高強度、小型化及び設計の自由度を両立することができる。しかも、このような表示側ケース11は射出成形により得られるため、その製造も容易である。
例えば、上記実施の形態では、二つのインサート部品21,22は金属製であるとしたが、これに限らず硬質樹脂製としても良い。
また、上記実施の形態では、本発明の筒状ケースを第一筐体1の表示側ケース11に適用したが、図示しないが第二筐体の操作側ケースにも適用しても良い。その他、折り畳み式形態電話機に限らず、その他の電子機器、例えば、デジタルカメラやPDA等にも適用しても良い。
さらに、上記実施の形態では、表示側ケース11の一例として、その両側面が互いに平行なストレート形状であるとしたが、上記製造方法を適用すればその他の形状としても構わない。
11 表示側ケース
21,22 インサート部品
Claims (2)
- 金属あるいは硬質樹脂で形成した部品が表裏面となるようにインサートして樹脂で一体成形してなることを特徴とする筒状ケース。
- 金属あるいは硬質樹脂で形成した部品が表裏面となるようにインサートして樹脂で一体成形して筒状ケースとすることを特徴とする筒状ケースの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007101677A JP5311436B2 (ja) | 2007-04-09 | 2007-04-09 | 筒状ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007101677A JP5311436B2 (ja) | 2007-04-09 | 2007-04-09 | 筒状ケース |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008254392A true JP2008254392A (ja) | 2008-10-23 |
JP2008254392A5 JP2008254392A5 (ja) | 2009-09-17 |
JP5311436B2 JP5311436B2 (ja) | 2013-10-09 |
Family
ID=39978461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007101677A Expired - Fee Related JP5311436B2 (ja) | 2007-04-09 | 2007-04-09 | 筒状ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5311436B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04175118A (ja) * | 1990-11-09 | 1992-06-23 | Japan Steel Works Ltd:The | 合成樹脂製中空体の接合構造 |
JPH0758457A (ja) * | 1993-08-12 | 1995-03-03 | Sony Corp | 携帯用電子機器 |
JPH11177661A (ja) * | 1997-12-12 | 1999-07-02 | Anetto:Kk | 携帯電話無線機の表面カバー |
JP2006217251A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯端末 |
-
2007
- 2007-04-09 JP JP2007101677A patent/JP5311436B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04175118A (ja) * | 1990-11-09 | 1992-06-23 | Japan Steel Works Ltd:The | 合成樹脂製中空体の接合構造 |
JPH0758457A (ja) * | 1993-08-12 | 1995-03-03 | Sony Corp | 携帯用電子機器 |
JPH11177661A (ja) * | 1997-12-12 | 1999-07-02 | Anetto:Kk | 携帯電話無線機の表面カバー |
JP2006217251A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯端末 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5311436B2 (ja) | 2013-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5619565B2 (ja) | 通信装置 | |
US9462094B2 (en) | Device housing and portable electronic device using same | |
JP4821592B2 (ja) | 枠体の補強構造及び該構造を備えた電子機器 | |
JP5146286B2 (ja) | 装置筐体及び携帯端末装置 | |
WO2013027554A1 (ja) | 携帯端末装置の防水構造及び防水方法 | |
US20090141436A1 (en) | Trim element for housing of computing device | |
US8236405B2 (en) | Waterproof seal for portable electronic devices | |
CN104618822A (zh) | 一种电子设备的电声器件密封结构 | |
JP2008135248A (ja) | ヒンジ構造 | |
JP5141518B2 (ja) | 携帯端末装置 | |
JP5311436B2 (ja) | 筒状ケース | |
JP5099642B2 (ja) | 防水構造、及び端末装置 | |
JP2006287313A (ja) | 電子機器の防水構造 | |
US8724299B2 (en) | External component and portable electronic device | |
US20070123294A1 (en) | Speaker device for portable terminal using antenna mounting space | |
KR100640721B1 (ko) | 방수구조를 갖는 휴대용 전자제품 및 그 방수방법 | |
TWI407883B (zh) | 防水塞及應用該防水塞之電子裝置 | |
JP4537898B2 (ja) | 携帯端末及び携帯端末の組立構造 | |
JP6054903B2 (ja) | 電子機器の組み立て方法及び電子機器 | |
KR100721146B1 (ko) | 카메라 모듈 하우징 | |
JP4703515B2 (ja) | 携帯端末 | |
JP2006303723A (ja) | 折畳み式携帯通信機器 | |
JP5325538B2 (ja) | 携帯電子機器 | |
JP2007088706A (ja) | 携帯電子機器 | |
KR200357154Y1 (ko) | 스피커가 일체로 구비된 휴대폰용 리시버 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090731 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090731 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20100305 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20100803 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110725 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110802 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120703 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120830 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130604 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130627 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |