JP2008238546A - 金型および光学用平板部材の製造方法 - Google Patents

金型および光学用平板部材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光学性能に優れた平板成形品を効率よく成形できる金型を提供する。
【解決手段】射出成形用金型2は、固定側金型6と、固定側金型6に対して進退する可動側金型4とを備える。固定側金型6は、金型基部7と、金型基部7の表面に配置され、キャビティ面11Aを有し、このキャビティ面に連通する複数のゲート12が配置されたコアプレート11とを備える。金型基部7には、ゲート12に連通し樹脂Pを供給するホットランナー13Aを有するホットランナー部13が設けられている。ホットランナー部13は、コアプレート11における各ゲート12の周囲に配置されるゲートブッシュ100と、先端が各ゲートブッシュ100内に挿入され、樹脂を溶融した状態に保持するホットランナー本体300とを備える。ゲートブッシュ100は、熱伝導率が35(W/m・K)以上であり、かつコアプレート11の熱伝導率よりも大きい。
【選択図】図3

Description

本発明は、金型および光学用平板部材の製造方法に関し、特に、光学性能に優れた光学用平板部材を効率よく製造できる金型および光学用平板部材の製造方法に関する。
射出成形用の金型は、固定側金型と、この固定側金型に対して進退する可動側金型とを備えて構成されている。固定側金型は、キャビティ面を有し、かつこのキャビティ面に連通する複数のゲートが所定間隔で配置されたコアプレートを備えている。また、コアプレートには、各ゲートの周囲にゲートブッシュを配置したものも利用されている。このようなゲートブッシュとしては、防錆性や硬度等の点で主にステンレス鋼(SUS304等)が用いられている(特許文献1参照)。
特開平9−254191号公報
しかしながら、ゲートブッシュにステンレス鋼を用いた場合には、ステンレス鋼の熱伝導率が比較的低いことにより、成形品におけるゲートブッシュ近傍箇所の冷却に時間がかかり、サイクルタイムを短縮できないという問題がある。本発明の目的は、光学性能に優れた平板成形品を効率よく成形できる金型、およびこの金型により光学用平板部材を製造する方法を提供することである。
本発明は、光拡散板等の光学用平板部材を射出成形するための金型であって、固定側金型と、この固定側金型に対して進退する可動側金型とを備え、前記固定側金型は、金型基部と、この金型基部の表面に配置され、キャビティ面を有し、かつこのキャビティ面に連通する複数のゲートが所定間隔で配置されたコアプレートとを備え、前記金型基部には、前記ゲートに連通し樹脂を供給する流路としてのホットランナーを有するホットランナー部が設けられ、前記ホットランナー部は、前記コアプレートにおける各ゲートの周囲に配置されるゲートブッシュと、その先端が各ゲートブッシュ内に挿入され、前記樹脂を溶融した状態に保持するホットランナー本体とを備え、前記ゲートブッシュは、熱伝導率が35(W/m・K)以上であり、かつ前記コアプレートの熱伝導率よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、ゲートブッシュがの熱伝導率が35(W/m・K)以上であって、かつコアプレートの熱伝導率よりも大きいことにより、ゲートブッシュに接するコアプレートの温度が確実にゲートブッシュに伝わり、ゲート近傍がコアプレートの温度に近い温度まで冷却される。このため、ゲート近傍がコアプレートの温度に近い温度まで冷却された状態に維持され、成形品である光学用平板部材の冷却効率が向上し、光学用平板部材のゲート12近傍にヒケ等が生じるのを防止できるとともに、サイクルタイム短縮を図ることができる。従って、光学特性の高い光学用平板部材を効率良く製造できる。
ここで、前記金型において、前記ゲートブッシュは、円筒状の本体部と、この本体部の基端側に形成されたフランジ部とが一体的に構成され、前記本体部の外周面には、先端と基端の間(例えば略中間の位置)に円周方向に沿ったリング状の第1凹部が形成され、この第1凹部は、当該ゲートブッシュを調温するための流体を流すための流路であることが好ましい。このような構成によれば、調温用の流体(例えば冷却水)がゲートブッシュに接触することにより、ホットランナー本体から受けた熱を効率的に逃がすことができる。つまり、ゲートブッシュをコアプレートの温度に近い温度に制御でき、サイクルタイムをより一層短縮化できる。
また、本発明は、前記金型を用いて射出成形により光拡散板等の光学用平板部材を製造する方法である。このような方法によれば、光学特性の高い光学用平板部材を効率良く製造できる。
本発明によれば、光学特性の高い光学用平板部材を効率良く製造できるという効果がある。
本発明の一実施形態に係る射出成形用金型2について図面を参照して説明する。
図1は、射出成形用金型2を模式的に示す縦断面図である。
図1に示すように、射出成形用金型2は、固定側金型6と、固定側金型6に対して進退する可動側金型4とを備えている。可動側金型4と固定側金型6との間には、成形品である光学用平板部材(例えば光拡散板や導光板等)16を成形するためのキャビティ10が設けられている。
可動側金型4は、金型基部5と、金型基部5における固定側金型6側の面(先端面)に配置されるスタンパー8とを備えている。スタンパー8の表面8Aには、光学用平板部材16の主面に光学パターンを付与するための凹凸構造(図示略)が形成されている。
固定側金型6は、金型基部7と、金型基部7における可動側金型4側の面(先端面)に配置される型板3と、型板3の可動側金型4側の面(前面)の略中央の位置に配置されるコアプレート11と、コアプレート11の四周に配置される枠部材9とを備えている。金型基部7およびコアプレート11内には、溶融樹脂Pを供給する流路としてのホットランナーを有するホットランナー部(図3)が設けられている。本実施形態では、コアプレート11は、ステンレス鋼(SUS440、熱伝導率は26(W/m・K))により構成され、また85℃に保持されている。
コアプレート11の主面であるキャビティ面11Aは、枠部材9における可動側金型4側の面(先端面)よりも一段低い寸法で形成されている。このため、スタンパー8と枠部材9とコアプレート11で囲まれる空間がキャビティ10となる。コアプレート11には、キャビティ面11Aに連通し、ホットランナー部13からキャビティ10へ溶融樹脂Pを射出する開口部としてのゲート(面内ゲート)12が複数形成されている。なお、溶融樹脂Pとしては、特に限定されないが、例えば、脂環式オレフィンポリマー等の熱可塑性樹脂を用いることができる。
図2は、キャビティ面11Aにおけるゲート12の位置を示す平面図である。
図2に示すように、キャビティ面11Aに対して、縦方向に2個、横方向に4個のゲート12が均等に配置され、縦方向に隣接して配置されるゲート12間の長さ(ピッチ)P1が70mmであり、横方向に隣接して配置されるゲート12のピッチP2が170mmである。ゲート12の直径は例えば1.8mmとすることができる。
図3は、ゲート12の近傍を模式的に示す縦断面図である。
図3に示すように、ホットランナー部13は、各ゲート12の近傍に配置されるゲートブッシュ100と、断熱材200を介してその先端がゲートブッシュ100内に挿入されるホットランナー本体300と、ホットランナー本体300内に挿入されるゲートピン400とを備えている。
ホットランナー本体300は、その内部の流路であるホットランナー13Aに加熱した状態で溶融樹脂を保持する部品であり、円筒状の本体部310と、本体部310の先端に形成され、本体部310よりも径の小さい円筒状の中間部320と、中間部320の先端に形成され、先端側に向かって縮径するテーパが形成された先端テーパ部330とを備えている。先端テーパ部330の先端には、ゲート12に対応する開口部330Aが形成されている。また、先端テーパ部330のテーパ面の外周には、断熱材200が配置されている。
ゲートピン400は、ホットランナー本体300に対して軸方向へ相対移動可能な円柱状の部品である。ゲートピン400の先端部410は、ホットランナー本体300の開口部330Aに出入り可能な寸法で形成され、その先端部410が開口部330Aに出入りすることにより、開口部330Aの開閉が可能である。つまり、ホットランナー本体300に対してゲートピン400を軸方向に移動させて開口部330Aを開閉することにより、溶融樹脂の射出量や射出タイミングなどを調整できる。
ゲートブッシュ100は、円筒状の本体部110と、本体部110の基端側に形成されたフランジ部120と、本体部110の先端面110Bから先端側へ突出するとともに、本体部110の外径より小さい外径を有する円板状の突出部130とを備えている。本体部110、フランジ部120および突出部130は、タングステン合金により一体的に形成されている。
タングステン合金は、ステンレス鋼に比べて熱伝導性が高く、十分な防錆性を有し、線膨張性が低く、かつ十分な硬さを有するため、精密加工性が求められる光学用平板部材16成形用の金型部品にとって有利な材質である。なお、本実施形態で用いたタングステン合金の熱伝導率は、259(W/m・K)である。
なお、本実施形態では、ゲートブッシュ100を構成する材質として、タングステン合金を用いたが、これに限らず、熱伝導率が35(W/m・K)以上、好ましくは50(W/m・K)以上、より好ましくは80(W/m・K)以上の金属であって、かつコアプレートの熱伝導率よりも大きければよく、このような金属としては、例えば、プリハードン材、ベリリウム銅、およびニッケル等の金属を用いることもできる。また、タングステン合金としては、上記物性のものには限定されない。また、ゲートブッシュ100を構成する材質としては、硬さが7(HRC)以上であることが好ましい。
本体部110の外周面110Aには、先端と基端の略中央の位置に円周方向に沿って伸びるリング状の第1凹部111が形成され、第1凹部111よりも基端側の位置に円周方向に沿って伸びるリング状の第2凹部112が形成されている。また、本体部110の先端面110Bにおける突出部130の外周側には、第1凹部111および第2凹部112と同じように、外周面110Aの円周方向と同方向に伸びるリング状の第3凹部113が形成されている。第1凹部111は、ゲートブッシュ100やホットランナー本体300を調温するための流体(水)を流すための流路である。
第2凹部112には、止水部材114Aが配置されている。第3凹部113には、止水部材114Bが配置されている。これらの止水部材114A,114Bは、それぞれ例えばOリングである。各止水部材114A,114Bは、コアプレート11およびゲートブッシュ100に当接している。このため、コアプレート11とゲートブッシュ100との間では、第1凹部111を挟んだ先端側と基端側の両側が止水部材114A,114Bによって止水されるため、第1凹部111を流れる流体が外部へ漏出するのを防止できる。さらに、ゲートブッシュ100に突出部130を設けることにより、コアプレート11とゲートブッシュ100の接触面積が増加するため、キャビティ10への流体の漏出を確実に防止できる。
また、本体部110の内側には、ホットランナー本体300を収容するために、ホットランナー本体300の外形に応じた内周面160が形成されている。内周面160は、本体部310の外周面に対応する第1面161と、本体部310の先端面に対応する第2面162と、中間部320の外周面に対応する第3面163と、先端テーパ部330のテーパ面に対応する第4面164とにより構成されている。
第1面161と第2面162との間の角部は、曲面状に加工されている。第2面162と第3面163との間の角部は、面取り加工がなされており、これにより、ゲートブッシュ100とホットランナー本体300の接触によるゲートブッシュ100の破損(かじり)を防止できる。第2面162には、ホットランナー本体300の本体部310の先端面が当接し、これによりゲートブッシュ100とホントランナー300の位置決めを容易にしている。なお、ホットランナー本体300とゲートブッシュ100との間、すなわち、第1面161と第2面162と本体部310との間には、ホットランナー本体300を加熱するためのヒーター(図示略)が配置され、また、前記ヒーターとの本体部110との間には、ホットランナー本体300からの伝熱を抑えるための空気断熱層である空隙100Aが形成されている。本実施形態では、ホットランナー本体300は、前記ヒーターにより280℃に保持されている。
フランジ部120は、コアプレート11に対してゲートブッシュ100を位置決め固定するための部分である。フランジ部120には、厚み方向に貫通するボルト孔120Aが形成されている。ボルト孔120Aに図示しないボルトを挿通させることにより、ゲートブッシュ100をコアプレート11に位置決め固定する。
突出部130の先端面130Aは、キャビティ面11Aの一部を構成する部分である。先端面130Aの中心位置には、ゲート12が形成されている。
次に、射出成形用金型2を用いた光学用平板部材16の製造手順について説明する。
まず、図示しない型締装置を用いて、所定の型締め力(4410N)で金型2の型締めを行う。この時点では、ゲート12はゲートピン400により閉じられている。次に、ゲートピン400を後退させてゲート12を開き、ゲート12からキャビティ10内に溶融樹脂Pを射出し、キャビティ10内に所定量の溶融樹脂Pを射出した後にゲートピン400を前進させてゲート12を閉じる。キャビティ10内に射出された溶融樹脂Pは、金型2によって冷却されて所定形状に成形され(冷却時間20秒)、この状態で金型2から取り出すことにより、光学パターンが形成された光学用平板部材16を製造する。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)熱伝導率の高いタングステン合金製のゲートブッシュ100を用いることにより、ゲートブッシュ100に当接するコアプレート11の温度が確実に伝わることとなる。このため、ゲート12近傍がコアプレート11の温度に近い温度まで冷却された状態に維持され、成形品である光学用平板部材16の冷却効率が向上し、光学用平板部材16のゲート12近傍にヒケ等が生じるのを防止できるとともに、サイクルタイム短縮を図ることができる。従って、光学特性の高い光学用平板部材16を効率良く製造できる。
(2)十分な硬度を有するタングステン合金製のゲートブッシュ100を用いることにより、ゲートブッシュ100の変形等を防止でき、光学用平板部材16を安定して製造できる。
(3)十分な防錆性を有するタングステン合金製のゲートブッシュ100を用いることにより、ゲートブッシュ100の劣化等を防止でき、光学用平板部材16を安定して製造できる。
(4)ホットランナー本体300の先端テーパ部330のテーパ面外周に断熱材200を配置することにより、ホットランナー本体300の先端部分の温度低下を防止でき、溶融樹脂Pを安定して射出できる。このため、光学用平板部材16を効率よく製造できる。
(5)調温用の流体(冷却水)がゲートブッシュ100に接触することにより、ホットランナー本体300から受けた熱を効率的に逃がすことができる。つまり、コアプレート11の温度に近い温度に制御できる。
(6)コアプレート11に、別部材であるゲートブッシュ100を配置する構成とすることにより、ゲート近傍に配置する部材が小さなサイズとなるため、精度の高い加工機械等を用いて高精度なゲートブッシュを作製できる。このため、高精度な成形品を成形できる。また、上述のように別部材とすることにより、コアプレート11と異なる材質を用いたり、ゲート近傍に調温用の流体を流すための流路を設計できる。
(7)ゲートブッシュ100とホットランナー本体300の間に空隙としての空気断熱層100Aを設けることにより、ホットランナー本体300とコアプレート11との間の伝熱を抑えることができ、サイクルタイム短縮を図ることができる。
なお、本発明は、前記実施形態には限定されない。
前記実施形態では、ゲートブッシュ100を構成する本体部110の外周に流路としての第1凹部を形成したが、特に形成しなくてもよい。また、第1凹部の断面形状や寸法、形成する数等も特に限定されない。
<実施例1>
前記実施形態と同じ形状のゲートブッシュを銅とタングステンの合金を用いて作製した。この合金は、引張強さ:607(N/mm)、伸び:2.3(%)、硬さ:7(HRC)、熱伝導率:259(W/m・K)、線膨張率:10.2(×10−6/℃)である。また、コアプレートにはステンレス鋼(SUS440)を用いた。ステンレス鋼は、引張強さ:1940(N/mm)、伸び:9(%)、硬さ:53(HRC)、熱伝導率:26(W/m・K)、線膨張率:10.8(×10−6/℃)である。このゲートブッシュを前述した型締装置に取り付けて前記条件で射出成形したところ、成形品の冷却時間は20秒であった。
<実施例2>
ゲートブッシュに下記ベリリウムと銅の合金を用いた以外は実施例1と同様とした。ベリリウムと銅の合金は、引張強さ:1173(N/mm)、伸び:8(%)、硬さ:40(HRC)、熱伝導率:135(W/m・K)、線膨張率:17(×10−6/℃)である。このゲートブッシュを前述した型締装置に取り付けて前記条件で射出成形したところ、成形品の冷却時間は20秒であった。
<比較例>
ゲートブッシュに前記ステンレス鋼(SUS440)を用いた以外は実施例1と同様とした。このゲートブッシュを前述した型締装置に取り付けて前記条件で射出成形したところ、成形品の冷却時間は120秒であった。
以上の実施例および比較例により、ゲートブッシュの熱伝導率を、35(W/m・K)以上であって、かつコアプレートの熱伝導率よりも大きくすることにより、冷却時間を短縮できることが分かった。
本発明の実施形態に係る射出成形用金型を模式的に示す縦断面図である。 キャビティ面におけるゲートの位置を示す平面図である。 ゲートの近傍を模式的に示す縦断面図である。
符号の説明
2 射出成形用金型
4 可動側金型
5,7 金型基部
6 固定側金型
10 キャビティ
11 コアプレート
11A キャビティ面
12 ゲート
13 ホットランナー部
13A ホットランナー
16 光学用平板部材
100 ゲートブッシュ
110 本体部
110A 外周面
111 第1凹部
112 第2凹部
113 第3凹部
120 フランジ部
130 突出部
300 ホットランナー本体
400 ゲートピン
P 溶融樹脂

Claims (3)

  1. 光学用平板部材を射出成形するための金型であって、
    固定側金型と、この固定側金型に対して進退する可動側金型とを備え、
    前記固定側金型は、金型基部と、この金型基部の表面に配置され、キャビティ面を有し、かつこのキャビティ面に連通する複数のゲートが所定間隔で配置されたコアプレートとを備え、
    前記金型基部には、前記ゲートに連通し樹脂を供給する流路としてのホットランナーを有するホットランナー部が設けられ、
    前記ホットランナー部は、前記コアプレートにおける各ゲートの周囲に配置されるゲートブッシュと、その先端が各ゲートブッシュ内に挿入され、前記樹脂を溶融した状態に保持するホットランナー本体とを備え、
    前記ゲートブッシュは、熱伝導率が35(W/m・K)以上であり、かつ前記コアプレートの熱伝導率よりも大きいことを特徴とする金型。
  2. 請求項1に記載の金型において、
    前記ゲートブッシュは、円筒状の本体部と、この本体部の基端側に形成されたフランジ部とが一体的に構成され、
    前記本体部の外周面には、先端と基端の間に円周方向に沿ったリング状の第1凹部が形成され、この第1凹部は、当該ゲートブッシュを調温するための流体を流すための流路であることを特徴とする金型。
  3. 請求項1または2に記載の金型を用いて射出成形により光学用平板部材を製造する方法。
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