JP2008254130A - ホールソー及びその製造方法 - Google Patents

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Tatsunobu Kobayashi
達宜 小林
Teruhiro Ishizaki
彰宏 石▲崎▼
Hirokazu Matsubara
宏和 松原
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Abstract

【課題】切削加工時間の短縮と、加工面粗さの改善、ワークの温度上昇を抑える。
【解決手段】円筒状のコア体3と、このコア体3の下部の開口周縁部5に接合した硬質材料からなる複数の刃先チップ7と、を備えたホールソー1において、前記刃先チップ7の内周面23に、刃先21の回転軌跡の内周円25より外向けの内側逃げ面27を形成したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、ホールソー及びその製造方法に関し、特に電気ドリルやインパクトドライバーなどの手持ち電動機器に装着されて使用され、切削性を向上したホールソー及びその製造方法に関する。
従来のホールソーにおいては、円筒状のコア体と、このコア体の下部の開口周縁部にロー接などの接合技術で接合した複数の刃先チップが備えられている。なお、コア体の上端はシャンク取付部に固定され、シャンク取付部に取り付けられるシャンク部がボール盤や電気ドリル、インパクトドライバーなどの回転穴あけ機器等の加工機器の穿孔部に脱着される。
図12を参照するに、上記のような回転穴あけ機器にシャンク部を介して取り付けられたホールソー101は、図示しない回転穴あけ機器の回転駆動によりコア体103が回転することで、回転する刃先チップ105の刃先107で被削材Wがくり抜きで穴あけ加工されることになる。
従来のホールソー101は、例えば、特許文献1〜特許文献3では、複数の刃先チップ105の正面の切り刃(刃先形状)に注目している。すなわち、刃先チップ105が外刃、内刃、中央刃などに分断されて構成し、切り屑を切断溝幅より狭く分断し、喰い付きを良くすることや、切り屑の排出を良くすることに主眼がおかれている。
特許文献1では、穴の内面をきれいに仕上げるため、掬いを大きくしたケビキ刃を設け、このケビキ刃を他の外刃、内刃などの切り刃より下方へ突出させている。
また、超硬合金などの硬質材料からなる刃先チップ105をロー接などで接合又はクランプして構成したホールソー101の場合、円筒仕上げを行っているが、刃先チップ105の幅全体が同一面に仕上げられている。
また、複数の切削刃(上記の刃先チップ105に相当)の外周側で掬い面109の幅を上端部向けに漸進的に小さくして、図12及び図13(A)に示されているように被削材Wの加工面に対する垂直線より内側にテーパ角θで傾斜する傾斜面、所謂、バックテーパ111が設けられている。この点に関しては特許文献4に同様の事柄が示されている。
特許第2980870号公報 特開平11−129110号公報 特開2001−138120号公報 特開2003−231013号公報
ところで、従来のホールソー101においては、例えば、特許文献1〜特許文献3では、複数の刃先チップ105の正面の切り刃(刃先形状)のみに注目しており、切り刃が被削材Wに切り込まれたときの各刃先チップ105の内周面113や外周面115の当たり具合や被削材Wとの摩擦力への対応が殆ど行われていないのが現状である。
この点に関しては、特許文献4に示されているように、各刃先チップ105の外周面115を上端部向けに漸進的に小さくした傾斜面、所謂、バックテーパ111を設けることは行われていたが、このバックテーパ111では刃先チップ105の外周面115の全体〔図13(B)のハッチングの部分〕が同一面であるので、刃先チップ105の外周面115が被削材Wに接触するために刃先チップ105の外周面115の摩擦力が大きくなってしまうという問題点があった。
その理由は、特に、ホールソー101が電気ドリルなどに取り付けられて手動で穴あけ加工が行われるときは、必ずしも図12に示されているように被削材Wの加工面に対して垂直方向に切り込まれるのではなく、実際には被削材Wの加工面の垂直方向に対して傾斜した状態で穴あけ加工が行われるので、刃先チップ105の外周面115の全体が厚さ方向(回転方向の厚さ方向)で被削材Wに接触するからである。しかも、スプリングバックで刃先径よりも小さな穴があき、刃先チップ105の外周側面が一定の長さで接触することもある。
一方、刃先チップ105の内周面113については、何の考察も行われていない現状にある。各刃先チップ105をコア体103に例えばロー付で接合する際に、図14(A)に示されているように、各刃先チップ105の内周面113が被削材Wの加工面に対して直角(90°)となるように接合されることが理想的であるが、実際には、図14(B)に示されているように、被削材Wの加工面に対する垂直線より内側(ホールソー101の中心方向)に傾斜するマイナスのバックテーパ117(テーパ角α)になったり、あるいは逆に図14(C)に示されているように前記垂直線より外側に傾斜するプラスのバックテーパ119(テーパ角β)になったりして、ロー付では精密な接合が困難である。
そのために、図14(B)のハッチングで示すように刃先チップ105の後部側が刃先チップ105の刃先107の内周円121を通る垂線よりも内側に出っ張り、この出っ張った部分が被削材Wに接触することになる。
また、図15を参照するに、切削した切り屑を外側に排出するためには、各刃先チップ105の刃先107の向芯角γをマイナスにする必要がある。なお、向芯角γとは、刃先107の内周円121との接点Pとホールソー101の回転中心Oとを結ぶ線に対する刃先107の角度をいう。向芯角γが図15のように矢印の回転方向の後方側に開いている場合はマイナスであり、その逆がプラスである。そのために、図15のハッチングで示されているように刃先107より後方側が内周円121よりも内側に出っ張り、この出っ張った部分が被削材Wに接触することになる。
以上のことから、刃先107の内周円121より内側に出っ張った部分が被削材Wに接触するために刃先チップ105の内周面113の摩擦力が大きくなってしまい、切削以外の摩擦力や被削材Wの変形のために回転動力が無駄に使われるので、穴あけ加工時間が長くなることや、被削材Wの温度上昇が激しいことや、穴あけの加工面が悪くなるなどの問題点があった。
上記発明が解決しようとする課題を達成するために、この発明のホールソーは、円筒状のコア体と、このコア体の下部の開口周縁部に接合した硬質材料からなる複数の刃先チップと、を備えたホールソーにおいて、
前記刃先チップの内周面に、刃先の回転軌跡の内周円より外向けの内側逃げ面を形成したことを特徴とするものである。
また、この発明のホールソーは、前記ホールソーにおいて、前記内側逃げ面が、前記刃先の回転軌跡の円周方向で前記刃先より後側の位置に段差を設けた円周方向の内側段差逃げ面であることが好ましい。
また、この発明のホールソーは、前記ホールソーにおいて、前記内側逃げ面が、前記刃先の回転軌跡の円周方向で前記刃先より後方側に逃げ角を設けた円周方向の内側傾斜逃げ面であることが好ましい。
また、この発明のホールソーは、前記ホールソーにおいて、前記内側逃げ面が、前記刃先の回転軌跡の円周方向で前記刃先より後方側に凹部を設けた円周方向の内側凹み逃げ面であることが好ましい。
また、この発明のホールソーは、前記ホールソーにおいて、前記内側逃げ面が、前記コア体の軸線方向で前記刃先より上側の位置に段差を設けた軸線方向の内側段差逃げ面であることが好ましい。
また、この発明のホールソーは、前記ホールソーにおいて、前記内側逃げ面が、前記コア体の軸線方向で前記刃先より上方側に逃げ角を設けた軸線方向の内側傾斜逃げ面であることが好ましい。
この発明のホールソーは、円筒状のコア体と、このコア体の下部の開口周縁部に接合した硬質材料からなる複数の刃先チップと、を備えたホールソーにおいて、
前記刃先チップの外周面に、刃先の回転軌跡の外周円の円周方向で前記刃先より後側の位置に内向けの段差を設けた外側段差逃げ面を形成したことを特徴とするものである。
また、この発明のホールソーは、前記ホールソーにおいて、前記外側段差逃げ面が、前記刃先の掬い面に対してほぼ平行の段差を形成した構成であることが好ましい。
また、この発明のホールソーは、前記ホールソーにおいて、前記外側段差逃げ面が、前記コア体の軸線方向に対してほぼ平行の段差を形成した構成であることが好ましい。
また、この発明のホールソーは、前記ホールソーにおいて、前記外側段差逃げ面が、前記刃先付近を残して段差を形成した構成であることが好ましい。
また、この発明のホールソーは、前記ホールソーにおいて、前記刃先の掬い面が、0.8ミクロン以下の研磨面で構成されていることが好ましい。
この発明のホールソーの製造方法は、円筒状のコア体と、このコア体の下部の開口周縁部に接合した硬質材料からなる複数の刃先チップと、を備えたホールソーを製造する際に、
前記刃先チップを前記コア体に接合する前に、予め前記刃先の掬い面を研磨加工することを特徴とするものである。
この発明のホールソーの製造方法は、円筒状のコア体と、このコア体の下部の開口周縁部に接合した硬質材料からなる複数の刃先チップと、を備えたホールソーを製造する際に、
前記刃先チップを前記コア体に接合する前に、予め前記刃先チップの内周面に、刃先の回転軌跡の内周円より外向けの内側逃げ面を形成することを特徴とするものである。
この発明のホールソーの製造方法は、円筒状のコア体と、このコア体の下部の開口周縁部に接合した硬質材料からなる複数の刃先チップと、を備えたホールソーを製造する際に、
前記刃先チップを前記コア体に接合する前に、予め前記刃先チップの外周面に、刃先の回転軌跡の外周円の円周方向で前記刃先より後側の位置に内向けの段差を設けた外側段差逃げ面を形成することを特徴とするものである。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明のホールソーによれば、各刃先チップの内周面に内側逃げ面が形成されていることで、内周面の摩擦を小さくすることができ、切削抵抗が下げることおよび摩擦による表面のあらさの悪化を防止できるので、切削動力を下げて切削時間の短縮を図ることができる。また、内周面の接触面積を一定にすることで、安定した動力で加工を行うことができる。その結果、被削材や切り屑の温度上昇を抑え、刃先チップの寿命(工具寿命)を延ばすことができる。
また、この発明のホールソーによれば、各刃先チップの外周面に外側段差逃げ面が形成されていることで、外周面の摩擦を小さくして、切削抵抗を下げることになるので、切削動力を下げて切削時間の短縮を図ることができる。また、外周面の接触面積を一定にすることで、安定した動力で加工を行うことができる。また、ワークと切刃外周との接触によるワークの表面あらさの悪化をなくすことができ、良好な仕上げ面が得られる。同時に、バリの発生も少なくなる。その結果、被削材や切り屑の温度上昇を抑え、刃先チップの寿命(工具寿命)を延ばすことができる。
以上のように、ホールソーの刃先チップの外周面及び内周面の接触抵抗を下げることで、切削加工のための動力の大半を切削力に使用できることになり、切削加工時間は従来のホールソーと比較して20〜50%短縮できる。したがって、切削加工時間の短縮と、加工面粗さの改善、バリを小さくすること、及びワークの温度上昇を抑えることができる。
また、この発明のホールソーの製造方法によれば、刃先チップを前記コア体に接合する前に、予め前記刃先の掬い面を研磨加工することで、容易に研磨方向を刃先に対して直角方向にできるので、刃先に欠けを起こり難くすることができる。さらに、多数の刃先チップを研磨加工機で一括して研磨加工できるので、機械加工効率が向上し、研磨加工面の面粗度も研磨方向も良好である。
また、この発明のホールソーの製造方法によれば、刃先チップを前記コア体に接合する前に、予め前記刃先チップの内周面に、刃先の回転軌跡の内周円より外向けの内側逃げ面を形成することで、加工コストの安価な工具を提供できる。また、刃先チップを単体の状態で研削加工するので、刃先チップの内周面の研削加工を最も加工しやすい状態で研削機にセットすることができ、容易に最適な加工条件を選定して良好な研削加工を行うことができる。
また、この発明のホールソーの製造方法によれば、刃先チップを前記コア体に接合する前に、予め前記刃先チップの外周面に、刃先の回転軌跡の外周円の円周方向で前記刃先より後側の位置に内向けの段差を設けた外側段差逃げ面を形成することで、加工コストの安価な工具を提供できる。また、刃先チップを単体の状態で研削加工するので、刃先チップの外周面の研削加工を最も加工しやすい状態で研削機にセットすることができ、容易に最適な加工条件を選定して良好な研削加工を行うことができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1(A),(B)を参照するに、第1の実施の形態に係るホールソー1は、円筒状のコア体3と、このコア体3の下部の開口周縁部5に配置した複数の刃先チップ7と、前記コア体3の後端側を取り付けるためのシャンク取付部9と、このシャンク取付部9に溶接や金型成型等で一体的に設けたシャンク部11と、を備えて構成されている。なお、シャンク部11は、その他端に図示しないボール盤や電気ドリル、インパクトドライバーなどの回転穴あけ機器等の加工機器の穿孔部に脱着されるものである。
また、上記のコア体3は、シャンク取付部9に例えば溶接等により一体的に保持固定される。
また、シャンク取付部9には、ホールソー1で穿孔する際のセンターのガイドとして使用されるセンタガイド、例えばセンタガイドドリル13が当該シャンク取付部9の回転中心に設けたピン穴部15に挿入され、前記センタガイドドリル13の後端部はセンタガイド固定具としての例えば止めねじ17により着脱自在に装着される。なお、前記センタガイドドリル13は、その先端部がコア体3に設けた刃先チップ7より前方側〔図1(A)において下方側〕に突出している。
また、上記の複数の刃先チップ7は超硬合金などの硬質材料からなるもので、この実施の形態では図1(B)に示されているように4個の刃先チップ7が前記コア体3の下部の開口周縁部5にロー接などの接合技術で接合されている。なお、上記の刃先チップ7の数は1枚刃、2枚刃以上で適用でき、一般的には4枚以上のことが多い。
また、図1(A)に示されているように、コア体3には4つのガレット19が設けられており、前記各刃先チップ7が前記各ガレット19に臨む位置に配置され、かつ、前記各刃先チップ7の先端の刃先21の側がコア体3の下部の開口周縁部5より下方に突出するようにしてコア体3の回転方向の前方斜め下に向けて接合されている。
また、前記刃先チップ7の内周面23には、図1(B)に示されているように、刃先21の回転軌跡の内周円25より外向け(ホールソー1の中心方向の逆方向)の内側逃げ面27が形成されている。
第1の実施の形態の内側逃げ面29としては、図1(B)、図2(A)及び図4(A)に示されているように、刃先チップ7の内周面23に、前記刃先21の回転軌跡の円周方向において前記刃先21より後側の位置に段差を設けた円周方向の内側段差逃げ面が形成されている。
第2の実施の形態の内側逃げ面31としては、図2(B)及び図4(B)に示されているように、刃先チップ7の内周面23に、前記刃先21の回転軌跡の円周方向において前記刃先21より後方側に逃げ角θを設けた円周方向の内側傾斜逃げ面が形成されている。
第3の実施の形態の内側逃げ面33としては、図2(C)に示されているように、刃先チップ7の内周面23に、前記刃先21の回転軌跡の円周方向において前記刃先21より後方側に例えば半径Rの凹部を設けた円周方向の凹み逃げ面が形成されている。
第4の実施の形態の内側逃げ面35としては、図3(A)及び図4(C)に示されているように、刃先チップ7の内周面23に、前記コア体3の軸線方向において前記刃先21より上側の位置に段差Sを設けた軸線方向の内側段差逃げ面が形成されている。
また、この軸線方向の内側段差逃げ面の変形としては、図4(D)に示されているように、前記軸線方向の内側段差逃げ面が刃先チップ7の上端部37を残して形成されている。
また、図4(E)は、図4(A)に示されている円周方向の内側段差逃げ面と、図4(D)に示されている軸線方向の内側段差逃げ面を合わせ持つものである。さらに、刃先チップ7の上端部37にはロー接の際に基準とするための基準用突起部39が残されている。
第5の実施の形態の内側逃げ面41としては、図3(B)に示されているように、刃先チップ7の内周面23に、前記コア体3の軸線方向において前記刃先21より上方側に逃げ角θを設けた軸線方向の内側傾斜逃げ面、いわゆるバックテーパが形成される。
次に、上記の第1〜第5の実施の形態の内側逃げ面29、31,33,35、41等の内側逃げ面27を備えた刃先チップ7が接合された第1の実施の形態のホールソー1の作用、効果について説明する。
回転穴あけ機器にシャンク部11を介して取り付けられたホールソー1は、回転穴あけ機器の回転駆動によりコア体3が回転することで、回転する刃先チップ7の刃先21で被削材に対してくり抜きで穴あけ加工が行われる。
この穴あけ加工を行うとき、基本的に前記刃先チップ7が被削材に対する切込み方向〔図1(A)において下方向のX方向〕に対して局部的には直交する方向〔図1(A)において左方向のY方向〕に走行(回転走行)する。
このとき、各刃先チップ7が被削材の切削を行うY方向に向かって回転走行する際に、各刃先チップ7に内側逃げ面29、31,33,35、41等の内側逃げ面27が形成されていることで、内周面23の摩擦を小さくして切削抵抗を下げることになるので、切削のための回転動力を下げることができ、切削時間の短縮を図ることができる。また、内周面23の接触面積を一定にすることで、安定した回転動力で切削加工を行うことができる。その結果、被削材や切り屑の温度上昇を抑えことができ、刃先チップ7の寿命、すなわちホールソー1の寿命(工具寿命)を延ばすことができる。
次に、第2の実施の形態のホールソー43について図面を参照して説明する。なお、前述した第1実施の形態のホールソー1と同様の部材は同じ符号を付し、特にホールソー1と異なる点について説明する。
第1実施の形態のホールソー1と異なる点は、各刃先チップ7の形態にある。すなわち、各刃先チップ7の外周面45には、図5に示されているように、刃先21の回転軌跡の外周円47の円周方向で前記刃先21より後側の位置に内向け(ホールソー43の中心方向)の段差を設けた外側段差逃げ面49が形成されている。なお、前記段差のランド幅aは、0.3mm以上で、かつ、1.5mm以下(0.3mm≦a≦1.5mm)であることが、切削抵抗を低減するためにより一層の効果を奏する点で望ましい。
第1の実施の形態の外側段差逃げ面51としては、図6(A),(B)に示されているように、各刃先チップ7の外周面45に、前記刃先21の掬い面53に対してほぼ平行の段差が形成されている。
第2の実施の形態の外側段差逃げ面55としては、図7(A),(B)に示されているように、各刃先チップ7の外周面45に、前記コア体3の軸線方向に対してほぼ平行の段差が形成されている。
第3の実施の形態の外側段差逃げ面57としては、図8(A),(B)に示されているように、各刃先チップ7の外周面45に、前記刃先21の付近を残して段差が形成されている。
次に、上記の第1〜第3の実施の形態の外側段差逃げ面51,55,57等の外側段差逃げ面49を備えた刃先チップ7が接合された第2の実施の形態のホールソー43の作用、効果について説明する。
ホールソー43で被削材の穴あけ加工を行うとき、各刃先チップ7が被削材の切削を行うY方向に向かって回転走行する際に、各刃先チップ7に外側段差逃げ面51,55,57等の外側段差逃げ面49が形成されていることで、外周面45の摩擦を小さくして切削抵抗を下げることになるので、切削のための回転動力を下げることができ、切削時間の短縮を図ることができる。また、外周面45の接触面積を一定にすることで、安定した回転動力で切削加工を行うことができる。その結果、被削材や切り屑の温度上昇を抑えことができ、刃先チップ7の寿命、すなわちホールソー43の寿命(工具寿命)を延ばすことができる。
次に、第3の実施の形態のホールソー59について図面を参照して説明する。なお、前述した第1、第2実施の形態のホールソー1,43と同様の部材は同じ符号を付して同様の部分の詳しい説明は省略する。
第1、第2実施の形態のホールソー1,43と異なる点は、各刃先チップ7の形態にある。すなわち、各刃先チップ7は、その内周面23に第1実施の形態のホールソー1と同様の内側逃げ面27が形成され、かつ、外周面45に第2の実施の形態のホールソー43と同様の外側段差逃げ面49が形成されている。したがって、各刃先チップ7は、第1実施の形態のホールソー1と第2の実施の形態のホールソー43の性質を合わせ持つものである。
その一例としては、図9に示されているように、各刃先チップ7の内周面23に、前記刃先21の回転軌跡の円周方向において前記刃先21より後側の位置に段差を設けた円周方向の内側段差逃げ面(内側逃げ面29)が形成されている。さらに、各刃先チップ7の外周面45に、刃先21の回転軌跡の外周円47より円周方向で前記刃先21より後側の位置に内向けの段差を設けた外側段差逃げ面51、すなわち前記刃先21の掬い面53に対してほぼ平行の段差が形成されている。
また、他の例としては、図10に示されているように、各刃先チップ7の内周面23に、前記コア体3の軸線方向において前記刃先21より上側の位置に段差を設けた軸線方向の内側段差逃げ面(内側逃げ面35)が形成されている。なお、前記内側段差逃げ面は、前述した図4(D)と同様に刃先チップ7の上端部37を残している。さらに、各刃先チップ7の外周面45に、前記刃先21の付近を残して段差を形成した外側段差逃げ面57が設けられている。前述した図8(A),(B)の外周面45と同様である。
したがって、ホールソー59で被削材の穴あけ加工を行うときの作用、効果は、第1実施の形態のホールソー1と第2の実施の形態のホールソー43の両方の作用、効果を合わせ持つもので、内周面23及び外周面45の摩擦を小さくして切削抵抗を下げることになるので、切削時間の短縮を図ることができる。また、被削材や切り屑の温度上昇を抑えことができ、工具寿命、すなわち刃先チップ7の寿命を延ばすことができる。
以上のように、ホールソー1,43の刃先チップ7の外周面45又は内周面23、あるいはホールソー59の刃先チップ7の外周面45と内周面23の接触抵抗を下げることで、切削加工のための回転動力の大半を切削力に使用できることになり、切削加工時間は従来のホールソーと比較して20〜50%短縮できると共に、加工面粗さの改善、ワークの温度上昇を抑えることができる。
また、前述した第1、第2及び第3の実施の形態のホールソー1,43,59の各刃先チップ7は、刃先21の掬い面53が0.8ミクロン以下の研磨面で構成されていることが望ましい。その理由としては、前記掬い面53が研磨加工されていることで切り屑の流れが良くなるので、切削抵抗が低減し、切り屑の詰まりがなくなることにある。
ちなみに、ホールソー1,43,59の場合は、電気ドリルやインパクトドライバーなどの手持ち電動機器に装着されて使用され、所謂、手工具での加工が多く、そのために1回転当たりの刃先21の送りがサブミクロン〜10μmである。この送りは通常の切削加工の刃先21の送りに対して1/10ないしは1/数百で非常に小さいので、刃先21の掬い面53の面粗度が1ミクロン以上の大きさ(悪い状態)の場合は切り屑の流れが悪くなる。従来の焼結肌の場合は1ミクロン以上であり、一般に5〜10ミクロンである。その結果、切削抵抗が増加し、切り屑の詰まりが起こり易くなる。
次に、この発明の第1の実施の形態のホールソーの製造方法について図面を参照して説明する。この製造方法は、例えば、前述した第1ないしは第3の実施の形態のホールソー1,43,59に対して適用されるものである。
ホールソーの製造方法としては、複数の刃先チップ7が円筒状のコア体3の下部の開口周縁部5にロー接などの接合技術で接合されるのであるが、この第1の実施の形態の製造方法では、図11に示されているように、特に、各刃先チップ7がコア体3に接合される前に、予め各刃先チップ7の刃先21の掬い面53が研磨加工されることを特徴とするものである。
その理由としては、各刃先チップ7をコア体3に接合した後に、各刃先チップ7の刃先21の掬い面53を研磨加工する場合は、例えば、カップ砥石でコア体3のガレット19の隙間から砥石を入れて研磨加工を行う必要があるので、刃先チップ7の幅方向にしか研磨できない。すなわち、研磨方向が刃先21に対して直角方向に、すなわち、刃先21の先端に向けた方向に研磨することができない。しかも、ガレット19の底部付近に位置する刃先チップ7の部分は砥石が入らないので研磨できないという問題点もある。また、上記のような刃先チップ7の幅方向の研磨では刃先21に欠けが発生し易く、欠けの大きさも大きくなるという問題点もある。
しかし、各刃先チップ7の刃先21の掬い面53を予め研磨加工することで、研磨方向を刃先21に対して直角方向にできるので、上記のような問題を解消することができる。しかも、研磨加工する際には、多数の刃先チップ7を研磨加工機のベッド上に並べて一括して行うことができるので、機械加工効率が向上し、研磨加工面の面粗度も良好であり、研磨方向も上述したように良好である。
次に、この発明の第2の実施の形態のホールソーの製造方法について説明する。この製造方法は、例えば、前述した第1ないしは第3の実施の形態のホールソー1,43,59に対して適用されるものである。
ホールソーの製造方法としては、複数の刃先チップ7が円筒状のコア体3の下部の開口周縁部5にロー接などの接合技術で接合されるのであるが、この第2の実施の形態の製造方法では、特に、各刃先チップ7がコア体3に接合される前に、予め前記刃先チップ7の内周面23に、刃先21の回転軌跡の内周円25より外向けの内側逃げ面27を形成することを特徴とするものである。
その理由としては、各刃先チップ7がコア体3に接合される前に、前記刃先チップ7の形状が加工又はモールドなどで予め付与されることで、加工コストの上昇を抑えることができるので安価な工具を提供できることにある。
特に、各刃先チップ7がコア体3に接合された後に、刃先チップ7の内周面23の加工を行う場合は、ホールソー自体が小さいために、切削工具の剛性が不足し、最適な加工条件を選定できないという問題が生じる。特に、加工スピードを適性にするためには数万〜数十万回ほどの試験運転が必要になり、研削機の設備が高価になると共に最適な加工条件を選定することが難しいものである。
しかし、刃先チップ7を単体の状態で研削加工するので、刃先チップ7の内周面23の研削加工を最も加工しやすい状態で研削機にセットすることができることで、容易に最適な加工条件を選定して良好な研削加工を行うことができる。
さらに、刃先チップ7は超硬合金などの硬質材料からなる粉末合金であるので金型で対応可能であり大量生産することができる。その結果、1個当たりのチップの価格を大幅に下げることができる。
また、上記の点は、刃先チップ7の外周面45の研削加工においても同様の作用、効果がある。すなわち、この発明の第3の実施の形態のホールソーの製造方法としては、各刃先チップ7がコア体3に接合される前に、予め前記刃先チップ7の外周面45に、刃先21の回転軌跡の外周円47の円周方向で前記刃先21より後側の位置に内向けの段差を設けた外側段差逃げ面49を形成することを特徴とするものである。この場合の作用、効果は前述した第2の実施の形態のホールソーの製造方法と同様であるので説明は省略する。
(A)は第1の発明の実施の形態のホールソーの概略的な正面図で、(B)は(A)の矢視IBから視た平面図である。 図1(B)の部分的な平面図であり、(A)は第1の実施の形態の内側逃げ面を備えた刃先チップの平面図で、(B)は第2の実施の形態の内側逃げ面を備えた刃先チップの平面図で、(C)は第3の実施の形態の内側逃げ面を備えた刃先チップの平面図である。 図1(A)の部分的な正面図であり、(A)は第4の実施の形態の内側逃げ面を備えた刃先チップの正面図で、(B)は第5の実施の形態の内側逃げ面を備えた刃先チップの正面図である。 (A)は第1の実施の形態の内側逃げ面を備えた刃先チップの斜視図で、(B)は第2の実施の形態の内側逃げ面を備えた刃先チップの斜視図で、(C)は第4の実施の形態の内側逃げ面を備えた刃先チップの斜視図で、(D)は(C)の変形の刃先チップの斜視図で、(E)は(A)と(C)の内側逃げ面を合わせ持つ刃先チップの斜視図である。 この発明の第2の実施の形態のホールソーにおける図1(B)の部分的な平面図に該当するもので、刃先チップ付近の部分的な平面図である。 (A)は第1の実施の形態の外側段差逃げ面を備えた刃先チップの側面図で、(B)は(A)の矢視VIB−VIB線の断面図である。 (A)は第2の実施の形態の外側段差逃げ面を備えた刃先チップの側面図で、(B)は(A)の矢視VIIB−VIIB線の断面図である。 (A)は第3の実施の形態の外側段差逃げ面を備えた刃先チップの側面図で、(B)は(A)の矢視VIIIB−VIIIB線の断面図である。 この発明の第3の実施の形態のホールソーにおける図1(B)の部分的な平面図に該当するもので、刃先チップ付近の部分的な平面図である。 この発明の第3の実施の形態のホールソーにおける図1(A)の部分的な正面図に該当するもので、刃先チップの部分的な正面図である。 図1(A)の刃先チップ付近の部分的な側面図である。 従来のホールソーの刃先チップによる切削状態を示す概略的な正面図である。 (A)は従来のホールソーの刃先チップの正面図で、(B)は刃先チップの側面図である。 従来のホールソーのコア体における刃先チップの接合状態を示す正面図で、(A)は理想的な状態を示すもので、(B)はマイナスのバックテーパの状態を示すもので、(B)はプラスのバックテーパの状態を示すものである。 従来のホールソーの下方から視た概略的な平面図である。
符号の説明
1 ホールソー(第1の実施の形態のホールソー)
3 コア体
5 開口周縁部
7 刃先チップ
9 シャンク取付部
11 シャンク部
13 センタガイドドリル
15 ピン穴部
17 止めねじ
19 ガレット
21 刃先
23 内周面
25 内周円
27 内側逃げ面
29 内側逃げ面(第1の実施の形態の内側逃げ面)
31 内側逃げ面(第2の実施の形態の内側逃げ面)
33 内側逃げ面(第3の実施の形態の内側逃げ面)
35 内側逃げ面(第4の実施の形態の内側逃げ面)
37 刃先チップの上端部
39 基準用突起部
41 内側逃げ面(第5の実施の形態の内側逃げ面)
43 ホールソー(第2の実施の形態のホールソー)
45 外周面
47 外周円
49 外側段差逃げ面
51 外側段差逃げ面(第1の実施の形態の外側段差逃げ面)
53 掬い面
55 外側段差逃げ面(第2の実施の形態の外側段差逃げ面)
57 外側段差逃げ面(第3の実施の形態の外側段差逃げ面)
59 ホールソー(第3の実施の形態のホールソー)

Claims (14)

  1. 円筒状のコア体と、このコア体の下部の開口周縁部に接合した硬質材料からなる複数の刃先チップと、を備えたホールソーにおいて、
    前記刃先チップの内周面に、刃先の回転軌跡の内周円より外向けの内側逃げ面を形成したことを特徴とするホールソー。
  2. 前記内側逃げ面が、前記刃先の回転軌跡の円周方向で前記刃先より後側の位置に段差を設けた円周方向の内側段差逃げ面であることを特徴とする請求項1記載のホールソー。
  3. 前記内側逃げ面が、前記刃先の回転軌跡の円周方向で前記刃先より後方側に逃げ角を設けた円周方向の内側傾斜逃げ面であることを特徴とする請求項1記載のホールソー。
  4. 前記内側逃げ面が、前記刃先の回転軌跡の円周方向で前記刃先より後方側に凹部を設けた円周方向の内側凹み逃げ面であることを特徴とする請求項1記載のホールソー。
  5. 前記内側逃げ面が、前記コア体の軸線方向で前記刃先より上側の位置に段差を設けた軸線方向の内側段差逃げ面であることを特徴とする請求項1記載のホールソー。
  6. 前記内側逃げ面が、前記コア体の軸線方向で前記刃先より上方側に逃げ角を設けた軸線方向の内側傾斜逃げ面であることを特徴とする請求項1記載のホールソー。
  7. 円筒状のコア体と、このコア体の下部の開口周縁部に接合した硬質材料からなる複数の刃先チップと、を備えたホールソーにおいて、
    前記刃先チップの外周面に、刃先の回転軌跡の外周円の円周方向で前記刃先より後側の位置に内向けの段差を設けた外側段差逃げ面を形成したことを特徴とするホールソー。
  8. 前記外側段差逃げ面が、前記刃先の掬い面に対してほぼ平行の段差を形成した構成であることを特徴とする請求項7記載のホールソー。
  9. 前記外側段差逃げ面が、前記コア体の軸線方向に対してほぼ平行の段差を形成した構成であることを特徴とする請求項7記載のホールソー。
  10. 前記外側段差逃げ面が、前記刃先付近を残して段差を形成した構成であることを特徴とする請求項7記載のホールソー。
  11. 前記刃先の掬い面が、0.8ミクロン以下の研磨面で構成されていることを特徴とする請求項1〜10の一つに記載のホールソー。
  12. 円筒状のコア体と、このコア体の下部の開口周縁部に接合した硬質材料からなる複数の刃先チップと、を備えたホールソーを製造する際に、
    前記刃先チップを前記コア体に接合する前に、予め前記刃先の掬い面を研磨加工することを特徴とするホールソーの製造方法。
  13. 円筒状のコア体と、このコア体の下部の開口周縁部に接合した硬質材料からなる複数の刃先チップと、を備えたホールソーを製造する際に、
    前記刃先チップを前記コア体に接合する前に、予め前記刃先チップの内周面に、刃先の回転軌跡の内周円より外向けの内側逃げ面を形成することを特徴とするホールソーの製造方法。
  14. 円筒状のコア体と、このコア体の下部の開口周縁部に接合した硬質材料からなる複数の刃先チップと、を備えたホールソーを製造する際に、
    前記刃先チップを前記コア体に接合する前に、予め前記刃先チップの外周面に、刃先の回転軌跡の外周円の円周方向で前記刃先より後側の位置に内向けの段差を設けた外側段差逃げ面を形成することを特徴とするホールソーの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014020690A1 (ja) * 2012-07-31 2014-02-06 日東工器株式会社 切削刃チップおよび切削刃チップを備える環状カッタ、並びにその製造方法

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