JP2008234516A - 家計簿システム - Google Patents

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Norifumi Kikumoto
憲文 菊本
Katsunori Nishioka
勝則 西岡
Yumi Yoshiyama
由美 吉山
Kyoichi Nakanishi
喬一 中西
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Abstract

【課題】一般家庭におけるCO2削減の意識を向上させることのできる家計簿システムを提供すること。
【解決手段】
家計の支出対象による直接的及び/又は間接的なCO2排出量を推定するCO2排出量推定算出手段を有し、ディスプレイ14によって、推定されたCO2排出量のデータを収支データと伴に表示するように二酸化炭素排出量が家計の収支と伴に自動的に表示され、家計簿使用者は、収支結果を確認するときに、同時に二酸化炭素排出量が表示されていることから、その数値を見る機会が増加する。従って、一般家庭の家計簿使用者に対して、支出項目に該当する支出対象の二酸化炭素排出量を日常的に知らしめることができ、一般家庭のおける二酸化炭素排出量への意識を徐々に向上させ、結果として国民の全体レベルでの日常の二酸化炭素排出問題に対する関心を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、家計簿システムに関し、特に、家計の収支をコンピュータ上で記録する家計簿システムに関する。
一般家庭の日常生活において、例えば、電気代、ガス代等の光熱費、水道代、食費、雑費などの支出項目と、給料や賞与等の収入項目を継続的に記録する家計簿が知られている。従来、このような家計簿には、手書きノートなどが利用されていたが、近年では、コンピュータ上で家計簿を付けるソフトウェア、いわゆる家計簿ソフトが広く知られ利用されるようになってきた。
この家計簿ソフトでは、例えば、利用者が支出項目と支出額、及び、収入項目と収入額等を入力することで、自動的に、収入合計、支出合計及び収入合計から支出合計を引いた収支を算出し、表示する。
一方、環境家計簿と称されているものが有り、これは実際の家計簿ではないが、一般の人々が二酸化炭素(以下、CO2)の排出量を記録できる形式となっている。この環境家計簿は、企業や個人が、日常生活における電気、ガス等のエネルギー及び、水道の使用によって、CO2がどれくらい排出されるかを継続的に記録するために用いられるものである。
この記録におけるCO2排出量の算出は、まず、電気、ガス等のエネルギーと水道のCO2排出対象の使用量を、電気であればkWh、ガスであればm3等のCO2排出対象毎の固有の単位で表す。そして、CO2排出対象の使用量を所定の係数と乗じることでCO2排出量を算出できる。なお、この所定の係数は、CO2排出係数と呼ばれており、CO2排出対象の使用量と乗じられることでCO2排出量が算出されるように、すなわち、CO2排出対象の単位使用量あたりのCO2排出量となるように過去の計測によって定められたものである。
このようなCO2排出対象は、ガソリンやガス等のように一般人が使用した時にCO2が直接排出される直接排出対象と、電気や水道等のように、一般人による使用時ではなくその生成時や運搬時に必要なエネルギーを製造するためにCO2が排出される間接排出対象の2種類に分けることができる。
例えば、ガスのCO2排出係数は約2.1kg/m3と定められているので、ガスを30m3使用したとすると、2.1×30=63kgの二酸化炭素が直接的に排出されたこととなり、電気のCO2排出係数は、0.555と定められているので、電気を10Kwh使用したとすると、10×0.555=5.55kgのCO2が間接的に排出されたこととなる。
このように、環境家計簿は、産業活動や日常生活におけるCO2排出量を算出できるようにすることで、CO2排出量を把握させ、CO2の削減の意識を向上させることを目的としたものである。
このような環境家計簿の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の環境家計簿は、CO2排出対象の一部であるガス、水道、電力の使用量を測定する測定手段を設置し、コンピュータ上で、それらの量からCO2排出量を算出することで、グラフ表示を行う計測機能付き環境家計簿が記載されている。この構成によれば、各CO2排出対象からそれぞれのCO2排出量が、コンピュータ上で自動的に演算される。
特開2005−196526号公報
しかし、特許文献1を含む従来の環境家計簿は、産業活動を行っている事業者や、環境問題に対して関心が高い一部の者にのみ使用されているものであり、一般家庭の人々には、なじみが薄く、また、使用意欲を誘引するものではなかった。従って、従来の環境家計簿は、一般家庭の人々への普及が不十分であり、多くの一般家庭の人々のCO2削減に対する意識を向上させるためには役立っていないのが実情である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、一般家庭で使用される家計簿を通じて国民におけるCO2削減の意識を向上させることのできる家計簿システムを提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に記載の家計簿システムは、家計における支出項目毎の支出額データの入力を行うデータ入力手段と、入力された支出額データと他の種々のデータに基づいた収支データを表示するデータ表示手段と、を有する家計簿システムにおいて、前記データ入力手段に入力された前記支出額データを用いて該支出額データに対応する支出対象による直接的及び/又は間接的な二酸化炭素排出量を推定算出する二酸化炭素排出量推定算出手段を有し、前記データ表示手段では、前記収支データの表示を行う際に前記二酸化炭素排出量のデータを同時に表示するようにしたことを特徴とする。
これにより、日常生活の支出対象による二酸化炭素排出量が推定算出され、家計の収支と伴に自動的に表示され、家計簿使用者は、収支結果を確認するときに、同時に二酸化炭素排出量が表示されていることから、その数値を見る機会が増加する。従って、一般家庭の家計簿使用者に対して、支出項目に該当する支出対象の二酸化炭素排出量を日常的に知らしめることができる。
これによって、一般家庭のおける二酸化炭素排出量への意識が徐々に高まり、結果として国民の全体レベルでの日常の二酸化炭素排出問題に対する関心を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の家計簿システムにおいて、前記間接的な二酸化炭素の排出量は、一般家庭において前記支出対象を享受することに起因して排出される二酸化炭素の排出量であることを特徴とする。
これにより、二酸化炭素排出の問題に対して知識の乏しい者には、一般家庭において、金銭を支払って享受し得るあらゆるものが二酸化炭素排出の原因となっているということと、そのおおまかな排出量を知らしめることができる。従って、一般家庭の人々の二酸化炭素排出の問題に対する関心を更に高めることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の家計簿システムにおいて、前記データ表示手段は、前記収支データと同じ画面上でかつ該収支データの表示位置の近傍に前記二酸化炭素排出量を表示することを特徴とする。
これにより、家計簿利用者は、日常的に家計の収支をチェックする際に、必ず、各支出対象の二酸化炭素排出量が視界に入ることとなる。従って、家計簿利用者が収支結果を確認する毎に、当該家計簿利用者は二酸化炭素排出量を見せられることになる。
本発明によれば、一般家庭の人々に対して支出項目に該当する支出対象の推定二酸化炭素排出量を日常的に知らしめることができることによって、一般家庭の人々に、日常の支出対象から二酸化炭素がどの程度排出されるかをおおよそ把握させ、それら人々の二酸化炭素排出の問題に対する関心を高めることができる。従って、結果として、国民全体レベルで二酸化炭素排出問題に対する意識を向上させることができる。
以下、本発明にかかる第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る家計簿システム10の構成を示している。本実施の形態の家計簿システム10は、パーソナルコンピュータや携帯端末等のコンピュータで起動するアプリケーションプログラムにより実現され、データ入力手段としてのキーボード12と、CPU等の演算手段、メインメモリ、ハードディスク等の記憶手段により実現されるCO2排出量推定算出手段13と、データ表示手段としてのディスプレイ14と、を有しおり、これら各手段は、上記アプリケーションプログラムの起動に伴って作動する。
キーボード12は、給与や賞与等の収入項目の額である収入額データと、電気代、ガス代、水道代、ガソリン代、衣服代等の支出項目の額である支出額データ、すなわち、各支出対象の価格データを入力するものである。なお、データ入力手段としては、キーボードを用いることが好適であるが、マウスやスキャナー、或いは、それら全てを用いることも可能である。
CO2排出量推定算出手段13は、支出項目に該当する支出対象、すなわちCO2排出対象の直接的及び/又は間接的なCO2排出量を推定算出するものであり、ハードディスク等の記憶手段で実現される推定CO2排出係数データベース16と、CPU等の演算手段とメインメモリで実現される推定CO2排出係数抽出手段18と、CPU等の演算手段で実現される推定CO2排出量計算手段20と、を有している。
推定CO2排出係数データベース16は、上述のように、例えば、電気、ガス、水道、ガソリン等のCO2排出対象の推定CO2排出係数を記録したものである。
図2にCO2推定排出係数データベース16に記録されたデータ例を示す。図示のように、例えば、電気であれば、推定CO2排出係数は、0.004625であり、ガスであれば0.0191091である。この推定CO2排出係数は、(推定CO2排出係数)×(CO2排出対象の価格)が実際のCO2排出対象の直接及び/又は間接CO2排出量に近い値となるように過去の計測により定められる。すなわち、本実施の形態の推定CO2排出係数とは、価格1円あたりのCO2排出対象によって、直接及び/又は間接的に排出されるCO2の量として定義される。
なお、本実施の形態では、電気、ガス、ガソリン等のエネルギー資源と、水道に関しては、上述のように、従来から一般に使用されているCO2排出係数を単位使用量あたりの価格で除することにより求められる。例えば、電気であれば、1kWhあたり120円でCO2排出係数が0.555であるので、本実施の形態の推定CO2排出係数は、0.555÷120=0.004625と求めることができる。
また、本実施の形態では、通信、食料品、衣類、旅行についても推定CO2排出係数を定義する。この定義の方法としては、例えば、価格1円あたりのそれらCO2排出対象がどれだけのCO2を直接及び/又は間接的に排出するかを統計的に計測し、得られた数値を推定CO2排出係数とする。
ここで通信、食料品、衣類、旅行等の一般的な日常の支出対象によるCO2の排出とは、一般の家庭の人々が支出対象を享受することに起因するCO2の排出である。このCO2の排出は、例えば、「食料品」であれば、その食料品を製造、運搬におけるエネルギーの使用によるCO2の排出として定義され、また、「旅行」であれば、移動のための自動車の走行によるCO2の排出等として定義される。
なお、このように定義されるCO2の排出において、その排出量を厳密に測定し推定CO2排出係数を定めることは難しいが、本実施の形態では、上述のように統計的な手法で、それらのCO2排出対象の排出量の平均的な値を求め、推定CO2排出係数を決定する。これにより、本実施の形態の家計簿システム10では、あらゆる日常生活の支出対象に推定CO2排出係数が定められている。
従って、「食料品」や「衣類」等、一般の人において従来CO2排出対象として見られていなかった日常生活の支出対象が、CO2排出対象になり得るということをCO2の問題に対して知識の乏しい者にも知らしめることができる。
なお、上述のような統計的手法を用いることによって、例えば、ガス等のようにその運搬時等に間接的にCO2を排出し、しかもその使用時に直接的にCO2を排出する対象、すなわち、直接的にも間接的にもCO2を排出するCO2排出対象おいて、直接的に排出されるCO2の量と間接的に排出されるCO2の量を両方測定し、そのCO2排出量の合計からCO2排出係数を定めても良い。
推定CO2排出係数抽出手段18は、CO2排出対象の推定CO2排出係数を推定CO2排出係数データベース16から抽出するものである。推定CO2排出量計算手段20は、キーボード12に入力されたCO2排出対象毎の価格のデータと推定CO2排出係数抽出手段18により抽出された推定CO2排出係数を乗じて推定CO2排出量を計算するものである。
図3には、推定算出された推定CO2排出量が示されている。例えば、CO2排出対象が「電気」で、電気使用量が8200円の場合、推定CO2排出係数が0.04625(図2参照)であるので、推定CO2排出量は、8200×0.04625=37.93(kg)と算出される。
ディスプレイ14は、キーボード12に入力された収入額データと価格のデータに基づく収支データ及び、CO2排出量推定算出手段13によって推定算出されたCO2排出対象毎の推定CO2排出量のデータを表示する。なお、本実施の形態では、このディスプレイ14には、上記アプリケーションプログラムの起動に伴い、支出額や収入額の入力を行う入力フォーム画面が表示される。
図4には、このディスプレイ14に表示される入力画面の態様が示されている。図示のように、収入項目に「給与」、支出項目に「電気代」、「ガス代」、「ガソリン代」等が予め表示され、システム利用者が、キーボード12を用いてそれぞれの項目に対応する収入額又は、支出額の欄にデータを入力できるようになっている。なお、本実施の形態では、各収入額データ、支出額データを一ヶ月分のみ入力できるように、入力欄が表示されているが、一日毎や1週間毎に入力できるように表示させても良い。
そして、本実施の形態の家計簿システム10におけるディスプレイ14には、例えば1月の家計の支出額に対応して、一ヶ月分のCO2排出量が表示される。従って、各データの入力を行うことによって、このCO2排出量が家計の支出が表示された部分のすぐ横に表示される。これにより、システム利用者は、自然に支出項目に対応する支出対象毎のCO2排出量を把握することができる。
以下、家計簿システム10の流れについて図1〜図4を参照し、具体的数値を用いて説明する。先ず、一般家庭のシステム利用者によってキーボード12を用いて、収入額データである「給与」の金額と、支出額データ、すなわち、価格データとしての「電気代」、「ガス代」、「ガソリン代」、「水道代」、「通信代」、「食料品代」、「衣類代」、「旅行代」の金額が入力される。図4に示すように、本実施の形態では、「電気代」が8200円、「ガス代」が5200円、「ガソリン代」が7300円、「水道代」が3200円、「通信代」が14520円、「食料品代」が47220円、「衣類代」が23000円、「旅行代」が75600円である。
次に、推定CO2排出係数抽出手段18によって、推定CO2排出係数データベース16からCO2排出対象に対応する推定CO2排出係数が抽出される。具体的に推定CO2排出係数は、図2に示すように、「電気」が0.004625、「ガス」が0.0191091、「ガソリン」が0.017692、「水道」が0.006444、「通信」が0、「食料品」が0.000535、「衣類」が0.00041、「旅行」が0.0001であり、これらの数値が抽出される。なお、本実施の形態では、「通信」に関しては、主に電話の通話料であるが、それが原因となって排出されるCO2の量がほぼ0と見なせる程度に少ないので、CO2排出係数を0と定める。
次に、推定CO2排出量計算手段20によって、キーボード12に入力された各CO2排出対象の価格と、推定CO2排出係数抽出手段18によって抽出される対応した各推定CO2排出係数と、を乗じて推定CO2排出量が算出される。具体的に推定CO2排出量は、「電気」が8200×0.004625≒37.93(kg)、「ガス」が5200×0.0191091≒99.37(kg)、「ガソリン」が7300×0.017692≒129.2(kg)、「水道」が3200×0.006444≒20.62(kg)、「通信」が14520×0=0(kg)、「食料品」が47220×0.000535=25.26(kg)、「衣類」が23000×0.00041=9.43(kg)、「旅行」が75600×0.0002=7.56(kg)と算出される(図3参照)。
次に、ディスプレイ14によって、図4に示されるように、推定CO2排出量計算手段20で計算された推定CO2排出量および一ヶ月分の推定CO2排出量の合計が、収支データとともに同一画面上で表示される。更に、本実施の形態では、各支出項目の価格のすぐ横に推定CO2排出量が並んで表示されている。
これにより、本実施の形態の家計簿システム10の利用者が、家庭の収支をチェックする際に、すぐ横に表示されている推定CO2排出量の表示が必ず視界に入ることとなり、システム利用者は、自然にこの推定CO2排出量を認識することとなる。
以上により、本実施の形態の家計簿システム10によれば、日常生活の支出対象によるCO2排出量が推定算出され、家計の収支と伴に表示されることとなる。従って、従来の環境家計簿においては、事業者や一部の限られた者の使用を除いて一般の人々には、ほとんど使用されていなかったが、本実施の形態の家計簿システム10では、家計簿を付けるという日常的な作業を通じて、収支と同時にCO2排出量が表示されていることから、当該システム利用者がその数値を見る機会が増加する。従って、一般家庭の人々に、各支出対象の推定CO2排出量を日常的に知らしめることができる。これによって、一般家庭のおけるCO2排出量への意識が徐々に高まり、結果として国民の全体レベルでの日常のCO2排出問題に対する関心を高めることができる。
また、本実施の形態では、上述のように、「食料品」や「衣類」等、従来CO2排出対象として見られていなかった日常生活の支出対象がCO2排出対象になり得るということを、CO2の問題に対して知識の乏しい者にも知らしめることができる。従って、金銭を支払って享受し得るあらゆるものがCO2排出の原因となっているということと、そのおおまかなCO2排出量を知らしめることができる。従って、一般家庭の人々のCO2排出の問題に対する関心を更に高めることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、本実施の形態では、一ヶ月分の推定CO2排出量の合計のみを表示したが、前の月の推定CO2排出量の合計、前の年で同じ月の推定CO2排出量の合計を一緒に対比させて表示しても良い。これにより、一般家庭の人々に日常生活における推定CO2排出量の推移を容易に把握させることができる。
また、本実施の形態では、いくつかの収入項目と支出項目における支出対象、例えば、給与、電気、ガス、水道等がディスプレイ14により初期状態で表示されており、その支出対象毎に決められた欄に収入額データ及び支出額データを入力するようになっているが、初期状態で所望の支出対象が表示されない場合を考慮して、収入項目や支出項目を新たに追加できるようにしても良い。
更に、本実施の形態において、推定CO2排出係数は、CO2排出対象の価格1円あたりのCO2排出量として決定されているが、これに限られるものではく、例えば、各CO2排出対象の所定の単位価格を定め、その単位価格分のCO2排出対象のCO2排出量として推定CO2排出係数を定めても良い。
これにより、電気、ガス、水道等のエネルギー資源に関しては、上記単位価格を従来のCO2排出係数で定められた単位量(電気なら1kWh、ガスなら1m3)の価格に設定することによって、推定CO2排出係数として従来から定められているCO2排出係数をそのまま用いることができるので、推定CO2排出係数の決定が容易となる。
家計簿システムの構成の説明図である。 CO2排出対象毎の推定CO2排出係数の一例を示す図である。 CO2排出対象毎の推定CO2排出量の一例を示す図である。 データの表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
10 家計簿システム
12 キーボード(データ入力手段)
13 CO2排出量推定算出手段(二酸化炭素排出量推定算出手段)
14 ディスプレイ(データ表示手段)
16 推定CO2排出係数データベース(推定二酸化炭素排出係数データベース)
18 推定CO2排出係数抽出手段(推定二酸化炭素排出係数抽出手段)
20 推定CO2排出量算出手段(推定二酸化炭素排出量算出手段)

Claims (3)

  1. 家計における支出項目毎の支出額データの入力を行うデータ入力手段と、入力された支出額データと他の種々のデータに基づいた収支データを表示するデータ表示手段と、を有する家計簿システムにおいて、
    前記データ入力手段に入力された前記支出額データを用いて該支出額データに対応する支出対象による直接的及び/又は間接的な二酸化炭素排出量を推定算出する二酸化炭素排出量推定算出手段を有し、
    前記データ表示手段では、
    前記収支データの表示を行う際に前記二酸化炭素排出量のデータを同時に表示するようにしたことを特徴とする家計簿システム。
  2. 前記間接的な二酸化炭素の排出量は、
    一般家庭において前記支出対象を享受することに起因して排出される二酸化炭素の排出量であることを特徴とする請求項1又は2に記載の家計簿システム。
  3. 前記データ表示手段は、
    前記収支データと同じ画面上でかつ該収支データの表示位置の近傍に前記二酸化炭素排出量を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の家計簿システム。
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