JP2008239103A - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジンの使用燃料として燃料改質器にて改質した燃料を用いても、運転性能や排気性能を損なうことなく、高効率な運転が可能なハイブリッド車両を提供する。
【解決手段】 S102において、外部より供給された燃料(1次燃料)を燃料改質器にて改質した燃料(2次燃料)の残量が所定値以上かどうかの判定を行う。残量が所定値以上の場合、S103にてエンジンを最良燃費点にて運転する。残量が所定値未満の場合、S113にて使用燃料を1次燃料に切り替え、1次燃料のみで運転可能な最大出力を設定し、この最大出力となるようにエンジン負荷を上げる。この後、エンジン出力と運転者の要求出力とを比較して、余剰出力をバッテリに蓄電するか、若しくはモータアシストを行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ハイブリッド車両に関する。
通常の火花点火エンジンにおいて、燃焼効率は運転状態が高負荷側及び低回転側で高く、低負荷側又は高回転側になるにしたがい低下するという特性を持っている。そこでエンジンとモータとを組み合わせ、燃焼効率の高い運転領域でエンジンを運転させ、必要とされる出力の不足分をモータで補助するようなハイブリッド車両がある。
ハイブリッド車両に使用するエンジンの一例として、特許文献1に記載の筒内噴射式火花点火エンジンのように、成層燃焼を用いて燃焼効率の高い運転領域を広げたものがある。
また、特許文献2には、2種類の燃料(高オクタン価燃料と低オクタン価燃料)を使用可能なエンジンにおいて、このエンジンの燃焼室周辺部に高オクタン価燃料を、燃焼室中心部に低オクタン価燃料を供給し、圧縮自己着火により燃焼を開始するものが示されている。
特開2001−207880号公報 特開2005−139945号公報
しかしながら、特許文献1に記載の筒内噴射式火花点火エンジンのように、成層燃焼を行った場合、NOx排出量が増加し、排気性能が悪化する可能性がある。
また、特許文献2に記載のエンジンでは、異なるオクタン価の燃料を貯留する燃料タンクを複数備える必要がある。さらに、異なるオクタン価の燃料を得る手段として燃料改質器を用いた場合、燃料改質により得られる燃料が不足すると、運転性能が悪化する可能性がある。
本発明はこのような実情を鑑み、燃料改質により得られる燃料を用いて、高効率かつ排気性能を損なうことのないエンジンを備えたハイブリッド車両を提供することを目的とする。
そのため本発明では、ハイブリッド車両に、燃料を貯留する1次燃料タンクと、1次燃料タンクからの燃料を改質する少なくとも1つの燃料改質器と、燃料改質器により改質された燃料を貯留する少なくとも1つの2次燃料タンクとを装備させ、複数の燃料タンク内の燃料のうち少なくとも1つを選択的に用いてエンジンを運転する。また、2次燃料タンク内の燃料残量を検出する2次燃料タンク内残量検出手段と、エンジンの負荷を制御するエンジン負荷制御手段とを備え、2次燃料タンク内燃料残量検出手段にて検出された燃料残量に基づいて、エンジン負荷制御手段により、エンジン負荷を制御する。
本発明によれば、燃料改質器にて改質された燃料(2次燃料)の残量に応じてエンジン出力が設定され、2次燃料の残量不足により使用燃料の切り替えが行われても、要求出力を満たしながら、燃料改質器にて不足した2次燃料を生成し、この2次燃料を2次燃料タンクに補充し、エンジンを最良燃費点での運転へと速やかに復帰させることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるハイブリッド車両の構成図である。
エンジン1の出力軸は動力伝達装置2を介して駆動用モータ・ジェネレータ3と駆動用動力伝達装置4とに接続される。これにより、エンジン1の出力と、駆動用モータ・ジェネレータ3の出力との少なくとも1つが駆動用動力伝達装置4を介して車軸5に伝達され、車輪6を駆動する。また、エンジン1の起動に用いる起動用モータ・ジェネレータ7は起動用動力伝達装置8を介してエンジン1の出力軸に接続される。駆動用モータ・ジェネレータ3及び起動用モータ・ジェネレータ7は、インバータ9を介してバッテリ10(蓄電手段)に接続される。尚、インバータ9は、バッテリ10からの直流電力を交流電力に変換し、起動用モータ・ジェネレータ3又は起動用モータ・ジェネレータ7に供給する機能と、モータ起動用モータ・ジェネレータ4又は起動用モータ・ジェネレータ7にて発電された交流電力を直流電力に変換し、バッテリ10に蓄電する機能とを有する。
また、電子制御装置(ECU)20は、エンジン1と、駆動用モータ・ジェネレータ3と、起動用モータ・ジェネレータ7とに対する運転制御を行うものであり、2次燃料タンク内残量判定手段21と、エンジン最大出力設定手段22と、エンジン負荷制御手段23と、運転制御手段24とを有する。2次燃料タンク内残量判定手段21では、後述する2次燃料タンク内残量検出手段である残量センサからの検出結果に基づき、後述する2次燃料タンク内の燃料残量が所定値以上かどうかの判定を行う。尚、所定値とは、エンジン1の使用燃料を切り替えるか否かの判定を行うための閾値である。エンジン最大出力設定手段22では、2次燃料タンク内残量判定手段21にて後述する2次燃料タンク内の燃料残量が所定値未満と判断された場合に、後述する1次燃料タンク内の燃料のみで運転可能な最大出力を設定する。エンジン負荷制御手段23では、後述する2次燃料タンク内の燃料残量が所定値以上の場合は最良燃費点となるようにエンジン負荷を制御し、後述する2次燃料タンク内の燃料残量が所定値未満の場合は、エンジン最大出力設定手段22にて設定された最大出力となるようにエンジン負荷を制御する。運転制御手段24では、運転者の要求出力(アクセル開度等よりECU20にて算出)と、後述する2次燃料タンク内の燃料残量とを基に、エンジン1と、駆動用モータ・ジェネレータ3と、起動用モータ・ジェネレータ7とに対する運転制御を行う。尚、本実施形態において、ECU20内の各手段はマイクロコンピュータのプログラムとして実現されているが、ハードワイヤードの論理回路を用いて構成することも可能である。
図2は、本実施形態におけるエンジンの燃料供給装置の構成図である。
1次燃料タンク31には、外部より給油される燃料が貯留されており、この燃料は、燃料ポンプ32aにより燃料改質器33aへ供給される。
燃料改質器33aでは、排気熱を利用して、1次燃料タンク31からの燃料の改質を行う。
燃料改質器33aにて改質されて得られた改質燃料(2次燃料)は2次燃料タンク34aに貯留される。尚、2次燃料タンク内残量検出手段として、2次燃料タンク34aには、2次燃料の残量を検出する残量センサ35aが備えられている。
また、2次燃料タンク34aに貯留されている2次燃料と1次燃料タンク31に貯留されている燃料(1次燃料)とは、それぞれ燃料ポンプ(図示せず)を介して、エンジン1の吸気通路や燃焼室に設けられる燃料噴射弁36a、36bの両方に供給可能な構成となっている。これにより、燃料噴射弁36a、36bの各々からエンジン1へ1次燃料及び2次燃料を任意の割合で供給することが可能である。
尚、各燃料噴射弁36a、36bに供給する1次燃料と2次燃料との供給割合及び供給量は、エンジン1の運転状態に応じて、ECU20に備えられたエンジン負荷制御手段23により制御される。
図3は、本実施形態におけるエンジン及びモータの運転制御フローを示す図である。
ECU20は、ステップS102において、残量センサ35aにより検出された結果に基づき、2次燃料タンク内残量判定手段21にて、2次燃料タンク34a内の燃料残量が所定値以上かどうかの判定を行う。尚、ここでの所定値は、エンジン1の使用燃料を1次燃料に切り替えるか否かの判定を行うための閾値である。ステップS102にて2次燃料タンク34a内の燃料残量が所定値以上であると判定された場合、ステップS103に進み、エンジン負荷制御手段23は、エンジン1を最良燃費点にて運転するように制御する。ステップS102にて2次燃料タンク34a内の燃料残量が所定値未満であると判定された場合、ステップS113に進み、使用燃料を1次燃料に切り替え、エンジン最大出力設定手段22は、1次燃料タンク31内の燃料のみで運転可能な最大出力を設定し、この最大出力となるように、エンジン負荷制御手段23は、エンジン負荷を上げる制御を行う。
その後、ステップS114において、運転制御手段24は、エンジン出力が運転者の要求出力以上かどうかの判定を行う。ステップS114にてエンジン出力が運転者の要求出力以上であると判定された場合、ステップS115に進み、運転制御手段24は、余剰出力を駆動用モータ・ジェネレータ3及び起動用モータ・ジェネレータ7の回生作動により交流電力に変換するように制御し、この交流電力はインバータ9にて直流電力に変換され、バッテリ10に蓄電される。ステップS114にてエンジン出力が運転者の要求出力未満であると判定された場合、ステップS125に進み、運転制御手段24は、運転者の要求出力を満たすため、駆動用モータ・ジェネレータ3の出力をエンジン出力に加えるように制御する。
本実施形態によれば、ECU20に2次燃料タンク内残量判定手段21と、エンジン負荷制御手段23とを備えているため、2次燃料タンク34aの燃料残量が所定値以上であれば、エンジン1を最良燃費点にて運転するように1次燃料と2次燃料との混合割合及び供給量を制御することができる。
また本実施形態によれば、2次燃料タンク34a内の燃料残量が所定値未満である場合、使用燃料を1次燃料に切り替え、エンジン最大出力設定手段22は、1次燃料タンク31内の燃料のみで運転可能な最大出力を設定し、この最大出力となるように、エンジン負荷制御手段23は、エンジン負荷を上げる制御を行うことにより、エンジン1の排気温度が上昇し、排気熱を利用している燃料改質器33aの温度が上昇するため、燃料の改質効率及び改質速度を向上させることができる。これにより、2次燃料タンク34aの燃料不足を最小限に止め、エンジン1を最良燃費点での運転へと速やかに復帰させることができる。
また本実施形態によれば、2次燃料タンク34a内の燃料残量が所定値未満であり、かつ、エンジン1の出力が運転者の要求出力未満である場合、運転制御手段24は、運転者の要求出力を満たすため、駆動用モータ・ジェネレータ3の出力をエンジン1の出力に加えるように制御を行うので、この出力増加に伴い、排気温度が上昇し、排気熱を利用している燃料改質器33aの温度が上昇するため、燃料の改質効率及び改質速度を向上させることができる。これにより、2次燃料タンク34aの燃料不足を最小限に止め、エンジン1を最良燃費点での運転へと速やかに復帰させることができる。
また本実施形態によれば、2次燃料タンク34a内の燃料残量が所定値未満であり、かつ、エンジン1の出力が運転者の要求出力以上である場合、運転制御手段24は、余剰出力を駆動用モータ・ジェネレータ3及び起動用モータ・ジェネレータ7の回生作動により交流電力に変換するように制御し、この交流電力はインバータ9にて直流電力に変換され、バッテリ10に蓄電されるので、余剰出力がエネルギー損失となるのを抑制することができる。
次に本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態におけるエンジンの燃料供給装置の構成図である。
図2にて示した第1の実施形態との相違点について説明する。
図4において、1次燃料タンク31に貯留されている燃料は、燃料ポンプ32bを介して燃料改質器33bへと供給される構成を有する。また、この燃料改質器33bにて排気熱を利用して改質されて得られた改質燃料(2次燃料)が2次燃料タンク34aに貯留される構成を有する。
特に本実施形態によれば、燃料改質器を2基備えているため、1次燃料の性状に応じて使用する燃料改質器を切り替えることにより所望の性状の2次燃料を得ることができるので、1次燃料の性状の変化に対応して、エンジン1を最良燃費点にて運転することが可能となる。
次に本発明の第3の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態におけるエンジンの燃料供給装置の構成図である。
図5において、1次燃料タンク31には、外部より給油される燃料が貯留されており、この燃料は、燃料ポンプ32c、32dにより燃料改質器33c、33dへ供給される。
燃料改質器33cでは、排気熱を利用し、改質触媒を用いて、1次燃料タンク31からの燃料のオクタン価を高くするように改質を行う。また、燃料改質器33dでは、排気熱を利用し、1次燃料タンク31からの燃料のオクタン価を低くするように改質を行う。
燃料改質器33cにて改質されて得られた高オクタン価燃料(低自着火性燃料)は2次燃料タンク34cに貯留され、燃料改質器33dにて改質されて得られた低オクタン価燃料(高自着火性燃料)は2次燃料タンク34dに貯留される。尚、2次燃料タンク内残量検出手段として、2次燃料タンク34cには、高オクタン価燃料の残量を検出する残量センサ35cが備えられ、2次燃料タンク34dには、低オクタン価燃料の残量を検出する残量センサ35dが備えられている。
また、2次燃料タンク34cに貯留されている高オクタン価燃料と2次燃料タンク34dに貯留されている低オクタン価燃料とは、それぞれ燃料ポンプ(図示せず)を介して、エンジン1の吸気通路や燃焼室に設けられる燃料噴射弁36c、36dの両方に供給可能な構成となっている。これにより、燃料噴射弁36c、36dの各々からエンジン1へ高オクタン価燃料及び低オクタン価燃料を任意の割合で供給することが可能である。
尚、各燃料噴射弁36c、36dに供給する高オクタン価燃料と低オクタン価燃料との供給割合及び供給量は、エンジン1の運転状態に応じて、ECU20に備えられたエンジン負荷制御手段23により最良燃費点となるように制御される。
図6及び図7は、本実施形態におけるエンジン及びモータの運転制御フローを示す図である。
ECU20は、図6のステップS202において、残量センサ35cにより検出された結果に基づき、2次燃料タンク内残量判定手段21にて、2次燃料タンク34c内の高オクタン価燃料の残量が所定値以上かどうかの判定を行う。尚、ここでの所定値は、エンジン1の使用燃料を低オクタン価燃料に切り替えるか否かの判定を行うための閾値である。ステップS202にて2次燃料タンク34c内の高オクタン価燃料の残量が所定値以上であると判定された場合、ステップS203に進み、残量センサ35dにて検出された結果に基づき、2次燃料タンク内残量判定手段21にて、2次燃料タンク34d内の低オクタン価燃料の残量が所定値以上かどうかの判定を行う。尚、ここでの所定値は、エンジン1の使用燃料を高オクタン価燃料に切り替えるか否かの判定を行うための閾値である。ステップS203にて2次燃料タンク34d内の低オクタン価燃料の残量が所定値以上であると判定された場合、ステップS204に進み、エンジン負荷制御手段23は、エンジン1を最良燃費点にて運転するように制御する。
図6のステップS202にて2次燃料タンク34c内の高オクタン価燃料の残量が所定値未満であると判定された場合、ステップS213に進み、使用燃料を低オクタン価燃料に切り替え、エンジン最大出力設定手段22を用いて、2次燃料タンク34d内の低オクタン価燃料のみで運転可能な最大出力を設定し、この最大出力となるように、エンジン負荷制御手段23を用いて、エンジン負荷を上げる制御を行う。
その後、図7のステップS301において、運転制御手段24は、エンジン出力が運転者の要求出力以上かどうかの判定を行う。ステップS301にてエンジン出力が運転者の要求出力以上であると判定された場合、ステップS302に進み、運転制御手段24は、余剰出力を駆動用モータ・ジェネレータ3及び起動用モータ・ジェネレータ7の回生作動により交流電力に変換するように制御し、この交流電力はインバータ9にて直流電力に変換され、バッテリ10に蓄電される。ステップS301にてエンジン出力が運転者の要求出力未満であると判定された場合、ステップS312に進み、運転制御手段24は、運転者の要求出力を満たすため、駆動用モータ・ジェネレータ3の出力をエンジン出力に加えるように制御する。
図6のステップS203にて2次燃料タンク34d内の低オクタン価燃料の残量が所定値未満であると判定された場合、ステップS224に進み、使用燃料を高オクタン価燃料に切り替え、エンジン最大出力設定手段22は、2次燃料タンク34c内の高オクタン価燃料のみで運転可能な最大出力を設定し、この最大出力となるように、エンジン負荷制御手段23は、エンジン負荷を上げる制御を行う。
その後、図7のステップS301において、運転制御手段24は、エンジン出力が運転者の要求出力以上かどうかの判定を行う。ステップS301にてエンジン出力が運転者の要求出力以上であると判定された場合、ステップS302に進み、運転制御手段24は、余剰出力を駆動用モータ・ジェネレータ3及び起動用モータ・ジェネレータ7の回生作動により交流電力に変換するように制御し、この交流電力はインバータ9にて直流電力に変換され、バッテリ10に蓄電される。ステップS301にてエンジン出力が運転者の要求出力未満であると判定された場合、ステップS312に進み、運転制御手段24は、運転者の要求出力を満たすため、駆動用モータ・ジェネレータ3の出力をエンジン出力に加えるように制御する。
特に本実施形態によれば、使用燃料として高オクタン価に改質された2次燃料と低オクタン価に改質された2次燃料とを用い、それぞれを貯留する2次燃料タンク34c、34d内の燃料残量に応じて、エンジン1と、駆動用モータ・ジェネレータ3と、起動用モータ・ジェネレータ7との運転制御を行うので、使用燃料の燃料不足を最小限に止め、エンジン1を最良燃費点での運転へと速やかに復帰させることができる。
第1の実施形態におけるハイブリッド車両の構成図 第1の実施形態におけるエンジンの燃料供給装置の構成図 第1の実施形態におけるエンジン及びモータの運転制御フローを示す図 第2の実施形態におけるエンジンの燃料供給装置の構成図 第3の実施形態におけるエンジンの燃料供給装置の構成図 第3の実施形態におけるエンジン及びモータの運転制御フローの一部を示す図 第3の実施形態におけるエンジン及びモータの運転制御フローの一部を示す図
符号の説明
1 エンジン
2 動力伝達装置
3 駆動用モータ・ジェネレータ
4 駆動用動力伝達装置
5 車軸
6 車輪
7 起動用モータ・ジェネレータ
8 起動用動力伝達装置
9 インバータ
10 バッテリ
20 電子制御装置(ECU)
31 1次燃料タンク
32a〜32d 燃料ポンプ
33a〜33d 燃料改質器
34a〜34d 2次燃料タンク
35a〜35d 残量センサ
36a〜36d 燃料噴射弁

Claims (6)

  1. 車両の駆動源としてエンジンとモータとを有し、このモータは発電機として使用可能であり、前記エンジンの出力軸と前記モータとは動力伝達装置を介して連動し、前記エンジンを運転することにより前記モータにて発電される電力と車両減速時の回生作動により前記モータにて生じる電力とを蓄電する蓄電手段と、車両の運転状態に応じて前記エンジンと前記モータとの運転を制御する運転制御手段とを備えるハイブリッド車両であって、
    燃料を貯留する1次燃料タンクと、1次燃料タンクからの燃料を改質する少なくとも1つの燃料改質器と、燃料改質器により改質された燃料を貯留する少なくとも1つの2次燃料タンクとを備え、複数の燃料タンク内の燃料のうち少なくとも1つを選択的に用いて前記エンジンを運転するものにおいて、
    前記2次燃料タンク内の燃料残量を検出する2次燃料タンク内残量検出手段と、前記エンジンの負荷を制御するエンジン負荷制御手段とを備え、
    前記2次燃料タンク内燃料残量検出手段にて検出された燃料残量に基づいて、前記エンジン負荷制御手段により、エンジン負荷を制御することを特徴とするハイブリッド車両。
  2. 前記エンジンの運転に用いられる燃料は、前記1次燃料タンク及び少なくとも1つの前記2次燃料タンクから供給可能とし、前記2次燃料タンク内残量検出手段にて検出された燃料残量が所定値未満である場合は、前記エンジンの出力を前記1次燃料タンクから供給される燃料のみで運転可能な最大出力に設定し、この最大出力となるように前記エンジン負荷制御手段にて前記エンジン負荷を制御することを特徴とする請求項1記載のハイブリッド車両。
  3. 前記最大出力と運転者の要求出力とを比較し、前記最大出力が前記要求出力未満である場合は、前記モータの出力を加えることにより前記要求出力を満たすように前記運転制御手段にて制御することを特徴とする請求項2に記載のハイブリッド車両。
  4. 前記最大出力と運転者の要求出力とを比較し、前記最大出力が前記要求出力以上である場合は、前記モータの回生作動により前記モータにて生じる電力を前記蓄電手段に蓄電するように前記運転制御手段にて制御することを特徴とする請求項2又は請求項3記載のハイブリッド車両。
  5. 少なくとも1つの前記2次燃料タンクは、他の燃料タンクに比べ高オクタン価の燃料を貯留するものであり、高オクタン価の燃料を貯留する前記2次燃料タンク内の燃料残量が所定値未満であることを前記2次燃料タンク内残量検出手段が検出した場合は、前記エンジンの出力を前記他の燃料タンクから供給される燃料のみで運転可能な最大出力に設定し、この最大出力となるように前記エンジン負荷制御手段にて前記エンジン負荷を制御すると共に、前記最大出力と要求出力とを比較し、前記最大出力が前記要求出力未満である場合は、前記モータの出力を加えることにより前記要求出力を満たすように前記運転制御手段にて制御することを特徴とする請求項1記載のハイブリッド車両。
  6. 少なくとも1つの前記2次燃料タンクは、他の燃料タンクに比べ低オクタン価の燃料を貯留するものであり、低オクタン価の燃料を貯留する前記2次燃料タンク内の燃料残量が所定値未満であることを前記2次燃料タンク内残量検出手段が検出した場合は、前記エンジンの出力を前記他の燃料タンクから供給される燃料のみで運転可能な最大出力に設定し、この最大出力となるように前記エンジン負荷制御手段にて前記エンジン負荷を制御すると共に、前記最大出力と要求出力とを比較し、前記最大出力が前記要求出力以上である場合は、前記モータの回生作動により前記モータにて生じる電力を前記蓄電手段に蓄電するように前記運転制御手段にて制御することを特徴とする請求項1又は請求項5記載のハイブリッド車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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