JP2008247563A - エスカレータまたは動く歩道の側壁用の清掃具 - Google Patents

エスカレータまたは動く歩道の側壁用の清掃具 Download PDF

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Abstract

【課題】透明な側壁の清掃作業を、通行人の邪魔になることなく簡単に行うことのできる清掃具を提供すること。
【解決手段】伸縮自在な主杆11と、この主杆11の上部に設けたハンドル12と、主杆11の、ハンドル12より下方でかつこれとは反対側に位置する部分に設けたモップ取付部13と、主杆11の下部に設けたキャスター14と、主杆11の下端に設けられて、通常時はキャスター14の下面より僅かに上方に位置して、踏み込むことによってステップ面33上に当接するペダル部15と、モップ取付部13に取り付けたモップ20とにより構成したこと。
【選択図】図1

Description

本発明は、モップを使用した清掃具に関し、特に、エスカレータや動く歩道の側壁を清掃するのに適した清掃具に関するものである。
モップ、あるいはモップを使用した清掃具は、例えば特許文献1〜特許文献3等において種々なものが提案されている。これらの特許文献1〜3に記載されたものは、基本的には、モップに柄を取り付けて、この柄を手で持って清掃作業を行うものである。
このような特許文献1〜3に提案されているような清掃具は、図5あるいは図6に示すような、エスカレータ30aや動く歩道30b等の人用コンベア31の側壁32を清掃するのには適していないと考えられる。何故なら、エスカレータ30aにしても動く歩道30bにしても、ステップまたは歩道である人用コンベア31自体が動いているものであり、その上での手作業は非常に体力の居るものだからである。
そこで、特許文献4にて示すような「乗客コンベアの踏面の清掃方法および清掃装置」が提案されたのである。
特開2007−044088号公報 特開2007−029583号公報 特開2006−204724号公報 特開2000−118941号公報、要約、代表図
特許文献4にて示す「乗客コンベアの踏面の清掃方法および清掃装置」は、「簡易な構成で乗客コンベアの踏面を清掃することができる乗客コンベアの踏面の清掃方法の提供」を目的としてなされたもので、図7にも示すように、例えば、「乗客が乗降する一対の乗降口間を走行し、乗客が乗る複数の踏面を有する乗客コンベアの踏面清掃方法において、前記踏面に当接し、前記踏面をブラッシングする清掃体を、前記一対の乗降口の少なくとも一方に配置し、前記踏面を走行させて、前記踏面に付着する汚れを浮き上がらせ、かつ、浮き上がった汚れを掃除機で吸引するととももに、前記踏面に押圧して前記踏面の汚れを拭き取る払拭体を、前記踏面上に配置し、前記踏面を走行させて、前記踏面の汚れを拭き取ることにより前記踏面の清掃を行うことを特徴とする乗客コンベアの踏面の清掃方法」といった構成を有するものである。
つまり、この特許文献4の清掃方法は、あくまでも清掃対象を「乗客コンベアの踏面」とするものであり、エスカレータ30aまたは動く歩道30bの傍らに立設されている側壁32そのものではない。
最近採用されてきているエスカレータ30aや動く歩道30b等の人用コンベア31の側壁32は、これを設置した場所の雰囲気を明るくしたり、例えば病気で倒れている人や不審な荷物を外側から容易に発見できるようにするため等の理由で、「透明」な材料によって形成することが多くなってきている。つまり、人用コンベア31の側壁32は、汚れが目立つ透明物となっているのである。
この種のエスカレータ30aや動く歩道30bは、大体において不特定多数の人が利用するものであり、その側壁32は直ぐ汚れるものであるから、清掃は頻繁に行わなくてはならない。このような清掃を行うに当たって、特許文献4の清掃方法では、「側壁」ではなく「踏面(ステップ)」を対象とするものであるため「側壁」の清掃は無理であるし、特許文献1〜3の清掃具では、作業者に大きな負担が掛かって採用しにくいといえる。
また、清掃作業時間帯について考察してみると、例えば特許文献4の清掃方法では、「乗客が乗降する一対の乗降口間を走行」するものであるから、「乗客コンベア」を人が利用している間は、人の通行に邪魔になるため、清掃作業が行えない場合が多いと考えられる。エスカレータ30aまたは動く歩道30bの「側壁32」の清掃についても、特許文献1〜3のような清掃具を使用して清掃を行おうとすれば、作業員が腰を屈めなければならないから、エスカレータ30aや動く歩道30bが動いている間は、清掃を行っている作業員が利用者の通行に邪魔になると考えられる。
そこで、本発明者等は、エスカレータや動く歩道が動いている間でも、通行人の邪魔にならない清掃作業ができて、透明な側壁の清掃を簡単に行えるようにするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明の目的とするところは、透明な側壁の清掃作業を、通行人の邪魔になることなく簡単に行うことのできる清掃具を提供することにある。
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「伸縮自在な主杆11と、この主杆11の上部に設けたハンドル12と、主杆11の、ハンドル12より下方でかつこれとは反対側に位置する部分に設けたモップ取付部13と、主杆11の下部に設けたキャスター14と、主杆11の下端に設けられて、通常時はキャスター14の下面より僅かに上方に位置して、踏み込むことによってステップ面33上に当接するペダル部15と、モップ取付部13に取り付けたモップ20とにより構成して、
エスカレータ30aのステップ面33や動く歩道30b等の人用コンベア31上に立設するとともに、モップ20を、人用コンベア31の側壁32内面に圧接して、側壁32内面の清掃を行うようにしたことを特徴とするエスカレータまたは動く歩道の側壁用の清掃具10A」
である。
すなわち、この請求項1の清掃具10Aは、図1及び図3の右側部分にて示すように、エスカレータ30aや動く歩道30bの側壁32の手前側面(当該清掃具10Aが配置される側の面)を清掃するのに用いられるものであり、そのモップ取付部13に取り付けたモップ20を側壁32に押し付けて、その清掃を行うものである。
まず、この清掃具10Aは、図1に示すように、その主杆11の前面に設けてあるモップ取付部13に、モップ20を取り付けるのであるが、モップ20は、図4に示すようなモップ取付具21に取り付けられる。そして、このモップ取付具21のモップ柄22を、上記モップ取付部13に取り付ければ、図1等に示すように、モップ20は清掃具10Aに取り付けられることになる。なお、これらのモップ20及びモップ取付具21は公知のものであり、その詳しい構成や使用方法は省略するが、モップ20はモップ取付具21に簡単に取り付けあるいは取り外しでき、かつモップ20単独での洗浄も行えるものである。
さて、新しいモップ20を取り付けた清掃具10Aは、清掃しなければならないエスカレータ30a又は動く歩道30bの側壁32の近くまで運ばなければならないが、この清掃具10Aは主杆11の下端にキャスター14を有しているから、使用者(清掃作業者)は主杆11の上部のハンドル12を持って床面上を引いて歩けばよい。換言すれば、モップ20が洗剤や水に濡れて重くなっていても、それ程体力を使うことなく、この清掃具10Aの清掃箇所への運搬を容易に行えるのである。なお、このとき、ペダル部15は、通常時はキャスター14の下面より僅かに上方に位置しているから、このペダル部15が床面に傷を付けることはない。
清掃箇所に運ばれてきた清掃具10Aは、図1及び図3の右側に示すように、モップ20の清掃面が側壁32の手前面に圧接できるように位置調整した後、作業者がペダル部15を踏んで、これをエスカレータ30aのステップ面33あるいは動く歩道30bの人用コンベア31上面に当接させる。これにより、当該清掃具10Aは、エスカレータ30aまたは動く歩道30bに対して固定される。
この清掃具10Aの人用コンベア31またはステップ面33上への固定が済めば、作業者は、モップ20の側壁32に対する幅や高さを調整して、このモップ20を側壁32に押し付けるのである。いま、清掃具10Aは、動いている人用コンベア31またはステップ面33上に固定されている訳であるから、この人用コンベア31またはステップ面33とともに側壁32に対して移動することになり、結果的に側壁32の清掃がなされることになる。その間、作業者は、当該清掃具10Aを持ったまま人用コンベア31またはステップ面33の上に立っていれば良く、脇を早足で通り抜ける人の邪魔になることはない。
ところで、モップ20の側壁32に対する幅の調整は、モップ取付部13におけるモップ取付具21の取付角度を変えることにより行える。つまり、モップ20の、図1の(b)に示した高さが側壁32の高さよりも大きい場合は、このモップ20の取付角度を少し斜めにすればよいのであり、十分な高さのモップ20を使用することによって、どのような高さの側壁32に対しても、その全幅に亘る清掃が行えることになるのである。勿論、モップ20の側壁32に対する高さ調整は、主杆11そのものが外杆11b内に内杆11aを挿入して伸縮可能なものとしてあるから、簡単に行えることはいうまでもない。
従って、この請求項1の清掃具10Aは、持ち運びや清掃箇所での固定が簡単に行え、エスカレータ30aのステップ面33や動く歩道30bの人用コンベア31上にて持ったままでいることにより、側壁32の清掃が簡単に行えるのであり、この清掃作業時に、作業者や当該清掃具10Aが通行者の邪魔になることもないものとなっているのである。
また、上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、同様に、
「伸縮自在な主杆11と、この主杆11の上部に設けたハンドル12と、主杆11の、ハンドル12より上方でかつこれとは反対側に位置する部分に設けた支持杆取付部16と、主杆11の下部に設けたキャスター14と、主杆11の下端に設けられて、通常時はキャスター14の下面より僅かに上方に位置して、踏み込むことによってステップ面33上に当接するペダル部15と、支持杆取付部16に取り付けられて、先端のモップ取付部13を主杆11側に向けて支持する支持杆17と、この支持杆17に取り付けたモップ20とにより構成して、
エスカレータ30aのステップ面33や動く歩道30b等の人用コンベア31上に立設するとともに、モップ20を、人用コンベア31の側壁32外面に圧接して、側壁32外面の清掃を行うようにしたことを特徴とするエスカレータまたは動く歩道の側壁用の清掃具10B」
である。
すなわち、この請求項2の清掃具10Bは、図2及び図3の左側部分にて示すように、エスカレータ30aや動く歩道30bの側壁32の向こう側面(当該清掃具10Bが配置されるのとは反対側の面)を清掃するのに用いられるものであり、そのモップ取付部13に取り付けたモップ20を側壁32の裏面に引き付けて、人用コンベア31またはステップ面33上から側壁32の反対側面の清掃を行うものである。
この請求項2に係る清掃具10Bの大部分の構成は、上述した請求項1に係る清掃具10Aのそれと同様であるが、図2及び図3の左側部分にて示すように、モップ取付部13を主杆11側に向けて支持する支持杆17と、この支持杆17を支持するとともに主杆11の、ハンドル12より上方でかつこれとは反対側に位置する部分に設けた支持杆取付部16とを備えたことが、請求項1の清掃具10Aと異なっている点である。
特に、この清掃具10Bが支持杆17を有していることによって、図3の左側に示すように、モップ20を側壁32の反対側面に配置することができるのであり、作業者がハンドル12を持って当該清掃具10Bを人用コンベア31やステップ面33側に引くことにより、モップ20の清掃面を側壁32の反対側面に圧接することができるようになっているのである。
なお、このモップ20の幅や高さ調整、キャスター14による移動やペダル部15を踏むことにより当該清掃具10Bの固定は、上述した請求項1の清掃具10Aと同様であるので、その詳細な説明は省略する。
ところで、清掃場所によっては、図5に示すように、柱等の障害物34の両側に2列の動く歩道30bが配置してあることがあるが、これらの動く歩道30bの柱等の障害物34側の面についても清掃しなければならない。このような場合であっても、図3の左側に示すように、支持杆17を曲げて、その幅を側壁32と柱等の障害物34との間の寸法以内となるようにしてあるから、人用コンベア31やステップ面33に乗ったまま移動するだけの清掃作業であっても、全く問題なく清掃が行える。
勿論、支持杆17の幅が側壁32と柱等の障害物34との間の寸法以内ではない場合には、柱等の障害物34が来た部分でモップ20を持ち上げてやり過ごせばよい。このやり過ごしを行うには、主杆11に一体化してある支持杆取付部16に対する支持杆17の位置を変えること(例えばモップ20全体が側壁32の上側になるように回動すること)により、簡単に行える。清掃しなかった側壁32と柱等の障害物34との間は、後に、手作業での清掃を行えば十分である。
従って、この請求項2に係る清掃具10Bは、透明な側壁32の、人用コンベア31やステップ面33とは反対側面の清掃作業を簡単に行えるものとなっているのである。
以上説明した通り、請求項1に係る発明においては、
「伸縮自在な主杆11と、この主杆11の上部に設けたハンドル12と、主杆11の、ハンドル12より下方でかつこれとは反対側に位置する部分に設けたモップ取付部13と、主杆11の下部に設けたキャスター14と、主杆11の下端に設けられて、通常時はキャスター14の下面より僅かに上方に位置して、踏み込むことによってステップ面33上に当接するペダル部15と、モップ取付部13に取り付けたモップ20とにより構成して、
エスカレータ30aのステップ面33や動く歩道30b等の人用コンベア31上に立設するとともに、モップ20を、人用コンベア31の側壁32内面に圧接して、側壁32内面の清掃を行うようにしたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、持ち運びや清掃箇所での固定が簡単に行え、エスカレータ30aのステップ面33や動く歩道30bの人用コンベア31上にて持ったままでいることにより、側壁32の清掃が簡単に行えるだけでなく、この清掃作業時に、作業者や当該清掃具10Aが通行者の邪魔にならないようにすることができる清掃具10Aを簡単な構成によって提供することができるのである。
また、請求項2に係る発明においては、
「伸縮自在な主杆11と、この主杆11の上部に設けたハンドル12と、主杆11の、ハンドル12より上方でかつこれとは反対側に位置する部分に設けた支持杆取付部16と、主杆11の下部に設けたキャスター14と、主杆11の下端に設けられて、通常時はキャスター14の下面より僅かに上方に位置して、踏み込むことによってステップ面33上に当接するペダル部15と、支持杆取付部16に取り付けられて、先端のモップ取付部13を主杆11側に向けて支持する支持杆17と、この支持杆17に取り付けたモップ20とにより構成して、
エスカレータ.0aのステップ面33や動く歩道30b等の人用コンベア31上に立設するとともに、モップ20を、人用コンベア31の側壁32外面に圧接して、側壁32外面の清掃を行うようにしたこと」
にその特徴があり、これにより、透明な側壁32の、人用コンベア31やステップ面33とは反対側面の清掃作業を簡単に行えるエスカレータまたは動く歩道の側壁用の清掃具10Bを提供することができるのである。
次に、上記のように構成した各請求項に係る発明を図面に示した最良の形態について説明すると、図1には請求項1に係る清掃具10Aが、また図2には請求項2に係る清掃具10Bがそれぞれ示してある。これらの清掃具10A及び清掃具10Bは、図3の右側部分及び左側部分で示したようにして使用されるものであり、使用対象は、エスカレータ30aや動く歩道30bの側壁32である。
近年のエスカレータ30aや動く歩道30bは、図3〜図6に示したように、非常にシンプルな形状のものになってきており、特にその両側に立設されている側壁32は、緊急時に中まで見通せたり、不審物の発見を容易にするため等の理由によって、一枚板のアクリル板あるいはガラス板によって透明なものとしてある。逆に言えば、エスカレータ30aや動く歩道30bの側壁32は、汚れの目立つものになっているのであり、清掃を頻繁に行わなければならないものになっている。
さて、図1に示した請求項1に係る清掃具10Aであるが、この清掃具10Aは、図1の(a)及び(b)に示したように、一本の主杆11を有している。この主杆11は、内杆11aを外杆11b内に嵌挿するとともに、内杆11a及び外杆11bに設けた調整穴11c内にピン等を通すことにより伸縮位置での固定が行えるようにしたものであり、その高さ調整を自在に行えるようにしたものである。なお、この主杆11の上端は、作業者が手で持つものであり、その際の滑り止めを行うためのグリップ11dが一体的に設けてある。
この主杆11の上部には、図1の(a)にて示したように、ハンドル12が設けてある。このハンドル12は、主杆11の位置や角度を変えたり、当該清掃具10Aを運搬したりする場合に、作業者が操作するものである。なお、このハンドル12の先端は、作業者が手で持つものであり、その際の滑り止めを行うためのグリップ12aが一体的に設けてある。
また、主杆11の、ハンドル12より下方でかつこれとは反対側に位置する部分には、図1に示したように、モップ取付部13が設けてある。このモップ取付部13は、モップ取付具21側のモップ柄22を差し込んで、このモップ柄22をある程度の伸縮自在な状態に支持するもので、モップ20を脱着自在にするものである。勿論、このモップ取付部13の長さや大きさは自由に設定できるものであり、人用コンベア31またはステップ面33と側壁32との間の距離が大きいことが想定される場合には、十分な長さのモップ取付部13とすればよい。
そして、主杆11の下端部には、図1に示したように、キャスター14とペダル部15とが設けてある。キャスター14は、図1の(a)及び(b)に示したように、主杆11の下端に一体的に取り付けた一般的なものであり、上述したモップ取付部13のモップ20を取り付けた場合であっても、当該清掃具10A全体の移動を容易に行えるようにするものである。また、このキャスター14は、次に述べるペダル部15とは干渉しない位置に設けてあることは言うまでもない。
主杆11の下端であってキャスター14に近接する部分には、ペダル部15が上下動可能に設けてある。つまり、このペダル部15は、通常時はキャスター14の下面より僅かに上方に位置して、踏み込むことによって人用コンベア31またはステップ面33上に当接するようにしたものであり、このペダル部15を主杆11に対して支持する部分には、図示しない引っ張りスプリングが介装してある。
モップ20は、多数の繊維紐を基布に植え込んだものであり、図4に示したようなモップ取付具21によって清掃具10A側に取り付けられるものである。モップ取付具21は、それ自体が中央で折り畳みできるようにしてある一般的なものであり、その折曲軸上にモップ柄22を設けたものである。このモップ柄22は、前述した主杆11側のモップ取付部13差し込まれることになるものである。
図2には、請求項2に係る清掃具10Bが示してある。この請求項2の清掃具10Bと、上記請求項1の清掃具10Aと異なる点は、図2及び図3の左側部分にて示したように、モップ取付部13を主杆11側に向けて支持する支持杆17と、この支持杆17を支持するとともに主杆11の、ハンドル12より上方でかつこれとは反対側に位置する部分に設けた支持杆取付部16とを備えたことである。なお、この請求項2に係る清掃具10Bの、上述した請求項1に係る清掃具10Aと共通する部材については、図2中に図1中で使用したのと同じ符号を付して、その説明は省略する。
この請求項2の清掃具10Bにおいては、これが支持杆17を有していることによって、図3の左側に示したように、モップ20を側壁32の反対側面に配置することができるのである。すなわち、作業者がハンドル12を持って当該清掃具10Bを人用コンベア31やステップ面33側に引くことにより、当該請求項2の清掃具10Bは、モップ20の清掃面を側壁32の反対側面に圧接することができるのである。
勿論、このモップ20の幅や高さ調整、キャスター14による移動やペダル部15を踏むことにより当該清掃具10Bの固定は、上述した請求項1の清掃具10Aと同様である。
本発明に係る清掃具10Aまたは10Bは、透明な側壁32の清掃作業を、通行人の邪魔になることなく簡単に行うことのできるものであるから、メンテナンス事業者の人員確保に貢献できて、メンテナンス事業を発展せることができる。
また、本発明に係る清掃具10Aまたは10Bによってメンテナンス作業がなされる空港や大型店舗等の各種施設については、その維持を安価かつ確実に行うことができて、これらの大型施設に人を呼び込むことが多いにでき、これらの大型施設をより一層発展させ得るのである。
請求項1に係る清掃具を示すもので、(a)は側面図、(b)はモップ側から見た正面図である。 請求項2に係る清掃具の側面図である。 請求項1及び2に係る清掃具によって側壁の内外両側を清掃している様子を示した側壁の断面図である。 本発明に係る清掃具において使用されているモップのためのモップ取付具21の斜視図である。 2本の動く歩道及びこれらの間の柱等の障害物を示す斜視図である。 エスカレータ及びそのステップ面を示す斜視図である。 従来の清掃具を示すエスカレータの側面図である。
符号の説明
10A 清掃具
10B 清掃具
11 主杆
11a 内杆
11b 外杆
11c 調整穴
11d グリップ
12 ハンドル
12a グリップ
13 モップ取付部
14 キャスター
15 ペダル部
16 支持杆取付部
17 支持杆
20 モップ
21 モップ取付具
22 モップ柄
30a エスカレータ
30b 動く歩道
31 人用コンベア
32 側壁
33 ステップ面
34 柱等の障害物

Claims (2)

  1. 伸縮自在な主杆と、この主杆の上部に設けたハンドルと、前記主杆の、前記ハンドルより下方でかつこれとは反対側に位置する部分に設けたモップ取付部と、前記主杆の下部に設けたキャスターと、前記主杆の下端に設けられて、通常時は前記キャスターの下面より僅かに上方に位置して、踏み込むことによってステップ面上に当接するペダル部と、前記モップ取付部に取り付けたモップとにより構成して、
    エスカレータのステップ面や動く歩道等の人用コンベア上に立設するとともに、前記モップを、人用コンベアの側壁内面に圧接して、前記側壁内面の清掃を行うようにしたことを特徴とするエスカレータまたは動く歩道の側壁用の清掃具。
  2. 伸縮自在な主杆と、この主杆の上部に設けたハンドルと、前記主杆の、前記ハンドルより上方でかつこれとは反対側に位置する部分に設けた支持杆取付部と、前記主杆の下部に設けたキャスターと、前記主杆の下端に設けられて、通常時は前記キャスターの下面より僅かに上方に位置して、踏み込むことによってステップ面上に当接するペダル部と、前記支持杆取付部に取り付けられて、先端のモップ取付部を前記主杆側に向けて支持する支持杆と、この支持杆に取り付けたモップとにより構成して、
    エスカレータのステップ面や動く歩道等の人用コンベア上に立設するとともに、前記モップを、人用コンベアの側壁外面に圧接して、前記側壁外面の清掃を行うようにしたことを特徴とするエスカレータまたは動く歩道の側壁用の清掃具。
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