JP2008235951A - 差分方式によるモバイルユーザデータのバックアップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワイヤレスデバイスが故障,紛失や盗難になったときに,専用のバックアップ装置を利用しなくて,修理受付窓口に持ち込まれることもなく,ワイヤレスネットワークを通していつでもどこでも自動的にユーザデータをバックアップする。
【解決手段】 バックアップ・サーバとワイヤレスデバイスにバックアップ用の差分エンジンとバックアップエージェントを実装し,必要なときにワイヤレスデバイス上に蓄積したユーザデータをワイヤレスネットワーク経由で遠隔地にあるバックアップサーバに差分方式によってバックアップする。バックアップ先として,遠隔地にあるバックアップサーバ以外に,ワイヤレスデバイスに直接接続できるコンピュータ,ワイヤレスデバイスに差し込むメモリカードもある。バックアップしたユーザデータが,必要なときに同じ又は異機種のワイヤレスデバイスにリストアさせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は,ワイヤレスデバイス上にあるユーザデータのバックアップ方法,バックアップ先のワイヤレスデバイスに差し込むメモリ,特定のインターフェスと接続するコンピュータ,又はワイヤレスネットワークを通して遠隔地にあるサーバから構成するシステムに関する。
近年,携帯電話などのワイヤレスデバイスの高機能化と伴い,ワイヤレスデバイスに様々なユーザデータを蓄積するようになり,使用しているワイヤレスデバイスを買い換えるときに蓄積してあるユーザデータを新しいワイヤレスデバイスに移せないのであれば,又は故障,紛失や盗難にあった際に,蓄積してある大事なユーザデータを失くすることになり,利用者にとって大きいな損失である。
携帯電話を買い換えたときには,新しい電話帳に利用者が電話帳を手動で再入力する場合が多く,携帯電話事業者の専用有料サービスを利用して電話帳を移すこともあるが,異なる機種間で移動ができないというような制限が多い。電話帳以外のユーザデータ例えばカメラ画像,着メロディは,利用者があきらめて捨てることになる。
携帯通信端末にあるユーザデータをバックアップする方法として,特許文献1に記載された方法がある。その方法では,専用のバックアップ装置を携帯通信端末と接続してデータのバックアップとリストアを行う。
特開2004−235985号公報
しかし,特許文献1に記載された方法では,専用のバックアップ装置を使用しなければ,データのバックアップができない。この装置があっても,電話帳やスケジュールのデータ形式が異なるために,あらゆる異機種間のデータ移動が困難である。利用者にとって,携帯電話以外に,バックアップ用の装置を購入する必要があり,また,このバックアップ用の装置を持ち歩くことが不便であり,その装置を持たなければ,必要なときにデータのバックアップを取れない。この方法では,利用者にとって,低いコストで,いつでもどこでもユーザデータのバックアップを取れる利便性がない。
専用装置を使用しなければ,ワイヤレスネットワークを通して,遠隔地にあるサーバにデータのバックアップを行うことが考えられる。しかし,ユーザデータをそのままバックアップすると,データ量が大きく,利用者に負担させるデータ通信料が高くなる。
また,バックアップの安全性と信頼性に関して解決するべき課題がある。バックアップするユーザデータは,電話帳,電子メール,カメラ画像,文書等の重要な個人やビジネス情報であり,セキュリティの問題を考えずにバックアップしたデータが不正に利用される恐れがある。バックアップやリストアの際に,ネットワーク上の通信障害,端末の電源切れ等の異常が発生したら,バックアップやリストア先のデータを壊す恐れがある。
そこで,本発明は,特別な装置を使用することなく,代理店や修理受付窓口に持ち込む必要もなく,ワイヤレスデバイスに蓄積してあるあらゆるユーザデータをいつでもどこでも,小量のデータでバックアップを行うことができ,必要なときにバックアップしたデータを同じ又は異なるワイヤレスデバイスにリストアすることができる方法,この方法を実現したソフトウェアおよびこのソフトウェアを実装したワイヤレスデバイスとバックアップ・サービスを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために,請求項1に記載する本発明によるバックアップは,USBやBlueTooth等のインターフェスによって接続するコンピュータをバックアップ先として利用する以外に,ワイヤレスネットワークを通して遠隔地にあるサーバをバックアップ先として利用し,また,ワイヤレスデバイスに差し込むメモリカードもバックアップ媒体として利用することを特徴とする。さらに,バックアップの際に差分方式を用いて,バックアップするデータの差分を伝送し,バックアップしたデータを暗号化して,リストアするときにユーザの認証が必要とすることを特徴とする。
請求項2に記載する発明は,よく編集したり変更することの多い電話帳や文書等のユーザデータを差分でバックアップする。差分データは,ユーザデータが編集又は変更されたときに生成する。バックアップする際に,ワイヤレスネットワークを通して生成した差分データを送信する。差分生成は,ユーザデータの変更があったサーバとワイヤレスデバイスのいずれかで行うことができる。ただし,差分を生成する前に,サーバとワイヤレスデバイス上のデータの同期(一致であること)を取らなければならない。両側のデータが一致していなければ,まず,最新のデータを相手側に送信して同期を取る。それから,データの変更があったときに差分を送信する。
請求項3に記載する発明は,ワイヤレスデバイス上にあるユーザデータをワイヤレスネットワークを通して遠隔地にあるサーバにバックアップし,必要なとき(例えばワイヤレスデバイスの買替え時)にバックアップしたデータを同じくワイヤレスネットワークを通して再びワイヤレスデバイスにリストアする。前記のバックアップ・システムは,データのバックアップ元であるワイヤレスデバイスに差分データを生成する差分エンジン,ユーザ認証とデータの送受信を行う通信クライアント,データのバックアップ先であるサーバにユーザの認証とデータの送受信を行う通信サーバ,受信した差分データを用いて元のデータを計算する差分エンジン,バックアップ・データを保存するデータベースから構成し,前記の差分方式によって,データのバックアップを行うことを特徴とする。
請求項4に記載する発明は,バックアップ元であるワイヤレスデバイスに属するインターフェス,例えばUSBやBlueToothで接続できるコンピュータ例えばパソコン,ラップトップをバックアップ先とし,ワイヤレスデバイス上にあるモバイルユーザデータをバックアップし,必要なとき(例えばコンピュータ上で編集したあとやワイヤレスデバイスの買替え時)にリストア先のワイヤレスデバイスに属するインターフェス経由で再びワイヤレスデバイスにリストアする。前記のバックアップ手法は,コンピュータ上でバックアップしたユーザデータ又は作成したユーザデータ例えば電話帳に対して容易に編集でき,編集したデータを同じ又は新しい携帯電話にリストアすることできることを特徴とする。
請求項5に記載する発明は,ワイヤレスデバイス上にあるユーザデータをワイヤレスデバイスに差し込むメモリカードにバックアップし,必要なときに再びワイヤレスデバイスにリストアする。前記のバックアップ手法は,ワイヤレスデバイスにある電話帳等の編集可能なユーザデータを標準形式のvCard等に変換して,メモリカードに保存し,そのデータをワイヤレスデバイスの買替えの際に購入した新しいワイヤレスデバイスにリストアすることができ,またメモリカード上にバックアップしたユーザデータをコンピュータ上で編集したあとに同じ又は異なるワイヤレスデバイスにリストアすることができることを特徴とする。
請求項6に記載する発明は,前記のバックアップによってバックアップしたユーザデータを異機種のワイヤレスデバイスにリストアすることができることを特徴とする。本手法は,請求項3と請求4に記載するバックアップの場合に,ワイヤレスデバイスを買い替えた際にバックアップしたユーザデータをサーバ側で新しいワイヤレスデバイスの形式に変換して,変換したユーザデータをワイヤレスデバイスにリストアして異機種間のユーザデータ移動が実現でき,請求項5に記載するバックアップの場合に,電話帳等のユーザデータを標準形式のvCard等に変換しているために,異機種のワイヤレスデバイスにリストアするときに,この標準形式からワイヤレスデバイス上でワイヤレスデバイスの形式を変換し,システムの記憶領域に保存して異機種間のユーザデータ移動が実現できる。
請求項7に記載する発明は,あらゆる異常例えば通信切断,電源切れ等が発生しても,ユーザデータをバックアップするときにバックアップ先にあるデータを壊すことがなく,完全にデータをバックアップすることと,バックアップしたデータをリストアするときに,ワイヤレスデバイス上にあるユーザデータを壊すことがなく,完全にデータをリストアすることを保証することを特徴とする。本発明は,異常が発生するタイミングがデータを送受信する途中,バックアップ途中とリストア途中になることがあると想定し,前記の各段階において発生した異常によって,データ送受,バックアップやリストアの作業が中断されたら,すべての作業を最初からやり直すのではなく,中断されたところから復旧することを特徴とする。
本発明は,上記の手法によってバックアップしたユーザデータを,バックアップ先であるサーバ,コンピュータやメモリカードに保存したあとに,不正に利用されないように保護することができることを特徴とする。保護手法として,バックアップしたユーザデータを暗号化して前記のバックアップ先である媒体に保存し,バックアップしたデータをリストアする前にユーザを認証する。
以上のように,本発明によれば,ワイヤレスデバイスにバックアップ用の差分エンジンが常駐し,必要なとき(例えばユーザデータの変更があったとき)に専用のバックアップ端末が必要でなくてもワイヤレスデバイス上にあるユーザデータをバックアップすることができる。携帯電話事業者にとって,顧客サービスを向上することと,データ・バックアップを付加価値の高いサービスとして提供することができる。利用者にとって,ワイヤレスデバイスの故障,紛失や盗難によって大事なユーザデータを失うことなく,いつでもどこでもバックアップすることができ,ワイヤレスデバイスを買い換えた際に,利用していたユーザデータをそのまま新しいワイヤレスデバイスに移すことができる。
以下,本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は,本発明によるワイヤレスデバイスのユーザデータのバックアップとリストア方法をワイヤレスネットを通して実現することができるシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示すバックアップ・システムは,バックアップ機能を有するワイヤレスデバイス,バックアップ・サーバとバックアップ・データベースから構成する。システムの中には,ワイヤレスデバイスの規模が数千万台になり,バックアップしたユーザデータをデータベースによって管理する必要がある。バックアップとリストアの際に,ワイヤレスデバイスからのリクエストに対して,リクエストに含まれるデバイスとユーザ情報に基づいてサーバとユーザの認証を行い,バックアップ・データベースにアクセス権限を与える。
図1に示すバックアップシステムにおいて,ワイヤレスデバイス01にバックアップ機能を実装して,ワイヤレスデバイスにあるユーザデータをワイヤレスネットワーク04を通して遠隔地にあるバックアップサーバ02に送信し,バックアップデータベース03に保存する。バックアップしたデータは,ワイヤレスネットワーク04を通して同じ又は異なるワイヤレスデバイスにリストアすることができる。
頻繁なバックアップに対して,ワイヤレスネットワーク上で伝送するバックアップのトラフィックを抑えるために,請求項2の発明に記載する差分方式を用いる。通信用プロトコルは,OMA−DS(Open mobile appliance−SyncML data sync)を用いる。ただし,送信するデータは,テキストでなく,バイナリの差分データである。
図2は,本発明によるワイヤレスデバイスのユーザデータをワイヤレスデバイスのインターフェスを通してコンピュータにバックアップする方法を実現することができるバックアップシステムの構成を示すブロック図である。図2に示すシステムは,バックアップ機能を有するワイヤレスデバイス01,バックアップ・コンピュータ05と接続用のインターフェス06から構成する。バックアップ・コンピュータ05は,デスクトップやラップトップのいずれかである。インターフェス06は,ワイヤレスデバイスに対応するUSBやBlueToothのいずれかである。
ワイヤレスデバイスとインターフェスで接続するコンピュータ上にユーザデータをバックアップする場合は,ワイヤレスネットワークを通してサーバにバックアップすると同様に請求項2の発明による差分方式を採用し,通信プロトコルとしてOMA−DSを使用する。コンピュータ上での編集はワイヤレスデバイス上での編集より容易であり,コンピュータ上で電話帳等のユーザデータを編集して,ワイヤレスデバイスにリストアすることができる。
図3は,本発明によるワイヤレスデバイスのユーザデータをメモリカードにバックアップする方法を実現することができるバックアップシステムの構成を示すブロック図である。図3に示すシステムは,バックアップ機能を有するワイヤレスデバイス01,バックアップ先となるメモリカード07とワイヤレスデバイスの内部データバス08から構成する。メモリカードがファイルシステムをサポートし,バックアップしたデータをファイルでメモリカード上に保存する。メモリカード上に保存したバックアップデータは暗号化してあり,リストアする際にユーザ認証を行うことによって,バックアップデータを保護する。
実地例
図4は,上記のバックアップとリストア機能を実装する一例を示すブロック図である。図4に示している例では,本発明のバックアップ・リストアを機能するワイヤレスデバイスに,バックアップ・エージェント10,差分エンジン11,ユーザデータ12,通信部13とリストア・エージェント14を実装する。
ここでは,本発明による差分方式の一例を示す。バックアップ・エージェント10が,差分データを生成するときに差分エンジン11に必要なユーザデータの変更情報(例えば変更のあったブロック位置)を取得して差分エンジン11に渡す。ユーザデータ12の変更情報を,ワイヤレスデバイスのAPI(関数)を用いて取得する。ワイヤレスデバイスAPIは,ワイヤレスデバイス・メーカが本発明の実施によって決めた仕様に基づいて実現して提供する関数である。差分エンジン11が,取得した変更のあったユーザデータの位置に基づいて,そのブロックのハッシュ値又は電子サインデータを計算し,そのハッシュ値又は電子サインをバックアップ・エージェント10に返す。バックアップ・エージェント10が,ユーザデータに変更のあったブロック位置,ブロックのハッシュ値又は電子サインデータとブロックのデータを差分パッケージに格納する。生成した差分パッケージは,ワイヤレスデバイス上の記憶領域(例えばフラッシュ)に保存し,バックアップが必要になったときにいつでもバックアップ・サーバ02に送ることができる。
上記の手法によって生成した差分データ(差分パッケージ)が,通信部13によってワイヤレスネットワークへ送出される。データ送信に,上記の実施手法に記述したように,OMA−DSプロトコルを利用する。サーバとのユーザ認証が,OMA−DSプロトコルによって行われる。差分データが,OMA−DSメッセージにバイナリデータとして載せられて,バックアップ・サーバ02に伝送される。
図5は,ワイヤレスデバイスが紛失,盗難されたときにデータのバックアップと消去実施の一例を示す説明図である。図5に示す例では,ワイヤレスデバイス紛失や盗難の届出があったときに,バックアップ・サーバ02より,SMS(Short message service)によってデータ吸上げリクエスト15をワイヤレスデバイス01に送信し,ワイヤレスデバイスに実装しているバックアップエージェント10を起動させて,上記の差分生成手法によって保存している差分パッケージを通信部13から送出し,ユーザデータバックアップ16を実行して,紛失や盗難によってなくしたワイヤレスデバイスから大事なユーザデータを吸い上げる。データの吸上げが終ったあとで,バックアップ・サーバ02がワイヤレスデバイス01に対して,ユーザデータ消去コマンド17を送り,バックアップエージェント10がこの命令に従って,ワイヤレスデバイス上にあるすべてのユーザデータを消去する。
図6は,ワイヤレスデバイスが買い換えられたときに新しいワイヤレスデバイスにもとのユーザデータを移動する実施の一例を示す説明図である。図6に示す例では,ワイヤレスデバイスA20からワイヤレスデバイスB22に買い換えた際に,まず,ワイヤレスデバイスA20にあるユーザデータをバックアップ・サーバ02にバックアップ21し,バックアップしたユーザデータをワイヤレスデバイスB22にリストア21する。ワイヤレスデバイスAがワイヤレスデバイスBと異機種である場合は,本発明の異機種間のデータバックアップ手法によってデータの変換を行い,買い換えた新しいワイヤレスデバイスに使用したユーザデータをリストアすることを実現する。
図7は,バックアップ実施手順の一例を示す説明図である。図7に示す例では,ユーザデータ編集変更30があったときに,差分データ生成31によって差分パッケージを作成し,通信部13によって,バックアップ・サーバ02においてサーバとのユーザ認識32ができて,サーバに差分データ送出33を行い,バックアップ・サーバ02側で受信した差分データとサーバ上にある前バージョンのデータを用いてバックアップデータ生成34できる。最後に,バックアップデータベースに生成したバックアップデータ保存35を行う。
図8は,リストア実施手順の一例を示す説明図である。図8に示す例では,ユーザの操作等によってリストアリクエストがあったときに,まずサーバとのユーザ認識32を行い,バックアップ・サーバ02から送ってくるバックアップデータ受信37でき,受信したデータを解凍するために,データのユーザ認証38が必要である。認証ができたら,暗号化と圧縮のあった場合に受信したデータ解凍39を行い,記憶領域にデータ保存40する。
図9は,異機種間のバックアップにおいて標準のvCardを使用したデータ形式変換実施の一例を示す説明図である。図9に示す例では,異機種のワイヤレスデバイスA20からワイヤレスデバイスB22へのユーザデータ移動が必要である際に,まず,ワイヤレスデバイスA20から,ワイヤレスデバイスA20上にあるユーザデータを読出・変換45によってvCard形式バックアップデータ46に変換して,バックアップ先となる媒体例えばバックアップメモリカードに保存する。そして,vCard形式のバックアップデータ46を変換・書込47によって,vCard形式からワイヤレスデバイスB22のユーザデータ形式に変換し,ワイヤレスデバイスB22の記憶領域に保存する。
上記の実施例は,異機種間のデータ変換がワイヤレスデバイス側で行われる。図10は,異機種間のバックアップにおいてサーバ側でデータ形式変換実施の一例を示す説明図である。図10に示す例では,ワイヤレスデバイスA20からワイヤレスネットワーク04を通して差分バックアップ50によってワイヤレスデバイスA20のユーザデータをバックアップサーバ02側でデバイスAユーザデータ51の形式のままで保存する。異なるワイヤレスデバイスB22へこのユーザデータをリストアする必要がある場合は,まず,保存してあるデバイスA20ユーザデータ51を読出・変換52によってデバイスA20ユーザデータ51形式(ブラックボックス)から例えばvCard形式に変換し,変換したvCard形式のデータを変換・書込53によって,デバイスBユーザデータ54(ブラックボックス)に変換し,バックアップ・サーバ02上にデバイスA20ユーザデータ51を上書き,デバイスBユーザデータ54をワイヤレスデバイスB22に送信し,ワイヤレスデバイスA20にあったユーザデータを異機種のワイヤレスデバイスB22にリストア55することを実現する。
本発明によるワイヤレスデバイスのユーザデータをワイヤレスネットワークを通してサーバにバックアップする方法を実現することができるバックアップシステムの構成を示すブロック図である。 本発明によるワイヤレスデバイスのユーザデータをワイヤレスデバイスのインターフェスを通してコンピュータにバックアップする方法を実現することができるバックアップシステムの構成を示すブロック図である。 本発明によるワイヤレスデバイスのユーザデータをデータバスを通してワイヤレスデバイスに差し込むメモリカードにバックアップする方法を実現することができるバックアップシステムの構成を示すブロック図である。 ワイヤレスデバイスにバックアップとリストア機能を実装する一例を示すブロック図である。 ワイヤレスデバイスが紛失,盗難されたときにデータのバックアップと消去を実施する一例を示す説明図である。 ワイヤレスデバイスを買い換えたときに新しいワイヤレスデバイスへユーザデータ移動を実施する一例を示す説明図である。 バックアップ実施手順の一例を示す説明図である。 リストア実施手順の一例を示す説明図である。 異機種間のバックアップにおいて標準のvCardを使用したデータ形式変換実施の一例を示す説明図である。 異機種間のバックアップにおいてサーバ側でデータ形式変換を実施する一例を示す説明図である。
符号の説明
01 ワイヤレスデバイス(携帯電話,携帯端末)
02 バックアップサーバ
03 バックアップデータベース
04 ワイヤレスネットワーク
05 バックアップコンピュータ
06 ワイヤレスデバイスのインターフェス
07 メモリカード
08 データバス
10 バックアップエージェント
11 差分エンジン
12 ユーザデータ
13 通信部
14 リストアエージェント
20 ワイヤレスデバイスA
22 ワイヤレスデバイスB
46 vCard形式バックアップデータ
51 ワイヤレスデバイスAの形式ユーザデータ
54 ワイヤvレスデバイスBの形式ユーザデータ

Claims (7)

  1. 少なくともひとつのプロセッサ,ひとつのソフトウェア・アプリケーションとひとつのモバイルユーザデータをもち,中に搭載するプロセッサによってソフトウェア・アプリケーションを実行し,モバイルユーザデータを利用するワイヤレスデバイスにおいて差分方式によってモバイルユーザデータをバックアップする手法と,ケーブル等でワイヤレスデバイスと接続コンピュータ,ワイヤレスデバイスに差し込むメモリカードまたはワイヤレスネットワークを通してワイヤレスデバイスと接続できる遠隔地に置かれるバックアップサーバから構成するモバイルユーザデータのバックアップシステム。
  2. 請求項1に記載するワイヤレスデバイスのユーザデータバックアップに適用する差分方式。本方式は,ワイヤレスデバイス上で生成した,又は蓄積したモバイルユーザデータを効率的にバックアップし,必要なときにバックアップしたデータを同じ又は異なるワイヤレスデバイスにリストアする。ユーザデータには,電話帳(電話番号や電子メールアドレス),スケジュール表,送受信電子メール,ショートメッセージ,着メロディ,カメラ画像,ムービー,歌,あらゆる形式の文書,個人やビジネス情報データがある。
  3. 請求項1に記載するワイヤレスデバイスと遠隔地にあるサーバ間のデータバックアップ手法。本手法は,ワイヤレスデバイス上にあるモバイルユーザデータをワイヤレスネットワークを通して遠隔地にあるサーバにバックアップし,必要なとき(例えばワイヤレスデバイスの買替え時)にバックアップしたデータを同じくワイヤレスネットワークを通して再びワイヤレスデバイスにリストアする。
  4. 請求項1に記載するワイヤレスデバイスとケーブル等で接続するコンピュータ間のデータバックアップ手法。本手法は,ワイヤレスデバイス上にあるモバイルユーザデータを特定のインターフェス(例えばUSB,BlueTooth)と接続するコンピュータ(例えばパソコン,ラップトップ)にバックアップし,必要なとき(例えばコンピュータ上で編集したあと)に同じインターフェス経由で再びワイヤレスデバイスにリストアする。
  5. 請求項1に記載するワイヤレスデバイスと差し込むメモリカード間のデータバックアップ手法。本手法は,ワイヤレスデバイス上にあるユーザデータをワイヤレスデバイスに差し込むメモリカードにバックアップし,必要なとき(例えばワイヤレスデバイスの買い替え,メモリカード上のユーザデータを編集した際)に再びワイヤレスデバイスにリストアする。
  6. 請求項2に記載するワイヤレスデバイス異機種間のデータバックアップ手法。本手法は,あるワイヤレスデバイス上に蓄積しているユーザデータをほかのワイヤレスデバイスへ二つのワイヤレスデバイスが同じ機種又は異なる機種であるかに関わらずに移動することができる。
  7. 請求項1から請求項6までに記載する完全な(失敗のない)バックアップおよびリストア手法。本手法は,あらゆる異常例えば通信切断,電源切れ,バッテリがなくなりが発生しても,ユーザデータをバックアップするときにバックアップ先にデータを壊すことがなく,完全なバックアップと,バックアップしたデータをリストアするときに,ワイヤレスデバイス上でユーザデータを壊すことがなく,完全なデータリストアを保証する。
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