JP2008238427A - 流体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の吐出ノズルを列状に配列してなるノズル列をそれぞれ有するヘッドユニットを複数備えた流体噴射装置において、記録媒体の搬送不良を抑制し吐出ノズルの損傷を防止する。
【解決手段】インクを吐出するノズル列をそれぞれ有する記録ヘッドHD1〜HD5をカバープレートCPに取り付けることによりヘッドアセンブリHAを構成する。カバープレートCPには各記録ヘッドに対応する開口部W1〜W5が設けられており、各記録ヘッドHD1〜HD5がこの開口部に嵌め込まれる。ヘッドアセンブリHAの底面側では、各記録ヘッドのノズル列を有する面と、カバープレートCPの底面とが同一平面をなすようにする。ヘッドアセンブリHAの底面を平滑面とすることで、ヘッドの隙間への用紙の侵入や詰まりが防止される。
【選択図】図7
【解決手段】インクを吐出するノズル列をそれぞれ有する記録ヘッドHD1〜HD5をカバープレートCPに取り付けることによりヘッドアセンブリHAを構成する。カバープレートCPには各記録ヘッドに対応する開口部W1〜W5が設けられており、各記録ヘッドHD1〜HD5がこの開口部に嵌め込まれる。ヘッドアセンブリHAの底面側では、各記録ヘッドのノズル列を有する面と、カバープレートCPの底面とが同一平面をなすようにする。ヘッドアセンブリHAの底面を平滑面とすることで、ヘッドの隙間への用紙の侵入や詰まりが防止される。
【選択図】図7
Description
この発明は、記録媒体の搬送方向と直交する方向に列状に並べられた複数の吐出ノズルから該記録媒体に向けて流体を噴射する流体噴射装置に関し、特に、複数の吐出ノズルを列状に配列してなるノズル列をそれぞれ有するヘッドユニットを複数備えた流体噴射装置に関するものである。
流体を噴射する吐出ノズルを設けた記録ヘッドと記録媒体とを相対的に移動させながら、吐出ノズルから流体を噴射して記録媒体上に付着させる流体噴射装置においては、記録媒体との接触に起因する吐出ノズルの破損を防止するため、ノズル開口部を有する記録ヘッドのノズル面を覆うカバーを設けたものがある。例えば、特許文献1に記載の記録装置では、記録媒体たる記録紙の移動方向(副走査方向)に直交する方向(主走査方向)に往復移動するキャリッジ上にノズル列を有する記録ヘッドを設けるとともに、記録ヘッドのノズル列を取り囲むようにノズルカバーを設けることにより、ノズル面の露出を最小限に抑えるようにしている。
また、この種の流体噴射装置においては、処理の高速化を図るため、記録媒体の搬送方向に沿って、その幅いっぱいに並べた多数の吐出ノズルを有する固定ヘッドを備えた装置がある。例えば、特許文献2に記載の記録装置では、それぞれがノズル列を有する複数の記録ヘッド(ヘッドユニット)がいわゆる千鳥配置に配列されており、これらの記録ヘッドそれぞれに設けられたノズル列から記録媒体に向けてインクを噴射することにより、記録媒体にインクを付着させる。
特許文献2ではノズルカバーについて記載されていないが、このような装置においても各ヘッドユニットと記録媒体との接触に起因する吐出ノズルの損傷が問題となり得る。このような装置にも特許文献1に記載の技術を適用すれば、各ヘッドユニットに設けた吐出ノズルへの記録媒体の接触を防止することができる。しかしながら、複数のヘッドユニットを有する流体噴射装置においては、各ヘッドユニット間の隙間に記録媒体が入り込んで詰まってしまう搬送不良(ジャム)を発生することがあり、これに起因して記録媒体が吐出ノズルに接触し損傷させてしまうという問題がある。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、複数の吐出ノズルを列状に配列してなるノズル列をそれぞれ有するヘッドユニットを複数備えた流体噴射装置において、記録媒体の搬送不良を抑制し吐出ノズルの損傷を防止することのできる技術を提供することを目的とする。
この発明にかかる流体噴射装置は、上記目的を達成するため、流体を噴射する噴射ヘッド部と、所定の搬送方向に沿ってシート状の記録媒体を搬送し前記噴射ヘッド部との対向位置を通過させる搬送手段とを備え、前記噴射ヘッド部は、前記対向位置において前記記録媒体と対向する記録媒体対向面に、前記搬送方向に直交する幅方向に沿って複数の吐出ノズルを列状に配列してなるノズル列をそれぞれ有する複数のヘッドユニットと、前記複数のヘッドユニットそれぞれの前記記録媒体対向面の間の間隙を塞ぐように設けられて、該間隙への前記記録媒体の侵入を規制する規制部材とを備えることを特徴としている。
このように構成された発明では、各ヘッドユニット間の隙間に規制部材が設けられて、記録媒体の侵入が規制される。このため、ヘッドユニットの隙間に記録媒体が入り込んで詰まるのを抑制して、記録媒体との接触による吐出ノズルの損傷を防止することができる。
ここで、例えば、前記規制部材が、前記複数のヘッドユニットのそれぞれに対応する開口部を穿設された板状部材とされるとともに、前記複数のヘッドユニットそれぞれの前記記録媒体対向面が前記開口部を通して前記記録媒体に臨むように、前記規制部材に対し前記複数のヘッドユニットが位置決めされるようにしてもよい。こうすることで、各ヘッドユニットの記録媒体対向面の周囲が板状部材で取り囲まれて記録媒体の侵入が防止されるとともに、各ヘッドユニットから開口部を通して流体を記録媒体に向け噴射することができる。
また、例えば、前記複数のヘッドユニットのそれぞれは、当該ヘッドユニットに対応する前記規制部材の開口部に挿通されて、前記規制部材の主面のうち前記対向位置において前記記録媒体と対向する対向主面と、前記複数のヘッドユニットそれぞれの前記記録媒体対向面とが単一の平面または一次曲面を構成するようにしてもよい。規制部材の対向主面と各ヘッドユニットの記録媒体対向面とが同一面内に含まれるようにすることで両者間の段差をなくし、記録媒体をよりスムーズに搬送することが可能となる。
ここで、前記規制部材は、前記吐出ノズルのうち前記幅方向において最も外側に位置する最外側吐出ノズルよりもさらに外側にまで延設されるとともに、前記幅方向において前記最外側吐出ノズルよりも外側で前記記録媒体側に突出した突出部を有し、該突出部が前記対向位置を通過する前記記録媒体の表面に当接することで、前記記録媒体の表面と前記各ヘッドユニットの前記記録媒体対向面との間に所定のギャップを形成するように構成されてもよい。
あるいは、前記規制部材は、前記吐出ノズルのうち前記幅方向において最も外側に位置する最外側吐出ノズルよりもさらに外側にまで延設される一方、前記幅方向において前記最外側吐出ノズルよりも外側で前記規制部材と前記対向位置を通過する前記記録媒体の表面との間に挟入されて、前記記録媒体の表面と前記各ヘッドユニットの前記記録媒体対向面との間に所定のギャップを形成するギャップ形成手段をさらに備えるように構成されてもよい。
規制部材に設けた突出部により、または、規制部材と記録媒体との間に設けたギャップ形成手段により、搬送方向に直交する幅方向における端部で記録媒体を押さえることで、記録媒体とヘッドユニットの記録媒体対向面とのギャップを保持し記録媒体がヘッドユニットに接近するのを防止することができる。
この発明は、前記噴射ヘッド部が、複数の前記ヘッドユニットを前記幅方向に沿って配列してなるヘッドユニット列を、前記搬送方向に互いに位置を異ならせて少なくとも2列備える流体噴射装置、特に、隣接する2つの前記ヘッドユニット列の間でそれぞれのヘッドユニット列を構成する前記ヘッドユニットの前記幅方向における位置が互いに異なっている装置に対して好適に適用することが可能である。このような構成の装置では、記録媒体の搬送方向に沿ってヘッドユニットが前後に配置される。そのため、記録媒体は、1つのヘッドユニットとの対向位置を通過した後、次のヘッドユニットとの対向位置に向けて進んでゆくように搬送される。噴射された流体を受けた記録媒体は反ったりたわんだりしやすいので、これに起因して前後に配置されたヘッドユニット間の隙間に入り込んで詰まりやすいが、本発明を適用することにより、このような記録媒体の詰まりを効果的に防止することが可能となる。
図1は本発明の一実施形態であるインクジェット記録装置を示す側面図である。また、図2はこのインクジェット記録装置の平面図である。さらに、図3はこのインクジェット装置における電気的構成を示すブロック図である。本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置1は、ゲートローラGRと、静電気付与部ECと、用紙搬送部CVと、記録ヘッドユニットHD1〜HD5およびカバープレートCPを有するヘッドアセンブリHAと、排紙部EJとを備えている。
ここで、上記の各構成の詳細を説明する。用紙搬送部CVは、図2に示すように、搬送部駆動モータMOから動力が伝達される駆動軸DSと、この駆動軸DSに平行且つ駆動軸DSの上流側に配設される従動軸FSと、駆動軸DSおよび従動軸FSに掛け渡される搬送ベルトVと、駆動軸DSおよび従動軸FSのそれぞれを回転可能に図示しない筐体に保持する軸受BRとを備えている。
ここで、従動軸FSは、図示しないが、駆動軸DSとの間にかけ渡される搬送ベルトVに緩みが発生しないように張力を付与するため、図1において右方に付勢されている。そして、搬送ベルトVは、搬送部駆動モーターMOの動力によって、図1において反時計方向に回転され、搬送ベルトV上に載置された記録用紙Pを搬送方向であるX方向に搬送する。図1の各構成部材の近傍に付した矢印は、それぞれ各部材の移動方向を示している。
また、用紙搬送部CVは、搬送ベルトVの回転を制御するための基準となるインデックス信号を出力するインデックスセンサISを備えている。このインデックスセンサISは、例えば、フォトインタラプタ等の発光素子および受光素子を備えた光学式センサで構成され、搬送ベルトVに設けられているインデックス部IDを検出し、記録用紙Pを搬送ベルトV上に供給するタイミングを計るきっかけとなるインデックス信号を出力する。そして、記録用紙Pを搬送ベルトV上に供給する際には、インデックスセンサISからインデックス信号が出力されてから所定時間を経過した後に供給する。
記録ヘッドHD1〜HD5は、図2に示すように、Y方向に間隔Hを有して隣り合う記録ヘッドHD1およびHD2のX方向の下流側に、記録ヘッドHD3〜HD5が、Y方向にこれら記録ヘッド同士の間に間隔Hを有してかつ記録ヘッドHD1およびHD2とはY方向に交互に、整列して配設されている。記録ヘッドHD1〜HD5としては、圧電素子、加熱素子等によりインクに圧力を付与してインク滴を吐出する記録ヘッドを採用することができる。また、これらの記録ヘッドHD1〜HD5は、板状のカバープレートCPに取り付けられており、これらの記録ヘッドHD1〜HD5およびカバープレートCPが一体としてヘッドアセンブリHAを構成している。
図4はヘッドアセンブリの下面構造を示す斜視図である。また、図5はノズルの配列を示す図である。なお、図4および図5においては、ノズルをわかりやすく示すため、ノズルの大きさを誇張してかつ個数を減じて図示している。各記録ヘッドHD1〜HD5が搬送ベルトVと対向するベルト対向面S1〜S5には、それぞれ搬送ベルト表面に向けてインク滴を吐出する複数のノズルが配設されている。各記録ヘッドHD1〜HD5は同一構造を有しているので、ここでは代表的に記録ヘッドHD1におけるノズルの配列について説明する。
記録ヘッドHD1は、図5に示すように、イエロー色のインクが吐出されるイエローノズルNZY、マゼンタ色のインクが吐出されるマゼンタノズルNZM、シアン色のインクが吐出されるシアンノズルNZCおよびブラック色のインクが吐出されるブラックノズルNZKを備えている。各色のノズルNZY、NZM、NZC、NZKは、Y方向に一列に配列形成されてイエローノズル列NZYL、マゼンタノズル列NZML、シアンノズル列NZCLおよびブラックノズル列NZKLを構成する。これら各色ノズル列NZYL、NZML、NZCL、NZKLは、互いにX方向に位置を異ならせて配設される。
このようにそれぞれノズル列を配設された記録ヘッドHD1〜HD5は、図5に示すように、いわゆる千鳥状に配置される。このとき、各記録ヘッド内におけるノズルのピッチPn1と、隣り合う記録ヘッド間におけるノズルのY方向距離Pn2とが等しくなるように各記録ヘッドが位置決めされる。そして、各ノズルからインクを吐出して記録媒体に付着させることにより、Y方向に沿って等間隔のインクによるドットを記録媒体上に形成することができる。また、記録用紙PをX方向に移動させながら各ノズルから断続的にインクを吐出することにより、記録用紙P上に二次元画像を形成することができる。
インクジェット記録装置1は、前述した主要構成の他に、図3に示すように、記録用紙PをゲートローラGRに給紙する給紙部KSをさらに備えている。また、インクジェット記録装置1は、給紙部KSを制御する給紙制御部KSDと、ゲートローラGRを制御するゲートローラ制御部GRDと、静電気付与部ECを制御する静電気付与制御部ECDと、インデックスセンサISを制御するセンサ制御部SDと、搬送部駆動モータMOを制御するモータ制御部MDと、各記録ヘッドHD1〜HD5を制御する記録ヘッド制御部HDDと、排紙部EJを制御する排紙制御部EJDと、外部機器からの記録情報を格納する記録情報格納部BFと、記録情報に基づいて上記の各制御部KSD、GRD、ECD、SD、MD、HDD、EJDに動作の指令を出すCPUとを備えている。
次に、インクジェット記録装置1における記録の動作について、以下に説明する。図1に示すインクジェット記録装置1は、外部機器から記録情報および記録指令を受けると、記録の動作を開始する。記録の動作が開始されると、CPUがモーター制御部MDへ搬送部駆動指令を送り、搬送部駆動モーターMOは、モーター制御部MDによって、搬送ベルトVを図1において反時計方向に回転させるように、駆動が制御される。
そして、インデックス部IDが、インデックスセンサISの発光素子および受光素子間の光軸を遮ると、インデックスセンサISからCPUにインデックス信号が出力される。CPUは、インデックス信号が入力されると、給紙部KSからゲートローラGRへの記録用紙Pの供給を指示する用紙供給指令を給紙制御部KSDに送るとともに、ゲートローラGRから搬送ベルトV上に記録用紙Pを供給する時間および各記録ヘッドHD1〜HD5が記録用紙Pに記録を行う時間の計測を開始する。
CPUから用紙供給指令を受けた給紙制御部KSDは、給紙部KSを制御し、複数の記録用紙Pが格納されている図示しない用紙カセットから記録用紙Pを1枚ずつゲートローラGRに供給させる。ゲートローラGRは、記録用紙Pが供給されると、この記録用紙PをX方向に対する傾きおよびY方向の位置ずれを矯正する。
そして、計測している時間でゲートローラGRから搬送ベルトV上への記録用紙Pの供給を開始する給紙タイミングになったときに、CPUは、ゲートローラ制御部GRDに給紙指令を送る。これにより、記録用紙Pは搬送ベルトV上に載置される。記録用紙Pが搬送ベルトV上に載置される間に、CPUからの指令に基づいて静電気付与制御部ECDが静電気付与部ECを制御し、記録用紙Pを帯電させる。帯電して搬送ベルトVへの吸着力を有した記録用紙Pは、搬送部駆動モータMOの駆動によって、図1の反時計方向に回転されている搬送ベルトVの外周面に吸着し、ヘッドアセンブリHAの直下で各記録ヘッドと対向する対向位置へ導かれる。
そして、CPUは、計測している時間で記録ヘッドHD1およびHD2による記録を開始するタイミングになったときに、記録ヘッド制御部HDDに第一の記録指令を送る。記録ヘッド制御部HDDは、第一の記録指令に基づいて、記録ヘッドHD1およびHD2を制御し、搬送ベルトVによってノズル面NZP下を連続的に移動されてくる記録用紙Pの記録面PPに、記録情報に基づいて各色のノズルNZY、NZM、NZC、NZKから選択的にインク滴を吐出させて第一の記録を行う。
第一の記録が行われた記録用紙Pは、搬送ベルトVによってさらに搬送され、記録ヘッドHD3〜HD5下へ導かれる。そして、CPUは、計測している時間が記録ヘッドHD3〜HD5による記録を開始するタイミングになったときに、記録ヘッド制御部HDDに第二の記録指令を送る。記録ヘッド制御部HDDは、第二の記録指令に基づいて、上記第一の記録の際と同様に記録ヘッドHD3〜HD5を制御して第二の記録を実施させる。
この第二の記録が終了すると、一枚の記録用紙Pに対する記録が終了し、その記録用紙Pは、排紙制御部EJDが制御する排紙部EJによってインクジェット記録装置1外へ排出される。ここで、記録情報のすべてに対する記録が終了していると、記録動作が終了し、未記録の記録情報が残っていると、上記給紙タイミングで新たな記録用紙PをゲートローラGRに供給して記録情報のすべてに対する記録が完了するまで記録動作を継続する。
次に、ヘッドアセンブリHAの構造についてさらに詳しく説明する。上記したように、この装置1では、5個の記録ヘッドHD1〜HD5をX方向およびY方向に二次元的に配置することにより、ヘッドアセンブリHAを移動させることなく記録用紙Pの幅に対応する画像を形成することができるように構成されている。このように各記録ヘッドを二次元的に配置した場合、各記録ヘッドの間の隙間に記録用紙Pが入り込んで詰まってしまうことがある。特に、各記録ヘッドを用紙搬送方向であるX方向に位置を異ならせて配置した場合、前後の記録ヘッドの間に記録用紙Pが入り込んでしまう可能性が高い。というのは、インクを受けた記録用紙Pがインクの水分による膨潤によってうねりを生じ、盛り上がった部分が記録ヘッドの周縁部に引っかかりやすいからである。この実施形態では、以下のようにしてこの問題の解消を図っている。
図6はヘッドアセンブリの上部構造を示す斜視図である。また、図7はヘッドアセンブリの分解斜視図である。ヘッドアセンブリHAは、板状のカバープレートCPに各記録ヘッドHD1〜HD5が取り付けられた構造を有している。より詳しくは、図7に示すように、カバープレートCPは各記録ヘッドHD1〜HD5にそれぞれ対応する開口部W1〜W5が穿設された板状部材であり、各記録ヘッドHD1〜HD5はこれらの開口部W1〜W5にそれぞれ嵌め込まれて、そのベルト対向面S1〜S5(図4)が該開口部W1〜W5を通して搬送ベルトVおよびその上を搬送されてくる記録用紙Pに臨むように配置されている。
このように、この実施形態では、各記録ヘッドHD1〜HD5の周囲、特にそれらのベルト対向面S1〜S5の周囲の隙間がカバープレートCPにより塞がれており、記録ヘッドの隙間に記録用紙Pが入り込むのが防止されている。また、以下のようにすることで、さらにその効果を高めている。
図8はヘッドアセンブリの断面構造を示す断面図である。より詳しくは、図8(a)は図1のA−A切断線から見たヘッドアセンブリHAの断面図であり、図8(b)は図2のB−B切断線から見たヘッドアセンブリHAの断面図である。図8(a)および図8(b)に示すように、各記録ヘッドHD1〜HD5のベルト対向面S1〜S5と、カバープレートCPの主面のうち搬送ベルトVと対向するベルト対向側主面SPとが、搬送ベルトVの表面とほぼ平行な一つの平面を形作っている。したがって、搬送ベルトVにより搬送されてくる記録用紙Pから見ると、ヘッドアセンブリHAは凹凸のない平滑な底面を有していることとなる。
ヘッドアセンブリの底面に凹凸がある場合、記録用紙Pの一部が搬送ベルトVの表面から浮き上がったときに凹部に入り込んだり、凸部に引っかかったりしてヘッド直下で記録用紙が詰まってしまうおそれがある。このような用紙の詰まりは画像を汚し用紙を破損するだけでなく、各記録ヘッドに設けられた吐出ノズルを損傷させてしまうことがある。これに対して、この実施形態では、ヘッドアセンブリHAの底部が凹凸のない平滑面であるため、記録用紙Pを詰まらせる可能性が極めて低い。
なお、吐出ノズルを保護するという観点から、記録ヘッドのベルト対向面をカバープレートのベルト対向側主面よりも後退させて設けることも考えられるが、このようにした場合、記録用紙の多少の浮き上がりによるノズルへの接触は避けられたとしても、記録ヘッドとカバープレートとの間の段差に記録用紙が引っかかることでノズルにより大きなダメージを与える可能性がある。
また、ヘッドアセンブリHAの底面は必ずしも搬送ベルトVの表面に平行な平面である必要はない。例えば、用紙搬送方向であるX方向に沿って搬送ベルトVとの間隔が変化するような平面にしてもよく、また搬送ベルトVとの間隔が非線形に変化する曲面であってもよい。ただ、記録用紙の幅方向において一様なインク吐出を行うため、Y方向においてはヘッドアセンブリHAと搬送ベルトVとの間隔が一定であることが望ましく、したがって、ヘッドアセンブリHAの底面は、平面またはX方向に沿って搬送ベルトとの間隔が変化する一次曲面であることが望ましい。また、記録用紙の詰まりを防止するという観点からは、X方向に沿って搬送ベルトVとの間隔が次第に大きくなるようにすることが効果的である。
また、記録用紙Pの幅方向(Y方向)における端部が反り上がることによって記録ヘッドに接触するのを防止するため、図8(a)に示すように、それぞれの記録ヘッドによりカバーされる領域を結合した領域HRよりもY方向において外側にまでカバープレートCPを延設することが望ましい。
以上のように、この実施形態のインクジェット記録装置は、それぞれ複数の吐出ノズルを配設された複数の記録ヘッドHD1〜HD5を備えるヘッドアセンブリHAに、これらの記録ヘッドの隙間を塞ぐカバープレートCPを設けている。こうすることにより、この実施形態では、記録ヘッドの隙間に記録用紙Pが入り込んで搬送不良となるのを防止している。そのため、この実施形態では、記録用紙が詰まって記録ヘッドに接触し吐出ノズルを損傷させてしまうことが効果的に防止されている。
また、カバープレートCPは、板状部材に開口部を設けて記録ヘッドを嵌め込む構造とし、カバープレートCPのベルト側主面と各記録ヘッドのベルト対向面とがほぼ同一平面をなすようにしているので、ヘッドアセンブリHAの底面が平滑となり、記録用紙の引っかかりがさらに低減されてスムーズな搬送が可能となる。
以上説明したように、この実施形態では、インクジェット記録装置1が本発明の「流体噴射装置」に相当しており、ヘッドアセンブリHAおよび用紙搬送部CVがそれぞれ本発明の「噴射ヘッド部」および「搬送手段」として機能している。また、この実施形態では、各記録ヘッドHD1〜HD5がそれぞれ本発明の「ヘッドユニット」として機能する一方、カバープレートCPが本発明の「規制部材」として機能している。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態におけるカバープレートを次のような形状としてもよい。
図9はカバープレートの第1の変形例を示す図である。より詳しくは、図9(a)は第1の変形例におけるカバープレートCP1をX方向から見た図である。また、図9(b)はこのカバープレートCP1をY方向から見た図である。このカバープレートCP1では、用紙搬送方向(X方向)に直交する幅方向(Y方向)において、各記録ヘッドのノズル列によってカバーされるノズル領域NRよりも外側で、その端部が搬送ベルトVに向けて突出した突出部CP1aが設けられている。すなわち、カバープレートCP1はX方向から見たとき概略コの字型に形成されている。この突出部CP1aは、図9(b)に示すように、X方向に沿って延設されるとともに、記録用紙Pが送り込まれてくる側(同図において右側)にテーパが設けられている。
このような構造とした場合、ヘッドアセンブリHAの直下に送り込まれてきた記録用紙Pは、その幅方向における端部がノズル領域NRよりも外側で突出部CP1aによって押さえられることになる。そのため、記録用紙Pの搬送ベルトVからの浮き上がりが防止され、記録ヘッドと記録用紙PとのギャップGPが一定に保持される。こうすることで、記録ヘッドへの記録用紙Pの接触の可能性はさらに低くなり、接触により画像を汚したり、記録用紙を詰まらせたり、吐出ノズルを損傷させることがより確実に防止される。カバープレートCP1の突出部CP1aの記録用紙との当接面は、摩擦を小さくするため平滑に仕上げられるか滑り性のよい材料で形成されることが望ましい。
図10はカバープレートの第2の変形例を示す図である。より詳しくは、図10(a)は第2の変形例におけるカバープレートCP2をX方向から見た図である。また、図10(b)はこのカバープレートCP2をY方向から見た図である。このカバープレートCP2では、その四隅に搬送ベルトV側に向けて軸受け部CP2aが突設されており、各軸受けCP2aにはそれぞれローラ101、102が回転自在に取り付けられている。そして、X方向に沿って並んだ2つのローラ101および102の間には無端状のベルト103が掛け渡されている。
このような構造とした場合、記録用紙PがヘッドアセンブリHAの直下に搬送されてくると、幅方向における記録用紙Pの端部ではヘッドアセンブリHAと記録用紙Pとの間にベルト103が介在することになる。このため、記録用紙Pの両端が押さえられて浮き上がりが防止される。したがって、このような構造によっても上記した第1の変形例と同様に、記録ヘッドと記録用紙PとのギャップGPを一定に保持し記録ヘッドへの記録用紙Pの接触を防止するという効果を得ることができる。すなわち、これらのローラ101、102およびベルト103が本発明の「ギャップ形成手段」として機能することになる。
この場合、ローラ101または102を積極的に回転駆動することは要しない。というのは、ローラ101、102およびベルト103は記録用紙Pの浮き上がりを抑えることが目的であるため、記録用紙の搬送を阻害するほど高い当接圧で記録用紙Pに当接させる必要はないからである。これらのローラおよびベルトは、搬送ベルトVまたは記録用紙Pとの軽い接触により従動回転することが望ましい。
また、上記実施形態では、固定ヘッドを、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラック色のインク滴を吐出するイエローノズルNZY、マゼンタノズルNZM、シアンノズルNZCおよびブラックノズルNZKのそれぞれを備えた記録ヘッドHD1〜HD5で構成するようにしたが、これに限定されない。すなわち、例えば、各色に対応したイエロー記録ヘッド、マゼンタ記録ヘッド、シアン記録ヘッドおよびブラック記録ヘッドを個別に構成してもよい。また、記録ヘッドの数も5個に限定されない。
また、上記実施形態では、記録用紙を静電的に搬送ベルトVに吸着させて保持し搬送するようにしているが、例えば真空吸着により記録用紙を保持したり、ドラム状の搬送手段により記録用紙を保持し搬送するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態は、本発明を流体噴射装置の一種であるインクジェット記録装置に適用したものであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、所定の方向に搬送される記録媒体に向けて流体を噴射する装置全般に適用することが可能である。
1…インクジェット記録装置(流体噴射装置)、 101,102…ローラ(ギャップ形成手段)、 103…ベルト(ギャップ形成手段)、 CP…カバープレート(規制部材)、 CV…用紙搬送部(搬送手段)、 HA…ヘッドアセンブリ(噴射ヘッド部)、 HD1〜HD5…記録ヘッド(ヘッドユニット)、 NZY…イエローノズル(吐出ノズル)、 NZC…シアンノズル(吐出ノズル)、 NZM…マゼンタノズル(吐出ノズル)、 NZK…ブラックノズル(吐出ノズル)
Claims (7)
- 流体を噴射する噴射ヘッド部と、
所定の搬送方向に沿ってシート状の記録媒体を搬送し前記噴射ヘッド部との対向位置を通過させる搬送手段と
を備え、
前記噴射ヘッド部は、
前記対向位置において前記記録媒体と対向する記録媒体対向面に、前記搬送方向に直交する幅方向に沿って複数の吐出ノズルを列状に配列してなるノズル列をそれぞれ有する複数のヘッドユニットと、
前記複数のヘッドユニットそれぞれの前記記録媒体対向面の間の間隙を塞ぐように設けられて、該間隙への前記記録媒体の侵入を規制する規制部材と
を備えることを特徴とする流体噴射装置。 - 前記規制部材は、前記複数のヘッドユニットのそれぞれに対応する開口部を穿設された板状部材であり、前記複数のヘッドユニットそれぞれの前記記録媒体対向面が前記開口部を通して前記記録媒体に臨むように、前記規制部材に対し前記複数のヘッドユニットが位置決めされた請求項1に記載の流体噴射装置。
- 前記複数のヘッドユニットのそれぞれは、当該ヘッドユニットに対応する前記規制部材の開口部に挿通されており、
前記規制部材の主面のうち前記対向位置において前記記録媒体と対向する対向主面と、前記複数のヘッドユニットそれぞれの前記記録媒体対向面とが単一の平面または一次曲面を構成する請求項2に記載の流体噴射装置。 - 前記規制部材は、前記吐出ノズルのうち前記幅方向において最も外側に位置する最外側吐出ノズルよりもさらに外側にまで延設されるとともに、前記幅方向において前記最外側吐出ノズルよりも外側で前記記録媒体側に突出した突出部を有し、
該突出部が前記対向位置を通過する前記記録媒体の表面に当接して、前記記録媒体の表面と前記各ヘッドユニットの前記記録媒体対向面との間に所定のギャップを形成する請求項2または3に記載の流体噴射装置。 - 前記規制部材は、前記吐出ノズルのうち前記幅方向において最も外側に位置する最外側吐出ノズルよりもさらに外側にまで延設される一方、
前記幅方向において前記最外側吐出ノズルよりも外側で前記規制部材と前記対向位置を通過する前記記録媒体の表面との間に挟入されて、前記記録媒体の表面と前記各ヘッドユニットの前記記録媒体対向面との間に所定のギャップを形成するギャップ形成手段をさらに備える請求項2または3に記載の流体噴射装置。 - 前記噴射ヘッド部は、複数の前記ヘッドユニットを前記幅方向に沿って配列してなるヘッドユニット列を、前記搬送方向に互いに位置を異ならせて少なくとも2列備える請求項1ないし5のいずれかに記載の流体噴射装置。
- 隣接する2つの前記ヘッドユニット列の間では、それぞれのヘッドユニット列を構成する前記ヘッドユニットの前記幅方向における位置が互いに異なっている請求項6に記載の流体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007078341A JP2008238427A (ja) | 2007-03-26 | 2007-03-26 | 流体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007078341A JP2008238427A (ja) | 2007-03-26 | 2007-03-26 | 流体噴射装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=39910354
Family Applications (1)
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JP2007078341A Withdrawn JP2008238427A (ja) | 2007-03-26 | 2007-03-26 | 流体噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008238427A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011079271A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Fujifilm Corp | 描画装置およびインクジェット記録装置 |
JP2018534136A (ja) * | 2015-11-03 | 2018-11-22 | ポスコPosco | インクジェットプリンティングを利用したコーティング鋼板の製造装置 |
WO2021261566A1 (ja) * | 2020-06-26 | 2021-12-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット記録装置 |
-
2007
- 2007-03-26 JP JP2007078341A patent/JP2008238427A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
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JP7485039B2 (ja) | 2020-06-26 | 2024-05-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット記録装置 |
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