JP2008242050A - 撮影装置及び焦点調節方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成によってフォーカスレンズの焦点位置のズレを補正する。
【解決手段】対物レンズ101がレンズバリア18によって覆われている時に、AF制御部33は、フォーカスレンズ105を移動させながら、レンズバリア18の背面に表示されたチャート27を撮像して得られる画像のコントラスト(AF評価値)が最大となる合焦位置を検出する。シフト量算出部34は、AF制御部33から取得した合焦位置と合焦基準位置との差であるシフト量Sを算出する。サーチ範囲補正部35は、このシフト量Sに基づいて基準サーチ範囲を補正する。レンズバリア18が露呈位置に移動した後、AF制御部33は、補正後のサーチ範囲内でフォーカスレンズ105を移動させて焦点調節を行う。
【選択図】図5
【解決手段】対物レンズ101がレンズバリア18によって覆われている時に、AF制御部33は、フォーカスレンズ105を移動させながら、レンズバリア18の背面に表示されたチャート27を撮像して得られる画像のコントラスト(AF評価値)が最大となる合焦位置を検出する。シフト量算出部34は、AF制御部33から取得した合焦位置と合焦基準位置との差であるシフト量Sを算出する。サーチ範囲補正部35は、このシフト量Sに基づいて基準サーチ範囲を補正する。レンズバリア18が露呈位置に移動した後、AF制御部33は、補正後のサーチ範囲内でフォーカスレンズ105を移動させて焦点調節を行う。
【選択図】図5
Description
本発明は、オートフォーカス機能を備えた撮影装置、及びこれに用いられる焦点調節方法に関する。
従来、デジタルカメラ等の撮影装置は、オートフォーカス(AF:自動焦点調節)機能を備えている。このAFとしては、フォーカスレンズを光軸に沿って移動させながら被写体の撮像を行い、画像のコントラストが最大となる位置を合焦位置に決定する方式(いわゆるコントラストAF方式)が一般的である。
このような撮影装置は、例えば、図19に示すように、撮影レンズ100と、CCDイメージセンサ等で構成される撮像部110とを備えて構成されており、撮影レンズ100は、例えば、4群のレンズで構成され、第1レンズ(対物レンズ)101と、第2レンズ(ズームレンズ)102と、絞り103と、第3レンズ104と、第4レンズ(フォーカスレンズ)105とを備えている。
コントラストAF方式でAF動作を行う場合、フォーカスレンズ105を予め設定されたサーチ範囲内で光軸に沿って移動させ、画像のコントラストが最大となる位置を検出して、この位置にフォーカスレンズ105を停止させてAF動作を終了する。このAF動作は、シャッタボタンが操作されてから撮影動作を実行するまでの間に行われるので、シャッタラグを短縮するには、AF動作時のサーチ範囲をできるだけ短く設定することが好ましい。
しかしながら、フォーカスレンズを含む撮影レンズやそれを保持する保持枠等の物理的性質は、温度や湿度等の環境変化や経時変化によって変化し、合焦距離とフォーカスレンズの基準位置との関係は一定ではない。このため、サーチ範囲を広めに設定する必要がある。
例えば、図20に示すように、サーチ範囲は、製造環境下でのフォーカスレンズのピント移動量を求め、この時のFAR(INF)〜NEAR(MOD:最短撮影距離)のフォーカス位置を基準に使用温度範囲におけるピント移動量(設計値)を足し合わせた範囲にされる。特に、撮影レンズにプラスチックレンズが含まれる場合には、環境変化に対する物理的性質の変化が大きいため、サーチ範囲をさらに広く設定せざるを得ない。このため、AF動作の時間が長くなるという問題があった。
前述の問題を解決するために、温度センサによって検出された温度に基づいてレンズの焦点位置の補正を行う補正方法が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。しかし、温度センサを用いて補正を行う場合、レンズ自体の温度を測定することは難しく、また、湿度等のほかの環境条件や経時変化を検出することができないため、ズレ量の推測値と実際のズレ量との間に差が生じて十分な補正精度が得られない。
また、上記問題に関連し、撮像素子(例えば、CCDイメージセンサ)の撮像光学系に対する相対的位置(角度)を補正するために、テストパターンを付したパネルを撮影光学系の前面に挿脱自在に設け、撮像素子によってテストパターンを撮像しながらコントラストが最大となるように撮像光学系と撮像素子との相対位置関係を補正する補正方法が知られている(例えば、特許文献3参照)。この補正方法によれば、所定位置に配置されたテストパターンを実際に撮像した結果に基づき、直接的に補正を行うものであるから、前述の問題点を解決することができる。
特開平9−304678号公報
特開2005−196173号公報
特開2002−27309号公報
しかしながら、上記特許文献3の補正方法では、撮像素子の位置を調節するための駆動手段が必要であり、撮影装置が大型化するという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成によってレンズの焦点位置の補正を行うことが可能な撮影装置、及びこれに用いられる焦点位置補正方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の撮影装置は、フォーカスレンズを有する撮影レンズと、前記撮影レンズを構成する対物レンズを覆い隠す遮蔽位置と露呈させる露呈位置との間で移動自在なレンズバリアと、前記撮影レンズを透過した被写体光を光電変換によって撮像する撮像素子とを備え、前記フォーカスレンズを光軸方向に所定サーチ範囲内で移動させ、前記撮像素子によって得られる画像のコントラストに基づいて焦点調節を行う撮影装置であり、前記レンズバリアが前記遮蔽位置に移動された時に前記レンズバリアと前記対物レンズとの間に配置され、テストパターンが表示されたテストパターン表示部材と、前記撮像素子によって前記テストパターンを撮像した結果得られる画像のコントラストから前記フォーカスレンズの合焦位置を検出し、この合焦位置の基準位置からの変位量を算出する変位量算出手段と、前記変位量に基づいて前記所定サーチ範囲を補正するサーチ範囲補正手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、前記テストパターン表示部材は、前記レンズバリアの背面に設けられ、前記レンズバリアが前記遮蔽位置に移動された時に前記対物レンズの前方に配置され、前記露呈位置に移動された時に前記対物レンズから退避する退避位置に移動することが好ましい。
さらに、前記撮像素子によって前記テストパターンを撮像する時に、前記テストパターンを照明する照明手段を備えていることが好ましい。また、前記照明手段は、焦点調節時に被写体に向けて補助光を発光する補助光発光手段、またはセルフタイマのインジケータ光を発光するインジケータ光発光手段であることが好ましい。さらに、前記テストパターン表示部材は、前記照明手段からの照明光を前記テストパターンに導光することが好ましい。
また、前記レンズバリアが前記遮蔽位置に移動された時に、前記テストパターン表示部材が前記対物レンズの前面に当接することが好ましい。さらに、前記テストパターン表示部材は、弾性部材で形成されていることが好ましい。
本発明の焦点調節方法は、フォーカスレンズを光軸方向に所定サーチ範囲内で移動させ、撮像素子によって前記フォーカスレンズを介して撮像した画像のコントラトに基づいて焦点調節を行う焦点調節方法であり、対物レンズがレンズバリアによって覆われている時に、前記対物レンズと前記レンズバリアとの間に配置されたテストパターンを撮像した結果得られる画像のコントラストに基づいて前記フォーカスレンズの合焦位置を検出し、前記合焦位置の基準位置からの変位量を算出し、前記変位量に基づいて前記所定サーチ範囲を補正し、前記レンズバリアが前記対物レンズから退避する位置に移動された後、補正後のサーチ範囲内で前記フォーカスレンズを移動させて焦点調節を行うことを特徴とするものである。
本発明によれば、撮像素子によって、レンズバリアが遮蔽位置に移動された時にレンズバリアと対物レンズとの間に位置するテストパターンを撮像した結果得られる画像のコントラストからフォーカスレンズの合焦位置を検出し、この合焦位置の基準位置からの変位量に基づいて所定サーチ範囲を補正するので、特殊な機構を設けずに、簡単な構成で温度や湿度等の環境変化や経時変化によって変化するフォーカスレンズのピントのズレを補正することができる。このため、撮影装置の小型化や製造コストの低減を実現できる。
また、テストパターンを照明することによって、フォーカスレンズの合焦位置を確実に検出することが可能である。さらに、補助光発光手段やインジケータ発光手段によってテストパターンを照明することにより、特別な照明手段を新たに設ける必要がないため、製造コストを低減できる。
また、照明手段からの照明光をテストパターンに導光することによって、テストパターンを十分な明るさで照明して、フォーカスレンズの合焦位置をより確実に検出することが可能である。
さらに、レンズバリアが遮蔽位置にある時に、テストパターン表示部材が対物レンズに当接されるため、テストパターン表示部材の取り付け誤差によるテストパターンの距離誤差を無くすことが可能であり、変位量を精度良く検出することができる。また、テストパターン表示部材を弾性部材で構成することによって、対物レンズに傷が付くことを防止できる。
最初に、図1を参照して、第1の実施形態であるデジタルカメラ(撮影装置)10について説明する。デジタルカメラ10は、カメラ本体11の前面に、レンズ鏡筒12と、ストロボ発光部13と、ファインダ対物窓14と、補助光発光部(補助光発光手段)15と、インジケータ発光部(インジケータ光発光手段)16と、電源操作部17とが設けられている。電源操作部17は、撮影者によって把持される位置に配置されており、グリップ部としても機能する。
電源操作部17は、図1(A)に示す位置と図1(B)に示す位置との間でスライド自在にされており、図1(A)に示す位置ではデジタルカメラ10の電源がOFF、図1(B)に示す位置では電源がONになる。また、レンズ鏡筒12は、電源がOFFの場合、図1(A)に示すように、カメラ本体11内に沈胴され、電源がONの場合、図1(B)に示すように、カメラ本体11の前面から繰り出される。
また、レンズ鏡筒12は、図19に示す撮影レンズ100と同様の撮影レンズを有しており、同一の符号を用いて詳しい説明を省略する。また、レンズ鏡筒12の前面には、レンズバリア18が設けられている。このレンズバリア18は、対物レンズ101を露呈させる露呈位置(図2に示す位置)と、対物レンズ101を覆う遮蔽位置(図1(B)に示す位置)との間で移動自在にされている。レンズ鏡筒12が繰り出されて、後述するサーチ範囲補正処理が終了した後、レンズバリア18が遮蔽位置から露呈位置に移動される。
また、カメラ本体11の上面には、シャッタボタン21が設けられており、側面には、記録メディアスロット22が設けられている。記録メディアスロット22には、画像データが記憶される記録メディア(例えば、メモリカード)23が着脱自在に装填される。
また、図3に示すように、カメラ本体11の背面には、ファインダ接眼窓24と、複数の操作ボタンで構成される操作部25と、画像を表示する表示手段であるLCD26とが設けられている。操作部25は、例えば、撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替ボタンや、ズーム倍率を変更するズーム操作ボタンや、カーソル操作ボタンや、各種設定ボタン等で構成されている。
また、図4に示すように、前述のレンズバリア18は、透明または半透明の部材で形成され、円盤を2分割した2つの透明部材18a,18bで構成されている。これらの透明部材18a,18bは、互いに当接する当接位置(遮蔽位置)と互いに離間する離間位置(露呈位置)との間で移動自在にされている。
また、このレンズバリア18は、テストパターン表示部材が一体に形成された構造であり、背面にチャート27が表示されている。チャート27は、フォーカスレンズ105の合焦基準位置からの変位量(ピントシフト量)を検出するためのテストパターンである。レンズバリア18が遮蔽位置にある時に、フォーカスレンズ105を移動させながら、このチャート27を撮像して後述するシフト量設定処理及びサーチ範囲補正処理を実行する。
なお、このチャート27は、ストライプや、格子や、その他のパターンで構成され、画像のコントラストによって焦点調節が可能なものであれば良い。また、本実施形態において、このチャートを一定の間隔で配置された複数の平行線で構成する場合を例に説明を行うが、この本数は特に限定されるものではなく、例えば1本でも良い。
次に、図5を参照して、上記構成のデジタルカメラ10の電気的構成について説明する。デジタルカメラ10は、カメラ本体21内の各部を制御する制御手段であるシステムコントローラ30を備えている。
システムコントローラ30内には、ROM31、RAM32、AF制御部33、シフト量算出部34、及びサーチ範囲補正部35が設けられている。ROM31には、カメラ本体11内の各部を制御するための制御プログラムや、各種制御データが記憶されている。また、RAM32には、作業用データや各種設定値(例えば、現在のズーム位置、フォーカス位置等)等が一時的に記憶される。システムコントローラ30は、これらの制御プログラムや各種制御データに基づいて各部を制御することによって各種処理を実行する。また、AF制御部33、シフト量算出部34、及びサーチ範囲補正部35については後述する。
また、システムコントローラ30には、電源操作部17、シャッタボタン21、及び操作部25が接続されている。システムコントローラ30は、これらから各種操作信号を取得して、各操作信号に対応する処理を実行する。
シャッタボタン21は、2段階押圧式のボタンであり、このシャッタボタン21が半押しされて1段目の第1スイッチからON信号を取得すると、システムコントローラ30が、後述するAF処理及びAE処理等の撮影準備処理を実行する。また、シャッタボタン21が全押しされて2段目の第2スイッチからON信号を取得すると、システムコントローラ30が、各部を制御して撮影処理を実行する。
さらに、システムコントローラ30には、補助光発光部15、インジケータ発光部16、各部に電源電圧を供給する電源部36、及びストロボ発光部13を駆動するストロボ駆動部37が接続されており、これらは、システムコントローラ30によって制御される。
補助光発光部15は、被写体輝度がAF動作に必要な輝度未満の場合に、AF補助光を被写体に照射する。また、インジケータ発光部16は、セルフタイマ撮影時に点滅して、撮影タイミングを撮影者に通知する。また、システムコントローラ30は、電源操作部17からON信号を取得した時に、電源部36を制御して各部に電源電圧を供給する。
レンズ鏡筒12の各部は、レンズ駆動部40によって駆動される。このレンズ駆動部40は、例えば、レンズ鏡筒12の繰り出し及び繰り込み用のモータや、ズームレンズ102を光軸方向に駆動するズームモータや、絞り103を駆動するアイリスモータや、フォーカスレンズ105を光軸方向に駆動するフォーカスモータや、各モータのモータドライバ等を備えて構成されている。これらのモータは、例えば、ステッピングモータであり、モータドライバから入力されるパルス信号によって駆動する。このレンズ駆動部40は、システムコントローラ30に接続されており、システムコントローラ30からの指示に基づいて、これらのモータを駆動する。
また、システムコントローラ30には、対物レンズ101の前方に配置されたレンズバリア18を駆動するバリア駆動部41が接続されている。このバリア駆動部41は、レンズバリア18の駆動用モータと、このモータドライバとを備えて構成されており、システムコントローラ30によって同様に制御される。
撮影レンズ100の背後には、撮像素子であるCCDイメージセンサ(以下、単にCCDと称する)42が設けられており、撮影レンズ100を透過した被写体光が、CCD42の受光面に入射する。このCCD42は、CCDドライバ43を介してシステムコントローラ30に接続されている。システムコントローラ30は、CCDドライバ43を制御してCCD42を駆動するための駆動信号を生成させる。CCD42は、この駆動信号によって駆動されて、被写体像を撮像してアナログ信号である撮像信号を出力する。
CCD42には、相関二重サンプリング回路(CDS)44が接続されており、撮像信号が入力される。CDS44は、撮像信号のノイズを除去して、この撮像信号をAMP45に出力する。AMP45は、撮影感度に応じたゲインで撮像信号を増幅した後、撮像信号をA/D変換器46に出力する。
A/D変換器46は、撮像信号をアナログ信号からデジタル信号に変換して、画像データとして出力する。このA/D変換器46には、画像入力コントローラ47が接続されており、画像データが画像入力コントローラ47に出力される。画像入力コントローラ47は、データバス48を介してSDRAM49が接続されており、SDRAM49に画像データを記憶させる。なお、SDRAM49には、撮影処理が実行される前に、スルー画用の低解像度の画像データが記憶され、撮影処理時に、スルー画の画像データよりも高解像度の画像データが記憶される。
データバス48には、画像入力コントローラ47及びSDRAM49の他に、システムコントローラ30、画像信号処理部50、圧縮伸長処理部51、LCDドライバ52、メディアコントローラ53、AE検出部54、及びAF検出部55が接続されている。システムコントローラ30は、データバス48を介してこれらを制御するとともに、相互間でデータの授受が可能である。
画像信号処理部50は、画像データがSDRAM49に一時的に記憶されている時に、画像データに対して、ホワイトバランス補正処理や、階調変換処理や、YC変換処理等の各種画像処理を施す。
シャッタボタン21が操作される前に、システムコントローラ30は、LCDドライバ52を制御して、各種画像処理が施された画像データをスルー画としてLCD26に表示させる。また、シャッタボタン21が全押しされて撮影指示を取得すると、システムコントローラ30は、圧縮伸長処理部51を制御して、各種画像処理が施された画像データに対して、JPEG等の圧縮形式にて圧縮処理を施し、さらに、メディアコントローラ53を制御して、圧縮後の画像データを記録メディア23に記録する。
また、記録メディア23に記録された画像データを再生する場合、システムコントローラ30は、メディアコントローラ53を制御して、記録メディア23から画像データを読み出し、さらに、圧縮伸長処理部51を制御して、画像データに対して伸長処理を実行させる。その後、システムコントローラ30は、LCDドライバ52を制御して、伸長処理後の画像データを再生画像としてLCD26に表示させる。
AE検出部54は、シャッタボタン21が半押しされた時に、SDRAM49に記憶された画像データに基づいて、被写体輝度を測光して露出値が最適となるAE評価値を検出して、このAE評価値をシステムコントローラ30に出力する。システムコントローラ30は、このAE評価値に基づいて、絞り103の開口径、及びCCD42の電子シャッタ速度を設定する。
AF検出部55は、撮影モードでのシャッタボタン21の半押し時や、後述するサーチ範囲補正動作時に、SDRAM49に記憶される画像データを取得し、画像データの高周波成分を抽出し、これを絶対値化して積算することにより積算値を算出する。この積算値は、画像のコントラストの度合を表すAF評価値であり、AF検出部55は、このAF評価値をシステムコントローラ30に出力する。
AF制御部33は、撮影モードでのシャッタボタン21の半押し時に、レンズ駆動部40を制御して、フォーカスレンズ105を移動させ(いわゆるAFサーチ)、AF評価値が最大(つまり、画像のコントラストが最大)となる合焦位置にフォーカスレンズ105を停止させる。
また、サーチ範囲補正動作時には、AF制御部33は、同様に、レンズ駆動部40を制御してフォーカスレンズ105を移動させ、チャート27を撮像した画像のAF評価値が最大となる合焦位置にフォーカスレンズ105を停止させ、この合焦位置をシフト量算出部34に出力する。
シフト量算出部34は、AF制御部33から取得した合焦位置と、予め設定された合焦基準位置とを比較して変位量であるシフト量(フォーカスレンズ105のピントシフト量)Sを算出する。このシフト量Sは、例えば、フォーカスモータに入力されるパルス数で示される。シフト量算出部34は、このシフト量SをRAM32に記憶させる。サーチ範囲補正部35には、ズーム位置毎のフォーカスレンズ105の基準サーチ範囲を示す参照用テーブル(図9参照)が記憶されている。このサーチ範囲補正部35は、RAM32からズーム位置を取得した後、この参照用テーブルを参照してズーム位置に対応する基準サーチ範囲を取得する。さらに、サーチ範囲補正部35は、AF動作前にシフト量SをRAM32から取得して、このシフト量Sに基づいて、基準サーチ範囲を補正する。
次に、図6のフローチャートを参照して、上記構成のデジタルカメラ10の撮影処理を説明する。デジタルカメラ10の電源がONにされると、システムコントローラ30は、シフト量設定処理を実行する。
図7のフローチャートを参照して、このシフト量設定処理について説明する。最初に、システムコントローラ30は、レンズ駆動部40を制御して、レンズ鏡筒12をカメラ本体11の前面から繰り出す(図1(B)に示す状態)。その後、AF制御部33は、フォーカスレンズ105を移動させながらチャート27を撮像した画像のAF評価値が最大となる合焦位置にフォーカスレンズ105を停止させ、この合焦位置をシフト量算出部34に出力する。
シフト量算出部34は、AF制御部33から取得した合焦位置、及び合焦基準位置に基づいてシフト量Sを算出して、このシフト量SをRAM32に記憶させる。その後、システムコントローラ30は、バリア駆動部41を制御して、レンズバリア18を露呈位置に移動させて、シフト量設定処理を終了する。シフト量設定処理の終了後、撮影モードに設定されると、システムコントローラ30は、サーチ範囲補正処理を実行する。
次に、図8のフローチャートを参照して、このサーチ範囲補正処理について説明する。サーチ範囲補正部35は、RAM32からズーム位置Znを取得した後、例えば、図9に示す参照用テーブルを参照して、基準サーチ範囲(つまり、サーチ範囲のFAR端位置Fn、及びNEAR端位置Nn)を取得する。これらのFAR端位置Fn、及びNEAR端位置Nnは、例えば、フォーカスレンズ105のホームポジション(HP)から距離、すなわち、フォーカスモータに入力されるパルス数で示されている。
さらに、サーチ範囲補正部35は、シフト量SをRAM32から取得して、基準サーチ範囲をシフト量S分補正(すなわち、Fn=Fn+S,Nn=Nn+Sを算出)して、サーチ範囲補正処理を終了する。
サーチ範囲補正処理終了後、システムコントローラ30は、シャッタボタン21が半押しされたか否かを判定する。なお、この判定は、シャッタボタン21の第1スイッチからON信号が取得されたか否かに基づいて行われる。シャッタボタン21が半押しされていないと判定された場合、この判定処理を繰り返し実行する。
また、シャッタボタン21が半押しされたと判定された場合、システムコントローラ30は、AE検出部54を制御してAE処理を実行する。さらに、AF制御部33は、レンズ駆動部40及びAF検出部55を制御して、サーチ範囲補正処理にて補正されたサーチ範囲内でフォーカスレンズ105を光軸方向に移動させて、AF評価値が最大となる合焦位置にフォーカスレンズ105を停止させる。
フォーカスサーチ終了後、システムコントローラ30は、フォーカスレンズ105の合焦位置に基づいて被写体距離を算出し、AE評価値及び被写体距離に基づいてストロボ発光量を設定する。
その後、システムコントローラ30は、シャッタボタン21が全押しされたか否かを判定する。なお、この判定は、シャッタボタン21の第2スイッチからON信号を取得したか否かに基づいて行われる。シャッタボタン21が全押しされていないと判定された場合、この判定処理を繰り返し実行する。
また、シャッタボタン21が全押しされたと判定された場合、システムコントローラ30は、各部を制御して撮像処理及び記録処理を実行して撮影処理を終了する。このように、シフト量Sを算出してサーチ範囲を補正することによって、図10に示すように、温度変化に伴うフォーカスレンズ105のピント移動量を考慮してサーチ範囲を広めに設定した場合と比べて、フォーカスレンズ105のサーチ範囲を狭くすることができる。このため、AF動作に要する時間を短縮できる。
なお、上記撮影処理の説明において、デジタルカメラ10の電源がONになった後に、シフト量設定処理を実行する場合を例に説明したが、これに限るものではなく、電源ON後に、レンズバリア18が露呈位置に移動される前であればいつでも良く、例えば、再生モードから撮影モードに切り替えられた時に実行しても良い。
また、上記撮影処理の説明において、撮影モードに設定された後、サーチ範囲補正処理を実行する場合を例に説明したが、これに限るものではなく、ズーム位置が変更された場合、サーチ範囲補正処理を必ず実行する。
さらに、レンズバリア18を透明または半透明の部材で形成して、外光によってチャートが照明される場合を例に説明したが、これに限るものではなく、レンズバリア18の背面を照明する照明装置をレンズ鏡筒12内に設けても良い。
次に、図11を参照して、第2の実施形態であるデジタルカメラ60について説明する。デジタルカメラ60は、カメラ本体61の前面に、対物レンズ62と、補助光発光部(補助光発光手段)63と、インジケータ発光部(インジケータ光発光手段)64と、レンズバリア65とが設けられている。対物レンズ62は、カメラ本体61内に組み込まれたレンズ装置66を構成し、カメラ本体61の前面から露呈されている。
レンズバリア65は、対物レンズ62を露呈させる露呈位置(図11(A)に示す位置)と、対物レンズ62を覆う遮蔽位置(図11(B)に示す位置)との間でスライド自在に設けられている。また、このレンズバリア65には、ストロボ発光部67が設けられている。また、カメラ本体61の上面には、電源操作部68と、シャッタボタン69とが設けられている。また、図12に示すように、カメラ本体61の背面には、複数の操作ボタンで構成される操作部70と、LCD71とが設けられている。
次に、図13を参照して、レンズ装置66について説明する。レンズ装置66は、第1レンズ群72と、第2レンズ群(ズームレンズ)73と、第3レンズ群74と、絞り機能を有するシャッタ装置75と、第4レンズ群(フォーカスレンズ)76と、CCD77とを備えて構成されている。
第1レンズ群72は、前述の対物レンズ62、直角プリズム72a、及び後レンズ群72bを備えて構成されている。対物レンズ62の光軸L1は、直角プリズム72aによって略直角の光軸L2に屈曲される。この光軸L2上に、後レンズ群72b、第2レンズ群73、第3レンズ群74、シャッタ装置75、第4レンズ群76、及びCCD77が順に配置されている。また、ズームレンズ73及びフォーカスレンズ76は、光軸L2に沿って移動自在にされている。
次に、図14を参照して、レンズバリア65の構成を説明する。レンズバリア65には、前述したように、ストロボ発光部67が設けられており、前面から露呈されている。さらに、このレンズバリア65の背面には、導光部材(テストパターン表示部材)78が一体に設けられており、この導光部材78は、透明な平板で形成されている。
この導光部材78は、レンズバリア65が遮蔽位置にある時に、対物レンズ62及び補助光発光部63と対面する対面位置(図14(A)に示す位置)にあり、また、レンズバリア65の露呈位置への移動に伴って、導光部材78が、対物レンズ62から退避する退避位置(図14(B)に示す位置)に移動する。
また、図15に示すように、この導光部材78は、対物レンズ62と対面する位置にチャート(テストパターン)79が表示されている。さらに、導光部材78は、補助光発光部63と隣接する側の端面が斜面78aで形成されており、補助光発光部63からの光が、斜面78aによって略直角に反射されてチャート79に導光される。このため、レンズバリア65が遮蔽位置にある時に、補助光発光部63を発光させることによって、チャート79が照明される。なお、斜面78aをミラーで構成しても良い。
また、カメラ61内には、補助光発光部63やシステムコントローラ30が実装された基板80や、電池81等が収納されている。なお、デジタルカメラ60の電気的構成は、前述のデジタルカメラ10と同様の構成であり、詳しい説明を省略する。
次に、図16のフローチャートを参照して、デジタルカメラ60のシフト量設定処理について説明する。最初に、システムコントローラ30は、補助光発光部63を制御して発光させることによって、チャート79を照明する。さらに、チャート79が照明された状態で、AF制御部33が、フォーカスレンズ105を移動させながらチャート27を撮像した画像のAF評価値が最大となる合焦位置にフォーカスレンズ105を停止させ、この合焦位置をシフト量算出部34に出力する。
シフト量算出部34は、AF制御部33から取得した合焦位置、及び合焦基準位置に基づいて、シフト量Sを算出して、このシフト量SをRAM32に記憶させる。その後、システムコントローラ30は、バリア駆動41を制御して、レンズバリア65を露呈位置に移動させて、シフト量設定処理を終了する。
以上、デジタルカメラ60のシフト量設定処理について説明したが、その他の処理は、上記デジタルカメラ10と同様であるので、詳しい説明を省略する。また、補助光発光部63によってチャート79を照明する場合を例に説明したが、これに限るものではなく、例えば、インジケータ発光部64によってチャート79を照明しても良い。
次に、図17を参照して、第3の実施形態であるデジタルカメラ85の構成を説明する。デジタルカメラ85は、カメラ本体86の前面に、レンズバリア87を備えている。このレンズバリア87は、ストロボ発光部67を備えており、前面から露呈されている。このレンズバリア87には、表示部材(テストパターン表示部材)88が取り付けられている。この表示部材88は、平板状の弾性部材で形成されている。
また、レンズバリア87の背面には、2つのガイド孔87a,87bが設けられており、これらのガイド孔87a,87bは、背面と略垂直に形成されている。これらのガイド孔87a,87bの各々には、表示部材88の前面に設けられた2つのガイドピン88a,88bの各々が挿入される。この表示部材88の背面(対物レンズ62と対面する面)には、チャート(テストパターン)88cが表示されている。
さらに、レンズバリア87と表示部材88との間には、バネ89が設けられている。このバネ89の一端は、表示部材88の前面に固定され、他端は、レンズバリア87の背面に固定されている。このため、表示部材88は、レンズバリア87の背面に対して略垂直な方向に移動自在、且つ対物レンズ62に向かって付勢された状態でレンズバリア87に固定されている。
また、カメラ本体86の前面には、表示部材88の移動をガイドするガイド板90が固定されている。このガイド板90は、対物レンズ62側の端部がカメラ本体86の前面に向かって傾斜され、斜面90aが形成されている。また、表示部材88の一端部は、斜面90aに対応して、レンズバリア87に向かって屈曲されている。
このため、レンズバリア87が、対物レンズ62を覆う遮蔽位置(図17(A)に示す位置)にある場合、表示部材88は、バネ89によって付勢されているため、チャート88cが表示された背面が対物レンズ62の前面に当接されている。また、この遮蔽位置から対物レンズ62を露呈させる露呈位置(図17(B)に示す位置)にレンズバリア87が移動された場合、表示部材88は、ガイド板90にガイドされ、バネ89の付勢力に抗して、図17(B)に示すように、ガイド板90上に移動する。
このように、レンズバリア87が遮蔽位置にある時に、表示部材88が対物レンズ62に当接することによって、表示部材88の取り付け誤差によるチャート88cの距離誤差を無くすことが可能であり、シフト量Sを精度良く検出することができる。また、表示部材88を弾性部材で形成することによって対物レンズ62の表面に傷が付くことを防止できる。
また、表示部材88及びガイド板90を導光部材で形成して、デジタルカメラ60と同様に、補助光発光部63からの光をチャート88aに導光して、チャート88aを照明しても良い。
上記第2及び第3の実施形態において、レンズバリアが左右方向に移動する場合を例に説明を行ったが、これに限るものではなく、上下方向に移動しても良い。この場合について、図18を参照して以下に説明する。
第4の実施形態であるデジタルカメラ95は、カメラ本体96の前面に、レンズバリア97を備えている。このレンズバリア97は、対物レンズ62を露呈させる露呈位置(図18(A)に示す位置)と、対物レンズ62を覆う遮蔽位置(図18(B)に示す位置)との間で移動自在にされている。なお、その他の構成は、前述のデジタルカメラ60,85と同様であり、レンズバリア97の背面に、導光部材78、または表示部材88が設けられている。また、デジタルカメラ95の作用も、前述のデジタルカメラ60,85と同様であるので、詳しい説明を省略する。
なお、上記第2〜4実施形態において、チャートを照明する場合を例に説明したが、これに限るものではなく、レンズバリアを透明または半透明にすれば、チャートを照明しなくても良い。しかし、周囲が暗い場合には外光によってチャートが照明されないので、チャートを照明することが好ましい。
また、上記実施形態において、レンズバリアが、自動で露呈位置と遮蔽位置との間で移動する場合を例に説明を行ったが、これに限るものではなく、レンズバリアは手動で移動しても良い。この場合、変位量の算出が終了して準備が完了した後、レンズバリアが開放可能であることを撮影者に通知すれば良い。
さらに、上記実施形態において、システムコントローラ内に、AF制御部、シフト量算出部、及びサーチ範囲補正部を設けた場合を例に説明を行ったが、ROM内に記憶されたプログラムでこれらの処理を実行する場合は、これらを設けなくても良い。
また、上記実施形態において、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、これに限るものではなく、例えば、カメラ付き携帯電話やデジタルビデオカメラに本発明を適用しても良い。
10,60,85,95 デジタルカメラ
15,63 補助光発光部
16,64 インジケータ発光部
18,65,87,97 レンズバリア
27,79,88c チャート
30 システムコントローラ
34 シフト量算出部
35 サーチ範囲補正部
62 対物レンズ
78 導光部材
88 表示部材
100 撮影レンズ
101 第1レンズ(対物レンズ)
102 第2レンズ(ズームレンズ)
105 第4レンズ(フォーカスレンズ)
15,63 補助光発光部
16,64 インジケータ発光部
18,65,87,97 レンズバリア
27,79,88c チャート
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35 サーチ範囲補正部
62 対物レンズ
78 導光部材
88 表示部材
100 撮影レンズ
101 第1レンズ(対物レンズ)
102 第2レンズ(ズームレンズ)
105 第4レンズ(フォーカスレンズ)
Claims (8)
- フォーカスレンズを有する撮影レンズと、前記撮影レンズを構成する対物レンズを覆い隠す遮蔽位置と露呈させる露呈位置との間で移動自在なレンズバリアと、前記撮影レンズを透過した被写体光を光電変換によって撮像する撮像素子とを備え、前記フォーカスレンズを光軸方向に所定サーチ範囲内で移動させ、前記撮像素子によって得られる画像のコントラストに基づいて焦点調節を行う撮影装置において、
前記レンズバリアが前記遮蔽位置に移動された時に前記レンズバリアと前記対物レンズとの間に配置され、テストパターンが表示されたテストパターン表示部材と、
前記撮像素子によって前記テストパターンを撮像した結果得られる画像のコントラストから前記フォーカスレンズの合焦位置を検出し、この合焦位置の基準位置からの変位量を算出する変位量算出手段と、
前記変位量に基づいて前記所定サーチ範囲を補正するサーチ範囲補正手段とを備えていることを特徴とする撮影装置。 - 前記テストパターン表示部材は、前記レンズバリアの背面に設けられ、前記レンズバリアが前記遮蔽位置に移動された時に前記対物レンズの前方に配置され、前記露呈位置に移動された時に前記対物レンズから退避する退避位置に移動することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- 前記撮像素子によって前記テストパターンを撮像する時に、前記テストパターンを照明する照明手段を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮影装置。
- 前記照明手段は、焦点調節時に被写体に向けて補助光を発光する補助光発光手段、またはセルフタイマのインジケータ光を発光するインジケータ光発光手段であることを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
- 前記テストパターン表示部材は、前記照明手段からの照明光を前記テストパターンに導光することを特徴とする請求項3または4に記載の撮影装置。
- 前記レンズバリアが前記遮蔽位置に移動された時に、前記テストパターン表示部材が前記対物レンズの前面に当接することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 前記テストパターン表示部材は、弾性部材で形成されていることを特徴とする請求項6に記載の撮影装置。
- フォーカスレンズを光軸方向に所定サーチ範囲内で移動させ、撮像素子によって前記フォーカスレンズを介して撮像した画像のコントラトに基づいて焦点調節を行う焦点調節方法において、
対物レンズがレンズバリアによって覆われている時に、前記対物レンズと前記レンズバリアとの間に配置されたテストパターンを撮像した結果得られる画像のコントラストに基づいて前記フォーカスレンズの合焦位置を検出し、
前記合焦位置の基準位置からの変位量を算出し、
前記変位量に基づいて前記所定サーチ範囲を補正し、
前記レンズバリアが前記対物レンズから退避する位置に移動された後、補正後のサーチ範囲内で前記フォーカスレンズを移動させて焦点調節を行うことを特徴とする焦点調節方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007082087A JP2008242050A (ja) | 2007-03-27 | 2007-03-27 | 撮影装置及び焦点調節方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007082087A JP2008242050A (ja) | 2007-03-27 | 2007-03-27 | 撮影装置及び焦点調節方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008242050A true JP2008242050A (ja) | 2008-10-09 |
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ID=39913498
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JP2007082087A Pending JP2008242050A (ja) | 2007-03-27 | 2007-03-27 | 撮影装置及び焦点調節方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2008242050A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101669200B1 (ko) | 2010-11-18 | 2016-10-25 | 엘지이노텍 주식회사 | Dfov를 이용한 카메라 모듈의 자동초점 캘리브레이션 장치, 자동초점 캘리브레이션 방법 및 그 기록매체 |
-
2007
- 2007-03-27 JP JP2007082087A patent/JP2008242050A/ja active Pending
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