JP2008234759A - 光ヘッド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成の複雑化及び装置価格の上昇を抑制しつつ、安定したトラッキングサーボ動作を実現でき、品質の高い再生信号を得ることができる光ヘッド装置を提供する。
【解決手段】光ヘッド装置は、光ビームLを出射する半導体レーザ1と、光ビームを光ディスク8の情報記録層に集光させる対物レンズ7と、光ディスク8で反射した戻り光ビームLを受光する複数の分割受光面を有する光検知器12と、光ディスク8から光検知器12までの光路中に配置され、光ディスク8で反射した戻り光ビームの一部LR2と前記一部以外の部分LR1の偏光関係に変化を与える偏光回転素子9とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ヘッド装置に関し、特に、複数の情報記録層を持つ多層光ディスクに対して情報の記録又は再生を行うことができる光ディスク装置に搭載される光ヘッド装置に関するものである。
光ヘッド装置が採用するトラッキング方式として、差動プッシュプル(DPP)方式が知られている。DPP方式を用いることによって、対物レンズがシフトした際にプッシュプル(PP)方式で発生するオフセットを除去でき、安定したトラッキングサーボ制御を実現できる。DPP方式を採用した光ヘッド装置においては、例えば、回折格子を用いて、光ビームからメインビームである0次回折光とサブビームである±1次回折光を生成し、生成された各光ビームを光ディスクの情報記録層に集光させる。そして、光ディスクからの各回折光の戻り光ビームの検出値に基づいてトラッキングエラー信号を生成する。
しかしながら、多層光ディスクの記録再生時には、記録又は再生する情報記録層からの戻り光ビーム(以下「再生戻り光」とも言う。)のほかに、記録又は再生する情報記録層に隣接する情報記録層(以下「隣接層」とも言う。)で反射された光ビームが存在し、隣接層からの光ビームが迷光となって再生戻り光に混入し、再生戻り光と迷光の干渉によってトラッキングエラー信号の揺れが発生する(例えば、特許文献1の段落0026乃至0036、図2乃至図5、並びに、特許文献2の段落0004乃至0007、図58及び図59参照)。
このため、特許文献1には、光路中に回折領域を具備する光学部材を配置し、再生戻り光の少なくとも一部の光の進行方向を変化させることによって、DPP方式のトラッキングエラー信号の生成に用いるサブビーム用の受光面に隣接層からの迷光が入射しないようにする技術が提案されている(例えば、特許文献1の段落0106乃至0116、図10A〜10C、図11A,11B、図12参照)。
また、特許文献2には、光路中に光屈折部又は回折部を持つ光学部材を配置して、再生戻り光の一部の光の進行方向を変化させ、トラッキングエラー信号の生成に用いる受光面から遠ざけられた再生戻り光の一部を検出する別の受光面をさらに設けて、実質的な再生信号の光量ロスを回路的に無くする技術が提案されている(例えば、特許文献2の図13、図24参照)。
特開2005−203090号公報(段落0026乃至0036、図2乃至図5、並びに、請求項2、段落0106乃至0116、図10A〜10C、図11A,11B、図12、) 特開2005−63595号公報(段落0004乃至0007、図58、図59、並びに、図13、図24)
しかしながら、特許文献1に記載された光ヘッド装置においては、光学部材の回折領域によって迷光だけでなく情報記録層からの再生戻り光の一部も除去されてしまうので、再生信号の光量ロスが必ず生じるという問題がある。
また、特許文献1に記載された光ヘッド装置において、再生信号の光量ロスを最小限とするためには、回折領域を対物レンズの出射瞳にできるだけ近い位置に配置するとともに、対物レンズの出射瞳に追従できるよう対物レンズに一体固定することが必要になる。この場合、対物レンズを含む可動部の重量が増加し、対物レンズに要求される高速な追従動作の点で不利になるという問題がある。
さらに、特許文献2に記載された光ヘッド装置においては、再生戻り光の一部を検出する受光面及び演算回路が増えるので、光ヘッド装置のコストアップを招来するという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、構成の複雑化及び装置価格の上昇を抑制しつつ、安定したトラッキングサーボ動作を実現でき、また、品質の高い再生信号を得ることができる光ヘッド装置を提供することにある。
本発明に係る光ヘッド装置は、光ビームを出射する光源と、前記光ビームを光ディスクの情報記録層に集光させる対物レンズと、前記光ディスクで反射した戻り光ビームを受光する複数の分割受光面を有する光検知器と、前記光ディスクから前記光検知器までの光路中に配置され、前記光ディスクで反射した戻り光ビームの一部と前記一部以外の部分の偏光関係に変化を与える偏光回転素子とを有することを特徴としている。
本発明によれば、情報記録層からの戻り光ビームと隣接層からの迷光との干渉を抑制することができるので、トラッキングエラー信号の揺れを低減することができ、より安定したトラッキングサーボ動作を実現でき、また、品質の高い再生信号を得ることができるという効果がある。
また、本発明によれば、偏光回転素子を対物レンズに一体固定する必要は必ずしもないので、対物レンズの高速な追従動作が可能になり、安定したトラッキングサーボ動作を実現できるという効果がある。
さらに、本発明によれば、偏光回転素子により戻り光ビームの一部が除去されることなく、また、新たに受光面を付加することなく、隣接層からの迷光による干渉を抑制できるので、構成の複雑化及び装置価格の上昇を抑制することができるという効果がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る光ヘッド装置の光学構成を概略的に示す図である。実施の形態1に係る光ヘッド装置は、光ディスク8の情報記録層80又は81からの戻り光ビームLと、光ディスクの他の情報記録層である隣接層(81又は80)からの迷光の干渉を抑制させ、トラッキングエラー信号の揺れが低減され、且つ再生信号の品質を向上させる光ヘッド装置に関するものである。なお、図1には、情報記録層が2層の2層光ディスク80を示しているが、実施の形態1に係る光ヘッド装置は、情報記録層の数が1層又は3層以上の光ディスクの記録又は再生を行うこともできる。
図1に示されるように、実施の形態1に係る光ヘッド装置は、光ビームLを出射する光源、例えば、半導体レーザ1と、光ビームLを複数の光ビームに分割する回折素子3と、光ビームの広がり角(発散角)を変換するコリメータレンズ4と、光ビームの偏光方向に応じて入射光を透過又は反射させる偏光ビームスプリッタ5と、直線偏光である光ビームを円偏光に変換する4分の1波長板6と、光ビームLを光ディスク8の情報記録層80又は81に集光させる対物レンズ7とを有している。また、実施の形態1に係る光ヘッド装置は、偏光回転素子9と、センサレンズ10と、非点収差を付加するシリンドリカルレンズ11と、光ディスクで反射した戻り光ビームを受光する複数の分割受光面を有する光検知器12とを有している。実施の形態1に係る光ヘッド装置は、対物レンズ7を出射する光ビームLの球面収差をゼロ補正する球面収差補正手段(図示せず)を別途有してもよい。偏光回転素子9は、光ディスク8から光検知器12までの光路中に配置され、光ディスク8で反射した戻り光ビームLの第1領域9R1を通過した戻り光ビームLR1と、第1領域9R1以外の第2領域9R2を通過した戻り光ビームLR2の偏光関係に変化を与える。ここで、偏光関係に変化を与えるとは、第1領域9R1によって戻り光ビームLの偏光方向を変えて戻り光ビームLR1とし、第2領域9R2によって戻り光ビームLの偏光方向を変えずに戻り光ビームLR2とする場合と、第1領域9R1によって戻り光ビームLの偏光方向を変えずに戻り光ビームLR1とし、第2領域9R2によって戻り光ビームLの偏光方向を変えて戻り光ビームLR2とする場合と、第1領域9R1によって戻り光ビームLの偏光方向を変えて戻り光ビームLR1とし、第2領域9R2によって戻り光ビームLの偏光方向を変えて戻り光ビームLR2とする場合とがある。実施の形態1においては、第1領域9R1によって戻り光ビームLの偏光方向を変えずに戻り光ビームLR1とし、第2領域9R2によって戻り光ビームLの偏光方向を変えて戻り光ビームLR2とする場合を説明する。また、実施の形態1においては、変化した偏光関係は、戻り光ビームLR1の偏光方向と戻り光ビームLR2の偏光方向とが直交する場合を説明する。
図1において、半導体レーザ1から出射した光ビームLは、回折素子3で複数の光ビームに分割され、主となる光ビームは、光ビームの広がり角(発散角)を変換するコリメータレンズ4、偏光ビームスプリッタ5、4分の1波長板6、及びコリメータレンズ4から出射して伝播する光ビームLを集光する対物レンズ7を通過して、光ディスク8に照射される。なお、図1において、回折素子3によって分割される高次の回折光ビームは図1に示していない。ただし、高次の回折光ビームのうち±1次回折光ビームについては、戻り光ビームの光検知器12上の照射スポットは、後述する図5にSSP+,SSP−として示している。
光ディスク8で回折及び反射された光ビームLは、再び対物レンズ7を透過して略平行光束に変換された後、4分の1波長板6で偏光方向が90度回転される。偏光ビームスプリッタ5は、入射する光ビームの偏光方向に応じて透過又は反射特性を有する透過反射面51を持ち、光ディスク8から反射されてきた戻り光ビームLを透過反射面51で反射し偏向させる。透過反射面51により偏向された戻り光ビームLは、偏光回転素子9を透過し、センサレンズ10及び非点収差を付加するシリンドリカルレンズ11を通過して、光検知器12に入射する。光検知器12は、複数の分割受光面を有し、それぞれの分割受光面で受光される戻り光ビームの光量を電気信号に変換する。
図2は、光検知器12の分割受光面20a〜20hと各分割受光面20a〜20hの出力電気信号A〜Hを用いた演算を実行する演算回路30の構成を概略的に示す図である。図2に示されるように、実施の形態1における光検知器12は、8個の受光エレメントである分割受光面20a〜20hを有している。また、図2において、21ad,21bc,21bd,21ac,23,25は加算回路であり、22ef,22gh,24,27,28は減算回路であり、26は回路ゲイン値Kの増幅回路である。
回折素子3で回折された0次回折光ビームMSは分割受光面20a,20b,20c,20dで受光される。また、回折素子3で回折された+1次回折光ビームSSP+は、分割受光面20e,20fで受光され、回折素子3で回折された−1次回折光ビームSSP−は、分割受光面20g,20hで受光される。
光検知器12の分割受光面20a〜20hは、光ディスク8からの戻り光ビームLをもとに、光ディスク8の情報記録層からの焦点ずれ量を表わすフォーカスエラー信号FES、光ディスク8の略同心円又は略スパイラル状に記録情報が配列される情報トラックからの集光スポットのトラックずれ量を表わすトラッキングエラー信号TES、及び記録情報の再生信号RFが、以下の式によって計算できるように形成される。
FES=(A+C)−(B+D)
TES=(A+D)−(B+C)−K×(E−F+G−H)
RF=A+B+C+D
ここで、回路ゲイン値Kは、対物レンズがシフトしたときにトラッキングオフセットが発生しないように設定する。また、トラッキングエラー信号TESは、DPP方式のトラッキングエラー信号であり、DVD記録再生装置において適用されている。
さらに、光ディスク8のチルト角や集光スポットの球面収差量を検出するための別の分割受光面が形成されていてもよく、それら分割受光面へ光ビームを分配する検出光学素子が設置されていてもよい。
図3(a)〜(c)は、実施の形態1に係る光ヘッド装置の偏光回転素子9の構成を概略的に示す図であり、同図(a)は斜視図、同図(b)は正面図、同図(c)はS3C−S3C線で切る面を示す断面図である。
偏光回転素子9の第2領域9R2は、図3(c)に示されるように、線幅W、深さD、溝ピッチΛの周期的な溝構造を有する。偏光回転素子9の第2領域9R2の溝ピッチΛは、光の波長より短く、サブ波長オーダーの周期構造により発現する構造性複屈折を利用した施光子、すなわち、波長板と同様な効果を有する。一方、偏光回転素子9の第1領域9R1は、単なる平行平板の部材から構成されている。このような構造性複屈折型の施光子(又は波長板)を作製する方法には、熱可塑性樹脂の表面にサブ波長オーダーの周期構造の型をプレスする熱式インプリント技術(「ナノインプリント技術」とも言う。)がある。熱式インプリント技術は、型の転写技術を利用するため生産性の高い成形技術である。ただし、構造性複屈折型の施光子(又は波長板)を作製する方法は、熱式インプリント技術以外の方式を採用したものであってもよい。また、実施の形態1においては、偏光回転素子9を最も単純な構成で説明しているが、偏光回転素子9としては種々の形態のものを使用することができ、例えば、深さDが大きくなる場合には製造上の困難さを回避するために、比較的に深さDが小さい構造性複屈折率型の施光子(又は、波長板)を重ね合わせた構成のものを使用することができる。
偏光回転素子9は、第1領域9R1と第2領域9R2において上記の異なる構造を有することから、異なる施光性を有する。実施の形態1においては、図4に示されるように、偏光回転素子9の第1領域9R1を透過した光ビームLR1は偏光への作用が無く、第2領域9R2を透過した光ビームLR2は入射光ビームに対して偏光が90度回転に回転した出射光ビームLR2に変換されるように、深さDを設定する。すなわち、第1領域9R1を透過した光ビームLR1と第2領域9R2を透過した光ビームLR2の偏光は直交関係となる。
図5は、実施の形態1に係る光ヘッド装置の光検知器12の分割受光面20a〜20gと分割受光面20a〜20g上に投影される光ディスクからの戻り光ビームを概略的に示す図である。
図5に示されるメインビームMSは、回折素子3で得られた0次回折光ビームである。サブビームSSP+は、回折素子3で得られた+1次回折光ビームが光ディスク8の情報記録層で反射されてきた戻り光ビームである。サブビームSSP−は、回折素子3で得られた−1次回折光ビームが光ディスク8の情報記録層で反射されてきた戻り光ビームである。一方、隣接層で反射される迷光は、分割受光面20a〜20g上を覆う広い範囲に分布している。ここでは、迷光SLR1及び迷光SLR2で示している。図5においては、迷光のうち、偏光回転素子9の第1領域9R1を透過したものが迷光SLR1であり、偏光回転素子9の第2領域9R2を透過したものがSLR2である。すなわち、第1領域9R1と第2領域9R2の境界は、分割受光面上の破線BSLR2に対応する。
実際には、迷光は、光検知器12の受光面において、シリンドリカルレンズ11の効果によって、略円形又は略楕円形となるが、図5においては、略円形として図示している。同様に、破線BSLR2も偏光回転素子9の第1領域9R1と第2領域9R2の境界形状が必ずしもそのまま投影されないが、ここでは略長方形として図示している。
偏光が直交する2つの光は、これらの光の電界(又は磁界)成分が直交しているために互いに干渉することはない。本発明は、このような物理現象を利用している。
実施の形態1に係る光ヘッド装置によれば、前述のとおり、情報記録層から反射する戻り光ビーム、すなわち、メインビームMS、サブビームSSP+、及びサブビームSSP−のうち偏光回転素子9の第1領域9R1を透過した成分と、隣接層からの迷光のうちメインビームMS、サブビームSSP+、及びサブビームSSP−を受光する分割受光面20a〜20h内に入り込む隣接層から反射する迷光SLR2の偏光方向が直交関係である。したがって、分割受光面内において、戻り光ビームと迷光が干渉し合って生じる干渉縞が軽減され、サブビームSSP+及びサブビームSSP−を利用するDPP方式のトラッキングエラー信号の揺れは小さくなる。
偏光の「直交関係」に関し、偏光回転素子9の第1領域9R1と第2領域9R2のそれぞれを透過した光ビームLR1及び光ビームLR2の偏光状態が、図4のように両方とも直線偏光であるとして説明したが、本発明はこのような形態に限定されない。すなわち、光ビームLR1と光ビームLR2は円偏光又は楕円偏光であってもよく、互いの電界成分(又は磁界成分)が直交している状態が含まれればよく、本出願における「直交関係」には、このような場合を含む。
よって、偏光回転素子9の構成は、図3(a)〜(c)に示されるものに限らない。既に説明したが、施光性を有する領域は、第1領域9R1又は第2領域9R2の一方であってもよく、また、第1領域9R1と第2領域9R2の両方が施光性を有する構成であってもよい。
また、偏光方向を旋光させる旋光子は、水晶、屈折率異方性を持つ樹脂フィルムなどであってもよい。また、偏光方向を旋光させる旋光子は、フォトニック結晶により作成することもできる。さらに、偏光方向を旋光させる旋光子は、ツイストネマティック型の液晶素子を用いても実現することができる。偏光方向を旋光させる旋光子は、入射光に対してツイストネマティック型の液晶素子の主軸(進相軸又は遅相軸)をある回転角に設定することで実現できる。
以上に説明したように、実施の形態1の光ヘッド装置によれば、メインビームMSを受光する分割受光面20a〜20d内においても干渉が小さくなることから、再生信号RFへの干渉の影響を抑えることができるので、トラッキングエラー信号の揺れを低減することができ、より安定したトラッキングサーボ動作を実現でき、また、品質の高い再生信号を得ることができる。
また、実施の形態1の光ヘッド装置によれば、偏光回転素子での光量ロスが無いことから、偏光回転素子を対物レンズに一体固定せずに第2領域9R2を対物レンズの移動分だけ大きくしても検出される再生信号は小さくならず、対物レンズに一体固定しないことで対物レンズの高速な追従動作が可能になり、安定したトラッキングサーボ動作を実現できる。ただし、偏光回転素子を対物レンズに一体固定することも可能であり、この場合には、第2領域9R2を小さくして情報記録層からの戻り光ビームを隣接層からの迷光との偏光が直交関係になる領域を極力増やすことができ、トラッキングエラー信号の揺れをさらに抑制できる効果を得る。
さらに、実施の形態1の光ヘッド装置によれば、偏光回転素子9により戻り光ビームの一部が除去されることなく、また、新たに受光面を付加することなく、隣接層からの迷光による干渉を抑制できるので、構成の複雑化及び装置価格の上昇を抑制することができる。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係る光ヘッド装置の光学構成を概略的に示す図である。図6において、図1に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。
実施の形態2に係る光ヘッド装置は、実施の形態1における偏光ビームスプリッタ5(図1)に代えて無偏光ビームスプリッタ13を備えた点、及び、実施の形態1における偏光回転素子9(図1)に代えて、4分の1波長板6と光ビームスプリッタ12との間に配置された偏光回転素子14を備えた点が、実施の形態1に係る光ヘッド装置と相違する。図6に示されるように、無偏光ビームスプリッタ13は、反射面131を有し、入射する光ビームの偏光に関わらず、入射する光ビームの一部を反射し、残りの部分を透過させる。
図7(a)〜(c)は、実施の形態2に係る光ヘッド装置の偏光回転素子14の構成を概略的に示す図であり、同図(a)は斜視図、同図(b)は正面図、同図(c)はS7C−S7C線で切る面を示す断面図である。図7(c)に示されるように、偏光回転素子14の第2領域14R4は線幅W、深さD2、溝ピッチΛのサブ波長オーダーの周期構造をなしている。
偏光回転素子14は、異方性を持つ材料からなり、その異方性材料を図7(a)の第2領域14R4のサブ波長オーダーの周期構造の状態に加工し、異方性材料の一方向の屈折率と同一の屈折率を持つ樹脂からなる充填材15によって周期構造の溝を埋めることにより作製される。例えば、異方性材料としてはポリイミド延伸膜、充填材15としてはエポキシ系の樹脂を用いることができる。
よって、偏光回転素子14は、第1領域14R3及び第2領域14R4において同一の屈折率を持つx方向に偏光が一致するような入射条件にすると、単なる屈折率が一定の平板誘電体を透過することになり、周期構造による影響は現れないが、第1領域14R3の屈折率と第2領域14R4の充填材15の屈折率が異なるy方向に偏光が一致するような入射条件にすると、周期構造の影響が現れるため、本発明の実施の形態1の光ヘッド装置で説明したように、第2領域14R4に旋光性が現れる。実施の形態2においては、偏光方向が90度回転するように右施光又は左施光するように線幅W、深さD、及び溝ピッチΛを設定する。
したがって、偏光回転素子14は、入射する光の偏光方向に依存して施光性の有無がある偏光依存性偏光回転素子である。
実施の形態2に係る光ヘッド装置によれば、半導体レーザ1から放射された光ビームLは無偏光ビームスプリッタ13を透過した後、偏光回転素子14に入射する。光ビームLの偏光をx方向に設定すると、前述したとおり、偏光回転素子14による偏光への作用は受けず、そのまま4分の1波長板6を透過して円偏光に変換される。対物レンズ7で光ディスク8に集光され、反射された戻り光ビームは再び4分の1波長板6を通過することで、y方向の直線偏光となって、偏光回転素子14へ再度入射する。このとき、偏光回転素子14の第1領域14R3を透過した光ビームLR3はy方向の直線偏光のままであるのに対して、第2領域14R4ける施光性が現れるので第2領域14R4を透過した光ビームLR4のみが再度x方向の直線偏光に変換される。
その後、光ビームLR3及び光ビームLR4は、無偏光ビームスプリッタ13によって反射され、センサレンズ10及びシリンドリカルレンズ11を介して光検知器12により検出される。
最終的に、光検知器12上に分布する光ビームは、実施の形態1の光ヘッド装置で示す図5と同じく光ディスクの情報記録層からの戻り光ビームと隣接層からの迷光の偏光方向が互いに直交関係であることから干渉が抑制される。その結果、DPP方式のトラッキングエラー信号及びPP方式のトラッキングエラー信号及びDPD方式のトラッキングエラー信号の揺れ又は変動を抑制できるほか、再生信号RFの信号品質を向上させることができる。
また、偏光回転素子14の第1領域14R3と第2領域14R4の施光の組合せについては、実施の形態1の光ヘッド装置における説明と同様である。
実施の形態2の光ヘッド装置によれば、偏光回転素子での光量ロスが無いことから、偏光回転素子を対物レンズに一体固定せずに第2領域14R4を対物レンズの移動分だけ大きくしても検出される再生信号は小さくならず、対物レンズに一体固定しないことで対物レンズの高速な追従動作が可能になり、安定したトラッキングサーボ動作を実現できる。ただし、偏光回転素子を対物レンズに一体固定することも可能であり、この場合には、第2領域14R4を小さくして情報記録層からの戻り光ビームを隣接層からの迷光との偏光が直交関係になる領域を極力増やすことができ、トラッキングエラー信号の揺れをさらに抑制できる効果を得る。
なお、実施の形態2において、上記以外の点は、上記実施の形態1の場合と同じである。
実施の形態3.
図8は、実施の形態3に係る光ヘッド装置の光検知器12aの分割受光面20a〜20c、戻り光ビームS、及び迷光SLR1,SLR2を概略的に示す図である。図8において、図5に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。
実施の形態1及び2においては、サブビームを利用するDPP方式を採用した場合を説明したが、エラー検出方式はDPP方式以外の方式であってもよい。例えば、エラー検出方式として、サブビームを用いないプッシュプル(PP)方式又は位相差検出(Differential Phase Detection:DPD)方式を採用してもよく、この場合にも、トラッキングエラー信号の揺れや変動を小さくすることができる。
サブビームを用いないPP方式又はDPD方式の場合には、部品点数を減らすために回折格子3を除去し、図8に示されるように、迷光SLR2が分割受光面20a〜20cだけ含めばよいので、偏光回転素子9の第2領域9R2(又は、偏光回転素子14の第2領域14R4)を小さくすることができる。
また、フォーカスエラー信号の検出方式として、非点収差法以外の方式、例えば、スポットサイズ法(SSD法)やナイフエッジ法を採用してもよい。
実施の形態3の光ヘッド装置によれば、偏光回転素子での光量ロスが無いことから、偏光回転素子を対物レンズに一体固定せずに第2領域9R2(又は、14R4)を対物レンズの移動分だけ大きくしても検出される再生信号は小さくならず、対物レンズに一体固定しないことで対物レンズの高速な追従動作が可能になり、安定したトラッキングサーボ動作を実現できる。ただし、偏光回転素子を対物レンズに一体固定することも可能であり、この場合には、第2領域9R2(又は、14R4)を小さくして情報記録層からの戻り光ビームを隣接層からの迷光との偏光が直交関係になる領域を極力増やすことができ、トラッキングエラー信号の揺れをさらに抑制できる効果を得る。
なお、実施の形態3の構成と、実施の形態1又は2の構成とを組み合わせた実施の形態も可能である。
また、実施の形態3において、上記以外の点は、上記実施の形態1又は2場合と同じである。
実施の形態4.
図9は、本発明の実施の形態4に係る光ヘッド装置の偏光回転素子9aの構成を概略的に示す斜視図である。図9において、図3(a)に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。図9に示される偏光回転素子9aは、光ビームの偏光方向を変える第2領域9R2a,9R2b,9R2cの数及び境界形状が、図3(a)に示される第2領域9R2のものと相違する。実施の形態4においては、偏光回転素子9aの3個の第2領域9R2a,9R2b,9R2cがそれぞれ、光検知器12の分割受光面20a〜20d、分割受光面20e,20f、分割受光面20g,20hに対応して形成されている。
図10は、実施の形態4に係る光ヘッド装置の光検知器12の分割受光面20a〜20h、戻り光ビームMS,SSP+,SSP−、及び迷光SLR1,SLR2a,SLR2b,SLR2cを概略的に示す図である。図10において、図5に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。
実施の形態4に係る光ヘッド装置においては、偏光回転素子9aの第2領域9R2a,9R2b,9R2cを複数個設けているので、情報記録層からの戻り光ビームと隣接層からの迷光との偏光が直交関係になる領域を増やすことができる。
実施の形態4の光ヘッド装置によれば、偏光回転素子での光量ロスが無いことから、偏光回転素子を対物レンズに一体固定せずに第2領域9R2a,9R2b,9R2cを対物レンズの移動分だけ大きくしても検出される再生信号は小さくならず、対物レンズに一体固定しないことで対物レンズの高速な追従動作が可能になり、安定したトラッキングサーボ動作を実現できる。ただし、偏光回転素子を対物レンズに一体固定することも可能であり、この場合には、第2領域9R2a,9R2b,9R2cを小さくして情報記録層からの戻り光ビームを隣接層からの迷光との偏光が直交関係になる領域を極力増やすことができ、トラッキングエラー信号の揺れをさらに抑制できる効果を得る。
なお、実施の形態4の構成と、実施の形態1〜3の構成とを組み合わせた実施の形態も可能である。
また、実施の形態4において、上記以外の点は、上記実施の形態1〜3の場合と同じである。
実施の形態5.
図11は、本発明の実施の形態5に係る光ヘッド装置の偏光回転素子9bの構成を概略的に示す斜視図である。図11において、図3(a)に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。図11に示される偏光回転素子9bは、光ビームの偏光方向を変える第2領域9R2dの境界形状が、図3(a)に示される第2領域9R2の境界形状と相違する。実施の形態5においては、第2領域9R2dの境界が、第2領域内に形成される溝構造の配列方向に平行な辺91,93と、溝の長手方向に平行な辺92,94とから構成されている。
図12は、実施の形態5に係る光ヘッド装置の光検知器12の分割受光面20a〜20h、戻り光ビームMS,SSP+,SSP−、及び迷光SLR1,SLR2を概略的に示す図である。図12において、図5に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。
実施の形態5に係る光ヘッド装置においては、偏光回転素子9bの第1領域9R1と第2領域9R2dの境界形状が、第2領域9R2dの溝の配列方向及び溝の長手方向に対して平行に形成されているので、偏光回転素子9bの生産性及び製造品質を向上させることができる。
実施の形態5の光ヘッド装置によれば、偏光回転素子での光量ロスが無いことから、偏光回転素子を対物レンズに一体固定せずに第2領域9R2dを対物レンズの移動分だけ大きくしても検出される再生信号は小さくならず、対物レンズに一体固定しないことで対物レンズの高速な追従動作が可能になり、安定したトラッキングサーボ動作を実現できる。ただし、偏光回転素子を対物レンズに一体固定することも可能であり、この場合には、第2領域9R2dを小さくして情報記録層からの戻り光ビームを隣接層からの迷光との偏光が直交関係になる領域を極力増やすことができ、トラッキングエラー信号の揺れをさらに抑制できる効果を得る。
なお、実施の形態5の構成と、実施の形態1〜4の構成とを組み合わせた実施の形態も可能である。
また、実施の形態5において、上記以外の点は、上記実施の形態1〜4の場合と同じである。
なお、上記実施の形態1乃至5においては、偏光回転素子の第1領域9R1,14R3、及び偏光回転素子の第2領域9R2,9R2a,9R2b,9R2c,9R2d,14R4を例示したが、偏光回転素子の第1領域及び第2領域の形状は上記した形状に限るものではなく、受光面の分割パターンに応じて変更することができる。
本発明の実施の形態1に係る光ヘッド装置の光学構成を概略的に示す図である。 実施の形態1に係る光ヘッド装置の光検知器の分割受光面と各分割受光面の出力電気信号を用いた演算を実行する演算回路の構成を概略的に示す図である。 (a)〜(c)は、実施の形態1に係る光ヘッド装置の偏光回転素子の構成を概略的に示す図であり、同図(a)は斜視図、同図(b)は正面図、同図(c)はS3C−S3C線断面図である。 実施の形態1に係る光ヘッド装置の偏光回転素子の施光性を説明する図である。 実施の形態1に係る光ヘッド装置の分割受光面、戻り光ビーム、及び迷光を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態2に係る光ヘッド装置の光学構成を概略的に示す図である。 (a)〜(c)は、実施の形態2に係る光ヘッド装置の偏光回転素子の構成を概略的に示す図であり、同図(a)は斜視図、同図(b)は正面図、同図(c)はS7C−S7C線断面図である。 本発明の実施の形態3に係る光ヘッド装置の分割受光面、戻り光ビーム、及び迷光を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態4に係る光ヘッド装置の偏光回転素子の構成を概略的に示す斜視図である。 実施の形態4に係る光ヘッド装置の分割受光面、戻り光ビーム、及び迷光を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態5に係る光ヘッド装置の偏光回転素子の構成を概略的に示す斜視図である。 実施の形態5に係る光ヘッド装置の分割受光面、戻り光ビーム、及び迷光を概略的に示す図である。
符号の説明
1 半導体レーザ、 3 回折素子、 4 コリメータレンズ、 5 偏光ビームスプリッタ、 6 4分の1波長板、 7 対物レンズ、 8 光ディスク、 9,9a,9b,14 偏光回転素子、 9R1,14R3 偏光回転素子の第1領域、 9R2,9R2a,9R2b,9R2c,9R2d,14R4 偏光回転素子の第2領域、 10 センサレンズ、 11 シリンドリカルレンズ、 12,12a 光検知器、 13 無偏光ビームスプリッタ、 20a〜20h 分割受光面、 21ad,21bc,21bd,21ac,23,25 加算回路、 22ef,22gh,24,27,28 減算回路、 26 増幅回路、 30 演算回路、 51,131 透過反射面、 80,81 情報記録層、 BSLR2,BSLR2a,BSLR2b,BSLR2c,BSLR2d 偏光回転素子の第2領域を通過した迷光の境界、 D,D 溝の深さ、 L 光ビーム、 L 戻り光ビーム(再生戻り光)、 LR1,LR3 偏光回転素子の第1領域を通過した戻り光ビーム、 LR2,LR4 偏光回転素子の第2領域を通過した戻り光ビーム、 MS 0次回折光、 SLR1 偏光回転素子の第1領域を通過した迷光、 SLR2,SLR2a,SLR2b,SLR2c,SLR2d 偏光回転素子の第2領域を通過した迷光、 SSP+ +1次回折光、 SSP− −1次回折光、 W,W 溝構造の線幅、 Λ,Λ 溝ピッチ。

Claims (11)

  1. 光ビームを出射する光源と、
    前記光ビームを光ディスクの情報記録層に集光させる対物レンズと、
    前記光ディスクで反射した戻り光ビームを受光する複数の分割受光面を有する光検知器と、
    前記光ディスクから前記光検知器までの光路中に配置され、前記光ディスクで反射した戻り光ビームの一部と前記一部以外の部分の偏光関係に変化を与える偏光回転素子と
    を有することを特徴とする光ヘッド装置。
  2. 前記偏光回転素子は、前記光ビームの一部と前記一部以外の部分の少なくともいずれか一方の偏光方向を変える素子であることを特徴とする請求項1に記載の光ヘッド装置。
  3. 前記偏光回転素子は、複屈折性部材によって構成される部分を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ヘッド装置。
  4. 前記複屈折性部材は、水晶又は樹脂フィルムによって構成されることを特徴とする請求項3に記載の光ヘッド装置。
  5. 前記複屈折性部材は、液晶によって構成されることを特徴とする請求項3に記載の光ヘッド装置。
  6. 前記複屈折性部材は、前記光ビームの波長以下のピッチの周期構造によって構成された部材であることを特徴とする請求項3に記載の光ヘッド装置。
  7. 前記周期構造によって構成された部材は、ナノインプリント技術によって形成された成形部材であることを特徴とする請求項6に記載の光ヘッド装置。
  8. 前記周期構造によって構成された部材は、フォトニック結晶によって形成された部材であることを特徴とする請求項6に記載の光ヘッド装置。
  9. 前記偏光関係は、前記光ディスクで反射した戻り光ビームの一部の偏光方向と前記該一部以外の部分の偏光方向とが略直交となる関係であることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の光ヘッド装置。
  10. 前記光源と前記対物レンズの間の光路中に備えられた、前記光源から出射された前記光ビームから0次回折光、+1次回折光、及び−1次回折光を生成する回折素子をさらに有することを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載の光ヘッド装置。
  11. 前記偏光回転素子は、前記対物レンズに一体固定又は接着されていることを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載の光ヘッド装置。
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