JP2008242393A - 表示装置、配線方法およびパターン形状 - Google Patents

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Abstract

【課題】 駆動部や端子の位置によらず、配線パターン群の占めるスペースを従来よりも減少させることができ、かつ配線抵抗の増大や断線の恐れがない表示装置を提供する。
【解決手段】 表示装置1は表示部3を有しており、表示部3を挟むようにして基板5a、5bが設けられている。表示部3の辺9は複数の端子11を有している。
基板5aの周縁部には駆動部13が設けられ、駆動部13は複数の端子17を有している。
基板5aには第1配線パターン群19aが設けられ、第1配線パターン群19aは複数の配線21を有している。配線21は両端が複数の端子11および複数の端子17に接続されている。
第1配線パターン群19aは、傾斜部23aを有しており、傾斜部23aは複数段の階段状の形状からなる段差部を形成している。そのため、配線21同士の隙間は従来よりも狭く、スペース31は従来よりも大きい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶等の表示装置および表示装置の配線方法、並びに配線パターン群のパターン形状に関する。
液晶を用いた表示装置は、液晶に電圧を加えて配向を変化させ、光を選択的に透過させることにより画像を表示する装置であり、コンピュータのディスプレイ、携帯電話の画面、あるいはテレビ画面等に幅広く用いられている。
図9〜図11を用いて液晶を用いた従来の表示装置71の構造を説明する。
図9に示すように、表示装置71は画像を表示するための表示部73を有しており、表示部73の一辺である辺79には複数の端子81が配列されている。
表示部73は液晶を有しており、基板75と図示しない基板に挟まれている。
基板75上には表示部73に駆動電圧を加えるためのICチップである駆動部83が設けられている。
駆動部83には複数の端子87が配列されており、駆動部83および複数の端子87は、辺79に隣接する辺85に対向して設けられている。
そして、駆動部83と表示部73を電気的に接続するための複数の配線91からなる第1配線パターン群89aおよび第2配線パターン群89bが基板75上に設けられている。
ここで、図9から明らかなように、基板75の周縁部(辺79と基板75の外周との間)は大部分が第1配線パターン群89aおよび第2配線パターン群89bに占められてしまっていた。
そのため、周縁部においては、辺79の上端近傍で、かつ傾斜部23a、23bと基板5aの外周との間に生じるスペース93aのような狭小な領域が形成されるのみであった。
スペース93aはTEG(Test Element Group、テスト電極群)等のパターンを配置するのに十分なスペースではない。
そのため、これらのパターンを設けたい場合は、基板75とは別の部品を用意するか、もしくは基板75を大型化する必要があり、表示装置71の大型化とコストの増大を招いていた。
また、複数の配線91同士の間にスペース93b、93c、93d、93eのような無駄なスペースが生じており、第1配線パターン群89aおよび第2配線パターン群89bと基板75の外周との間のスペースを減少させる原因となっていた。
また、図9の一部を拡大して示す図10のように、基板75の外周近傍には、実際にはCOMパターン101a、101b、101c、101d等が設けられているが、基板75の周縁部は第1配線パターン群89aおよび第2配線パターン群89bで占められている。
そのため、第1配線パターン群89aおよび第2配線パターン群89bの複数の配線91と隣接するCOMパターン101b、101c、101dの面積は、複数の配線91と隣接しないCOMパターン101aの面積より小さくなる。
すると、COMパターン101b、101c、101dのCOM抵抗はCOMパターン101aのCOM抵抗より大きくなり、クロストーク、フリッカが悪化していた。
さらに、COMパターン101b、101c、101dの面積が小さくなると、基板75とカラーフィルタを連結する図示しないシールとの密着面積も小さくなるので、図示しないシール内の導電性粒子を増量する必要があり、コストが増大していた。
一方、図11に示すように表示装置71は、複数の表示装置71を配置したマザー基板103を個々の表示装置71に切断することによって製造されている。
ここで、前述のように、基板75の周縁部には十分なスペースがないので、表示部73に液晶を注入するための注入口97は、図9に示すように、基板75の上部に設けなければならない。
すると、マザー基板103においては、シール部77と、隣接する表示装置71の駆動部83とが平面的に重なった状態になる。
そのため、図11に示すように、基板75の上部に余白105を設けて、両者が平面的に重ならないような構造にする必要があるが、余白105は切断後に廃棄されるため、この部分が無駄になっていた。
そこで、特許文献1のように配線の一部を屈曲させて等間隔で配列することにより、配線パターン群の占めるスペースを減少させている場合がある。
具体的には、特許文献1の図1には、表示用電極2〜2(図9の端子81に相当)と端子3〜3(図9の端子87に相当)を接続する端子引き出し配線が記載されている。
この端子引き出し配線は、表示用電極2〜2および端子3〜3からそのまま延長した部分と、この2つの延長した部分を接続する斜め直線配線1〜1からなり、斜め直線配線1〜1は互いに平行で等間隔になるように設けられている。
即ち、端子引き出し配線は直線配線1〜1部分で屈曲した構造となっており、このような構造とすることにより、配線同士の間に無駄なスペースが生じず、配線の占めるスペースが従来よりも減少する。
特開2005−331976号公報
しかしながら、このような構造は、表示部と駆動部の端子が対向する構造でなければ用いることができず、図9のような端子が対向しない構造には適用できなかった。
また、このような構造では配線パターン群の占めるスペースを、より減少させるためには、屈曲部の傾斜角度をより大きくする必要があるが、この場合は配線幅が狭くなり、配線抵抗の増大や断線が生じるという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、駆動部や端子の位置によらず、配線パターン群の占めるスペースを従来よりも減少させることができ、かつ配線抵抗の増大や断線の恐れがない表示装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、第1の発明は、電圧を加えることにより画像を表示する表示部と、前記表示部に電圧を加える駆動部と、前記表示部と前記駆動部を電気的に接続する配線パターン群と、を有し、前記配線パターン群は、複数段の階段状の形状からなる段差部を有することを特徴とする表示装置である。
前記表示装置は、前記表示部を挟み込むように設けられた2枚の基板を有し、前記駆動部および前記配線パターン群は、一方の前記基板の周縁部に設けられている。
前記配線パターン群は複数の第1の配線からなり、複数の前記第1の配線は互いに平行に配列されている。
前記表示部は平面形状が四角形であり、第1の辺に、前記配線パターン群が接続される第1の端子を有し、前記駆動部は、前記第1の辺と隣接する第2の辺に対向して設けられていてもよい。
この場合、前記駆動部は、前記配線パターン群が接続される第2の端子を有し、前記第2の端子は、前記第2の辺に対向して設けられている。
また、この場合はさらに、前記配線パターン群は、一端が前記第1の端子に接続され、前記駆動部側に傾斜して設けられた第1の傾斜部と、前記第1の傾斜部に接続され、前記第1の辺に平行に設けられた第1の直線部と、前記第1の直線部に接続され、前記駆動部側に傾斜して設けられた第2の傾斜部と、前記第2の傾斜部に接続され、一方の端部が前記第2の端子に接続された第2の直線部と、を有し、前記第1の傾斜部および/または前記第2の傾斜部が前記段差部を形成していてもよい。
一方、前記表示部は液晶の表示部であってもよく、この場合は一方の前記基板の表面には、前記表示部に液晶を注入するための注入口が設けられ、前記注入口は、一方の前記基板の外周と前記段差部との間に設けられていてもよい。
また、前記表示装置は、隣接する前記第1の配線の前記段差部に囲まれた領域を有し、前記領域には電極および第2の配線が設けられていてもよく、前記電極はテスト用電極であってもよい。
さらに前記表示装置において、一方の前記基板の表面には、検査用回路が設けられていてもよく、この場合、前記検査用回路は、一方の前記基板の外周と前記段差部との間に設けられていてもよい。
第2の発明は、電圧を加えることにより画像を表示する表示部と、前記表示部に電圧を加える駆動部と、前記表示部と前記駆動部を電気的に接続する配線パターン群と、を有する表示装置の配線方法であって、複数の階段状の形状からなる段差部を配線する工程を有することを特徴とする配線方法である。
前記配線パターン群は複数の第1の配線からなり、前記工程は、複数の第1の配線が互いに平行になるように配線する工程であってもよい。
第3の発明は、画像を表示する表示部と、前記表示部を駆動するための電圧を前記表示部に負荷する駆動部と、を電気的に接続する配線パターン群のパターン形状であって、複数の階段状の形状からなる段差部を有することを特徴とするパターン形状である。
第1の発明〜第3の発明では、配線パターン群が複数段の階段状の形状からなる段差部を有しているので、配線パターン群を構成する配線同士の距離を従来よりも短くすることができ、基板上の配線パターン群の占めるスペースを従来よりも減少させることができる。
また、第1の発明では、基板の表面には、表示部に液晶を注入するための注入口が設けられ、注入口は基板の外周と段差部との間に設けられている。従って、マザー基板を切断して表示装置を製造する際に、切断によって捨てられる余白を減少させることができる。
本発明によれば、駆動部や端子の位置によらず、配線パターン群の占めるスペースを従来よりも減少させることができ、かつ配線抵抗の増大や断線の恐れがない表示装置を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明に好適な実施形態を詳細に説明する。
まず、図1(a)および図1(b)を参照して、本発明の第1の実施形態に係る表示装置1の構成を説明する。ここでは、表示装置1として、液晶を用いた表示装置が例示されている。
なお、図1(a)は平面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A断面図である。
図1(a)に示された表示装置1は、電圧を加えることにより画像を表示する表示部3を有している。表示部3は、ここでは液晶の表示部であり、内部に液晶を有している。
図1(b)に示すように、表示部3の液晶を保持するための基板5a、5bが表示部3を挟みこむようにして設けられている。
図1(b)に示すように、基板5aと基板5bの間には液晶の漏れを防ぐためのシール部7が設けられており、基板5a、5bとシール部7で囲まれた領域が表示部3を構成している。
表示部3は平面形状が4角形であり、図1(a)では平行な上下の2辺を連結する1辺である辺9だけが、その全体が示されている。
そして、辺9に沿って複数の端子11が配列されている。
複数の端子11は基板5a、5bの、表示部3と対向する面に設けられた図示しない電極に接続されている。
基板5aには、表示部3に電圧を加えるためのICチップである駆動部13が設けられている。
駆動部13は辺9に隣接する辺15に対向して設けられており、辺15に対向して配列された複数の端子17を有している。
複数の配線21からなる第1配線パターン群19aおよび第2配線パターン群19bが複数の端子11と複数の端子17とを電気的に接続するために基板5aに設けられている。
なお、複数の配線21は両端が複数の端子11および複数の端子17に接続されており、隣接する複数の配線21同士は、互いに平行に設けられている。
そして、表示部3と基板5a、5bと駆動部13と第1配線パターン群19aおよび第2配線パターン群19bとシール部7とで表示装置1を構成している。
ここで、表示装置1の動作の概略を説明する。
駆動部13は図示しないCPU(Central Processing Unit)等から画像を表示する指令を受信すると、複数の端子17および複数の配線21を介して複数の端子11に電圧を加える。
複数の端子11は図示しない電極に電圧を伝達するので、基板5a、5bの図示しない電極間に電圧が加えられる。
すると、表示部3の液晶の配向が電圧により変化するため、光を選択的に透過させ、透過した光が画像を形成する。
次に、図1〜図4を参照して第1配線パターン群19aおよび第2配線パターン群19bの形状をより具体的に説明する。
図1に示すように、第1配線パターン群19aおよび第2配線パターン群19bを構成する複数の配線21の一端は複数の端子11に接続されている。
そして、複数の端子11から駆動部13側に向けて引き出され、かつ駆動部13側に傾斜して設けられた傾斜部23a、23b(第1の傾斜部)を有している。
傾斜部23a、23bの一端には、駆動部13側に向けて引き出され、かつ辺9に平行に設けられた直線部25a、25b(第1の直線部)が接続されている。
直線部25a、25bの一端には、駆動部13側に向けて引き出され、かつ駆動部13側に傾斜して設けられた傾斜部27a、27b(第2の傾斜部)が接続されている。
傾斜部27a、27bの一端には、駆動部13側に向けて引き出され、辺9に平行に設けられた直線部29a、29b(第2の直線部)が接続されている。
そして、直線部29a、29bの一端は複数の端子17に接続されている。
ここで、傾斜部23a、23bは複数段の階段状の形状からなる段差部を形成している。
傾斜部23a、23bを段差部として形成することにより、複数の配線21同士の隙間を従来よりも狭めることができ、複数の配線21同士の間に、図9のスペース93b、93c、93d、93eのような無駄なスペースが生じなくなる。
そのため、基板5aにおいて、辺9の上端近傍で、かつ傾斜部23a、23bと基板5aの外周との間に生じるスペース31を従来(図9のスペース93a)よりも大きくすることができる。
また、傾斜部23a、23bは直線主体の形状であり、配線幅を変えることなく形成できるため、傾斜を大きくしても配線21の幅は狭くならず、配線抵抗の増大や断線の恐れは少ない。
さらに、複数の配線21同士の間に無駄なスペースが生じなくなり、基板5a上で第1配線パターン群19a、および第2配線パターン群19bが実質的に占める面積が従来よりも小さくなったため、基板5aの周縁部の面積を従来よりも小さくできる。従って基板5aを小型化でき、表示装置1全体も小型化できる。
また、スペース31が従来よりも大きくなったため、図2に示すように、COMパターン34a、34b、34c、34dの面積を、従来(図10のCOMパターン101b、101c参照)よりも大きくすることができる。
従って、基板5aとカラーフィルタを連結する図示しないシールとの密着面積も大きくなるので、図示しないシール内の導電性粒子を減量することができ、コストが低下する。
一方、スペース31が従来よりも大きくなったため、図1に示すように、表示部3に液晶を注入するための注入口33をスペース31に設けることができる。
注入口33をスペース31に設けることにより、図3に示すように、マザー基板36においては、注入口33と駆動部13が離間して設けられるため、両者は平面的に重ならない。
そのため、従来のマザー基板103(図11参照)において生じていた余白105がマザー基板36では不要となり、切断によって捨てられる余白を減少させることができる。
また、1枚のマザー基板36から製造できる表示装置1の数を増やすことができる。
なお、スペース31には注入口33ではなく、図4に示すTEG32のような他のパターンを設けてもよい。
次に、第1配線パターン群19aおよび第2配線パターン群19bの配線方法の一例について説明する。
まず、複数の端子11から傾斜部23a、23bを、駆動部13側に傾斜するように引き出す。
この際、傾斜部23a、23bに段差部を形成し、また隣接する配線21同士が互いに平行になるようにする。
次に、傾斜部23a、23bの一端から、直線部25a、25bを辺9に平行になるように駆動部13側に引き出す。
次に、直線部25a、25bの一端から、傾斜部27a、27bを駆動部13側に傾斜するように引き出す。
次に、傾斜部27a、27bの一端から、直線部29a、29bを辺9に平行になるように駆動部13側に引き出す。
最後に、直線部29a、29bの一端を複数の端子17に接続する。
以上の工程により、基板5a上に第1配線パターン群19aおよび第2配線パターン群19bが配線される。
このように、第1の実施形態によれば、表示装置1は表示部3、駆動部13、第1配線パターン群19aおよび第2配線パターン群19bを有し、第1配線パターン群19aおよび第2配線パターン群19bの傾斜部23a、23bは段差部を形成している。
そのため、傾斜部23a、23bと基板5aの外周との間のスペース31を従来よりも大きくすることができる。
また、傾斜部23a、23bは直線主体の形状であり、配線幅を変えることなく形成できるため、傾斜を大きくしても配線21の幅は狭くならず、配線抵抗の増大や断線の恐れは少ない。
また図2に示すように、スペース31の拡大により、COMパターン34a、34b、34c、34dの面積を大きくすることができるので、基板5aとカラーフィルタを連結するシール内の導電性粒子を従来よりも減量することができ、コストが低下する。
さらに、配線21同士の間に無駄なスペースが生じなくなり、基板5a上で第1配線パターン群19aおよび第2配線パターン群19bが実質的に占める面積が従来よりも小さくなったため、基板5aの周縁部の面積を従来よりも小さくできる。従って基板5aを小型化でき、表示装置1全体も小型化できる。
また、スペース31が従来よりも大きくなったため、注入口33をスペース31に設けられる。
そのため、表示装置1を製造する際に、マザー基板36の切断によって捨てられる余白を減少させることができ、1枚のマザー基板36から製造できる表示装置1の数を増やすことができる。
次に、図5を参照して第2の実施形態に係る表示装置1aの構成について説明する。
なお、第2の実施形態において、第1の実施形態に係る表示装置1と同様の機能を果たす要素には同一の番号を付し、説明を省略する。
図5に示すように、表示装置1aの第1配線パターン群41aおよび第2配線パターン群41bは、傾斜部27a、27bも複数段の階段状の形状からなる段差部を形成している。
このように、傾斜部23a、23bだけでなく、傾斜部27a、27bにも段差部を形成する構成としてもよい。
傾斜部27a、27bに段差部を形成することにより、図4に示す基板5aの右下端部において、傾斜部27a、27bと基板5aの外周の間に生じるスペース35を従来よりも大きくすることができる。
それにより、スペース35に図5に示すTEG44のような他のパターンを設けることが可能になる。
なお、図示はしないが、傾斜部23a、23bに段差部を形成せず、傾斜部27a、27bにのみ段差部を形成してもよい。
このように、第2の実施形態によれば、表示装置1aは表示部3、駆動部13、第1配線パターン群41aおよび第2配線パターン群41bを有し、第1配線パターン群41aおよび第2配線パターン群41bの傾斜部23a、23bは段差部を形成している。
従って、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
また、第2の実施形態によれば、表示装置1aの第1配線パターン群41aおよび第2配線パターン群41bの傾斜部27a、27bは複数段の階段状の形状からなる段差部を形成している。
従って、傾斜部27a、27bと基板5aの外周の間のスペース35を従来よりも大きくすることができ、スペース35にTEG44等の他のパターンを設けることができる。
次に、図6を参照して第3の実施形態に係る表示装置1bの構成について説明する。
なお、第3の実施形態において、第1の実施形態に係る表示装置1と同様の機能を果たす要素には同一の番号を付し、説明を省略する。
図6(a)に示すように、表示装置1bは表示装置1とは異なり、表示部3の複数の端子45と駆動部13の複数の端子47が対向して設けられている。
複数の端子45と複数の端子47には第1配線パターン群49aおよび第2配線パターン群49bが接続されており、第1配線パターン群49aおよび第2配線パターン群49bの傾斜部51a、51bが段差部を形成している。
ここで、表示装置1bにおける駆動部13と表示部3の間の最短距離52aと、図6(b)に示す段差部のない従来の表示装置71aにおける駆動部13と表示部3の間の最短距離52bとを比較すると、段差部の存在により、最短距離52aの方が短い。
従って、駆動部13と基板5aの外周の間のスペース38aが従来(図6(b)のスペース38b)よりも大きくなり、スペース38aに別途TEGや検査パターン等を形成することができ、設計の自由度が従来よりも大きくなる。
このように、第3の実施形態によれば、表示装置1bは表示部3、駆動部13、第1配線パターン群49aおよび第2配線パターン群49bを有し、第1配線パターン群49aおよび第2配線パターン群49bの傾斜部51a、51bは段差部を形成している。
従って、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
また、第3の実施形態によれば、表示部3の複数の端子45と駆動部13の複数の端子47が対向して設けられた構造において、第1配線パターン群49aおよび第2配線パターン群49bの傾斜部51a、51bは段差部を形成している。
従って、駆動部13と基板5aの外周の間のスペース38aが従来よりも大きくなり、スペース38aに別途TEGや検査パターン等を形成することができ、設計の自由度が従来よりも大きくなる。
次に、図7および図8を参照して第4の実施形態に係る表示装置1cの構成について説明する。
なお、第4の実施形態において、第3の実施形態に係る表示装置1bと同様の機能を果たす要素には同一の番号を付し、説明を省略する。
図7に示すように、表示装置1cは第1配線パターン群62aおよび第2配線パターン群62bの傾斜部63a、63bが段差部を形成している。
ここで、図7の領域Dの拡大図である図8を参照すると、基板5aは傾斜部63bを構成する複数の配線55に囲まれた領域67を有している。
そして、領域67には回路69およびテスト用の電極61が設けられている。
このように、傾斜部63a、63bが段差部を形成する場合は、段差部を構成する複数の配線55の間に領域67を意図的に形成することができ、この領域67に回路69や電極61を設けることができる。
このように、第4の実施形態によれば、表示装置1cは表示部3、駆動部13、第1配線パターン群62aおよび第2配線パターン群62bを有し、第1配線パターン群62aおよび第2配線パターン群62bの傾斜部63a、63bは段差部を形成している。
従って、第3の実施形態と同様の効果を奏する。
また、第4の実施形態によれば、表示装置1cの基板5aは、段差部を形成する複数の配線55に囲まれた領域67を有している。
従って、領域67には回路69およびテスト用の電極61を設けることができ、従来よりも設計の自由度が増す。
以下、実施例に基づき本発明を具体的に説明する。
本発明の実施例として、図1に示す第1配線パターン群19aおよび第2配線パターン群19bを有する表示装置1を製造した。
また、比較例として図9に示す第1配線パターン群89aおよび第2配線パターン群89bを有する従来の表示装置71を製造した。
そして、表示装置1と表示装置71のCOMパターン配置面積比率を計算した。
なお、COMパターン配置面積比率とは、基板表面における表示部を除いた部分の面積を100とした場合に、COMパターンの占める面積の割合のことである。
その結果、表示装置1におけるCOMパターン配置面積比率は29%であり、表示装置71におけるCOMパターン配置面積比率は21%であった。
従って、本発明に係る表示装置1は、従来と比べてCOMパターン配置面積比率が大きくなることがわかった。
上記した実施形態では、本発明を液晶を用いた表示装置に適用した場合について説明したが、本発明は、何等、これに限定されることなく、電圧を加えることによって画像を表示する装置であれば、有機EL(Electroluminescence)やプラズマディスプレイ等にも用いることができる。
表示装置1を示す図であって、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図である。 図1の領域Bの拡大図である。 マザー基板36を示す図(配線パターン群の図示は省略)である。 表示装置1の変形例を示す図である。 表示装置1aを示す図である。 表示装置1bおよび表示装置71aを示す図であって、図6(a)は表示装置1bを示す図、図6(b)は従来の表示装置である表示装置71aを示す図である。 表示装置1cを示す図である。 図7の領域Dの拡大図である。 従来の表示装置71を示す平面図である。 図9の領域Cの拡大図である。 マザー基板103を示す平面図(配線パターン群の図示は省略)である。
符号の説明
1…………表示装置
1a………表示装置
1b………表示装置
1c………表示装置
3…………表示部
5a………基板
7…………シール部
9…………辺
11………端子
13………駆動部
15………辺
17………端子
19a……第1配線パターン群
21………配線
23a……傾斜部
31………スペース
32………TEG
33………注入口
34………COMパターン
36………マザー基板

Claims (13)

  1. 電圧を加えることにより画像を表示する表示部と、
    前記表示部に電圧を加える駆動部と、
    前記表示部と前記駆動部を電気的に接続する配線パターン群と、
    を有し、
    前記配線パターン群は、複数段の階段状の形状からなる段差部を有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示部を挟み込むように設けられた2枚の基板を有し、
    前記駆動部および前記配線パターン群は、一方の前記基板の周縁部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記配線パターン群は複数の第1の配線からなり、
    複数の前記第1の配線は互いに平行に配列されていることを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 前記表示部は平面形状が四角形であり、第1の辺に、前記配線パターン群が接続される第1の端子を有し、
    前記駆動部は、前記第1の辺と隣接する第2の辺に対向して設けられていることを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 前記駆動部は、前記配線パターン群が接続される第2の端子を有し、
    前記第2の端子は、前記第2の辺に対向して設けられていることを特徴とする請求項4記載の表示装置。
  6. 前記配線パターン群は、
    一端が前記第1の端子に接続され、前記駆動部側に傾斜して設けられた第1の傾斜部と、
    前記第1の傾斜部に接続され、前記第1の辺に平行に設けられた第1の直線部と、
    前記第1の直線部に接続され、前記駆動部側に傾斜して設けられた第2の傾斜部と、
    前記第2の傾斜部に接続され、一方の端部が前記第2の端子に接続された第2の直線部と、
    を有し、
    前記第1の傾斜部および/または前記第2の傾斜部が前記段差部を形成していることを特徴とする請求項5記載の表示装置。
  7. 前記表示部は液晶の表示部であり、
    一方の前記基板の表面には、前記表示部に液晶を注入するための注入口が設けられ、
    前記注入口は、一方の前記基板の外周と前記段差部との間に設けられていることを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  8. 隣接する前記第1の配線の前記段差部に囲まれた領域を有し、前記領域には電極および第2の配線が設けられていることを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  9. 前記電極はテスト用電極であることを特徴とする請求項8記載の表示装置。
  10. 一方の前記基板の表面には、検査用回路が設けられ、
    前記検査用回路は、一方の前記基板の外周と前記段差部との間に設けられていることを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  11. 電圧を加えることにより画像を表示する表示部と、前記表示部に電圧を加える駆動部と、前記表示部と前記駆動部を電気的に接続する配線パターン群と、を有する表示装置の配線方法であって、
    複数の階段状の形状からなる段差部を配線する工程を有することを特徴とする配線方法。
  12. 前記配線パターン群は複数の第1の配線からなり、前記工程は、複数の第1の配線が互いに平行になるように配線する工程であることを特徴とする請求項11記載の配線方法。
  13. 画像を表示する表示部と、前記表示部を駆動するための電圧を前記表示部に負荷する駆動部と、を電気的に接続する配線パターン群のパターン形状であって、
    複数の階段状の形状からなる段差部を有することを特徴とするパターン形状。
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