JP2008234497A - Atm手数料請求システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来のATM手数料請求システムにおいては、小売流通業企業店舗の経営者が、自行または他行にある自分自身の口座に対して故意に多数回の取引を行ない、集計センタで集計される取引数を増大させて、受領するATM手数料を増やすことが可能である。
【解決手段】
集計センタに取引情報データベースおよび除外口座データベースを設け、取引情報を取引情報データベースに記憶させる際、除外口座データベースに記憶されている口座番号と比較して、ATMと自行の取引数およびATMと他行の取引数から請求の対象外とする取引の取引数を除外する構成にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、小売流通業企業の店舗等に設置される現金自動支払機(以下、「ATM」という)の使用手数料の授受を複数の企業間で行なうためのATM手数料請求システムに関する。
小売流通業企業の店舗等には、顧客の利便性を図るため、銀行等の金融機関が管轄するATMが設置されている。この小売流通業企業の店舗に設置されているATMを顧客が使用すると、通常ATMを管轄する金融機関(以下、「自行」という)が、小売流通業企業に手数料を支払う。自行から手数料の支払いを受けた小売流通業企業は、その小売流通業企業の店舗に手数料を振り分ける
特許文献1によれば、不動産業務支援システムでは、顧客から受領した代金を不動産業務支援システムの本部が、一括して受領した後、フランチャイズ協力店に手数料として振り分ける処理が行なわれている。
前記した小売流通業企業の店舗に設置されたATMにより顧客と取引するシステムにおいても、特許文献1と同様に、手数料を分配する処理が、同システムを構成する関係企業間で行なわれている。
従来の小売業流通業企業に設置されたATM取引手数料の授受システムについて説明する。小売流通業企業の店舗等に設置されるATM利用による手数料請求システムにおいては、ATMによる取引数に応じて、小売流通業企業が受領する手数料が決定される。図2は、従来の小売業流通業企業に設置されたATM手数料請求システムを示す。このATM手数料請求システムにおいては、小売流通業企業8に属する小売流通業企業店舗1aにATM1が設置されている。ATM1、集計センタ2および自行システム3(以下、「自行3」という)は相互通信可能に接続されている。また、他行金融機関(以下、「他行」という)のシステムである他行システム7(以下、「他行7」という)は、自行3と相互通信可能に接続されている。その結果、ATM1は、自行3および他行7と取引が可能である。また小売流通業企業8は、集計センタ2と自行3のそれぞれと相互通信可能に接続されている。
図2に示す従来のATM手数料請求システムにおいては、小売流通業企業顧客(以下、「顧客」という)がATM1で入出金や振込等の操作を実行して、自行3または他行7と取引を行なうと、顧客が行なった取引に関する情報(以下、「取引情報」という)は、集計センタ2に送信され、集計センタ2内の図示しないサーバに記憶される。
集計センタ2は、受信したATM1の取引数を小売流通業企業8および自行3に通知する。その結果、小売流通業企業8は通知を受けた取引数に応じたATM手数料の支払請求を自行3に行ない、自行3はこの手数料を小売流通業企業8に支払う。小売流通企業8は、支払いを受けた手数料を小売流通業企業店舗1aに振り分ける。一方、自行3はATM1と他行7の取引数に応じた手数料を他行7に請求し、他行7はこの手数料を自行3に支払う。
国際公開第01/037156号パンフレット
ところが、図2に示す従来のATM手数料請求システムにおいては以下の問題があった。図2に示す従来のATM手数料請求システムにおいては、小売流通業企業店舗1aの経営者が、自行3または他行7にある自分自身の口座に対して故意に多数回の取引を行ない、集計センタ2で集計される取引数を増大させることができる。このような不正な取引が繰り返されると、自行3は必要以上に高額のATM手数料を小売流通業企業に支払うことになってしまうという問題がある。このような問題を防止できるATM手数料請求システムが望まれている。本発明は、小売流通業企業の店舗に設置されたATMの取引手数料の授受を企業間で適正に行うためのATM手数料請求システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために請求項1に記載の発明は、小売流通業企業の店舗に設置されたATMと、前記ATMを管轄する第1の金融機関と、前記第1の金融機関を介して前記ATMと取引する第2の金融機関と、前記ATM、前記第1の金融機関および前記小売流通業企業のそれぞれと通信可能に接続された計算機を含む集計センタと、を有し、前記集計センタが、前記ATMと前記第1の金融機関の取引数および前記ATMと前記第2の金融機関の取引数に基づく手数料を算出し、前記小売流通業企業が前記第1の金融機関に前記手数料を請求するATM手数料請求システムにおいて、前記集計センタは、前記ATMと前記第1の金融機関の取引数および前記ATMと前記第2の金融機関の取引数から前記請求の対象外とする取引の取引数を除外することにより、前記手数料を算出することを特徴とする。
かかる特徴によれば、小売流通業企業店舗経営者等による不正なATM取引を集計センタにおける取引数の集計において除外することができる。
請求項2に記載の発明は、小売流通業企業の店舗に設置されたATMと、前記ATMを管轄する第1の金融機関と、前記第1の金融機関を介して前記ATMと取引する第2の金融機関と、前記ATMおよび前記第1の金融機関のそれぞれと通信可能に接続された計算機を含む集計センタと、を有し、前記ATMと前記第1の金融機関のそれぞれと通信可能に接続された計算機を含む集計センタを有し、前記集計センタが、前記ATMと前記第2の金融機関の取引数に基づく手数料を算出し、前記第1の金融機関が前記第2の金融機関に前記手数料を請求するATM手数料請求システムにおいて、前記集計センタは、前記ATMの前記取引数から前記請求の対象外とする取引の取引数を除外することにより、前記手数料を算出することを特徴とする。
かかる特徴によれば、小売流通業企業店舗経営者等による不正なATM取引を集計センタにおける取引数の集計において除外し、金融機関間の手数料の授受が適正になされる。
請求項3に記載の発明は、小売流通業企業の店舗に設置されたATMと前記ATMを管轄する第1の金融機関との取引数および前記ATMと前記第1の金融機関を介して取引する第2の金融機関との取引数に基づく手数料を算出し、前記小売流通業企業が前記第1の金融機関に前記手数料を請求するATM手数料請求システムに含まれる集計センタであって、前記ATM、前記第1の金融機関および前記小売流通業企業のそれぞれと通信可能に接続された計算機を含み、前記ATMと前記第1の金融機関との取引数および前記ATMと前記第2の金融機関との取引数から、前記請求の対象外とする取引の取引数を減じることにより、前記手数料を算出することを特徴とする。
かかる特徴によれば、請求項1に記載の発明と同様に、小売流通業企業店舗経営者等による不正なATM取引を集計センタにおける取引数の集計において除外することができる。
請求項4に記載の発明は、小売流通業企業の店舗に設置されたATMと前記ATMを管轄する第1の金融機関を介して取引する第2の金融機関との取引数を算出し、前記取引数に基づき前記第1の金融機関が前記第2の金融機関に手数料を請求するATM手数料請求システムに含まれる集計センタであって、前記ATM、前記第1の金融機関および前記小売流通業企業のそれぞれと通信可能に接続された計算機を含み、前記取引数から前記請求の対象外とする取引の取引数を減じることにより、前記手数料を算出することを特徴とする。
かかる特徴によれば、請求項2に記載の発明と同様に、小売流通業企業店舗経営者等による不正なATM取引を集計センタにおける取引数の集計において除外し、金融機関間の手数料の授受が適正になされる。
請求項5に記載の発明は、小売流通業企業の店舗に設置され、ATM手数料請求システムに含まれるATMであって、前記ATMを管轄する第1の金融機関および前記小売流通業企業のそれぞれと通信可能に接続された計算機を含み、前記ATMと前記第1の金融機関との取引数および前記ATMと前記第1の金融機関を介して取引する前記第2の金融機関との取引数から、前記小売流通業企業が前記第1の金融機関に請求する手数料の対象外とする取引の取引数を減じることにより、前記手数料を算出することを特徴とする。
かかる特徴によれば、小売流通業企業店舗経営者等による不正なATM取引をATM内部における取引数の集計において除外することができる。
請求項6に記載の発明は、小売流通業企業の店舗に設置され、ATM手数料請求システムに含まれるATMであって、前記ATMを管轄する第1の金融機関および前記小売流通業企業のそれぞれと通信可能に接続された計算機を含み、前記ATMと前記第1の金融機関を介して取引する第2の金融機関との取引数から、前記第1の金融機関が前記第2の金融機関に請求する手数料の対象外とする取引の取引数を減じることにより、前記手数料を算出することを特徴とする。
かかる特徴によれば、小売流通業企業店舗経営者等による不正なATM取引をATM内部における取引数の集計において除外し、金融機関間の手数料の授受が適正になされる。
請求項7に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のATM手数料請求システムにおいて、前記集計センタは、前記請求の対象外となる口座番号を記憶する第1の記憶手段と、前記ATMから送信された各取引ごとの取引情報を記憶する第2の記憶手段と、を有し、前記第2の記憶手段を検索して、前記取引情報の口座番号が前記第1の記憶手段に記憶された前記請求の対象外となる口座番号のいずれかと一致した場合、この取引情報に係る取引を前記請求の対象外とすることを特徴とする。
かかる特徴によれば、集計センタにおいて予め取引の対象外とする口座番号を参照することにより、不正なATM取引を集計センタにおける取引数の集計において除外することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のATM手数料請求システムにおいて、前記集計センタは、前記第2の記憶手段を検索し、同一の口座番号が前記所定期間内に所定回数以上検出された場合、この口座番号を前記請求の対象外となる口座番号として前記第1の記憶手段に記憶することを特徴とする。
かかる特徴によれば、小売流通業企業店舗経営者等が新たに自行または他行に開いた口座を利用して、不正なATM取引をする場合でも、その取引を集計センタにおいて除外できる。また、使用された口座番号が取引数の集計において、除外対象となるので、一度不正なATM取引がなされた以降の不正なATM取引の除外が確実になされる。
本発明のATM手数料請求システムによれば、小売流通業企業の店舗に設置されたATMの顧客による取引数が適正に集計される。その結果自行および他行が不必要なATM手数料の請求を受けることがなくなる。
<第1の実施形態>
図1は、本発明のATM手数料請求システムの構成の概略図である。本発明のATM手数料請求システムは、ATM1、集計センタ2、小売流通業企業8、自行3および他行7から構成される。図1において他行7は、1つしか記載されていないが、他行7は1つに限定されるものではない。
集計センタ2は、ATM1から通知された取引情報の件数を集計する集計部4、ATM1から通知された取引情報を記録する取引情報データベース5および予め除外対象となる小売流通業企業店舗経営者等の口座番号等が記録される除外口座データベース6を有する。ATM1と集計センタ2、集計センタ2と自行3、および自行3と他行7は、それぞれ相互に通信可能に接続されている。
集計センタ2は、図示しない演算部、記憶部および通信部を有するサーバ等の計算機からなる集計部4を有する。演算部は、少なくともCPUおよびRAMを有し、計算および記憶部からデータをRAMに取り込み、データの比較等の演算を実行できる。集計センタ2は、所定のプログラムを実行する演算部の指示により、記憶部および通信部が機能する。すなわち、演算部の指示により記憶部にデータが記憶される。また演算部は、通信部を通して自行3や小売流通業企業8のシステムと通信を行う。集計部4は、所定のプログラムを実行する。記憶部は、ハードディスク等の記憶媒体で構成されるものであり、この記憶媒体中に取引情報データベース5および除外口座データベース6が形成されている。
ここでATM1は、百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等の小売流通業企業の店舗に設置されているものである。この場合小売流通業企業8は、これらに限られるものではなく、小売流通業に属し金融機関の管轄するATMを設置する企業であればいかなる態様の企業でもよい。また、小売流通業企業8は1つまたは複数の店舗を有し、各店舗にATM1を備えていてよい。ATM1は金融機関である自行3が管轄しているものである。
他行7は、自行3以外の金融機関であり、他行7に顧客が口座を有している場合、この顧客は自行3を介して、他行7にある自らの口座に対して取引できる。集計センタ2と小売流通業企業8および自行3の関係は、図2における従来のATM手数料請求システムと同じである。
本実施形態で、ATM1を利用する顧客が自行3または他行7にある自分の口座に対して取引する場合について説明する。ここで取引とは、自分の口座から預金を引き出したり、自分の口座に預金したり、自分の口座から振込み等をすることである。
ATM1を操作して顧客が自行3または他行7の自分の口座に対して取引を行なうと、顧客の口座番号、顧客の口座のある金融機関(自行3または他行7)、取引の金額、取引の日付・時刻等を含む取引情報が取引ごとにATM1から集計部4に送信される。送信された取引情報は、取引情報データベース5に記憶される。集計部4では、所定期間ごとに集まったすべての取引情報を集計し、該所定期間の全取引数Aを求める。この全取引数Aは、記憶部に記憶される。
前記の集計動作と並行して、集計部4は取引情報を受信するごとに、全取引数Aをカウントアップして、記憶部に記憶するとともに、除外口座データベース6を参照し、受信した取引情報に含まれる顧客の口座番号と一致する口座番号が、除外口座データベース6に存在するか否かの検索を実行する。
集計部4は、もしも、一致する口座番号が除外口座データベース6に存在する場合、除外対象取引数Bをカウントアップし、このカウントアップした除外対象取引数Bを記憶部に記憶する。一致する口座番号が除外口座データベース6に存在しない場合、集計部4は除外対象取引数Bをカウントアップしない。
集計部4は、所定期間が経過するとその期間に記憶された全取引数Aから除外対象取引数Bを差し引くことにより、請求対象取引数Sを求める。さらに、集計部4はこのS値に小売流通業企業が1回の取引あたり自行3から受け取る手数料C(たとえば、1回あたり105円)を乗じた、所定期間内の総手数料CS値を算出する。集計部4は、小売流通業企業の各店舗に備えられたATM1につき、所定期間内の請求対象取引数Sおよび手数料CS値を小売流通業企業8に送信する。小売流通業企業8は、各店舗のATM1のCS値を合計した手数料を自行3に請求し、自行3は、この手数料を小売流通業企業8に支払う。小売流通業企業8は、各店舗の取引数に応じて、各店舗に手数料を支払う。
集計部4は、顧客の口座のある金融機関についての取引情報に基づき、上記と同様にして、所定期間内に顧客が他行7にある自分の口座に対して行った全取引数aを求める。また、所定期間内に顧客が他行7にある自分の口座に対して行った全取引数aのうち、除外対象取引数bを減じた請求対象取引数sを求める。さらに、顧客が他行7の自分の口座に対して行った1回の取引について、自行3が他行7より受け取る手数料cを乗じた、所定期間内に顧客が他行7にある自分の口座に対して行った取引について、自行3が他行7から受け取る手数料を算出する。
集計部4は、請求対象取引数s値および手数料cs値を自行3に送信する。自行3は、他行7に手数料cs値を請求し、他行7は同手数料を自行3に支払う。ここで、他行7が複数ある場合には、各他行7ごとに、請求対象取引数s値および手数料cs値が求められることになる。
本実施形態の構成により、小売流通業企業8の店舗の経営者が、自身の口座を用いて、取引回数を必要以上に増加させても、自行3から小売流通業企業8へ支払われる手数料が適正に算出される。
<第2の実施形態>
本実施形態のATM手数料請求システムの構成は、図1に示す第1の実施形態のATM手数料請求システムと同様である。
図1に示す第1の実施形態のATM手数料請求システムにおいて、ATM1から集計センタ2の集計部4に送信された取引情報にかかる口座番号は、取引情報データベース5に記憶される。本実施形態においては、取引情報データベース5に記憶される各取引情報が、除外口座データベース6に記憶された口座番号のいずれとも一致しなかったか否かの判定結果を示す除外対象フラグおよび所定期間内に各取引情報に係る口座番号と同一の口座番号の取引情報が受信された累積受信回数を取引情報に含むように設定する。
本実施形態において、集計部4がATM1から取引情報を受信した場合の集計部4の動作を説明する。
まず本取引情報に含まれる口座番号が除外口座データベース6に記憶された口座番号のいずれかと一致するか否かが判定する。
もしも、除外口座データベース6に記憶された口座番号のいずれかと一致する場合には、除外対象フラグを1として、本取引情報を取引情報データベース5に記憶する。また、第1の実施形態と同様に、全取引数Aおよび除外対象取引数Bをカウントアップする。
除外口座データベース6に記憶された口座番号のいずれかとも一致しない場合には、除外対象フラグを0とする。さらに、本取引情報が受信された時刻から遡った所定期間内に受信された取引情報のうち、除外対象フラグが0で、本取引情報の口座番号と同一の口座番号の取引情報がいくつあるかを累積受信回数に入力して、本取引情報を取引情報データベース5に記憶する。
本取引情報が受信された時刻から遡った所定期間内に、同一の口座番号の取引情報が受信されていない場合、累積受信回数を1として、本取引情報を取引情報データベース5に記憶する。また、たとえば本取引情報が受信された時刻から遡った所定期間内に、同一の口座番号の取引情報が1回受信されている場合には、累積受信回数を2として、本取引情報を取引情報データベース5に記憶する。
ここで、累積受信回数が所定数未満の場合、本取引情報は正当な取引にかかるものとみなし、全取引数Aをカウントアップするが、除外対象取引数Bはカウントアップしない。
ここで、累積受信回数が所定数以上の場合、本取引情報は不正な取引にかかるものとみなし、除外対象フラグを1として本取引情報を取引情報データベース5に記憶する。また全取引数Aおよび除外対象取引数Bをカウントアップする。さらに、本取引情報の口座番号を除外口座データベース6に記憶する。したがって、これ以降、本取引情報と同一の口座番号の取引情報は、すべて不正な取引とみなされ、手数料請求の対象から除外される。
本実施形態において、小売流通業企業8と自行3との間および自行3と他行7との間の手数料の請求および支払いは、第1の実施形態と同様に行われる。本実施形態において、累積受信回数が所定回数以上となった口座番号にかかる取引情報は、不正な取引とみなされて手数料の請求の対象とならない。また、一度、累積受信回数が所定回数以上となった口座番号
を利用する取引は、すべて不正な取引とみなされ、手数料の請求の対象とならない。
本発明の実施形態は、前記した図1に示す構成に限られるものではない。本発明の趣旨から逸脱しない範囲で、構成要素の態様の変更が可能である。たとえば、第2の実施形態において、除外口座データベース6に記憶された口座番号のいずれかとも一致しない取引情報を記憶するメモリを別個に設け、そのメモリに記憶する各取引情報について、累積受信回数をチェックするようにすることが可能である。また、第2の実施形態では、除外対象フラグを省く構成も可能である。
第1および第2実施形態では、便宜上、単一のATM1と集計センタ2との間や単一の小売流通業企業8と集計センタ2との間での取引について説明したが、本発明は、複数の小売流通業企業の複数の店舗の各々にATM1が設置されている場合にも、適用可能である。この場合、取引情報データベース5および除外口座データベース6に記録される取引情報には、複数の小売流通業企業および店舗のものが混在してもよい。
また、第1および第2実施形態では、ATM1と集計センタ2を別体の構成としたが、ATM1が集計センタ2の集計部4、取引情報データベース5および除外口座データベース6を含む構成としてもよい。この場合、ATM1は、直接、自行3および小売流通業企業8のそれぞれと通信可能に接続される。その結果、ATM1はATM1を介するすべての取引について前記した第1および第2実施形態における集計センタ2の処理を実行することができる。
本発明のATM手数料請求システムの構成および取引関係を示す図である。 従来のATM手数料請求システムの構成および取引関係を示す図である。
符号の説明
1 ATM
2 集計センタ
3 自行(システム)
4 集計部
5 取引情報データベース
6 除外口座データベース
7 他行(システム)
8 小売流通業企業

Claims (8)

  1. 小売流通業企業の店舗に設置されたATMと、前記ATMを管轄する第1の金融機関と、前記第1の金融機関を介して前記ATMと取引する第2の金融機関と、前記ATM、前記第1の金融機関および前記小売流通業企業のそれぞれと通信可能に接続された計算機を含む集計センタと、を有するATM手数料請求システムであって、
    前記集計センタが、前記ATMと前記第1の金融機関との取引数および前記ATMと前記第2の金融機関との取引数に基づく手数料を算出し、前記小売流通業企業が前記第1の金融機関に前記手数料を請求するATM手数料請求システムにおいて、
    前記集計センタは、前記ATMと前記第1の金融機関との取引数および前記ATMと前記第2の金融機関との取引数から前記請求の対象外とする取引の取引数を減じることにより、前記手数料を算出することを特徴とするATM手数料請求システム。
  2. 小売流通業企業の店舗に設置されたATMと、前記ATMを管轄する第1の金融機関と、前記第1の金融機関を介して前記ATMと取引する第2の金融機関と、前記ATMおよび前記第1の金融機関のそれぞれと通信可能に接続された計算機を含む集計センタと、を有するATM手数料請求システムであって、
    前記集計センタが、前記ATMと前記第2の金融機関との取引数に基づく手数料を算出し、前記第1の金融機関が前記第2の金融機関に前記手数料を請求するATM手数料請求システムにおいて、
    前記集計センタは、前記ATMの前記取引数から前記請求の対象外とする取引の取引数を減じることにより、前記手数料を算出することを特徴とするATM手数料請求システム。
  3. 小売流通業企業の店舗に設置されたATMと前記ATMを管轄する第1の金融機関との取引数および前記ATMと前記第1の金融機関を介して取引する第2の金融機関との取引数に基づく手数料を算出し、前記小売流通業企業が前記第1の金融機関に前記手数料を請求するATM手数料請求システムに含まれる集計センタであって、
    前記ATM、前記第1の金融機関および前記小売流通業企業のそれぞれと通信可能に接続された計算機を含み、
    前記ATMと前記第1の金融機関との取引数および前記ATMと前記第2の金融機関との取引数から、前記請求の対象外とする取引の取引数を減じることにより、前記手数料を算出することを特徴とする集計センタ。
  4. 小売流通業企業の店舗に設置されたATMと前記ATMを管轄する第1の金融機関を介して取引する第2の金融機関との取引数を算出し、前記取引数に基づき前記第1の金融機関が前記第2の金融機関に手数料を請求するATM手数料請求システムに含まれる集計センタであって、
    前記ATM、前記第1の金融機関および前記小売流通業企業のそれぞれと通信可能に接続された計算機を含み、
    前記取引数から前記請求の対象外とする取引の取引数を減じることにより、前記手数料を算出することを特徴とする集計センタ。
  5. 小売流通業企業の店舗に設置され、ATM手数料請求システムに含まれるATMであって、
    前記ATMを管轄する第1の金融機関および前記小売流通業企業のそれぞれと通信可能に接続された計算機を含み、
    前記ATMと前記第1の金融機関との取引数および前記ATMと前記第1の金融機関を介して取引する前記第2の金融機関との取引数から、前記小売流通業企業が前記第1の金融機関に請求する手数料の対象外とする取引の取引数を減じることにより、前記手数料を算出することを特徴とするATM。
  6. 小売流通業企業の店舗に設置され、ATM手数料請求システムに含まれるATMであって、
    前記ATMを管轄する第1の金融機関および前記小売流通業企業のそれぞれと通信可能に接続された計算機を含み、
    前記ATMと前記第1の金融機関を介して取引する第2の金融機関との取引数から、前記第1の金融機関が前記第2の金融機関に請求する手数料の対象外とする取引の取引数を減じることにより、前記手数料を算出することを特徴とするATM。
  7. 前記集計センタは、前記請求の対象外となる口座番号を記憶する第1の記憶手段と、前記ATMから送信された各取引ごとの取引情報を記憶する第2の記憶手段と、を有し、前記第2の記憶手段を検索して、前記取引情報の口座番号が前記第1の記憶手段に記憶された前記請求の対象外となる口座番号のいずれかと一致した場合、この取引情報に係る取引を前記請求の対象外とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のATM手数料請求システム。
  8. 前記集計センタは、前記第2の記憶手段を検索し、同一の口座番号が前記所定期間内に所定回数以上検出された場合、この口座番号を前記請求の対象外となる口座番号として前記第1の記憶手段に記憶することを特徴とする請求項7に記載のATM手数料請求システム。
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