JP2008237411A - ダーツフォームチェックシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ダーツを投げる時のフォームをチェックすることができるようにする。
【解決手段】ダーツ4を投げるプレイヤ2を横方向から撮影するサイドビューカメラ10と、ダーツボード12bが装着されたダーツキャビネット12に装着された、ダーツ4を投げるプレイヤ2を正面方向から撮影するフロントビューカメラ14と、サイドビューカメラ10とフロントビューカメラ14によって撮影された映像を同時に記録するパーソナルコンピュータ16が設けられている。パーソナルコンピュータ16は、同時に記録された正面方向と側面方向の映像から、プレイヤ2がダーツ2を投げるリリースポイントを含む3投分の映像を生成して記録する。パーソナルコンピュータ16は、カメラ10,14により撮影された映像あるいは同映像から生成された3投分の映像を選択的に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダーツゲームをするプレイヤのフォームをチェックするダーツフォームチェックシステムに関する。
一般に、各種スポーツの練習において、プレイヤのフォームを撮影して、その撮影画像をチェックすることでフォームの矯正をはかることがよく行われている。
例えば、ゴルフスイングのチェックをするために、ゴルフボール打撃時のスイング画像と、 計測した打撃解析データとを関連させたスイング情報として情報処理機器の記憶媒体に保存し、この保存されたスイング情報を一画面上で対比出来るようにして提示することができるゴルフスイング記録保存システムが考えられている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたシステムでは、1スイングをプレイヤの後ろと横から2台のカメラで撮影し、再生時にセンサ類を用いてスイングスピードや弾道・飛距離を計算して求めて、スイング画像とともに表示する。
特開2003−88604号公報
このようにゴルフなどのスポーツでは、プレイヤのフォームを撮影して、その画像とスイングスピードや弾道・飛距離などのスイング情報を表示するシステムが考えられていた。
しかしながら、従来では、ダーツゲームをするプレイヤのフォームをチェックするシステムがなかった。ダーツゲームでは、ダーツボードに対して、1人のプレイヤが3本ずつダーツを投げるごとに次のプレイヤと交代する。3本のダーツをダーツボードに向かって投げることを「1スロー」という。ダーツフォームは、一般的に、1スローのフォームが安定している(同じフォーム、タイミングなど)ことが望ましい。従って、ダーツフォームをチェックする場合には、3投分のフォームを比較することが望まれるが、従来のゴルフ用のシステムなどでは、1回のスイング毎の画像しか表示することしかできず、ダーツフォームのチェックのために適用することができなかった。
本発明は前述した事情に考慮してなされたもので、その目的は、ダーツを投げる時のフォームをチェックすることが可能なダーツフォームチェックシステムを提供することにある。
本発明は、ダーツを投げるプレイヤを横方向から撮影する第1のカメラと、ダーツボードが取り付けられた筐体に装着された、ダーツを投げるプレイヤを正面方向から撮影する第2のカメラと、前記第1のカメラと前記第2のカメラによって撮影された映像を同時に記録する映像記録手段と、前記映像記録手段によって記録された映像から、前記プレイヤがダーツを投げるリリースポイントを含む3投分の映像を生成する映像生成手段と、前記映像記録手段によって記録された映像あるいは前記映像生成手段によって生成された映像を表示する表示手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、ダーツを投げるプレイヤを横方向と正面方向から撮影して、それぞれの映像を同時に記録し、プレイヤがダーツを投げるリリースポイントを含む3投分の映像を生成して表示させることができるので、1スロー(3投分)のフォームを比較しながらチェックすることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるダーツフォームチェックシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すダーツフォームチェックシステムは、ダーツ4を投げるプレイヤ2を横方向から撮影するサイドビューカメラ10(第1のカメラ)と、ダーツキャビネット12に装着された、ダーツ4を投げるプレイヤ2を正面方向から撮影するフロントビューカメラ14(第2のカメラ)と、サイドビューカメラ10とフロントビューカメラ14によって撮影された映像を同時に記録するパーソナルコンピュータ16(映像記録手段)と、パーソナルコンピュータ16に記録された映像をマイク19によって入力された音声を合成して記録するビデオレコーダ18が含まれている。パーソナルコンピュータ16は、サイドビューカメラ10とフロントビューカメラ14によって撮影された映像のそれぞれから、プレイヤ2がダーツ4を投げるリリースポイントを含む3投分の映像を生成して表示することができる。
図2は、ダーツキャビネット12を正面から見た図である。図2に示すように、ダーツキャビネット12の上部には、プレイヤ2に対する各種の情報を表示するためのディスプレイ12aが設けられている。また、ダーツキャビネット12の正面には、所定の高さにダーツボード12bが取り付けられている。ダーツボード12bは、ダーツ4が刺さった場合に、その位置を検出することができる機能が設けられている。
また、ダーツキャビネット12には、ダーツボード12bの上部にフロントビューカメラ14が装着されている。フロントビューカメラ14は、例えば図3に示すように、ダーツボード12bに対してダーツ4を投げようとしているプレイヤ2の正面方向からの、プレイヤ2の全身を含む範囲(図3に示す例では、スローラインを含む範囲)を撮影エリアとしている。
図4は、本実施形態におけるダーツフォームチェックシステムのシステム構成を示すブロック図である。
図4に示すように、サイドビューカメラ10によって撮影された映像のデータ(カメラデータ(サイド))と、ダーツキャビネット12に搭載されたフロントビューカメラ14によって撮影された映像のデータ(カメラデータ(フロント))は、パーソナルコンピュータ16に出力される。パーソナルコンピュータ16は、ダーツフォームチェックシステム用プログラムを実行することで、映像データ(ファイル)の記録、フォームチェック用の画面を表示するための各種画像処理(詳細については後述する)、映像データの外部出力など実行する。パーソナルコンピュータ16は、映像記録の開始が指示されることで、サイドビューカメラ10とフロントビューカメラ14から入力される映像データを、それぞれ別の映像ファイルとして同時に記録する。パーソナルコンピュータ16は、サイドビューカメラ10によって撮影された映像データのファイルを側面映像ファイル、フロントビューカメラ14によって撮影された映像データのファイルを正面映像ファイルとして記録する。正面映像ファイルと側面映像ファイルには、1スロー分(3投分)の映像データが含まれる。
パーソナルコンピュータ16は、正面映像ファイルと側面映像ファイルの映像データのそれぞれから、プレイヤがダーツを投げるリリースポイントを含む3投分の映像を生成して、それぞれ別の分割映像ファイルとして記録する。
また、ダーツキャビネット12には、フロントビューカメラ14が設けられている他に、ダーツボード12bに刺さったダーツ4の位置を検知し、その位置を示すダーツヒットデータをパーソナルコンピュータ16に出力するダーツ制御ユニット12cが設けられている。本実施形態では、1スローの間のデータ、すなわち通常では3投分のヒットデータをパーソナルコンピュータ16に出力するものとする。
パーソナルコンピュータ16は、正面映像ファイルと側面映像ファイル、あるいはそれぞれのファイルから生成された3投分の映像ファイルを再生し、その映像出力によってビデオレコーダ18に映像を記録させることができる。
ビデオレコーダ18は、映像を記録する際に、マイク19から入力される音声、例えば講師によるアドバイスの音声やプレイヤ本人の音声を映像と合成して記録することができる。
なお、パーソナルコンピュータ16からの映像出力は、RGB(アナログ出力)、NTSC/PAL/SECAM(アナログ出力)、S端子アナログ出力、DVI(Digital Visual Interface)出力、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)出力など、何れの形式であっても良い。パーソナルコンピュータ16からの映像出力がビデオレコーダ18の入力と合わない場合には、映像コンバータ(図示せず)を介してビデオレコーダ18に入力されるものとする。
ビデオレコーダ18は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、ハードディスク、あるいはフラッシュメモリなどの記録メディアに映像(及び音声)を記録するものとする。
次に、本実施形態におけるダーツフォームチェックシステムの動作について、図5に示す解析用映像ファイル作成プロセスを説明する図を参照しながら説明する。
まず、プレイヤ2がダーツ4を投げる前に、パーソナルコンピュータ16に対して映像記録の開始が指示される。パーソナルコンピュータ16は、サイドビューカメラ10とフロントビューカメラ14のそれぞれから入力される映像データを同時に順次記録していく。ここで、パーソナルコンピュータ16は、フロントビューカメラ14によって撮影された映像データを正面映像ファイル(Front View Video Image File)(ファイルA)、サイドビューカメラ10によって撮影された映像データのファイルを側面映像ファイル(Side View Video Image File)(ファイルB)として記録する。
また、プレイヤ2が投げたダーツ4がダーツボード12bに刺さった場合、ダーツ制御ユニット12cは、ダーツボード12bに刺さったダーツ4の位置を示すダーツヒットデータをパーソナルコンピュータ16に出力する。1スローの間には、通常、3投分のヒットデータをパーソナルコンピュータ16に出力することになる。パーソナルコンピュータ16は、ダーツ制御ユニット12cから出力されるダーツヒットデータをヒットデータファイルとして、正面映像ファイル及び側面映像ファイルと関連付けて記録する。
次に、パーソナルコンピュータ16は、正面映像ファイル及び側面映像ファイルを対象として、タイミングデータと分割映像ファイルを生成する。タイミングデータは、プレイヤ2がダーツ4を投げたリリースポイントを示し、分割映像ファイルは、プレイヤ2がダーツ4を投げた3投分のそれぞれに対応する映像ファイルである。
まず、パーソナルコンピュータ16は、正面映像ファイルあるいは側面映像ファイルの少なくとも何れか一方を再生出力し、パーソナルコンピュータ16に設けられた入力装置(キーボード、マウス等)からのリリースポイントの指定を受け付ける。例えば、フォームチェックをする講師が再生映像を確認しながら、3投分のそれぞれについてリリースポイントを指定する。パーソナルコンピュータ16は、リリースポイントの指定に応じて、分割映像ファイルを作成する基準点となるタイミングデータ(1st、2nd、3rd)を作成する。なお、タイミングデータは、正面映像ファイルあるいは側面映像ファイルの再生開始からの時間を示すデータである。
次に、パーソナルコンピュータ16は、正面映像ファイル及び側面映像ファイルのそれぞれから、リリースポイントの例えば前3秒から後1秒までの映像データを抽出する。パーソナルコンピュータ16は、この抽出した映像データを分割映像ファイルとして記録する。この結果、1〜3投目のそれぞれについての、正面分割映像ファイル(ファイルC,E,G)と側面分割映像ファイル(ファイルD,F,H)が生成される。
なお、前述した説明では、フォームチェックをする講師などが、映像ファイルの再生映像を見ながらリリースポイントを指定し、このリリースポイントをもとに分割映像ファイルを作成するとしているが、別の方法によりリリースポイントを決定しても良い。
例えば、ダーツ制御ユニット12cによってダーツ4がダーツボード12bに刺さったことが検出されたタイミングをもとに、リリースポイントを設定する。例えば、プレイヤ2がダーツ4をリリースしてからダーツボード12bに刺さるまでの仮の時間を予め設定しておき、ダーツ4がダーツボード12bに刺さったタイミングから仮の時間を逆算した時間をリリースポイントして決定する。なお、前述した仮の時間は、例えば複数のプレイヤがダーツ4をリリースしてからダーツボード12bに刺さるまでの時間の平均値をもとに設定されるものとする。パーソナルコンピュータ16は、ダーツ制御ユニット12cからダーツヒットデータが入力されたタイミングを示すデータ(撮影データの記録開始からの時間)を記憶しておき、映像の記録が終了した後に、同データをもとにして分割映像ファイルを生成する。
また、パーソナルコンピュータ16は、映像ファイルの映像に対する画像処理によってリリースポイントを検出しても良い。すなわち、映像中のダーツ4と手(腕)に相当する画像領域を画像処理によって抽出し、それらの画像領域が分離したタイミングをリリースポイントとして決定する。以下、前述と同様にして、リリースポイント(タイミングデータ)を基準にして分割映像ファイルを生成する。
なお、他の方法によってリリースポイントを決定し、これをもとに分割映像ファイルを生成しても良い。
次に、パーソナルコンピュータ16は、分割映像ファイルのそれぞれについて、映像中の背景画像を削除した分割映像ファイルを生成する。例えば、映像中のプレイヤ2が位置する中央付近以外の領域において、時間が経過しても動きのない領域の映像データを削除する。この結果、正面分割映像ファイル(ファイルC,E,G)と側面分割映像ファイル(ファイルD,F,H)のそれぞれに対応して、背景画像を削除した正面分割映像ファイル(ファイルI,K,M)と側面分割映像ファイル(ファイルJ,L,N)が生成される。
パーソナルコンピュータ16は、前述した解析用映像ファイル作成プロセスによって生成された各映像ファイル(A〜N)を記録しておき、各映像ファイルについて個別に再生する他、複数の映像ファイルの映像を合成して表示したり、あるいは複数の映像ファイルの映像の比較を容易にするために同時再生できるようにする。
さらに、パーソナルコンピュータ16は、各映像ファイルについての再生映像を、ビデオレコーダ18に対して出力することができる。ビデオレコーダ18は、パーソナルコンピュータ16から出力された映像(解析用映像)を記録するが、映像の入力と同時にマイク19から講師などによるコメント音声が入力されている場合には、この音声を映像と合成して記録する。
以下、パーソナルコンピュータ16における解析用映像の表示例について説明する。
図6は、正面分割映像ファイルについての映像出力の一例を示す図である。図6(b)は、1投目の正面分割映像ファイル(ファイルC)の映像出力例を示し、図6(a)は、ファイルCから背景映像を削除した1投目の正面分割映像ファイル(ファイルI)の映像出力例を示している。
パーソナルコンピュータ16は、解析用映像ファイル作成プロセスにおいて記憶した複数の映像ファイル(ファイルA〜N)のうち、任意に選択された映像ファイルを図6(a)(b)に示すような再生専用画面において表示させる。再生専用画面では、何投目についての分割映像ファイルであるか示す表示(図6中の「1st Throw Front View」)の他、映像の再生を制御するためのボタン(再生、停止、逆再生、先頭に戻りなど)を表示している。パーソナルコンピュータ16は、画面中に表示されたボタンに対するマウスなどによるクリック操作に応じて、映像ファイルの再生出力を制御する。
また、再生専用画面の映像表示領域では、映像に格子線を合成して表示している。この格子線を表示させることにより、プレイヤ2の動きの変化が分かり易くなりダーツフォームの解析を容易にすることができる。
図6(a)に示す背景画像を消した映像(映像ファイル)は、図7(a)(b)(c)に示すプロセス(映像のフィルタリング処理)により生成される。すなわち、図7(a)に示すプレイヤ2以外のものが撮影されている映像中から、プレイヤ2が位置する中央付近以外の領域において時間が経過しても動きのない領域(図7(b)に破線で示す背景部分)の映像データを抽出して削除する。この結果、図7(c)に示すような、プレイヤ2のみが表示される映像を生成することができる。
図8は、複数の分割映像ファイルの映像を合成して表示するための混合処理(オーバーレイヤー)の一例を示す図である。ここでは、3投分の分割映像ファイルの映像を合成する例を示している。
図8(a)(b)(c)に示す3投分の分割映像ファイルのそれぞれからフィルタリング処理によりプレイヤ部分(有効データ部)のみの背景画像を消した分割映像ファイルを生成し、図8(d)に示すように、この分割映像ファイルの表示画面中の再生位置をずらして上書き再生する。図8(d)に示す例では、1投目に対応する分割映像Aを画面の左側、2投目に対応する分割映像Bを画面の中央、3投目に対応する分割映像Cを画面の右側に配置している。
この結果、パーソナルコンピュータ16は、図8(e)に示すように、3投分の分割映像ファイルの映像を同じ画面中で同時に表示させることができる。分割画像ファイルは、リリースポイントを基準として生成されているため(リリースポイントの前3秒から後1秒)、各映像を同時に再生することでダーツフォームの違い、例えばタイミングのずれや、フォームのバラツキなどを容易に識別することができフォーム解析を容易にすることができる。
図9(a)(b)は、パーソナルコンピュータ16における3投分の分割映像を同時に表示する解析映像表示の例を示している。図9(a)は、側面映像ファイルから生成された側面分割映像ファイルの映像を合成して表示する例を示し、図9(b)は、正面映像ファイルから生成された正面分割映像ファイルの映像を合成して表示する例(図8(e)と同じ))を示している。
図10(a)は、側面映像ファイルと正面映像ファイルのそれぞれから生成された3投分の分割映像ファイルの映像を、それぞれ合成して同じ画面中において表示する例を示している。図10(a)に示すように、側面映像と正面映像とを同じ画面中で同時に表示させることによって、ダーツフォームの解析を容易にすることができる。
図10(b)は、任意の投数目の分割映像ファイルを選択して、正面映像と側面映像とを同じ画面中で同時に表示させる例を示している。図10(b)に示す例では、2投目の分割映像ファイルを選択して表示させている。こうして、任意の投数目の分割映像ファイルを選択して表示できるようにすることで、特に注目して解析する必要がある映像のみを表示するといった使い方が可能となる。
なお、図10(a)(b)においては、サイドビューカメラ10及びフロントビューカメラ14によって撮影された映像に関するデータが表示されている。例えば、再生出力の対象となっている映像ファイルのファイル名、同ファイルの映像が撮影された日付と時間が表示されている。これらのデータは、撮影時に、ダーツフォームチェックシステム用プログラムにより自動生成されるのとする。
また、映像に関するデータとしてプレイヤ名が表示されている。プレイヤ名のデータについては、例えば撮影の開始前に予めキーボード操作などによって入力しておき、撮影された映像ファイルと関連づけて記録しておくものとする。
さらに、図10(a)(b)の表示例では、ダーツ制御ユニット12cから入力されたヒットデータファイルに基づく、ダーツフォームを評価する評価値データが付加されている。
例えばパーソナルコンピュータ16は、映像の記録を開始する前に、ダーツ4を狙う目標とする位置をプレイヤ2によって入力させておく。そして、パーソナルコンピュータ16は、例えば、ダーツ制御ユニット12cから入力されたダーツヒットデータが示す実際にダーツ4が刺さった位置と、目標とする位置との差を算出して評価値とする。この場合、数値が小さいほど、目標とする位置の近くにダーツ4を投げることができたことを示す。
図10(a)の例では、3投分の分割映像ファイルの映像が表示されているため、3投分の各ヒットデータに基づく評価値データを表示し、図10(b)の例では、2投目の分割映像ファイルの映像が表示されているため、2投目のダーツヒットデータをもとに算出した評価値データのみを表示している。
こうして、評価値データを映像と共に表示させることによって、ダーツフォームと実際にダーツ4を投げた結果との関連を参考にしてダーツフォームを解析することができる。すなわち、評価値が良好であった場合には、正しいダーツフォームであったことを確認することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本実施形態におけるダーツフォームチェックシステムの構成を示すブロック図。 ダーツキャビネット12を正面から見た図。 フロントビューカメラ14による撮影範囲を説明するための図。 本実施形態におけるダーツフォームチェックシステムのシステム構成を示すブロック図。 本実施形態におけるダーツフォームチェックシステムの動作について説明するためのフローチャート。 正面分割映像ファイルについての映像出力の一例を示す図。 背景画像を削除する映像のフィルタリング処理について説明するための図。 複数の分割映像ファイルの映像を合成して表示するための混合処理(オーバーレイヤー)の一例を示す図。 パーソナルコンピュータ16における3投分の分割映像を同時に表示する解析映像表示の例を示す図。 側面映像ファイルと正面映像ファイルのそれぞれから生成された3投分の分割映像ファイルの映像を表示する例を示す図。
符号の説明
10…サイドビューカメラ、12…ダーツキャビネット、12a…ディスプレイ、12b…ダーツボード、12c…ダーツ制御ユニット、14…フロントビューカメラ、16…パーソナルコンピュータ、18…ビデオレコーダ、19…マイク。

Claims (7)

  1. ダーツを投げるプレイヤを横方向から撮影する第1のカメラと、
    ダーツボードが取り付けられた筐体に装着された、ダーツを投げるプレイヤを正面方向から撮影する第2のカメラと、
    前記第1のカメラと前記第2のカメラによって撮影された映像を同時に記録する映像記録手段と、
    前記映像記録手段によって記録された映像から、前記プレイヤがダーツを投げるリリースポイントを含む3投分の映像を生成する映像生成手段と、
    前記映像記録手段によって記録された映像あるいは前記映像生成手段によって生成された映像を表示する表示手段と
    を具備したことを特徴とするダーツフォームチェックシステム。
  2. 前記表示手段は、前記映像生成手段によって生成された3投分の映像を合成して同時に表示することを特徴とする請求項1記載のダーツフォームチェックシステム。
  3. 前記表示手段は、前記第1のカメラと前記第2のカメラによって撮影された映像を同時に表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のダーツフォームチェックシステム。
  4. 前記表示手段は、前記映像生成手段によって生成された3投分の映像から任意に選択された映像を表示することを特徴とする請求項1または請求項3記載のダーツフォームチェックシステム。
  5. 前記ダーツボードの前記ダーツが刺さった位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段によって検出された位置をもとにした評価値を前記表示手段によって表示される映像に付加する評価値付加手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のダーツフォームチェックシステム。
  6. 前記ダーツボードの前記ダーツが刺さったタイミングを検出するタイミング検出手段をさらに具備し、
    前記映像手段は、前記映像記録手段によって記録された映像から、前記タイミング検出手段により検出されたタイミングをもとにして前記3投分の映像を生成することを特徴とする請求項1記載のダーツフォームチェックシステム。
  7. 音声を入力する音声入力手段と、
    前記映像記録手段によって記録された映像あるいは前記映像生成手段によって生成された映像と、前記音声入力手段によって入力された音声を合成して記録する映像音声記録手段と
    をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のダーツフォームチェックシステム。
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