JP2008250537A - クライアントサーバシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】発生したエラーに確実に対処することが可能なクライアントサーバシステムを提供すること。
【解決手段】サーバ10に通信ネットワーク20を介して、複数のPOS端末40を有する複数のストアコンピュータ30を備えたPOSシステム1において、ストアコンピュータ30からサーバ10へのログインに際し、ストアコンピュータ30及びPOS端末40の情報をサーバ10へ送信し、この情報とサーバ10のHDD14内の情報とを比較することで、エラーの発生を検知する。また、この検知されたエラーに対して、HDD14内の対処方法を、サーバ10の表示部16に表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】サーバ10に通信ネットワーク20を介して、複数のPOS端末40を有する複数のストアコンピュータ30を備えたPOSシステム1において、ストアコンピュータ30からサーバ10へのログインに際し、ストアコンピュータ30及びPOS端末40の情報をサーバ10へ送信し、この情報とサーバ10のHDD14内の情報とを比較することで、エラーの発生を検知する。また、この検知されたエラーに対して、HDD14内の対処方法を、サーバ10の表示部16に表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、サーバ及びこのサーバに接続された複数のクライアントからなるクライアントサーバシステムに関し、特にエラー発生に対する迅速な対応が可能なものに関する。
現在、サーバとクライアントとを通信ネットワークを介して情報を送受信させるクライアントサーバシステムが知られている。複数の店舗を有する販売店及び飲食店等では、このようなクライアントサーバシステムをPOS(Point Of Sale)システムとして用いている。このようなPOSシステムでは、サーバに設定された商品情報等を、ネットワークを介して各店舗の第1のクライアントであるストアコンピュータに送信し、その情報等を第2のクライアントであるPOS端末へと入力する。また、各店舗による商品の売り上げ情報等をPOS端末に接続されたストアコンピュータからネットワークを介してサーバに送信する。これらの処理の情報を互いに送受信することで、系列店舗の情報の共有化等の、所謂開店及び閉店処理を行うことが可能となっている。
このようなPOSシステムで行われる開閉店処理は、店舗の開店前及び閉店後の営業時間外に行う。このとき、POS端末のケーブル未接続等による処理のエラー等の発生や、精算忘れの状態でストアコンピュータからサーバへ情報を送信してしまう等の不具合により、開閉店処理にエラーが発生する問題があった。エラーが発生すると、開閉店処理が正しく行われない等の、所謂処理ミスが発生する。この処理ミスには、売り上げ等に直接反映するものもあり、損失の原因に直接結び付く場合も多い。
このようなエラーの発生を検知するために、開閉店処理において、サーバの表示画面上にエラー発生の有無を表示することが可能なクライアントサーバシステムが知られている。
また、機器のエラー発生時に、エラー等の動作状態を示すメッセージを表示するとともに、この動作状態に対処する手順を知らせるエラー処理方法等も知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平7−311670号公報
このように、従来のPOSシステム(クライアントサーバシステム)では、サーバにおいて、開閉店処理の際にエラーの有無の確認を行うことが可能である。しかし、サーバではエラーの有無のみ表示されるため、そのエラーに対する対処方法が分からない。このようなエラー発生時には、サーバ側からストアコンピュータ(店舗)側にエラー発生の旨を連絡するのが一般的である。しかし、ストアコンピュータ側では、連絡を受けるだけで、エラー発生に対する適切な処置を把握することが困難である。このため、エラーの原因究明や、エラーへの対応に長い時間がかかる場合がある。
また、このようなエラー発生の場合、ストアコンピュータ側では、取扱説明書等のマニュアルに従ってエラーに対する処置を行う必要がある。手元にマニュアルがない場合には、例えばPOSシステム販売会社のサービスセンタに連絡を行い、サービスセンタのオペレータに対応をしてもらう必要がある。しかし、POSシステムを用いた開閉店処理は、主として営業時間外、即ち、深夜又は早朝に行われることが多い。このため、サービスセンタと連絡が取れないことや、対応に時間が掛かることがあり、営業に支障をきたす虞があった。
また、機器のエラー発生時に、エラー等の動作状態を示すメッセージを表示するとともに、この動作状態に対処する手順を知らせるエラー処理方法をPOS端末及びストアコンピュータに用いることも考えられる。このような処理方法を用いたストアコンピュータを、POSシステムに用いた場合には、POS端末とストアコンピュータとでのエラー発生に対する対処が可能となる。しかし、ストアコンピュータとサーバとで、エラーが発生する可能性がある。例えば、サーバにおいて必要とする情報がストアコンピュータで処理されなければ、サーバへはその情報は送信されずエラー発生となる。この場合、ストアコンピュータでは、エラー対象の情報に対する処置の指示を受けていないため、他の情報が問題なく処理されていればエラーは発生していない、と認識される。このため、サーバとストアコンピュータとではエラー発生の有無に矛盾が生じる虞がある。この場合、サーバ側が店舗側へと連絡しても、店舗側ではエラーが発生していないとの認識がなされるため、原因が分からずに対応に時間がかかる等の問題がある。
本発明は、前記の事情を考慮したもので、その目的は、サーバによりエラーの発生を検知するとともに、その対処方法を表示することで、発生したエラーに対する適切な処置が可能なクライアントサーバシステムを提供しようとすることにある。
本発明のクライアントサーバシステムは、サーバ及びこのサーバにネットワーク接続された複数のクライアントからなるクライアントサーバシステムにおいて、前記クライアントにより実行された処理の情報を前記サーバに送信するとともに、前記クライアントに実行させるための処理の情報を前記サーバから前記クライアントに送信する送信手段と、前記サーバに設けられ、前記クライアントに関する情報が記憶された記憶手段と、前記クライアントから前記サーバへのログインに際し、そのクライアントから送信される情報と前記記憶手段の情報とを比較する比較手段と、この比較手段の比較結果に相違があるときに、この相違に関する情報、及び、この相違に対する対処方法を報知する報知手段とを備えたものである。
サーバによりエラーの発生を検知するとともに、その対処方法を表示することで、発生したエラーに対する適切な処置が可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は本実施の形態に係るクライアントサーバシステム(以下「POSシステム」)1の要部構成を示すブロック図、図2は同POSシステム1のエラー発生時の動作の一例を示す流れ図である。
図1は本実施の形態に係るクライアントサーバシステム(以下「POSシステム」)1の要部構成を示すブロック図、図2は同POSシステム1のエラー発生時の動作の一例を示す流れ図である。
図1に示すように、POSシステム1は、サーバ10と、このサーバ10に通信ネットワーク20を介して接続された複数の第1クライアントであるストアコンピュータ30と、これらストアコンピュータ30にケーブルBを介してそれぞれ接続された複数の第2クライアントであるPOS端末40とを備えている。例えば大手スーパ等のチェーン店でPOSシステム1が用いられる場合には、サーバ10は本社(本部)に設置されるとともに、ストアコンピュータ30及びPOS端末40は各店舗に設置される。
サーバ10は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の制御部11を搭載している。また、内部記憶装置であり制御プログラム記憶用のROM(Read Only Memory)12と、データ記憶用のRAM(Random Access Memory)13と、外部記憶装置であり多数のデータファイルが格納されたHDD(Hard Disk Drive)14と、外部情報や指示を入力するキーボードやマウス等で形成された操作部15と、各情報を出力するディスプレイ等で形成された表示部16と、通信ネットワーク20に接続するケーブルを接続するコネクタやAPI(Application Programming Interface)等のネットワークI/F(Inter Face)17と、を備えている。これら構成品は、PCIバス等のバスラインにより制御部11にそれぞれ接続されている。
ストアコンピュータ30は、CPU等の制御部31と、内部及び外部記憶装置等で形成された記憶部32と、キーボードやマウス等の操作部33と、ディスプレイ等の表示部34と、ケーブルBを接続するコネクタやAPI等で形成されたI/F35と、通信ネットワーク20に接続するネットワークI/F36と、を備えている。
POS端末40は、CPU等の制御部41と、内部及び外部記憶装置等で形成された記憶部42と、テンキーや会計の締めキー等で形成された操作部43と、商品情報等を表示する表示部44と、商品に設けられたバーコード等を読み取るスキャナ45と、ストアコンピュータ30にケーブルBを介して接続するためのI/F46と、を備えている。
このように構成されたPOSシステム1では、各制御部11,31,41の相互間の情報送受信により、例えば開店前に開店処理が行われ、閉店後に閉店処理が行われる。以下、この開店処理及び閉店処理について説明する。
開店処理として、まず、サーバ10には、その営業日において各店舗で扱う商品の販売価格や取扱商品に関する情報等の所謂商品情報が操作部15により入力される。この入力情報は、HDD14に記憶される。
開店処理として、まず、サーバ10には、その営業日において各店舗で扱う商品の販売価格や取扱商品に関する情報等の所謂商品情報が操作部15により入力される。この入力情報は、HDD14に記憶される。
各店舗のストアコンピュータ30は、サーバ10に記憶された情報を開店前に読み込む処理が必要となる。すなわち、各店舗のオペレータは、ストアコンピュータ30を起動させるとともに、操作部33によりパスワード等を入力し、且つ、サーバ10へのログインを行う。このログイン後、ストアコンピュータ30は、操作部33から入力され開店処理の指示に応じて、サーバ10へ開店処理実行を指示する。
これにより、サーバ10は、ROM12内の制御プログラムを起動するとともに、HDD14内の開店情報をストアコンピュータ30にDL(Down Load)する。このDLにより、ストアコンピュータ30の記憶部32に、その店舗の一日の営業で用いる商品情報が記憶される。
なお、ログインに際し、各ストアコンピュータ30の情報がサーバ10へ自動的に送信される。これにより、サーバ10は、どの店舗からのログインであるかを判断することが可能であり、この判断に基づき、各店舗別に取り扱う商品数等の情報についても各ストアコンピュータ30へ個別に送信することができる。このような一連の動作により、開店処理が行われる。
次に、開店処理後の営業について説明する。お客が購入予定の商品をレジに持ち込んで会計を行う場合に、レジスタオペレータはPOS端末40のスキャナ45により商品のバーコードを読み取る。これにより、購入予定の商品情報がPOS端末40に取り込まれる。
取り込まれた商品情報は、ストアコンピュータ30へ送信される。ストアコンピュータ30は、受信した商品情報に対応する商品価格を、記憶部32から読出し、それをPOS端末40へ送信する。POS端末40は、商品価格を受信すると、それを記憶部42に一時保存するとともに表示部44で表示する。レジスタオペレータは、これらの動作を持ち込まれたすべての商品に対して行った後、操作部43の締めキーを操作する。これにより、お客の購入予定の合計額が算出されるとともに、表示部44で表示され、この表示に従いお客が代金を支払う。
このようにして販売された商品の売上情報は、各POS端末40の記憶部42に記憶される。そして、一日の営業が終了した後(閉店後)、次の閉店処理が行われる。
まず、ストアコンピュータ30の操作部33で閉店処理が指示されることにより、その指示が各POS端末40に送られる。
まず、ストアコンピュータ30の操作部33で閉店処理が指示されることにより、その指示が各POS端末40に送られる。
各POS端末40は、記憶部42に記憶された一日分の売上情報を読出し、それをストアコンピュータ30へ送信する。ストアコンピュータ30は、各POS端末40から売上情報を受信して、店舗の一日の総売上額を算出し、それを記憶部32に記憶する。
次に、ストアコンピュータ30は、通信ネットワーク20を介してサーバ10にログインする。このログインに際し、サーバ10は、どの店舗からのログインであるかを判断することができる。
そしてストアコンピュータ30は、ログインしたサーバ10に対し、一日の総売上情報を送信する。サーバ10は、この総売上情報を受信してHDD14に記憶するとともに、例えば店舗別の売上上位商品や、項目別の売上情報等を集計する。
このように、店舗の開店前及び開店後の開閉店処理がサーバ10及び各ストアコンピュータ30で行われるが、その際、処理にエラーが発生することがある。このようなエラー発生の要因は多種多様である。例えば、ストアコンピュータ30に接続された複数のPOS端末40のいずれか1台において締め作業が行われないまま、サーバ10へ一日の総売上情報が送信されることがある。この場合、ストアコンピュータ30に設けているPOS端末40の台数と、締め作業を行ったPOS端末40の台数とに相違が発生する。このため、ストアコンピュータ30がサーバ10にログインした際に、サーバ10で認識している情報との相違が生じ、サーバ10ではエラー発生と認識される。
この他にも、例えば、売上に対する在庫数の相違や、ストアコンピュータ30の締め作業中でのサーバ10へのログイン等によるエラー発生等があげられる。このようなエラーが発生した場合に、サーバ10の表示部16には、各エラーに対する対処方法が表示される。
次に、上記のようなエラー発生に対するPOSシステム1の動作の流れを図2を用いて説明する。
まず、上述したように、サーバ10とストアコンピュータ30とにより開閉店処理のいずれかが実行される(ステップST11)。次に、比較手段として、サーバ10は、開閉店処理において、ストアコンピュータ30から受信した情報とHDD14内の情報とを比較し、その比較結果からエラーが発生したかどうかの判断を行う(ステップST12)。
まず、上述したように、サーバ10とストアコンピュータ30とにより開閉店処理のいずれかが実行される(ステップST11)。次に、比較手段として、サーバ10は、開閉店処理において、ストアコンピュータ30から受信した情報とHDD14内の情報とを比較し、その比較結果からエラーが発生したかどうかの判断を行う(ステップST12)。
比較結果に相違があって、開閉店処理にエラーが発生していると判断された場合には(ステップST12のYES)、サーバ10は、ストアコンピュータ30から受信した処理情報の中からエラーに関する情報を抽出し(ステップST13)、それを表示部16に表示する。なお、これらの処理はストアコンピュータ30がサーバ10にログインしたときに行われる。
そして、サーバ10は、上記抽出したエラーに対する対処方法をHDD14から抽出する(ステップST14)。このとき、抽出される対処方法の個数mが複数(m>1)であるかどうかの判断を行う(ステップST15)。複数の場合(ステップST15のYES)には、m個の対処方法に対し段階的な優先順位が設定される(ステップST16)。この優先順位は、例えば今までの発生頻度や、対処方法ごとのエラー解除の回数等、過去の実施結果に応じて設定される。
こうして、m個の対処方法に対してそれぞれ優先順位が設定された後、その優先順位の最も高い1つ目の対処方法の実行指示が表示部16で表示される。表示を見たオペレータは、エラー対象のストアコンピュータ30の管理者に、エラーに対する対処方法を電話等により連絡する。管理者は、この連絡を基に、対処方法に従った処置を実際に実行し(ステップST17)、ストアコンピュータ30のエラーの解除を試みる。エラーが解除されなければ(ステップST18のNO)、優先順位が2番目の対処方法が上記同様に表示されて実行される(ステップST17)。こうして、エラーが解除されるまで、1つ又は複数の対処方法の表示及び実行が繰り返される。エラーが解除されると(ステップST18のYES)、すべてのエラーが解除されたか否か判定される(ステップST19)。すべて解消されていれば(ステップST19、YES)、サーバ10の表示部16の表示が通常の表示に戻る(ステップST20)。これにより、エラーに対する対処が終了となる。
なお、全てのエラーが解消されていなければ(ステップST19のNO)、ステップST13の処理に戻り、再度、エラーが抽出される。以後、同様の処理が実行される。
抽出される対処方法が1つの場合には(ステップST15、NO)、その対処方法の表示と実行が行われる(ステップST21)。この対処方法の実行によって、エラーが解除されると(ステップST22のYES)、全てのエラーが解消されたかどうか判定される(ステップST19)。なお、対処方法の実行にもかかわらずエラーが解除なされない場合には(ステップST22のNO)、サーバ10の表示部16に、例えば「サービスセンタへ問い合わせてください」等の指示が表示される(ステップST23)。この表示により、オペレータ又は管理者は、サービスセンタへ問い合わせを行う。
また、開閉店処理実行後(ステップST11)、エラーが発生しない場合は(ステップST12のNO)、表示部16は表示が通常の表示となる(ステップST20)。
サーバ10における表示部16の表示例を図3〜5に示している。
図3は、エラーが発生しているストアコンピュータ30がサーバ10へログインしたときに、サーバ10の表示部16に表示される画面の一例である。表示部16には、閉開店処理の障害状況161が表示される。障害状況161の店舗名称は、ログインしたストアコンピュータ30が設置されている店舗を示しており、開始及び終了日付時刻は、開閉店処理が開始及び終了された時刻を示す。また、結果は、開閉店処理が正常終了したか否かを示しており、この結果に異常が表示されているときは、エラー発生を示している。
図3は、エラーが発生しているストアコンピュータ30がサーバ10へログインしたときに、サーバ10の表示部16に表示される画面の一例である。表示部16には、閉開店処理の障害状況161が表示される。障害状況161の店舗名称は、ログインしたストアコンピュータ30が設置されている店舗を示しており、開始及び終了日付時刻は、開閉店処理が開始及び終了された時刻を示す。また、結果は、開閉店処理が正常終了したか否かを示しており、この結果に異常が表示されているときは、エラー発生を示している。
このようなエラー発生が表示された場合には、サーバ10のオペレータは、表示部16の表示画面の左側に設けられている業務選択ボタン162を操作するとともに、操作部15でPOS業務及び開閉店業務を順次選択する。これにより、サーバ10の表示部16には、図4に示すように、店舗全体における日付別のエラー発生状況163が表示される。
ここで、例えば店舗全体において、10月8日の閉店処理の結果に異常が表示されているときは、閉店処理において、いずれかの店舗のストアコンピュータ30にエラーが発生しているということである。このため、結果の異常が出ている日付を選択することで、図5に示すように、表示部16にエラーが発生した店舗及びそのエラー対象の処理が何であるかを表すコマンド名称164が表示される。
図5では、本店に設けられたストアコンピュータ30において、8つのコマンド名称の処理にエラーが発生していることとなる。この各コマンド名称に対応するエラー結果“異常”165が操作部15により選択されると、各エラーの対処方法が表示部16に表示される。そして、この対処方法がサーバ10のオペレータから、本店のストアコンピュータ30の管理者に連絡される。
このように本実施の形態のPOSシステム1においては、ストアコンピュータ30からサーバ10へのログインに際し、開閉店処理に関する情報のエラーをサーバ10で検知するとともに、検知したエラーへの対処方法を表示部16で表示してオペレータに報知することができる。特に、エラーの検知及び報知をストアコンピュータ30からサーバ10へのログイン時に実行するので、エラーへの対処方法をストアコンピュータ30の管理者に迅速に連絡することが可能となる。また、サーバ10側でエラーを検知するので、ストアコンピュータ30及びPOS端末40のいずれのエラーについても検知可能であり、よってエラー発生に対する確実な検知及び対処が可能となり、信頼性が向上する。
また、各ストアコンピュータ30がサーバ10にログインすることで、サーバ10の表示部16にエラーの有無が表示され、この表示をオペレータが確認するだけなので、エラー発生の見落としを防止できるとともに、エラーの有無の確認に必要とする時間を大幅に短縮することができる。
さらに、各店舗間で対処方法を連絡することで、エラー発生の時間帯に係らず迅速な対応が可能となり、営業に支障をきたすこともなく、作業性の向上及び信頼性の向上となる。
この他にも、エラーの対処方法が複数ある場合に、過去の実施結果から、対処方法に優先順位を付与するようにしたので、指示された対処方法によるエラー解除の確率を向上させることとなり、エラー解除のための作業時間の短縮にもなる。
なお、この発明は前記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、前記実施の形態では、サーバ10に表示されたエラー及びその対処方法をオペレータから電話にて連絡するのではなく、サーバ10から自動的にストアコンピュータ30にメール等により自動的に送信するようにしてもよい。また、ストアコンピュータ30のログイン時に、自動取得するよう設定されている場合や、ストアコンピュータ30からの問い合わせがある場合に、対処方法をメール等で送信するようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態では、ステップST18において、エラーが解除されない場合は、対処方法を変えて実行させるとしたが、すべての対処方法を実行してもエラーが解除されない場合には、ステップST23のサービスセンタへの問い合わせに移行するようにしてもよい。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組み合わせてもよい。
1…POSシステム、10…サーバ、11…制御部、12…ROM、13…RAM、14…HDD、15…操作部、16…表示部、17…ネットワークI/F、20…通信ネットワーク、30…ストアコンピュータ、31…制御部、32…記憶部、33…操作部、34…表示部、35…I/F、36…ネットワークI/F、40…POS端末、41…制御部、42…記憶部、43…操作部、44…表示部、45…スキャナ、46…I/F、B…ケーブル。
Claims (3)
- サーバ及びこのサーバにネットワーク接続された複数のクライアントからなるクライアントサーバシステムにおいて、
前記クライアントにより実行された処理の情報を前記サーバに送信するとともに、前記クライアントに実行させるための処理の情報を前記サーバから前記クライアントに送信する送信手段と、
前記サーバに設けられ、前記クライアントに関する情報が記憶された記憶手段と、
前記クライアントから前記サーバへのログインに際し、そのクライアントから送信される情報と前記記憶手段の情報とを比較する比較手段と、
この比較手段の比較結果に相違があるときに、この相違に関する情報、及び、この相違に対する対処方法を報知する報知手段と、を具備することを特徴とするクライアントサーバシステム。 - 前記報知手段は、前記対処方法が複数ある場合に、これら対処方法に優先順位を設定し、この優先順位に基づいて各対処方法を順次に報知することを特徴とする請求項1に記載のクライアントサーバシステム。
- 前記優先順位は、前記対処方法の過去の実施結果に応じて設定されることを特徴とする請求項2に記載のクライアントサーバシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007089493A JP2008250537A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | クライアントサーバシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007089493A JP2008250537A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | クライアントサーバシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008250537A true JP2008250537A (ja) | 2008-10-16 |
Family
ID=39975435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007089493A Pending JP2008250537A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | クライアントサーバシステム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2008250537A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11169896B2 (en) | 2019-09-09 | 2021-11-09 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Information processing system |
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2007
- 2007-03-29 JP JP2007089493A patent/JP2008250537A/ja active Pending
Cited By (1)
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