JP2008253548A - 超音波診断装置及び超音波プローブ - Google Patents

超音波診断装置及び超音波プローブ Download PDF

Info

Publication number
JP2008253548A
JP2008253548A JP2007099245A JP2007099245A JP2008253548A JP 2008253548 A JP2008253548 A JP 2008253548A JP 2007099245 A JP2007099245 A JP 2007099245A JP 2007099245 A JP2007099245 A JP 2007099245A JP 2008253548 A JP2008253548 A JP 2008253548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
angle
unit
instruction
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007099245A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5038764B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Yomo
浩之 四方
Hideki Kosaku
秀樹 小作
Takashi Takeuchi
俊 武内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2007099245A priority Critical patent/JP5038764B2/ja
Priority to CN2008100900673A priority patent/CN101292878B/zh
Priority to US12/098,141 priority patent/US8075487B2/en
Publication of JP2008253548A publication Critical patent/JP2008253548A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5038764B2 publication Critical patent/JP5038764B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/44Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
    • A61B8/4444Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device related to the probe
    • A61B8/4461Features of the scanning mechanism, e.g. for moving the transducer within the housing of the probe
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/08Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/12Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves in body cavities or body tracts, e.g. by using catheters

Abstract

【課題】所定の角度範囲で回動可能なヘッド部を用い任意の走査プレーンにおける画像データを短時間かつ容易に収集することが可能な超音波診断装置の提供。
【解決手段】複数の振動素子111が配列されたヘッド部11を所定の角度範囲で回動させながら複数の走査プレーンにおける画像データを収集する際、回動指示部13にて入力された指示信号に基づいて画像データの収集を目的とする標準回動モードで第1の方向に対して速度V1で回動していたヘッド部11の回動角度が所定の反転角度に到達したことが回動角度検出部15によって検出され、更に、同様の指示信号が回動指示部13にて継続して入力された場合、回動機構制御部6は回動機構駆動部14を制御し、ヘッド部11を速度V2(V2>V1)の反転回動モードで略180度反転させた後前記第1の方向に対して標準回動モードの回動を再度行なう。
【選択図】図2

Description

本発明は、超音波診断装置及び超音波プローブに係り、特に、画像データの収集が行なわれる走査プレーンを振動素子の回動によって変更することが可能な超音波診断装置及び超音波プローブに関する。
超音波診断装置は、超音波プローブに内蔵された振動素子から発生する超音波を被検体内に放射し、被検体組織の音響インピーダンスの差異によって生ずる反射波を前記振動素子によって受信してモニタ上に表示するものである。この診断方法は、比較的簡単な操作でリアルタイムの2次元画像データが容易に得られるため、臓器の機能診断や形態診断に広く用いられている。
被検体の組織あるいは血球からの反射波により生体情報を得る超音波診断法は、超音波パルス反射法と超音波ドプラ法の2つの大きな技術開発により急速な進歩を遂げ、上記技術を用いて得られるBモード画像とカラードプラ画像は、今日の超音波診断において不可欠なものとなっている。
ところで、食道内に挿入した超音波振動素子(以下、振動素子と呼ぶ。)を用いて心臓やその周囲の脈管系の画像データを収集する経食道超音波診断では、超音波の伝搬を妨げる肋骨や肺等に影響されることなく心臓の近傍に振動素子を配置することができるため高分解能の画像データを観察することができる。
この経食道超音波診断に用いる超音波プローブとして、内視鏡スコープのような可撓性を有する導中管の先端に複数の振動素子が配列されたヘッド部を備え,超音波の放射面(即ち、振動素子の配列面)に垂直な軸を中心に前記振動素子を回転あるいは回動させることにより,任意の画像データ収集断面(以下では、走査プレーンと呼ぶ。)における画像データの収集が可能なマルチプレーン超音波プローブが実用化されている。内視鏡スコープのようにアングル部を湾曲させることによって走査プレーンを更新する方法は、このアングル操作を食道内の限られた狭い領域において行なわなくてはならないため所望の方向に走査プレーンを設定することは困難である。これに対し振動素子の回転あるいは回動によって走査プレーンを所望の方向に設定するマルチプレーン超音波プローブは、心臓領域等における各種疾患の診断に必要な画像データを容易かつ確実に得ることができるため,臨床的に極めて有用とされている。
マルチプレーン超音波プローブは、その把持部に設けられたアングルノブを操作することによりヘッド部の振動素子を回動させる手動方式と、把持部あるいはヘッド部に収納されたモータを用いて振動素子を回転あるいは回動させるモータ駆動方式に分類されるが、近年では、操作性に優れるモータ駆動方式が広く用いられている。このモータ駆動方式には、振動素子を所定の方向に連続回転させる回転方式と、振動素子を所定の範囲内(例えば0度乃至180度)で時計方向(CW方向)及び反時計方向(CCW方向)に回動させる回動方式(例えば、特許文献1参照。)とがある。
回転方式では、スリップリングを用いて回転部と固定部との間の信号伝達が行なわれるが,スリップリングの接続ピッチは、このスリップリングとヘッド部の振動素子とを接続するFPC(フレキシブルプリント基板)の信号線ピッチと比較して粗くなるためスリップリングを収納したヘッド部の外形は大きくなり食道内への挿入が困難になる。又、スリップリングから発生するスリッピングノイズにより画像データの画質が劣化する問題点を有している。一方、回動方式によれば、ヘッド部を比較的小さくすることができるため被検体に対する苦痛を軽減することができ、更に、スリッピングノイズの発生もないため良質な画像データを収集することができる。
特開2006−312103号公報
上述の回動方式では、例えば、ヘッド部をCCW方向及びCW方向に回動させるための2つの指示部が超音波プローブの把持部に設けられ、この指示部を選択してヘッド部を所望の方向へ回動させることにより走査プレーンの設定が行なわれる。
この場合、予め設定された角度範囲にて回動可能なヘッド部をCCW方向(CW方向)に順次回動させながら複数の走査プレーンにおける画像データを収集し、ヘッド部の回動角度が臨界角度に接近した場合、この接近を予測した超音波プローブの操作者は、CW方向(CCW方向)に回動させるための指示部を選択することによってヘッド部をCW方向(CCW方向)へ約180度反転させ、前記臨界角度の走査プレーンに隣接した走査プレーンの画像データを収集する必要があった。このため、CCW方向あるいはCW方向の臨界角度近傍における画像データの収集は極めて煩雑な操作を必要とし、更に、臨界角度近傍では、回動速度を低速度へ切り替えることによってヘッド部の位置(角度)を正確に把握する必要があるため検査効率が大幅に低下すると共に操作者に大きな負担を与えてきた。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の振動素子が配列されたヘッド部を所定の角度範囲で回動させることによって複数の走査プレーンにおける画像データを収集する際、ヘッド部の回動角度が予め設定された反転角度に到達したならば所定角度だけ反転させることにより、前記反転角度を超えて回動あるいは回転させた場合の走査プレーンと同一な走査プレーンにおける画像データを容易に収集することが可能な超音波診断装置及び超音波プローブを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る本発明の超音波診断装置は、複数の振動素子が配列されたヘッド部を所定の角度範囲で回動させることによって複数の走査プレーンにおける画像データの収集を可能とする超音波プローブを有した超音波診断装置において、前記ヘッド部の回動を指示する回動指示手段と、前記ヘッド部の回動角度を検出する回動角度検出手段と、前記ヘッド部を回動させる回動機構駆動手段と、前記回動指示手段から供給される指示信号と前記回動角度検出手段から供給される検出信号に基づいて前記回動機構駆動手段を制御する回動機構制御手段とを備え、前記回動機構制御手段は、画像データの収集を目的とした標準回動モードで第1の方向へ回動する前記ヘッド部の回動角度が所定の反転角度に到達したならば、前記指示信号に基づいて、前記ヘッド部の反転を目的とした反転回動モードで前記ヘッド部を第2の方向へ所定角度反転させた後前記標準回動モードで前記第1の方向へ再度回動させるための制御を前記回動機構駆動手段に対して行なうことを特徴としている。
又、請求項15に係る本発明の超音波プローブは、複数の振動素子が配列されたヘッド部を所定の角度範囲で回動させることによって複数の走査プレーンにおける画像データの収集を可能とする超音波プローブにおいて、前記ヘッド部の回動を指示する回動指示手段と、前記ヘッド部の回動角度を検出する回動角度検出手段と、前記ヘッド部を回動させる回動機構駆動手段とを備え、回動機構駆動手段は、画像データの収集を目的とした標準回動モードで第1の方向へ回動する前記ヘッド部の回動角度が所定の反転角度に到達したならば、前記回動指示手段から供給される指示信号に基づいて、前記ヘッド部の反転を目的とした反転回動モードで前記ヘッド部を第2の方向へ所定角度反転させた後前記標準回動モードで前記第1の方向へ再度回動させることを特徴としている。
本発明によれば、複数の振動素子が配列されたヘッド部を所定の角度範囲で回動させることによって複数の走査プレーンにおける画像データを収集する際、前記ヘッド部を前記角度範囲を超えて回動あるいは回転させた場合の走査プレーンと同一な走査プレーンにおける画像データを容易に収集することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下に述べる本実施例の特徴は、複数の振動素子が配列されたヘッド部を所定の角度範囲で回動させることによって複数の走査プレーンにおける画像データを収集する際、ヘッド部の回動角度が予め設定された反転角度に到達したならば自動的に180度反転させることにより前記反転角度を超えて回動あるいは回転させた場合の走査プレーンと同一な走査プレーンにおける画像データを収集することにある。
(装置の構成)
以下では、本発明の実施例における超音波診断装置の構成と各ユニットの基本動作につき図1乃至図11を用いて説明する。尚、図1は、本実施例における超音波診断装置の外観図であり、図2は、この超音波診断装置の全体構成を示すブロック図である。
図1に示す超音波診断装置100は、診断装置本体10とこの診断装置本体10に接続され被検体の診断対象部位に対して超音波の送受信を行なう超音波プローブ1を有している。そして、超音波プローブ1は、複数(M個)の図示しない振動素子が1次元配列されその配列面に垂直な軸を中心軸として回動自在に取り付けられたヘッド部とこのヘッド部を所定の方向に回動させるための回動機構部とが設けられた先端部151と、前記中心軸の方向を更新することにより診断対象部位に対し好適な走査プレーンを設定するアングル部152と、可撓性を有し先端部151及びアングル部152と共に被検体の体内(例えば、食道内)に挿入される導中部153を備え、更に、先端部151のヘッド部を所望の方向へ回動させるための指示を行なう回動指示部、前記ヘッド部を回動するための駆動力を前記回動機構部に供給する回動機構駆動部、前記ヘッド部の回動角度を検出する回動角度検出部、更には、ヘッド部の回動中心軸を所望の方向に設定するためにアングル部152の湾曲度を調整するアングルノブ155等が設けられた把持部154と、可撓性を有し把持部154の回動機構駆動部及び回動指示部や先端部151のヘッド部と診断装置本体10の当該ユニットとの電気的な接続を行なうプローブケーブル156を備えている。
次に、図2のブロック図に示した本実施例の超音波診断装置100の超音波プローブ1は、既に述べたように、M個の振動素子111が1次元配列されその配列面に垂直な軸を中心軸として回動自在に取り付けられたヘッド部11と、このヘッド部11を前記中心軸の周囲で回動させるための回動機構部12と、ヘッド部11の回動(回動方向、回動速度及び回動開始)を指示する回動指示部13と、後述する診断装置本体10の回動機構制御部6から供給される制御信号に基づきヘッド部11を所定方向に所定速度で回動するための駆動力を回動機構部12へ供給する回動機構駆動部14と、回動したヘッド部11の回動角度を検出する回動角度検出部15を備えている。
尚、振動素子111は電気音響変換素子であり、送信時には電気的な駆動信号を送信超音波に変換し、受信時には超音波反射波(受信超音波)を電気信号(受信信号)に変換する機能を有している。
次に、本実施例における超音波プローブ1の具体的な構成につき図3乃至図6を用いて説明する。図3に示す超音波プローブ1は、既に図1において示したように先端部151、アングル部152、導中部153、把持部154及びプローブケーブル156に区分される。
先端部151には、M個の振動素子111が配列されたヘッド部11と、このヘッド部11を振動素子111の配列面に垂直な軸を中心として回動させるための回動機構部12が設けられ、一方、把持部154には、ヘッド部11の回動開始、回動方向及び回動速度を指示する回動指示部13と、ヘッド部11を回動させるための駆動力を発生して回動機構部12へ供給する回動機構駆動部14と、この回動機構駆動部14の状態情報(例えば、回動機構駆動部14として用いられたステッピングモータの回転角度情報)に基づいてヘッド部11の回動角度を検出する回動角度検出部15を有している。
把持部154の回動指示部13は、ヘッド部11を時計方向(CW方向)へ回動させるための指示信号(CW指示信号)を入力するCW指示部131と反時計方向(CCW方向)へ回動させるための指示信号(CCW指示信号)を入力するCCW指示部132を有し、これらの指示信号に基づいて回動機構駆動部14が発生した駆動力は、例えば、アングルワイヤ161を介して先端部151の回動機構部12に伝達される。尚、駆動力の伝達手段は、上述のアングルワイヤ161に限定されるものではなく、例えば、フレキシブルトルクワイヤのような他の伝達手段を用いても構わない。
一方、ヘッド部11を載置した先端部151の回動機構部12は、回動機構駆動部14から供給される上述の駆動力によりヘッド部11をCW方向あるいはCCW方向へ所定速度で回動させる。又、ヘッド部11に設けられたM個の振動素子111の各々と接続されたMチャンネルの信号ケーブル162は、アングル部152、導中部153、把持部154及びプローブケーブル156を介して後述の診断装置本体10における送受信部2に接続され、回動指示部13から入力されたCW指示信号やCCW指示信号は、信号線163を介して診断装置本体10の回動機構制御部6へ供給される。
そして、これらの指示信号や把持部154の回動角度検出部15から信号線165を介して供給される回動角度情報に基づいて回動機構制御部6が生成した制御信号は、信号線164を介して把持部154の回動機構駆動部14へ供給される。次いで、回動機構駆動部14は、ヘッド部11を回動するための駆動力を前記制御信号に従って発生しアングルワイヤ161を介して先端部151の回動機構部12へ供給する。
次に、超音波プローブ1における駆動力伝達方法につき図4を用いて更に詳しく説明する。図4は、ヘッド部11の回動を目的とした駆動力伝達方法の具体例を示したものであり、把持部154の回動機構駆動部14として、例えば、高精度の低速回転が可能なステッピングモータを用い、このステッピングモータによって先端部151のヘッド部11を、反時計方向(CCW方向)に回動させる場合について述べる。この場合、ヘッド部11を回動自在に載置した回動機構部12の支持台とステッピングモータの回転部をアングルワイヤ161を用いて連結することにより、回動機構部12に取り付けられたヘッド部11は、ステッピングモータの回転方向(CCW方向)と同一の方向に所定速度で回動する。
次に、M個の振動素子111が1次元配列されたヘッド部11を回動機構駆動部14から供給される駆動力によって回動させた場合の走査プレーンの方向とヘッド部11の回動における信号ケーブル162の処理方法につき図5を用いて説明する。例えば、ヘッド部11においてM個の振動素子111が1次元配列されたy軸方向(即ち、被検体に対する先端部151の挿入方向)を基準方向(φ=0)とし、このヘッド部11を、例えば、CCW方向に回動させることによりその回動角度を基準方向に対しφ=0度乃至180度の範囲で設定する場合、図5(a)は、ヘッド部11の回動角度がφ=0度あるいはφ=180度に設定された場合の走査プレーンPaと回動角度がφ=90度に設定された場合の走査プレーンPbを示している。
即ち、回動角度がφ=0度あるいはφ=180度の場合の走査プレーンPaはy−z平面内に形成され、回動角度がφ=90度の場合の走査プレーンPbはx−z平面内に形成される。そして、ヘッド部11の回動角度をφ=0度乃至180度の範囲で順次更新することにより、ヘッド部11の前方に位置した診断対象部位の任意の走査プレーンにおいて2次元の画像データを収集することが可能となる。
一方、図5(b)は、CCW方向に対して回動するヘッド部11の回動角度がφ=0度、φ=90度及びφ=180度の場合、このヘッド部11にて1次元配列されているM個の振動素子111とこれら振動素子111の各々に接続されたMチャンネルの信号ケーブル162を示したものであり、信号ケーブル162は、例えば、回動角度がφ=0度の場合、円筒形状を呈したヘッド部11の周囲において巻回され、回動角度φが180度の場合、ヘッド部11の内部に設けられた空きスペースにおいて撓んだ状態で格納される。このようなケーブル処理方法により、信号ケーブル162に接続されたヘッド部11を滑らかに回動させることができる。
尚、超音波プローブ1の把持部154は、図6の外観図に示すように、アングル部152の湾曲方向や湾曲の大きさを指示するアングルノブ155と、先端部151のヘッド部11に対する回動方法、回動速度、回動開始等を指示する回動指示部13がその表面に取り付けられている。回動指示部13は、CW指示信号を入力するCW指示部131及びCCW指示信号を入力するCCW指示部132としての2つの押しボタンを有し、これらの押しボタンの押し方により連続的な回動(連続回動)あるいはステップ状の回動(ステップ回動)の指示や回動速度の指示が行なわれる。例えば、押しボタンに対する押圧の大きさや押圧時間の長短によって回動速度が設定され、前記押圧時間の長短によって連続回動あるいはステップ回動の選択が行なわれる。具体的には、押圧が大きく押圧時間が長い程回動速度は速くなり、押圧時間が予め設定された時間より長くなった場合にはステップ回動から連続回動に移行する。
図2に戻って、超音波診断装置100の診断装置本体10は、超音波プローブ1のプローブケーブル156、把持部154、導中部153及びアングル部152を介して接続されたヘッド部11の振動素子111に対して駆動信号を供給すると共に、これらの振動素子111から得られた受信信号を整相加算する送受信部2と、送受信部2にて得られた受信信号を信号処理してBモードデータやカラードプラデータ等の超音波データを生成する超音波データ生成部3と、ヘッド部11の回動角度によって決定される走査プレーンにて収集された超音波データを超音波の送受信方向(図2のθ1乃至θN)に対応させて保存することにより2次元のBモード画像データ及びカラードプラ画像データを生成する画像データ生成部4と、生成されたこれらの画像データを走査プレーンの角度情報を示す角度アイコンと共に表示する表示部5を備えている。
更に、診断装置本体10は、超音波プローブ1の把持部154に設けられた回動機構駆動部14に対しヘッド部11を回動させるための制御信号を供給する回動機構制御部6と、ヘッド部11の回動角度によって決定される走査プレーンにおいて超音波の送受信方向(θ1乃至θN)及びその順序を制御する走査制御部7と、操作者によって被検体情報の入力、画像データ収集条件の設定、更には、各種コマンド信号の入力等が行なわれる入力部8と、診断装置本体10における上述の各ユニットを統括的に制御するシステム制御部9を備えている。
そして、図7に示した送受信部2は、超音波プローブ1の振動素子111から放射される送信超音波の中心周波数と略等しい周波数の連続波あるいは矩形波を発生する基準信号発生部21と、超音波プローブ1のヘッド部11にて1次元配列されたM個の振動素子111に対して駆動信号を供給する送信部22と、これらの振動素子111から得られた受信信号を整相加算する受信部23を備えている。
送信部22は、基準信号発生部21から供給される連続波を分周することにより送信超音波の繰り返し周期(レート周期)を決定するためのレートパルスを発生するレートパルス発生器221と、走査制御部7から供給される制御信号に基づいて所定の深さに送信超音波を収束するための遅延時間と所定の方向に送信超音波を放射するための遅延時間を前記レートパルスに与えるMチャンネルの送信遅延回路222と、M個の振動素子111を駆動するための駆動パルスを、遅延時間が設定された上述のレートパルスに基づいて生成するMチャンネルの駆動回路223を備えている。
一方、受信部23は、振動素子111から供給されるMチャンネルの受信信号をA/D変換するA/D変換器231と、走査制御部7から供給される制御信号に基づき、A/D変換器231においてデジタル信号に変換されたMチャンネルの受信信号に対し所定の深さからの超音波反射波を収束するための収束用遅延時間と所定の方向からの受信超音波に対して強い受信指向性をもたせるための偏向用遅延時間を与えるMチャンネルの受信遅延回路232と、受信遅延回路232から出力されたMチャンネルの受信信号を加算合成(整相加算)する加算器233と、加算合成後の受信信号を直交位相検波してI成分及びQ成分を有した複素形式の受信信号(以下では、複素受信信号と呼ぶ。)を生成する直交検波部234を備えている。尚、直交検波部234は、π/2移相器235、ミキサ236−1及び236−2、LPF(低域通過フィルタ)237−1及び237−2を有している。
次に、図8に示した超音波データ生成部3は、受信部23の直交検波部234から出力された複素受信信号を信号処理してBモードデータを生成するBモードデータ生成部31と、前記複素受信信号を信号処理してカラードプラデータを生成するカラードプラデータ生成部32を備えている。
Bモードデータ生成部31は、絶対値回路311と対数変換器312を備えている。絶対値回路311は、送受信部2の受信部23における直交検波部234から出力された複素受信信号に対する絶対値演算(例えば、LPF237−1から出力されるI成分の2乗とLPF237−2から出力されるQ成分の2乗との和の平方根)によって受信信号の包絡線を算出し、対数変換器312は、算出された包絡線に対する対数変換処理により小さな信号振幅が相対的に強調されたBモードデータを生成する。
一方、カラードプラデータ生成部32は、ドプラ信号記憶部321、MTIフィルタ322及び自己相関演算器323を備え、直交検波部234から出力された複素受信信号は、ドプラ信号記憶部321に一旦保存される。次いで、高域通過用のデジタルフィルタであるMTIフィルタ322は、ドプラ信号記憶部321に保存された複素受信信号を読み出し、この複素受信信号に対して臓器内の固定反射体あるいは臓器の呼吸性移動や拍動性移動などに起因するドプラ成分(クラッタ成分)の除去を行なう。又、自己相関演算器323は、MTIフィルタ322によって抽出された血流情報のドプラ成分に対して自己相関値を算出し、更に、この自己相関値に基づいて血流の平均速度、分散値及びパワー値を算出してカラードプラデータを生成する。
再び図2に戻って、画像データ生成部4は、図示しない画像データ記憶部と画像データ処理部を備え、前記画像データ記憶部は、超音波データ生成部3において生成されたBモードデータ及びカラードプラデータを超音波の送受信方向(θ1乃至θN)に対応させて順次保存し2次元のBモード画像データ及びカラードプラ画像データを生成する。一方、前記画像データ処理部は、前記画像データ記憶部にて生成されたBモード画像データ及びカラードプラ画像データに対し必要に応じてフィルタリング等の処理を行ない、処理されたこれらの画像データを前記画像データ記憶部に再度保存する。
表示部5は、角度アイコン生成部51、表示データ生成部52、データ変換部53及びモニタ54を備え、角度アイコン生成部51は、超音波プローブ1の回動角度検出部15から回動機構制御部6を介して供給されるヘッド部11の回動角度及び回動モード情報に基づいて走査プレーンの角度を示す角度アイコンを所定フォーマットで生成する。この場合、例えば、反転前のヘッド部回動角度がφ0の場合の角度アイコンにおける走査プレーン角度はφ0となり、反転後のヘッド部回動角度がφ0の場合の走査プレーン角度はφ0+180度となる。
一方、表示データ生成部52は、画像データ生成部4から供給される2次元のBモード画像データ及びカラードプラ画像データ、角度アイコン生成部51から供給される走査プレーンの角度アイコン、更には、システム制御部9から供給される被検体情報等に基づいて表示用データを生成する。次いで、データ変換部53は、この表示用データに対しD/A変換とテレビフォーマット変換を行ないモニタ54に表示する。尚、モニタ54においてBモード画像データやカラードプラ画像データと共に表示される角度アイコンの具体例については後述する。
次に、回動機構制御部6は、超音波プローブ1の先端部151に内蔵されたヘッド部11の回動方向及び回動速度を制御する機能を有している。この回動機構制御部6は、超音波プローブ1の回動指示部13から供給される指示信号及び回動角度検出部15から供給されるヘッド部11の回動角度情報に基づき、画像データを収集するための回動モード(標準回動モード)から画像データの収集を行なわずに所定の角度へ移動(反転)させるための回動モード(反転回動モード)への切り替え要否を判定する回動モード切り替え判定部61と、この判定結果に基づいてヘッド部11の回動方向及び回動速度等の回動パラメータを設定し、更に、この回動パラメータに基づいて生成した制御信号を超音波プローブ1の回動機構駆動部14へ供給する回動パラメータ設定部62を備えている。
次に、回動モード切り替え判定部61における判定方法と標準回動モード及び反転回動モードにおけるヘッド部11の回動方法につき図9及び図10を用いて説明する。尚、図9は、上述の回動モードの判定手順及びヘッド部11の回動手順を示したフローチャートであり、図10は、CCW方向の標準回動モード及びCW方向の反転回動モードにおけるヘッド部11の回動を説明するための図である。
図10に示すように、φ1乃至φ2((φ2−φ1)>2π)の角度範囲にて回動可能なヘッド部11をCCW方向に対しΔφ間隔でステップ回動させることにより、このヘッド部11の回動角度に基づいて決定される複数の走査プレーンにて画像データを収集する場合、超音波診断装置100の操作者は、先ず、入力部8においてCCW方向の標準回動モードからCW方向の反転回動モードに切り替わる反転角度(以下では、CCW反転角度と呼ぶ。)φ2xとこのCCW反転角度φ2xに隣接した回動角度φ2a(φ2a=φ2x+Δφ)をφ2a<φ2、(φ2a−π)=φ2b>φ1の条件下で設定し、更に、標準回動モードの回動速度V1と反転回動モードの回動速度V2(V2>V1)を設定する(図9のステップS1)。
上述の初期設定が終了したならば、前記操作者は、超音波プローブ1の回動指示部13においてCCW指示信号を入力し(図9のステップS2)、回動角度検出部15は、このCCW指示信号に基づいてCCW方向へ回動したヘッド部11の回動角度φを検出する(図9のステップS3)。
一方、回動機構制御部6の回動モード切り替え判定部61は、超音波プローブ1の回動指示部13から供給されるCCW指示信号と回動角度検出部15から供給されるヘッド部11の回動角度情報に基づいて標準回動モードから反転回動モードへの切り替え要否を判定する(図9のステップS4)。
このとき、ヘッド部11の回動角度φがφ<φ2xならば標準回動モードを継続する旨の判定を行ない、回動パラメータ設定部62は、この判定結果に基づいてCCW方向に対する標準回動モードの回動を回動速度V1で行なうための制御信号を生成して超音波プローブ1の回動機構駆動部14へ供給する。次いで、回動機構駆動部14は、この制御信号に従って回動機構部12を駆動しヘッド部11を回動速度V1でCCW方向に回動させる(図9のステップS6)。そして、ヘッド部11の回動角度φに対応した走査プレーンにおいて画像データの収集と表示が行なわれる。
一方、回動角度検出部15によって検出されたヘッド部11の回動角度φがCCW反転角度φ2xに到達し、更に、CCW反転角度φ2xに隣接した回動角度φ2a(φ2a=φ2x+Δφ)における画像データを収集するためのCCW指示信号が回動指示部13にて継続して入力されたならば、回動角度φ=φ2xの情報と前記CCW指示信号を受信した回動機構制御部6の回動モード切り替え判定部61は、CCW方向の標準回動モードからCW方向の反転回動モードへ切り替える旨の判定を行なう。次いで、回動機構制御部6の回動パラメータ設定部62は、この判定結果に基づいて反転回動モードにおける回動方向(CW方向)、回動速度V2及び反転後の回動角度φ2b(φ2b=φ2a−π)を設定し、これらの回動パラメータに基づいて生成した制御信号を超音波プローブ1の回動機構駆動部14へ供給する。
そして、この制御信号を受信した回動機構駆動部14は、回動機構部12を駆動し、ヘッド部11をその回動角度φがφ2bに到達するまで回動速度V2でCW方向に反転させる(図9のステップS5)。
即ち、CCW方向に回動したヘッド部11の回動角度φがφ2xに到達した時点でCCW指示信号が回動指示部13にて更に入力された場合、ヘッド部11は、CW方向に対する反転回動モードによってφ2bまで反転した後、CCW方向に対する標準回動モードの回動が再度行なわれる(図9のステップS6)。そして、ヘッド部11の回動角度φに対応した走査プレーンにおいて画像データの収集と表示が行なわれる。
この場合、例えば、反転前のCCW方向に対する標準回動モードにおいてφ=φ2b、φ2b+Δφ、φ2b+2Δφ、・・・・・、φ2x(φ2x=2b+π−Δφ)の走査プレーンにおける画像データが収集され、同様にして、反転後のCCW方向に対する標準回動モードにおいてもφ=φ2b、φ2b+Δφ、φ2b+2Δφ、・・・・・、φ2x(φ2x=2b+π−Δφ)の走査プレーンにおける画像データが収集される。しかしながら、反転後の標準回動モードにおける超音波送受信の順序を入れ替えることにより、上述のφ=φ2b、φ2b+Δφ、φ2b+2Δφ・・・・・φ2xの走査プレーンはφ=φ2a=φ2b+π、φ2a+Δφ=φ2b+π+Δφ、φ2a+2Δφ=φ2b+π+2Δφ、・・・・・、φ2x=φ2b+π+(π−Δφ)の走査プレーンに置きかえることができる。
即ち、回動指示部13においてCCW指示信号が継続して入力された場合、超音波プローブ1のヘッド部11は、φ2b乃至φ2xの範囲内で標準回動モードと反転回動モードの回動を行ない、このとき、φ2b乃至φ2b+2πの走査プレーンにおける画像データがCCW方向に略連続して収集される。
同様にして、φ1乃至φ2の角度範囲にて走査プレーンの回動が可能な上述のヘッド部11をCW方向にΔφ間隔でステップ回動しながら複数の走査プレーンにおける画像データを収集する場合においても、ヘッド部11の回動角度φが予め設定されたCW反転角度に到達した時点でCW方向の標準回動モードをCCW方向の反転回動モードへ切り替えることにより(図9のステップS1乃至S4及びステップS7乃至S8)、360度の角度範囲における走査プレーンの画像データをCW方向に略連続して収集することが可能となる。但し、その基本的な手順は、CCW方向の標準回動モード及びCW方向の反転回動モードの場合と略同様であるため詳細な説明は省略する。
次に、図2の走査制御部7は、送受信部2の送信部22における送信遅延回路222及び受信部23における受信遅延回路232の遅延時間を制御することにより、上述の走査プレーンにおける超音波の送受信方向を設定する。この場合、反転後の標準回動モードにおけるφ=φ2b、φ2b+Δφ、φ2b+2Δφ・・・・・φ2xの各走査プレーンは、これらの走査プレーンにおける超音波送受信の順序を入れ替えることにより、φ=φ2b+π、φ2b+π+Δφ、φ2b+π+2Δφ、・・・・・、φ2b+π+(π−Δφ)の走査プレーンとして見なすことができる。
例えば、反転前のφ2bの走査プレーンにおける超音波送受信をθ1、θ2、θ3、・・・θNの順序で行なった場合、反転後のφ2bの走査プレーンにおける超音波送受信をθN、θN−1、θN−2、・・・θ1の順序で行なうことによりφ2xの走査プレーンにおける画像データに連続したφ2a=φ2x+Δφの走査プレーンにおける画像データを得ることができる。
一方、入力部8は、操作パネル上に表示パネルやキーボード、トラックボール、マウス、選択ボタン、入力ボタン等の入力デバイスを備え、被検体情報の入力、画像データの収集条件や表示条件の設定、標準回動モード及び反転回動モードにおける標準的な回動速度の設定、CCW反転角度及びCW反転角度の設定、ヘッド部11が回動可能な角度範囲の設定、更には、種々のコマンド信号の入力等を行なう。
そして、システム制御部9は、図示しないCPUと記憶回路を備え、操作者によって入力部8から入力あるいは設定される上述の各種情報は前記記憶回路に保存される。そして、前記CPUは、これらの情報に基づいて、上述の各ユニットを統括的に制御する。
次に、表示部5のモニタ54にて表示される表示データの具体例を図11に示す。図11(a)は、反転直前のヘッド部回動角度φ2xにおいて収集された画像データDa−1とその走査プレーン角度φ2xを示す角度アイコンDa−2であり、図11(b)は、反転直後のヘッド部回動角度φ2bにて収集された画像データDb−1とその走査プレーン角度φ2a(φ2a=φ2x+Δφ=φ2b+π)を示す角度アイコンDb−2を示している。この場合、反転直前のヘッド部回動角度φ2xと反転直後のヘッド部回動角度φ2bは略180度異なっているため、画像データDa−1と画像データDb−1は、本来、左右反転して表示されるが、既に述べたように反転後の画像データは超音波の送受信順序を入れ替えて生成されているため、反転直前の走査プレーン角度φ2xにて収集された画像データDa−1に連続した画像データDb−1を反転直後のφ=φ2aにおける走査プレーンにて得ることができる。
一方、角度アイコンDa−2及びDb−2に示された走査プレーンマーカDmは、反転前のCCW方向に対するヘッド部11の回動に伴なってφ2b乃至φ2xの範囲でCCW方向へ移動し、反転後のCCW方向に対する前記ヘッド部11の回動に伴なってφ2a(φ2x+Δφ)乃至(φ2b−Δφ)の範囲で更にCCW方向へ移動する。即ち、ヘッド部11がCCW方向に対する標準回動モードとCW方向に対する反転回動モードを繰り返し行なう場合、角度アイコンにおける走査プレーンマーカDmは、CCW方向に対し360度の範囲で移動(回転)し、ヘッド部11がCW方向に対する標準回動モードとCCW方向に対する反転回動モードを繰り返し行なう場合、走査プレーンマーカDmはCW方向に対し360度の範囲で移動(回転)する。そして、夫々の走査プレーンに対応した画像データが角度アイコンと共に表示部5に表示される。尚、図11に示すように、角度アイコンDa−2あるいは角度アイコンDb−2における走査プレーンマーカDmの角度の値(φ2x、φ2a)を上述の表示データに追加することにより、ヘッド部11の角度設定を正確かつ容易に行なうことが可能となる。
以上述べた本発明の実施例によれば、複数の振動素子が配列されたヘッド部を所定の角度範囲で回動させることによって複数の走査プレーンにおける画像データを収集する際、ヘッド部の回動角度が予め設定された反転角度に到達したならば自動的に180度反転させることにより、前記反転角度を超えて回動あるいは回転させた場合の走査プレーンと同一な走査プレーンにおける画像データを容易に収集することができる。
即ち、同一の回動指示信号が継続して入力された場合、ヘッド部の回動は予め設定された角度範囲に限定されるが、この角度範囲を超えた走査プレーンにおける画像データを容易に収集することが可能となる。このため、ヘッド部が反転角度に到達したか否かに関わらず所望の回動方向に対する指示信号を継続して入力することにより、この回動方向において連続した走査プレーンの画像データを短時間かつ容易に収集することができるため、従来のように手動によって走査プレーンを所望の位置に設定する必要がなくなり、検査効率が向上するのみならず操作者の負担が大幅に軽減される。
又、上述の実施例では、反転回動モードの回動速度を標準回動モードの回動速度より速くなるように設定しているため、ヘッド部の反転直前に収集された画像データと反転直後に収集された画像データを表示する際の連続性が改善される。更に、反転後の画像データは反転前の画像データに対し超音波送受信の順序を入れ替えて収集しているため、反転前の画像データに連続した反転後の画像データを観察することが可能となる。
一方、上述の実施例では、ヘッド部に配列された複数の振動素子から直接信号線を引き出す方式を採用しているため、小型かつ高信頼性が確保でき、特に、スリップリングを用いた方式において問題となるスリッピングノイズの発生がないため良質な画像データを収集することができる。
又、上述の実施例では、例えば、図10に示すように、回動可能な角度範囲φ1乃至φ2に対して反転直後の回動角度φ2bをφ2b>φ1に設定し、更に、図示しないCW反転角度φ1yをφ2b>φ1y>φ1に設定することにより、CW方向への反転直後にヘッド部を更にCW方向に回動させた場合に反復して発生する反転動作を防止することができる。このため、反転前後の画像データにおける連続性の劣化や回動機構部及び回動機構駆動部等における負荷の増大の心配がなくなり、更に、φ=φ2bの走査プレーンに隣接するφ=φ2b−Δφの走査プレーンにおける画像データを収集することも可能となる。
以上、本発明の実施例について述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、変形して実施することが可能である。例えば、上述の標準回動モードにおけるヘッド部11は、Δφ間隔でステップ回動する場合について述べたが、連続回動しても構わない。ヘッド部11をCCW方向へステップ回動させる場合、回動指示部13のCCW指示部132が押圧される度にヘッド部11はΔφだけ移動し、反転角度φ2xに到達した時点で更にCCW指示部132が押圧されたならば反転回動モードへ移行する。これに対して、ヘッド部11をCCW方向へ連続回動させる場合、回動指示部13のCCW指示部132が一度押圧されるとヘッド部11は反転角度φ2xまで連続回動し、反転角度φ2xに到達したならば自動的に反転回動モードへ移行する。尚、反転回動モードへの自動的な移行が望ましくない場合、反転角度に到達したヘッド部11を一旦停止させ、図12の把持部154に設けられた回動モード切り替え指示部133から入力される回動モード切り替え指示信号に基づいて反転回動モードへの移行を行なってもよい。
又、反転後の標準回動モードでは超音波送受信の順序を入れ替えて画像データを収集する場合について述べたが、これに限定されるものではなく、例えば、反転前及び反転後の標準回動モードでは同一の超音波送受信順序で画像データを収集し、これらの画像データを表示部5に表示する際に、反転後の標準回動モードで収集された画像データの左右を入れ替えて表示することにより同様の効果を簡単な制御で得ることができる。
更に、上述の実施例では、回動可能な角度範囲φ1乃至φ2((φ2−φ1)>2π)に対し、例えば、CCW反転角度φ2xとこのCCW反転角度φ2xに隣接した回動角度φ2a(φ2a=φ2x+Δφ)をφ2a<φ2、(φ2a−π)=φ2b>φ1としたが、図13に示すように(φ2−φ1)=2π、φ2a=φ2及び(φ2a−π)=φ2b=φ1としても構わない。
又、回動指示信号や回動モード切り替え信号を入力する回動指示部13は、超音波プローブ1の把持部154に設けられた場合について述べたが、同一の操作を入力部8に設けられた表示パネルや入力デバイスを用いて行なってもよい。更に、ヘッド部11あるいは回動機構部12の回動角度を直接検出するために、例えば、図14に示すように回動角度検出部15を超音波プローブ1の先端部151に設けてもよい。この方法は、先端部151の構造を複雑にするが正確な角度検出を可能にする。
一方、上述の実施例では、ヘッド部11を順次回動させて所望の走査プレーンを設定する場合について述べたが、所望の走査プレーンを予め設定してもよい。このとき、所望の走査プレーンが反転後の標準回動モードによって設定される場合には、反転前の標準回動モード→反転回動モード→反転後の標準回動モードのプロセスをとらず、反転後の標準回動モードに直接移行することにより効率のよい検査を行なうことができる。
更に、反転回動モードでは画像データの収集を行わない場合について述べたが、これに限定されない。しかしながら、いずれにしても、反転回動モードにおける画像データを非表示とし、更に、反転直前の標準回動モードにて収集された画像データを反転直後の標準回動モードにて収集された画像データが表示されるまで静止画像として表示部5のモニタ54に表示することにより反転前後の標準回動モードにて収集された画像データを表示する際の連続性を改善することができる。
尚、上述の超音波プローブ1は、経食道超音波診断に用いられる経食道プローブに限定されない。例えば,胎児,子宮,卵巣等の診断を目的とした経膣プローブや前立腺等の診断を目的とした経直腸プローブ等の他の体腔内プローブであってもよい。但し、経食道プローブの把持部と先端部は、図1に示すように可撓性を有した導中部で接続されるが,経膣プローブ及び経直腸プローブの場合は,剛性の挿入部によって構成される。
本発明の実施例における超音波診断装置の外観図。 同実施例における超音波診断装置の全体構成を示すブロック図。 同実施例における超音波プローブの構成を示す図。 同実施例の超音波プローブにおける駆動力の伝達方法を説明するための図。 同実施例の超音波プローブに設けられたヘッド部の回動方向と走査プレーンの方向を示す図。 同実施例の超音波プローブが有する把持部の外観図。 同実施例の超音波診断装置が備える送受信部の構成を示すブロック図。 同実施例の超音波診断装置が備える超音波データ生成部の構成を示すブロック図。 同実施例における回動モードの判定手順及びヘッド部の回動手順を示すフローチャート。 同実施例の標準回動モード及び反転回動モードにおけるヘッド部の回動を説明するための図。 同実施例の表示部に表示される表示データの具体例を示す図。 同実施例の超音波プローブが有する把持部の変形例を示す図。 同実施例の標準回動モード及び反転回動モードにおけるヘッド部回動の変形例を説明するための図。 同実施例における超音波プローブの変形例を示す図。
符号の説明
1…超音波プローブ
11…ヘッド部
111…振動素子
12…回動機構部
13…回動指示部
131…CW指示部
132…CCW指示部
133…回動モード切り替え指示部
14…回動機構駆動部
15…回動角度検出部
151…先端部
152…アングル部
153…導中部
154…把持部
155…アングルノブ
161…アングルワイヤ
162…信号ケーブル
2…送受信部
21…基準信号発生部
22…送信部
23…受信部
3…超音波データ生成部
31…Bモードデータ生成部
32…カラードプラデータ生成部
4…画像データ生成部
5…表示部
51…角度アイコン生成部
52…表示データ生成部
53…データ変換部
54…モニタ
6…回動機構制御部
61…回動モード切り替え判定部
62…回動パラメータ設定部
7…走査制御部
8…入力部
9…システム制御部
10…診断装置本体
100…超音波診断装置

Claims (21)

  1. 複数の振動素子が配列されたヘッド部を所定の角度範囲で回動させることによって複数の走査プレーンにおける画像データの収集を可能とする超音波プローブを有した超音波診断装置において、
    前記ヘッド部の回動を指示する回動指示手段と、
    前記ヘッド部の回動角度を検出する回動角度検出手段と、
    前記ヘッド部を回動させる回動機構駆動手段と、
    前記回動指示手段から供給される指示信号と前記回動角度検出手段から供給される検出信号に基づいて前記回動機構駆動手段を制御する回動機構制御手段とを備え、
    前記回動機構制御手段は、画像データの収集を目的とした標準回動モードで第1の方向へ回動する前記ヘッド部の回動角度が所定の反転角度に到達したならば、前記指示信号に基づいて、前記ヘッド部の反転を目的とした反転回動モードで前記ヘッド部を第2の方向へ所定角度反転させた後前記標準回動モードで前記第1の方向へ再度回動させるための制御を前記回動機構駆動手段に対して行なうことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記回動機構制御手段は、前記回動指示手段から供給される回動指示信号に基づいて前記第1の方向へ回動する前記ヘッド部の回動角度が前記反転角度に到達した時点で前記回動指示信号が再度供給されたならば、前記ヘッド部を前記第2の方向へ反転させるための制御を行なうことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 前記回動機構制御手段は、前記回動指示手段から供給される回動指示信号に基づいて前記第1の方向へ回動する前記ヘッド部の回動角度が前記反転角度に到達したならば、前記ヘッド部を前記第2の方向へ反転させるための制御を行なうことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  4. 前記回動機構制御手段は、前記回動指示手段から供給される回動指示信号に基づいて前記第1の方向へ回動する前記ヘッド部の回動角度が前記反転角度に到達したならば前記ヘッド部の前記第1の方向に対する回動を一旦停止させ、前記回動指示手段から新たに供給される回動モード切り替え指示信号に基づいて前記ヘッド部を前記第2の方向へ反転させるための制御を行なうことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  5. 前記回動機構制御手段は、前記ヘッド部を前記第2の方向へ180度以上反転させるための制御を行なうことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  6. 前記回動機構制御手段は、前記回動指示手段から供給される指示信号と前記回動角度検出手段から供給される検出信号に基づき前記標準回動モードから前記反転回動モードへの切り替えを判定する回動モード切り替え判定手段と、この判定結果に基づいて前記標準回動モードあるいは前記反転回動モードにおける回動パラメータを設定し、この回動パラメータに基づいて前記回動機構駆動手段を制御するための制御信号を生成する回動パラメータ設定手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  7. 前記回動パラメータは、回動方向及び回動速度の少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項6記載の超音波診断装置。
  8. 前記回動パラメータ設定手段は、前記反転回動モードの回動速度が前記標準回動モードの回動速度より速くなるような前記回動パラメータを設定することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載した超音波診断装置。
  9. 走査制御手段を備え、前記ヘッド部の反転前及び反転後における前記標準回動モードにて画像データを収集する際、前記走査制御手段は、反転後の画像データの収集における超音波送受信の順序が反転前の画像データの収集における超音波送受信の順序に対して入れ替わるように被検体に対する超音波走査を制御することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  10. 表示手段を備え、前記ヘッド部の反転前及び反転後における前記標準回動モードにて収集した画像データを表示する際、前記表示手段は、反転前に収集した画像データに対し反転後に収集した画像データの左右を入れ替えて表示することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  11. 表示手段を備え、前記ヘッド部の反転前及び反転後における前記標準回動モードにて収集した画像データを連続して表示する際、前記表示手段は、反転直後に収集された画像データの表示が開始されるまで反転直前に収集された画像データを静止画像として表示することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  12. 表示手段を備え、前記表示手段は、反転前後の前記標準回動モードにおける前記ヘッド部の回動角度に基づいて生成した前記走査プレーンの位置を示す角度アイコンを前記標準回動モードにおいて収集された画像データと共に表示することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  13. 前記回動指示手段は、前記ヘッド部を時計方向へ回動するための指示を行なうCW指示手段と、前記ヘッド部を反時計方向へ回動するための指示を行なうCCW指示手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  14. 前記回動指示手段は、前記第1の方向における前記反転角度に到達した前記ヘッド部を前記第2の方向へ反転させるための指示を行なう回動モード切り替え指示手段を更に備えたことを特徴とする請求項13記載の超音波診断装置。
  15. 複数の振動素子が配列されたヘッド部を所定の角度範囲で回動させることによって複数の走査プレーンにおける画像データの収集を可能とする超音波プローブにおいて、
    前記ヘッド部の回動を指示する回動指示手段と、
    前記ヘッド部の回動角度を検出する回動角度検出手段と、
    前記ヘッド部を回動させる回動機構駆動手段とを備え、
    回動機構駆動手段は、画像データの収集を目的とした標準回動モードで第1の方向へ回動する前記ヘッド部の回動角度が所定の反転角度に到達したならば、前記回動指示手段から供給される指示信号に基づいて、前記ヘッド部の反転を目的とした反転回動モードで前記ヘッド部を第2の方向へ所定角度反転させた後前記標準回動モードで前記第1の方向へ再度回動させることを特徴とする超音波プローブ。
  16. 回動機構駆動手段は、前記回動指示手段から供給される回動指示信号に基づいて前記第1の方向へ回動する前記ヘッド部の回動角度が前記反転角度に到達した時点で前記回動指示信号が再度供給されたならば、前記ヘッド部を前記第2の方向へ反転させることを特徴とする請求項15記載の超音波プローブ。
  17. 回動機構駆動手段は、前記回動指示手段から供給される回動指示信号に基づいて前記第1の方向へ回動する前記ヘッド部の回動角度が前記反転角度に到達したならば、前記ヘッド部を前記第2の方向へ反転させることを特徴とする請求項15記載の超音波プローブ。
  18. 回動機構駆動手段は、前記回動指示手段から供給される回動指示信号に基づいて前記第1の方向へ回動する前記ヘッド部の回動角度が前記反転角度に到達したならば前記ヘッド部の前記第1の方向に対する回動を一旦停止させ、前記回動指示手段から新たに供給される回動モード切り替え指示信号に基づいて前記ヘッド部を前記第2の方向へ反転させることを特徴とする請求項15記載の超音波プローブ。
  19. 回動機構駆動手段は、前記ヘッド部を前記第2の方向へ180度以上反転させることを特徴とする請求項15記載の超音波プローブ。
  20. 前記回動指示手段は、前記ヘッド部を時計方向へ回動するための指示を行なうCW指示手段と、前記ヘッド部を反時計方向へ回動するための指示を行なうCCW指示手段とを備えたことを特徴とする請求項15記載の超音波プローブ。
  21. 前記回動指示手段は、前記第1の方向における前記反転角度に到達した前記ヘッド部を前記第2の方向へ反転させるための指示を行なう回動モード切り替え指示手段を更に備えたことを特徴とする請求項20記載の超音波プローブ。
JP2007099245A 2007-04-05 2007-04-05 超音波診断装置 Expired - Fee Related JP5038764B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007099245A JP5038764B2 (ja) 2007-04-05 2007-04-05 超音波診断装置
CN2008100900673A CN101292878B (zh) 2007-04-05 2008-04-02 超声波诊断系统及其图像数据收集方法
US12/098,141 US8075487B2 (en) 2007-04-05 2008-04-04 Ultrasound diagnosis system including a motor driving multiplane ultrasound probe and image data acquiring method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007099245A JP5038764B2 (ja) 2007-04-05 2007-04-05 超音波診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008253548A true JP2008253548A (ja) 2008-10-23
JP5038764B2 JP5038764B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=39827579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007099245A Expired - Fee Related JP5038764B2 (ja) 2007-04-05 2007-04-05 超音波診断装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8075487B2 (ja)
JP (1) JP5038764B2 (ja)
CN (1) CN101292878B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111449684A (zh) * 2020-04-09 2020-07-28 济南康硕生物技术有限公司 心脏超声标准扫查切面快速获取方法及系统

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8914245B2 (en) * 2009-03-20 2014-12-16 Andrew David Hopkins Ultrasound probe with accelerometer
CN102018492B (zh) * 2010-12-30 2012-05-23 广州宝胆医疗器械科技有限公司 一体化彩色多普勒超声胆囊镜系统
CN102008322B (zh) * 2010-12-30 2012-07-25 广州宝胆医疗器械科技有限公司 具有彩色多普勒超声扫描功能的胆囊镜系统
EP2801795A1 (de) * 2013-05-07 2014-11-12 Baumer Hübner GmbH Abtastkopf für einen Geber
DE102013110544A1 (de) * 2013-09-24 2015-03-26 Karl Storz Gmbh & Co. Kg Endoskop oder Exoskop
CN104622491A (zh) * 2015-02-15 2015-05-20 郑力鹏 影像出片诊断装置
AU2017212407A1 (en) * 2016-01-25 2018-08-02 Avinger, Inc. OCT imaging catheter with lag correction
US20170323130A1 (en) * 2016-05-06 2017-11-09 Qualcomm Incorporated Bidirectional ultrasonic sensor system for biometric devices
CN106491162A (zh) * 2016-11-11 2017-03-15 四川大学华西医院 用于术中经食管多模态监测的监测仪及基于该监测仪的信号采集和处理方法
EP3363368A1 (en) * 2017-02-20 2018-08-22 Koninklijke Philips N.V. Ovarian follicle count and size determination
US20210204908A1 (en) * 2020-01-08 2021-07-08 GE Precision Healthcare LLC Method and system for assisted ultrasound scan plane identification based on m-mode analysis

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06269450A (ja) * 1993-03-18 1994-09-27 Toshiba Corp 超音波プローブおよびこのプローブを備えた超音波診断装置
JPH0716223A (ja) * 1993-07-02 1995-01-20 Fuji Photo Optical Co Ltd 超音波診断装置
JPH11155864A (ja) * 1997-11-28 1999-06-15 Toshiba Corp 超音波プローブ装置
JP2001070301A (ja) * 1999-09-07 2001-03-21 Aloka Co Ltd 超音波診断装置
JP2006312103A (ja) * 2006-08-28 2006-11-16 Toshiba Corp 超音波診断装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN85107351A (zh) * 1985-09-30 1987-04-15 康特罗恩·霍丁格股份公司 用振荡式换能器进行超声波复合扫描
US5465724A (en) * 1993-05-28 1995-11-14 Acuson Corporation Compact rotationally steerable ultrasound transducer
US5402793A (en) * 1993-11-19 1995-04-04 Advanced Technology Laboratories, Inc. Ultrasonic transesophageal probe for the imaging and diagnosis of multiple scan planes
US5630417A (en) * 1995-09-08 1997-05-20 Acuson Corporation Method and apparatus for automated control of an ultrasound transducer
US5720285A (en) * 1995-09-08 1998-02-24 Acuson Corporation Method and apparatus for controlling rotation of an ultrasound transducer
US7524289B2 (en) * 1999-01-25 2009-04-28 Lenker Jay A Resolution optical and ultrasound devices for imaging and treatment of body lumens
US6110121A (en) * 1999-01-25 2000-08-29 Lenker; Jay Alan Method and apparatus for obtaining improved resolution from intraluminal ultrasound
US6471653B1 (en) * 2000-11-02 2002-10-29 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Transesophageal ultrasound probe with motor in the tip for scan-plane rotation
US6547739B2 (en) * 2001-01-08 2003-04-15 Ge Medical Systems Global Technology Company Llc Transesophageal probe with improved control panel
US20040210141A1 (en) * 2003-04-15 2004-10-21 Miller David G. Apparatus and method for dissipating heat produced by TEE probes
JP4484044B2 (ja) * 2004-07-29 2010-06-16 富士フイルム株式会社 超音波内視鏡
US8007440B2 (en) * 2005-02-08 2011-08-30 Volcano Corporation Apparatus and methods for low-cost intravascular ultrasound imaging and for crossing severe vascular occlusions
WO2007115307A2 (en) * 2006-04-04 2007-10-11 Volcano Corporation Ultrasound catheter and hand-held device for manipulating a transducer on the catheter's distal end
US8147414B2 (en) * 2006-10-12 2012-04-03 Innoscion, Llc Image guided catheter having remotely controlled surfaces-mounted and internal ultrasound transducers
US8147413B2 (en) * 2006-10-12 2012-04-03 Innoscion, Llc Image guided catheter having deployable balloons and pericardial access procedure
US8038622B2 (en) * 2007-08-03 2011-10-18 Innoscion, Llc Wired and wireless remotely controlled ultrasonic transducer and imaging apparatus

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06269450A (ja) * 1993-03-18 1994-09-27 Toshiba Corp 超音波プローブおよびこのプローブを備えた超音波診断装置
JPH0716223A (ja) * 1993-07-02 1995-01-20 Fuji Photo Optical Co Ltd 超音波診断装置
JPH11155864A (ja) * 1997-11-28 1999-06-15 Toshiba Corp 超音波プローブ装置
JP2001070301A (ja) * 1999-09-07 2001-03-21 Aloka Co Ltd 超音波診断装置
JP2006312103A (ja) * 2006-08-28 2006-11-16 Toshiba Corp 超音波診断装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111449684A (zh) * 2020-04-09 2020-07-28 济南康硕生物技术有限公司 心脏超声标准扫查切面快速获取方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
US8075487B2 (en) 2011-12-13
CN101292878A (zh) 2008-10-29
JP5038764B2 (ja) 2012-10-03
CN101292878B (zh) 2010-12-08
US20080249418A1 (en) 2008-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5038764B2 (ja) 超音波診断装置
JP5390942B2 (ja) 超音波診断装置及び信号処理プログラム
US8257263B2 (en) Ultrasonic diagnostic apparatus and ultrasonic probe
US10820891B2 (en) Ultrasonic probe and ultrasonic diagnostic apparatus
EP2039297B1 (en) Ultrasound diagnostic apparatus
EP3298967A1 (en) Ultrasound diagnosis apparatus and method of operating the same
JP5398127B2 (ja) 超音波画像診断装置
JP4402222B2 (ja) 体腔内超音波プローブシステム
JP2005323925A (ja) 超音波撮像装置
JP2007135994A (ja) 超音波診断装置及び超音波画像データ生成方法
JP3333595B2 (ja) 超音波診断装置
JP2000197631A (ja) 超音波探触子及び超音波診断装置
JP4912982B2 (ja) 超音波診断装置
JP4886291B2 (ja) 超音波プローブ、超音波診断装置及び超音波診断装置の制御プログラム
JP2002177278A (ja) 超音波診断装置
JP4838449B2 (ja) 超音波診断装置
JP2010082268A (ja) 超音波診断装置
JP2008113800A (ja) 超音波診断装置
JP2008278932A (ja) 超音波プローブおよび超音波診断装置
JP4901273B2 (ja) 超音波診断装置およびその画像処理プログラム
JPH0856948A (ja) 超音波診断装置
JP2006346176A (ja) 超音波診断装置及び画像表示装置
JP2009131419A (ja) 超音波診断装置。
JP2023144920A (ja) 超音波プローブ及び超音波診断装置
US10869651B2 (en) Ultrasonic probe and ultrasonic diagnosis apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100405

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111128

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20111206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120706

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees