JP2008254284A - 射出成形機の型締装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高さ調整が簡単に行える可動盤支持機構を備えた射出成形機の型締装置を提供することを課題とする。
【解決手段】可動盤14の底にブロック35をボルト38、38で固定する。このブロック35にボルト44の一端を挿入し、ピン穴43、45にピンねじ49をねじ込む。これで、ボルト44はブロック35からレール31に平行に延ばされたことになる。このボルト44に、第1ナット46を取付け、ボルト穴38を被せ、最後に第2ナット47を取付ける。これで、スライダ33は、ボルト44を介してブロック35に繋がり、スライダ33、ブロック35は固定盤38と共に図面左右に移動する。
【効果】射出成形機の側面からナットを目視することができ、ナットにスパナーを容易に掛けることができて、ナットを簡単に回すことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は射出成形機の型締装置の改良に関する。
射出成形機の型締装置は、タイバーに移動自在に可動盤を支持させる形式のものが広く採用されている。さらには、タイバーに撓みが発生しないように、可動盤支持機構で可動盤を支えることが望ましい(例えば、特許文献1参照。)。
実開平07−12221号公報(図1、図2、図6)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図7は従来の技術の基本構成を説明する図であり、(a)に示されるように、型締装置100は、固定盤101と圧受盤102とに複数のタイバー103、103を渡し、これらのタイバー103、103に可動盤104を設け、この可動盤104をトグルリンク機構104aで図左右へ移動させるようにした装置である。
可動盤104の荷重でタイバー103、103が撓むと困るので、可動盤104は、可動盤支持機構105で支持されている。
可動盤支持機構105は、(a)のb部拡大図である(b)に示されるように、上面に第1テーパ面106を有し、下面に焼結層107を備え、側面にグリースニップル108を備えているスライドプレート109と、可動盤104にボルト111、111で固定され、下面に第2テーパ面112を有し、一端に引きボルト113を備えているダイプレート114とからなる。
(c)は(b)のc−c矢視図であり、ダイプレート114は、一端に引きボルト113と押しボルト115とを備えている。
押しボルト115は、六角穴付きボルトである。そして、六角穴116へ六角レンチ117を挿入して、押しボルト115を回すと、スライドプレートの端面118を押すことができ、(b)において、スライドプレート109を図左へ移動させることができる。この結果、ベース119と可動盤104との間隔Hを減少させることができる。
(c)において、引きボルト113は、六角ボルトの頭に六角穴121を備えている。この六角穴121に六角レンチ117を挿入して回すと、スライドプレートの端面118を引くことができ、(b)において、スライドプレート109を図右へ移動させることができる。この結果、ベース119と可動盤104との間隔Hを増加させることができる。
すなわち、可動盤支持機構105は、可動盤104を支持してタイバー103に撓みが発生しないようにすることが主たる役割であるが、可動盤104がタイバー103に過度に接触しないように、可動盤104の高さを微調整する機能をも有する。
ところで、高さを調整するときには、(a)において、矢印(1)のように六角レンチを操作する必要がある。加えて、(c)に示されるように、引きボルト113の頭と押しボルト115の頭とがタイプレート114に埋没しているため、六角レンチ117を六角穴116又は121に挿入するには時間が掛かる。すなわち、六角レンチ117の操作は面倒になり、高さの調整時間が延びる。
高さ調整が簡単に行える可動盤支持機構が求められる。
また、グリースニップル108からグリースを焼結層107へ供給して、潤滑を促す。作業者は潤滑切れを恐れて、グリースを過剰に供給することがある。過剰に供給されたグリースはベース119上に溢れだし、その一部が空中へ飛散する。
したがって、無給脂又は少量の給脂(又は給油)で済ませることができる潤滑構造が求められている。
本発明は、高さ調整が簡単に行える可動盤支持機構を備えた射出成形機の型締装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、固定盤と、この固定盤に対向して配置する圧受盤と、この圧受盤と前記固定盤とに渡した複数本のタイバーと、これらのタイバーで案内される可動盤と、この可動盤を移動可能に支える可動盤支持機構とを備える射出成形機の型締装置において、
前記可動盤支持機構は、射出成形機の基台に配設したレールと、このレール上を移動するとともに上面に第1テーパ面を有するスライダと、前記第1テーパ面に対応する第2テーパ面を有して前記可動盤に固定されるブロックとからなり、
前記スライダは、球状黒鉛鋳鉄品であって、前記レールに沿って延びる長手部と、この長手部の一端から立ち上げた起立部と、この起立部に開けたボルト穴とからなり、
前記スライダから前記レールに平行に延ばしたボルトを前記ボルト穴に挿通し、このボルトにねじ込んだ一対のナットを回転させることで、前記ブロックに対して前記スライダを移動させることができるように構成したことを特徴とする。
請求項2に係る発明では、スライダの長手部の底には、銅又は銅合金の素地中にCr、Nb、V、Mo及びTiの少なくも1つからなる元素の粒子が0.5〜10質量%と、固体潤滑剤の粒子が1〜10質量%とが分散されている固体潤滑剤分散銅系焼結層が形成されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、固体潤滑剤分散銅系焼結層は、真空含浸法により、潤滑油が含浸されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、スライダからレールに平行に延ばしたボルトをボルト穴に挿通し、このボルトにねじ込んだ一対のナットを回転させることで、ブロックに対してスライダを移動させることができるように構成した。射出成形機の側面からナットを目視することができ、ナットにスパナーを容易に掛けることができて、ナットを簡単に回すことができる。したがって、請求項1によれば、高さ調整が簡単に行える可動盤支持機構を備えた射出成形機の型締装置を提供することができる。
また、スライダは、レールに沿って延びる長手部と、この長手部の一端から立ち上げた起立部と、この起立部に開けたボルト穴とからなり、複雑な形状を呈するが、球状黒鉛鋳鉄品にすることで、容易に鋳造することができる。ブロックから削り出す場合に比較して格段に製造コストを削減することができる。
なお、球状黒鉛鋳鉄は、ねずみ鋳鉄に比較して、機械加工後の切削面が緻密であり、焼結層を被せた場合には、焼結層との結合力が良好となる。また、球状黒鉛鋳鉄は、ねずみ鋳鉄に比較して高価であるが、機械的強度が高く、ボルトやナットで繰り返して力を加えても破損する心配がない。そこで、ねずみ鋳鉄等の低級な鋳鉄ではなく、高級な球状黒鉛鋳鉄をスライダの材料に採用した。
請求項2に係る発明では、スライダの長手部の底に、固体潤滑剤分散銅系焼結層を被覆させた。固体潤滑剤分散銅系焼結層には、微細な固体潤滑剤の粉が分散され、この固体潤滑剤の粉が潤滑作用を発揮する。固体潤滑剤は、1〜10質量%と添加量が少量であって、且つ焼結層に分散させたので、焼結層から脱落し、飛散の心配は殆ど無い。
したがって、請求項2によれば、潤滑を無給油又は少量の給油で済ませることができる。
請求項3に係る発明では、固体潤滑剤分散銅系焼結層は、真空含浸法により、潤滑油が含浸されていることを特徴とする。含浸させた潤滑油が潤滑作用を発揮する。固体潤滑剤と共同して円滑な潤滑作用を発揮する。潤滑油を含浸した分だけ、固体潤滑剤の添加量を減少させることも可能となる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る可動盤支持機構を有するトグル式型締装置の側面図であり、トグル式型締装置10は、固定盤11と、この固定盤11に対向して配置する圧受盤12と、圧受盤12と固定盤11とに渡したタイバー13、13と、これらのタイバー13、13に沿って移動する可動盤14と、この可動盤14を駆動するトグルリンク機構20とからなる。
トグルリンク機構20は、圧受盤12にピン21、21を介して連結された第1リンク22、22と、これらの第1リンク22、22にピン23、23を介して連結された第2リンク24、24と、これらの第2リンク24、24を可動盤14に連結するピン25、25と、第1リンク22、22の途中に連結されている第3リンク26、26と、これらの第3リンク26、26に連結するクロスヘッド29と、このクロスヘッド29に嵌合されたナット27にねじ結合しているねじ軸28とからななり、ねじ軸28を回すと、ナット27が図左へ移動し、第1リンク22と第2リンク24とがIの字からVの字に変わり、この結果、可動盤14が図左へ移動する。次に、ナット27を図右へ移動させれば、可動盤14は図右へ移動する。
この際に、可動盤14はタイバー13、13で案内されるが、タイバー13、13に曲げ力を加わることは好ましくない。そこで、曲げ対策として、可動盤14の下部に可動盤支持機構30、30を設ける。この可動盤支持機構30の詳細を以下に説明する。
図2は可動盤支持機構の斜視図であり、可動盤支持機構30は、射出成形機の基台に配設したレール31と、このレール31上を移動するとともに上面に第1テーパ面32を有するスライダ33と、第1テーパ面32に対応する第2テーパ面34を有して可動盤14に固定されるブロック35とからなる。
図3は可動盤支持機構の分解図であり、スライダ33は、レールに沿って延びる長手部36と、この長手部36の一端から立ち上げた起立部37と、この起立部37に開けたボルト穴38とからなるL字部材である。長手部36の底には、銅又は銅合金の素地中にCr、Nb、V、Mo及びTiの少なくも1つからなる元素の粒子が0.5〜10質量%と、固体潤滑剤の粒子が1〜10質量%とが分散されている固体潤滑剤分散銅系焼結層39が形成されている。この固体潤滑剤分散銅系焼結層39の詳細は後述する。
一方、ブロック35は、下面に一対の鍔41、41を備え、これらの鍔41、41で第1テーパ面32を挟むことができるようにし、例えば、一側部にボルト挿入穴42及びピン穴43を有する。
ボルト穴38に挿入するボルト44は、先端にピン穴45を有し、大部分にねじが刻まれ、第1ナット46、第2ナット47をねじ込むことができる。
図4は固定盤支持機構の断面図であり、可動盤14の底にブロック35をボルト48、48で固定する。このブロック35にボルト44の一端を挿入し、ピン穴43、45にピンねじ49をねじ込む。これで、ボルト44はブロック35からレール31に平行に延ばされたことになる。なお、ブロック35は、可動盤14の底に一体形成しても良い。そうすれば、ボルト48、48を省略することができる。
長いボルト44に、第1ナット46を取付け、ボルト穴38を被せるようにしてスライダ33を取付け、最後に第2ナット47を取付ける。これで、スライダ33は、ボルト44を介してブロック35に繋がり、固定盤38と共に図面左右に移動する。
なお、ボルト44の一端はブロック35に溶接しても良い。また、ボルト44の一端はブロック35にねじ込んでも良い。ボルト44の一端をブロック35にねじ込む場合には、ボルト44の一端に接着剤を塗布することで、ピン穴43、45、ピンねじ49の使用を省略することができる。
以上の構成からなる固定盤支持機構30の作用を次に述べる。
図5は固定盤支持機構の作用説明図であり、(a)において、レール31と可動盤14との間隔H1を増加する必要があれば、第1ナット46を想像線で示す位置まで緩める。そして、第2ナット47を時計方向に回す。すると、起立部37がL1だけ図左に移動する。この移動の間、第1テーパ面32が第2テーパ面34を押上げる。
結果、(b)に示すように、レール31と可動盤14との間隔はH2(H1<H2)に増加する。緩めていた第1ナット46を反時計方向に回し、第1ナット46と第2ナット47とで起立部37を強く挟む。第1ナット46が緩み止めナットの役割を果たす。以降、可動盤14やブロック35と共にスライダ33は図左右に移動する。
(a)において、レール31と可動盤14との間隔H1を減少させる必要があれば、第2ナット47を緩める。次に、第1ナット46を反時計方向に回す。すると、(c)に示すように、スライダ33は図右へ移動し、結果として、レール31と可動盤14との間隔はH3(H3<H1)に減少する。
以上の作用の間、ボルト44は回転しないで、第1ナット46又は第2ナット47が回転する。第1ナット46又は第2ナット47が、起立部37を押すため、1本のボルト44のみで、スライダ33を左右に自在に移動させることができる。
第1ナット46と第2ナット47はスパナーで回すが、図1のおもて側からスパナーを差し入れることができ、且つ第1ナット46と第2ナット47とが目視できるため、可動盤支持機構30、30の調整は極めて容易になる。
次に、スライダ33の製造方法を説明する。
図6はスライダの製造工程を説明する図であり、(a)に示すように、湯口51とキャビティ52とを有する鋳型53を準備し、湯口51からキャビティ52へ球状黒鉛鋳鉄の溶湯を注入する。得られた鋳造品54から、(b)に示すように、押し湯部55を除去し、△印の位置まで機械加工を施し、起立部37にドリル56でボルト穴38を開ける。
次に、(c)に示すように、天地を逆にしたスライダ33の底(上面)に焼結原料57を押し固め、焼結炉58に入れて焼結処理を行う。この焼結処理については、後に詳しく説明する。(d)で銅系焼結層39は△印の位置まで機械加工を施して、所望の厚さに整える。
銅系焼結層39を詳しく説明する。
固体潤滑剤分散銅系焼結層39は、銅又は銅合金の素地中にCr、Nb、V、Mo及びTiの少なくも1つからなる元素の粒子が0.5〜10質量%と、固体潤滑剤の粒子が1〜10質量%とが分散されている。
固体潤滑剤分散銅系焼結層39の組成は次に理由で決定した。
先ず、銅に対して固溶限が殆ど無い元素としてのCr、Nb、V、Mo及びTiの元素の少なくとも1つを適量添加するようにした。Crなどの元素は、焼結の際に、銅又は銅合金の粉末粒子の表面又は粒界へ拡散し、焼結の進行に伴って発生する銅や銅合金の結晶粒の成長を抑制する作用を発揮する。また、Crなどの元素は、焼結体に不可避的に発生する空隙を減らす役割を果たす。この結果、焼結体の緻密化及び機械的強度の向上とが図れる。
ただし、Crなどの元素は、耐摩耗性が良好ではないため、添加量が10質量%を超えると、耐摩耗性が悪化するという不具合が発生する。また、0.5質量%未満では期待した効果が得られない。そこで、銅又は銅合金の素地中にCr、Nb、V、Zr、Mo及びTiの少なくも1つからなる元素の粒子を0.5〜10質量%の範囲で添加することにする。
固体潤滑剤は、黒鉛を原則とするが、MoS(二硫化モリブデン)、WS、BNの一種又は混合物であっても良い。固体潤滑剤を含めることで、潤滑性を高めることができることは言うまでもない。ただし、1質量%未満では期待した潤滑性が得られない。また、10質量%を超えると、軟らかい固体潤滑剤が過多となって銅又は銅合金の機械的強度を低下させる。そこで、固体潤滑剤は1〜10質量%の範囲で添加することにする。
次に、固体潤滑剤分散銅系焼結層39の詳しい製造方法を説明する。
先ず、銅又は銅合金の粉末に、Cr、Nb、V、Mo及びTiの少なくも1つからなる元素の粒子0.5〜10質量%と、固体潤滑剤の粒子1〜10質量%と、必要であればバインダーを添加し混合する。そして、スライダ33の底面に、混合粉末を載せ、3000〜7000kg/cmで加圧して積層する。次に、焼結炉58に入れ、非酸化雰囲気又は還元性雰囲気中で焼結温度(730〜900℃)で所定時間(0.5〜5時間)加熱する。これで、焼結層を得ることができる。焼結層は、機械加工を施して所定の厚さ(1mm)に仕上げる。
得られた固体潤滑剤分散銅系焼結層39は、真空含浸法により、潤滑油を含浸されることが望ましい。含浸させた潤滑油が潤滑作用を発揮する。固体潤滑剤と共同して円滑な潤滑作用を発揮する。潤滑油を含浸した分だけ、固体潤滑剤の添加量を減少させることも可能となる。
なお、詳細な実験結果は省略するが、固体潤滑剤分散銅系焼結層は、銅又は銅合金の素地中にCr、Nb、V、Mo及びTiの少なくも1つからなる元素の粒子が0.5〜10質量%と、固体潤滑剤の粒子が1〜10質量%とが分散されていれば、実験で得られたものと同様の作用、効果が確認できた。
本発明は、射出成形機の型締装置に好適である。
本発明に係る可動盤支持機構を有するトグル式型締装置の側面図である。 可動盤支持機構の斜視図である。 可動盤支持機構の分解図である。 固定盤支持機構の断面図である。 固定盤支持機構の作用説明図である。 スライダの製造工程を説明する図である。 従来の技術の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…型締装置、11…固定盤、12…圧受盤、13…タイバー、14…可動盤、30…可動盤支持機構、31…レール、32…第1テーパ面、33…スライダ、34…第2テーパ面、35…ブロック、36…長手部、37…起立部、38…ボルト穴、39…固体潤滑剤分散銅系焼結層、44…ボルト、46、47…一対のナット。

Claims (3)

  1. 固定盤と、この固定盤に対向して配置する圧受盤と、この圧受盤と前記固定盤とに渡した複数本のタイバーと、これらのタイバーで案内される可動盤と、この可動盤を移動可能に支える可動盤支持機構とを備える射出成形機の型締装置において、
    前記可動盤支持機構は、射出成形機の基台に配設したレールと、このレール上を移動するとともに上面に第1テーパ面を有するスライダと、前記第1テーパ面に対応する第2テーパ面を有して前記可動盤に固定されるブロックとからなり、
    前記スライダは、球状黒鉛鋳鉄品であって、前記レールに沿って延びる長手部と、この長手部の一端から立ち上げた起立部と、この起立部に開けたボルト穴とからなり、
    前記スライダから前記レールに平行に延ばしたボルトを前記ボルト穴に挿通し、このボルトにねじ込んだ一対のナットを回転させることで、前記ブロックに対して前記スライダを移動させることができるように構成したことを特徴とする射出成形機の型締装置。
  2. 前記スライダの長手部の底には、銅又は銅合金の素地中にCr、Nb、V、Mo及びTiの少なくも1つからなる元素の粒子が0.5〜10質量%と、固体潤滑剤の粒子が1〜10質量%とが分散されている固体潤滑剤分散銅系焼結層が形成されていることを特徴とする請求項1記載の射出成形機の型締装置。
  3. 前記固体潤滑剤分散銅系焼結層は、真空含浸法により、潤滑油が含浸されていることを特徴とする請求項2記載の射出成形機の型締装置。
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