JP2008245062A - 通信システム、中継器、中継方法 - Google Patents

通信システム、中継器、中継方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008245062A
JP2008245062A JP2007084913A JP2007084913A JP2008245062A JP 2008245062 A JP2008245062 A JP 2008245062A JP 2007084913 A JP2007084913 A JP 2007084913A JP 2007084913 A JP2007084913 A JP 2007084913A JP 2008245062 A JP2008245062 A JP 2008245062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
port
line
repeater
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007084913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4888186B2 (ja
Inventor
Akira Morita
暁 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007084913A priority Critical patent/JP4888186B2/ja
Priority to US12/078,180 priority patent/US7848226B2/en
Publication of JP2008245062A publication Critical patent/JP2008245062A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4888186B2 publication Critical patent/JP4888186B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/06Management of faults, events, alarms or notifications
    • H04L41/0677Localisation of faults
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • H04L43/0805Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters by checking availability
    • H04L43/0817Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters by checking availability by checking functioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/06Management of faults, events, alarms or notifications
    • H04L41/0654Management of faults, events, alarms or notifications using network fault recovery
    • H04L41/0663Performing the actions predefined by failover planning, e.g. switching to standby network elements

Abstract


【課題】 本発明では冗長構成したスイッチングシステムにおいて、一つの中継器においてポート障害などが発生しても、冗長構成の偏りをなくすことを目的とする。
【解決手段】 本発明に係る通信システムは、第一の情報処理装置が第一の中継器を介して通信し、第二の情報処理装置が第二の中継器を介して通信し、該第一の情報処理装置は該第二の中継器を介した回線を予備とし、該第二の情報処理装置は該第一の中継器を介した回線を予備とする通信システムであって、該第一の中継器はポートの障害を検出する検出手段と、該障害の検出に応じて、通信回線と予備回線を切り替える切り替え手段と、該第二の中継器に該障害の検出を通知する通知手段とから構成され、該第二の中継器は、該第一の中継器からの通知に応じて、通信回線と予備回線を切り替える切り替え手段とから構成されることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

冗長構成したスイッチングシステムに関する。
通信性能の信頼確保のため、ルータなどの中継器は冗長構成となっている。実際の運用では、VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)を用いて、ルータの冗長化を行っている。そして中継器のCPU、メモリなどの資源を有効に活用するために、スイッチングシステムはいわゆるActive−Active構成となっている。Active−Active構成は、VRRPのVRIDを多重化した構成であって、冗長構成した複数のルータが通信する構成である。ここでVRIDはVRRPの仮想ルータのグループを識別する識別子である。
しかしながら、冗長構成のスイッチングシステムはActive−Active構成にしても、一つの中継器に障害が発生した場合には、他の中継器に通信負荷がかかるといった問題があった。
またスイッチングシステムに関して以下の特許文献がある。
特開2003−318933号公報
冗長構成したスイッチングシステムにおいて、一つの中継器においてポート障害などが発生しても、スイッチングシステムにおける冗長構成の偏りをなくすことを目的とする。
本発明における一観点によれば、本発明に係る通信システムは、第一の情報処理装置が第一の中継器を介して通信し、第二の情報処理装置が第二の中継器を介して通信する通信システムであって、該第一の情報処理装置は該第二の中継器を介した通信回線を予備回線とし、該第二の情報処理装置は該第一の中継器を介した通信回線を予備回線とする通信システムにおいて、該第一の中継器は、該第一の情報処理装置の通信回線と接続する第一ポートと、第二の情報処理装置の予備回線と接続する第二ポートと、該第一ポートの障害を検出する検出手段と、該障害の検出に応じて、該第一ポートに接続する回線を予備回線とし、該第二ポートに接続する回線を通信回線に切り替える切り替え手段と、該第二の中継器に該障害の検出を通知する通知手段とから構成され、該第二の中継器は、該第一の情報処理装置の予備回線と接続する第三ポートと、第二の情報処理装置の通信回線と接続する第四ポートと、該第一の中継器からの通知に応じて、該第三ポートに接続する回線を通信回線とし、該第四ポートに接続する回線を予備回線に切り替える切り替え手段とから構成されることを特徴とする。
また本発明における一観点によれば、本発明に係る通信システムは、該第一の中継器は、さらに該第一ポートと該第三ポートを関連付け、該第二ポートと該第四ポートを関連付ける関連付け手段を有することを特徴とする。
また本発明における一観点によれば、本発明に係る通信システムは、該第一の中継器は、さらに該第一ポートに割り当てる第一のLANを切り替えるLAN切り替え手段を有することを特徴とする。
また本発明における一観点によれば、本発明に係る通信システムは、該LAN切り替え手段は、該第一のLANを該第四ポートに割り当てられた第二のLANに切り替えることを特徴とする。
また本発明における一観点によれば、本発明に係る通信システムは、該関連付け手段は、該第一の中継器に対するアップリンクの回線と接続するポートと、該第一の中継器に対するダウンリンクの回線に接続するポートを関連付けることを特徴とする。
また本発明における一観点によれば、本発明に係る通信システムは、該切り替え手段は、障害の発生した該第一ポートをダウンすることを特徴とする。
また本発明における一観点によれば、本発明に係る中継器は、第一の情報処理装置の通信を中継し、第二の情報処理装置の通信を待機する中継器において、該第一の情報処理装置の通信回線と接続する第一ポートと、第二の情報処理装置の予備回線と接続する第二ポートと、該第一ポートの障害を検出する検出手段と、該障害の検出に応じて、該第一ポートに接続する回線を予備回線とし、該第二ポートに接続する回線を通信回線に切り替える切り替え手段と、該第二の情報処理装置の通信回線と接続する第三ポートと、第一の情報処理装置の予備回線と接続する第四ポートとを有する他の中継器に該障害の検出を通知する通知手段と、該中継器からの通知に応じて、該他の中継器が該第三ポートに接続する回線を予備回線とし、該第四ポートに接続する回線を通信回線に切り替えたことを受信する受信手段とから構成されることを特徴とする。
また本発明における一観点によれば、本発明に係る中継方法は、第一の情報処理装置の通信を中継し、第二の情報処理装置の通信を待機する中継器が行う中継方法において、該中継器は該第一の情報処理装置の通信回線と接続する第一ポートと、第二の情報処理装置の予備回線と接続する第二ポートとを有し、該第一ポートの障害を検出する検出手順と、該障害の検出に応じて、該第一ポートに接続する回線を予備回線とし、該第二ポートに接続する回線を通信回線に切り替える切り替え手順と、該第二の情報処理装置の通信回線と接続する第三ポートと、第一の情報処理装置の予備回線と接続する第四ポートとを有する他の中継器に該障害の検出を通知する通知手順と、該中継器からの通知に応じて、該他の中継器が該第三ポートに接続する回線を予備回線とし、該第四ポートに接続する回線を通信回線に切り替えたことを受信する受信手順とからなることを特徴とする。
本発明における冗長構成したスイッチングシステムは、一つの中継器の切り替えを契機として他の中継器も切り替えることによって、一つの中継器においてポート障害などが発生しても、スイッチングシステムにおける冗長構成の偏りをなくすことができる。
図1は、本実施例に係る冗長構成したスイッチングシステム100の構成図である。
スイッチングシステム100は、スイッチ101、102、103、104、105、106とパーソナルコンピュータ(PC)107〜118から構成されている。パーソナルコンピュータ107、108、109、110はスイッチ104に接続している。同様にしてパーソナルコンピュータ111、112、113、114はスイッチ105に接続し、パーソナルコンピュータ115、116、117、118はスイッチ106に接続している。本実施例においてスイッチ101、103は冗長構成となっている。そしてスイッチ101、103の冗長構成は、VRRPを用いたActive−Active構成となっている。VRRPを用いたスイッチ101、103のActive−Active構成とは、スイッチ101、103それぞれが扱うことが可能なVLANの一部をVRIDで識別する仮想スイッチに割り当てる。そしてスイッチ101、103それぞれが扱うことが可能な他のVLANに対してはVRIDで識別する他の仮想スイッチを割り当てる。物理的にはスイッチ101、103は共にネットワーク通信を行って動作を行っている構成である。ここでVRRPは、ルータの多重化を行うプロトコルである。またVRIDはVRRPの仮想ルータのグループを識別する識別子である。
またVLAN(Virtual Local Area Network)とは、スイッチ101、102、103、104、105、106などのネットワーク機器の機能により、MACアドレス、IPアドレス、プロトコルなどに応じて物理的な接続形態とは別に仮想的なネットワークを構成し、端末をグループ化することである。また本実施例において、端末とはコンピュータを操作するためのユーザインターフェースに特化した機器やコンピュータ、ソフトウェアを意味、パーソナルコンピュータ107〜118を含むものである。
そしてスイッチ101、103をActive−Active構成にすることによって、スイッチ101、103のCPU、メモリなどの資源を有効に活用することができる。つまり本実施例におけるVLANの一部については、スイッチ101を介して通信を行い、他のVLANについてはスイッチング装置101を介して通信を行うため、スイッチ101、103それぞれのCPU、メモリなどに割り当てられるVLANの数が少なくて済む。
パーソナルコンピュータ107〜110はVLAN121を形成している。同様にしてパーソナルコンピュータ111〜114はVLAN122を形成し、パーソナルコンピュータ115〜118はVLAN123を形成している。
VLAN121は、スイッチ101をActive、スイッチ103をStandbyとする仮想スイッチの冗長構成(Active―Standby構成)を介して、通信を行っている。そしてVLAN122、123は、スイッチ101をStandby、スイッチ103をActiveとする仮想スイッチの冗長構成(Active―Standby構成)を介して、通信を行っている。VLAN122とVLAN123は、グループ119、120を形成し、グループ119、120単位でスイッチ101とスイッチ103のActive―Standbyの切り替える構成となっている。またスイッチ101、103はシャットダウントリガ機能を備えている。シャットダウントリガ機能とは、監視しているポートのいずれかに障害が発生した場合には、ポートのダウンを契機に関連するポートもシャットダウンする機能である。本実施例では、前記関連するポートは、グループ119を構成する複数の回線が接続される複数のポートと、グループ120を構成する複数の回線が接続される複数のポートに相当する。たとえばVLAN123とスイッチ103の間の通信障害が発生した場合には、スイッチ103は、シャットダウントリガ機能を用いて、VLAN122との通信に用いるポートもダウンする。VRRPの仮想ルータの切り替えを起こす際に、どこかのポートのダウンをトリガとして、仮想スイッチはVRRPの動作を拡張できる。そしてVLAN121が通信に用いる仮想スイッチとVLAN122、123が通信に用いる仮想スイッチはVRIDによって識別されており、スイッチ101、103はVRIDを用いてそれぞれの仮想スイッチを識別している。
またVLAN122が通信に使用する仮想スイッチのシャットダウントリガを用いてパーソナルコンピュータ115〜118のダウンとし、VLAN123が通信に使用する仮想スイッチのシャットダウントリガをパーソナルコンピュータ111〜114のダウンに設定する。これより一方の仮想スイッチに障害がおこると、他の仮想スイッチも切り替わる。これによってグループ119とグループ120のActiveとStandbyを同期することが可能となる。
図2は本実施例に係るUPLINKとDOWNLINKを連動するスイッチングシステム200の構成図である。
スイッチングシステム200は、スイッチ201、202、203、204、205、206、207、208とパーソナルコンピュータ(PC)209〜220から構成されている。パーソナルコンピュータ209、210、211、212はスイッチ206に接続している。同様にしてパーソナルコンピュータ213、214、215、216はスイッチ207に接続し、パーソナルコンピュータ217、218、219、220はスイッチ208に接続している。本実施例においてスイッチ201、205は冗長構成となっている。そしてスイッチ201、205の冗長構成は、VRRPを用いたActive−Active構成となっている。VRRPを用いたスイッチ201、205のActive−Active構成とは、スイッチ201、205それぞれが扱うことが可能なVLANの一部をVRIDで識別する仮想ルータに割り当て、他のVLANに対してはVRIDで識別する他の仮想ルータを割り当てる構成である。これよりActive−Active構成は、物理的にスイッチ201、205が共にネットワーク通信を行って動作している構成である。
本実施例におけるVLAN223については、スイッチ201を介して通信を行うとき、他のVLAN224、225についてはスイッチ205を介して通信を行うため、スイッチ201、205それぞれのCPU、メモリなどに割り当てられるVLANの数が少なくて済む。
パーソナルコンピュータ209〜212はVLAN223を形成している。同様にしてパーソナルコンピュータ213〜216はVLAN224を形成し、パーソナルコンピュータ217〜220はVLAN225を形成している。
VLAN223は、スイッチ201をActive(経路227がActive)、スイッチ205をStandby(経路228がStandby)とする仮想スイッチの冗長構成(Active―Standby構成)を介して、通信を行っている。そしてVLAN224、225は、スイッチ201をStandby(グループ221の経路がStandby)、スイッチ225をActive(グループ222がActive)とする仮想スイッチの冗長構成(Active―Standby構成)を介して、通信を行っている。VLAN224とVLAN225に設定する。これより一方の仮想スイッチに障害がおこると、他の仮想スイッチも切り替わる。これによってグループ119とグループ120のActiveとStandbyを同期することが可能となる。
次にスイッチ202とスイッチ204から構成されるネットワーク部分をUPLINK226と称し、スイッチ201とスイッチ205から構成されるネットワーク部分をDOWNLINK227と称す。スイッチ202とスイッチ204もVRRPを用いたActive−Active構成であり、冗長構成を形成している。スイッチ202に対するスイッチ201への経路229はActiveであり、スイッチ202に対するスイッチ205への経路230はStandbyである。また同様にしてスイッチ204に対するスイッチ201への経路231はStandbyであり、スイッチ204に対するスイッチ205への経路232はActiveである。
UPLINK226とDOWNLINK227における冗長構成は連動して通信に使用する経路が切り替わる。つまりDOWNLINK227におけるVLAN223の通信経路が経路227から経路228に切り替わると、UPLINK226における通信経路が、経路229から経路230へと切り替わる。またDOWNLINK227におけるVLAN224、225の通信経路がグループ222の経路からグループ221の経路に切り替わると、UPLINK226における通信経路が、経路232から経路231へと切り替わる。
そしてネットワークに障害が発生したときを考える。スイッチ204が故障した場合、UPLINKのVLAN224、225は、スイッチ201、205どちらのスイッチを経由する場合でも経路231、232を介して通信を行うため、通信不可能となる。そのため本実施例ではスイッチ204に障害が発生した場合、UPLINK226での通信はスイッチ202を使用し、経路229、230を経由する通信構成とする。つまりVLAN224、225は、UPLINK226において経路231、232をVLAN223と同じ経路229、230に切り替える。UPLINK226における経路のグループ切り替えの契機は、DOWNLINK227において経路が切り替わっても、UPLINK226において連動するStandby経路がActiveに切り替わらないことの検出とする。これによりネットワークを構成するスイッチなどの中継器などに障害が発生しても、冗長構成したスイッチへの切り替えによって、通信を継続することができる
図3は本実施例に係る冗長構成の偏りを防止するスイッチングシステム300の構成図である。
本実施例におけるスイッチング300では、Active−Activeの冗長化構成において、スイッチ301、303のCPU、メモリ等の資源の有効に使用した負荷分散を実現する。
スイッチングシステム300は、スイッチ301、302、303、304、305とパーソナルコンピュータ(PC)306〜313から構成されている。パーソナルコンピュータ306、307、308、309はスイッチ304に接続している。同様にしてパーソナルコンピュータ310、311、312、313はスイッチ305に接続している。
本実施例においてスイッチ301、303は冗長構成となっている。そしてスイッチ301、303の冗長構成は、VRRPを用いたActive−Active構成である。パーソナルコンピュータ306〜309はVLAN318を形成している。同様にしてパーソナルコンピュータ310〜313はVLAN319を形成している。
VLAN318は、スイッチ301をActive(経路314がActive)、スイッチ302をStandby(経路316をStandby)とする仮想スイッチの冗長構成(Active―Standby構成)を介して、通信を行っている。そしてVLAN319は、スイッチ301をStandby(経路315がStandby)、スイッチ303をActive(経路317がActive)とする仮想スイッチの冗長構成(Active―Standby構成)を介して、通信を行っている。VLAN318が通信に用いる仮想スイッチとVLAN319が通信に用いる仮想スイッチはVRIDによって識別されており、スイッチ301、303はVRIDを用いてそれぞれの仮想スイッチを識別している。
そして本実施例におけるスイッチングシステム300において、VLAN318とVLAN319がそれぞれ通信に使用する仮想スイッチは、連動して経路の切り替えを行う。これによりスイッチングシステム300は、スイッチ301、303の冗長構成の偏り防止を実現できる。
例えば経路314に障害が起きてVLAN318の通信経路が経路314から経路316に切り替わると、経路315と経路317も切り替えを行う構成とする。これにより物理的にスイッチ301、303を共に使用することを維持することができる。同様にして例えば経路314に障害が起きてVLAN318の通信経路が経路314から経路316に切り替わると、経路315と経路317も切り替えを行う構成とする。
他の冗長構成の偏りを防止するスイッチングシステム1300について説明する。図13は本実施例に係る冗長構成の偏りを防止するスイッチングシステム1300の構成図である。
本実施例におけるスイッチングシステム1300においても、Active−Activeの冗長化構成において、スイッチ301、303のCPU、メモリ等の資源の有効に使用した負荷分散を実現する。
スイッチングシステム1300は、スイッチ301、302、303、304、305とパーソナルコンピュータ(PC)306〜313から構成されている。パーソナルコンピュータ306、307、308、309はスイッチ304に接続している。同様にしてパーソナルコンピュータ310、311、313、313はスイッチ305に接続している。
本実施例においてスイッチ301、303は冗長構成となっている。そしてスイッチ301、303の冗長構成は、VRRPを用いたActive−Active構成である。パーソナルコンピュータ306〜309はVLAN318を形成している。同様にしてパーソナルコンピュータ310〜313はVLAN319を形成している。
本実施例では、スイッチ301とスイッチ303は、グループ1301をActive経路として、グループ1303をStandby経路としてVLAN318の一部とVLAN319の一部の通信に用いる仮想スイッチと、グループ1304をActive経路として、グループ1302をStandby経路としてVLAN318の一部とVLAN319の一部の通信に用いる仮想スイッチとを構成する。
そして本実施例におけるスイッチングシステム1300において、VLAN318とVLAN319がそれぞれ通信に使用する仮想スイッチは、連動して経路の切り替えを行う。つまり一方の仮想スイッチがActive経路とStandby経路を切り替えたら、この経路の切り替えを契機として、もう一方の仮想スイッチがActive経路とStandby経路を切り替える処理を行う。これによりスイッチングシステム300は、スイッチ301、303の冗長構成の偏り防止を実現できる。
例えばグループ1301に属する経路に障害が起きると、シャットダウントリガ機能によって、グループ1301に属する他の経路をすべてStandby経路にする。そしてスイッチ303は、グループ1303をActive経路とする。さらにスイッチ301、303は、グループ1301とグループ1303の経路切り替えを契機として、グループ1302をActive経路、グループ1304をStandby経路とする。これにより物理的にスイッチ301、303は、共に使用することを維持することができる。
図4は本実施例に係るスイッチングシステム400の構成図である。
以下、スイッチングシステム400が扱えるVLAN数、VLANを構成する端末に対応する認証数を増やす機能に関して説明する。ここでVLAN数とはスイッチングシステム400に含まれるVLANの数であり、認証数とはVLANを構成する端末に対応した識別子の数である。
スイッチングシステム400は、スイッチ401、402、403、404、405とパーソナルコンピュータ(PC)406〜413から構成されている。パーソナルコンピュータ406、407、408、409はスイッチ404に接続している。同様にしてパーソナルコンピュータ410、411、412、413はスイッチ405に接続している。
本実施例においてスイッチ401、403は冗長構成となっている。そしてスイッチ401、403の冗長構成は、VRRPを用いたActive−Active構成である。パーソナルコンピュータ406〜409はVLAN418を形成している。同様にしてパーソナルコンピュータ410〜413はVLAN419を形成している。
VLAN418は、スイッチ401をActive(経路414がActive)、スイッチ402をStandby(経路416をStandby)とする仮想スイッチの冗長構成(Active―Standby構成)を介して、通信を行っている。そしてVLAN419は、スイッチ401をStandby(経路415がStandby)、スイッチ403をActive(経路417がActive)とする仮想スイッチの冗長構成(Active―Standby構成)を介して、通信を行っている。VLAN418が通信に用いる仮想スイッチとVLAN419が通信に用いる仮想スイッチはVRIDによって識別されており、スイッチ401、403はVRIDを用いてそれぞれの仮想スイッチを識別している。
スイッチ401とスイッチ402との間におけるスイッチ402を経由した経路は、監視パス420として設定可能であり、互いの通信経路の切り替えを定期的に監視している。
そしてのVLAN418の通信経路414に障害が発生すると、スイッチ410と403は、VLAN418の通信経路を経路414からStandby経路である経路416に切り替える。換言すればスイッチ403にVLAN418を割り当てる。スイッチ401とスイッチ403は監視パス420を介して、VLAN418が使用する通信経路が経路414から経路416に切り替わったことを検出する。そしてスイッチ410と403は、VLAN419の通信経路を経路417からStandby経路である経路415に切り替える。換言すれば、スイッチ401にVLAN419を割り当てる。これにより物理的にVLAN418が通信に用いるスイッチはスイッチ403となり、VLAN419が通信に用いるスイッチはスイッチ401となるため、スイッチ401と403のCPU、メモリ等の資源を有効的に使用することができる。さらにスイッチ401とスイッチ403における経路の切り替えと共に、それぞれに割り当てられたVLANを切り替えて、張り直すことによって、スイッチングシステム400が扱えるVLAN数を増加することができる。
一般にVRRPが扱えるVLAN数は最大4096個である。実際の中継器の仕様ではそれ以下の個数が上限になっているものが多く、最大使用可能VLAN数60個、120個などといった数である。また本実施例では、スイッチ401が扱っていたVLAN418とスイッチ403が扱うVLAN419を通信経路の切り替えを契機に切り替える。これよりスイッチ401とスイッチ403は、扱えるVLAN数を最大限利用することが可能となる。これよりVLAN数を4096個以下の数でスイッチごとに割り振れば、スイッチングシステムが扱えるVLAN数を増やすことが可能となる。また広域イーサネット(登録商標)のようにVLAN数が4096個以上を求められる場合には、冗長構成のスイッチングシステムにおける一方のスイッチのVLAN IDに識別子をつけることによって、扱うことができるVLAN数を4096個以上にすることができる。また本実施例におけるスイッチングシステム400は、VLAN数の増加に応じてパーソナルコンピュータ406〜413の識別に用いる認証数も増加することができる。
また実装の形態としては、例えばそれぞれのスイッチが有するポートをグルーピングして仮想スイッチを形成する。そして仮想スイッチが行う切り替え処理の連携は、他の仮想スイッチの冗長化グループにおけるLINKUPとLINKDOWNの監視を行うことによって実現する。
図5は、本実施例に係るスイッチ401が有するポートのグルーピングを示す模式図である。
スイッチ401は、ポート501〜507を有している。ポート501、502はVLAN418に割り当てられており、ポート503はVLAN419に割り当てられており、ポート501、505、506、507はVLAN500に割り当てられている。VLAN500は、スイッチ402がスイッチ401、403と構成するVLANである。スイッチ401は、それぞれのVLAN418、419、500に対応させてポート501〜507をグループ化する。スイッチ401は、ポート501、502をグループ51、ポート503をグループ52、ポート504〜507をグループ53としたことを示す仮想スイッチグループ情報1103を管理する。
図6は、本実施例に係る仮想スイッチの冗長化を定義するシーケンス図である。
以下のシーケンスは、スイッチングシステム400において、スイッチ401とスイッチ403のActive−Active構成の冗長化を定義する。
まずスイッチ401は、スイッチ401が有するポートの中から、VLAN418が通信に用いるポートをグループ化し、そのグループにグループIDを付与する(S601)。スイッチ401は、VLAN418が通信を行う仮想スイッチ61を識別する仮想スイッチIPを設定する(S602)。本実施例では、VLAN418が通信を行う仮想スイッチ61の仮想スイッチIDとVLAN418が通信に用いるポートのグループIDは1対1に対応しているが、仮想スイッチ61は複数のグループを取り扱うことが可能である。換言すれば仮想スイッチIPに複数のグループIDを対応付けることが可能である。VLAN418が通信に使用する仮想スイッチ61のActive経路414とStandby経路416を識別するPrimary IPとSecondary IPを設定する。(S603)。Primary IPはActive経路414を表し、Secondary IPはStandby経路416を表す。そしてスイッチ401は、VLAN419が通信を行う仮想スイッチ62の通信経路の切り替えを監視する監視パス420を設定する(S604)。そしてススイッチ401は、仮想スイッチ62の経路切り替え、仮想スイッチ61と仮想スイッチ62のリンク状態を、設定した監視パス420を介して、監視する(S605)。
同様にして、スイッチ403は、スイッチ403が有するポートの中から、VLAN419が通信に用いるポートをグループ化し、そのグループにグループIDを付与する(S606)。スイッチ403は、VLAN419が通信を行う仮想スイッチ62を識別する仮想スイッチIPを設定する(S607)。本実施例では、VLAN419が通信を行う仮想スイッチ62の仮想スイッチIDとVLAN419が通信に用いるポートのグループIDは1対1に対応しているが、仮想スイッチ62は複数のグループを取り扱うことが可能である。換言すれば仮想スイッチIPに複数のグループIDを対応付けることが可能である。VLAN419が通信に使用する仮想スイッチ62のActive経路417とStandby経路415を識別するPrimary IPとSecondary IPを設定する。(S608)。Primary IPはActive経路417を表し、Secondary IPはStandby経路415を表す。そしてスイッチ403は、VLAN403が通信を行う仮想スイッチ62の通信経路の切り替えを監視する監視パス420を設定する(S609)。そしてスイッチ401は、仮想スイッチ62の経路切り替え、仮想スイッチ61と仮想スイッチ62のリンク状態を、設定した監視パス420を介して、監視する(S610)。
そして仮想スイッチ61と仮想スイッチ62は、同期処理を開始する(S611)。同期処理とは、スイッチ401、403が仮想スイッチ61、62を形成して、監視パス420を介して、互いの通信経路の切り替えを監視しながらVLAN418、419の通信を行う処理である。
そしてスイッチ401とスイッチ403は、スイッチ401が仮想スイッチ61に割り当てたグループIDとスイッチ403が仮想スイッチ62に割り当てたグループIDの数が等しいか判別し、かつ仮想スイッチ61に割り当てたポート数とスイッチ403が仮想スイッチ62に割り当てたポート数が等しいか判別する(S612)。グループID、ポート数のすくなくとも一方が一致しない場合には、冗長構成は不可能と判別する(S613)。
グループIDとポート数が共に一致する場合には、スイッチ401とスイッチ403は、スイッチ401とスイッチ403が監視パス420に割り当てたポートのリンク状態がUPであるか否か判別する(S614)。リンク状態がUPとは、スイッチ401とスイッチ403が監視パス420を介して、互いを監視可能である状態をいう。スイッチ401とスイッチ403が、監視パス420に割り当てたポートのリンク状態がUPでない(DOWN)と判別した場合には、冗長構成は不可能と判別する(S613)。
スイッチ401とスイッチ403が、監視パス420に割り当てたポートのリンク状態がUPであると判別した場合に、スイッチ401とスイッチ403は起動時であるか否か判別する(S615)。
スイッチ401とスイッチ403が起動時であると判別する場合、Active経路414、417がDOWNしていないか否か判別する(S616)。スイッチ401とスイッチ403が、DOWNしていないと判別する場合、経路414、417をActiveと設定し、経路415、416をStandbyに設定する(S618)。スイッチ401とスイッチ403が、DOWNしていると判別する場合、経路414、417をStandbyと設定し、経路415、416をActiveに設定する(S619)。
スイッチ401とスイッチ403が起動時でないと判別する場合、スイッチ401の起動の完了がスイッチ403の起動の完了より早いか否か判別する(S617)。
スイッチ401とスイッチ403がスイッチ401の起動の完了がスイッチ403の起動の完了より早いと判別する場合、経路414、417をActiveと設定し、経路415、416をStandbyに設定する(S618)。スイッチ401とスイッチ403がスイッチ403の起動の完了がスイッチ401の起動の完了より早いと判別する場合、経路414、417をStandbyと設定し、経路415、416をActiveに設定する(S619)。
図7は、本実施例に係る経路切り替えのシーケンス図である。
Active経路414、417のいずれかにおいて、障害が発生した場合のスイッチ401、401における経路切り替えのシーケンス図である。以下、Acitive経路414に障害が発生した場合を例にとり、経路切り替えの処理を説明する。
Active経路414に使用するポートのいずれかにおいて、障害が発生する(S701)。スイッチ401は経路414をStandbyに切り替える処理を行う(S702)。スイッチ401は、VLAN419が通信を行う仮想スイッチ62の通信経路の切り替えを監視する監視パス420を設定する(S703)。スイッチ401は、仮想スイッチ62の経路切り替え、仮想スイッチ61と仮想スイッチ62のリンク状態を、設定した監視パス420を介して、監視する(S704)。またすでに監視パス420の設定されている場合、もしくは設定している監視パスが正常である場合は、スイッチ401とスイッチ403は監視パス420の設定は改めて行わない。
スイッチ403は、スイッチ401よりActive経路414に使用するポートのいずれかにおいて障害が発生したことを示すリンクダウン情報を受信する(S705)。監視パス420が正常である場合は、スイッチ401とスイッチ403は監視パス420を用いてリンクダウン情報の送受信を行う。監視パス420が存在しないもしくはDOWNしている場合は、スイッチ401とスイッチ403は経路415、417を用いてリンクダウン情報の送受信を行う。スイッチ403は経路416をActiveに切り替える処理を行う(S706)。スイッチ403は、VLAN418が通信を行う仮想スイッチ62の通信経路の切り替えを監視する監視パス420を設定する(S707)。スイッチ403は、仮想スイッチ61の経路切り替え、仮想スイッチ61と仮想スイッチ62のリンク状態を、設定した監視パス420を介して、監視する(S708)。
そして仮想スイッチ61と仮想スイッチ62は、同期処理を開始する(S709)。同期処理とは、スイッチ401、403が仮想スイッチ61、62を形成して、監視パス420を介して、互いの通信経路の切り替えを監視しながらVLAN418、419の通信を行う処理である。
そしてスイッチ401とスイッチ403は、スイッチ401が仮想スイッチ61に割り当てたグループIDとスイッチ403が仮想スイッチ62に割り当てたグループIDの数が等しいか判別し、かつ仮想スイッチ61に割り当てたポート数とスイッチ403が仮想スイッチ62に割り当てたポート数が等しいか判別する(S710)。グループID、ポート数のすくなくとも一方が一致しない場合には、冗長構成は不可能と判別する(S711)。
グループIDとポート数が共に一致する場合には、スイッチ401とスイッチ403は、スイッチ401とスイッチ403が監視パス420に割り当てたポートのリンク状態がUPであるか否か判別する(S712)。リンク状態がUPとは、スイッチ401とスイッチ403が監視パス420を介して、互いを監視可能である状態をいう。スイッチ401とスイッチ403が、監視パス420に割り当てたポートのリンク状態がUPでない(DOWN)と判別した場合には、冗長構成は不可能と判別する(S711)。
スイッチ401とスイッチ403が、監視パス420に割り当てたポートのリンク状態がUPであると判別した場合に、スイッチ401とスイッチ403は起動時であるか否か判別する(S713)。
スイッチ401とスイッチ403が起動時であると判別する場合、Active経路414、417がDOWNしていないか否か判別する(S714)。スイッチ401とスイッチ403が、DOWNしていないと判別する場合、経路414、417をActiveと設定し、経路415、416をStandbyに設定する(S716)。スイッチ401とスイッチ403が、DOWNしていると判別する場合、経路414、417をStandbyと設定し、経路415、416をActiveに設定する(S717)。
スイッチ401とスイッチ403が起動時でないと判別する場合、スイッチ401の起動の完了がスイッチ403の起動の完了より早いか否か判別する(S715)。
スイッチ401とスイッチ403がスイッチ401の起動の完了がスイッチ403の起動の完了より早いと判別する場合、経路414、417をActiveと設定し、経路415、416をStandbyに設定する(S716)。スイッチ401とスイッチ403がスイッチ403の起動の完了がスイッチ401の起動の完了より早いと判別する場合、経路414、417をStandbyと設定し、経路415、416をActiveに設定する(S717)。
図8は、本実施例に係る仮想スイッチの連携動作のシーケンス図である。
まずスイッチ401と403は、連携して切り替わる仮想スイッチを指定する(S801、S806、S811、S816)。ここで仮想スイッチとは、経路414、416から構成される仮想スイッチ61と経路415、417から構成される仮想スイッチ62である。
そしてスイッチ401は、経路414を仮想スイッチ61におけるActive経路と設定する(S802)。またスイッチ403は、経路416を仮想スイッチ61におけるStandby経路と設定する(S807)。同様にしてスイッチ401は経路415を仮想スイッチ62におけるActive経路と設定し(S812)、スイッチ403は経路417を仮想スイッチ62におけるStandby経路と設定する(S817)。
そして経路414に接続されるスイッチ401のポートのいずれかがDOWNする(S803)。仮想スイッチ61は、経路414をStandby経路に切り替える切り替え処理を行い(S804)、経路414はStandby経路となる(S805)。
またスイッチ403は、経路414に接続されるスイッチ401のポートのいずれかがDOWNしたことを示すリンクダウン情報を受信する(S808)。そして仮想スイッチ61は、経路416をActive経路に切り替える切り替え処理を行い(S809)、経路416はActive経路となる(S810)。
またスイッチ403は、監視パス420を介して、連携切り替え指示を受信し、スイッチ401に対して、経路417をStandby経路に切り替えることを通知する(S813)。仮想スイッチ62は、経路417をStandby経路に切り替える切り替え処理を行い(S814)、経路417はStandby経路となる(S815)。
またスイッチ401は、スイッチ403から経路417をStandbyに切り替えたこと示す切り替え通知を受信する(S818)。そして仮想スイッチ62は、経路415をActive経路に切り替える切り替え処理を行い(S819)、経路415はActive経路となる(S820)。
図9は本実施例に係るVLAN数増加モードの動作シーケンス図である。
まずスイッチ401と403は、連携して切り替わる仮想スイッチを指定し、それぞれの仮想スイッチを用いるVLANを設定する(S901、S907、S913、S919)。仮想スイッチとは、経路414、416から構成される仮想スイッチ61と経路415、417から構成される仮想スイッチ62である。VLAN418は仮想スイッチ61を介して通信を行い、VLAN419は仮想スイッチ62を介して通信を行う。
そしてスイッチ401は、経路414を仮想スイッチ61におけるActive経路と設定する(S902)。またスイッチ403は、経路416を仮想スイッチ61におけるStandby経路と設定する(S908)。同様にしてスイッチ401は、経路415を仮想スイッチ62におけるActive経路と設定し(S914)、スイッチ403は経路417を仮想スイッチ62におけるStandby経路と設定する(S920)。
そして経路414に接続されるスイッチ401のポートのいずれかがDOWNする(S903)。スイッチ401は、扱うVLANをVLAN418からVLAN419に張り替える(S904)。仮想スイッチ61は、経路414をStandby経路に切り替える切り替え処理を行い(S905)、経路414はStandby経路となる(S906)。
またスイッチ403は、経路414に接続されるスイッチ401のポートのいずれかがDOWNしたことを示すリンクダウン情報を受信する(S909)。スイッチ403は、扱うVLANをVLAN419からVLAN418に張り替える(S910)。そして仮想スイッチ61は、経路416をActive経路に切り替える切り替え処理を行い(S911)、経路416はActive経路となる(S912)。
またスイッチ403は、監視パス420を介して、連携切り替え指示を受信し、スイッチ401に対して、経路417をStandby経路に切り替えることを通知する(S915)。スイッチ403は、扱うVLANをVLAN419からVLAN418に張り替える(S916)。仮想スイッチ62は、経路417をStandby経路に切り替える切り替え処理を行い(S917)、経路417はStandby経路となる(S918)。
またスイッチ401は、スイッチ403から経路417をStandbyに切り替えたことを示す切り替え通知を受信する(S921)。スイッチ401は、扱うVLANをVLAN418からVLAN419に張り替える(S922)。そして仮想スイッチ62は、経路415をActive経路に切り替える切り替え処理を行い(S923)、経路415はActive経路となる(S924)。
図10は、本実施例に係る障害時のDOWNLINKグループの取り込み機能のシーケンス図である。
本実施例では、図2に係るスイッチングシステム200を例にとりシーケンス図を説明する。
まずスイッチ201と205は、連携して切り替わる仮想スイッチを指定し、UPLINK226、DOWNLINK227と接続するポートを設定する(S1001、S1005、S1010、S1014)。ここで仮想スイッチとは、経路227、228から構成される仮想スイッチ1とグループ221、222から構成される仮想スイッチ2である。
そしてスイッチ205はグループ222に属する経路を仮想スイッチ2におけるActive経路と設定し(S1002)、スイッチ201はグループ221に属する経路を仮想スイッチ2におけるStandby経路と設定する(S1006)。同様にしてスイッチ201は、経路227を仮想スイッチ1におけるActive経路と設定し(S1011)、スイッチ205は経路228を仮想スイッチ1におけるStandby経路と設定する(S1015)。
そしてスイッチ205のポートのいずれかがDOWNする(S1003)。仮想スイッチ2は、グループ222に属する経路をStandby経路に切り替える切り替え処理を行い、グループ222に属する経路はStandby経路となる(S1004)。
またスイッチ201は、スイッチ205のポートのいずれかがDOWNしたことを示すリンクダウン情報を受信する(S1007)。そしてスイッチ204に障害が発生しており、スイッチ205はスイッチ205に対するUPLINK226のポートがすべてDOWNしていると判別する(S1008)。仮想スイッチ2は、グループ221に属する経路を継続してStandby経路とする(S1009)。
また仮想スイッチ1は、仮想スイッチ2に属してしたグループ222に属する経路、経路232を取り込む取り込み処理を行う(S1012)。そして仮想スイッチ1は、引き続き経路227をActive経路とする(S1013)。仮想スイッチ2のStandby経路も同様にして、仮想スイッチ1は仮想スイッチ2に属してしたグループ221に属する経路、経路231を取り込む取り込み処理を行う(S1016)。そして仮想スイッチ1は、引き続き経路228をStandby経路とする(S1017)。
図11は本実施例に係る物理アダプタテーブル1100である。
物理アダプタ管理テーブル1100は、物理アダプタ識別子1101、VLANリンク識別子1102、仮想スイッチ冗長化グループ情報1103、UPLINKグループ情報1104、DOWNLINKグループ情報1105、連携情報1106、連携グループ関連付け情報1107、グループ移動連携情報1108、移動連携関連付け情報1109、VLAN数増加モード情報1110、VLAN数増加モード対象グループ情報1111から構成されている。
物理アダプタ識別子1101は、各物理アダプタに付与する識別番号である。物理アダプタは、スイッチが有するポートなどの他の情報処理装置との接続部である。VLANリンク識別子1102は、各物理アダプタに割り当てられ、リンクされるVLANを示す識別番号である。仮想スイッチ冗長化グループ情報1103は、物理アダプタを括り、冗長化グループを識別する情報である。UPLINKグループ情報1104は、仮想スイッチの冗長化グループのうち、UPLINKであるものを識別する情報である。DOWNLINKグループ情報1105は、仮想スイッチの冗長化グループのうち、DOWNLINKであるものを識別する情報である。連携情報1106は、スイッチングシステムのスイッチの経路切り替えの連携を有効にするか否かを示す情報である。連携グループ関連付け情報1107は、スイッチングシステムの連携切り替え動作を有効にするグループの関連付ける情報である。グループ移動連携情報1108は、UPLINKの障害発生時に、関連付けられたDOWNLINKのグループを他のグループに移行するか否かを示す情報である。移動連携関連付け情報1109は、グループ移動連携を有効にするグループを関連付ける情報である。本実施例ではDOWNLINKグループ、UPLINKグループの範囲内での関連付けに限る。VLAN数増加モード情報1110は、VLAN数増加機能を有効にするか否かを示す情報である。ここでVLAN数増加機能とは、スイッチングシステムの経路切り替えを連携して行い、スイッチに割り当てたられたVLANも切り替える機能のことである。VLAN数増加モード対象グループ情報1111は、VLAN数増加機能を有効にするグループ同士を関連付ける情報である。
図12は、本実施例に係るスイッチ401のハードブロック図である。
スイッチ401は、制御部1201、ポート1202、1203、1204、格納部1205から構成されている。
制御部1201は、CPU、RAMなどで構成され、ポート1202、1203、1204、格納部1205の各種制御を行う。これらの制御は、格納部1205に格納されているOS(Operating System)、制御プログラムの実行等により処理される。制御部1201は、格納部1205に格納されたOSを起動して通信経路の切り替え処理などを行う。またOSは、VLAN418から受信するパケットをスイッチ402に送信する処理を行う。
ポート1202は、スイッチ402と接続されている。またポート1203は、スイッチ405を介して、VLAN419と接続されている。ポート1204は、スイッチ404を介して、VLAN418と接続されている。制御部201は、VLAN418からポート1204を介してパケットを受信し、受信したパケットをポート1202を介して、スイッチ402に送信する制御を行う。また制御部201は、スイッチ402からポート1202を介してパケットを受信し、受信したパケットをポート1204を介して、VLAN418に送信する制御を行う。制御部201は、ポート1203に接続される経路415をStandby経路として、ホットスタンバイで待機させる制御を行い、ポート1203からパケットの送受信しないように制御する。
そしてポート1204に障害が発生し、ポート1204を介して通信ができなくなった場合、制御部1201は、ポート1203を介した通信を可能とする。制御部1201は、VLAN418をVLAN419に張り替える。さらに制御部1201は、ポート1202を介してスイッチ403へポート1204がDOWNしたことを示すリンクダウン情報および連携切り替え指示を送信する。スイッチ403の制御部は、スイッチ401から受信する連携切り替え指示に基づいて、経路417をStandby経路に切り替えることをスイッチ401に通知する。スイッチ403の制御部は、扱うVLANをVLAN419からVLAN418に張り替え、経路417をStandby経路に切り替える切り替え処理を行う。
格納部1205は、OSなどのスイッチ401を制御するプログラム、アプリケーションなどが格納されている。またルーティングテーブルも格納されており、OSはこのルーティングテーブルを参照してスイッチ401が受信したパケットの送信先を決定し、パケットの送信制御を行う。
以上より本実施例におけるスイッチングシステムは、以下の効果を発揮することができ、有効的にスイッチの冗長化を実現することができる。本実施例におけるスイッチングシステムは、1.VLAN数を増加させる機能、2.障害時の偏りをなくす機能、3.二重障害における通信の回避経路を使用する機能を有している。
本実施例におけるスイッチングシステムは、VRRPを用いたActive―Active構成において、スイッチングシステムが扱うことができるVLAN数、認証ユーザ数をスイッチの台数に比例して増やすことができる。またVLAN数増加に伴う新たなビットフィールドの消費もない。
さらに本実施例におけるスイッチングシステムによれば、回線障害、ポート障害、LAN障害が起きた場合であっても、スイッチングシステムが扱うことが可能なVLAN数を減らすことなく通信を維持することができる。
また本実施例におけるスイッチングシステムは、Active−Active構成においてポート障害などが発生しても、通信に使用するスイッチに偏りがなくなるように回線の使用状態を均等に保つことができる。これにより障害発生時でも、スイッチのCPU、メモリ等の資源の使用を有効的に維持することができる。
また本実施例に係るスイッチングシステムによれば、冗長化した複数の仮想スイッチを連携して切り替えるため、障害の発生した仮想スイッチの経路を障害の発生していない仮想スイッチに取り込むことができ、二重障害に強いスイッチングシステムを実現することができる。
また本実施例におけるスイッチングシステムは、仮想スイッチのActive経路を用いてパケットの送受信行うため、パケットが行きと帰りで同一の経路を通ることができ、パケット送受信時間を短縮することができる。これにより通信の認証においてSYN−ACKがずれる問題や、ファイアウォールにおけるパケット許可のずれが生じるなどといった問題も発生しない。
本願発明における検出手段が行う処理は、本実施例における制御部1201が行う処理に含まれる。また本願発明における切り替え手段が行う処理も本実施例における制御部1201が行う処理に含まれる。さらに本願発明における通知手段が行う処理も本実施例における制御部1201が行う処理に含まれる。
次に、以上述べたスイッチの実施形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1) 第一の情報処理装置が第一の中継器を介して通信し、第二の情報処理装置が第二の中継器を介して通信する通信システムであって、該第一の情報処理装置は該第二の中継器を介した通信回線を予備回線とし、該第二の情報処理装置は該第一の中継器を介した通信回線を予備回線とする通信システムにおいて、
該第一の中継器は、
該第一の情報処理装置の通信回線と接続する第一ポートと、
第二の情報処理装置の予備回線と接続する第二ポートと、
該第一ポートの障害を検出する検出手段と、
該障害の検出に応じて、該第一ポートに接続する回線を予備回線とし、該第二ポートに接続する回線を通信回線に切り替える切り替え手段と、
該第二の中継器に該障害の検出を通知する通知手段とから構成され、
該第二の中継器は、
該第一の情報処理装置の予備回線と接続する第三ポートと、
第二の情報処理装置の通信回線と接続する第四ポートと、
該第一の中継器からの通知に応じて、該第三ポートに接続する回線を通信回線とし、該第四ポートに接続する回線を予備回線に切り替える切り替え手段と、
から構成されることを特徴とする通信システム。
(付記2) 付記1に記載の通信システムにおいて、
該第一の中継器は、
さらに該第一ポートと該第三ポートを関連付け、該第二ポートと該第四ポートを関連付ける関連付け手段を有することを特徴とする通信システム。
(付記3) 付記1に記載の通信システムにおいて、
該第一の中継器は、
さらに該第一ポートに割り当てる第一のLANを切り替えるLAN切り替え手段を有することを特徴とする通信システム。
(付記4) 付記3に記載の通信システムにおいて、
該LAN切り替え手段は、該第一のLANを該第四ポートに割り当てられた第二のLANに切り替えることを特徴とする通信システム。
(付記5) 付記2に記載の通信システムにおいて、
該関連付け手段は、該第一の中継器に対するアップリンクの回線と接続するポートと、該第一の中継器に対するダウンリンクの回線に接続するポートを関連付けることを特徴とする通信システム。
(付記6) 付記1に記載の通信システムにおいて、
該切り替え手段は、障害の発生した該第一ポートをダウンすることを特徴とする通信システム。
(付記7) 付記1に記載の通信システムにおいて、
該通信予備グループは、ホットスタンバイ状態であることを特徴とする通信システム。
(付記8) 付記1に記載の通信システムにおいて、
該LAN切り替え手段が切り替えるLANはVLANであることを特徴とする通信システム。
(付記9) 付記1に記載の通信システムは、
さらに定期的に他の中継器の通信状態を監視する監視手段を有することを特徴とする通信システム。
(付記10) 付記1に記載の通信システムにおいて、
さらに該通信可能グループに属するポートと該通信予備グループに属するポートを管理する物理アダプタテーブルを有し、
該切り替え手段は、該物理アダプタテーブルを参照して、該通信可能グループを通信予備グループに切り替え、該通信予備グループを通信可能グループに切り替えることを特徴とする通信システム。
(付記11) 付記8に記載の通信システムにおいて、
該切り替え手段が切り替えを行うか否かを示すフラグを含むことを特徴とする中継器。
(付記12) 付記9に記載の通信システムにおいて、
該物理アダプタテーブルはグループの切り替え連携を示す切り替え連携情報を含むことを特徴とする通信システム。
(付記13) 付記10に記載の通信システムにおいて、
該物理アダプタテーブルは、グループ関連付け情報を含むことを特徴とする通信システム。
(付記14) 付記1に記載の通信システムにおいて、
該関連付け手段は、該中継器に対するアップリンクの経路と接続するポートと、該中継器に対するダウンリンクの経路に接続するポートを関連付けることを特徴とする通信システム。
(付記15) 付記1に記載の通信システムにおいて、
該切り替え手段は、障害の発生した通信可能グループに属するポートをダウンすることを特徴とする通信システム。
(付記16) 第一の情報処理装置の通信を中継し、第二の情報処理装置の通信を待機する中継器において、
該第一の情報処理装置の通信回線と接続する第一ポートと、
第二の情報処理装置の予備回線と接続する第二ポートと、
該第一ポートの障害を検出する検出手段と、
該障害の検出に応じて、該第一ポートに接続する回線を予備回線とし、該第二ポートに接続する回線を通信回線に切り替える切り替え手段と、
該第二の情報処理装置の通信回線と接続する第三ポートと、第一の情報処理装置の予備回線と接続する第四ポートとを有する他の中継器に該障害の検出を通知する通知手段と、
該中継器からの通知に応じて、該他の中継器が該第三ポートに接続する回線を予備回線とし、該第四ポートに接続する回線を通信回線に切り替えたことを受信する受信手段と、
から構成されることを特徴とする中継器。
(付記17) 第一の情報処理装置の通信を中継し、第二の情報処理装置の通信を待機する中継器が行う中継方法において、
該中継器は該第一の情報処理装置の通信回線と接続する第一ポートと、第二の情報処理装置の予備回線と接続する第二ポートとを有し、該第一ポートの障害を検出する検出手順と、
該障害の検出に応じて、該第一ポートに接続する回線を予備回線とし、該第二ポートに接続する回線を通信回線に切り替える切り替え手順と、
該第二の情報処理装置の通信回線と接続する第三ポートと、第一の情報処理装置の予備回線と接続する第四ポートとを有する他の中継器に該障害の検出を通知する通知手順と、
該中継器からの通知に応じて、該他の中継器が該第三ポートに接続する回線を予備回線とし、該第四ポートに接続する回線を通信回線に切り替えたことを受信する受信手順と、
からなることを特徴とする中継方法。
(付記18) 第一の情報処理装置の通信を中継し、第二の情報処理装置の通信を待機する中継器が実行する中継プログラムにおいて、該中継器は、
該中継器は該第一の情報処理装置の通信回線と接続する第一ポートと、第二の情報処理装置の予備回線と接続する第二ポートとを有し、該第一ポートの障害を検出する検出ステップと、
該障害の検出に応じて、該第一ポートに接続する回線を予備回線とし、該第二ポートに接続する回線を通信回線に切り替える切り替えステップと、
該第二の情報処理装置の通信回線と接続する第三ポートと、第一の情報処理装置の予備回線と接続する第四ポートとを有する他の中継器に該障害の検出を通知する通知ステップと、
該中継器からの通知に応じて、該他の中継器が該第三ポートに接続する回線を予備回線とし、該第四ポートに接続する回線を通信回線に切り替えたことを受信する受信ステップと、
を実行することを特徴とする中継プログラム。
本実施例に係る冗長構成したスイッチングシステム100の構成図である。 本実施例に係るUPLINKとDOWNLINKを連動するスイッチングシステム200の構成図である。 本実施例に係る冗長構成の偏りを防止するスイッチングシステム300の構成図である。 本実施例に係るスイッチングシステム400の構成図である。 本実施例に係るスイッチ401が有するポートのグルーピングを示す模式図である。 本実施例に係る仮想スイッチの冗長化を定義するシーケンス図である。 本実施例に係る経路切り替えのシーケンス図である。 本実施例に係る仮想スイッチの連携動作のシーケンス図である。 本実施例に係るVLAN数増加モードの動作シーケンス図である。 本実施例に係る障害時のDOWNLINKグループの取り込み機能のシーケンス図である。 本実施例に係る物理アダプタテーブル1100である。 本実施例に係るスイッチ401のハードブロック図である。 本実施例に係る冗長構成の偏りを防止するスイッチングシステム1300の構成図である。
符号の説明
100…スイッチングシステム
101…スイッチ
102…スイッチ
103…スイッチ
104…スイッチ
105…スイッチ
106…スイッチ
107…パーソナルコンピュータ
108…パーソナルコンピュータ
109…パーソナルコンピュータ
110…パーソナルコンピュータ
111…パーソナルコンピュータ
112…パーソナルコンピュータ
113…パーソナルコンピュータ
114…パーソナルコンピュータ
115…パーソナルコンピュータ
116…パーソナルコンピュータ
117…パーソナルコンピュータ
118…パーソナルコンピュータ
119…グループ
120…グループ
121…VLAN
122…VLAN
123…VLAN

Claims (8)

  1. 第一の情報処理装置が第一の中継器を介して通信し、第二の情報処理装置が第二の中継器を介して通信する通信システムであって、該第一の情報処理装置は該第二の中継器を介した通信回線を予備回線とし、該第二の情報処理装置は該第一の中継器を介した通信回線を予備回線とする通信システムにおいて、
    該第一の中継器は、
    該第一の情報処理装置の通信回線と接続する第一ポートと、
    第二の情報処理装置の予備回線と接続する第二ポートと、
    該第一ポートの障害を検出する検出手段と、
    該障害の検出に応じて、該第一ポートに接続する回線を予備回線とし、該第二ポートに接続する回線を通信回線に切り替える切り替え手段と、
    該第二の中継器に該障害の検出を通知する通知手段とから構成され、
    該第二の中継器は、
    該第一の情報処理装置の予備回線と接続する第三ポートと、
    第二の情報処理装置の通信回線と接続する第四ポートと、
    該第一の中継器からの通知に応じて、該第三ポートに接続する回線を通信回線とし、該第四ポートに接続する回線を予備回線に切り替える切り替え手段と、
    から構成されることを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    該第一の中継器は、
    さらに該第一ポートと該第三ポートを関連付け、該第二ポートと該第四ポートを関連付ける関連付け手段を有することを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    該第一の中継器は、
    さらに該第一ポートに割り当てる第一のLANを切り替えるLAN切り替え手段を有することを特徴とする通信システム。
  4. 請求項3に記載の通信システムにおいて、
    該LAN切り替え手段は、該第一のLANを該第四ポートに割り当てられた第二のLANに切り替えることを特徴とする通信システム。
  5. 請求項2に記載の通信システムにおいて、
    該関連付け手段は、該第一の中継器に対するアップリンクの回線と接続するポートと、該第一の中継器に対するダウンリンクの回線に接続するポートを関連付けることを特徴とする通信システム。
  6. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    該切り替え手段は、障害の発生した該第一ポートをダウンすることを特徴とする通信システム。
  7. 第一の情報処理装置の通信を中継し、第二の情報処理装置の通信を待機する中継器において、
    該第一の情報処理装置の通信回線と接続する第一ポートと、
    第二の情報処理装置の予備回線と接続する第二ポートと、
    該第一ポートの障害を検出する検出手段と、
    該障害の検出に応じて、該第一ポートに接続する回線を予備回線とし、該第二ポートに接続する回線を通信回線に切り替える切り替え手段と、
    該第二の情報処理装置の通信回線と接続する第三ポートと、第一の情報処理装置の予備回線と接続する第四ポートとを有する他の中継器に該障害の検出を通知する通知手段と、
    該中継器からの通知に応じて、該他の中継器が該第三ポートに接続する回線を予備回線とし、該第四ポートに接続する回線を通信回線に切り替えたことを受信する受信手段と、
    から構成されることを特徴とする中継器。
  8. 第一の情報処理装置の通信を中継し、第二の情報処理装置の通信を待機する中継器が行う中継方法において、
    該中継器は該第一の情報処理装置の通信回線と接続する第一ポートと、第二の情報処理装置の予備回線と接続する第二ポートとを有し、該第一ポートの障害を検出する検出手順と、
    該障害の検出に応じて、該第一ポートに接続する回線を予備回線とし、該第二ポートに接続する回線を通信回線に切り替える切り替え手順と、
    該第二の情報処理装置の通信回線と接続する第三ポートと、第一の情報処理装置の予備回線と接続する第四ポートとを有する他の中継器に該障害の検出を通知する通知手順と、
    該中継器からの通知に応じて、該他の中継器が該第三ポートに接続する回線を予備回線とし、該第四ポートに接続する回線を通信回線に切り替えたことを受信する受信手順と、
    からなることを特徴とする中継方法。
JP2007084913A 2007-03-28 2007-03-28 通信システム、中継器、中継方法 Expired - Fee Related JP4888186B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007084913A JP4888186B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 通信システム、中継器、中継方法
US12/078,180 US7848226B2 (en) 2007-03-28 2008-03-27 Communication system, switch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007084913A JP4888186B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 通信システム、中継器、中継方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008245062A true JP2008245062A (ja) 2008-10-09
JP4888186B2 JP4888186B2 (ja) 2012-02-29

Family

ID=39794112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007084913A Expired - Fee Related JP4888186B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 通信システム、中継器、中継方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7848226B2 (ja)
JP (1) JP4888186B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012049833A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Alaxala Networks Corp ネットワーク中継装置およびネットワーク中継方法
JP2012074957A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Oki Networks Co Ltd 信号転送装置
KR101157137B1 (ko) 2011-01-11 2012-06-22 주식회사 에프티씨 2중화 제어부와 통신부가 구비된 상호 원격 무선중계기
JP2013066135A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Fujitsu Ltd 冗長化制御のためのプログラム、情報処理装置及び方法、通信装置、中継処理方法及びプログラム
JP2014060567A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Nec Corp ネットワークスイッチ、ネットワークスイッチ制御方法、及びネットワークスイッチ制御プログラム
JPWO2021152670A1 (ja) * 2020-01-27 2021-08-05

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7447147B2 (en) * 2003-02-28 2008-11-04 Cisco Technology, Inc. Ethernet switch with configurable alarms
US8009555B2 (en) * 2009-02-25 2011-08-30 Red Hat, Inc. Mechanism for transparent real-time media server fail-over with idle-state nodes
US20100218185A1 (en) * 2009-02-25 2010-08-26 Vladimir Angelov Ralev Implementation of a User-Controlled Transactional Resource
US8184648B2 (en) 2009-06-18 2012-05-22 Rockstar Bidco, LP Method and apparatus for implementing control of multiple physically dual homed devices
CN102025476B (zh) * 2009-09-23 2014-02-26 中兴通讯股份有限公司 在bras多机备份场景中实现用户端口定位的方法及网络系统
US9276953B2 (en) 2011-05-13 2016-03-01 International Business Machines Corporation Method and apparatus to detect and block unauthorized MAC address by virtual machine aware network switches
US8793685B2 (en) 2011-05-13 2014-07-29 International Business Machines Corporation Techniques for operating virtual switches in a virtualized computing environment
US8670450B2 (en) 2011-05-13 2014-03-11 International Business Machines Corporation Efficient software-based private VLAN solution for distributed virtual switches
US8635614B2 (en) 2011-05-14 2014-01-21 International Business Machines Corporation Method for providing location independent dynamic port mirroring on distributed virtual switches
US8588224B2 (en) 2011-05-14 2013-11-19 International Business Machines Corporation Priority based flow control in a distributed fabric protocol (DFP) switching network architecture
US8837499B2 (en) 2011-05-14 2014-09-16 International Business Machines Corporation Distributed fabric protocol (DFP) switching network architecture
US20120287785A1 (en) 2011-05-14 2012-11-15 International Business Machines Corporation Data traffic handling in a distributed fabric protocol (dfp) switching network architecture
US20120291034A1 (en) 2011-05-14 2012-11-15 International Business Machines Corporation Techniques for executing threads in a computing environment
US9497073B2 (en) 2011-06-17 2016-11-15 International Business Machines Corporation Distributed link aggregation group (LAG) for a layer 2 fabric
US20130064066A1 (en) 2011-09-12 2013-03-14 International Business Machines Corporation Updating a switch software image in a distributed fabric protocol (dfp) switching network
US8767529B2 (en) 2011-09-12 2014-07-01 International Business Machines Corporation High availability distributed fabric protocol (DFP) switching network architecture
US8750129B2 (en) 2011-10-06 2014-06-10 International Business Machines Corporation Credit-based network congestion management
US9065745B2 (en) 2011-10-06 2015-06-23 International Business Machines Corporation Network traffic distribution
JP6035726B2 (ja) * 2011-11-02 2016-11-30 富士通株式会社 接続制御装置、ストレージシステム及び接続制御装置の制御方法
US9253123B1 (en) * 2012-09-26 2016-02-02 Juniper Networks, Inc. Methods and apparatus for load balancing VLAN traffic
US9521065B1 (en) * 2013-06-20 2016-12-13 EMC IP Holding Company LLC Enhanced VLAN naming
CN104601346B (zh) 2013-10-30 2018-09-11 联想企业解决方案(新加坡)私人有限公司 管理交换机的网络连接的方法和装置
US9524181B2 (en) 2014-04-11 2016-12-20 Vmware, Inc. Virtual switch and virtual switch port management for VM availability
US10091294B2 (en) * 2014-08-13 2018-10-02 Vmware, Inc. Networking component management in host computing systems in a virtual computing environment
CN105681229B (zh) * 2014-11-20 2019-05-10 华为技术有限公司 扩展端口编号的方法及交换机
US11956339B2 (en) * 2020-12-31 2024-04-09 Honeywell International Inc. Multiple network redundancy protocols for data flow using the same physical interface

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2290267A1 (en) * 1998-12-04 2000-06-04 Nortel Networks Corporation Method and apparatus providing for an improved virtual routing redundancy protocol
JP3956685B2 (ja) * 2001-05-31 2007-08-08 古河電気工業株式会社 ネットワーク間接続方法、仮想ネットワーク間接続装置およびその装置を用いたネットワーク間接続システム
JP2003115856A (ja) 2001-10-03 2003-04-18 Katsuyuki Yumoto Lanインターフェース冗長化装置
JP2003179619A (ja) 2001-12-10 2003-06-27 Furukawa Electric Co Ltd:The ネットワーク間接続方法、ネットワーク間接続装置およびその装置を用いたネットワーク間接続システム
US7209435B1 (en) * 2002-04-16 2007-04-24 Foundry Networks, Inc. System and method for providing network route redundancy across Layer 2 devices
JP2003318933A (ja) 2002-04-22 2003-11-07 Hitachi Ltd 冗長ポートの有効利用方法
US7197660B1 (en) * 2002-06-26 2007-03-27 Juniper Networks, Inc. High availability network security systems
JPWO2004102902A1 (ja) * 2003-05-14 2006-07-20 富士通株式会社 ノード冗長制御方法およびノード冗長制御装置
US20060092950A1 (en) * 2004-10-28 2006-05-04 Cisco Technology, Inc. Architecture and method having redundancy in active/active stateful devices based on symmetric global load balancing protocol (sGLBP)
JP4544415B2 (ja) 2004-12-22 2010-09-15 日本電気株式会社 中継ネットワークシステム、ノード装置、および障害通知方法
US7859992B2 (en) * 2005-07-07 2010-12-28 Solace Systems, Inc. Router redundancy in data communication networks

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012049833A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Alaxala Networks Corp ネットワーク中継装置およびネットワーク中継方法
JP2012074957A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Oki Networks Co Ltd 信号転送装置
KR101157137B1 (ko) 2011-01-11 2012-06-22 주식회사 에프티씨 2중화 제어부와 통신부가 구비된 상호 원격 무선중계기
JP2013066135A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Fujitsu Ltd 冗長化制御のためのプログラム、情報処理装置及び方法、通信装置、中継処理方法及びプログラム
JP2014060567A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Nec Corp ネットワークスイッチ、ネットワークスイッチ制御方法、及びネットワークスイッチ制御プログラム
JPWO2021152670A1 (ja) * 2020-01-27 2021-08-05
WO2021152670A1 (ja) * 2020-01-27 2021-08-05 日本電信電話株式会社 通信装置、切り替え制御方法、及びプログラム
JP7215605B2 (ja) 2020-01-27 2023-01-31 日本電信電話株式会社 通信装置、切り替え制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US7848226B2 (en) 2010-12-07
US20080239946A1 (en) 2008-10-02
JP4888186B2 (ja) 2012-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4888186B2 (ja) 通信システム、中継器、中継方法
JP6287518B2 (ja) オープンフロースイッチおよびオープンフローネットワークの障害復旧方法
JP5941404B2 (ja) 通信システム、経路切替方法及び通信装置
CA2786427A1 (en) Network system and network redundancy method
JP4935681B2 (ja) パケットリングネットワークシステム、パケット転送方法、冗長化ノード、およびパケット転送プログラム
JP2009003923A (ja) スロットインターフェースアクセス装置、その方法及びそのプログラム並びに主装置の冗長構成及び代替方法
WO2016037443A1 (zh) 一种临时通道的建立方法、设备、系统和计算机存储介质
KR102093296B1 (ko) 시간 확정적으로 대용량 경로를 전환하는 데이터 처리 시스템 및 데이터 처리 시스템의 동작 방법
CN109120386B (zh) 无线通信装置、系统和方法
JP5904285B2 (ja) 通信システム、仮想ネットワーク管理装置、通信ノード、通信方法及びプログラム
JP6571400B2 (ja) ルータ装置、冗長化方法および冗長化プログラム
Lee et al. SAFE: A scalable autonomous fault-tolerant ethernet scheme for large-scale star networks
US20150009798A1 (en) Communication system, control apparatus, communication apparatus, information-relaying method, and program
JP2012209625A (ja) クラスタシステムの結線作業の煩雑さを軽減するシステム及び方法
CN110011859B (zh) 一种虚拟机控制方法及集群系统
WO2020090032A1 (ja) 通信システム、通信装置、通信方法及びプログラム
EP3079327B1 (en) Information transmission method, device and system
JP5974852B2 (ja) 伝送装置、および伝送方法
JP2008252192A (ja) フレーム中継装置および通信ネットワークシステム
JP4378205B2 (ja) ブレード型ネットワーク中継装置
CN111835544B (zh) 一种基于用户态协议栈的虚拟路由器的监控方法及系统
JP2011254293A (ja) ネットワークスイッチ装置
US11743111B2 (en) Network device and a method of configuring the network device therefor
JP6345359B1 (ja) ネットワークシステム、通信制御装置およびアドレス設定方法
JP2017220812A (ja) 制御装置、通信システム、通信方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4888186

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees