JP2008251998A - フィーダバンクの上昇位置決め装置 - Google Patents

フィーダバンクの上昇位置決め装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008251998A
JP2008251998A JP2007094219A JP2007094219A JP2008251998A JP 2008251998 A JP2008251998 A JP 2008251998A JP 2007094219 A JP2007094219 A JP 2007094219A JP 2007094219 A JP2007094219 A JP 2007094219A JP 2008251998 A JP2008251998 A JP 2008251998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positioning
feeder bank
feeder
lifter
bank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007094219A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisaku Sagara
大策 相良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP2007094219A priority Critical patent/JP2008251998A/ja
Publication of JP2008251998A publication Critical patent/JP2008251998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

【課題】フィーダバンクが、フィーダの重心が後方にずれているために傾斜したまま部品供給位置に上昇しても、正確に位置決めすることができるフィーダバンクの上昇位置決め装置を提供する。
【解決手段】表面実装機における初期位置に配置されたフィーダバンク14に下方から当接し、フィーダバンクを部品供給位置に押上げるリフターと、上昇するリフターが初期位置のフィーダバンクに当接すると、フィーダバンクをリフターに対して位置決めする第1位置決め手段と、更にリフターが上昇し、リフターに位置決めされたフィーダバンクを、部品供給位置に押し上げて表面実装機本体の位置決め部30に当接させると、位置決め部にフィーダバンクを位置決めする第2位置決め手段とを備え、第1位置決め手段及び第2位置決め手段のうち少なくとも第2位置決め手段を、球面部40と球面部40が嵌合する嵌合部42とを含む構成とした。
【選択図】図9

Description

本発明は、フィーダバンクの上昇位置決め装置、特にテープフィーダが装着されたフィーダバンクを、部品実装機の部品供給位置へ移動させて位置決めする際に適用して好適なフィーダバンクの上昇位置決め装置に関する。
一般に、所定位置のプリント基板に電子部品を吸着ヘッドを使って実装するために表面実装機が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
このような表面実装機においては、装置外の準備である外段取りを行なってテープフィーダ(部品供給装置)を一括して保持するフィーダバンク(部品供給装置取付台)を表面実装機に配置する際には、吸着ヘッドの下降位置(吸着位置)に、フィーダから供給される部品を保持する吸着待機位置が正確に合致するように予め取り付ける、即ちフィーダバンクを部品供給位置に位置決めする必要がある。
図1には、そのために用いられる従来のフィーダバンクの上昇位置決め装置の一例を示す。この図には、フィーダ10を表面実装機に装着する前の状態が示してある。
従来は、交換台車12に取り付けられたフィーダバンク14に、複数のフィーダ10を予めセットしておき、交換台車12を矢印方向(図中左方向)に移動させて、該フィーダバンク14をエアシリンダ(後述する)等からなる上昇位置決め装置20によりフィーダバンク14を上昇させ、実装機本体に位置決めし固定していた。
この上昇位置決め装置20は、表面実装機本体(明示せず)の一部を構成しており、エアシリンダ22のロッド22Aの先端部にリフター24が固定され、又、該リフター24の裏面には鉛直方向に摺動するガイド軸26が固定されている。従って、エアシリンダ22の上下駆動により、リフター24は上面を水平方向に維持したまま上昇・下降動作を繰り返すことが可能になっている。
又、このリフター24には、上方に第1位置決めピン28が突設され、前記フィーダバンク14の下面には該第1位置決めピン28が嵌入可能な穴16が穿設されている。又、このフィーダバンク14の上面には、第2位置決めピン18が突設され、該フィーダバンク14の上昇位置決め時に該第2位置決めピン18が嵌入可能な穴32が、仮想線で示す表面実装機本体の位置決め部30に穿設されている。
上昇位置決め装置20によりフィーダバンク14を上昇させ、部品供給位置に位置決めする場合は、前述した如く、前記図1において交換台車12を表面実装機方向に移動させ、フィーダバンク14を上昇位置決め装置20の上方の初期位置に一致させ、図2の状態にする。
このフィーダバンク14を初期位置に一致させた時の正面図と側面図を、図3(A)、(B)にそれぞれフィーダ10を省略して示す。但し、図3(A)では交換台車12を切断して示してある。
この図に示されるように、初期位置では前記図1に示したリフター24上の第1位置決めピン28の直上に、前記フィーダバンク14の穴16が一致している。
又、このフィーダバンク14上の第2位置決めピン18の真上に、エアシリンダ22の上部に付設されている前記位置決め部30に穿設されている前述した穴32が一致した状態になっている。
前記のように交換台車12を表面実装機の位置決め部30に装入し、フィーダバンク14を初期位置に一致させた後、エアシリンダ22に連動したリフター24を上昇させることにより、対応する図4に示すようにフィーダバンク14に設けられた穴16に第1位置決めピン28が嵌入するために、リフター24即ち表面実装機に対するフィーダバンク14の位置決めが達成される。
その後、更にエアシリンダ22によりリフター24を上昇させると、フィーダバンク14が押上げられて部品供給位置に到達すると同時に、同様に図5に示すように該フィーダバンク14上の第2位置決めピン18が表面実装機側の孔32に嵌入することにより、最終的な位置決めが達成される。
上記のように第1位置決めピン28は穴16に、第2位置決めピン18は穴32にそれぞれ嵌入させる方式を採用しているため、図6に位置決めピンと穴の関係を拡大して示すように、ピンの先端部及び位置決め穴の入口には傾斜が付けられており、正確にピンと穴の中心が合っていない場合でも傾斜に沿ってスライドして嵌入するようになっており、そのために、位置合わせが容易になっている。
特開2002−319791号公報
しかしながら、昨今の表面実装機では稼働率を上げるために、フィーダに装着する部品リールの大径化が進んでおり、それに伴って部品リールの重量が重くなっていると共に、大径化によりリール取付位置が後退しているため、重心位置が後方へ移動している。
その結果、フィーダ10を装着したフィーダバンク14を初期位置に一致させた後、リフター24により上昇させた場合、図7に示したようにフィーダバンク14が傾いたまま上昇し、図8に拡大して示すように第2位置決めピン18が正しい姿勢で本体位置決め穴に迎えられないため、嵌入時に先端傾斜部が嵌入部への乗り継ぐ際に衝撃を伴い、部品がひっくり返ったり、位置決め手段を構成するピンと穴が途中でかじり(削れ)を起こして不完全な嵌入状態になり、吸着位置(取付位置)の精度が悪化し、更にはかじりを起こしたために、フィーダバンク14が本体から外れなくなる等の不具合が発生していた。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、リフターによりフィーダバンクを初期位置から部品供給位置に上昇させ、部品供給位置に位置決めする場合、フィーダの重心が後方にあるために傾斜したまま上昇したとしても、位置決め手段にかじり等を発生させることを防止し、結果として正確な部品供給位置に確実に位置決めすることができるフィーダバンクの上昇位置決め装置を提供することを課題とする。
本発明は、表面実装機における初期位置に配置されたフィーダバンクに下方から当接し、該フィーダバンクを部品供給位置に押上げるリフターと、上昇するリフターが前記初期位置のフィーダバンクに当接すると、該フィーダバンクをリフターに対して位置決めする第1位置決め手段と、更にリフターが上昇し、該リフターに位置決めされたフィーダバンクを、前記部品供給位置に押し上げて表面実装機本体の位置決め部に当接させると、該位置決め部にフィーダバンクを位置決めする第2位置決め手段とを備え、前記第1位置決め手段及び第2位置決め手段のうち少なくとも第2位置決め手段を、球面部と該球面部が嵌合する嵌合部とを含む構成としたことにより、前記課題を解決したものである。
本発明においては、前記嵌合部の内周に、前記球面部が接触可能な傾斜面が形成されているようにしてもよい。
本発明によれば、フィーダバンクの上昇位置決め装置において、リフターに対してフィーダバンクを位置決めする第1位置決め手段と、部品供給位置に上昇させたフィーダバンクを表面実装機に対して位置決めする第2位置決め手段のうち、少なくとも第2位置決め手段を、球面部と該球面部が嵌合する嵌合部を含む構成としたので、フィーダバンクが傾斜した状態で部品供給位置に到達したために、球面部が嵌合部の中心からずれて当接したとしても、球面部が案内されて嵌合部の中心に一致するようになるため、ピンを穴に嵌入させる場合のようにかじり等の不具合を発生させることを防止できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、上昇位置決め装置自体の基本構成は、前記図1等に示したものと実質的に同一であるので説明は省略する。
図9は、本発明に係る一実施形態のフィーダバンク上昇位置決め装置により、フィーダバンク14を上昇させた際の部品供給位置に到達する直前の第2位置決め手段の概要を拡大して示す断面図である。
本実施形態では第2位置決め手段を、前記第2位置決めピン18と穴32の代わりに、図9に示した半球状の位置決めボール40と、該位置決めボール40が嵌合可能な嵌合部であるスライドブッシュ42とを含む構成としたものである。
上記位置決めボール40は、フィーダバンク14の上面に固定され、スライドブッシュ42は、先端部が前記位置決め部30に、下面から突出するように上方より嵌入されており、更に該スライドブッシュ42は、その後端部に配設された鉛直下方に押し付けるスプリング44と、該スプリング44の後端に接触し、下方への押え圧を調整する調節ねじ46により摺動可能に固定されている。
前述した如く、従来の方式では、位置決めピン18と位置決め穴32の嵌入部がスムースに嵌入するためにはフィーダ10が傾かないように水平を保ったままリフター24で上昇させる必要があった。
これに対して、本実施形態では、球状とテーパ状の周面(傾斜面)42Aを有する嵌合部とを組合せるようにしたことにより、その必要が無い。
即ち、図10(A)〜(C)に中心が一致している場合を示すように、前記リフター24により鉛直方向に持ち上げられたフィーダバンク14に取付けられている位置決めボール40がスライドブッシュ42のテーパ部42Aに接し、実装機側に設けられている突き当て部(位置決め部)30まで持ち上げられ、同図(C)のように正確に位置決めが達成される。
一方、図11(A)〜(C)に中心がずれている場合を示すように、フィーダバンク14は水平方向に拘束されていないため、スライドブッシュ42と位置決めボール40の中心がずれることがあるが、この場合でも、球面とテーパ面の自動求心効果により、ブッシュ42の中心にボール40が一致する方向に向かってフィーダバンク14が移動するため、同図(C)に示すように同様に正確に位置決めされる。
更に、図12(A)〜(C)に、フィーダバンク14が傾いたままリフター24が上昇したために、同図(A)のように位置決めボール40がスライドブッシュ42とずれた状態で当接した例を示すように、この場合でも、フィーダバンク14が突き当て部30まで持ち上げられると、同図(C)に示すように同様に正確に位置決めが達成される。
なお、本発明は、前記実施形態に示したものに限られるものでなく、例えば、球面部と嵌合部を含む構成からなる位置決め手段は、フィーダバンクをリフターに対して位置決めする第1位置決め手段としても良い。この場合は、フィーダバンクの初期位置への挿入精度が緩和される利点がある。
又、位置決めボール40とスライドブッシュ42の上下関係は、前記実施形態の場合とは逆にしてもよい。
又、スライドブッシュは、調節ねじでスライド位置を調整できるものに限らず、調節ねじを除いた本体に固定された構造のものであっても良い。
フィーダバンクと上昇位置決め装置との関係を示す側面図 フィーダバンクを上昇位置決め装置上の初期位置に一致させた状態を示す側面図 フィーダバンクを初期位置に一致させた状態を示す正面図と側面図 フィーダバンクにリフターを当接させた状態を示す正面図と側面図 フィーダバンクを部品供給位置に上昇させた状態を示す正面図と側面図 位置決めピンと位置決め穴の関係を拡大して示す断面図 フィーダの重心が後方に移動したためにフィーダバンクが傾斜した状態を示す側面図 フィーダバンクが傾斜した時の位置決めピンと位置決め穴の関係を拡大して示す断面図 本発明に係る一実施形態に適用される位置決め手段を拡大して示す断面図 本実施形態の作用を、位置決め手段の断面図を用いて示す説明図 本実施形態の他の作用を、位置決め手段の断面図を用いて示す説明図 本実施形態の更に他の作用を、位置決め手段の断面図を用いて示す説明図
符号の説明
10…フィーダ(部品供給装置)
12…交換台車
14…フィーダバンク(部品供給装置取付台)
16…位置決め穴
18…第2位置決めピン
20…上昇位置決め装置
22…エアシリンダ
24…リフター
26…ガイド軸
28…第2位置決めピン
30…位置決め部
32…位置決め穴
40…位置決めボール
42…スライドブッシュ
44…スプリング
46…調節ねじ

Claims (2)

  1. 表面実装機における初期位置に配置されたフィーダバンクに下方から当接し、該フィーダバンクを部品供給位置に押上げるリフターと、
    上昇するリフターが前記初期位置のフィーダバンクに当接すると、該フィーダバンクをリフターに対して位置決めする第1位置決め手段と、
    更にリフターが上昇し、該リフターに位置決めされたフィーダバンクを、前記部品供給位置に押し上げて表面実装機本体の位置決め部に当接させると、該位置決め部にフィーダバンクを位置決めする第2位置決め手段とを備え、
    前記第1位置決め手段及び第2位置決め手段のうち少なくとも第2位置決め手段を、球面部と該球面部が嵌合する嵌合部とを含む構成としたことを特徴とするフィーダバンクの上昇位置決め装置。
  2. 前記嵌合部の内周に、前記球面部が接触可能な傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフィーダバンクの上昇位置決め装置。
JP2007094219A 2007-03-30 2007-03-30 フィーダバンクの上昇位置決め装置 Pending JP2008251998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007094219A JP2008251998A (ja) 2007-03-30 2007-03-30 フィーダバンクの上昇位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007094219A JP2008251998A (ja) 2007-03-30 2007-03-30 フィーダバンクの上昇位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008251998A true JP2008251998A (ja) 2008-10-16

Family

ID=39976563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007094219A Pending JP2008251998A (ja) 2007-03-30 2007-03-30 フィーダバンクの上昇位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008251998A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017222320A (ja) * 2016-06-17 2017-12-21 トヨタ車体株式会社 車両の前部構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017222320A (ja) * 2016-06-17 2017-12-21 トヨタ車体株式会社 車両の前部構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107926150B (zh) 元件安装装置
KR102031812B1 (ko) 전자부품 실장장치
JP4559970B2 (ja) 部品装着ヘッド及び吸着ノズルの製造方法
JP2008251998A (ja) フィーダバンクの上昇位置決め装置
JPWO2018061207A1 (ja) 対基板作業機、および挿入方法
CN104320921B (zh) 一种设有视觉系统的贴片机
JP2019061990A (ja) 部品搭載装置および部品搭載方法
JP4350537B2 (ja) 部品挿着装置、表面実装機および部品試験装置
JP5186358B2 (ja) 吸着ヘッドおよび部品移載装置
JP2019057685A (ja) 部品装着装置および実装基板の製造方法
JPWO2019202655A1 (ja) 装着作業機、および確認方法
JP5569145B2 (ja) ネジ締め機およびネジ締め方法
JP6684833B2 (ja) 保持プレート、検出方法、およびダイ供給装置
KR102270396B1 (ko) 반도체 칩 픽업 장치
JP7050219B2 (ja) 部品搭載装置および部品搭載方法
US11778798B2 (en) Information processing device, work system, and determination method
JP2016072461A (ja) 表面実装機の部品保持ヘッド、この部品保持ヘッドにおけるセンサの位置決め方法、及びセンサ位置決め治具
JP7142267B2 (ja) 部品排出コンベアおよび部品装着装置ならびに部品排出方法
JP7213411B2 (ja) 部品搭載装置
JP7223928B2 (ja) 部品搭載装置
JP5293868B2 (ja) 保持具、搭載装置、基板装置の製造方法
JP6956315B2 (ja) 部品搭載方法
CN207875091U (zh) 一种pcb丝印机
JP6967695B2 (ja) 部品搭載装置および部品搭載方法
JP3157163U (ja) ディスペンサ付印刷機