JP5481356B2 - 摺動部材の製造方法 - Google Patents

摺動部材の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5481356B2
JP5481356B2 JP2010261476A JP2010261476A JP5481356B2 JP 5481356 B2 JP5481356 B2 JP 5481356B2 JP 2010261476 A JP2010261476 A JP 2010261476A JP 2010261476 A JP2010261476 A JP 2010261476A JP 5481356 B2 JP5481356 B2 JP 5481356B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum alloy
cast iron
sliding member
layer
cast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010261476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012110926A (ja
Inventor
隆 井手籠
知典 福本
一彰 山上
健人 佐々木
栄志 藤曲
秀利 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010261476A priority Critical patent/JP5481356B2/ja
Publication of JP2012110926A publication Critical patent/JP2012110926A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5481356B2 publication Critical patent/JP5481356B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

本発明は、シリンダライナに代表される摺動部材に関する。
シリンダライナに代表される摺動部材は、耐摩耗性と摺動性の2つの要素が要求される。摺動性が高ければ、ピストンの移動が円滑になり、いわゆるフリクションロスが小さくなり、エンジンの燃費向上が図れる。
また、エンジンの燃費対策として、エンジンの軽量化が重要となる。
軽量化の一環として、鋳鉄製シリンダブロックをAl(アルミニウム合金)製シリンダブロックに変更することが行われるようになってきた。
Al製シリンダブロックに鋳鉄製シリンダライナを鋳ぐるむことが広く行われる。しかし、Alと鋳鉄では熱膨張係数に差があるため、境界剥離の問題が生じる。
対策として、鋳鉄製シリンダライナをAl製シリンダライナに変更することが知られている(例えば、特許文献1(図1)参照。)。
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図11は従来のシリンダブロックの基本構成を説明する図であり、(a)に示すように、シリンダブロック100は、Al製シリンダブロック本体101と、このAl製シリンダブロック本体101に鋳ぐるまれたシリンダライナ102とからなる。
図11(b)に示すシリンダライナ102は、例えばA390などの高シリコン系アルミニウム合金を素材として、遠心鋳造によって製造される。
遠心作用により、アルミニウムより比重の小さいシリコンの含有率は、内周側ほど高く、外周側に向かって漸次低くなる(特許文献1段落番号[0017])。
シリンダブロック本体101とシリンダライナ102が共にAlであるため、熱的な問題を解消することができる。
ところで、鋳鉄製シリンダライナでは、鋳鉄に普通に含まれる黒鉛が潤滑油を保持するなどして潤滑作用を発揮し、摺動性が確保される。
一方、図11に示すシリンダライナ102は、Alであるため摺動性に難がある。また、シリンダライナ102は、Alであるため鋳鉄に比較して耐摩耗性能が低い。
そこで、Al製シリンダライナに摺動性及び耐摩耗性を付与する技術が求められる。
実開平6−87647号公報
本発明は、Al製シリンダライナ(Al製摺動部材)に摺動性及び耐摩耗性を付与することができる技術を提供することを課題とする。
請求項に係る発明は、アルミニウム合金をベースとする鋳物からなる摺動部材の製造方法であって、
アルミニウム合金溶湯を回転金型へ注湯して前記回転金型内に円筒状の第1層を鋳造する第1工程と、前記アルミニウム合金溶湯に鋳鉄粉末を添加した上で、前記回転金型へ注湯して前記第1層内面に円筒状の第2層を鋳造する第2工程と、
からなり、前記第2工程での前記アルミニウム合金溶湯の温度は、750℃〜800℃であり、前記鋳鉄粉末は、鋳鉄鋳物を切削加工した際に発生する切粉を粒度調整して得たものであることを特徴とする。
請求項5に係る摺動部材の製造方法では、第2工程でのアルミニウム合金溶湯の温度は、750℃〜800℃であることを特徴とする。
請求項6に係る摺動部材の製造方法では、鋳鉄粉末は、鋳鉄鋳物を切削加工した際に発生する切粉を粒度調整して得たものであることを特徴とする。
請求項に係る摺動部材の製造方法は、アルミニウム合金溶湯を回転金型へ注湯して回転金型内に円筒状の第1層を鋳造する第1工程と、アルミニウム合金溶湯に鋳鉄粉末を添加した上で、回転金型へ注湯して第1層内面に円筒状の第2層を鋳造する第2工程とからなる。
摺動部材は、第1層と第2層との二層構造体である。第2層には、鋳鉄粉末を発生源とする黒鉛が含まれる。第2層を摺動面にすることで摺動性が確保される。第1層は第2層のバックアップ材の役割を果たす。
第1工程で第1層の厚さを決定し、第2工程で第2層の厚さを決定することができるため、第2層の厚さを必要に応じて適宜決定することができる。
加えて、請求項に係る摺動部材の製造方法では、第2工程でのアルミニウム合金溶湯の温度は、750℃〜800℃である。
750℃未満では、鋳鉄粉末と周囲のアルミニウム合金との間に空洞ができ、強度が低下する。
また、800℃を超えると、鋳鉄粉末が溶解過剰となり、鉄そのものが再晶出して針状や板状組織になり、強度が低下する。
したがって、アルミニウム合金溶湯の温度は、750℃〜800℃とする。
さらに加えて、請求項に係る摺動部材の製造方法では、鋳鉄粉末は、鋳鉄鋳物を切削加工した際に発生する切粉を利用する。
従来、スクラップ扱いされていた鋳鉄の切粉を、本発明では添加材料として利用する。切粉の有効利用を図ると共に、鋳鉄粉末の調達コストを大幅に下げることができ、摺動部品の製造コストを下げることができる。
遠心鋳造設備の原理図である。 図1の2−2線断面図である。 本発明方法に係る第1工程の説明図である。 本発明方法に係る第2工程の説明図である。 本発明に係る摺動部材の一例を示す斜視図である。 本発明に係る摺動部材の要部断面図である。 本発明に係る摺動部材の拡大断面図である。 シリンダブロックの断面図である。 比較例1の拡大断面図である。 比較例2の拡大断面図である。 従来のシリンダブロックの基本構成を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、遠心鋳造設備10は、円筒状の回転金型11と、この回転金型11を回転自在に支えるローラ12、12と、回転金型11を回転させる第1駆動源13と、溶湯を運搬するラドル(ladle:鋳なべ)14と、このラドル14を回転自在に支える台車15と、ラドル14を回転させる第2駆動源16と、台車15を走行可能に支えるレール17と、回転金型11の近傍に配置されラドル14へ鋳鉄粉末を供給するホッパ18及びバルブ19とからなる。また、溶湯の搬送にはロボットを使うと良い。
第1駆動源13は、ギヤードモータと呼ばれる減速機付電動機が好適である。第2駆動源16も同様である。
図2に示すように、ラドル14は開口部21を有する円筒体22である。円筒体22にアルミニウム合金溶湯23が貯留される。
以上の構成からなる遠心鋳造設備の作用を次に述べる。
図3(a)〜(d)で、本発明方法の第1工程を説明する。
(a)に示すように、回転金型11を回しつつ、アルミニウム合金溶湯23が満たされているラドル14を挿入する。
(b)に示すように、ラドル14を反転させる。
すると、(c)に示すように、アルミニウム合金溶湯23がラドル14から回転金型11へ注がれる。アルミニウム合金溶湯23が遠心力で、回転金型11の内面に張り付き、凝固する。
(d)に示すように、円筒状の第1層25が得られる。
図4(a)〜(d)で、本発明方法の第2工程を説明する。
(a)に示すように、アルミニウム合金溶湯23が満たされているラドル14を回転金型11へ移動する。回転金型11へ挿入する前のタイミングでラドル14に、ホッパ18から鋳鉄粉末26を投下する。鋳鉄粉末26の投入開始、停止はバルブ19で実施し、バルブ19により適量の鋳鉄粉末26をアルミニウム合金溶湯23に混入する。
アルミニウム合金溶湯23は、750〜800℃の例えばADC12系合金の溶湯である。
鋳鉄粉末26は、ねずみ鋳鉄(FC200、FC250、FC300)の0.5〜2.0mm(短径/長径で定義されるアスペクト比が0.5又はそれ以上)の粉末である。
ねずみ鋳鉄製品(シリンダブロック、シリンダライナなど)を切削した際に発生する切粉は、脆いため簡単に粉末化できる。この粉末を分級することで、0.5〜2.0mmの鋳鉄粉末26が、極めて安価に且つ容易に得ることができる。
ラドル14が回転金型11に挿入されたら、(b)に示すように、ラドル14を反転させる。鋳鉄粉末26の添加開始からラドル14の反転までの時間は、1〜5分が望ましい。1分以上で鋳鉄粉末26の分散が良好になる。5分以内であれば、鋳鉄粉末26の過度な溶解を防止することができる。
(c)に示すように、アルミニウム合金溶湯23がラドル14から回転金型11へ注がれると、鋳鉄粉末を含むアルミニウム合金溶湯23が遠心力で、第1層25の内面に張り付き、凝固する。
(d)に示すように、円筒状の第2層27が得られる。
結果、図5に示すような円筒形状のアルミニウム合金鋳物製摺動部材30が得られた。
このアルミニウム合金鋳物摺動部材30は、図6に示すように、アルミニウム合金を主成分とする第1層25と、アルミニウム合金母材31に鉄基合金32が分散している第2層27とからなる。
摺動部材30は、第2層27に鉄基合金32が分散し、この鉄基合金32に黒鉛(後述の顕微鏡写真で説明する。)が分散し、この黒鉛が潤滑作用を発揮し、油を保持する作用を発揮する。加えて、鉄基合金32はアルミニウム合金より硬いため耐摩耗性を発揮する。結果、摺動部材30は、アルミニウム合金鋳物であるにも拘わらず、摺動性及び耐摩耗性に富んだ良好な摺動材となる。
円筒形状の摺動部材30の好適な使用例を、次に説明する。
図7に示すように、アルミニウム合金鋳物製シリンダブロック33に鋳ぐるまれたシリンダライナ34が好適である。シリンダブロック33及びシリンダライナ34が共にアルミニウム合金であるため、熱膨張差が発生しない。
また、ピストン35、特にピストンリング36との潤滑性が良好となるため、ピストンリング36及びピストン35の摩耗を減らすことができる。
図6で説明した第2層27の断面を、顕微鏡で観察した。顕微鏡写真のスケッチを図8(実施例)で説明する。
図8は、750℃〜800℃のADC12系アルミニウム合金溶湯に、FC250鋳鉄粉末を添加し、鋳造したものである。添加から凝固までの時間は1〜5分であった。
アルミニウム合金母材31中に、300μm×800μmの大きさの鉄基合金32が明確に存在し、この鉄基合金32は幅Wの合金帯37で囲われている。この合金帯37は、15〜30μm径の塊状鉄系化合物38で構成されている。黒鉛39は鉄基合金32及び合金帯37に点在している。
比較対象のために、溶湯の温度が750℃以下である700℃とし、ADC12系アルミニウム合金溶湯に、FC250鋳鉄粉末を添加し、鋳造したものを、図9(比較例1)で示す。
比較例1では、500μm×1200μmの大きさの鉄基合金32が、アルミニウム合金母材31中に存在した。ただし、鉄基合金32とアルミニウム合金母材31との間に空洞41が多数存在する。溶湯温度が低いため、鋳鉄粉末があまり溶けずに、空洞41が発生したと考えられる。この空洞41は強度低下の要因となるため、許容できない。
さらに比較対象のために、溶湯の温度が800℃以上である850℃とし、ADC12系アルミニウム合金溶湯に、FC250鋳鉄粉末を添加し、鋳造したものを、図10(比較例2)で示す。
溶湯温度が高すぎて、鉄基合金はほぼ消滅し、鉄そのものが再晶出して、針状組織42や板状組織43になった。針状組織42は長手軸に沿って滑りが発生するため、強度低下を引き起こす。板状組織43は面に沿って滑りが発生するため、強度低下を引き起こすため、容認できない。
図8に戻って、鉄基合金32を囲う合金帯37の幅Wは、次の理由で150〜300μmであることが望ましい。
幅Wが150〜300μmであれば、合金帯37中に、強度上好ましい塊状鉄系化合物38が支配的に存在する。
一方、Wが150μm未満であると、図9に近似して、界面、すなわち空洞が認められる。
また、Wが300μmを超えると、合金帯37は、強度上好ましい針状組織や板状組織で支配される。
尚、本発明の摺動部材は、実施の形態ではアルミニウム合金鋳物製シリンダブロックに鋳ぐるまれるシリンダライナに適用した。しかし、その他の用途の摺動部位に適用することは差し支えない。
本発明の摺動部材は、アルミニウム合金鋳物製シリンダブロックに鋳ぐるまれるシリンダライナに好適である。
10…遠心鋳造設備、11…回転金型、23…アルミニウム合金溶湯、25…第1層、26…鋳鉄粉末、27…第2層、30…摺動部材、31…アルミニウム合金母材、32…鉄基合金、33…アルミニウム合金鋳物製シリンダブロック、34…シリンダライナ、38…塊状鉄系化合物、39…黒鉛、W…周囲幅。

Claims (1)

  1. アルミニウム合金をベースとする鋳物からなる摺動部材の製造方法であって、
    アルミニウム合金溶湯を回転金型へ注湯して前記回転金型内に円筒状の第1層を鋳造する第1工程と、前記アルミニウム合金溶湯に鋳鉄粉末を添加した上で、前記回転金型へ注湯して前記第1層内面に円筒状の第2層を鋳造する第2工程と、からなり、
    前記第2工程での前記アルミニウム合金溶湯の温度は、750℃〜800℃であり、
    前記鋳鉄粉末は、鋳鉄鋳物を切削加工した際に発生する切粉を粒度調整して得たものであることを特徴とする摺動部材の製造方法。
JP2010261476A 2010-11-24 2010-11-24 摺動部材の製造方法 Expired - Fee Related JP5481356B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010261476A JP5481356B2 (ja) 2010-11-24 2010-11-24 摺動部材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010261476A JP5481356B2 (ja) 2010-11-24 2010-11-24 摺動部材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012110926A JP2012110926A (ja) 2012-06-14
JP5481356B2 true JP5481356B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=46495709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010261476A Expired - Fee Related JP5481356B2 (ja) 2010-11-24 2010-11-24 摺動部材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5481356B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109609782B (zh) * 2019-01-07 2020-07-21 云南钛业股份有限公司 一种eb炉熔炼钛/钛合金锭的拉锭控制方法
CN113333709A (zh) * 2021-04-28 2021-09-03 芜湖磁轮传动技术有限公司 一种导体转子的离心铸造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57100855A (en) * 1980-12-17 1982-06-23 Nissan Motor Co Ltd Manufacture of cylindrical member having wear resistance
JPH0617166A (ja) * 1992-07-01 1994-01-25 Mazda Motor Corp アルミニウム合金製複合摺接部材及びその製造方法
JPH0687647U (ja) * 1993-06-02 1994-12-22 富士重工業株式会社 エンジンのシリンダライナ
US5425306A (en) * 1993-11-23 1995-06-20 Dana Corporation Composite insert for use in a piston
JP5383410B2 (ja) * 2009-09-30 2014-01-08 Tpr株式会社 円筒状摺動部材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012110926A (ja) 2012-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Gultekin et al. The effects of applied load on the coefficient of friction in Cu-MMC brake pad/Al-SiCp MMC brake disc system
JP4523032B2 (ja) コンプレッサ羽根車の製造方法
Altunpak et al. Drilling of a hybrid Al/SiC/Gr metal matrix composites
JP5904234B2 (ja) 粉末冶金用混合粉およびその製造方法ならびに鉄基粉末製焼結体
US20030099853A1 (en) Copper based sintered contact material and double-layered sintered contact member
JP2008261051A (ja) 銅系焼結摺動材料および複層焼結摺動部材
US11219950B2 (en) Sintered component
CN102056689A (zh) 半熔融或半凝固状态的铁系合金的铸造方法及铸造用模具
CN104763749A (zh) 一种耐温金属基镶嵌固体自润滑轴承及其制备方法
JP5481356B2 (ja) 摺動部材の製造方法
JP2023075154A (ja) 焼結部品
JP2001347355A (ja) ダイキャスト用プランジャーチップとその製造方法
Song et al. High speed sliding wear behavior of recycled WCP-reinforced ferrous matrix composites fabricated by centrifugal cast
Feyzullahoğlu et al. The tribological behaviours of aluminium‐based materials under dry sliding
Dey et al. Mechanical and wear properties of rheocast and conventional gravity die cast A356 alloy
CN103934427B (zh) 一种非对称环状高铅青铜铸件的离心铸造方法
Shi et al. Advancing sustainable casting through cryogenic gradient forming of frozen sand molds: Design, error control, and experimental validation
Rajkumar et al. Cooperating function of graphite in reducing frictional wear of aluminium boron carbide composite
EP3199653A1 (en) Copper alloy for sliding bearing, and sliding bearing
JP6493357B2 (ja) 粉末冶金用混合粉およびその製造方法ならびに焼結体の製造方法
JP2006528073A (ja) 遠心鋳造方法
JP3126582U (ja) ダイカスト製コンプレッサ羽根車
Sujayakumar et al. Sliding Wear behavior of stir cast AZ91/SiCp composites
JP2002066723A (ja) 耐摩耗性複合材鋳物およびその製造方法
JP6979171B2 (ja) 鋳包み用部材及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5481356

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees