JP2008253424A - 毛髪用塗布具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成にも関らず、少ない回数で、大量の染毛料などを、大きな面積により塗布することが出来、被塗布部以外の手指などを汚染しにくく、カートリッジの交換も容易な毛髪用塗布具を提供する。
【解決手段】塗布液が含浸された塗布体を収容する収容部を、本体の固定環と、上方へ斜めに伸び一連の櫛体が並立する環状櫛体部とを、ロック部材によってまとめて保持固定される構成の頭髪用塗布具とした。前記収容部は、そのまま蓋体を被せ、密封すればカートリッジ体となる構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体塗布具、特に染毛料、あるいは薬剤などを毛髪や毛皮などに塗布するとき、手指および頭皮を汚すことなく染毛料などを塗布することが出来る毛髪用塗布具に関するものである。
従来、染毛料等の塗布体としては通常のブラシが用いられていた。即ち、使用前に染毛料などを容器内で混合するなどして使用可能にした後、通常のブラシによって塗布する方法である(例えば特許文献1)。これに対し、既に使用可能な状態になっている染毛料などを含浸させたスポンジなどの多孔質体に接触させておいた櫛体を備えた塗布具を引き抜くだけで、使用できる状態となっている毛染め塗布具が提案されている(特許文献2)。この機構によれば、極めて簡便に染毛料などを毛髪に塗布することが出来るものの、櫛体により毛髪を梳きながら染毛料などの塗布を行おうとすると、作業の初期で櫛体に付着した染毛料などを使い切ってしまい、長い部分に染毛料などを塗布するためには、何度も染毛料などを含浸させたスポンジ体などに接触させ、染毛料などを櫛体に付着させながら塗布を行う必要があり、非常に煩わしい。
そして、既に使用可能な状態になっている染毛料などを含浸させたスポンジなどの多孔質体を櫛体などの根元に備え付けておく構造も提案されている(特許文献3、4)。これらの構造であると、櫛歯に毛細管力を持たせておけば多孔質体から櫛歯に染毛料などが供給されるため、櫛体で毛髪を梳きながら染毛料などの塗布が可能であるが、塗布具全体、あるいは多孔質体を密封するなどの処置を施さなければ、染毛料などに揮発性の物質が含まれていれば蒸発してしまい、自ずと染毛料などの組成に制限が加えられることとなる。また、染毛料などを含浸した多孔質体などを交換する場合、直接それに触らねばならず、特に道具を用意しない限りは手指を染毛料などで汚染することとなる。
これらの問題に鑑み、筆記具等の構成を利用し、染毛料などを収納した貯留部を設け、塗布に供される染毛料などの必要量のみを、塗布部まで突き出た塗布体から染み出させるように構成された塗布具が提案されている(特許文献5)。ここでは、櫛体の突出を低くして塗布体周囲に配置しているので、容易に染毛料などを毛髪に塗布可能ではあるが、櫛体が短く低いため、結果として毛髪などを押し付けながら塗布を行わなければならず、塗布作業自体は非常に煩雑である。
上記塗布具よりも優れた携帯の髪用塗布具が、本発明出願人により開発、実施されている(例えば特許文献6)。櫛体を多孔質体とし、かつ、密閉された染毛料などの貯留部を持つため、使い勝手が良く、保管性にも優れるため、大きな販売実績を誇っているが、構造が複雑であり、組み立て工程がやや複雑であるので、生産上、課題が残るものである。
上記従来技術と併行して、染毛料などが貯留された密閉容器を持ち、気体の圧力などにより染毛料を押圧して、強制的に櫛体などに設けた吐出口から大量の液体を塗布できるようにした塗布具も実施されている(例えば特許文献7)。これらの製品は使用者にとっては、大量の液を万遍なく塗布できる感覚を得られるものであるが、一気に大量の染毛料などが吐出するため、手指を汚染するおそれがある等の欠点があり、ガスを封入しなければならないなど、製造上においても難がある。
特開平10−71020 特開平7−303514 特開2001−190335 特開2004−357740 特開平11−169224 特開2005−342312 特開2006−68114
本発明は上記した問題点を考慮し、簡単な構成にも関らず、少ない回数で、大量の染毛料などを、大きな面積により塗布することが出来、被塗布部以外の手指などを汚染しにくい毛髪用塗布具を提供することを目的とする。更には、染毛料などを含浸した塗布部を容易に交換可能で、その際にも、手指などを汚染しない塗布具の構造体および交換用カートリッジを提示することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、毛髪用塗布具として、(1)塗布液が含浸され、柔軟性を持つ塗布体が、その一部を突出するように固定される有底函状の収容部と、把持部と、把持部に接続される収容部固定環と、前記収容部固定環に着脱自在に嵌着し、前記収容部を前記収容部固定環とともに固定し、前記収容部から突出した塗布体周囲に一連の櫛体が並立する環状櫛体部と、前記収容部、前記収容部固定環、および、前記環状櫛体部をまとめて保持固定するロック部材とを備えた液体塗布具であって、前記一連の櫛体が前記塗布体の上方へ斜めに伸び、かつ、前記一連の櫛体の櫛歯先端は一つの仮想面を共有することを特徴とする液体塗布具。
この塗布具では、前記ロック部材による一回のアクションで簡便に塗布体のカートリッジ(収容部)が、塗布具に対し着脱が可能である。また、櫛体が塗布部より斜め上方に伸びており、塗布体が柔軟なものとしているため、少ない回数で、大量の染毛料などを、大きな面積により塗布することが出来るようになっている。
次に(2)前記収容部の塗布体突出面周縁の面全周にわたってフランジ部が設けられ、前記収容部固定環および前記環状櫛体部とに、前記フランジ部が挟持され、前記収容部が固定されることを特徴とする(1)に記載の液体塗布具。
この塗布具では、カートリッジ体の横(前後左右)方向に、フランジを展延させているため、収容部固定環と環状櫛体部の二つの環状部材によって、より容易に挟持できるようになっている。
さらに(3)前記環状櫛体部の前記フランジ部との接触部にシール部材を設けたことを特徴とする(2)に記載の液体塗布具。
この塗布具では、カートリッジ体を、塗布具に密着して固定することができる。また、別途塗布具蓋体と併せて使用することによって、塗布体からの溶剤などの蒸発を抑えることができるようになる。
また(4)前記収容部のフランジ部において嵌着される蓋体によって、前記収容部から突出した塗布体の一部の全面が被覆される、(2)に記載の液体塗布具に着脱可能な塗布体カートリッジ。
ここでは、前記カートリッジを塗布具より外して保管した場合、即ち不使用時あるいは未使用時に、蓋体を被せておくことによって塗布体からの溶剤などの蒸発を抑えることができるようになる。
(5)前記嵌着部が、更に、粘着層を備えたフィルム状シートによって封止され、前記塗布体が密封されることを特徴とする(4)に記載の塗布体カートリッジ。
上記したカートリッジ体の蓋体による封止に加え、いわゆるシールを上から貼り付けることによって、更に塗布体からの溶剤などの蒸発を抑えることができるようになり、未使用のカートリッジの使用可能期間を延ばすことができるようになるものである。
(6)前記塗布体は多孔質体からなり、前記収容部から突出した前記塗布体の一部と、前記収容部内に収納された部分とは、それらの毛細管力が異なるように調整されていることを特徴とする(1)に記載の液体塗布具。
塗布体を多孔質体とすることによって、安定して染毛料などの液体を保持できる。更に、その多孔質体内部で毛細管力に差を付ける(例えば、突出部の毛細管力を高めておく)ことによって、染毛料など塗布液の動きを、ある程度制御(突出部へ染毛料などを移動しやすく)することができるようになる。
(7)前記環状櫛体部と、前記突出した塗布体の一部とを被覆する塗布具蓋体を備えたことを特徴とする(1)に記載の液体塗布具。
塗布体カートリッジをセットしたままで、一時使用を停止する場合に、前記塗布具蓋体により覆うことで、簡単に塗布体からの塗布体からの溶剤などの蒸発を抑えることができるようになる。
(8)前記環状櫛体部における前記塗布具蓋体との接触部、あるいは、前記塗布具蓋体における前記環状櫛体部との接触部にシール部を設けたことを特徴とする(7)に記載の液体塗布具。
前記塗布具蓋体で覆われる部分が、更に塗布体からの溶剤などの蒸発を抑えることができるようになり、使用途中の塗布体の使用可能期間を延ばすことができるようになるものである。
(9)前記収容部固定環と、前記環状櫛体部とが、蝶番構造によって係合されていることを特徴とする(1)に記載の液体塗布具。
前記収容部固定環と前記環状櫛体部とがカートリッジ体の交換時に、離れ離れになることなく、かつ、カートリッジ体の挟持も容易となるものである。
(10)前記蝶番構造の回転軸または軸受けのいずれかが、回動を抑制する程度に異形の断面形状を成していることを特徴とする(9)に記載の液体塗布具。
蝶番構造で連結しただけでは、例えば、塗布具の把持部を持ちながら前記環状櫛体部のロックを外すと、前記環状櫛体部は振り子の振動運動をしてしまうことがある。このような事態を避けるため、蝶番構造内の軸または軸受けの何れか一部に、回転方向の運動に対して摩擦力をもって回転運動を抑制するように構成したものである。
(11)塗布液が含浸され柔軟性を持つ塗布体を、その一部を突出するように固定、収納した有底函状の収容部と、前記収容部開口部または前記塗布体の突出部を覆う蓋体とを備える塗布体カートリッジにおいて、前記蓋体を取り除き、把持部と、把持部先端に備わる前記塗布体カートリッジの収容部固定環と、前記収容部固定環に着脱自在に嵌着し、前記塗布体カートリッジの収容部を前記収容部固定環とともに固定し、前記収容部から突出した塗布体周囲に一連の櫛体が並立する環状櫛体部とを備え、更に前記塗布体カートリッジの収容部、前記収容部固定環、および、前記環状櫛体部をまとめて保持固定できるロック部材とを備えた液体塗布具に、前記蓋体を取り除いた塗布体カートリッジを嵌着させ、前記ロック部材により保持固定することを特徴とする液体塗布具の塗布体カートリッジ交換方法。
塗布体カートリッジ交換時に、手指などを汚染しない交換の方法である。
本発明は上記のように構成されているので、次の効果を奏する。
染毛料などを含浸させた多孔質体などからなる、柔軟な塗布体の一部を突出させて固定した収容部を、塗布具本体の把持部と接続する収容部固定環と、環状櫛体部に挟んでロック部材によって固定され、全体の見た目がブラシのような塗布具が構成される。環状櫛体部に並んだ櫛歯は、前記塗布体の上に覆い被さるように斜めに立てられている。櫛歯と塗布体が近接している構成であるので、櫛歯によって梳かれた毛髪が塗布体に触れやすく、染毛料などの均一な塗布を行いやすい。また、部品点数が少ないため、一般の使用者に構造が理解でき、収容部(カートリッジ)の着脱を容易に行うことができる。また、塗布部側を覆う蓋体を設けることによって、使用の一時中断などを行っても暫くは溶剤等の蒸発を抑えることができ、使用可能な状態を長く保つことが出来る。適当な場所にシール部を設けることで、蒸発は更に抑制される。
前記収容部にも、塗布具にセットする以前、未使用時において適当な蓋体とシールなどにより、塗布体が大気に触れないようにすることで、長期間の保管を可能にし、かつ、使用者が使用したい時には、簡便にセットできる状態に解くことができる。塗布体の毛細管力を変えることによって、塗布体の中に含浸させた染毛料などの塗布液を偏在させることができる。具体的には毛細管力の高い部分に向かって塗布液が移動していくので、通常は染毛料などを出したいところの毛細管力を高く設定する。ここで、塗布体は柔軟性を持つものと規定したが、具体的に柔軟性を持つとは、JIS K6253タイプAデュロメータの測定値が60以下であることを言い、好ましくは20以上50以下であることを言う。60を超える値であると、毛髪などが当たった時に変形が起こらず毛髪などとの接触が点でのみ行われる可能性が大きい。特に確認したわけではないが、あまりに柔軟すぎれば、少しの衝撃で塗布体が変形し、含浸した液体が零れ落ちてしまうことは容易に想像できる。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
本出願では、塗布具の櫛体先端の方向を「上方」とし、塗布具の基部、即ち塗布体と塗布具本体が固定されている部分の方向を「下方」としている。また、塗布具本体と把持部が接続する部分の方向を「後方」とし、逆の方向を「前方」としている。
本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
実施例を組み上げたときの外観を図1(a)および(b)に示す。これらの図に示す通り、本体1の後方に把持部11が備わっている。また本体1の前方には、収容部32を、環状櫛歯部2と挟持する収容部固定環12が設けられている。収容部固定環12の外側最前方には、環状櫛体部2を軸支する蝶番構造(枢動軸)13を備えている。環状櫛体部2は、その後方にロック部材4を軸支する蝶番構造(枢動軸受け)24と左右両側(即ち、後述する塗布体31の左右両側)に櫛歯体22、22…が並列されている。収容部固定環12および環状櫛体部2に挟持された塗布体31の収容部3は、上方に開口する函体であり、前記開口から塗布体31が突出し、突出した部分31aは前記した櫛歯体22、22…に囲まれる形となっている。
前記の組み上げた実施例に対し、更に塗布具蓋体5を上方から被覆したときの外観が図2である。ここでは環状櫛体部2の環状部21の周縁に設けた嵌合部に嵌合させている。収容部固定環12の周縁部に嵌合部を設け、塗布具蓋体5を嵌合させても同様の効果が得られるものであり、嵌合する位置については、可能な限り何ら限定されない。
本体1は図3に示す通り、大まかに、後方には把持部11の部分、前方には収容部固定環12の部分となっている。ここで把持部11は、上方に開口した袋状の構造を採って部材の重量を軽減しているが、中を刳り抜いた環状の構造体としても良い。収容部固定環12部分の前方には環状櫛体部2を軸支する蝶番構造(枢動軸)13を備えており、収容部固定環12後方には、ロック部材4の嵌着アーム42が入る環状の操作部14が備わり、嵌着アーム42によって固定される凸部15を備える。蝶番構造(枢動軸)13は図19に示されている通り、断面は略円形の一部の形であり、環状櫛体部2側の軸受け23の自由な枢動を阻む凸部13aを備える。軸受け23に備わる凹部23aと、凸部13aが緩やかに嵌合すると環状櫛体部2の枢動を緩やかに阻止することができ、収容部32の落下などを防止することができる。そこから力を加えて凸部13aを、凹部23aから出せば、環状櫛体部2と本体1は大きく開くことができ、収容部32を容易に交換することができるようになる。
環状櫛体部2は図4(a)および(b)に示す通りの形状となっている。
ここでは、略矩形の環状体の周縁部上方に、上向き斜め上内側に伸長する櫛歯体21、21…が設けられている。これらの櫛歯体21、21…の先端は、仮想面を共有している。櫛歯体21が斜め上方に伸長して設けられているので、環状櫛体部2の環状部22の形成する面と直角に櫛歯体を立てた場合に比べて、梳かれた毛髪が塗布体33に接触し易く、染毛料などを塗布しやすい。前記の仮想面は、通常平面であるが、本発明の塗布具を頭髪に対するものであるとする場合、塗布具のはるか上方に中心を持つ円柱の側面や球面であってもよい。特に、適当な球面を選択すれば使用者の頭部形状に近似することとなり、好ましい。しかしながら、例え仮想面が平面であったとしても、実用上何ら問題なく使用できる。環状体前方には前述の枢動軸受け23が設けられている。環状体後方にはロック部材4の蝶番構造(枢動軸)41を枢動可能に嵌着する軸受け24が設けられている。図19に示す通り、どちらも軸13および軸41を嵌入可能なように、切り欠き部を設けてある。また、環状櫛体部2の周縁部上下に、シール部材6を挿入する溝25、26を設けることができる。下方側の溝26にシール部材6を嵌めれば、前述の本体1の収容部固定環12の上方面と接触し、シールを行うことができる。上方側の溝25にシール部材6を嵌めれば後記する塗布具蓋体5の下方側面と接触し、シールを行うことができる。
ロック部材4は図5に示す通りの形状である。
前述の環状櫛体部2後方の軸受け22に嵌入する枢動軸41と、そこから下方へ向かって、前述の収容部固定環12後方の凸部15が嵌着するロック孔43、略直角に屈曲し収容部3の底部を抑えるロックアーム42、および、摘み部44からなる。
シール部材6は図6(a)および(b)に示す通りの、略矩形状で、断面U字形の環状体である。この部材は、塗布体31に含浸された塗布液に含まれる溶剤などが蒸発しやすいものである場合、蒸発の防止のため特に必要であるが、逆に蒸発しにくいものであれば必要はない。シール部材6は塗布液の漏洩防止にも有効である。
塗布具蓋体5は図7に示す通り、下方が略矩形に開口する有底の函体である。この実施例においては、塗布具蓋体5の開口周縁部には、シール部材6が当接するシール部51、環状櫛体部2の周縁凸状部27と当接する縁部52、周縁凸状部27を両側面から挟持し、突起53およびアンダーカット部54とで緩い嵌合を施す、挟持部55とを備えている。櫛歯が斜め上方、中心線に向かって伸びているので、これに合わせ、壁部56および天井部57は断面の形状を略屋根状に形成している。この部材も、塗布体31に含浸された塗布液に含まれる溶剤などが蒸発しやすいものである場合、蒸発の防止のため特に必要であるが、逆に蒸発しにくいものであれば必要はない。塗布具蓋体5は塗布液による手指などの汚染防止にも有効である。
以下に、収容部3を含む、塗布体カートリッジ3Aについて記述する。
塗布体カートリッジ3Aは図8(a)乃至(d)に記載する通りの構造となっている。
図8(a)は塗布体カートリッジ3Aの正面図であり、図8(b)は、その側面図である。図8(b)のB−B線での横断面図が図8(c)であり、図8(a)のA−A線での縦断面図が図8(d)となっている。本実施例では、有底の函体である収容体32、収容部に収容される塗布部31、収容体32の開口部を覆う蓋体33、収容部の開口部内側に嵌着する塗布体絞り部34、および、蓋体33と収容体32との接合部をさらに密封するための密封部材35とからなる。
蓋体33は図9に示す通りの壁部33aおよび底部33bを持つ函体である。
開口部周縁にはフランジ部33cを持ち、さらに中へ向かって段差33dを持つ。後述する収容体32のフランジ部32dが、この段差33dに丁度挿入される。このフランジ33cおよび収容体32のフランジ部32eが面一に挿入された上から前記密封部材35が貼付される。
収容体32は図10に示す通りの壁部32aおよび底部32bを持つ函体である。開口部内側には塗布体絞り部34が嵌着するための、アンダーカット部32cおよび凹部32dが設けられ、壁部32a外側に前後左右の方向全周にフランジ32eが設けられている。
塗布体絞り部34は図11に示す通りの、前記収容体32のアンダーカット部32cに嵌合するアンダーカット部34a、および、前記収容体32の凹部32dと嵌合する凸部34bとを備える、略矩形状の環状部材である。この塗布体絞り部34は、塗布部31が収容体32から脱落することを防止する役割があるが、後記する、塗布体の一部の毛細管力を変化させる役割も持つ。図8(d)に記載した通り、塗布部31に多孔質体を採用し、塗布部31の突出部31aとなる部分を絞るように、塗布体絞り部34を嵌着させると、突出部31aのところの毛細管力は、それ以外の塗布部31より毛細管力が高くなり、突出部31aの箇所に塗布液が移動しやすくなるものである。言うまでもないが、前記した作用を別の手段によって代行させる場合には、この塗布体絞り部34は必ずしも設ける必要はない。
密封部材35は、図12に示す通り、取っ手35bの付いた略矩形の環状でフィルム状の部材である。取っ手35b以外の環状部35aの何れか一方の面に粘着層35d(図示せず)が設けられ、前記フランジ部32eおよびフランジ部33cが形成する面に密着し、収容体32および蓋体33で囲まれた空間を密封することができる。環状部35aの何れかの箇所に切れ込み35cを設けておくことが出来る。環状部35aの何れの部分でも大きな問題は無いが、取っ手35bの根元、より望ましくは環状部35aと取っ手35bが鋭角または直角で切れ込みを形成している箇所があれば、その箇所が好ましい。取っ手35bを引いた時に、切れ込み35cから密封部材35が裂けやすく、使用者は密封部材35を紐状にして引っ張ることができるようになり、より簡単に密封部材を剥離することが可能となる。結果として、収容体32と蓋体33を分離することも極めて容易となる。前記粘着層35dは、密封部材35を粘着剤のシートとしたり、密封部材35を押し当てた上からヒートシール処理を施すなどの処置を行えば、必ずしも設ける必要はない。
塗布部31は前記した内容で柔軟性を持ち、毛細管力を持つ主に多孔質体からなる材料から構成される。具体的な多孔質体としては、様々な材質の繊維束体あるいは連続気泡体などが考えられるが、含浸する塗布液や収容体32などの材質に鑑み、適宜選択していくことができる。
塗布部31は、柔軟性を持つ材料から構成され、変形可能であるので、特に図示しなかったが、様々な形状を採ることが可能である。例えば、最初から図8(c)に示すような断面図の形状としても良いし、最初に円柱状の素材を用意し、変形させながら収容体32に押し込んだり、さらに、塗布体絞り部34を上から嵌着することによって図8(c)に示す断面図の形状とすることもできる。
ところで塗布部31は、収容体32に収容したとき、突出する部分(突出部31a)の毛細管力を高く設定すれば、その部分に含浸した塗布液(染毛料など)が引かれやすくなり、消費された分の塗布液が移動しやすくなる。そこで突出部31aの部分のみ孔径の小さな連続気泡体を使用したり、繊維束体であれば繊維の密度をその部分だけ密にすれば目的を達することができる。あるいは、当該部分を熱するなど物理的処理や、薬品または有機溶剤などに漬け込むなど化学的処理を施すことによっても目的を達することができる。最も簡単な方法の一つとして、前記した通り塗布体絞り部34を収容部32の上から被せて塗布部31を変形させ、突出部31aの部分だけ圧縮することによって目的を達することができる。
以下に、前記実施例の塗布具についてカートリッジの開封から、塗布体を構成するまでの方法について図面を参照しながら説明する。
未使用時、図13に示す通り、収容体32および蓋体33が合わさり、さらに密封部材35によって密封された状態となっている。密封部材35の取っ手35bを引き剥がすように持ち上げ、取り去ることができる。前記した通り、取っ手35bの付け根に切れ込み35cが設けられていれば、取っ手35bが引き剥がされると、切れ込み35cから密封部材35が裂け、密封部材35は環状部が切れて紐状となり、密封部材35の引き剥がしが、さらに容易となる。
密封部材35を引き剥がすと図14に示すように、収容体32が蓋体33に面一に挿入されたカートリッジ体となる。
図15に示すように、蓋体33を取り外すと塗布体絞り部34によって変形させられた塗布部31の突出部31aが突出した収容部3が分離される。
この分離した収容部3を、図16、図17に示すように環状櫛体部2を中心に本体1およびロック部材4を大きく開いたところに挿入することができる。ここでは塗布具蓋体5が装着されているが、塗布体突出部31aの染毛料などによる汚染の心配が無ければ装着しなくてもよい。
図18の通り、本体1を後方へ枢動し、軸受け24の下方に凸部15が接触するように収容部3を挟持させる。そして、摘み部44を収容部3の底部33b下方にまで枢動させ、ロックアーム42によって収容部固定環12および収容部3を挟持させれば、完了となる。
本発明の毛髪用塗布具および交換用カートリッジ体は、塗布具本体に設けた一連の櫛体によって毛髪(人間、その他のペット動物等を含む毛髪)を梳きながら塗布体に含浸した染毛料などを塗布する際に、塗布液などが直接頭皮などに触れず、塗布性が十分に確保でき、かつ、比較的大量の塗布液を大量の毛髪に塗布することができ、さらには、塗布体の交換について、交換用カートリッジの着脱が容易であるので、産業上の利用可能性の高いものである。
図1(a)及び(b)は本発明に係る毛髪用塗布具の塗布具蓋体を外した状態の前方向からの斜視図及び後方向からの斜視図である。 図2は本発明に係る毛髪用塗布具の塗布具蓋体を付けた状態の前方向からの斜視図である。 図3は本発明に係る毛髪用塗布具本体の斜視図である。 図4(a)及び(b)は本発明に係る毛髪用塗布具の環状櫛体部の下方向からの斜視図及び上方向からの斜視図である。 図5は本発明に係る毛髪用塗布具のロック部材の前方向からの斜視図である。 図6(a)及び(b)は本発明に係る毛髪用塗布具のシール部材の斜視図及びシール部材の一部の断面図である。 図7は本発明に係る毛髪用塗布具の塗布具蓋体の前方向からの斜視図である。 図8(a)、(b)、(c)及び(d)は本発明に係る毛髪用塗布具に適用する塗布体カートリッジの、前方向正面図、横方向正面図、図8(b)のB−B断面での断面図及び図8(a)のA−A断面での断面図である。 図9は本発明に係る毛髪用塗布具の塗布体カートリッジの蓋体の下方向からの斜視図である。 図10は本発明に係る毛髪用塗布具の塗布体カートリッジの収容体の上方向からの斜視図である。 図11は本発明に係る毛髪用塗布具の塗布体カートリッジの塗布体絞り部の前方向からの斜視図である。 図12は本発明に係る毛髪用塗布具の塗布体カートリッジに用いる密封部材の一例の斜視図である。 図13は本発明に係る毛髪用塗布具の塗布体カートリッジの下方向からの斜視図である。 図14は本発明に係る毛髪用塗布具の塗布体カートリッジの密封部材を外した状態の下方向からの斜視図である。 図15は本発明に係る毛髪用塗布具の塗布体カートリッジの蓋体を外した状態の下方向からの斜視図である。 図16は本発明に係る毛髪用塗布具の収容部を環状櫛体部に挿入しようとする場面の下方からの斜視図である。 図17は本発明に係る毛髪用塗布具の収容部を環状櫛体部に挿入した状態の下方向からの斜視図である。 図18は本発明に係る毛髪用塗布具の本体を枢動させ収容部を挟持させた状態の後下方向からの斜視図である。 図19は本発明に係る毛髪用塗布具の塗布具蓋体を嵌めた状態の塗布部近傍の縦断面図である。 図20は本発明に係る毛髪用塗布具の塗布具蓋体を嵌めた状態の塗布部近傍の横断面図である。
符号の説明
1…本体、11…把持部、12…収容部固定環、13…蝶番構造(枢動軸)、13a…枢動軸凸部、14…環状の操作部、15…凸部、
2…環状櫛体部、21…環状部、22…櫛歯体、23…蝶番構造(枢動軸受け)、24…蝶番構造(軸受け)、25…溝、26…溝、
3…収容部、3A…カートリッジ体、
31…塗布体、31a…塗布体突出部、
32…収容体、32a…収容体壁部、32b…収容体底部、32c…アンダーカット部、32d…凹部、32e…フランジ部、
33…蓋体、33a…壁部、33b…底部、33c…フランジ部
34…塗布体絞り部、34a…アンダーカット部、34b…凸部、
35…密封部材、35a…環状部、35b…取っ手、35c…切れ込み
4…ロック部材、41…枢動軸、42…ロックアーム、43…ロック孔、44…摘み部
5…塗布具蓋体、51…シール部、52…縁部、53…突起、54…アンダーカット部、55…挟持部、56…壁部、57…天井部、
6…シール部材

Claims (11)

  1. 塗布液が含浸され、柔軟性を持つ塗布体が、その一部を突出するように固定される有底函状の収容部と、
    把持部と、把持部接続される収容部固定環と、
    前記収容部固定環に着脱自在に嵌着し、前記収容部を前記収容部固定環とともに固定し、前記収容部から突出した塗布体周囲に一連の櫛体が並立する環状櫛体部と、
    前記収容部、前記収容部固定環、および、前記環状櫛体部をまとめて保持固定するロック部材とを備えた液体塗布具であって、
    前記一連の櫛体が前記塗布体の上方へ斜め内側に伸び、かつ、前記一連の櫛体の櫛歯先端は一つの仮想面を共有することを特徴とする液体塗布具。
  2. 前記収容部の前方、後方、および横方向の面、全周にわたってフランジ部が設けられ、前記収容部固定環および前記環状櫛体部とに、前記フランジ部が挟持され、前記収容部が固定されることを特徴とする請求項1に記載の液体塗布具。
  3. 前記環状櫛体部の前記フランジ部との接触部にシール部材を設けたことを特徴とする請求項2に記載の液体塗布具。
  4. 前記収容部のフランジ部において嵌着される蓋体によって、
    前記収容部から突出した塗布体の一部の全面が被覆される、請求項2に記載の液体塗布具に着脱可能な塗布体カートリッジ。
  5. 前記嵌着部が、更に、粘着層を備えたフィルム状シートによって封止され、前記塗布体が密封されることを特徴とする請求項4に記載の塗布体カートリッジ。
  6. 前記塗布体は多孔質体からなり、前記収容部から突出した前記塗布体の一部と、前記収容部内に収納された部分とは、それらの毛細管力が異なるように調整されていることを特徴とする請求項1に記載の液体塗布具。
  7. 前記環状櫛体部と、前記突出した塗布体の一部とを被覆する塗布具蓋体を備えたことを特徴とする請求項1に記載の液体塗布具。
  8. 前記環状櫛体部における前記塗布具蓋体との接触部、あるいは、前記塗布具蓋体における前記環状櫛体部との接触部にシール部を設けたことを特徴とする請求項7に記載の液体塗布具。
  9. 前記収容部固定環と、前記環状櫛体部とが、蝶番構造によって係合されていることを特徴とする請求項1に記載の液体塗布具。
  10. 前記蝶番構造の枢動軸または軸受けのいずれかが、枢動を抑制する程度に異形の断面形状を成していることを特徴とする請求項9に記載の液体塗布具。
  11. 塗布液が含浸され柔軟性を持つ塗布体を、その一部を突出するように固定、収納した有底函状の収容部と、前記収容部開口部または前記塗布体の突出部を覆う蓋体とを備える塗布体カートリッジの使用において、前記蓋体を取り除き、
    把持部と、把持部先端に備わる前記塗布体カートリッジの収容部固定環と、
    前記収容部固定環に着脱自在に嵌着し、前記塗布体カートリッジの収容部を前記収容部固定環とともに固定し、前記収容部から突出した塗布体周囲に一連の櫛体が並立する環状櫛体部とを備え、
    更に前記塗布体カートリッジの収容部、前記収容部固定環、および、前記環状櫛体部をまとめて保持固定できるロック部材とを備えた液体塗布具に、
    前記蓋体を取り除いた塗布体カートリッジを嵌着させ、前記ロック部材により保持固定することを特徴とする液体塗布具の塗布体カートリッジ交換方法。
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