JP2008249329A - 鋼板コンクリート壁およびその構築方法 - Google Patents

鋼板コンクリート壁およびその構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】構造物の内部の気密性を保持した状態で内部の熱を外部に放出可能とする。
【解決手段】鋼板コンクリート壁100は、互いに対向して配置され、各々の対向面にスタッドボルト3が植立された一対の鋼板1と、一対の鋼板1によって形成された空間内に打設されたコンクリート部2と、を有し、コンクリート部2内に、一対の鋼板1を連結する金属柱4を備える。この金属柱4の代わりに、金属板を用いてもよい。また、コンクリート部2内に、冷却材を流すための冷却管を配置するようにしてもよい。また、コンクリート部2内に、冷却材が封入された熱交換部を、一対の鋼板1の双方の対向面に接するように配置してもよい。更に、一対の鋼板1のうち外側の鋼板の外面に放熱板を備えるようにしてもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、原子力発電施設等の構造物における鋼板コンクリート壁およびその構築方法に関する。
近年、原子力発電所では、鉄筋コンクリート製の原子炉格納容器が使用されている。これは、事故時に外部への放射性物質の放出を防ぐため、内面を鋼製ライナで内張りした鉄筋コンクリート構造を有するものである。
これに対し、鉄筋部を設けずに、内側および外側にスタッドボルト付きの鋼板を配置し、両鋼板間をコンクリートで充填した鋼板コンクリート構造が提案されている(例えば、特許文献1〜4参照。)。鋼板コンクリート構造を用いると、現場で鉄筋部を建造する必要がないため、工期の短縮化を図ることができる。また、内側に配置された鋼板が、従来の鋼製ライナの代替構造となることで、放射性物質の放出を防ぐことができる。
特許文献1では、鋼板にスタッドボルトを千鳥格子に配置することにより、座屈強度を低下させずにボルト低減を図る技術が開示されている。特許文献2では、原子炉運転時の温度荷重を考慮して円筒壁およびトップスラブの取合い構造を有する鋼板コンクリート壁が提案されている。特許文献3では、ライナプレートと内側鋼板を分離することで、工事簡略化を図る技術が開示されている。特許文献4では、特許文献1〜3と異なり、鉄筋コンクリート構造を有する建屋の一部に内部が空洞となっている二重鋼板壁を使用するものであって、必要に応じて、この内部に遮蔽材としてコンクリートを充填する技術が開示されている。
特許第2502219号公報 特許第3309290号公報 特開平5−60891号公報 特開平10−88839号公報
しかしながら、従来の鉄筋コンクリート構造や、特許文献1〜3に示される従来の鋼板コンクリート構造は、何れもコンクリートを構造材としているが、高温状態ではコンクリートの内部の水分が蒸散するため、構造強度が低下する虞があった。また、コンクリート自体は熱伝達率が低いが、格納容器の内部が高温となる事故時に、内側の鋼製ライナ又は鋼板が熱により座屈変形すると、鋼製ライナ又は鋼板とコンクリートとの間に空隙部が形成されるため、コンクリートの熱伝達性能が更に悪化する可能性があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、構造物の内部の気密性を保持した状態で内部の熱を外部に放出可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係る鋼板コンクリート壁の一つの態様は、互いに対向して配置され、各々の対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板と、前記一対の鋼板によって形成された空間内に打設されたコンクリート部と、を有し、前記コンクリート部内に、前記一対の鋼板を連結する金属製連結部材を備えることを特徴とする。
また、この発明に係る鋼板コンクリート壁の他の態様は、互いに対向して配置され、各々の対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板と、前記一対の鋼板によって形成された空間内に打設されたコンクリート部と、を有し、前記コンクリート部内に、冷却材を流すための冷却管を備えることを特徴とする。
また、この発明に係る鋼板コンクリート壁の更に他の態様は、互いに対向して配置され、各々の対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板と、前記一対の鋼板によって形成された空間内に打設されたコンクリート部と、を有し、前記コンクリート部内に、冷却材が封入された熱交換部が前記一対の鋼板の双方の対向面に接するように配置されていることを特徴とする。
また、この発明に係る鋼板コンクリート壁の更に他の態様は、互いに対向して配置され、各々の対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板と、前記一対の鋼板によって形成された空間内に打設されたコンクリート部と、を有し、前記コンクリート部内に、当該コンクリート部に水分を散布するための散布部を備えることを特徴とする。
この発明に係る鋼板コンクリート壁の構築方法の一つの態様は、対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板を互いに対向して配置し、前記一対の鋼板によって形成された空間内に、当該一対の鋼板を連結する金属製連結部材を配置し、前記空間内にコンクリートを打設することを特徴とする。
また、この発明に係る鋼板コンクリート壁の構築方法の他の態様は、対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板を互いに対向して配置し、前記一対の鋼板によって形成された空間内に、冷却材を流すための冷却管を配置し、前記空間内にコンクリートを打設することを特徴とする。
また、この発明に係る鋼板コンクリート壁の構築方法の更に他の態様は、対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板を互いに対向して配置し、前記一対の鋼板によって形成された空間内に、冷却材が封入された熱交換部を前記一対の鋼板の双方の対向面に接するように配置し、前記空間内にコンクリートを打設することを特徴とする。
また、この発明に係る鋼板コンクリート壁の構築方法の更に他の態様は、対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板を互いに対向して配置し、前記一対の鋼板によって形成された空間内に、水分を散布するための散布部を配置し、前記空間内にコンクリートを打設することを特徴とする。
本発明によれば、鋼板コンクリート壁を適用した構造物の内部の気密性を保持した状態で内部の熱を外部に放出することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る鋼板コンクリート壁の種々の実施形態を説明する。なお、図面は模式的なものであり、各構成要素間における寸法の比率等は現実のものとは異なる。また、以下の各実施形態において、相互に同一又は類似の構成要素には共通の符号を付し、重複説明は省略する。
また、以下の各実施形態では、本発明に係る鋼板コンクリート壁が、原子力発電所の構造物の一つである原子炉格納容器に適用される場合を示すが、内部での熱発生を前提とし、気密性を要する他の構造物(例えば、使用済み核燃料貯蔵施設や化学プラントの構造物)にも適用可能である。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る鋼板コンクリート壁100の一部分を示す斜視図であり、図2は、図1のII方向から見た立断面図である。
鋼板コンクリート壁100は、原子炉格納容器(図示略)の壁部を構成するものであり、図1および図2に示すように、互いに対向して配置され、各々の対向面にスタッドボルト3が植立された一対の鋼板1と、一対の鋼板1によって形成された空間内に打設されたコンクリート部2と、を有する。コンクリート部2内には、一対の鋼板1を連結する金属製連結部材としての金属柱4が所定間隔で配置されている。この金属柱4は、一対の鋼板1の間の熱伝導経路として機能する。
原子炉格納容器に使用される金属柱4の材質、大きさ、配置間隔等は、当該原子炉格納容器で必要とされる構造強度、熱伝達率を満たすように選択することが好ましい。例えば、金属柱4の材質は、熱伝導率の高い材質(例えば、銅)であることが好ましい。
第1の実施形態の鋼板コンクリート壁100によれば、一対の鋼板1の間を金属柱4で連結することにより、原子炉格納容器の壁部の伝熱性を高め、事故発生時など原子炉格納容器の内部が高温となったときに、内部の気密性を保持した状態で熱を金属柱4を通じて外部へ放散することが可能となる。
[第2の実施形態]
図3は、本発明の第2の実施形態に係る鋼板コンクリート壁200の一部分を示す斜視図であり、図4は、図3のIV方向から見た横断面図である。
第2の実施形態の鋼板コンクリート壁200では、コンクリート部2内に、一対の鋼板1を連結する金属製連結部材としての金属板5が所定間隔で配置されている。この金属板5は、一対の鋼板1の間の熱伝導経路として機能する。
原子炉格納容器に使用される金属板5の材質、板厚、配置間隔等は、当該原子炉格納容器で必要とされる構造強度、熱伝達率を満たすように選択することが好ましい。例えば、金属板5の材質は、熱伝導率の高い材質(例えば、銅)であることが好ましい。
第2の実施形態の鋼板コンクリート壁200によれば、一対の鋼板1の間を金属板5で連結することにより、原子炉格納容器の壁部の伝熱性を高め、事故発生時など原子炉格納容器の内部が高温となったときに、内部の気密性を保持した状態で熱を金属板5を通じて外部へ放散することが可能となる。
[第3の実施形態]
図5は、本発明の第3の実施形態に係る鋼板コンクリート壁300の一部分を示す斜視図であり、図6は、図5のVI方向から見た横断面図である。
第3の実施形態の鋼板コンクリート壁300では、図5に示すように、コンクリート部2内に、気体或いは液体からなる冷却材を流すための冷却管6を備えている。冷却管6は、その長手方向が鉛直方向に沿うように所定間隔で埋設されており、冷却管6の一端はポンプ7に接続され、他端は熱交換器8に接続されている。
原子炉格納容器の内部が高温となったときには、冷却材が、熱交換器8によりコンクリート部2内の冷却管6に送出され、冷却管6を上昇するように流れて排出される。冷却管6から排出された冷却材は、ポンプ7により熱交換器8に送出され、熱交換器8により熱が除去される。
ここで、冷却管6を構成する材質として、熱伝導率の高い材質(例えば、銅)を用いるのが好ましい。また、図7に示すように、冷却管6の外面に凹凸部10を形成するのが好ましい。このようにすると、冷却管6とコンクリート部2との付着性が良くなるとともに、冷却管6が構造部材としての機能を有することとなり、構造健全性を高めることができる。また、図8に示すように、冷却管6の外面にスタッドボルトを植立させることによって凹凸部11を形成するようにしてもよい。
第3の実施形態の鋼板コンクリート壁300によれば、コンクリート部2内に冷却材を流すための冷却管6を埋設することにより、事故発生時など原子炉格納容器の内部が高温となったときに、内部の気密性を保持した状態で熱を除去することができる。特に、熱伝導率の高い材質からなる冷却管6を用いると、効率良く熱を除去することができる。
なお、第1又は第2の実施形態の何れか一方と、第3の実施形態を組み合わせてもよい。即ち、図9に示すように、第2の実施形態で示した一対の鋼板1が金属板5で連結された鋼板コンクリート壁200のコンクリート部2内に冷却管6を埋設するようにしてもよい。また、第1の実施形態で示した一対の鋼板1が金属柱4で連結された鋼板コンクリート壁100のコンクリート部2内に、冷却管6を埋設するようにしてもよい。このように、コンクリート部2内に、一対の鋼板1を連結する金属製連結部材(金属柱4、金属板5)と冷却管6を配置することにより、放熱効果を一層高めることができる。
[第4の実施形態]
図10は、本発明の第4の実施形態に係る鋼板コンクリート壁400の一部分を示す斜視図であり、図11は、図10のXI方向から見た立断面図である。
第4の実施形態では、図11に示すように、コンクリート部2内に、気体或いは液体からなる冷却材が封入されたループ形状の熱交換部12が、一対の鋼板1の双方の対向面に接するように所定間隔で埋設されている。ここで、熱交換部12を構成する材質として、熱伝導率の高い材質(例えば、銅)を用いるのが好ましい。
第4の実施形態の鋼板コンクリート壁400によれば、コンクリート部2内に冷却材が封入された熱交換部12を配置することにより、内側の鋼板1からの熱を受けて温度上昇した熱交換部12内の冷却材が、対流により熱交換部12内を自然循環し、外側の鋼板1に熱を伝えることができる。従って、事故発生時など原子炉格納容器の内部が高温となったときに、内部の気密性を保持した状態で熱を外部へ除去することができる。
なお、第1又は第2の実施形態の何れか一方と、第4の実施形態を組み合わせてもよい。即ち、コンクリート部2内に、一対の鋼板1を連結する金属製連結部材(金属柱4、金属板5)と熱交換部12を配置してもよい。これにより、放熱効果を一層高めることができる。
[第5の実施形態]
図12に、本発明の第5の実施形態に係る鋼板コンクリート壁500を有する原子炉格納容器の全体立断面図を示す。
第5の実施形態では、図12に示すように、コンクリート部2内に、コンクリート部2に水分を散布するための柱状の散布部21を備えている。また、鋼板コンクリート壁500には捕気部24が備えられている。
散布部21は、その長手方向が鉛直方向に沿うように所定間隔で埋設されている。散布部21には、水の供給装置(図示略)が接続されており、当該供給装置から供給された水が散布部21によりコンクリート部2内に散布される。コンクリート部2内の余分な水分は、排水管22を介してドレン23に排出される。
なお、コンクリート部2が高温状態となったときに、水の供給装置から散布部21に水が供給されるようにしてもよいし、散布部21に常に水を蓄えておくようにしてもよい。
捕気部24は、原子炉格納容器内部で発生した蒸気を監視しており、蒸気が所定の条件を満たしたとき(例えば、放射性濃度が閾値より高くなったとき)に、当該蒸気に所定のフィルタリング処理(放射性濃度が低くなるような処理)を施し、外部に設置された気体廃棄物処理装置(図示略)へ送出する。
第5の実施形態の鋼板コンクリート壁500によれば、高温状態でコンクリート部2内部の水分が蒸散しても、散布部21により水分を散布するようにしたことにより、コンクリート部2の強度低下を防止することが可能となる。また、水分が蒸散する際の気化熱による放熱効果も期待することができる。
なお、第1〜第4の実施形態のうちの少なくとも一つと、第5の実施形態を組み合わせてもよい。このようにすると、高温状態におけるコンクリート部2の強度低下の防止とともに、原子炉格納容器の内部の気密性を保持した状態での放熱効果を一層高めることができる。
また、図13に示すように、第1〜第5の実施形態の何れかの鋼板コンクリート壁において、外側の鋼板1に、外側に突出した放熱板31を所定間隔で設置するようにしてもよい。特に、鋼板コンクリート壁で構成される原子炉格納容器にあっては、太陽光があたらない北側に放熱板31を設置するのが好ましい。このように放熱板31を設置することにより、放熱面積が広がり、放熱効果を更に高めることができる。また、この放熱板31は、放熱機能だけでなく、原子炉格納容器のバットレス(控え壁)としての機能も有するため、鋼板コンクリート壁の補強効果を期待することができる。
本発明の第1の実施形態に係る鋼板コンクリート壁の一部分を示す斜視図。 図1のII方向から見た立断面図。 本発明の第2の実施形態に係る鋼板コンクリート壁の一部分を示す斜視図。 図3のIV方向から見た横断面図。 本発明の第3の実施形態に係る鋼板コンクリート壁の一部分を示す斜視図。 図5のVI方向から見た横断面図。 外面に凹凸が形成された冷却管の一例を示す図。 外面に凹凸(スタッドボルト)が形成された冷却管の他の例を示す図 第2の実施形態と第3の実施形態を組み合わせた場合の鋼板コンクリート壁の横断面図。 本発明の第4の実施形態に係る鋼板コンクリート壁の一部分を示す斜視図。 図10のXI方向から見た立断面図。 本発明の第5の実施形態に係る鋼板コンクリート壁を有する原子炉格納容器の全体立断面図。 外壁に放熱板が備えられた原子炉格納容器の外観図。
符号の説明
1 鋼板
2 コンクリート部
3 スタッドボルト
4 金属柱
5 金属板
6 冷却管
7 ポンプ
8 熱交換器
10、11 凹凸部
12 熱交換部
21 散布部
22 排水管
23 ドレン
24 捕気部
31 放熱板
100、200、300、400、500 鋼板コンクリート壁

Claims (13)

  1. 互いに対向して配置され、各々の対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板と、
    前記一対の鋼板によって形成された空間内に打設されたコンクリート部と、を有し、
    前記コンクリート部内に、前記一対の鋼板を連結する金属製連結部材を備えることを特徴とする鋼板コンクリート壁。
  2. 互いに対向して配置され、各々の対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板と、
    前記一対の鋼板によって形成された空間内に打設されたコンクリート部と、を有し、
    前記コンクリート部内に、冷却材を流すための冷却管を備えることを特徴とする鋼板コンクリート壁。
  3. 前記コンクリート部内に、冷却材を流すための冷却管を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の鋼板コンクリート壁。
  4. 前記冷却管の外面に凹凸が形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の鋼板コンクリート壁。
  5. 互いに対向して配置され、各々の対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板と、
    前記一対の鋼板によって形成された空間内に打設されたコンクリート部と、を有し、
    前記コンクリート部内に、冷却材が封入された熱交換部が前記一対の鋼板の双方の対向面に接するように配置されていることを特徴とする鋼板コンクリート壁。
  6. 前記コンクリート部内に、冷却材が封入された熱交換部が前記一対の鋼板の双方の対向面に接するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の鋼板コンクリート壁。
  7. 互いに対向して配置され、各々の対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板と、
    前記一対の鋼板によって形成された空間内に打設されたコンクリート部と、を有し、
    前記コンクリート部内に、当該コンクリート部に水分を散布するための散布部を備えることを特徴とする鋼板コンクリート壁。
  8. 前記コンクリート部内に、当該コンクリート部に水分を散布するための散布部を備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の鋼板コンクリート壁。
  9. 前記一対の鋼板のうち外側の鋼板の外面に放熱板を備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の鋼板コンクリート壁。
  10. 対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板を互いに対向して配置し、
    前記一対の鋼板によって形成された空間内に、当該一対の鋼板を連結する金属製連結部材を配置し、
    前記空間内にコンクリートを打設することを特徴とする鋼板コンクリート壁の構築方法。
  11. 対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板を互いに対向して配置し、
    前記一対の鋼板によって形成された空間内に、冷却材を流すための冷却管を配置し、
    前記空間内にコンクリートを打設することを特徴とする鋼板コンクリート壁の構築方法。
  12. 対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板を互いに対向して配置し、
    前記一対の鋼板によって形成された空間内に、冷却材が封入された熱交換部を前記一対の鋼板の双方の対向面に接するように配置し、
    前記空間内にコンクリートを打設することを特徴とする鋼板コンクリート壁の構築方法。
  13. 対向面にスタッドボルトが植立された一対の鋼板を互いに対向して配置し、
    前記一対の鋼板によって形成された空間内に、水分を散布するための散布部を配置し、
    前記空間内にコンクリートを打設することを特徴とする鋼板コンクリート壁の構築方法。
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