JP2008244718A - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents

無線通信装置及び無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】無意識にアンテナを接続しても、アンテナに最適な設定で非接触情報記憶媒体の情報を読み取ることが可能な無線通信装置及び無線通信システムを提供する。
【解決手段】無線通信装置3は、生成部36で生成された情報をアンテナ部1を介し、非接触情報記憶媒体2へ送信する送信部34と、アンテナ部1に添付している非接触情報記憶媒体2と、アンテナ部1を介して非接触情報記憶媒体2の情報IDを読み取る読取部32と、読取部32を介して入力された情報IDが正式なものであり、どのアンテナグループに属するか判断を行う判断部36bと、生成部36aにて生成されたデータを判断部36bにて判断したアンテナに適した送信出力に調整を行う調整部34aとを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、電磁誘導により供給された電力で動作する非接触情報記憶媒体からの情報を受信する無線通信装置及び無線通信システムに関する。
従来から電磁誘導により供給された電力で動作する非接触情報記録媒体としてRFタグや非接触ICカードなどがある。これらRFタグや非接触ICカードは、非接触で様々な情報が読み取ることができるので、入退室管理、電子乗車券、決済用途、物流管理、機密文書管理などの広い分野で利用され、利用分野は、これからも益々広がっていく。従来の誘導式読取装置の一例が(特許文献1)に記載されている。この(特許文献1)に記載の誘導式読取装置は、送信アンテナとは別にセンシングコイルを持ち、センシングコイルで誘起電圧/誘起電流をモニターすることにより、アンテナ部から放出される電磁エネルギーが危険レベルを超えないよう制御を行う。
特開2006−79134号公報
上記(特許文献1)に記載の読書き装置は、センシングコイルを設け誘起電圧/誘起電流をモニターすることにより、アンテナから規定値以上の電磁エネルギーが放出されている場合、送信の停止を行う。しかし、アンテナ自体にセンシングコイルを持つ必要があることや、センシングコイルで検出した誘起電圧/誘起電流を誘導式読書通信設備に入力するため、アンテナとセンシングコイルを接続する専用線が必要になることから、装置構成が複雑になり、装置の大型化/コストアップを生じる。また、アンテナ部にセンシングコイルを保有させる必要があるため、従来から使用しているアンテナ部を使用することは不可能であり、全てのアンテナが新規設計となってしまう。
そこで、本発明の目的は、従来の構成を大幅に変えることなく、高出力の電磁エネルギーを放射させることを防ぐことを可能とする無線通信装置及び無線通信システムを提供することにある。
本発明は、着脱可能に設けられたアンテナ部を有し、当該アンテナ部を介して無線タグ等の通信可能な非接触情報記憶媒体と通信を行う無線通信装置において、上記非接触情報記憶媒体に送信する情報を生成する生成部と、上記生成部が生成した情報を上記アンテナ部を介して上記非接触情報記憶媒体に送信する送信部と、上記送信部の出力レベルを調整する調整部と、上記アンテナ部を介して受信した上記非接触情報記憶媒体からの応答情報を読み取る読取部と、当該読取部が所定の応答情報を得たか否かを判断する判断部と、上記無線アンテナ部に設けられた非接触情報記憶媒体と、上記所定の出力にて上記送信部が上記非接触情報記憶媒体に送信し、上記判断部が上記アンテナ部に設けられた上記非接触情報記憶媒体から所定の応答情報が得られたと判断した場合、上記出力調整部は、上記送信部の出力を上記所定の出力以上に調整し、再度、上記送信部が送信を行い、上記読取部を作動させる制御部と、を備える。
本発明の効果は、従来の構成を大幅に変えることなく、高出力の電磁エネルギーを放射させることを防ぐことである。
本発明における第1の発明は、着脱可能に設けられたアンテナ部を有し、当該アンテナ部を介して無線タグ等の通信可能な非接触情報記憶媒体と通信を行う無線通信装置において、上記非接触情報記憶媒体に無線送信する情報を生成する生成部と、上記生成部が生成した情報を上記アンテナ部を介して上記非接触情報記憶媒体に無線送信する送信部と、上記送信部の出力レベルを調整する調整部と、上記アンテナ部を介して受信した上記非接触情報記憶媒体からの応答情報を読み取る読取部と、当該読取部が所定の応答情報を得たか否かを判断する判断部と、上記無線アンテナ部に設けられた非接触情報記憶媒体と、上記所定の出力にて上記送信部が上記非接触情報記憶媒体に送信し、上記判断部が上記アンテナ部に設けられた上記非接触情報記憶媒体から所定の応答情報が得られたと判断した場合、上記出力調整部は、上記送信部の出力を上記所定の出力以上に調整し、再度、上記送信部が送信を行い、上記読取部を作動させる制御部と、を備える。この構成により、アンテナ部を装着した後、タグが読める適当な出力レベルの送信状態においては、出力を上げて広範囲に配置されたタグを読める状態に移行するため、送信部の出力レベルを装着されたアンテナ部に手動により合わせる必要が無く、また、アンテナ部の装着直後から高い出力レベルによりタグの読み取りを開始する場合と比べて、不要な高出力の電磁エネルギーを放出することを防止する。
第2の発明では、上記判断部が上記非接触情報記憶媒体からの所定の応答情報が得られないと判断した場合、上記制御部は、上記送信部からの送信を自動的に停止するように構成されている。この構成により、不要な電磁エネルギーを放出することを防止する。
第3の発明では、着脱可能に設けられたアンテナ部を有し、当該アンテナ部を介して無線タグ等の通信可能な非接触情報記憶媒体と通信を行う無線通信システムであって、上記非接触情報記憶媒体に無線送信する情報を生成する生成部と、上記生成部が生成した情報を上記アンテナ部を介して上記非接触情報記憶媒体に無線送信する送信部と、上記送信部の出力レベルを調整する調整部と、上記アンテナ部を介して受信した上記非接触情報記憶媒体からの応答情報を読み取る読取部と、当該読取部が所定の応答情報を得たか否かを判断する判断部と、上記無線アンテナ部に設けられた非接触情報記憶媒体と、上記所定の出力にて上記送信部が上記非接触情報記憶媒体に送信し、上記判断部が上記アンテナ部に設けられた上記非接触情報記憶媒体から所定の応答情報が得られたと判断した場合、上記出力調整部は、上記送信部の出力を上記所定の出力以上に調整し、再度、上記送信部が送信を行い、上記読取部を作動させる制御部と、を備え、上記判断部が上記非接触情報記憶媒体からの所定の応答情報が得られないと判断した場合、上記制御部は、上記送信部からの送信を停止する無線通信システムにおいて、更に、所定の非接触情報記憶媒体のID等を格納するデータベース部を備え、上記判断部は、上記読取部が読み取ったIDと当該データベース部に格納された複数のIDとを照合し、上記読み取った非接触情報記憶媒体のIDが上記データベース部内に格納されていないと判断した場合、上記所定の応答情報が得られないと判断するように構成されている。この構成により、当該データベース部に格納された複数のIDとは異なるIDを有するタグを読む場合、出力調整部が送信部の出力を上記所定の出力以上に調整して、再度送信部が送信を行うことが無く、不要な電磁エネルギーを放出することを防止する。
第4の発明では、第3の発明において、判断部は、上記読取部が上記非接触情報記憶媒体のIDを読み取れない場合、上記所定の応答情報が得られないと判断するように構成されている。この構成により、不要な電磁エネルギーを放出することを防止する。
第5の発明では、第3の発明において、更に、各種情報を表示する表示部を備え、読取部が上記非接触情報記憶媒体のIDを読み取れない場合又は上記読み取った非接触情報記憶媒体のIDが上記データベース部内に格納されていない場合、制御部は、その旨を上記表示部に表示させるように構成した。この構成により、ユーザは、読み取った非接触情報記憶媒体のIDが上記データベース部内に格納されていないこと、即ち、装着された当該アンテナ部は、無線装置本体が適合するものではないことを容易に知ることができ、利便性が高い。
第6の発明では、第3の発明において、判断部が上記非接触情報記憶媒体からの所定の応答情報が得られないと判断した場合、制御部は、送信部からの送信を停止するように構成されている。この構成により、不要な電磁エネルギーを放出することを防止する。
第7の発明では、着脱可能に設けられたアンテナ部を有し、当該アンテナ部を介して無線タグ等の通信可能な非接触情報記憶媒体と通信を行う無線通信システムであって、上記アンテナ部を介して上記非接触情報記憶媒体からの情報を受信する受信部と、当該受信部により受信した上記非接触情報記憶媒体からの応答情報を読み取る読取部と、上記無線アンテナ部に設けられた非接触情報記憶媒体と、上記受信部の受信条件を設定する受信設定部と、所定の非接触情報記憶媒体のID等を格納するデータベース部と、を備え、当該データベース部に格納された複数のIDは、上記アンテナ部の種類により複数のグループに分割され、かつ当該グループ毎に対応する受信条件を格納し、上記判断部は、上記読取部が読み取ったIDが上記どのグループに対応するかを判断し、上記読み取った非接触情報記憶媒体のIDが上記データベース部の対応するグループに格納されていないと判断した場合、上記制御部は、上記送信部からの送信を停止するように構成されている。この構成により、ユーザは、読み取った非接触情報記憶媒体のIDが上記データベース部内に格納されていないこと、即ち、装着された当該アンテナ部は、無線装置本体が適合するものではないことを容易に知ることができ、利便性が高い。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態に係る無線通信システムを、図1〜図3に基づいて説明する。尚、本実施の形態は、電磁誘導により供給された電力(情報)で動作する非接触情報記憶媒体としてRFIDタグを例に説明を行う。
先ずは、RFIDタイプの無線通信システム全体の構成を図1に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るRFIDタイプの無線通信システム全体の構成を示す図である。
図1に示すようにRFIDタイプの無線通信システムは、電源を有しないRFタグ5と13.56MHz帯を使用して非接触で通信することが可能なシステムであり、RFタグ5を読書きする無線通信装置3と、無線通信装置3に接続されるパーソナルコンピュータ(以下、「PC」)4とを備えている。アンテナ部1は、モールド製の筐体にループアンテナを内蔵している。アンテナ部1と無線通信装置3は、同軸ケーブル6で接続されており、高周波信号を損失が少なく、無線通信装置3からアンテナ部1へRFタグ5に供給される電力を伝え、アンテナ部1を介してRFタグ5へ供給され、RFタグ5を動作させることにより、RFタグ5内部に記憶しているID(データ)をアンテナ部1を介し、無線通信装置3で読み取って認識し、PC4でデータ入力を行いRFタグ5の情報を表示する。
次に、無線通信装置3の詳細について図2および図3に基づいて説明する。図2は、図1に示す無線通信装置3の構成の一例を示す図であり、また、図3は、図1に示す無線通信装置3の実施例の動作を表すフローチャートである。
先ず、図2に沿って無線通信装置3の詳細について説明する。
送信波の基準クロックは、発振源34cで作り出され、AMP(増幅器/アンプ)34bへ入力されてAMP34bで増幅され、ゲイン調整可能増幅機能を有する調整部34aで制御部36の指定する出力を生成部36aで作られたデータ通りに変調部35で変調をかけた後で、アンテナ部1へ入力し、アンテナ部1を介し、非接触情報記憶媒体2へ電力(情報)を供給する。無線通信装置3から電力(情報)を供給された非接触情報記憶媒体2は、供給された電力で動作し、内部に保持してある情報を指示通りに返信する。非接触情報記憶媒体2から返信された情報は、アンテナ部1を介して読取部32へ入力され、読取部32で復調された後データとして制御部36内の判断部36bへ入力される。判断部36bへ入力されたデータは判断部36bにおいてデータベース部33に登録されたアンテナ情報(非接触情報記憶媒体のID)と取得したIDを比較し、接続されたアンテナが奨励品であるかの判断を行い、奨励品で無い場合は、送信を即座に停止することにより、不要な電磁エネルギーの放出を避けることができる。
次に、図3に沿って、本実施の形態における無線通信システムの動作について詳細に説明する。
<Step101>無線通信装置3の電源(図示せず)ONにより、全体の電源が入り、無線通信装置3の初期化が終了すると、所定の出力(装置の最低出力)に調整部34aで調整を行い、生成部36aにて生成された非接触情報記憶媒体2に送信する情報をアンテナ部1を介して送信を行い、読み取りを開始する。
<Step102>Step101終了後、読取部32を介して判断部36bへ入力されたデータにより、判断部36bにてIDの読み取りができたかの判断を行う。
<Step121>IDの読み取りができなかった場合は、ホストにID読み取りミスを表示し、一定時間内に制御部36に対しホスト4からのアンテナ再接続指示の有無を確認し、アンテナ再接続指示がある場合はStep101から動作を繰り返し、アンテナ再接続指示が無い場合は、Step122へ移行する。
<Step122>アンテナ再接続指示が無ければ送信停止を行い、動作を終了する。
<Step103>Step102の判断で、ID読み取りができた場合はデータベース部33に格納されているIDと合致するIDがあるかを判断部36bにて判断し、IDがデータベースと一致した場合は、Step104へ移行し、IDが一致しなかった場合は、Step131へ移行する。
<Step131>取得IDがデータベース部33に格納しているIDと合致しなかった場合、接続アンテナの不一致をPC4に表示し、一定時間内に制御部36に対しホスト4からのアンテナ再接続指示の有無を確認し、アンテナ再接続指示がある場合は、Step101から動作を繰り返し、アンテナ再接続指示がない場合は、Step132へ移行する。
<Step132>アンテナ再接続指示がなければ送信停止を行い、動作終了とする。
<Step104>データベース部33の格納しているIDと合致した場合は、接続アンテナ種別をPC4に表示を行う。
<Step105>Step103にて判断したアンテナ種別に合った、送信出力値をデータベース部33から呼び出し、調整部34aにて調整を行い、非接触情報記憶媒体5の読み取りを実施する。
<Step106>読み取り終了後、無線通信装置3の電源をOFFとし、装置動作を終了する。
上記動作を実施することにより、離脱着可能なアンテナで、アンテナの種別判断を行い、最適な、電磁エネルギーが放射されるようアンテナへ電力供給を行うことを特徴とする無線通信装置を提供する。
本発明は、アンテナ部に設けられた非接触情報記憶媒体の情報(ID)を装置で読み取り、データベース部に格納されているIDと照合することにより、アンテナ種別を判断し、アンテナに最適なアンテナへの入力電力を判断することを特徴とし、装置の構成をほぼ変えることなく、規定値以上の電磁エネルギーの放射を制限することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態に係る無線通信システムを、図1、図4、図5に基づいて説明する。尚、本実施の形態は、電磁誘導により供給された電力(情報)で動作する非接触情報記憶媒体としてRFIDタグを例に説明を行う。
先ず、RFIDタイプの無線通信システム全体の構成を図1に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るRFIDタイプの無線通信システム全体の構成を示す図である。
図1に示すようにRFIDタイプの無線通信システムは、電源を有しないRFタグ5と13.56MHz帯を使用して非接触で通信することが可能なシステムであり、RFタグ5を読書きする無線通信装置3と、無線通信装置3に接続されるパーソナルコンピュータ(以下、「PC」)4とを備えている。アンテナ部1は、モールド製の筐体にループアンテナを内蔵している。アンテナ部1と無線通信装置3は、同軸ケーブル6で接続されており、高周波信号を損失が少なく、無線通信装置3からアンテナ部1へRFタグ5に供給される電力を伝え、アンテナ部1を介してRFタグ5へ供給され、RFタグ5を動作させることにより、RFタグ5内部に記憶しているID(データ)をアンテナ部1を介し、無線通信装置3で読み取って認識し、PC4でデータ入力を行いRFタグ5の情報を表示する。
次に、無線通信装置3の詳細について図4および図5に基づいて説明する。図4は、図1に示す無線通信装置3の構成の一例を示す図であり、また、図5は、図1に示す無線通信装置3の実施例の動作を表すフローチャートである。
先ず、図4に沿って無線通信装置3の詳細について説明する。
送信波の基準クロックは、発源源34cで作り出され、AMP34bへ入力されAMP34bで増幅され、ゲイン調整可能で増幅機能を有する調整部34aで制御部36の指定する出力を生成部36aで作られたデータ通りに変調部35で変調をかけた後で、アンテナ部1へ入力し、アンテナ部1を介し、非接触情報記憶媒体2へ電力(情報)を供給する。無線通信装置3から電力(情報)を供給された非接触情報記憶媒体2は、供給された電力で動作し、内部に保持してある情報を指示通りに返信する。非接触情報記憶媒体2から返信された情報は、アンテナ部1と初期値に設定された受信設定部31を介し読取部32へ入力され、読取部32で復調された後データとして制御部36内の判断部36bへ入力される。判断部36bへ入力されたデータは判断部36bにおいてデータベース部33に登録されたアンテナ情報(非接触情報記憶媒体のID)と取得したIDを比較し、接続されたアンテナが奨励品であるかの判断を行い、奨励品で無い場合は、送信を即座に停止することにより、不要な電磁エネルギーの放出を避けることができる。また、取得したIDによりアンテナ種別を判断し、受信設定部31を最適化することにより、アンテナの種別により発生する受信部との結合の最適化を行い、奨励アンテナであればどのアンテナでも最適な受信を可能とする。
本発明の実施の形態に係る無線通信装置を、図4〜図5に基づいて説明する。
<Step201>無線通信装置3の電源(図示せず)ONにより、全体の電源が入り、無線通信装置3の初期化が終了すると、所定の出力(装置の最低出力)に調整部34aで調整を行い、生成部36aにて生成された非接触情報記憶媒体2に送信する情報をアンテナ部1を介して送信を行い、読み取りを開始する。
<Step202>Step201終了後、読取部32を介して判断部36bへ入力されたデータにより、判断部36bにてIDの読み取りができたかの判断を行う。
<Step221>IDの読み取りができなかった場合は、ホストにID読み取りミスを表示し、一定時間内に制御部36に対しホスト4からのアンテナ再接続指示の有無を確認し、アンテナ再接続指示がある場合はStep201から動作を繰り返し、アンテナ再接続指示が無い場合は、Step222へ移行する。
<Step222>アンテナ再接続指示が無ければ送信停止を行い、動作を終了する。
<Step203>Step202の判断で、ID読み取りができた場合はデータベース部33に格納されているIDと合致するIDがあるかを判断部36bにて実施し、IDがデータベースと一致した場合は、Step204へ移行し、IDが一致しなかった場合は、Step231へ移行する。
<Step231>取得IDがデータベース部33に格納しているIDと合致しなかった場合、接続アンテナの不一致をPC4に表示し、一定時間内に制御部36に対しアンテナ再接続指示の有無を確認し、アンテナ再接続指示がある場合は、Step201から動作を繰り返し、アンテナ再接続指示がない場合は、Step232へ移行する。
<Step232>アンテナ再接続指示がなければ送信停止を行い、動作終了とする。
<Step204>データベース部33の格納しているIDと合致した場合は、接続アンテナ種別をPC4に表示を行う。
<Step205>データベース部33より受信設定部31の接続アンテナ種別による設定を呼び出し、制御部36の指示により、受信設定部31の設定を行う。
<Step206>Step205にて設定した受信設定部31の設定値をPC4に表示を行う。
<Step207>Step203にて判断したアンテナ種別に合った、送信出力値をデータベース部33から呼び出し、調整部34aにて調整を行い、非接触情報記憶媒体5の読み取りを実施する。
<Step208>読み取り終了後、無線通信装置3の電源をOFFとし、装置動作を終了する。
上記動作を実施することにより、離脱着可能なアンテナで、アンテナの種別判断を行い、最適な、電磁エネルギーが放射されるようアンテナへ電力供給を行うことを特徴とする無線通信装置を提供する。
本発明は、アンテナ部に設けられた非接触情報記憶媒体の情報(ID)を装置で読み取り、データベース部に格納されているIDと照合することにより、アンテナ種別を判断し、アンテナに最適なアンテナへの入力電力を判断することを特徴とし、装置の構成をほぼ変えることなく、規定値以上の電磁エネルギーの放射を制限することができる。
本発明は、無線通信装置で、アンテナを認識し、最適な設定で通信を行うことが可能なので、アンテナが離脱着可能な場合、特に複数のアンテナが一台の無線通信装置に接続する装置で好適である。
本発明の実施の形態に係るRFIDシステム全体の構成を示す図 本発明の実施の形態に係る無線通信装置の一例のブロック図 本発明の実施の形態に係る無線通信装置の一例のフローチャート 本発明の実施の形態に係る無線通信装置の一例のブロック図 本発明の実施の形態に係る無線通信装置の一例のフローチャート
符号の説明
1 アンテナ部
2 非接触情報記憶媒体(アンテナ認識用)
3 無線通信装置
4 ホスト(PC)
5 非接触情報記憶媒体(RFタグ)
6 同軸ケーブル
7 インターフェイスケーブル
31 受信設定部
32 読取部
33 データベース部
34 送信部
34a 調整部
34b AMP(増幅器)
34c 発振源
35 変調部
36 制御部
36a 生成部
36b 判断部

Claims (7)

  1. 着脱可能に設けられたアンテナ部を有し、当該アンテナ部を介して無線タグ等の通信可能な非接触情報記憶媒体と通信を行う無線通信装置において、
    上記非接触情報記憶媒体に無線送信する情報を生成する生成部と、
    前記生成部が生成した情報を前記アンテナ部を介して上記非接触情報記憶媒体に無線送信する送信部と、
    前記送信部の出力レベルを調整する調整部と、
    前記アンテナ部を介して受信した上記非接触情報記憶媒体からの応答情報を読み取る読取部と、
    当該読取部が所定の応答情報を得たか否かを判断する判断部と、
    前記無線アンテナ部に設けられた非接触情報記憶媒体と、
    上記所定の出力にて前記送信部が上記非接触情報記憶媒体に送信し、前記判断部が前記アンテナ部に設けられた上記非接触情報記憶媒体から所定の応答情報が得られたと判断した場合、前記出力調整部は、前記送信部の出力を上記所定の出力以上に調整し、再度、前記送信部が送信を行い、前記読取部を作動させる制御部と、を備える無線通信装置。
  2. 前記判断部が上記非接触情報記憶媒体からの所定の応答情報が得られないと判断した場合、前記制御部は、前記送信部からの送信を自動的に停止することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 着脱可能に設けられたアンテナ部を有し、当該アンテナ部を介して無線タグ等の通信可能な非接触情報記憶媒体と通信を行う無線通信システムであって、
    上記非接触情報記憶媒体に無線送信する情報を生成する生成部と、
    前記生成部が生成した情報を前記アンテナ部を介して上記非接触情報記憶媒体に無線送信する送信部と、
    前記送信部の出力レベルを調整する調整部と、
    前記アンテナ部を介して受信した上記非接触情報記憶媒体からの応答情報を読み取る読取部と、
    当該読取部が所定の応答情報を得たか否かを判断する判断部と、
    前記無線アンテナ部に設けられた非接触情報記憶媒体と、
    上記所定の出力にて前記送信部が上記非接触情報記憶媒体に送信し、前記判断部が前記アンテナ部に設けられた上記非接触情報記憶媒体から所定の応答情報が得られたと判断した場合、前記出力調整部は、前記送信部の出力を上記所定の出力以上に調整し、再度、前記送信部が送信を行い、前記読取部を作動させる制御部と、を備え、前記判断部が上記非接触情報記憶媒体からの所定の応答情報が得られないと判断した場合、前記制御部は、前記送信部からの送信を停止する無線通信システムにおいて、更に、所定の非接触情報記憶媒体のID等を格納するデータベース部を備え、前記判断部は、前記読取部が読み取ったIDと当該データベース部に格納された複数のIDとを照合し、上記読み取った非接触情報記憶媒体のIDが前記データベース部内に格納されていないと判断した場合、上記所定の応答情報が得られないと判断することを特徴とする無線通信装置。
  4. 前記判断部は、前記読取部が上記非接触情報記憶媒体のIDを読み取れない場合、上記所定の応答情報が得られないと判断することを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  5. 更に、各種情報を表示する表示部を備え、読取部が上記非接触情報記憶媒体のIDを読み取れない場合又は上記読み取った非接触情報記憶媒体のIDが前記データベース部内に格納されていない場合、前記制御部は、その旨を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項3記載の無線通信システム。
  6. 前記判断部が上記非接触情報記憶媒体からの所定の応答情報が得られないと判断した場合、制御部は、送信部からの送信を停止することを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  7. 着脱可能に設けられたアンテナ部を有し、当該アンテナ部を介して無線タグ等の通信可能な非接触情報記憶媒体と通信を行う無線通信システムであって、
    前記アンテナ部を介して上記非接触情報記憶媒体からの情報を受信する受信部と、
    当該受信部により受信した上記非接触情報記憶媒体からの応答情報を読み取る読取部と、
    前記無線アンテナ部に設けられた非接触情報記憶媒体と、
    前記受信部の受信条件を設定する受信設定部と、
    所定の非接触情報記憶媒体のID等を格納するデータベース部と、を備え、当該データベース部に格納された複数のIDは、前記アンテナ部の種類により複数のグループに分割され、かつ当該グループ毎に対応する受信条件を格納し、前記判断部は、前記読取部が読み取ったIDが上記どのグループに対応するかを判断し、上記読み取った非接触情報記憶媒体のIDが前記データベース部の対応するグループに格納されていないと判断した場合、前記制御部は、前記送信部からの送信を停止することを特徴とする無線通信装置。
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