JP2008244905A - 移動通信システム及び移動通信プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】IPネットワーク上においてパケット転送を行うために、エッジルータが収容するアクセス網毎に、IPアドレスを動的に割り当てるDHCPサーバを備えた移動通信システムであって、端末からIPアドレス割り当て期間の延長要求を受信した場合に、この端末を収容しているカレントエッジルータから端末のアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、アドレス情報に基づいて、端末から受信したIPアドレス割り当て期間の延長要求を転送してIPアドレス割り当て期間延長を行う要求転送手段とを備えた。
【選択図】図1
Description
http://www.ietf.org/rfc/rfc3344.txt http://www.ietf.org/rfc/rfc2131.txt
次に、図2を参照して、エッジルータ31、32、33においてMN11の状況を管理することにより、MN11のネットワーク間移動前後のIPアドレス変化を抑制してモビリティを提供するための基本的な仕組みを説明する。ここでは、説明を簡単にするために、エッジルータA、B、Cと通信相手の移動端末(以下、CNと称する)12、MN11およびDNSサーバ4とからなる構成を用いて、MN11がルータB配下からルータC配下へと移動する動作を説明する。なお、エッジルータ間のトンネルとしてIP−in−IPカプセル化を利用するものとして説明するが、これに限定するものではなく、他のトンネリング技術(例えばGREカプセル化、MPLSなど)であってもよい。
次に、図6〜図19を参照して、MN11が移動した場合のシグナリングおよびデータ配送動作について説明する。初めに、図6〜図8を参照して、MN11とCN12との間で初期の通信を行う動作を説明する。ここでは、ルータA(IPアドレス:IP_A)がCN12のHR、ルータB(IPアドレス:IP_B)がMN11のHRであり、それぞれルータA、ルータB配下のIPアドレスを持っているものとする(図6)。エッジルータがアクセス網からパケットを受信した場合、このパケットが新しいコネクションであるか否かを確認する(図7(1)〜(2))。この確認にはコネクション情報テーブルを参照し、コネクション情報テーブルに該当エントリが無ければトンネル確立処理を開始し、一方、コネクション情報に該当エントリがあれば、さらにトンネル情報を参照し、カプセル化を行い、パケットを転送する。
次に、アクセス網側のLayer2処理について説明する。エッジルータは通常ARP(Address Resolution Protocol)によって、IPアドレスとMACアドレス(Layer2IPアドレス)のマッピングを行い、アクセス網内のノードへ最終的にパケットを転送する。本発明においても同様の方法を用いるが、従来の処理とは異なる対応が必要である。同様に、移動したMN11も新たな手順が必要となる。
次に、ユーザ端末の移動検知とエッジルータが新たなユーザが移動してきたことを検知する移動検知について説明する。初めに、ユーザ端末の移動検知について説明する。本発明においては、MN11自身が別のネットワークに移動したか否かを検出する必要はない。ただし、何らかの移動が起こったことは検知し、ルータへそれを伝える必要がある。具体的には、MN11はネットワークインタフェースを監視し、状態に変化があると何らかのパケットをブロードキャストする。ここで、状態の変化とはインタフェースのUP状態から一度DOWN状態になり再びUP状態に戻るようなことである。もしMN11が有線LANに接続しているとすれば、あるネットワークに接続しているLANケーブル(この時点ではインタフェースはUPしている)を一度引き抜いて(ここでインタフェースはDOWNする)別のネットワークに繋ぎ替える(ここで再度インタフェースがUPする)ことで移動できる。
以上の説明においては、MN11はどこかのネットワークに所属していて固定的なIPアドレスを持っていることを仮定して説明してきた。しかし、実際にはDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を用いて動的にIPアドレスを取得することが多いため以下の説明においては、DHCPを利用する場合について説明する。ここで想定するネットワークは図1に示すように、各アクセス網にそれぞれのIPアドレス空間を管理するDHCPサーバ21、22、23が配置される環境である。
以上の説明においては、エッジルータがMN11移動に伴ってトンネルの張替えを行い、MN11は最初のpingパケット以外何も移動に関する処理を行わなかった。そのため、移動後のエッジルータ(CR)が移動前のエッジルータへの問い合わせ等を行わなければ、それまで使われていた当該MN11に関するCN12トンネルをそのCRへ移行することができず、トンネル張替えに至るまでの期間はパケット転送ができずMN11がパケットを受信できなくなる可能性がある。例えば、図16において、MN11がルータDに移動した場合、トンネル切替のためのシグナリングTFReqは一度HRへ送信された後にルータCへTFCngが送られる。そのため、図16(3)、図17(4)においてルータCのトンネル情報が書き換わるまでは、ルータAからルータCへ送られてきたMN11宛パケットは、ルータCはまだそのアクセス網内にMN11が存在することになっているため、MN11に届くことなくルータCのアクセス網内に消えてしまう。ここでは、このようなルータC(TR)におけるパケットロスを軽減することを可能とする方式について説明する。
Claims (3)
- IPネットワーク上においてパケット転送を行うために、エッジルータが収容するアクセス網毎に、IPアドレスを動的に割り当てるDHCPサーバを備えた移動通信システムであって、
パケット送信元である第1の端末を収容する第1のカレントエッジルータと、前記パケットの受信元である第2の端末が取得したIPアドレスを収容するホームエッジルータとの間に第1のトンネルを確立する第1のトンネル確立手段と、
前記第2の端末を現在収容している第2のカレントエッジルータと、前記ホームエッジルータとの間に第2のトンネルを確立する第2のトンネル確立手段と、
前記第1のトンネルと前記第2のトンネルとが確立しており、前記第1及び第2のトンネルを経由して、前記第1の端末から前記第2の端末へパケットを転送している場合に、前記第1のトンネルを、前記第1のカレントエッジルータと、第2のカレントエッジルータとの間に確立し直す第3のトンネル確立手段と、
前記第2の端末からIPアドレス割り当て期間の延長要求を受信した場合に、前記第2の端末を収容している前記カレントエッジルータから該第2の端末のアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、
前記アドレス情報に基づいて、前記第2の端末から受信したIPアドレス割り当て期間の延長要求を転送してIPアドレス割り当て期間延長を行う要求転送手段と
を備えたことを特徴とする移動通信システム。 - 前記ホームエッジルータに収容されるDHCPサーバが前記第2の端末からIPアドレス解放要求を受信した場合に、前記ホームエッジルータに対して、リリース通知を送信するリリース通知送信手段と、
前記リリース通知を受信した場合に、前記IPアドレス解放要求を送信した前記第2の端末に関連するトンネルを削除するトンネル削除手段と
をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。 - IPネットワーク上においてパケット転送を行うために、エッジルータが収容するアクセス網毎に、IPアドレスを動的に割り当てるDHCPサーバを備えた移動通信システムにおける移動通信プログラムであって、
パケット送信元である第1の端末を収容する第1のカレントエッジルータと、前記パケットの受信元である第2の端末が取得したIPアドレスを収容するホームエッジルータとの間に第1のトンネルを確立する第1のトンネル確立処理と、
前記第2の端末を現在収容している第2のカレントエッジルータと、前記ホームエッジルータとの間に第2のトンネルを確立する第2のトンネル確立処理と、
前記第1のトンネルと前記第2のトンネルとが確立しており、前記第1及び第2のトンネルを経由して、前記第1の端末から前記第2の端末へパケットを転送している場合に、前記第1のトンネルを、前記第1のカレントエッジルータと、第2のカレントエッジルータとの間に確立し直す第3のトンネル確立処理と、
前記第2の端末からIPアドレス割り当て期間の延長要求を受信した場合に、前記第2の端末を収容している前記カレントエッジルータから該第2の端末のアドレス情報を取得するアドレス情報取得処理と、
前記アドレス情報に基づいて、前記第2の端末から受信したIPアドレス割り当て期間の延長要求を転送してIPアドレス割り当て期間延長を行う要求転送処理と
をコンピュータに行わせることを特徴とする移動通信プログラム。
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JPH11308273A (ja) * | 1998-02-20 | 1999-11-05 | Toshiba Corp | 移動計算機装置、移動計算機管理装置、移動計算機管理方法及び通信制御方法 |
JP2001339438A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-07 | Mitsubishi Electric Corp | 経路最適化方法およびエージェント装置 |
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WO2004059882A1 (ja) * | 2002-12-25 | 2004-07-15 | Fujitsu Limited | 無線通信システム、中継装置及び移動端末 |
JP2006094337A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Nec Corp | 通信システム、情報処理方法、およびルータ |
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2007
- 2007-03-28 JP JP2007083190A patent/JP4727613B2/ja not_active Expired - Fee Related
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