JP2008250706A - 教示データ補正方法及び教示データ補正装置 - Google Patents

教示データ補正方法及び教示データ補正装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ワーク上で発生する様々な誤差に対応することができる教示データ補正方法及び教示データ補正装置を提供する。
【解決手段】
ワークWに対する作業をロボット22に行わせるための教示点を補正する教示データ補正装置1が備えるCPU10は、ワークの複数の計測点を複数のグループに分けるグループ分け手段と、グループ毎に、当該グループに属する計測点に基づいて、変換写像を同定する変換写像同定手段と、グループ毎に、当該グループに属する計測点に対して前記変換写像同定手段によって同定された変換写像を適用することにより、写像変換を実行する写像変換手段と、前記写像変換手段による前記写像変換後の計測点に基づいて、前記教示データを補正する補正手段とを具備している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、産業用ロボットなどの産業用機械におけるオフラインティーチングに用いられる教示データを補正する教示データ補正方法、及びその方法を実施するための教示データ補正装置に関する。
産業用ロボット(以下、単にロボットという)が作業を行うためには、教示作業が必要となる。この教示作業の一つとして、オフラインティーチングがある。オフラインティーチングの場合、ワークの位置及び形状などを示す教示データをロボットに与えることによって教示を行う。このオフラインティーチングの場合、生産ラインとは離れて行うことができるため、生産ラインなどを止める必要がなく、経済的なメリットが大きい。そのため、近年では、オフラインティーチングが注目されつつある。
このように、オフラインティーチングは、教示データをロボットに与えることによってなされるが、この教示データは理想世界のものであり、現実世界におけるデータとの間には誤差が必ず生じる。この誤差を解消しなければ、ロボットが高精度な作業を行うことはできない。そこで、その誤差を解消するために、教示データを補正する方法が従来から提案されている。
例えば、特許文献1には、教示点としてワーク上の4点の理想位置及び現実位置を取得し、それらの4点で形成される理想面から同じく形成される現実面への変換行列を同定し、これらを掛け合わせることにより教示点の補正を行う補正方法が開示されている。
特開平5−19840号公報
ワーク上で発生する誤差には、ワークの設置に伴う位置・姿勢誤差、組立後のワークの位置・姿勢誤差、加工後のワークの寸法・形状誤差、及び加工による変形に伴う変形誤差など、様々なものが含まれる。しかしながら、上述したような従来例では、上記4点では表すことのできないワークの変形誤差などを解消することは不可能である。また、加工による変形に伴う変形誤差などは、ワーク上で部分的に生じるものであるため、ワークにおけるすべての教示点に対して同一の方式で変換を行うこととすると、それら教示点のすべてに対して適切な補正をすることが困難な場合がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、ワーク上で発生する様々な誤差に対応することができる教示データ補正方法、及びその方法を実施するための教示データ補正装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の教示データ補正方法は、ワークに対する作業を産業用機械に行わせるための教示点を補正する教示データ補正方法において、前記ワークの複数の計測点を複数の計測点群に分けるステップと、前記計測点群毎に、当該計測点群に属する計測点に基づいて、変換写像を同定するステップと、前記計測点群毎に、当該計測点群に属する計測点に対して前記同定された変換写像を適用することにより、写像変換を実行するステップと、前記写像変換後の計測点に基づいて、前記教示点を補正するステップとを有する。
このように計測点のグループ分けを行い、そのグループ毎に異なる変換写像を適用することによって、ワーク上に発生する様々な誤差を補正することが可能になる。
また、本発明の教示データ補正方法は、ワークに対する作業を産業用機械に行わせるための教示点を、前記ワークと理想ワークとの差異に基づいて補正する教示データ補正方法において、前記理想ワーク上に複数の計測点を設定するステップと、前記理想ワークの複数の計測点にそれぞれ対応する前記ワークの複数の計測点を取得するステップと、前記理想ワークの複数の計測点及び前記ワークの複数の計測点に基づいて、第1の変換写像を同定するステップと、前記理想ワークの複数の計測点に対して前記同定された第1の変換写像を適用することにより、第1の写像変換を実行するステップと、前記ワークの複数の計測点と、当該計測点に対応する前記第1の写像変換後の計測点との差異をそれぞれ取得するステップと、前記ワークの計測点との差異が最も大きい前記第1の写像変換後の計測点を含む1又は複数の前記第1の写像変換後の計測点を選択するステップと、選択された計測点に基づいて、第2の変換写像を同定するステップと、前記選択された計測点に対して前記同定された第2の変換写像を適用することにより、第2の写像変換を実行するステップと、前記第1及び前記第2の写像変換後の計測点に基づいて、前記教示点を補正するステップとを有する。
前記発明に係る教示データ補正方法の前記教示データを補正するステップにおいて、前記第1及び前記第2の写像変換後の計測点のうち補正対象の教示点と最も近い計測点を特定し、特定した計測点が第1の写像変換後の計測である場合は前記補正対象の教示点に対して前記第1の変換写像を適用し、特定した計測点が第2の写像変換後の計測である場合は前記補正対象の点に対して前記第2の変換写像を適用するようにしてもよい。
本発明の教示データ補正装置は、ワークに対する作業を産業用機械に行わせるための教示点を補正する教示データ補正装置において、前記ワークの複数の計測点を複数の計測点群に分けるグループ分け手段と、前記計測点群毎に、当該計測点群に属する計測点に基づいて、変換写像を同定する変換写像同定手段と、前記計測点群毎に、当該計測点群に属する計測点に対して前記変換写像同定手段によって同定された変換写像を適用することにより、写像変換を実行する写像変換手段と、前記写像変換手段による前記写像変換後の計測点に基づいて、前記教示点を補正する補正手段とを備える。
また、本発明の教示データ補正装置は、ワークに対する作業を産業用機械に行わせるための教示点を、前記ワークと理想ワークとの差異に基づいて補正する教示データ補正装置において、前記理想ワーク上に複数の計測点を設定する計測点設定手段と、前記計測点設定手段によって設定された前記理想ワークの複数の計測点にそれぞれ対応する前記ワークの複数の計測点を取得する手段と、前記理想ワークの複数の計測点及び前記ワークの複数の計測点に基づいて、第1の変換写像を同定する第1同定手段と、前記理想ワークの複数の計測点に対して前記第1同定手段によって同定された第1の変換写像を適用することにより、第1の写像変換を実行する第1写像変換手段と、前記ワークの複数の計測点と、当該計測点に対応する前記第1変換手段による第1の写像変換後の計測点との差異をそれぞれ取得する差異取得手段と、前記ワークの計測点との差異が最も大きい前記第1の写像変換後の計測点を含む1又は複数の前記第1の写像変換後の計測点を選択する計測点選択手段と、前記計測点選択手段によって選択された計測点に基づいて、第2の変換写像を同定する第2同定手段と、前記選択された計測点に対して前記第2同定手段によって同定された第2の変換写像を適用することにより、第2の写像変換を実行する第2写像変換手段と、 前記第1変換手段による第1の写像変換後の計測点及び前記第2変換手段による第2の写像変換後の計測点に基づいて、前記教示点を補正する補正手段とを備える。
前記発明に係る教示データ補正装置において、前記補正手段が、前記第1及び前記第2の写像変換後の計測点のうち補正対象の点と最も近い計測点を特定し、特定した計測点が第1の写像変換後の計測である場合は前記補正対象の点に対して前記第1の変換写像を適用し、特定した計測点が第2の写像変換後の計測である場合は前記補正対象の点に対して前記第2の変換写像を適用するように構成されていてもよい。
本発明によれば、ワーク上で発生する様々な誤差に対応することができる教示データ補正方法及び教示データ補正装置を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
[教示データ補正装置の構成]
図1は、本発明の教示データ補正装置を含むオフラインティーチングシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の教示データ補正装置1は、CPU10を備えており、このCPU10は、メモリ11及び入出力インタフェース(I/F)12とバス接続されている。入出力I/F12は、キーボードなどで構成される入力装置31及びディスプレイ32と接続されている。入力装置31は、教示データ補正装置1に対する指示をユーザから受け付け、その指示を入出力I/F12を介してCPU10に伝える。また、ディスプレイ32は、入出力I/F12を介して入力されるCPU10における様々な処理結果などを表示する。
入出力I/F12は更に、ワークWに対して所定の作業を行うロボット22に接続された計測装置21及び制御装置23と接続されている。ここで、計測装置21は、ビジョンセンサなどから構成されており、ワークWの位置及び形状を撮像し、その撮像画像に基づいて、ワークの位置及び形状を認識する。計測装置21によって認識した結果は、入出力I/F12を介して、CPU10へ出力される。
また、制御装置23は、ロボット22の動作を制御するための装置である。CPU10から出力される教示データは、入出力I/F12を介して、制御装置23に入力される。ここで、教示データには、ワークWに設定された複数の教示点(計測点)の座標値が含まれており、この教示データを参照することにより、ワークWの位置及び形状などを知ることができる。制御装置23は、CPU10から受け取った教示データに基づき、ワークWに対して所定の作業を行うように、ロボット22の動作を制御することになる。
図1に示したオフラインティーチングシステムにおいて、教示データ補正装置1は、後述するようにして教示データの補正を行い、補正後の教示データを制御装置23へ出力する。そして、制御装置23が、その補正後の教示データに基づいてロボット22の動作を制御することにより、ワークWに対する高精度な作業をロボット22が行うことが可能になる。
[教示データ補正装置の動作]
次に、上述したように構成される教示データ補正装置1の動作について、フローチャート等を参照しながら、説明する。
まず、以下に説明する本発明の教示データ補正装置1の動作の中で用いられるワークについて、説明する。図2は、本発明の教示データ補正装置1において用いられるワークの例を示す斜視図である。図2において、符号Wは現実のワークを、Wは理想ワークをそれぞれ示している。ここで、理想ワークWとは、教示データ補正装置1においてモデル化された理想的なワーク(設計したとおりの形状を有するワーク)を意味している。教示データ補正装置1は、この理想ワークWの位置及び形状に関するデータをメモリ11に記憶している。
図2に示すとおり、現実のワークWは、理想ワークWと比べると、位置及び形状が異なっている。これは、設置誤差(ワークの設置に伴う位置・姿勢誤差)、組立誤差(組立後のワークの位置・姿勢誤差)、及び加工誤差(加工後のワークの寸法・形状誤差及び加工による変形に伴う誤差)などが発生するためである。
以下、本発明の教示データ補正装置1の動作を、教示データの補正を行うための準備となる補正準備処理及び教示データの補正処理に分けて、説明する。
[教示データの補正準備処理]
図3(a)及び(b)は、教示データの補正準備処理に伴う、本発明の教示データ補正装置1が備えるCPU10の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、CPU10は、変数jに対して1を代入し(S101)、その後、適用する変換写像の設定を行う(S102)。ここで、適用する変換写像の設定は、ユーザが入力装置31を用いて任意の変換写像を選択することによってなされる。ここで、変換写像の種類としては、(1)平行移動、(2)平行・回転移動、(3)平行・回転・拡大・縮小、(4)アフィン変換、(5)射影変換、および(6)多項式変換などが挙げられる。
これら(1)乃至(6)の変換写像について、その概要、パラメータ数(変換写像を定義するために必要なパラメータの数)、及びそのパラメータの数を得るために必要となる計測点数(但し、計測点の位置のみ(3自由度)を計測対象とする場合)を表1にまとめる。
Figure 2008250706
ユーザは、ワークWの位置及び形状を確認し、その結果に応じて、適当と考えられる変換写像を選択する。なお、この変換写像の選択を、後述するようにして自動的に行うようにしてもよい。以下では、適用する変換写像として、(3)平行・回転・拡大・縮小が設定されたものとする。
図3(a)に戻り、CPU10は、メモリ11に記憶している理想ワークWの位置及び形状に関するデータを用いて、理想ワークW上に計測点(Pi1〜Pim)を設定する(S103)。
次に、CPU10は、現実のワークW上の計測点(Pr1〜Prm)を取得する(S104)。このワークW上の計測点の取得は、次のようにして行われる。まず、計測装置21が、ワークWの位置及び形状を認識し、その認識した結果を、入出力I/F12を介してCPU10へ出力する。これを受けたCPU10が、ステップS103において設定した理想ワークWの計測点(Pi1〜Pim)のそれぞれに対応する点をワークW上に設定する。これにより、CPU10が現実のワークW上の計測点(Pr1〜Prm)を取得することになる。
図4は、ワークW上の計測点(Pr1〜Prm)の概念を示す斜視図である。図4に示すように、本実施の形態においては、9つの計測点(Pr1〜Pr9)がワークW上に設定されるものとする。
このようにしてワークW上の計測点(Pr1〜Prm)を取得したCPU10は、それらの計測点の全点について、最小二乗法により変換写像fを同定する(S105)。この最小二乗法による同定は、理想ワークWの計測点(Pi1〜Pim)のそれぞれから現実のワークWの計測点(Pi1〜Pim)に変換する際の誤差が最小となるような変換写像のパラメータを算出することによりなされる。
次に、CPU10は、理想ワークWの計測点Pik(k=1,…,m)に対して、ステップS105により同定された変換写像fを適用することにより、写像変換後の計測点Ptjkを算出する(S106)。そして、CPU10は、このようにして得られた計測点PtjkとワークWの計測点Prkとの差djkを算出する(S107)。
次に、CPU10は、ステップS107にて算出した差djkの最大値max(djk)と予め定められた閾値とを比較し、最大値max(djk)が閾値よりも小さいか否かを判定する(S108)。ここで、最大値max(djk)が閾値よりも小さいと判定した場合(S108でYES)、すなわち許容可能な誤差のみしか存在していないと判定した場合、CPU10は処理を終了する。
他方、ステップS108において、最大値max(djk)が閾値以上であると判定した場合(S108でNO)、CPU10は、jにj+1を代入し(S109)、max(djk)に係る点Prjkを最大誤差点に設定する(S110)。
図5は、ワーク上の最大誤差点の概念を示す斜視図である。図5においては、写像変換の結果は1点鎖線で示されており、その写像変換の結果との差が最大である最大誤差点として、ワークW上の計測点Pr3が例示されている。すなわち、この図5に示す例では、変換写像fを適用した際の計測点Pr3に係る誤差d13が最大であったと仮定されている。
最大誤差点Prjkを設定したCPU10は、その最大誤差点Prjk及び最大誤差点Prjkに近い計測点をn個選択する(S111)。ここで、nは、表1に示した計測点数に対応するものであり、変換写像の種類によって定まる。本実施の形態では、変換写像として(3)平行・回転・拡大・縮小が設定されているため、nは3以上ということになる。以下、n=3として説明を進める。
図6は、最大誤差点を含む選択された複数の計測点の概念を示す斜視図である。図6には、最大誤差点Pr3及びその最大誤差点Pr3に近い計測点Pr2及びPr6の合計3点が選択された例が示されている。
図3(b)に進み、CPU10は、選択した計測点について、最小二乗法により変換写像fを同定する(S112)。この最小二乗法による同定は、選択した計測点のそれぞれからその計測点に対応する現実のワークWの計測点に変換する際の誤差が最小となるような変換写像のパラメータを算出することによりなされる。
次に、選択した計測点を取り除き、後述するグループのそれぞれについて、変換写像fからfj−1を再計算する(S113)。
次に、CPU10は、理想ワークWの計測点Pik(k=1,…,m)に対して、ステップS112により同定された変換写像fを適用することにより、写像変換後の計測点Ptjkを算出する(S114)。
図7は、この写像変換の結果を示す斜視図である。図7においては、ステップS112により同定された変換写像fによる写像変換の結果が、2点鎖線により示されている。
次に、CPU10は、ステップS114により得られた計測点PtjkとワークWの計測点Prkとの差djkを算出する(S115)。そして、CPU10は、差djkが最小となるjを特定し、その特定したjに係る変換写像fを点Prkに対応する写像fに設定する(S116)。以後、特定されたjにより計算される差djkをdと表す。
図8は、ステップS116における処理の概念を示す斜視図である。ステップS116において設定されるfは、計測点prkをどの写像で変換するのかを示している。換言すると、fによって、計測点prkのグループ分けがなされている。図8においては、そのグループ分けが示されており、Pr1、Pr4、Pr5及びPr7〜Pr9がグループ1に属し、Pr2、Pr3及びPr6がグループ2に属する例が示されている。これは、Pr1、Pr4、Pr5及びPr7〜Pr9が変換写像fにより変換され、Pr2、Pr3及びPr6が変換写像fにより変換されることを意味している。
次に、CPU10は、所属する点の数がn未満のグループがあるか否かを判定する(S117)。これは、更にグループ分けができるか否かを判定することに相当する。
ステップS116にて、所属する点の数がn未満のグループがないと判定した場合(S117でNO)、すなわちまだグループ分けが可能であると判定した場合、CPU10は、グループ分けされた計測点を用いて、最小二乗法により変換写像f〜fを同定する(S118)。この処理は、計測点が所属するグループが変更になるため、変換写像を再計算する処理に相当する。なお、この最小二乗法による同定は、グループ分けされた計測点のそれぞれからその計測点に対応する現実のワークWの計測点に変換する際の誤差が最小となるような変換写像のパラメータを算出することによりなされる。
次に、CPU10は、理想ワークWの計測点Pik(k=1,…,m)に対して、ステップS118により同定された変換写像f〜fを適用することにより、写像変換後の計測点Ptkを算出する(S119)。
図9は、この写像変換の結果を示す斜視図である。図9においては、ステップS118により同定された変換写像fによる写像変換の結果が1点鎖線により示されており、同じく変換写像fによる写像変換の結果が2点鎖線により示されている。
次に、CPU10は、ステップS119により得られた計測点PtkとワークWの計測点Prkとの差dを算出する(S120)。そして、CPU10は、ステップS120にて算出した差dの最大値max(d)と予め定められた閾値とを比較し、最大値max(d)が閾値よりも小さいか否かを判定する(S121)。ここで、最大値max(d)が閾値よりも小さいと判定した場合(S121でYES)、すなわち許容可能な誤差のみしか存在していないと判定した場合、CPU10は処理を終了する。
他方、ステップS121において、最大値max(d)が閾値以上であると判定した場合(S121でNO)、CPU10は、jにj+1を代入し(S122)、max(d)に係る計測点Prkを最大誤差点に設定する(S123)。
図10は、ワーク上の最大誤差点の概念を示す斜視図である。図9と同様に、図10においては、変換写像f及び変換写像fによる写像変換の結果が1点鎖線及び2点鎖線によりそれぞれ示されている。図10には、ワークW上の計測点Pr3に係る誤差dが最大であり、したがって計測点Pr3が最大誤差点である例が示されている。
最大誤差点Prkを設定したCPU10は、その最大誤差点Prk及び最大誤差点Prkに近い計測点をn個選択する(S124)。その後、CPU10は、ステップS112に戻る。
また、ステップS117において、所属する計測点の数がn未満のグループがあると判定した場合(S117でYES)、すなわちこれ以上のグループ分けはできないと判定した場合、CPU10は、その所属する計測点の数がn未満のグループを固定し、計算対象から除外する(S125)。すなわち、当該グループについてはfを固定して、以降の計算対象から除外することとする。
ステップS125の終了後、CPU10は、上述したステップS118を実行する。
以上の処理により、すべての計測点に対して、どの変換写像を用いて変換を行うのかが決定されることになる。なお、この処理結果である、どの計測点に対してどの変換写像を適用するかを示すデータは、メモリ11に記憶される。
このように、本実施の形態では、ワーク上の計測点のグループ分けを行い、グループ毎に異なる変換写像を適用する。これにより、ワーク上に発生する様々な誤差に対応することが可能になる。
[教示データの補正処理]
次に、以上のようにして補正準備処理がなされた後に実行される補正処理における本発明の教示データ補正装置1の動作について、説明する。
図11は、教示データの補正処理に伴う、本発明の教示データ補正装置1が備えるCPU10の動作の流れを示すフローチャートである。
CPU10は、補正対象となる理想ワークW上の点Qを選択する(S201)。この点Qの選択は、次のようにして行われる。まず、CPU10から出力された理想ワークWの位置及び形状を示すデータに基づいて、理想ワークWを示す画像がディスプレイ32に表示されているものとする。この場合に、ユーザが、ディスプレイ32に表示されている理想ワークW上で補正を施したい点を、入力装置31を用いて特定する。CPU10は、このようにしてユーザにより特定された点を補正対象の点Qとして選択する。
次に、CPU10は、補正対象の点Qに最も近い計測点Prkを特定する(S202)。図12は、ステップS202における処理の概念を示す斜視図である。図12に示す例では、点Qに最も近い計測点としてPr2が存在しており、ステップS202において、CPU10は、点Qの座標値及び各計測点Prkの座標値から、この計測点Pr2を特定することになる。
次に、CPU10は、点Qに対して、ステップS202にて特定した計測点Prkに係る変換写像fを適用することにより、写像変換後の点Qを算出する(S203)。この計測点Prkに係る変換写像fは、上述した補正準備処理の処理結果を示すデータをメモリ11から読み出すことにより得ることができる。
以上の処理により、点Qが点Qに補正されたことになり、この補正後の点Qの位置に関するデータを教示データに盛り込むことにより教示データの補正が完了する。
なお、ここでは、補正対象の点Qに最も近い計測点Prkが1つのグループに属している例について説明したが、上述したように、計測点Prkが2つのグループに属する場合もあり得る。このような場合では、上記のステップS203において、CPU10が、計測点Prkに係る2つの変換写像を適用することにより写像返還後の点Qを2つ算出し、これらの平均をとるようにすればよい。
[変換写像の選択処理]
上述したように、表1に示した変換写像の何れを用いるかについては、ユーザによって選択されてもよく、また、教示データ補正装置1により自動的に行われてもよい。以下、変換写像の選択が教示データ補正装置1により自動的に行われる場合について、説明する。
図13は、変換写像の選択処理に伴う、本発明の教示データ補正装置1が備えるCPU10の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、CPU10は、作業対象のワークが変形するか否かをユーザに問い合わせるための問い合わせ画面をディスプレイ32に表示させる。この問い合わせ画面に応じて、ユーザが作業対象のワークが変形するか否かについての情報を入力装置31が入力する。これを受けて、CPU10は、作業対象のワークが変形するか否かを判定する(S301)。
ステップS301において、作業対象のワークは変形しないと判定した場合(S301でNO)、CPU10は、そのワークが回転するか否かをユーザに問い合わせるための問い合わせ画面をディスプレイ32に表示させる。そして、ユーザの入力に応じて、CPU10は、作業対象のワークが回転するか否かを判定する(S302)。ここで、CPU10は、ワークが回転しないと判定した場合(S302でNO)は適用する変換写像として(1)平行移動を選択し(S303)、ワークが回転すると判定した場合(S302でYES)は適用する変換写像として(2)平行・回転移動を選択する(S304)。
また、ステップS301において、作業対象のワークは変形すると判定した場合(S301でYES)、CPU10は、静的なワークの変形を拡大・縮小のみしてよいか否かを判定する(S305)。ここで、静的なワークの変形を拡大・縮小のみしてよいと判定した場合(S305でYES)、CPU10は、適用する変換写像として(3)平行・回転・拡大・縮小を選択する(S306)。
また、ステップS305において、静的なワークの変形に対して拡大・縮小のみを行うことはできないと判定した場合(S305でNO)、CPU10は、直線が曲線状に変形することがありうるか否かをユーザに問い合わせるための問い合わせ画面をディスプレイ32に表示させる。そして、ユーザの入力に応じて、CPU10は、直線が曲線状に変形することがありうるか否かを判定する(S307)。ここで、直線が曲線状に変形することがありうると判定した場合(S307でYES)、CPU10は、適用する変換写像として(6)多項式変換を選択する(S311)。
これに対し、直線が曲線状に変形することはありえないと判定した場合(S307でNO)、CPU10は、変形時に直線の平行性が保たれるか否かをユーザに問い合わせるための問い合わせ画面をディスプレイ32に表示させる。そして、ユーザの入力に応じて、CPU10は、変形時に直線の平行性が保たれるか否かを判定する(S308)。ここで、CPU10は、変形時に直線の平行性が保たれると判定した場合(S308でYES)は適用する変換写像として(4)アフィン変換を選択し(S309)、変形時に直線の平行性が保たれないと判定した場合(S308でNO)は適用する変換写像として(5)射影変換を選択する(S310)。
以上の処理によって、変換写像の選択を自動的に行うことが可能となる。
本発明の教示データ補正方法及び教示データ補正装置は、ワーク上に発生する様々な誤差を補正することができるため、産業用ロボット及び工作機械などの産業用機械のオフラインティーチングに用いられる教示データ補正方法及び教示データ補正装置として有用である。
本発明の教示データ補正装置を含むオフラインティーチングシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の教示データ補正装置において用いられるワークの例を示す斜視図である。 教示データの補正準備処理に伴う、本発明の教示データ補正装置が備えるCPUの動作の流れを示すフローチャートである。 教示データの補正準備処理に伴う、本発明の教示データ補正装置が備えるCPUの動作の流れを示すフローチャートである。 ワーク上の計測点の概念を示す斜視図である。 ワーク上の最大誤差点の概念を示す斜視図である。 最大誤差点を少なくとも含む選択された複数の計測点の概念を示す斜視図である。 写像変換の結果を示す斜視図である。 ステップS115における処理の概念を示す斜視図である。 写像変換の結果を示す斜視図である。 ワーク上の最大誤差点の概念を示す斜視図である。 教示データの補正処理に伴う、本発明の教示データ補正装置が備えるCPUの動作の流れを示すフローチャートである。 ステップS202における処理の概念を示す斜視図である。 変換写像の選択処理に伴う、本発明の教示データ補正装置が備えるCPUの動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 教示データ補正装置
10 CPU
11 メモリ
12 入出力I/F
21 計測装置
22 ロボット
23 制御装置
31 入力装置
32 ディスプレイ
W ワーク

Claims (6)

  1. ワークに対する作業を産業用機械に行わせるための教示点を補正する教示データ補正方法において、
    前記ワークの複数の計測点を複数の計測点群に分けるステップと、
    前記計測点群毎に、当該計測点群に属する計測点に基づいて、変換写像を同定するステップと、
    前記計測点群毎に、当該計測点群に属する計測点に対して前記同定された変換写像を適用することにより、写像変換を実行するステップと、
    前記写像変換後の計測点に基づいて、前記教示点を補正するステップと
    を有することを特徴とする、教示データ補正方法。
  2. ワークに対する作業を産業用機械に行わせるための教示点を、前記ワークと理想ワークとの差異に基づいて補正する教示データ補正方法において、
    前記理想ワーク上に複数の計測点を設定するステップと、
    前記理想ワークの複数の計測点にそれぞれ対応する前記ワークの複数の計測点を取得するステップと、
    前記理想ワークの複数の計測点及び前記ワークの複数の計測点に基づいて、第1の変換写像を同定するステップと、
    前記理想ワークの複数の計測点に対して前記同定された第1の変換写像を適用することにより、第1の写像変換を実行するステップと、
    前記ワークの複数の計測点と、当該計測点に対応する前記第1の写像変換後の計測点との差異をそれぞれ取得するステップと、
    前記ワークの計測点との差異が最も大きい前記第1の写像変換後の計測点を含む1又は複数の前記第1の写像変換後の計測点を選択するステップと、
    選択された計測点に基づいて、第2の変換写像を同定するステップと、
    前記選択された計測点に対して前記同定された第2の変換写像を適用することにより、第2の写像変換を実行するステップと、
    前記第1及び前記第2の写像変換後の計測点に基づいて、前記教示点を補正するステップと
    を有することを特徴とする、教示データ補正方法。
  3. 前記教示点を補正するステップにおいて、前記第1及び前記第2の写像変換後の計測点のうち補正対象の教示点と最も近い計測点を特定し、特定した計測点が第1の写像変換後の計測である場合は前記補正対象の教示点に対して前記第1の変換写像を適用し、特定した計測点が第2の写像変換後の計測である場合は前記補正対象の点に対して前記第2の変換写像を適用する、請求項2に記載の教示データ補正方法。
  4. ワークに対する作業を産業用機械に行わせるための教示点を補正する教示データ補正装置において、
    前記ワークの複数の計測点を複数の計測点群に分けるグループ分け手段と、
    前記計測点群毎に、当該計測点群に属する計測点に基づいて、変換写像を同定する変換写像同定手段と、
    前記計測点群毎に、当該計測点群に属する計測点に対して前記変換写像同定手段によって同定された変換写像を適用することにより、写像変換を実行する写像変換手段と、
    前記写像変換手段による前記写像変換後の計測点に基づいて、前記教示点を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする、教示データ補正装置。
  5. ワークに対する作業を産業用機械に行わせるための教示点を、前記ワークと理想ワークとの差異に基づいて補正する教示データ補正装置において、
    前記理想ワーク上に複数の計測点を設定する計測点設定手段と、
    前記計測点設定手段によって設定された前記理想ワークの複数の計測点にそれぞれ対応する前記ワークの複数の計測点を取得する手段と、
    前記理想ワークの複数の計測点及び前記ワークの複数の計測点に基づいて、第1の変換写像を同定する第1同定手段と、
    前記理想ワークの複数の計測点に対して前記第1同定手段によって同定された第1の変換写像を適用することにより、第1の写像変換を実行する第1写像変換手段と、
    前記ワークの複数の計測点と、当該計測点に対応する前記第1変換手段による第1の写像変換後の計測点との差異をそれぞれ取得する差異取得手段と、
    前記ワークの計測点との差異が最も大きい前記第1の写像変換後の計測点を含む1又は複数の前記第1の写像変換後の計測点を選択する計測点選択手段と、
    前記計測点選択手段によって選択された計測点に基づいて、第2の変換写像を同定する第2同定手段と、
    前記選択された計測点に対して前記第2同定手段によって同定された第2の変換写像を適用することにより、第2の写像変換を実行する第2写像変換手段と、
    前記第1変換手段による第1の写像変換後の計測点及び前記第2変換手段による第2の写像変換後の計測点に基づいて、前記教示点を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする、教示データ補正装置。
  6. 前記補正手段は、前記第1及び前記第2の写像変換後の計測点のうち補正対象の点と最も近い計測点を特定し、特定した計測点が第1の写像変換後の計測である場合は前記補正対象の点に対して前記第1の変換写像を適用し、特定した計測点が第2の写像変換後の計測である場合は前記補正対象の点に対して前記第2の変換写像を適用するように構成されている、請求項5に記載の教示データ補正装置。
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