JP2008240655A - ポンプの羽根車構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】羽根車の外周部から前面シュラウドとポンプケース間の隙間を通じて吸入口マウス部側に環流する流体の帰還経路を遮蔽しながら、羽根車のスムーズな回転動作を確保すること。
【解決手段】羽根車14の外周部14aから前面シュラウド20とポンプケース6間の隙間30を通じて吸入口マウス22内に環流する帰還経路Bの途中に遮蔽部材25を設け、該遮蔽部材25は、上記隙間30に対向する対向面の一方に取り付けられる摺動部26と、他方に取り付けられて摺動部26に対して密着状態で摺接する摺接部27とで構成されているポンプの羽根車構造である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポンプの羽根車構造に関し、詳しくは例えば液体を圧送する遠心ポンプに用いられる羽根車の構造に関するものである。
従来より、水を吸い込むための吸込口と、水を排出する吐出口とを有するポンプケースと、本体ケースと、ポンプケースと本体ケースとの間に設けられた防水隔壁とを有し、羽根車から突出する吸入口マウス部をポンプケースの吸込口側に遊嵌状態で嵌入し、モータによって羽根車を回転させて、吸入口マウス部から羽根車内部に水を吸い込み、羽根車の外周方向に設けた吐出口から排出するようにした遠心ポンプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、この種の遠心ポンプ1では、例えば図6に示すように、羽根車14と防水隔壁8との間の水路部60や、前面シュラウド20とケーシング壁面6aとの間の隙間30に存在する水は、本来のポンプ作用には関係しないが、羽根車14が高速で回転するため、特に隙間30に存在する水が流体の吸込力を阻害する要因となる。つまり、羽根13,13……の回転によって流体が外周方向Aへ圧送される際に、吸入口マウス部22付近が負圧となり、そのために外周方向Aへ圧送された流体の一部が、図6(b)のように羽根車14の外周部14aから羽根車14とポンプケース6間の隙間30を通じて吸入口マウス部22内に環流する所謂、帰還経路Bが形成され、これによって吸込口3から吸入口マウス部22への流体の吸込が阻害されることとなり、結果、揚水性能及びポンプ効率を低下させるという問題が生じる。なお図6(a)中の2は本体ケース、3は吸込口、4は吐出口、8は防水隔壁、7はモータ部、9はロータ、10はステータである。
そこで、上記特許文献1に示された従来例では、羽根車14とポンプケース6のケーシング壁面6aとの間の隙間30を小さくすることで、隙間30からの流体の逆流を極力防止しようとしているが、特にポンプの小型化を図る場合は隙間管理のみによって流体の環流防止を図ることは困難になるという問題があった。
特開2005−48675号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、羽根車の外周部から吸入口マウス部側に環流する帰還経路を遮蔽しながら、羽根車のスムーズな回転動作を確保でき、揚水性能及びポンプ効率の向上が図られると共に、ポンプを小型化する場合でもポンプ性能の向上が図られるポンプの羽根車構造を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために本発明は、流体を吸排する羽根車14を内蔵したポンプ部5と、ポンプ部5を収納すると共に流体の吸込口3と吐出口4とを備えたポンプケース6と、羽根車14を回転駆動するモータ部7とを備え、上記羽根車14は、中央部に円筒状の吸入口マウス部22が突設された前面シュラウド20と、前面シュラウド20に対向する後面シュラウド21と、両シュラウド20,21間に設けられてその中心側から外周側に向けて放射状に延設された複数の羽根13,13……とを具備し、上記前面シュラウド20の吸入口マウス部22がポンプケース6の吸込口3周囲に設けた環状凹部23内に遊嵌状態で嵌入されてなるポンプの羽根車構造であって、上記羽根車14の外周部14aから前面シュラウド20とポンプケース6との隙間30を通じて吸入口マウス部22内に環流する帰還経路Bの途中に遮蔽部材25を設け、該遮蔽部材25は、上記隙間30に対向する対向面の一方に取り付けられる摺動部26と、他方に取り付けられて上記摺動部26に対して密着状態で摺接する摺接部27とで構成されていることを特徴としている。
このような構成とすることで、羽根車14の外周部14aから吸入口マウス部22側に環流する帰還経路Bを遮蔽部材25にて遮蔽できるため、たとえ吸入口マウス部22付近に大きな負圧が発生しても、帰還経路Bを遮蔽することで、流体が環流する現象を防止できる。しかも帰還経路Bを遮蔽するために従来のように隙間管理が不要となるため、ポンプを小型化する際に上記隙間30が狭くなることで羽根車14とポンプケース6間に摩擦抵抗が発生する事態を回避できるなど、ポンプの小型化が容易となる。さらに、帰還経路Bを遮蔽する遮蔽部材25は、摺動部26と摺接部27とが密着状態で摺接するものであるから、流体の環流を防止しながら羽根車14のスムーズな回転動作を確保できるようになる。
また、上記遮蔽部材を構成する摺動部26と摺接部27が、吸入口マウス部22とポンプケース6の環状凹部23との対向面に固着されているのが好ましく、この場合、摺動部26と摺接部27とが軸受と軸受板として機能することにより、吸入口マウス部22とポンプケース6の構造を殆ど変えることなく摺動部26と摺接部27とを容易に固着できるようになると共に、流体の環流を防止しながら、ポンプケース6の環状凹部23に対する吸入口マウス部22のスムーズな回転動作を確保できるようになる。
また、上記遮蔽部材を構成する摺動部26と摺接部27が、前面シュラウド20の外縁部20a側とポンプケース6のケーシング壁面6aとの対向面に固着されているのが好ましく、この場合、前面シュラウド20とポンプケース6のケーシング壁面6aの構造を殆ど変えることなく摺動部26と摺接部27とを容易に取着できるようになると共に、流体の環流を防止しながら、ポンプケース6に対する前面シュラウド20のスムーズな回転動作を容易に確保できるようになる。
本発明は、羽根車の前面シュラウドとポンプケース間の隙間を、流体環流防止機能と羽根車摺動機能とを有する遮蔽部材を用いて遮蔽したことにより、羽根車の外周部から吸入口マウス部内に環流する帰還経路を遮蔽しながら、羽根車のスムーズな回転動作を確保でき、結果、揚水性能及びポンプ効率の向上が図られると共に、従来のような隙間管理が不要となり、ポンプを小型化する場合でもポンプを小型化した場合でもポンプ性能を向上させることができるものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図5は、遠心ポンプ1を利用した冷却循環装置の一例であり、リザーブタンク50内の流体(冷媒)は遠心ポンプ1によって冷却器52へ送られて、発熱部品53の熱を奪うことで温度が上昇し、その後、放熱器54へ送られて冷やされ、温度が低下した状態で配管51を通ってリザーブタンク50へ戻される。このような冷却循環装置は遠心ポンプ1により流体を循環させて発熱部品53を冷却するものである。
図1は本実施形態の遠心ポンプ1の一例を示しており、本体ケース2の上端には、流体を吸排するポンプ部5を内蔵するポンプケース6が配置されている。ポンプケース6には、吸込口3と吐出口4とが設けられ、吸込口3は図5のリザーブタンク50の出側に配管接続され、吐出口4は図5の冷却器52の入側に配管接続されている。ポンプケース6は例えばポリフェニレンサルファイド(PPS)等のプラスチックやステンレス等の金属で構成されている。
本体ケース2内には、ポンプ部5の駆動源となるモータ部7が収納されている。本体ケース2内には防水隔壁8が設けられ、例えばアルミニウム等の金属や耐熱性プラスチック等で構成される。
上記モータ部7は、磁界を発生させる円筒形状のステータ10と、そのステータ10を制御する制御部11と、ステータ10及び制御部11の露出を防ぐ蓋12とを備えている。ステータ10及び制御部11は防水隔壁8の外側に配置されており、制御部11は例えばトランスやトランジスタ等の電子部品を備えている。
一方、ポンプ部5には、流体を吸排するための羽根車14が内蔵されている。
羽根車14は、例えばPPS等のプラスチック等で構成され、円板状の前面シュラウド20と後面シュラウド21とが複数の羽根(インペラ)13,13……を介して溶着されたものであり、羽根13,13……間の空間が流体通路70となっている。
上記複数の羽根13,13……は、後面シュラウド21の中心側から外周側に向けて放射状に延設されている。本例の各羽根13,13……は、中心側から外周側に向かうほど羽根車の回転方向に対して後傾するように湾曲している。
後面シュラウド21の中心側には小径筒部21bが突設され、この小径筒部21bの内側に焼成カーボン或いはモールドカーボンからなる円筒状の軸受15が嵌入されており、軸受15の内側に円柱形状の軸16が挿入されている。この軸16は例えばステンレス等の金属で構成され、軸16の先端部がポンプケース6の軸支持部6bに回動自在に遊挿され、軸16の後端部が防水隔壁8の底部中央側に嵌着されており、この軸16が羽根車14が回転中心となっている。
上記羽根車14の軸受15の両端には、セラミック等からなる中空円板形状の軸受板17,18が摺接しており、羽根車14の回転により生じるスラスト荷重を軸受板17,18にて受け止めるようにしている。
上記後面シュラウド21の外周側には、羽根車14の中心と同心円状の大径筒部21aが突設され、大径筒部21aの外周側に円筒形状のロータ9が一体に取り付けられている。このロータ9は防水隔壁8を挟んでモータ部7のステータ10と対向配置されている。ロータ9の外面には永久磁石が固定されており、上記ステータ10が発生させた磁界によりロータ9が回転駆動され、ロータ9と一体の後面シュラウド21が回転することで、羽根車14全体が回転駆動する仕組みとなっている。なお図中の61は後面シュラウド21の内周側に設けた通水口であり、羽根車14と防水隔壁8間の水路部60の水を羽根車14の流体通路70に戻すようにしている。
上記羽根車14の前面シュラウド20の中心側には、ポンプケース6の吸込口3側に向けて突出する円筒状の吸入口マウス部22が設けられている。吸入口マウス部22の口径は、吸込口3の出口部よりも大きく形成されている。
ここで本発明においては、図2に示すように、ポンプケース6の吸込口3側に、吸入口マウス部22を遊嵌状態で嵌入するための環状凹部23が凹設されている。この環状凹部23の内側壁はスカート形状に垂下しており、その下端は吸入口マウス部22の上端部よりも低い位置まで突出しており、吸入口マウス部22の上端部が通水抵抗とならないようにしている。
一方、羽根車14の前面シュラウド20とポンプケース6との隙間30の途中に、該隙間30を遮蔽するための遮蔽部材25が設けられている。本例の遮蔽部材25は、流体環流防止機能と羽根車摺動機能とを有するものであり、前面シュラウド20側に取り付けられる摺動部26と、ポンプケース6側に取り付けられて上記摺動部26に対して密着状態で摺接する摺接部27とで構成されている。なお摺接部27を前面シュラウド20側に取り付け、摺動部26をポンプケース6側に取り付けてもよい。図1、図2の例では、吸入口マウス部22の軸方向Cの先端部に、吸入口マウス部22と同心円状をした円筒形状の摺動部26が取り付けられており、摺動部26が吸入口マウス部22の一部を構成している。一方、ポンプケース6の環状凹部23の軸方向Cの奥端部に、摺動部26と同心円状をした円板形状の摺接部27が取り付けられている。摺動部26は例えば、カーボンを含む樹脂からなり、摺接部27は例えば、セラミックからなる。
次に動作を説明する。制御部11によりステータ10に制御電流が印加されると、ステータ10が磁界を発生させ、この磁界によりロータ9が回転駆動する。ロータ9が回転駆動すると、ロータ9と一体化された羽根車14が回転駆動する。これにより吸込口3から流体が吸い込まれて、吸入口マウス部22を通って羽根車14内の流体通路70に吸入されると共に回転する複数の羽根13,13……により外周方向Aに向かう遠心力が付与されて、吐出口4から吐出される。
このとき、羽根13,13……の回転によって流体が外周方向Aへ圧送される際に、吸入口マウス部22付近が負圧となり、そのために外周方向Aへ圧送された流体の一部が、羽根車14の外周部14aから羽根車14とポンプケース6間の隙間30を逆流しようとするが、本発明では、前面シュラウド20とポンプケース6間の隙間30が流体環流防止機能と羽根車摺動機能とを有する遮蔽部材25にて遮蔽されているため、たとえ吸入口マウス部22付近に大きな負圧が発生しても、羽根車14の外周部14aから上記隙間30を通じて吸入口マウス部22内に環流する帰還経路Bが遮蔽される。これにより、吸入口マウス部22側へ流体が環流する現象を防止でき、結果、揚水性能及びポンプ効率が向上する。
しかも、帰還経路Bを遮蔽するために従来のような隙間30の管理を行なう必要がないため、ポンプを小型化する際に、羽根車14とポンプケース6との間に摩擦抵抗が発生することもなくなり、ポンプの小型化も容易となる。
また本例では、吸入口マウス部22の一部を摺動部26にて構成し、一方、ポンプケース6の環状凹部23の一部を摺接部27にて構成しているので、吸入口マウス部22とポンプケース6の構造を殆ど変えることなく摺動部26と摺接部27とを容易に取着できるようになると共に、摺動部26と摺接部27とが軸方向Cに摺接する軸受と軸受板として機能するので、流体の環流を防止しながら、ポンプケース6に対する吸入口マウス部22のスムーズな回転動作を容易に確保できる利点もある。
図3は図2の変形例であり、遮蔽部材25を構成する摺動部26と摺接部27とが、吸入口マウス部22の内面側とこれに対向するポンプケース6の環状凹部23の内側壁との間の径方向Dの隙間部分に取り付けられている。摺動部26及び摺接部27の材質は図2と同様である。本例では、吸入口マウス部22の内周面に凹設した環状凹所22b内に、吸入口マウス部22と同心円状をした円筒形状の摺動部26を固着することで、摺動部26が吸入口マウス部22の内周面の一部を構成するものであり、一方、ポンプケース6の環状凹部23の内側に、摺動部26と同心円状をした円板形状の摺接部27を固着して、この摺接部27を環状凹部23の内側壁として用いるものである。なお摺接部27を吸入口マウス部22側に取り付け、摺動部26をポンプケース6側に取り付けてもよい。しかして、吸入口マウス部22とポンプケース6の構造を殆ど変えることなく摺動部26と摺接部27とを容易に取着できるようになると共に、摺動部26と摺接部27とが径方向Dに摺接する軸受と軸受板として機能するので、流体の環流を防止しながら、ポンプケース6に対する吸入口マウス部22のスムーズな回転動作を容易に確保できる利点がある。
図4は更に他の実施形態であり、遮蔽部材25を構成する摺動部26と摺接部27とが、前面シュラウド20の外縁部20aとこれに対向するポンプケース6のケーシング壁面6aとの間の軸方向Cの隙間部分に取り付けられている。なお摺動部26及び摺接部27の材質は図2、図3と同様である。本例では、前面シュラウド20の外縁部20aの表面部分に、前面シュラウド20の外縁部20aと同心円状をした円板形状の摺動部26を固着している。この摺動部26は隙間30と略同じ厚みをしている。一方、ポンプケース6のケーシング壁面6aに凹設した環状凹所6c内に、摺動部26と同心円状をした円板形状の摺接部27が固着されており、この摺接部27がケーシング壁面6aの一部を構成している。なお摺接部27を前面シュラウド20側に取り付け、摺動部26をケーシング壁面6a側に取り付けてもよい。しかして、前面シュラウド20とポンプケース6のケーシング壁面6aの構造を殆ど変えることなく摺動部26と摺接部27とを容易に取着できるようになると共に、摺動部26と摺接部27とが軸方向Cに摺接する軸受と軸受板として機能するので、流体の環流を防止しながら、ポンプケース6に対する吸入口マウス部22のスムーズな回転動作を容易に確保できる利点がある。
本発明の羽根車は、遠心ポンプに限らず、遠心送風機の分野にも広く適用可能である。
本発明の一実施形態に用いる遠心ポンプに遮蔽部材を付加した場合の断面図である。 同上の吸入口マウス部とポンプケースの環状凹部との隙間部分に同上の遮蔽部材を配置した場合の一例を説明する要部断面図である。 他の実施形態であり、同上の遮蔽部材を吸入口マウス部の内周面とポンプケースの環状凹部の内側壁との間に配置した場合の一例を説明する要部断面図である。 更に他の実施形態であり、同上の遮蔽部材を前面シュラウドの外縁部側の表面とポンプケースのケーシング壁面との間に配置した場合の一例を説明する要部断面図である。 同上の遠心ポンプを利用した冷却循環装置の説明図である。 (a)は従来の遠心ポンプの断面図であり、(b)は帰還経路による弊害を説明する要部断面図である。
符号の説明
1 遠心ポンプ
3 吸込口
4 吐出口
5 ポンプ部
6 ポンプケース
6a ケーシング壁面
7 モータ部
13 羽根
14 羽根車
14a 羽根車の外周部
20 前面シュラウド
20a 前面シュラウドの外縁部
21 後面シュラウド
22 吸入口マウス部
23 環状凹部
25 遮蔽部材
26 摺動部
27 摺接部
30 隙間
70 流体通路
A 外周方向
B 帰還経路

Claims (3)

  1. 流体を吸排する羽根車を内蔵したポンプ部と、ポンプ部を収納すると共に流体の吸込口と吐出口とを備えたポンプケースと、羽根車を回転駆動するモータ部とを備え、上記羽根車は、中央部に円筒状の吸入口マウス部が突設された前面シュラウドと、前面シュラウドに対向する後面シュラウドと、両シュラウド間に設けられてその中心側から外周側に向けて放射状に延設された複数の羽根とを具備し、上記前面シュラウドの吸入口マウス部がポンプケースの吸込口周囲に設けた環状凹部内に遊嵌状態で嵌入されてなるポンプの羽根車構造であって、上記羽根車の外周部から羽根車とポンプケース間の隙間を通じて吸入口マウス部内に環流する帰還経路の途中に遮蔽部材を設け、該遮蔽部材は、羽根車とポンプケースとの対向面の一方に取り付けられる摺動部と、他方に取り付けられて上記摺動部に対して密着状態で摺接する摺接部とで構成されていることを特徴とするポンプの羽根車構造。
  2. 上記遮蔽部材を構成する摺動部と摺接部とが、吸入口マウス部とポンプケースの環状凹部との対向面に固着されていることを特徴とする請求項1記載のポンプの羽根車構造。
  3. 上記遮蔽部材を構成する摺動部と摺接部とが、前面シュラウドの外縁部側とポンプケースのケーシング壁面との対向面に固着されていることを特徴とする請求項1記載のポンプの羽根車構造。
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