JP2008234632A - クライアント・サーバ又はホスティング環境における計算ジョブの多目的配分 - Google Patents

クライアント・サーバ又はホスティング環境における計算ジョブの多目的配分 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のプロセッサで計算ジョブを処理する。
【解決手段】優先順位レベルが関連付けられたジョブの処理要求を受信する。第1グループのプロセッサをジョブの処理に利用可能なものとして指定する。第1グループのプロセッサの数は、ジョブに関連付けられた優先順位レベルに基づく。第2グループのプロセッサをジョブの処理に利用可能なものとして指定する。第2グループの各プロセッサについて、プロセッサの最新利用率は、第2の所定利用率より小さい。第1グループのプロセッサ及び第2グループのプロセッサから選択された1つ又は複数のプロセッサでジョブを処理する。
【選択図】図1

Description

本明細書は、クライアント・サーバ又はホスティング環境における処理のための物理資源(ノード)への計算ジョブの割当てに関し、特に、クライアント・サーバ又はホスティング環境における計算ジョブの多目的配分に関する。
サーバ又はホスティング環境は、異なる顧客の計算要求を処理するために用いられる極めて多くの数のノードを含み得る。様々な顧客要求の処理が、要求を割り当てる実際のハードウェア資源からできるだけ独立であり得るように、システムは、個々の物理資源の集まりである“仮想計算機”を用いて、ユーザ要求を処理し始めている。物理資源を仮想化すると、異なる顧客要求を実行する仮想計算機は、対応するユーザ要求の結果に影響を及ぼすことなく、システム内の他のハードウェアに移動し得る。更に、ユーザ要求を処理するために用いられるアプリケーションは、新しいハードウェアに適応ように再構成する必要がない。
現在、計算ジョブは、ホスティング環境内の特定のハードウェア上で走るスケジューラによって所定の仮想計算機に配分し得る。他の選択肢として、ホスティング環境上で走る負荷分散装置は、システム内における全ての資源が同様な利用率を有するように、現在実行中のタスクを分散し得る。技術的には、負荷分散装置は、異なる仮想計算機を移動し、このことは、既存の仮想化手法で簡単に行い得る。負荷分散の背後にある考え方は、システムの資源をできるだけ効率的に利用して、システム内における計算ジョブの全体的な処理能力を最大にすることである。この目的のために、IBMの“Virtual_Machine_Manager”又はHPの“ProLiant_Essential_Workload_Management_Pack”のような管理ソフトウェアを用い得る。
顧客の視点からは、ハードウェア資源の高い利用可能性及び彼らの要求に対する短い応答時間が、望ましい。プロバイダの視点からは、顧客満足度が顧客からの将来のビジネスを保証することから、高い顧客満足度が望ましい。しかしながら、プロバイダは、異なる顧客と異なる取引関係を有する。例えば、利用可能性が高くなり、また、応答時間が短くなると、ある顧客は、他の顧客より、多額の代価を喜んで支払うことがある。従って、プロバイダは、低優先度の顧客に対する適切なサービスを依然維持しつつ、更に、高優先度の顧客の要求に応え得るように、異なるサービスレベル(例えば、資源利用可能性及び応答時間)を顧客に提供したいと望むものである。
現在、或る顧客に対するこの種の強調は、顧客の要求を処理するために用いられるホスティング環境を幾つかの区画に分割して、異なる区画に異なる処理帯域幅を持たせることによって、また、異なる顧客からのジョブを異なる区画に割り当てることによって、実現されてきている。残念なことに、このことは、1つの区画に割り当てられた顧客用のジョブの処理に他の区画の遊休資源を用い得ないことから、ホスティング環境の全体的な利用度が減少するという結果になる。更に、(例えば、区画に割り当てられた他の要求を処理するために)その既に完全に利用されている区画に割り当てられた顧客要求は、充分な遊休資源が他の区画において利用可能な場合であっても、全く処理できない。他の実施例において、各顧客がシステム上において時間期間当り限定された量の処理時間を有するように、異なる顧客間のある種のランク付けを実現するために、顧客クォータが用いられてきている。そして、時間期間内における顧客の配分時間が既に用いられた場合、その顧客からの他の要求は、その時間期間内において処理できない。また、これによって、充分な遊休資源があっても処理されない要求が存在することから、全体的な利用度が低くなる。
D. G. Feitelson, M. A. Jette: "Improved utilization and responsiveness with gang Scheduling" Proceedings of Job Scheduling Strategies for Parallel Processing (JSSPP97), volume 1291 of Lecture Notes in Computer Science (LNCS), pages 238-261. Springer, 1997. C. Franke, J. Lepping, U. Schwiegelshohn: "On Advantages of Scheduling using Genetic Fuzzy Systems", Proceedings of the 12th Workshop on Job Scheduling Strategies for Parallel Processing, 2006, to appear. D. Talby, D. G. Feitelson: "Supporting Priorities and Improving Utilization of the IBM SP Scheduler Using Slack-Based Backfilling" Proceedings of the 13th International Parallel Processing Symposium and 10th Symposium on Parallel and Distributed Processing, pages 513-517. IEEE Computer Society, 1999.
第1の一般的な態様において、複数のプロセッサで計算ジョブを処理する方法を開示する。ジョブの処理要求が受信され、この場合、ジョブは、ジョブに関連付けられた優先順位レベルを有する。第1グループのプロセッサが、ジョブの処理に利用可能なものとして指定され、この場合、第1グループにおけるプロセッサの数は、ジョブに関連付けられた優先順位レベルに基づく。第2グループのプロセッサが、ジョブの処理に利用可能なものとして指定され、この場合、第2グループの各プロセッサについて、プロセッサの最新利用率は、第2の所定利用率より小さい。そして、ジョブは、第1グループのプロセッサ及び第2グループのプロセッサから選択された1つ又は複数のプロセッサで処理される。
実施例には、次の特徴の1つ又は複数を含み得る。例えば、第2の所定利用率は、ジョブの優先順位レベルと、プロセッサが属する部分集合のプロセッサと、に基づき得る。ジョブを処理するプロセッサの数(N)を決定することができ、そして、ジョブは、最低最新利用率を有する第1及び第2グループから選択されたNプロセッサで処理し得る。ジョブを処理するプロセッサの数を決定する段階には、少なくともNプロセッサでジョブを処理せよという要求を受信する段階を含み得る。要求は、ワイドエリアネットワークを介して受信し得る。
第3グループのプロセッサをジョブの処理に利用可能なものとして指定し得るが、この場合、第3グループの各プロセッサについて、プロセッサの最新利用率は、第3の所定利用率より小さく、また、この場合、第3の所定利用率は、第2の所定利用率より低く、ジョブは、第1、第2、及び第3グループのプロセッサから選択された1つ又は複数のプロセッサで処理し得る。ジョブを処理するプロセッサの数(N)を決定し得る。要求は、第1及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N未満である場合、待ち行列に入れることができる。第1及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N以上である場合、ジョブは、最低最新利用率を有する第1及び第2グループから選択されたNプロセッサで処理し得る。
ジョブを処理するプロセッサの数(N)を決定し得る。第1グループにおけるプロセッサの最新利用率を決定し得る。第1グループのプロセッサは、所定の第1利用率より大きい最新利用率を有するプロセッサを除外するために、再指定し得る。要求は、再指定された第1グループにおける及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N未満である場合、待ち行列に入れることができる。再指定された第1グループにおける及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N以上である場合、ジョブは、最低最新利用率を有する再指定された第1グループから及び第2グループから選択されたNプロセッサで処理し得る。
第2グループにおけるプロセッサの新しい最新利用率を決定し得る。次に、第2の所定利用率より大きい新しい最新利用率を有するプロセッサを除外するために、第2グループのプロセッサを再指定し得る。次に、ジョブは、第1グループのプロセッサ及び再指定された第2グループのプロセッサから選択された1つ又は複数のプロセッサで処理し得る。
他の一般的な態様において、複数のプロセッサで計算ジョブを処理する方法を開示する。複数の計算ジョブが、複数のプロセッサで処理される。第1グループのプロセッサが、第1ジョブの処理に利用可能なものとして指定され、この場合、第1グループにおけるプロセッサの数は、第1ジョブに関連付けられた優先順位レベルに基づく。第2グループのプロセッサが、ジョブの処理に利用可能なものとして指定され、この場合、第2グループの各プロセッサについて、プロセッサの初期利用率は、優先順位レベルと、プロセッサが属するプロセッサ部分集合と、に基づく所定の利用率以下である。第1ジョブは、第1グループのプロセッサから及び第2グループのプロセッサから選択された複数のプロセッサで処理される。第1ジョブを処理している第2グループのプロセッサが、所定の利用率より大きい更新された利用率を有するという判断が行われる。そして、この判断に応じて、第1ジョブは、利用率が第1の所定利用率より大きかったプロセッサを含まない第1グループのプロセッサ及び第2グループから選択された複数のプロセッサで処理される。
実施例には、次の特徴の1つ又は複数を含み得る。例えば、各計算ジョブを複数のプロセッサで処理するために、複数のプロセッサの一次グループをジョブの処理に利用可能なものとして指定し得るが、この場合、各ジョブ用の一次グループにおけるプロセッサの数は、ジョブに関連付けられた優先順位レベルに基づく。ジョブは、ジョブ用の一次グループのプロセッサ及び一次グループに属さない予備の組の複数のプロセッサから選択されたグループのプロセッサでジョブを処理し得る。ジョブを処理するために用いられる予備の組におけるプロセッサの利用率が、ジョブの優先順位レベルによって決定された利用率より大きいという判断を行い得る。この判断に応じて、ジョブは、利用率が第1の所定利用率より大きかったプロセッサを含まない第1グループのプロセッサ及び第2グループから選択された複数のプロセッサで処理し得る。
他の一般的な態様において、計算ジョブを処理するためのシステムには、入力待ち行列、複数のプロセッサ、利用率サービスエンジン、及びスケジューリングエンジンが含まれる。入力待ち行列は、処理する計算ジョブを受信するように構成され、この場合、優先順位レベルが、ジョブに関連付けられている。利用率サービスエンジンは、プロセッサの利用率を決定するように構成され、この場合、第1グループの複数のプロセッサが、ジョブの処理に利用可能なものとして指定され、第1グループにおけるプロセッサの数は、ジョブに関連付けられた優先順位レベルに基づき、また、最新利用率が第2の所定利用率より小さい第2グループの複数のプロセッサが、ジョブの処理に利用可能なものとして指定される。スケジューリングエンジンは、ジョブの優先順位レベルに関する情報及びプロセッサの利用率に関する情報を受信するように構成され、また、第1グループのプロセッサ及び第2グループのプロセッサから選択された1つ又は複数のプロセッサによって処理されるジョブをスケジューリングするように構成される。
実施例には、次の特徴の1つ又は複数を含み得る。例えば、第1グループは、1つのプロセッサを含み得る。複数のプロセッサが、ジョブを並列に処理するように構成される。スケジューリングエンジンは、ジョブを処理するプロセッサの数(N)を決定するように、また、最低最新利用率を有する第1及び第2グループから選択されたNプロセッサで処理されるジョブをスケジューリングするように構成し得る。スケジューリングエンジンは、少なくともNプロセッサでジョブを処理せよという要求を受信するように構成でき、また、ジョブを処理するプロセッサの数(N)の決定は、要求に基づき得る。ジョブの処理に利用可能なものとして、プロセッサの最新利用率が第3の所定利用率より小さい第3グループの複数のプロセッサを指定し得る。この場合、第3の所定利用率は、第2の所定利用率より低い。スケジューリングエンジンは、更に、第1、第2、及び第3グループのプロセッサから選択された1つ又は複数のプロセッサによって処理されるジョブをスケジューリングするように構成し得る。
スケジューリングエンジンは、更に、ジョブを処理するプロセッサの数(N)を決定するように、第1及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N未満である場合、ジョブを待ち行列に保持するように、また、第1及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N以上である場合、ジョブの最低最新利用率を有する第1及び第2グループから選択されたNプロセッサによる処理のためにジョブを解放するように構成し得る。
利用率サービスエンジンは、更に、第1グループにおけるプロセッサの最新利用率を決定するように構成し得る。本システムには、更に、所定の第1利用率より大きい最新利用率を有するプロセッサを除外するために、第1グループのプロセッサを再指定するように構成されたプロセッサグループ化エンジンを含み得る。本実施例において、スケジューリングエンジンは、更に、ジョブを処理するプロセッサの数(N)を決定するように、再指定された第1グループにおける及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N未満である場合、ジョブを待ち行列に保持するように、また、再指定された第1グループにおける及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N以上である場合、最低最新利用率を有する再指定された第1グループから及び第2グループから選択されたNプロセッサによる処理のためにジョブを解放するように構成し得る。
利用率サービスエンジンは、更に、第2グループにおけるプロセッサの新しい最新利用率を決定するように構成し得る。本システムには、更に、第2の所定利用率より大きい新しい最新利用率を有するプロセッサを除外するために、第2グループのプロセッサを再指定するように構成されたプロセッサグループ化エンジンを含み得る。本実施例において、スケジューリングエンジンは、更に、第1グループのプロセッサ及び再指定された第2グループのプロセッサから選択されたプロセッサの1つ又は複数によって処理されるジョブをスケジューリングするように構成し得る。
1つ又は複数の実施例の詳細について、添付図面及び以下の説明に記載する。他の特徴は、説明、図面、及び請求項から明らかになるであろう。
図1は、多数の計算ジョブを並列に処理するための多数のプロセッサを有するシステム100のブロック図である。計算ジョブは、例えば、ラップトップコンピュータ102及び104、パソコン108及び110、ワークステーション106、又はいずれか他のコンピュータ処理装置であり得る多くの異なるクライアント102、104、106、108、110から実行依頼し得る。クライアント102−110は、クライアントとサーバとの間のデータの交信を円滑化するクライアント102−110とサーバ120との間の有線及び/又は無線リンクが含まれるネットワーク115を介して、データセンタ(例えば、サーバ)120と通信を行い得る。例えば、ネットワークは、イントラネット等のローカルエリアネットワーク(“LAN”)又はインターネット等のワイドエリアネットワーク(“WAN”)であってよく又は1つ又は複数のLANの及びWANを含み得る。
一般的に、データセンタ120は、クライアントが保有するものより大きいコンピュータ処理資源(例えば、より大きいメモリ空間、より大きい記憶容量、及び/又は一秒当たりより多くのフロップを実行する能力)を保有する。従って、データセンタは、多数のクライアント102−110から、データセンタの計算資源を用いてクライアントのために計算ジョブを処理せよという要求を受信する。例えば、一実施例において、クライアントは、それら自体のオペレーティング・システムを走らせ、また、一般的に、それら自体のアプリケーションプログラムを走らせるが、データセンタに依拠して、それらの要求でそれらのために処理負荷が大きいジョブを実施する自律コンピュータ処理装置であってよい。例えば、物理的イベントの極めて高精度で三次元時間依存シミュレーションを伴うジョブは、クライアントの資源の能力を超えることがあり、このため、クライアントは、データセンタ120にジョブの処理実行を依頼する。他の例において、データセンタは、クライアント用の大量のデータを記憶でき、また、クライアントの要求でデータを処理するためのアプリケーションのホスティングを行い得る。例えば、データセンタ120は、銀行の顧客に関する金融情報を記憶でき、また、銀行は、情報を処理するために、例えば、顧客の金融取引の毎日の勘定調整を実施するために、データセンタの資源を要請し得る。同様に、他の実施例において、データセンタ120は、クライアント102−110のために走らせ得るアプリケーションのホスティングを行うことができ、これによってクライアントは、アプリケーションを走らせるのに必要な資源をローカルに維持する必要がなく、むしろ、データセンタがアプリケーションを走らせ、アプリケーションの実行結果をクライアントに返すことができるように、必要な情報をデータセンタ120に実行依頼するだけでよい。
データセンタ120には、クライアント102−110の要求を満たすために計算タスク実行用の多数のプロセッサ(又は処理ノード)122−130と、異なるクライアントジョブを異なるプロセッサに分散するスケジューリングサーバ(又はスケジューリングノード)140と、が含まれる。他の実施例において、データセンタ120には、処理のために異なるプロセッサに着信クライアントジョブを分散する段階に関連するタスクを実施するための多数のスケジューリングサーバを含み得る。本明細書で更に詳述するように、処理のために着信ジョブを異なるプロセッサに配分する際、スケジューリングサーバ(1つ又は複数)140は、ジョブに関連付けられた優先順位レベルを考慮して、どのプロセッサ122−130を配分してクライアントジョブを処理すべきか決定し得る。スケジューリング処理中、異なるジョブの優先順位レベルを考慮することによって、スケジューリングサーバ140は、資源が多量に用いられる間、恐らく低優先度レベルのジョブを犠牲にして、最も高い優先順位レベルのジョブがプロセッサから計算資源の最も大きい利用可能性を受けることを保証し得るが、一方で、資源が高優先度のジョブによって必要とされない時、適切な資源が低優先度のジョブに利用可能であることも保証し得る。更に、多数のジョブが多数のプロセッサ122−130上で走っている間、スケジューリングサーバ(1つ又は複数)140は、異なるジョブによって用いられる計算資源の利用率を監視することができ、必要ならば、異なるプロセッサ122−130にジョブを動的に再配分し得る。動的な再配分によって、低優先度のジョブは、異なるプロセッサに再配分され、最も高い優先順位のジョブが、計算資源の最も大きい利用可能性を受け続けることを保証し得る。
データセンタ120のプロセッサ122−130は、例えば、サーバコンピュータ、ブレードサーバ、パソコン、個別のプロセッサ、又は計算ジョブを実施するように構成されたいずれか他の種類の処理装置であってよい。一般的に、プロセッサ122−130は、処理コアを含んでおり、また、メモリ空間へアクセスする。
図2は、計算ジョブを処理するために図1のシステムに用い得る代表的なプロセッサ200のブロック図である。プロセッサ200は、例えば、パソコン、サーバコンピュータ、ブレード、ワークステーション、携帯情報端末(PDA)、又はネットワーク220を介してスケジューリングサーバ140に連動連結可能ないずれか他の種類のコンピュータ処理装置であってよい。従って、プロセッサ200は、スケジューリングサーバ140によってプロセッサにスケジューリングされた処理すべきジョブを受信し得る。プロセッサ200がジョブ又はジョブの一部を完了した時、プロセッサ200は、ジョブ又はジョブの一部を終了したことについてスケジューリングサーバ140に通知することができ、また、処理を要求したクライアント102−110に処理の結果を返し得る。結果は、スケジューリングサーバ140を含む又は含まない経路を介して返し得る。
プロセッサ200には、中央処理装置(CPU)202、固定記憶装置(例えば、ハードディスク)、不揮発性(例えば、フラッシュ)メモリ、又は着脱可能で記録可能な媒体(例えば、CD)203、及びランダムアクセスメモリ(RAM)204を含み得るが、これらは、バス206(例えば、周辺構成要素相互接続(PCI)バス又は他のそのようなコンピュータ拡張バス)を介して共に連動結合され情報を交信し得る。記憶装置203は、RAM204に転送されCPU202によって実行し得るコンピュータ判読可能命令(例えば、ソフトウェア)を記憶することが可能な不揮発性メモリ装置であってよい。例えば、記憶装置203は、プロセッサ200のCPU202によって実行できるオペレーティング・システム及び/又は1つ又は複数のアプリケーションプログラムを記憶し得る。ネットワーク220は、例えば、LAN、WAN、インターネット、又はイントラネットであってよい。ネットワーク220は、プロセッサに、例えば、電気信号が伝搬する物理媒体(例えば、銅線)を介して、光信号が伝搬する光ファイバケーブル(例えば、ガラスファイバ)を介して、電磁波信号が伝搬する無線通信チャネルを介して、又は様々な通信チャネルの何らかの組合せを介して、結合し得る。
プロセッサ200には、更に、プロセッサ200をネットワーク220に結合するように構成されたネットワークインターフェイス装置(NID)116が含まれる。NID216には、プロセッサ200がデータをコンピュータネットワーク220と交信できるようにする様々なプロトコル処理モジュールを含み得る。これらのアプリケーションをサポートするのに必要なデータパケットの転送に対応するために、伝送制御プロトコル(TCP)及び他の関連手法を用いて、データパケットを適切にフォーマット化し得る。このフォーマット化により、ネットワーク220を介してプロセッサ200に接続された遠隔端設備によるこれらのパケットの受信が円滑化される。NID216は、ホストバス212及びブリッジ214を介して、CPU102及びメモリ204に結合し得る。
ネットワーク220に接続されたプロセッサ200が、スケジューリングサーバ140及び/又は他のプロセッサ及び/又はクライアント102−110と通信を行うためには、これらの様々な装置は、互いに識別できなければならない。従って、ネットワーク220に接続された各NID216は、MACアドレスとしても知られている固有の通し番号(例えば、48ビットの番号)を有するが、これは、ネットワーク220及びネットワークに接続された他のプロセッサ及びクライアントに対して、NID216(従って、プロセッサ220)を一意的に識別するために用い得る。
図3は、計算ジョブを処理する図1のシステムに用い得る他の代表的なプロセッサ302、304、308、及び308のブロック図である。プロセッサ302、304、308、及び308は、本明細書に用いるように、それ自体プロセッサと称し得るマルチコアシステム・オン・チップ(“SOC”)の一部であってよい。プロセッサ302、304、308、及び308は、各々、中央処理装置コア、デジタル信号プロセッサ(“DSP”)、又は他のデータ処理モジュールであってよい。
プロセッサ302、304、306、及び308は、主メモリ312(例えば、高速ランダムアクセスメモリ(“RAM”)へのアクセスを制御するメモリコントローラ310に接続される。プロセッサ302、304、306、及び308は、また、プロセッサと外部装置との間の入出力動作を管理する入出力(I/O)プロセッサ314に接続される。例えば、I/Oプロセッサ114は、プロセッサ302、304、306、及び308と外部ディスクドライブとの間の通信を処理し得る。
各プロセッサ302、304、306、及び308は、それぞれキャッシュ要素316、318、320、及び322に関連付け得るが、これらは、各々、主メモリ312と交信されるデータのバッファリングを行う。キャッシュ要素316、318、320、及び322は、プロセッサ302、304、306、及び308の処理速度が、一般的に、主メモリ112にアクセスする速さより極端に速いことから、プロセッサ302、304、306、及び308により共通に用いられる。キャッシュ要素316、318、320、及び322によって、データは、メモリ312からブロック単位で取り込み可能であり、また、関連するプロセッサ302、304、306、及び308の近くに配置されるキャッシュ要素316、318、320、及び322に素早くアクセスし得るフォーマットで一時的に記憶し得る。そして、プロセッサ302、304、306、及び308は、それらの関連するキャッシュ要素316、318、320、及び322からデータに対して、そのデータを主メモリ312から取り込まねばならない場合よりも速くアクセスし得る。
プロセッサ302、304、306、及び308、キャッシュ要素、316、318、320、及び322、並びに主メモリ312間の通信は、一般的に、共有バスを介して行われるが、これには、アドレス・命令バス324及びデータバス326を含み得る。アドレス・命令バス324及びデータバス326は、別々に示してあるが、幾つかの実施例では、1つの物理的なバスに組み合わせ得る。共有バスを二重バス又は単一バスとして実装しているかどうかにかかわらず、一組のプロトコルを用いて、バス(即ち、“バスエージェント”)に接続された個々の要素302−322がどのようにそのバスを用いてそれら自体の間で通信を行うか管理し得る。
多くの場合、チップ300の動作中、プロセッサ302、304、306、及び308は、同じデータで動作し、この場合、主メモリ312から取り込まれ、また、プロセッサ302に関連付けられたローカルキャッシュ要素316に記憶されるデータのコピーは、他の全てのプロセッサ304、306、及び108に関連付けられたローカルキャッシュ318、320、及び322に記憶されたコピーと同じでなければならない。従って、1つのプロセッサが、そのローカルキャッシュに記憶されたデータを修正する場合、全てのプロセッサが同じ共通のデータで動作し続けるように、この変更は、他の処理要素に関連付けられたキャッシュに伝えられなければならない。このようにバスエージェント間におけるキャッシュ整合が必要であることから、プロトコルが確立され、ローカルに記憶されたデータに対して個々のバスエージェントによりその関連するキャッシュになされた変更は、そのバスエージェントに接続された他のバスエージェントに関連する他の全てのキャッシュに確実に伝達される。
図2及び図3において説明した代表的なプロセッサは、プロセッサの幾つかの構成要素の例を提供しているだけであり、これらは、何らかの実施例に用いてよく、また、用い得るプロセッサのアーキテクチャに関して何ら限定しようとするものではない。計算ジョブを処理するように構成されているプロセッサであれば、どのようなプロセッサでも用い得る。
図4は、処理実行依頼される異なる計算ジョブに割り当て得る異なる優先順位レベルを示す表400である。計算ジョブは、ジョブの処理要求の実行依頼を行ったユーザ402によって識別し得る。ユーザ402は、ジョブの処理要求に関連付けられた会社、組織、又はクライアントによって又は要求に関連付けられた個人によって識別し得る。また、計算ジョブは、ジョブの処理要求が送られたドメイン名404によって、要求が送られたIPアドレス406によって、又は要求が送られたハードウェアのMACアドレス408によって識別し得る。優先順位レベル412は、ジョブと関連付けることができ、また、優先順位レベルは、例えば、ユーザ402、ドメイン名404、IPアドレス、及びMACアドレス408を含むジョブの処理要求に関する情報に基づき決定し得る。一実施例において、スケジューリングサーバ140が、ジョブの処理要求を受信すると、スケジューリングサーバは、表400にリスト化された情報等のジョブに関する情報を抽出し、また、この情報を用いて、抽出された情報と優先順位レベルとの間の関係を調べることによって、ジョブの優先順位レベルを決定し得る。この場合、これらの関係は、サーバ140上のデータベースに記憶されている。
一例において、スケジューリングサーバ140が、ジョブの処理要求を受信する場合、スケジューリングサーバは、要求から行420にリスト化された情報を抽出することができ、また、この情報を用いて、ジョブの優先順位レベルを決定し得る。ユーザ情報402(即ち、“SAP/Polk”)は、クライアントとスケジューリングサーバとの間にセッションが確立されている場合、ログイン情報から決定し得る。ドメイン名404、IPアドレス406、及びMACアドレス408情報は、クライアントからサーバに送られたパケットのヘッダ情報からスケジューリングサーバによって抽出し得る。行420の情報の受信に基づき、スケジューリングサーバは、要求されたジョブの優先順位レベルが、できるだけ高くあるべきだと判断し、従って、優先順位レベル“1”をジョブに割り当て得る。(本明細書に用いる表記法では、高優先度のジョブが、小さい値の優先順位レベル412によって指定されている。優先順位レベル1−10が、一例として本明細書に用いられるが、“1”は、最も高い優先順位レベルを示し、“10”は、最も低い優先順位ジョブを示す)。この判断は、受信情報402、404、406、及び408の1つ又は複数又は表400にリスト化されていない他の情報に基づき得る。
受信され抽出された情報の差異は、要求ジョブの異なる優先順位レベルを規定し得る。例えば、行422にリスト化された要求に関する情報は、IPアドレスの値を除き、行420にリスト化された要求に関する情報と同じであり、行422におけるジョブ要求に割り当てられた優先順位レベルは、ジョブ420に割り当てられた“1”の代わりに値“3”を有し、これによって、IPアドレス情報に基づき、低優先度のレベルが行422におけるジョブに割り当てられた可能性があることを示す。このようなことは、ユーザ(即ち、“Polk”)が、同じラップトップコンピュータを用いて、要求420及び422の実行依頼をしたが、異なるIPアドレスに関連付けられたそれらの要求を異なる地点から実行依頼した場合、起こり得る。例えば、IPアドレス“192.168.99.23”は、会社“SAP”の重要な研究所と関連付け得る一方で、IPアドレス“192.168.99.4”は、会社“SAP”のカフェテリアエリアと関連付けることができ、従って、高優先度は、ジョブ要求422よりもジョブ要求420と関連付け得る。
他の例において、行424にリスト化された要求に関する情報は、行426にリスト化された要求に関する情報と同じであるが、異なる点は、行424にリスト化された要求については、ユーザ“Polk”がその要求を行い、一方、行426では、ユーザ“Adams”がその要求を行うこと、また、Polkによって要求されたジョブに割り当てられた優先順位は、Adamsによって要求されたジョブに割り当てられた優先順位より高いということである。このことは、Polkによって実行依頼されたジョブは、Adamsによって実行依頼されたジョブより貴重であると見なされている場合にあり得る。ジョブに付加された価値及び結果的に生じるジョブの優先順位は、会社に対する異なるユーザの仕事の相対的な価値に基づき、又は1人のユーザが自分のジョブを処理してもらうために他のユーザより多くの代価を支払うという理由で、決定し得る。本例において、Polkは、Adamsが低い優先度で自分のジョブを処理してもらうために支払う代価より多くの代価を支払って、高い優先度で自分のジョブを処理してもらうことができる。
他の例において、行428、430、及び432にリスト化された要求に関する情報は、同じであるが、異なる点は、行430及び432において、フラグ412の値が設定されている、即ち、行430の要求については、フラグ=1、行432の要求については、フラグ=10に設定されていることである。フラグの値は、ユーザによって設定され、ジョブ要求に関連付けられて優先順位レベルを無効にし得るが、そうでない場合、この優先順位レベルは、ユーザ402、ドメイン404、IPアドレス406、及びMACアドレス408等の要求に関する情報に基づき、そのジョブに対して決定される。従って、フラグ412の値が設定されない場合、行428において要求されたジョブの優先順位レベルは、既定値レベル“3”に決定し得る。しかしながら、ユーザが特に重要なジョブを有する場合、ユーザは、高い優先度でジョブを処理してもらうために喜んで追加料金を支払うことがあり、従って、ユーザは、行430でのように、フラグ512を介して、既定値レベルより高い値をジョブに割り当て得る。同様に、ユーザが相対的にあまり重要でない又は緊急でないジョブを有する場合、ユーザは、低い優先度でジョブを処理してもらうために喜んで少ない代価を支払うことがあり、従って、ユーザは、行432でのように、フラグ512を介して、既定値レベルより低い値をジョブに割り当て得る。
また、ジョブ要求が受信されるドメイン名404は、要求されたジョブを処理するための優先順位レベルを決定するために用い得る。従って、行428及び434における情報の比較で分かることは、ジョブ要求の唯一の差異がドメイン“sap.com”よりもむしろ“abc.com”から来たものである場合、ジョブの優先順位が低いことである。このことは、例えば、フィールドサービス技能者又はコンサルタントが、異なる顧客のドメイン内からジョブの実行を依頼し、異なる優先順位レベルが異なる顧客に関連付けられている場合、あり得ることである。
更に他の例において、異なる優先順位レベルは、組織内における異なるユーザ及び/又はMACアドレス又はクライアントによって要求されたジョブに割り当て得る。従って、行436、438、及び440における要求に関する情報の比較によって分かることは、ABC組織内において、ユーザ“Harding”によって及び/又はMACアドレス“08:00:69:02:01:FC”から実行依頼されたジョブは、ユーザ“Bush”及び“Johnson”によって及び/又はMACアドレス“08:00:69:02:88:CT”及び“08:00:69:02:BM:77”から実行依頼されたジョブより高い優先度を受け得ることである。
図5は、1つ又は複数のクライアント102、104、106、108、及び110からの計算ジョブを1つ又は複数のプロセッサ502にスケジューリングして、それらのプロセッサによって処理させるためのスケジューリングプロセッサ140のブロック図である。ジョブの処理に利用可能なプロセッサのバンク520におけるプロセッサ520の総数は、mによって示し得る。スケジューリングサーバ140は、直接又は他のネットワーク504を介して、プロセッサ502にジョブを転送し得る。計算ジョブの実施要求は、ネットワーク115を介してクライアントから受信され、どのプロセッサ502がジョブを処理すべきかスケジューリングサーバ140のスケジューリングエンジン508が決定するまで、ジョブは、待ち行列506に保持できる。本明細書で更に詳述するように、スケジューリングエンジンは、プロセッサ502の利用率及び要求されたジョブの優先順位レベルに基づき、要求されたジョブを処理する特定のプロセッサを選択し得る。i番目のプロセッサの最新利用率は、Uiによって示され、また、ジョブを関連付け得る異なる優先順位レベルの数は、lによって示し得るが、この場合、l<mである。
利用率サービスエンジン510を用いて、プロセッサ502に対してポーリングを行ってプロセッサの利用率を決定でき、また、この情報をスケジューリングエンジン508に報告し得る。利用率は、プロセッサが利用可能な計算資源の利用度の計測値であってよい。例えば、利用率は、プロセッサのCPU負荷の大きさ、例えば、ある時間期間中、CPUが稼働している時間の比であってよい。ほとんどの最近のオペレーティング・システムは、そのような計測を実施するためのルーチンを含むため、利用率サービスエンジン510は、プロセッサに対してポーリングを行って、そのようなルーチンを実行し、結果をエンジン510に報告できる。他の例において、利用率は、プロセッサによって用いられるメモリ空間の大きさをプロセッサが利用可能なメモリ空間の総量で除算したものであってよい。
更に、スケジューリングサーバ140には、計算ジョブを処理するために利用可能なプロセッサのバンク520における全てのプロセッサ502の部分集合を指定するために用い得るプロセッサグループ化エンジン512を含み得る。更に詳細に後述するように、プロセッサの異なる部分集合は、一般的に、ジョブの優先順位レベルに基づきジョブを処理するために指定し得る。特に、幾つかの部分集合は、高い優先度の(即ち、優先順位レベル412に対して小さい値を有する)ジョブを処理するために指定し得るが、一方、他の部分集合は、高い又は低い優先度のジョブを処理するために指定し得る。しかしながら、高優先度のジョブを処理するために指定された部分集合に属するプロセッサの利用率が充分に低い場合、スケジューリングサーバ140は、その部分集合に属するプロセッサ上で低優先度のジョブを開始し得る。このように、高優先度のジョブが要求された場合にも利用可能であり得るように、処理資源全部が、遊休状態のまま放置されるものではない。更に、低優先度のジョブが、高優先度のジョブ用に指定されているプロセッサ部分集合において走っている時、また、それらの処理ノードの利用度が高くなり過ぎて新しい高優先度のジョブに対応できない時はいつでも、スケジューリングサーバ140は、再配分手順を開始して、低優先度のジョブを他のプロセッサに移動し、プロセッサを解放して、高優先度のジョブを処理し得る。
一実施例において、プロセッサグループ化エンジン512は、ジョブに割り当て得る各優先順位レベル用の部分集合のプロセッサを定義し得る(即ち、プロセッサグループ化エンジン512は、lの異なる部分集合のプロセッサを定義し得る)が、特定の優先順位レベルに関連付けられたジョブは、一般的に、その優先順位レベルのジョブ用に定義された特定の部分集合に属するプロセッサによって処理されると予想される。各部分集合におけるプロセッサの数は、各優先順位レベルのジョブを処理するための顧客要請に依存し得るが、この要請は、過去の経験から推定すべきである。従って、pcは、部分集合c(ここで、1=<c=<l)の(プロセッサの数の)大きさを示すことができ、また、
Figure 2008234632
である。
しかしながら、特定の優先順位レベルを有するジョブは、その優先順位レベルのジョブに対して定義された特定の部分集合におけるプロセッサのみによって処理されることに限定されない。むしろ、高優先度のジョブを処理するために割り当てられた部分集合のプロセッサの利用度が、所定のしきい利用レベルを超えない限り、低優先度の要求は、高優先度のジョブを処理するために割り当てられた部分集合に属するプロセッサ上で実行し得る。このことを行うためのアルゴリズムについては、以下に述べる。
しきい利用率Ucuは、部分集合cのプロセッサに対して予め定義し得る。部分集合cにおけるプロセッサの最新又は瞬間利用率UciMがUcuより大きい場合、スケジューリングエンジン508は、u(ここで、1=<u=<l)より高い優先順位レベルを有するジョブが、そのプロセッサ上で開始されることを禁止し得る。従って、低優先度のジョブは、一旦プロセッサがしきい値レベルのアクティビティに達すると、そのプロセッサを用いることができないが、高優先度の(即ち、u以下の優先順位レベル番号を有する)ジョブは、そのプロセッサ上で開始し得る。
lの異なる部分集合のプロセッサが定義され、また、lの異なる優先順位レベルを異なるジョブに割り当て得るシステムの場合、この規則の実効性を持たせるためには、(l−l)/2の自明でない利用値Ucuが存在しなければならない。例えば、図6は、ジョブの優先順位レベル及びジョブが走るプロセッサの部分集合に依存する異なる利用率しきい値を示す行列である。行列の最上行は、ジョブの優先順位レベルを示し、行列の左端列は、ジョブが走るプロセッサの部分集合を示す。ジョブの優先順位レベルに、及びジョブが走る部分集合のプロセッサに依存する利用率しきい値が、行列に提示されている。例えば、優先順位レベル“3”のジョブは、プロセッサの利用率が30%未満であれば、最高優先順位の部分集合のプロセッサ上で実行可能であり、あるいは、プロセッサの利用率が50%未満であれば、2番目に高い優先順位の部分集合のプロセッサ上で実行し得る。優先順位レベル=3のジョブは、常に部分集合3又は部分集合4からのプロセッサ上で実行し得る。
従って、優先順位レベルu(ここで、1=<u=<l)を有するジョブの場合、ジョブの処理に利用可能なプロセッサの第1グループは、c>=uである部分集合の全プロセッサを含む。また、プロセッサの第2グループは、それらのプロセッサの利用率がジョブの優先順位レベル及びそれらの各プロセッサが割り当てられた部分集合に依存するしきい値未満である時だけ、ジョブを処理するために利用可能である。例えば、10の異なるジョブ優先順位レベル及び10の異なるプロセッサ部分集合が存在すれば、優先順位レベル“3”を有するジョブの処理要求が受信された時、部分集合c=3、4、・・・、10の全プロセッサが、ジョブの処理に利用可能であり、また、部分集合c=1及びc=2のプロセッサは、それらの利用率が所定の利用率未満である時だけ、ジョブの処理に利用可能である。
一旦、ジョブの処理に利用可能なプロセッサが、利用率サービスエンジン510から受信された情報及びジョブの優先順位レベルに関する情報に基づきスケジューリングエンジン508によって決定されると、スケジューリングエンジンは、ジョブを処理する特定のプロセッサを選択し得る。例えば、ジョブの処理要求が、Nプロセッサでジョブを処理せよという要求を含み、また、M>Nプロセッサが現在利用可能であるとスケジューリングエンジン508が判断すれば、スケジューリングエンジンは、最低利用率を有する少なくともNの現在利用可能なプロセッサによって処理されるジョブをスケジュール化し得る。M<Nプロセッサが現在利用可能であるとスケジューリングエンジン508が判断すれば、スケジューリングエンジンは、少なくともNプロセッサがジョブの処理に利用可能になるまで、待ち行列506にジョブを保持し得る。要求がジョブ用の特定の最小数のプロセッサを明示的に要求しないが、或る性能基準(例えば、処理速度又は終了時間)を要求する場合、スケジューリングエンジン508は、提供された情報に基づき、ジョブを処理するのに必要なプロセッサの数を決定し得る。
幾つかの状況において、第1プロセッサグループのプロセッサの利用率は、実際には、これらのプロセッサが、新しいジョブの処理に対して効果的でないほど高い(例えば、最大CPU利用率の95%を超える)ことがある。そのような場合、プロセッサグループ化エンジン512は、新しいジョブの処理に対して一時的に利用不可能なものとして、これらの過剰に利用されたプロセッサを再指定し得る。そして、そのような再指定によって、第1グループ及び第2グループにおける利用可能なプロセッサの数の和が、N未満になれば、スケジューリングエンジン508は、少なくともNプロセッサがジョブの処理に利用可能になるまで、待ち行列506にジョブを保持し得る。
これらの規則及び指針によれば、各着信ジョブ要求rについて、バンク520のプロセッサ502へのジョブの最終的な配分は、以下のアルゴリズムにより決定し得る。まず、要求rの優先順位レベルw及び要求を実施するために必要なプロセッサの数Nが、抽出される。そして、ジョブ処理に利用可能なプロセッサの組が、ゼロに設定される。そして、w以上の優先順位レベルに関連付けられた部分集合pcに属する全プロセッサiが、利用可能なプロセッサ(“AP”)の組に追加される。そして、1=<c<wである部分集合pcに属する残りの全てのプロセッサiについて、プロセッサの実際の利用率UciMが決定される。i番目のプロセッサについて、UciM<Ucwであれば、i番目のプロセッサは、利用可能なプロセッサの組に追加される。利用可能なプロセッサの組が決定された後、全プロセッサiは、UciMの昇順に並び替えられる。最後に、Nプロセッサが利用可能である場合、要求rにおいて指定されたジョブが、最小UciMを有する利用可能なプロセッサの組におけるNプロセッサ上で開始される。Nプロセッサが利用可能でない場合、ジョブは、待ち行列に保持され、追加資源が利用可能になるのを待つ。
1つ又は複数のジョブが、複数のプロセッサ502上で走っている場合、プロセッサの利用率は、利用率サービスエンジン520によって定期的に監視することができ、また、ジョブは、異なるプロセッサが効率的に用いられていない場合、それらのプロセッサに再配分し得る。個々のジョブは、時系列的に割り当てられたジョブ番号によって追跡して、ジョブ間を区別し得る。一実施例において、ジョブは、必要ならば、以下のアルゴリズムに基づき、監視し再配分し得る。
まず、実行中のジョブrの内の1つが、監視のために選択される。ジョブは、ジョブ番号及び優先順位レベルwを有し、Nプロセッサ上で走っている。利用率サービスエンジン520は、ジョブを実行するNの各プロセッサの利用率を計測する。ジョブが、部分集合pcのプロセッサi上において利用率UciMで走っている場合、w=<cであれば(即ち、プロセッサが、同等以下の優先順位部分集合の一部であれば)、i番目のプロセッサ上で走る処理の再配分は、不要である。w>c及びUciM<Ucwであれば(即ち、プロセッサが、高優先度の部分集合の一部であるが、プロセッサの利用率が、しきい率未満であれば)、i番目のプロセッサ上で走る処理の再配分は、不要である。w>c及びUciM>Ucwであれば(即ち、プロセッサが、高優先度の部分集合の一部であり、プロセッサの利用率が、しきい率と同等以上であれば)、ジョブは、異なるプロセッサに再配分しなければならない。
ジョブを異なるプロセッサに再配分する場合、まず、ジョブを処理するために利用可能なプロセッサの組が、スケジューリングエンジン508内のカウンタにおいてゼロに設定される。そして、w以上の優先順位レベルに関連付けられた部分集合pcに属する全プロセッサiは、利用可能なプロセッサの組に追加される。そして、1=<c<wの部分集合pcに属する残りの各プロセッサiについて、プロセッサの実際の利用率UciMが、決定される。i番目のプロセッサについてUciM<Ucwであれば、i番目のプロセッサは、見込みのある利用可能なプロセッサの組に追加される。見込みのある利用可能なプロセッサの組が決定された後、その組の全プロセッサiは、UciMの昇順に並び替えられる。最後に、Nプロセッサが利用可能であれば、要求rにおいて指定されたジョブが、最低UciMを有する利用可能なプロセッサの組におけるNプロセッサに移動される。Nプロセッサが利用可能でなければ、ジョブは、待ち行列に保持され、追加の資源が利用可能になるのを待つ。プロセッサの利用率を監視し、しきい利用率を超えた場合にジョブを移動するこの処理は、全ての実行中のジョブに対して実施される。
図7は、複数のプロセッサで計算ジョブを処理するための図1−6のシステムの動作例を示すフローチャート700である。図7に示すように、複数のプロセッサでジョブを処理せよという要求が受信されるが、この場合、優先順位レベルが、ジョブに関連付けられている(ステップ702)。例えば、スケジューリングサーバ140は、プロセッサバンク520のプロセッサ502でジョブを処理せよというクライアント102aからの要求を受信し得る。要求には、指定された数のプロセッサでジョブを処理せよという要求を含み得る。
第1グループのプロセッサが、ジョブの処理に利用可能なものとして指定され、この場合、第1グループにおけるプロセッサの数は、ジョブに関連付けられた優先順位レベルに基づく(ステップ704)。例えば、プロセッサグループ化エンジン512は、プロセッサバンク520の全てのプロセッサ502を多数の部分集合のプロセッサに分割し得る。部分集合の数は、ジョブ用の可能な異なる優先順位レベルの数に等しくてよい。要求が受信され、要求に関連付けられた優先順位レベルが決定されると、グループ化エンジン512及び/又はスケジューリングエンジン508は、要求されたジョブの優先順位レベル以上である(即ち、低優先度の)優先順位レベル値412に関連付けられる全ての部分集合からのプロセッサを含むように第1グループのプロセッサを指定し得る。
第2グループのプロセッサが、ジョブの処理に利用可能なものとして指定され、この場合、第2グループの各プロセッサについて、プロセッサの最新利用率は、第2の所定利用率未満である(ステップ706)。例えば、利用率サービスエンジン510は、各プロセッサ502の利用率を監視し、スケジューラ508にその利用率を報告し得る。スケジューラは、計測された利用率をスケジューリングサーバ140におけるデータベースに記憶されたしきい率と比較して、最新利用率が、プロセッサ用のしきい率以上であるかどうか判断し得る。図6を参照して上述したように、ジョブ用の優先順位値及びジョブの優先順位値より低い優先順位値に関連付けられた部分集合の各組合せにしきい値が必要であるため、複数の利用率しきい値を考慮しなければならないことがある。従って、スケジューラは、多数の異なる部分集合からのプロセッサを第2グループに含み得ると判断し得る。
これらの判断により、ジョブは、第1部分集合のプロセッサ及び第2部分集合のプロセッサから選択された1つ又は複数のプロセッサ502で処理し得る(ステップ708)。
図8は、複数のプロセッサで計算ジョブを処理するための図1−6のシステムの他の動作例を示すフローチャート800である。図8に示すように、複数の計算ジョブが、複数のプロセッサで処理される(ステップ802)。第1グループのプロセッサが、第1ジョブの処理に利用可能なものとして指定され、この場合、第1グループにおけるプロセッサの数は、第1ジョブに関連付けられた優先順位レベルに基づく(ステップ804)。第2グループのプロセッサが、ジョブの処理に利用可能なものとして指定され、この場合、第2グループの各プロセッサについて、プロセッサの初期利用率は、所定の利用率以下である(ステップ806)。所定の利用率は、優先順位レベルに、また、プロセッサが属するプロセッサ部分集合に基づく。第1ジョブは、第1グループのプロセッサから及び第2グループのプロセッサから選択された複数のプロセッサで処理される(ステップ808)。そして、第1ジョブを処理している第2グループのプロセッサが、所定の利用率より大きい更新された利用率を有すると判断される(ステップ810)。この判断に応じて、第1ジョブは、利用率が第1の所定利用率より大きかったプロセッサを含まない第1グループのプロセッサ及び第2グループから選択された複数のプロセッサで処理される(ステップ812)。
本明細書に述べた様々な手法の実施例は、デジタル電子回路に、又は、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、もしくは、それらの組合せにおいて実現し得る。実施例は、コンピュータプログラムプロダクトとして、即ち、情報担体に、例えば、機械読み取り可能な記憶装置に又は伝搬信号に具体的に具現化されたコンピュータプログラムとして実現され、データ処理装置、例えば、プログラム可能なプロセッサ、コンピュータ、もしくは複数のコンピュータによって又はそれらの動作を制御するために実行し得る。上述したコンピュータプログラム(1つ又は複数)等のコンピュータプログラムは、コンパイル又はインタープリタ言語を含む任意の形態のプログラミング言語で作成可能であり、また、スタンドアローンのプログラムとして、又はモジュール、構成要素、サブルーチン、もしくは、コンピュータ処理環境での用途に適切した他のユニットとして含まれる任意の形態で配備し得る。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ上で、又は1つのサイトもしくは多数のサイト全体に分散され通信ネットワークによって相互接続された多数のコンピュータ上で実行されるように配備し得る。
方法ステップは、コンピュータプログラムを実行して、入力データで動作することによって、また、出力を生成することによって、機能を動作させる1つ又は複数のプログラム可能なプロセッサによって実施し得る。また、方法ステップは、専用論理回路、例えば、FPGA(フィールドプログラム可能なゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)によって実施してよく、また、装置をこれらのもので実現してよい。
コンピュータプログラムの実行に適するプロセッサには、一例として、汎用及び専用マイクロプロセッサの双方、及び任意の種類のデジタルコンピュータの任意の1つ又は複数のプロセッサが含まれる。一般的に、プロセッサは、読み出し専用メモリ又はランダムアクセスメモリ又は双方から命令及びデータを受け取る。コンピュータの要素には、命令を実行するための少なくとも1つのプロセッサ、並びに命令及びデータを記憶するための1つ又は複数のメモリ装置を含み得る。また、一般的に、コンピュータは、データを記憶するための1つ又は複数の大容量記憶装置、例えば、磁気、光磁気ディスク、又は光ディスクを含むことができ、あるいは、その装置からのデータの受信、それへのデータの送信、もしくは双方を行うように連動結合してよい。コンピュータプログラム命令及びデータを具現化するのに適する情報担体には、一例として、半導体メモリ装置、例えば、EPROM、EEPROM、及びフラッシュメモリ装置;磁気ディスク、例えば、内部ハードディスク又は着脱可能なディスク;光磁気ディスク;CD−ROM及びDVD−ROMディスクを含む全ての形態の不揮発性メモリが含まれる。プロセッサ及びメモリは、専用の論理回路によって補足したり、又は、それに組み込んだりしてよい。
ユーザとの対話を提供するために、実施例は、ユーザに情報を表示するための表示装置、例えば、陰極線管(CRT)又は液晶表示(LCD)装置と、キーボード及びポインティングデバイス、例えば、マウス又はトラックボールで等、これによってユーザがコンピュータに入力を提供し得るものとを有するコンピュータ上に実現し得る。他の種類の装置もまたユーザとの対話を提供するために用いてよく、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形態の感覚的フィードバック、例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触感フィードバックであってよく、また、ユーザからの入力は、音響、音声、又は触感入力を含む任意の形態で受信してよい。
実施例は、例えば、データサーバとしてバックエンド構成要素が含まれるコンピュータ処理システム、又は、ミドルウェア構成要素、例えば、アプリケーションサーバが含まれるコンピュータ処理システム、又は、フロントエンド構成要素、例えば、ユーザがそれを介して実施例と対話し得るグラフィカルユーザーインターフェイス又はウェブブラウザを有するクライアントコンピュータが含まれるコンピュータ処理システム、又はそのようなバックエンド、ミドルウェア、又はフロントエンド構成要素の任意の組合せが含まれるコンピュータ処理システムに実現し得る。構成要素は、任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信、例えば、通信ネットワークによって相互接続し得る。通信ネットワークの例には、ローカルエリアネットワーク(LAN)及びワイドエリアネットワーク(WAN)、例えば、インターネットが含まれる。
上記実施例の幾つかの特徴について本明細書に述べたように例示したが、当業者には、多くの修正、代替、変更及び等価物が直ちに起こるであろう。従って、添付の請求項は、本実施形態の真の精神の範囲に入る全てのそのような修正及び変更を網羅するものであることを理解されたい。
多数の計算ジョブを並列に処理するための多数のプロセッサを有するシステムのブロック図。 計算ジョブを処理するために図1のシステムに用い得る代表的なプロセッサのブロック図。 計算ジョブを処理するために図1のシステムに用い得る他の代表的なプロセッサのブロック図。 処理実行依頼された異なる計算ジョブに割り当て得る異なる優先順位レベルを示す表。 処理のために1つ又は複数のプロセッサに計算ジョブをスケジューリングするためのスケジューリングプロセッサのブロック図。 ジョブの優先順位レベルとジョブが走る部分集合のプロセッサとに依存する異なる利用率しきい値を示す行列。 複数のプロセッサで計算ジョブを処理するための動作例を示すフローチャート。 複数のプロセッサで計算ジョブを処理するための他の動作例を示すフローチャート。
符号の説明
100・・・計算ジョブ処理システム、102、104・・・ラップトップコンピュータ(クライアント)、106・・・ワークステーション(クライアント)、108、110・・・パソコン(クライアント)、115・・・ネットワーク、120・・・データセンタ、122−130・・・プロセッサ(処理ノード)、140・・・スケジューリングサーバ(スケジューリングノード)

Claims (20)

  1. 複数のプロセッサで計算ジョブを処理する方法であって、
    ジョブの処理要求を受信する段階であって、優先順位レベルが前記ジョブに関連付けられている前記段階と、
    前記プロセッサの第1グループを前記ジョブの処理に利用可能なものとして指定する段階であって、第1グループにおけるプロセッサの数は、前記ジョブに関連付けられた前記優先順位レベルに基づく前記段階と、
    前記プロセッサの第2グループを前記ジョブの処理に利用可能なものとして指定する段階であって、第2グループの各プロセッサについて、プロセッサの最新利用率が、第2の所定利用率より小さい前記段階と、
    第1グループのプロセッサ及び第2グループのプロセッサから選択された前記プロセッサの1つ又は複数で前記ジョブを処理する段階と、
    が含まれる方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、第2の所定利用率は、前記ジョブの前記優先順位レベル及び前記プロセッサが属するプロセッサの部分集合に基づく方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、更に、
    前記ジョブを処理するプロセッサの数(N)を決定する段階と、
    最低最新利用率を有する第1及び第2グループから選択された前記Nプロセッサで前記ジョブを処理する段階と、
    が含まれる方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって、前記ジョブを処理するプロセッサの数を決定する段階には、少なくともNプロセッサで前記ジョブを処理せよという要求を受信する段階が含まれる方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、更に、
    第3グループのプロセッサを前記ジョブの処理に利用可能なものとして指定する段階であって、第3グループの各プロセッサについて、プロセッサの最新利用率が、第3の所定利用率より小さく、また、第3の所定利用率が、第2の所定利用率より低い前記段階と、
    第1、第2、及び第3グループのプロセッサから選択された前記プロセッサの1つ又は複数で前記ジョブを処理する段階と、
    が含まれる方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、更に、
    前記ジョブを処理するプロセッサの数(N)を決定する段階と、
    第1及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N未満である場合、前記要求を待ち行列に入れる段階と、
    第1及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N以上である場合、最低最新利用率を有する第1及び第2グループから選択された前記Nプロセッサで前記ジョブを処理する段階と、
    が含まれる方法。
  7. 請求項1に記載の方法であって、更に、
    前記ジョブを処理するプロセッサの数(N)を決定する段階と、
    第1グループにおけるプロセッサの最新利用率を決定する段階と、
    所定の第1利用率より大きい最新利用率を有するプロセッサを除外するために、第1グループのプロセッサを再指定する段階と、
    前記再指定された第1グループにおける及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N未満である場合、前記要求を待ち行列に入れる段階と、
    前記再指定された第1グループにおける及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N以上である場合、最低最新利用率を有する前記再指定された第1グループから及び第2グループから選択された前記Nプロセッサで前記ジョブを処理する段階と、
    が含まれる方法。
  8. 請求項1に記載の方法であって、更に、
    第2グループにおけるプロセッサの新しい最新利用率を決定する段階と、
    次に、第2の所定利用率より大きい新しい最新利用率を有するプロセッサを除外するために、第2グループのプロセッサを再指定する段階と、
    次に、第1グループのプロセッサ及び前記再指定された第2グループのプロセッサから選択された前記プロセッサの1つ又は複数で前記ジョブを処理する段階と、
    が含まれる方法。
  9. 請求項1に記載の方法であって、前記要求は、ワイドエリアネットワークを介して受信される方法。
  10. 複数のプロセッサで計算ジョブを処理する方法であって、
    前記複数のプロセッサで複数の計算ジョブを処理する段階と、
    前記プロセッサの第1グループを第1ジョブの処理に利用可能なものとして指定する段階であって、第1グループにおけるプロセッサの数は、第1ジョブに関連付けられた優先順位レベルに基づく前記段階と、
    前記プロセッサの第2グループを前記ジョブの処理に利用可能なものとして指定する段階であって、第2グループの各プロセッサについて、プロセッサの初期利用率は、前記優先順位レベル及び前記プロセッサが属するプロセッサ部分集合に基づく所定の利用率以下である前記段階と、
    第1グループのプロセッサから及び第2グループのプロセッサから選択された複数のプロセッサで第1ジョブを処理する段階と、
    第1ジョブを処理している第2グループのプロセッサが、前記所定の利用率より大きい更新された利用率を有すると判断する段階と、
    次に、前記判断に応じて、利用率が第1の所定利用率より大きかった前記プロセッサを含まない第1グループのプロセッサ及び第2グループから選択された複数のプロセッサで第1ジョブを処理する段階と、
    が含まれる方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、更に、各計算ジョブを前記複数のプロセッサで処理するために、
    前記複数のプロセッサの一次グループを前記ジョブの処理に利用可能なものとして指定する段階であって、各ジョブ用の前記一次グループにおけるプロセッサの数は、前記ジョブに関連付けられた優先順位レベルに基づく前記段階と、
    前記ジョブ用の前記一次グループのプロセッサ及び前記一次グループに属さない予備の組の前記複数のプロセッサから選択されたグループのプロセッサで前記ジョブを処理する段階と、
    前記ジョブを処理するために用いられる前記予備の組におけるプロセッサが、前記ジョブの前記優先順位レベルによって決定された利用率より大きい利用率を有すると判断する段階と、
    前記判断に応じて、利用率が第1の所定利用率より大きかった前記プロセッサを含まない第1グループのプロセッサ及び第2グループから選択された複数のプロセッサで前記ジョブを処理する段階と、
    が含まれる方法。
  12. 計算ジョブを処理するためのシステムであって、
    処理する計算ジョブを受信するように構成された入力待ち行列であって、優先順位レベルが前記ジョブに関連付けられている前記入力待ち行列と、
    複数のプロセッサと、
    前記プロセッサの利用率を決定するように構成された利用率サービスエンジンであって、前記複数のプロセッサの第1グループが、前記ジョブの処理に利用可能なものとして指定され、第1グループにおけるプロセッサの数は、前記ジョブに関連付けられた前記優先順位レベルに基づくものであり、また、最新利用率が第2の所定利用率より小さい前記複数のプロセッサの第2グループが、前記ジョブの処理に利用可能なものとして指定される前記利用率サービスエンジンと、
    前記ジョブの前記優先順位レベルに関する情報及び前記プロセッサの前記利用率に関する情報を受信するように構成され、また、第1グループのプロセッサ及び第2グループのプロセッサから選択された前記プロセッサの1つ又は複数によって処理される前記ジョブをスケジューリングするように構成されたスケジューリングエンジンと、
    が含まれるシステム。
  13. 請求項12に記載のシステムであって、第1グループは、1つのプロセッサを含むシステム。
  14. 請求項12に記載のシステムであって、前記スケジューリングエンジンは、前記ジョブを処理するプロセッサの数(N)を決定するように、また、最低最新利用率を有する第1及び第2グループから選択された前記Nプロセッサで処理される前記ジョブをスケジューリングするように構成されたシステム。
  15. 請求項12に記載のシステムであって、前記スケジューリングエンジンは、少なくともNプロセッサで前記ジョブを処理せよという要求を受信するように構成され、また、前記ジョブを処理するプロセッサの数(N)の前記決定は、前記要求に基づくシステム。
  16. 請求項12に記載のシステムであって、プロセッサの最新利用率が第3の所定利用率より小さい前記複数のプロセッサの第3グループが、前記ジョブの処理に利用可能なものとして指定され、第3の所定利用率は、第2の所定利用率より低く、
    前記スケジューリングエンジンは、更に、第1、第2、及び第3グループのプロセッサから選択された前記プロセッサの1つ又は複数によって処理される前記ジョブをスケジューリングするように構成されたシステム。
  17. 請求項12に記載のシステムであって、前記スケジューリングエンジンは、更に、
    前記ジョブを処理するプロセッサの数(N)を決定し、
    第1及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N未満である場合、前記ジョブを前記待ち行列に保持し、
    第1及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N以上である場合、前記ジョブの最低最新利用率を有する第1及び第2グループから選択された前記Nプロセッサによる処理のために前記ジョブを解放する、ように構成されたシステム。
  18. 請求項12に記載のシステムであって、前記利用率サービスエンジンは、更に、第1グループにおけるプロセッサの最新利用率を決定するように構成され、
    更に、所定の第1利用率より大きい最新利用率を有するプロセッサを除外するために、第1グループのプロセッサを再指定するように構成されたプロセッサグループ化エンジンが含まれ、
    前記スケジューリングエンジンは、更に、前記ジョブを処理するプロセッサの数(N)を決定するように構成され、
    前記スケジューリングエンジンは、更に、再指定された第1グループにおける及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N未満である場合、前記ジョブを前記待ち行列に保持するように構成され、
    前記スケジューリングエンジンは、更に、再指定された第1グループにおける及び第2グループにおけるプロセッサの数の和が、N以上である場合、最低最新利用率を有する前記再指定された第1グループから及び第2グループから選択された前記Nプロセッサによる処理のために前記ジョブを解放するように構成されたシステム。
  19. 請求項12に記載のシステムであって、
    前記利用率サービスエンジンは、更に、第2グループにおけるプロセッサの新しい最新利用率を決定するように構成され、
    更に、第2の所定利用率より大きい新しい最新利用率を有するプロセッサを除外するために、第2グループのプロセッサを再指定するように構成されたプロセッサグループ化エンジンが含まれ、
    前記スケジューリングエンジンは、更に、第1グループのプロセッサ及び前記再指定された第2グループのプロセッサから選択された前記プロセッサの1つ又は複数によって処理される前記ジョブをスケジューリングするように構成されたシステム。
  20. 請求項12に記載のシステムであって、複数のプロセッサが、前記ジョブを並列に処理するように構成されたシステム。
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