JP2008240647A - プラズマ発生体およびプラズマ発生体を備えた反応装置 - Google Patents

プラズマ発生体およびプラズマ発生体を備えた反応装置 Download PDF

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Abstract

【課題】急激な温度変化にさらされた場合であってもクラックの発生等により損傷を受けることを抑制することができるプラズマ発生体を提供する。
【解決手段】プラズマ発生体は、内部に放電空間となる空洞を備えている。この空洞は、空洞は、基体の外表面に沿って一方向に延在した形状であり、基体における空洞の端部に隣接した部位は、他の部位よりも弾性率が大きい。基体は、例えば、アルミナセラミックス等であり、空洞の端部に隣接した部位は、例えば、銅等からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば窒素酸化物(NOx)のような酸化性成分を含む気体の浄化等に用いられるプラズマ発生体およびそのプラズマ発生体を備えた反応装置に関するものである。
ディーゼルエンジンの排気ガス中には、カーボン、SOF(Soluble Organic Fraction)、高分子有機化合物、硫酸ミスト等の粒子状物質(Particulate matter:以下「PM」という。)、窒素酸化物(NOx)及び硫黄酸化物(SOx)の酸化性成分、並びに炭化水素(HC)等の流体が含まれている。近年、環境や人体への影響から排ガス中に含まれるPMや酸化性成分等の排出を抑制しようとする動きが高まってきている。このようなPMや酸化性成分を抑制する方法として、プラズマ反応を利用してPMや酸化性物質を浄化するという技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
プラズマ反応による浄化は、対向する一対の電極間に高電圧を印加させてプラズマ場を発生させ、このプラズマ場内にPMや酸化性成分、HC等の流体を通過させることにより、PMや酸化性成分等の流体を反応および分解させるものである。このようなプラズマ反応により流体を浄化させるためのプラズマ発生体は、流体を流す空洞とその空洞を挟むように配置された一対の電極とを内部に備えた基体を有している。また、基体の外表面には外部端子が形成されている。一対の電極は、基体の外表面まで導出され、外部端子に接合されることにより電気的に接続されている。そして、この外部端子に外部の電源端子を圧接させた状態で、外部端子を介して電極に電圧を印加させて一対の電極間にプラズマ場を発生させることにより、一対の電極間を通過するPMや酸化性成分の流体を反応および分解させて浄化することができる。
特開2004−92589号公報
しかしながら、プラズマ発生体を自動車等のディーゼルエンジンの排ガスの浄化に使用する場合、プラズマ発生体は高温の環境下において使用される。そして、エンジンの始動時に排ガスが急激に流れ込む場合等、プラズマ発生体が急激な温度変化にさらされる場合には、熱衝撃に起因した基体の熱膨張により、基体にクラックが発生し、プラズマ発生体が十分に機能を発揮しなくなる恐れがある。
例えば、図7に示されたプラズマ発生体が急に高温の環境下に置かれて、基体の外表面(以下、「面A」)と空洞の内面(以下、「面B」)との間に温度差が生じる、すなわち、面Aが高温となる一方、面Bがいまだ温度上昇せずに比較的常温に近い温度であると、面Aと面Bとの間に熱膨張差が生じて基体が変形し、Cの箇所、すなわち空洞の端部近傍に引っ張りの最大応力が発生する。これにより、Cの箇所でクラックが発生し、プラズマ発生体が損傷を受ける恐れがある。
本発明は、上記想定に鑑み案出されたもので、その目的は、急激な温度変化にさらされた場合であってもクラックの発生等により損傷を受けることを抑制することができるプラズマ発生体、およびそのようなプラズマ発生体を備えた反応装置を提供することにある。
本発明のプラズマ発生体は、内部に放電空間となる空洞を備えた基体を有するプラズマ発生体であって、前記の空洞は、前記の基体の外表面に沿って一方向に延在した形状であり、前記の基体における前記の空洞の端部に隣接した部位は、他の部位よりも弾性率が大きい。
また、好ましくは、前記の基体は、複数の誘電体層が積層されてなり、少なくとも1つの前記の誘電体層は、一部が前記の空洞を構成する第1穴部を有し、前記の第1穴部を有する前記の誘電体層において、前記の第1穴部の前記の空洞を構成する部分に隣接する部位に前記の誘電体層よりも弾性率の高い材料が充填されている。
また、好ましくは、前記の基体は、複数の誘電体層が積層されてなり、少なくとも1つの前記の誘電体層は、前記の空洞を構成する第1穴部を有し、前記の空洞に隣接する誘電体層は、前記の空洞の端部に隣接した部位に前記の空洞に通じる第2穴部を有し、該第2穴部に前記の誘電体層よりも弾性率の高い材料が充填されている。
また、好ましくは、前記の基体は、アルミナセラミックス若しくはコーディライトセラミックスであることを特徴とするものである。
また、好ましくは、前記の基体における前記の空洞の端部に隣接した部位の少なくとも一部は、金、銀、パラジウムおよび銅のいずれかであることを特徴とするものである。
また、好ましくは、前記記載のプラズマ発生体を備え、前記のプラズマ発生体の前記の基体は、前記の放電空間にプラズマを発生可能な電極を有し、前記の放電空間に被処理流体を供給可能な供給部と、前記の放電空間でプラズマを発生させて前記の被処理流体を化学変化させるように前記電極に電圧を印加可能な電極制御部とを具備する。
本発明のプラズマ発生体は、内部に放電空間となる空洞を備えた基体を有するプラズマ発生体であって、空洞は、基体の外表面に沿って一方向に延在した形状であり、基体における空洞の端部に隣接した部位は、他の部位よりも弾性率が大きいことから、急激な温度変化にさらされた場合であってもクラック等の損傷を受けることを抑制することができる。
また、本発明の反応装置は、上記プラズマ発生体を備え、該プラズマ発生体を収容するとともに、前記放電空間におけるプラズマ発生により発せられる光を放出可能な透光部を有する筐体とを具備することを特徴とすることにより流路内を流れるPMや酸化成分等の流体を効率良く反応、分解させて浄化させることができる。
以下に、本発明のプラズマ発生体の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態によるプラズマ発生体の構成例を示す斜視図であり、図2(a)は、図1のプラズマ発生体の平面図、図2(b)は、図1のプラズマ発生体の側面図である。また、図3(a)は、図2(a)のA−A’線における断面図、図3(b)は、図1(b)のB−B’線における断面図である。図1乃至図3に示されるように、本実施の形態によるプラズマ発生体1は、基体2を備える。この基体2の内部には、放電空間となる空洞3と、空洞3にプラズマを発生可能な電極4とが設けられている。電極4は、空洞3を挟んで対向する平板状の第1電極4aと第2電極4bとからなる。さらに、基体2の一方の端面は、第1電極4aに電気的に接続された外部端子5aと第2電極4bに電気的に接続された外部端子5b(以下、外部端子5a,5bを区別せずに外部端子5という場合がある。)がそれぞれ設けられる。また、空洞3は、基体2の外表面に沿って一方向に延在した形状であり、基体2における空洞3の端部に隣接した部位6は、他の部位よりも弾性率が大きい。なお、本明細書で基体2とは、内部に形成された電極4および表面に形成された外部端子5を除いた部分をいう。
本実施の形態によるプラズマ発生体1では、対向する一対の電極4a,4b間に高電圧を印加して空洞3内にプラズマ場を発生させ、この空洞3内に例えば排気ガス等の流体を通過させることにより、流体中の化学物質を反応および分解させる。
基体2は、電気絶縁材料から成り、例えば、セラミックスから成る。具体的に、基体2を製造する場合には、セラミックグリーンシート(セラミック生シート)を準備し、次にその準備したセラミックグリーンシートに適当な打ち抜き加工を施すとともに必要に応じて複数枚積層し、高温(約1500〜1800℃)で焼成する。このようなセラミックスの材料としては、例えば、酸化アルミニウム焼結体(アルミナセラミックス)、またはコーディライトセラミックスがある。例えば酸化アルミニウム質焼結体から成るグリーンシートは、アルミナ(Al)、シリカ(SiO)、カルシア(CaO)、およびマグネシア(MgO)等の原料粉末に適当な有機溶剤および溶媒を添加混合して泥漿状となすとともにこれを従来周知のドクターブレード法やカレンダーロール法等を採用し、シート状に成形することによって得られる。
また、基体2における空洞3の端部に隣接した部位6は、銅または金等の金属により形成される。これは、セラミックグリーンシートにうち抜き加工等をして穴部を形成した後、空洞3となる部分を残して、その穴部の一部に銅等の導電性ペーストを塗布し、焼成することによって形成することができる。また、セラミックグリーンシートに穴部を形成してその穴部に導電性ペーストを充填して焼成した後、その導電性ペーストの一部を除去して、空洞3を形成してもよい。なお、上記金属は、銅または金に限らず、銀またはパラジウム等の金属であってもよい。
第1電極4aおよび第2電極4bは、基体2内に保持されており、空洞3内にプラズマ場を発生させるための電極として機能する。すなわち、第1電極4aおよび第2電極4bは、基体2の表面または内部に、空洞3を挟んで互いに対向するようにそれぞれ被着形成されている。なお、第1電極4aおよび第2電極4bは、その端部が基体2の外表面近傍まで導出されており、外部端子5a,5bに直接に、または補助導体を介して電気的に接続される。第1電極4aおよび第2電極4bは、タングステン、モリブデン、銅、または銀等の金属粉末メタライズからなり、スクリーン印刷法等の印刷手段を用いて、基体2用のセラミックグリーンシートの所定の位置に第1電極4aおよび第2電極4b用のメタライズペーストを印刷塗布し、基体2用のセラミックグリーンシートと同時焼成することによって基体2の内部に所定のパターンに形成することができる。メタライズペーストは、主成分の金属粉末に有機バインダーおよび有機溶剤、並びに必要に応じて分散剤等を加えて、ボールミル、三本ロールミル、またはプラネタリーミキサー等の混練手段により混合および混練することで製作される。メタライズペーストには、セラミックグリーンシートの焼結挙動に合わせたり、焼結後の絶縁基板との接合強度を高めたりするためにガラスやセラミックスの粉末を添加しても良い。
なお、図3に示すように、第1電極4aおよび第2電極4bは、基体2の内部に空洞3に露出することなく配設することが好ましい。これは、第1電極4aおよび第2電極4bが空洞3内を通過する流体に直接接触しにくくなるので、流体により第1電極4aおよび第2電極4bが腐食し、プラズマ場の強度が低下する可能性を抑制することができるからである。なお、基体2の表面に形成する場合には、第1電極4aおよび第2電極4bの露出する表面には、ニッケルおよび金等の耐蝕性に優れる金属を被着しておくことが好ましい。また、プラズマ発生体1を高温下の環境にて使用する場合は、熱により金属同士の拡散が行われやすくなるので、ニッケルまたは金等の耐蝕性に優れる金属を単層で被着しておいても構わない。例えば、ニッケルめっき層と金めっき層とを順次被着している場合、高温下の熱によりニッケルと金とが容易に拡散し、第1電極4aおよび第2電極4bが劣化してプラズマ場の強度が低下する可能性やプラズマ場の強度がばらつく可能性がある。このため、プラズマ発生体1を高温下の環境にて使用する場合は、第1電極4aおよび第2電極4bの露出する表面に金めっき層のみを0.1〜10μm程度被着させておいても構わない。
また、第1電極4aと第2電極4bとの間隔は、必要とするプラズマ場の強度や第1電極4aおよび第2電極4bに印加する電圧等によって適宜決定される。例えば、ディーゼルエンジンの排気ガス中のPMや酸化成分等の流体を浄化するプラズマ発生体1における第1電極4aと第2電極4bとの間隔は、0.5mm〜2.0mm程度が好ましい。
基体2の外表面には、外部端子5a,5bが被着形成されている。外部端子5a,5bは、外部電源から第1電極4aおよび第2電極4bに電圧を印加するための導電路として機能し、基体2の外表面に導出された第1電極4aおよび第2電極4bのそれぞれに電気的に接続されている。外部端子5a,5bは、タングステン、モリブデン、銅、または銀等の金属粉末メタライズからなり、スクリーン印刷法等の印刷手段を用いて、基体2用のセラミックグリーンシートの所定の位置に外部端子5a,5b用のメタライズペーストを印刷塗布し、基体2用のセラミックグリーンシートと同時焼成することによってプラズマ発生体1の所定の位置に形成することができる。外部端子5a,5b用のメタライズペーストは、第1電極4aおよび第2電極4b用のメタライズペーストと同様にして作製されるが、有機バインダーおよび有機溶剤の量により印刷に適した粘度に調製される。
なお、外部端子5a,5bの露出する表面には、ニッケルまたは金等の耐蝕性に優れる金属を被着しておくことが好ましい。なお、外部端子5a,5bが酸化腐食するのを防止するとともに、外部端子5a,5bと外部電源の電源端子との接合を強固なものとするために、厚みが1〜10μm程度のニッケルめっき層と厚みが0.1〜3μm程度の金めっき層とが順次被着されていることが好ましい。なお、外部端子5a,5bにおいても、上述と同様に、高温下にて使用する場合には、ニッケルまたは金等の耐蝕性に優れる金属を単層で被着しておいても構わない。
あるいは、外部端子5a,5bは、基体2用のセラミックグリーンシートの焼成後に、所定の位置に貼り付けられた金属板でもよい。
そして、外部電源の電源端子を圧接または接合等の手段により外部端子5a,5bに電気的に接続し、外部端子5a,5bを通して第1電極4aおよび第2電極4bに電圧を印加すると、第1電極4aと第2電極4bとの対向面(平面視して、第1電極4aおよび第2電極4bとが重畳する領域)の間にプラズマ場を発生させることができる。これにより、プラズマ発生体1の一方側面から他方側面にかけて形成された空洞3内を通過する流体は、第1電極4aおよび第2電極4bとの間のプラズマ場を通過することとなるので、反応および分解されて、浄化される。例えば、NO(窒素酸化物)は、下記の式(1)および(2)に示された反応より分解して、NおよびOが生成されて浄化される。
2NO → 2NO+O・・・・・・・・・・(1)
2NO+O → N+2O・・・・・・・・・・(2)
なお、第1電極4aおよび第2電極4bとの間にプラズマ場を発生させるために、周波数の高い交流電圧が印加される。印加される交流電圧は、必要とされるプラズマ場の強度等によって適宜選択される。例えば、ディーゼルエンジンの排気ガス中のPMや酸化成分等の流体を浄化するプラズマ発生体において印加される交流電圧の周波数は、例えば、10MHz〜100MHzである。
本実施の形態によるプラズマ発生体1は、内部に放電空間となる空洞3を備えた基体2を有するプラズマ発生体であって、空洞3は、基体2の外表面に沿って存在し、その形状は、一方向に延在する形状である。そして、基体2における空洞3の端部に隣接した部位6は、他の部位よりも弾性率が大きい。
通常、上記構成の空洞を有するプラズマ発生体が急に高温の環境下に置かれて、プラズマ発生体の外部と空洞の内部との間に温度差が生じると、すなわち、プラズマ発生体の外部が高温となる一方、空洞内部の温度上昇が追いつかずに比較的常温に近い温度のままであると、プラズマ発生体の外表面と空洞の内面との間に熱膨張差が生じて基体が変形し、空洞の端部近傍で大きな引っ張り応力が発生する。
しかし、本実施の形態1によるプラズマ発生体では、空洞3の端部に隣接した部位6は、他の部位よりも弾性率が大きいことから、プラズマ発生体1の外部と空洞3内との間に温度差が生じても、空洞3の端部に隣接した部位6が弾性変形し、その部位6にかかる引っ張り応力を低減することができる。よって、プラズマ発生体1にクラックが発生する可能性を低減することができる。
なお、本実施の形態によるプラズマ発生体1において、基体2は、複数のセラミック層からなり、そのセラミック層の1つに貫通孔を設けて空洞3としたが、空洞3は、貫通孔から構成されなくともよく、セラミック層の表面に1つの開口を有する穴部により構成されてもよい。また、本実施の形態によるプラズマ発生体1の基体2において、他の部位よりも弾性率の大きい部位は、穴部を設けたセラミック層におけるその穴部に隣接した部位であるが、その穴部を設けたセラミック層に隣接するセラミック層に設けられてもよく、その両方に設けられてもよい。
ここで、基体2の弾性率は、例えば、超音波パルス法を用いて測定することができる。
具体的には、プラズマ発生体1の所望の箇所から小片(厚さ:3mm以上、面積:10mm以上)を切り出して測定試料とし、パルスレシーバから振動子を通して数MHzの縦波および横波信号を試料に入射し、試料底面からの反射波を検出する。そして、超音波が試料中を伝搬する時間から縦波および横波音速を求めることにより、弾性率を算出することができる。その他、曲げ共振法、振り共振法、歪みゲージ法等によっても基体2の弾性率を測定することができる。
また、図4に示すように、プラズマ発生体は、複数の空洞3A〜3Cが厚み方向に形成されたものであっても良い。図4のプラズマ発生体11では、各空洞3A〜3Cを挟むように第1電極4aおよび第2電極4bがそれぞれ配置されている。上記構成により、第1電極4aと第2電極4bとの間の各空洞3A〜3Cにそれぞれプラズマ場を発生させ、それぞれの空洞3A〜3C内を通過する流体を反応および分解させることにより、その流体を浄化することができる。このように、プラズマ発生体に複数の空洞3A〜3Cを設けることにより、複数の空洞3A〜3Cで流体を反応および分解させることができるので、流体を効率よく浄化することができる。
また、図4のプラズマ発生体11では、各空洞3A〜3Cの端部に隣接した部位6a,6bの弾性率を他の部位の弾性率よりも大きくしたが、各空洞3A〜3Cに隣接した部位6a,6bのうち少なくとも基体2の外表面に最も近い部位6aの弾性率が他の部位の弾性率よりも大きければ、高温環境下において、プラズマ発生体11にクラックが発生する可能性を低減することができる。
なお、プラズマ発生体1,11は、基体2が、セラミックグリーンシートを同時焼成することにより形成され、第1電極4a、第2電極4b、および外部端子5a,5bが、メタライズペーストをセラミックグリーンシートと同時に焼成することにより形成されることが好ましい。このことにより、プラズマ発生体はセラミックスとメタライズペーストを同時焼成することにより一体化されているので、高温、高振動等の環境下で長期間使用される場合にも、プラズマ発生体の変形を小さなものとし、空洞3の形状を安定したものとすることができる。従って、空洞3内を通過するPMや酸化性成分等の流体を長期間にわたって安定して反応させ、分解させて良好に浄化することができる。
なお、プラズマ発生体単独ではなく、他の排気ガスの浄化機構をともに用いてもよい。例えば、プラズマ発生体の前後にフィルターや触媒を付着しておいても良く、これにより排気ガス中のPMや酸化成分等の排出をさらに低減させることができる。このようなフィルターとして、セラミック製のDPF(Diesel Particulate Filter)等があり、触媒として白金等を用いることができる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る反応装置100の構造的な構成を示す概念図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、第1の実施形態と同一符号を付して説明を省略する。
反応装置100は、第1の実施形態のプラズマ発生体11を備え、プラズマ発生体11により被処理流体を処理して排出する装置として構成されている。被処理流体は、例えば、自動車の内燃機関の排気ガスであり、空洞3(以下、「放電空間」ともいう。)における化学変化によりNOxが分解される。また、例えば、被処理流体は、冷蔵庫やエアコンに冷却媒体として使用されたフロンであり、放電空間3における化学変化によりフロンが分解される。なお、以下では、反応装置100のうち、プラズマ発生体11以外の部分を、反応装置本体部101ということがある。
反応装置本体部101は、被処理流体を供給する流体源103と、流体源103からプラズマ発生体11に被処理流体を導く供給管105(供給部の一例)と、プラズマ発生体11により処理された被処理流体を排出する排出管107と、被処理流体の流動を制御するための被処理流体用ポンプ109と、冷却媒体を供給する冷媒源111と、冷媒源111からプラズマ発生体11に冷却媒体を導く供給用流動管50A(冷却部の一例)と、プラズマ発生体11から冷媒源111に冷却媒体を導く排出用流動管50Bと、冷却媒体の流動を制御するための冷却媒体用ポンプ113(冷却部の一例)とを備えている。
流体源103は、被処理流体としての排気ガスを排出する自動車の内燃機関等、被処理流体を生成するものである。あるいは、流体源103は、使用済みの冷蔵庫やエアコンの冷却媒体を保持したタンク等、被処理流体を保持するものである。
供給管105は、一端側が、流体源103の被処理流体を生成又は保持する空間に連通し、他端側が、プラズマ発生体11の放電空間3に連通している。供給管105のプラズマ発生体11側は、放電空間3の数に対応して第1分岐部105aA、第2分岐部105aB、第3分岐部105aC(以下、単に「分岐部105a」といい、これらを区別しないことがある。)に分岐し、第1分岐部105aA〜第3分岐部105aCは、それぞれ第1放電空間3A〜第3放電空間3Cに連通している。
排出管107は、一端側が、プラズマ発生体11の放電空間3に、供給管105とは反対側から連通し、他端側が、大気に開放され、又は、処理後の被処理流体を保持若しくは処理後の被処理流体に別の処理を施す不図示の空間に連通している。排出管107のプラズマ発生体11側は、放電空間3の数に対応して第1分岐部107aA、第2分岐部107aB、第3分岐部107aC(以下、単に「分岐部107a」といい、これらを区別しないことがある。)に分岐し、第1分岐部107aA〜第3分岐部107aCは、それぞれ第1放電空間3A〜第3放電空間3Cに連通している。なお、排出管107は、省略されてもよい。例えば、処理後の被処理流体が放電空間3から大気へ直接的に排出されてもよい。
供給管105及び排出管107は、金属や樹脂などの適宜な材料により形成されている。供給管105及び排出管107は、可撓性を有していてもよいし、有していなくてもよい。分岐部105a及び分岐部107aと、放電空間3との接続は、例えば、分岐部105aや分岐部107aの端部を、基体2における放電空間3の開口を有していない側面に当接させて、接着剤や螺合部材などの適宜な固定部材により分岐部105aや分岐部107aと基体2とを固定することにより行われる。なお、分岐部105aや分岐部107aを放電空間3に嵌合挿入したり、流出用接続管等の突出した環状部分を放電空間3の端部に基体2と一体的に形成し、その突出部分を分岐部105aや分岐部107aに嵌合挿入することにより行われてもよい。
被処理流体用ポンプ109は、供給管105及び排出管107の少なくともいずれかに設けられている。図5では、供給管105に設けられた場合を例示している。なお、流体源103が内燃機関である場合など、流体源103の動力により被処理流体が流動される場合には、被処理流体用ポンプ109は省略されてもよい。また、被処理流体用ポンプ109は、プラズマ発生体11に設けることも可能である。被処理流体用ポンプ109は、ロータリーポンプや往復ポンプ等の適宜なポンプにより構成されてよい。
冷媒源111は、例えば、熱交換器を含んで構成され、排出用流動管50Bからの冷却媒体の温度を熱交換器により降下させて供給用流動管50Aに供給する。なお、冷媒源111は、冷却媒体を供給することができればよく、排出用流動管50Bからの冷却媒体を受け入れて冷却媒体を循環させるものでなくてもよい。すなわち、排出用流動管50Bからの冷却媒体は、冷媒源111とは異なる場所へ排出されてよい。例えば、冷却媒体として水道水が利用されるような場合に、排出用流動管50Bからの水は、冷媒源111としての水源とは異なる場所へ排出されてよい。逆に、冷却媒体が循環される構成である場合には、冷媒源111は省略されてもよい。
供給用流動管50Aは、一端が冷媒源111に連通するとともに、他端が、上述のように、流入用接続管等を介してプラズマ発生体11の空洞3(流路)に連通している。排出用流動管50Bは、一端が、基体2に一体的に設けられた流出用接続管等を介してプラズマ発生体11の空洞3に連通するとともに、他端が冷媒源111に連通している。流動管50は、金属や樹脂などの適宜な材料により形成されている。流動管50は、可撓性を有していてもよいし、有していなくてもよい。
冷却媒体用ポンプ113は、供給用流動管50A及び排出用流動管50Bの少なくともいずれかに設けられている。図5では、供給用流動管50Aに設けられた場合を例示している。なお、冷媒源111が高位置にあるタンクであり、重力により冷却媒体を流動させることができるなど、適宜に冷却媒体を流動させる動力が得られる場合には、冷却媒体用ポンプ113は省略されてもよい。また、冷却媒体用ポンプ113は、プラズマ発生体11に設けることも可能である。冷却媒体用ポンプ113は、ロータリーポンプや往復ポンプ等の適宜なポンプにより構成されてよい。
図6は、反応装置100の電気系の構成を示すブロック図である。ここでは、例として、基体2の内部に基体2の温度を検出するための温度検出素子115と、基体2を加熱するためのヒータ116とが設けられているものする。また、基体2の表面に電極4に電圧を印加するための電極用端子117、温度検出素子115からの電気信号を出力ためのセンサ用端子1188、ヒータ116に電力を供給するためのヒータ用端子119がそれぞれ露出しているものとする。
反応装置本体部101は、電極用端子117、センサ用端子1188、ヒータ用端子119に接続される装置側電極用端子141、装置側センサ用端子143、装置側ヒータ用端子145を備えている。プラズマ発生体11は、これら端子を介して反応装置本体部101から電力が供給されて駆動制御される。具体的には、以下のとおりである。
電源部121は、例えば、バッテリを含んで構成され、バッテリからの直流電力を適宜な電圧の交流電力又は直流電力に変換して供給する。あるいは、商用周波数の交流電力を適宜な電圧の交流電力又は直流電力に変換して供給する。電源部121の電力は、制御部123、放電制御部125、温度検出部127、ヒータ駆動部129、被処理流体用ポンプ109、冷却媒体用ポンプ113に供給される。
放電制御部125は、電源部121から供給される電力を、制御部123からの制御信号に応じた電圧の交流電力に変換し、その変換後の電力を装置側電極用端子141及び電極用端子117を介して電極4に供給する。放電制御部125は、例えば、インバータや変圧器等の電源回路を含んで構成されている。電極4では、放電制御部125により印加された電圧に応じた量の放電が行われる。
温度検出部127は、例えば、温度検出素子115が温度変化により抵抗値が変化する抵抗体により構成されている場合、電源部121から供給される電力を適宜な電圧の直流電力又は交流電力に変換し、その変換した電力を装置側センサ用端子143及びセンサ用端子118を介して温度検出素子115に供給する。そして、温度検出素子115は、温度検出素子115の抵抗値を検出し、その検出した抵抗値に応じた信号を制御部123に出力する。温度検出素子115は、検出した抵抗値に基づいて温度検出素子115の温度を算出し、その算出値に応じた信号を制御部123に出力してもよい。
ヒータ駆動部129は、電源部121から供給される電力を、制御部123からの制御信号に応じた電圧の直流電力又は交流電力に変換し、その変換した電力を装置側ヒータ用電極145及びヒータ用電極13を介してヒータ116に供給する。ヒータ駆動部129は、例えば、整流回路や変圧器等の電源回路を含んで構成されている。ヒータ116では、ヒータ駆動部129により印加された電圧に応じた量の発熱が行われる。
被処理流体用ポンプ109及び冷却媒体用ポンプ113はそれぞれ、例えば、特に図示しないが、ポンプの駆動源としてのモータと、当該モータを駆動するモータドライバとを含んで構成されており、モータドライバは、電源部121から供給される電力を、制御部123からの制御信号に応じた電圧の交流電力又は直流電力に変換してモータに印加する。モータは、印加された電圧に応じた回転数で回転し、ひいては、印加された電圧に応じた力が被処理流体や冷却媒体に加えられる。
入力部131は、ユーザの操作を受け付け、ユーザの操作に応じた信号を制御部123に出力する。例えば、入力部131は、反応装置100の駆動開始操作、駆動停止操作、温度設定や流量制御に係る各種のパラメータの設定操作を受け付け、操作に応じた信号を出力する。入力部131は、例えば、各種スイッチを含んだ制御パネルやキーボードにより構成されている。
制御部123は、例えば、特に図示しないが、CPU、ROM、RAM及び外部記憶装置を備えたコンピュータにより構成されている。制御部123は、温度検出部127や入力部131からの信号に基づいて、放電制御部125、ヒータ駆動部129、被処理流体用ポンプ109及び冷却媒体用ポンプ113に制御信号を出力する。
例えば、制御部123は、入力部131から反応装置100の駆動開始操作に応じた信号が入力された場合には、電極4への電力の供給を開始するように放電制御部125に制御信号を出力し、入力部131から反応装置100の駆動停止操作に応じた信号が入力された場合には、電極4への電力の供給を停止するように放電制御部125に制御信号を出力する。
また、例えば、制御部123は、温度検出部127により検出される温度が、プラズマ発生体11が効率的にプラズマを発生させることができる温度として設定された所定の目標温度に達していないと判定した場合は、電極4へ供給する電力を、通常運転時に供給する電力よりも増加させるように、放電制御部125に制御信号を出力し、プラズマ発生体11が目標温度に到達した場合には、電極4へ供給する電力を通常運転時に供給する電力に維持するように、放電制御部125に制御信号を出力する。
また、例えば、制御部123は、温度検出部127により検出される温度が、プラズマ発生体11が効率的にプラズマを発生させることができる温度として設定された所定の目標温度に達していないと判定した場合は、ヒータ116へ電力を供給し、又は、ヒータ116へ供給する電力を増加させるように、ヒータ駆動部129に制御信号を出力する。そして、プラズマ発生体11が目標温度に到達した場合には、ヒータ116へ供給する電力を減少させ、又は、ヒータ116への電力の供給を停止するように、ヒータ駆動部129に制御信号を出力する。
また、例えば、制御部123は、温度検出部127により検出される温度と、プラズマ発生体11が効率的にプラズマを発生させることができる温度、あるいは、プラズマ発生体11や反応装置本体部101が安全に運転される温度として設定された所定の目標温度とを比較し、検出された温度が目標温度よりも高い場合には冷却媒体の流速を高く、低い場合には冷却媒体の流速を低くするように、冷却媒体用ポンプ113へ制御信号を出力する。
また、例えば、制御部123は、温度検出部127により検出される温度が、プラズマ発生体11が効率的にプラズマを発生させることができる温度として設定された所定の目標温度に達していないと判定した場合は、被処理流体の流速を低く、達したと判定した場合は、被処理流体の流速を高くするように、被処理流体用ポンプ109へ制御信号を出力する。
また、例えば、制御部123は、温度検出部127により検出される温度と、プラズマ発生体11や反応装置本体部101が安全に運転される温度として設定された所定の温度範囲とを比較し、検出された温度が設定された温度範囲を超えた場合には、不図示の表示装置やスピーカ等の報知部に、異常の発生を報知するように制御信号を出力する。
以上の第2の実施形態によれば、反応装置100は、第1の実施形態のプラズマ発生体11と、放電空間3に被処理流体を供給する供給管105と、放電空間3でプラズマ発生を行なって被処理流体を化学変化させた反応流体を排出するための排出管107とを備えているから、第1の実施形態と同様に、プラズマ発生体11の耐久性の向上やプラズマ発生体11の小型化の効果が得られ、ひいては、反応装置100の耐久性の向上や小型化の効果が得られる。
なお、本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば種々の変更は可能である。例えば、上述においては、自動車、船舶、発電機等に使用されるディーゼルエンジン等の排気ガスの浄化について説明を行っているが、その他の用途に使用されるプラズマ発生体およびその反応装置に適用しても良い。例えば、消臭、ダイオキシン分解、花粉分解等に使用される空気洗浄機器やプラズマエッチング、薄膜装置等に搭載されるプラズマ発生体および反応装置等に適用することができる。また、プラズマ反応により空洞内を通過する流体を反応または分解させるためのプラズマ発生体およびその反応装置に適用することが可能である。
本発明の第1の実施の形態によるプラズマ発生体の構成例を示す斜視図である。 (a)は、図1のプラズマ発生体の平面図であり、(b)は、(a)の図1のプラズマ発生体の側面図である。 (a)は、図2(a)のプラズマ発生体のB−B’線における断面図、(b)は、図2(b)のC−C’線における断面図である。 本発明の第1の実施の形態によるプラズマ発生体の他の構成例を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る反応装置の構造的な構成を示す概念図である。 図5の反応装置の電気系の構成を示すブロック図である。 従来のプラズマ発生体に熱衝撃が加えられた場合の状態を示す図である。
符号の説明
1,11・・・プラズマ発生体
2・・・・・・基体
3・・・・・・空洞
4a,4b・・・電極
5a,5b・・・外部端子

Claims (6)

  1. 内部に放電空間となる空洞を備えた基体を有するプラズマ発生体であって、
    前記空洞は、前記基体の外表面に沿って一方向に延在した形状であり、
    前記基体における前記空洞の端部に隣接した部位は、他の部位よりも弾性率が大きいことを特徴とするプラズマ発生体。
  2. 前記基体は、複数の誘電体層が積層されてなり、
    少なくとも1つの前記誘電体層は、一部が前記空洞を構成する第1穴部を有し、
    前記第1穴部を有する前記誘電体層において、前記第1穴部の前記空洞を構成する部分に隣接する部位に前記誘電体層よりも弾性率の高い材料が充填されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ発生体。
  3. 前記基体は、複数の誘電体層が積層されてなり、
    少なくとも1つの前記誘電体層は、前記空洞を構成する第1穴部を有し、
    前記空洞に隣接する誘電体層は、前記空洞の端部に隣接した部位に前記空洞に通じる第2穴部を有し、該第2穴部に前記誘電体層よりも弾性率の高い材料が充填されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ発生体。
  4. 前記基体は、アルミナセラミックス若しくはコーディライトセラミックスであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のプラズマ発生体。
  5. 前記基体における前記空洞の端部に隣接した部位は、金、銀、パラジウムおよび銅のいずれかであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のプラズマ発生体。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のプラズマ発生体を備え、
    前記プラズマ発生体の前記基体は、前記放電空間にプラズマを発生可能な電極を有し、
    前記放電空間に被処理流体を供給可能な供給部と、
    前記放電空間でプラズマを発生させて前記被処理流体を化学変化させるように前記電極に電圧を印加可能な電極制御部と
    を具備することを特徴とする反応装置。
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