JP2008234268A - 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】装置構成の簡素化、及び、装置開発労力の軽減を図りつつ、仮想ディスクの圧縮処理の迅速化を図ることができる情報処理装置を提供すること。
【解決手段】演算装置と記憶装置とを備え、前記記憶装置に形成された仮想ディスクと、前記演算装置に組み込まれた仮想オペレーティングシステムと、を備えた仮想コンピュータが構築されおり、仮想オペレーティングシステムが、仮想ディスク内に記憶されている所定のデータの削除時に、このデータ削除記憶領域に対して未使用領域であることを表す未使用領域情報を書き込む機能を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置にかかり、特に、仮想コンピュータが構築された情報処理装置に関する。
従来より、1台のコンピュータ上で実機をエミュレートする仮想環境を用意し、その上でオペレーティングシステム(OS)が動作可能なよう構成されたコンピュータが実現されている。このような仮想環境を実現するコンピュータの構成を、図7を参照して説明する。
まず、コンピュータには、コンピュータ全体の動作を制御するホストオペレーティングシステム101(ホストOS)が組み込まれており、このホストOS101上で仮想環境が動作する。この仮想環境を提供するソフトウェアを仮想環境ソフト113と呼び、この仮想環境ソフトウェアが実行されることによって仮想マシンが実現される。この仮想マシンを提供するコンピュータのことをホストマシンと呼ぶ。仮想マシンを制御するオペレーティングシステムをゲストOSと呼び、仮想マシン上に搭載される。
そして、仮想環境が提供する記憶装置であるハードディスクドライブ(HDD)に仮想ディスク120がある。これは、ホストOSからみると1つのファイルになっている。このような仮想ディスク120は、ゲストOSが実際にデータを書き込むまではホストOS上のファイルには書き込まれない。例えば、仮想ディスクとして4GBの容量を割り当てたとしても、ゲストOS上からデータを書き込まない限り管理領域分の数B〜数KBの容量のみとなる。
ここで、HDDを長期間使用し続けると、フラグメンテーションと呼ばれるディスクの分断化が発生する。このフラグメンテーションが発生するとディスクの読み書きに余分な動作(目的位置へのヘッダの移動など)が加わり、性能が劣化するという問題が生じる。このため、フラグメンテーションを解消する必要があるが、これを実行する機能としてデフラグメンテーションという機能がある。このデフラグメンテーションは、具体的には、ディスクに記憶されたデータ領域を連続的な位置に移動し、ファイルの連続性をなるべく保つようにするよう作動する。
そして、上述したフラグメンテーションは、仮想環境でランニングさせていても、仮想ディスク120の領域に発生しうる。従って、デフラグメンテーションをゲストOSから実行すべく、当該ゲストOS側の仮想マシン上に、ユーザアプリケーションとしてのデフラグメンテーションツール124が装備されている。なお、ゲストOS上でデフラグメンテーションを行う技術の一例が下記特許文献1に開示されている。
ここで、上記デフラグメンテーションツール124をゲストOS上で実行させたときの仮想ディスク内におけるデータ配置を、図8に示す。まず、図8(a)にはデフラグメンテーション前の仮想ディスク内の様子を示し、図8(b)にはデフラグメンテーション後の仮想ディスク内の様子を示している。図8(a)から図8(b)への矢印に示すように、ゲストOS上でデフラグメンテーションを実行することで、ゲストOS上のファイルの連続性を確保するよう仮想ディスク内でデータを移動させる。しかしながら、仮想ディスク内ではデータの一時的な移動のため、図8(b)の点線にて示すデータ領域のように、移動に要した分の書き込みが発生しており、その右側のディスク形状の図に示すように、実際にデータが格納されている領域から一時的に使用した領域分だけ膨らんだ状態になってしまう。つまり、仮想環境で実行されるゲストOS上でデフラグメンテーションを実行すると、仮想ディスク(ファイル)が膨張する、という問題が生じる。
一方で、現在では、仮想ディスク120を圧縮するために、仮想環境の提供元が作成した圧縮ユーティリティA(123)をゲストOSに装備し、これを動作させている。この圧縮ユーティリティA(123)は、実行されると、ファイルシステムの未使用領域にマークするというものであり、その後、ホストOS上から仮想ディスクとして提供しているファイル内部のマークを目印に実際には使用していない部分を圧縮することで、ファイルを縮小することができる。
具体的に、従来における仮想ディスクのフラグメンテーションの解消手順を、図9のデータ配置図及び図10のフローチャートを参照して説明する。まず、ゲストOS上でデフラグメンテーションツール124を実行すると(ステップS201)、図9(a)に示すような仮想ディスクに対して、領域を整地するようデータの移動が実行される(ステップS202、図7の矢印(101))。なお、図9では、斜線部分にデータが記憶されていることとし、ファイルのサイズは斜線部分の面積の総和である。通常、ファイルの移動では、移動元の領域は使っていないとファイルシステムの管理部分を書き換えるだけでディスク自体にはクリアをしない。このため、デフラグメンテーションが完了すると(ステップS203)、図9(b)のように、仮想ディスクとして提供しているファイルが一時的に膨張する。
続いて、ゲストOS上で圧縮ユーティリティA(123)が実行されると(ステップS204)、未使用領域をマーキングする指令が発せられ(図7の矢印(102))、図9(c)に示すように、未使用領域に例えば「0」というマークが記述される(ステップS205)。そして、その後、ホストOS上で圧縮ユーティリティB(112)が実行されることで(ステップS206)、上述したようにファイル内部のマークされた未使用領域を検出して、図9(d)に示すようにその領域を削除し(図7の矢印(103))、仮想ディスクを圧縮する(ステップS207)。
特開平5−298123号公報
しかしながら、上述した従来例における構成では、仮想環境の提供者が、ゲストOS上で、デフラグメンテーションツールと異なって作動する圧縮ユーティリティAを別途用意して提供する必要があり、開発コストや開発労力が増加し、サポート面でも不具合が生じうる、という問題があった。また、仮想ディスクの圧縮処理が多段階になり、処理時間が増加する、という問題があった。さらに、ユーザは別途、仮想環境に圧縮ユーティリティAを組み込む作業を行う必要があり、手間が生じていた。
このため、本発明では、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、装置構成の簡素化、及び、装置開発労力の軽減を図りつつ、仮想ディスクの圧縮処理の迅速化を図ることができる情報処理装置を提供することをその目的とする。
そこで、本発明の一形態である情報処理装置は、演算装置と記憶装置とを備え、記憶装置に形成された仮想ディスクと、演算装置に組み込まれた仮想オペレーティングシステムと、を備えた仮想コンピュータが構築されおり、仮想オペレーティングシステムが、仮想ディスク内に記憶されている所定のデータの削除時に、このデータ削除記憶領域に対して未使用領域であることを表す未使用領域情報を書き込む機能を有する、ことを特徴としている。
上記発明によると、仮想コンピュータは、仮想ディスク内に記憶されているデータの削除が生じると、削除されたことによって未使用となった記憶領域に未使用領域であることを表す未使用領域情報を書き込む。これにより、仮想ディスク内の物理的には未使用である領域を容易に検出することができ、記憶装置の記憶領域の圧縮処理を容易かつ迅速に実行することができる。従って、仮想環境アプリケーションを提供するメーカは、別途、仮想ディスク内の未使用領域を検出するアプリケーションを用意する必要がないため、かかるメーカによるアプリケーション開発労力を軽減することができると共に、サポートするゲストOSの充実化を図ることができる。さらには、ユーザは、別途、未使用領域を検出するアプリケーションを組み込む必要がないため、利便性の向上を図ることができる。
また、情報処理装置全体の動作を制御するホストオペレーティングシステムが演算装置に組み込まれて情報処理装置内にホストコンピュータが構築されており、このホストコンピュータが、記憶装置内で未使用領域情報が書き込まれた記憶領域を仮想ディスク内から削除する領域削除手段を備えた、ことを特徴としている。
これにより、仮想ディスク内の未使用領域を、未使用領域情報に基づいてホストコンピュータ側から容易に検出することができ、記憶装置内の記憶領域の圧縮を容易かつ迅速に実行することができる。
また、仮想オペレーティングシステムは、仮想ディスク内に記憶されているデータの移動によって生じたデータの削除時に、このデータ削除記憶領域に対して未使用領域情報を書き込むよう作動する、ことを特徴としている。そして、さらに、仮想コンピュータは、仮想オペレーティングシステム上で作動する仮想ディスク内に記憶されているデータの記憶領域の配置整理を行うデータ整理手段を備え、仮想オペレーティングシステムは、データ整理手段の作動によって生じたデータの移動に伴うデータの削除時に、このデータ削除記憶領域に対して未使用領域情報を書き込むよう作動する、ことを特徴としている。このとき、データ整理手段は、仮想ディスクに記憶されている同一ファイルを構成する各データが記憶領域内で連続に配置されるようデータの移動を行う、ことを特徴としている。また、ホストコンピュータの領域削除手段は、データ整理手段の作動が終了した後に作動する、ことを特徴としている。
これにより、デフラグメンテーションなどによってデータが整理され、データが移動された後の未使用領域に対して未使用領域情報が書き込まれ、この領域をホストコンピュータにて削除することができる。従って、記憶装置の整理及び圧縮を迅速かつ容易に実現することができる。
そして、具体的に、仮想オペレーティングシステムは、仮想ディスクに対するデータの記録再生を行うディスクドライバと、仮想ディスクに対するデータの配置を管理するファイルシステムと、このファイルシステムにて管理されているデータの配置に基づいてディスクドライバを介して仮想ディスクの記憶領域を管理する仮想ディスク用ドライバと、を備え、仮想ディスク用ドライバが、仮想ディスク内に記憶されている所定のデータの削除時に、このデータ削除記憶領域に対して未使用領域を表す未使用領域情報を書き込む、ことを特徴としている。
これにより、通常の仮想オペレーティングシステムの構成に上記仮想ディスク用ドライバを組み込むことで、容易に上述したような未使用領域情報を書き込む機能を実現することができる。
また、本発明の他の形態は、演算装置と記憶装置とを備え、記憶装置に形成された仮想ディスクと、演算装置に組み込まれた仮想オペレーティングシステムと、を備えた仮想コンピュータが構築された情報処理装置による情報処理方法であって、仮想オペレーティングシステムが、仮想ディスク内に記憶されている所定のデータの削除時に、このデータ削除記憶領域に対して未使用領域であることを表す未使用領域情報を書き込む未使用領域情報書込工程を有する、ことを特徴としている。
そして、未使用領域情報書込工程の後に、情報処理装置が記憶装置内で未使用領域情報が書き込まれた領域を仮想ディスクとして提供しているホストマシン上のファイルから削除する領域削除工程を有する、ことを特徴としている。
また、未使用領域情報書込工程は、仮想ディスク内に記憶されているデータが移動されることによって生じたデータの削除時に、このデータ削除記憶領域に対して未使用領域情報を書き込む、ことを特徴としている。また、情報処理装置が仮想オペレーティングシステム上で仮想ディスク内に記憶されているデータの記憶領域の配置整理を行うデータ整理工程を有すると共に、このデータ整理工程の作動中に生じたデータの移動に伴うデータ削除時に、未使用領域情報書込工程が作動する、ことを特徴としている。そして、データ整理工程は、仮想ディスクに記憶されている同一ファイルを構成する各データが記憶領域内で連続に配置されるようデータの移動を行う、ことを特徴としている。さらに、領域削除工程は、データ整理工程が終了した後に作動する、ことを特徴としている。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、演算装置と記憶装置とを備えた情報処理装置に、記憶装置に形成された仮想ディスクに対するデータの記録再生を行うと共に、当該仮想ディスク内に記憶されている所定のデータの削除時に、このデータ削除領域に対して未使用領域であることを表す未使用領域情報を書き込む機能を有する仮想オペレーティングシステムを実現させる、ことを特徴としている。
上述した構成の情報処理方法やプログラムの発明であっても、上記情報処理装置と同様の作用を有するため、上述した本発明の目的を達成することができる。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、仮想環境アプリケーションを提供するメーカは、別途、仮想ディスク内の未使用領域を検出するアプリケーションを用意する必要がないため、かかるメーカによるアプリケーション開発労力を軽減することができると共に、サポートするゲストOSの充実化を図ることができる。また、ユーザは、別途、未使用領域を検出するアプリケーションを組み込む必要がないため、利便性の向上を図ることができる、という従来にない優れた効果を有する。
本発明は、従来では、仮想コンピュータ内に、仮想オペレーティングシステム上で作動する圧縮用ユーティリティを組み込んでいたが、これを組み込む必要がなく、圧縮を容易に実現できるよう構成されている点に特徴を有する。以下、具体的な構成及び動作を、実施例を参照して説明する。
本発明の第1の実施例を、図1乃至3を参照して説明する。図1は、本発明の構成を示すブロック図である。図2は、記憶領域の状態を示す説明図であり、図3は、動作を示すフローチャートである。
[構成]
まず、本実施例におけるコンピュータ(情報処理装置)の構成を説明する。コンピュータは、図示しないが、CPUといった演算装置と、ハードディスクドライブなどの記憶装置と、を備えた一般的なコンピュータである。そして、コンピュータには、図1に示すように、コンピュータ全体の動作を制御するホストオペレーティングシステム101(ホストOS)が組み込まれており、ホストマシンが実現されている。
そして、さらに、コンピュータ内には、ホストオペレーティングシステム上で動作する実機をエミュレートした仮想マシン(仮想コンピュータ)が構築されている。この仮想マシンは、ホストOSに組み込まれた仮想環境ソフトウェア13が実行されることによって、CPUにゲストオペレーティングシステム(以下、ゲストOSと呼ぶ)(仮想オペレーティングシステム)が構築されることで実現されている。具体的に、ゲストOSは、図1に示すように、ファイルシステム21と、ディスクドライバ22と、仮想HDD用ドライバ23と、を備えており、また、ゲストOSにて使用される記憶領域として、記憶装置に仮想ディスク20が構築されている。さらに、仮想マシンには、ゲストOS上で作動するユーザ空間のアプリケーションとして、デフラグメンテーションツール24が組み込まれている。以下、各構成について詳述する。
まず、ファイルシステム21は、ファイルと実データが書き込まれるディスク上の配置を管理するモジュールである。また、ディスクドライバ22は、ゲストOSがディスクと読み書きするためのドライバモジュールである。
また、デフラグメンテーションツール24(データ整理手段)は、ファイルシステムと情報のやりとりをし、1つのファイルを構成する複数のデータがディスク上で分断されて配置されていた場合に連続して配置されるよう、データの移動をゲストOSに要求し、データ配置整理を行うよう作動する。なお、デフラグメンテーションツール24は、上記配置整理を行う処理要求を、仮想HDD用ドライバ23に対して出し、当該仮想HDD用ドライバ23を介してディスクドライバ22がディスクへの読み書き処理を行う。
そして、仮想HDD用ドライバ23(仮想ディスク用ドライバ)は、上述したようにデフラグメンテーションツール24からデータの配置整理によるデータの移動要求があると、ディスクドライバ22を使ってデータの移動を行うが、更にデータを移動した跡地に未使用マーク(例えば、「0」)を書き込む。つまり、データが移動されることによってデータが削除されたデータ削除記憶領域に、未使用領域を表す未使用領域情報「0」を書き込む。これにより、従来の圧縮方法では、ユーザ空間上の圧縮ユーティリティA(図7の符号123参照)が行っていた未使用マークを、ゲストOSの作動により行う。
なお、仮想HDD用ドライバ23のインストールは、仮想環境を構築すべくゲストOSをインストールしたときに自動認識実行もしくはユーザにより行われる。従って、上記OSを仮想環境以外で動作させる時は、仮想HDD用ドライバがなく、デフラグメンテーションツールの要求は今まで通り通常のOSが持つディスクドライバに対し発行される。
また、ホストOS側に構築されている圧縮ユーティリティB(12)(領域削除手段)は、ホストOS上で作動するよう組み込まれたアプリケーションであって、仮想ディスクとして用意しているファイル内に記述された未使用領域を検出し、その領域を削除しファイルサイズを縮小するよう作動する。
[動作]
次に、上記構成のコンピュータの動作を説明する。まず、仮想マシンで使用されている仮想ディスク20は、図2(a)に示す使用状態であるとする。この図では、斜線部分にデータが記憶されていることを示している。
そして、仮想マシン上、つまり、ゲストOS上で、デフラグメンテーションツール24が実行されると(ステップS1)、デフラグメンテーションツール24は、ファイルシステム21に問い合わせ、ファイルがディスク上分断されて配置されていたら連続になるようにディスクに書き込む処理を実行する。この時、デフラグメンテーションツール24は、仮想HDD用ドライバ23に対し要求を出す(図1の矢印(1))。すると、仮想HDD用ドライバ23は、ディスクドライバ22及び仮想環境ソフト13を介して(図1の矢印(2))、図2(b)に示すように、要求されたデータ移動元から移動先にコピーする(ステップS2,S21,S22(データ整理工程))。同時に、仮想HDD用ドライバ23は、ディスクドライバ22及び仮想環境ソフト13を介して(図1の矢印(3))、図2(b)に示すように、移動元に未使用マーク「0」の記述を自動的に行う(ステップS3,S31,S32(未使用領域情報書込工程))。なお、仮想HDD用ドライバ23からの要求は逐次ディスクドライバ22に渡され、その延長でホストOSを介して仮想ディスク20に書き込みを行う。
このように、デフラグメンテーションが実行されて仮想ディスク20でデータの移動が生じ、これに伴い、移動元にてデータの削除が生じると、当該データ削除記憶領域は未使用状態となり、未使用情報である「0」が書き込まれる。なお、未使用を表す情報は「0」であることに限定されない。また、本実施例では、デフラグメンテーションを経由して未使用領域が生じたときに未使用領域情報を記憶しているが、実施例2で説明するように、通常の書込み時に未使用領域が生じた場合に、未使用領域情報を記憶するよう作動してもよい。
上記のように作動することで、デフラグメンテーションツール24が実行されるだけで、ホストOS上から未使用領域が識別できるようになる。そして、デフラグメンテーションの作動完了後に、ホストOS上の圧縮ユーティリティB(12)を実行することで、上記「0」が記憶されている仮想ディスク20に記述された未使用領域を検出し(図1の矢印(4))、その領域を削除して圧縮処理が実行される(ステップS4、図2(c)参照(領域削除工程))。
以上により、仮想空間上で、特に、仮想OS上で動作する仮想HDD用ドライバ23を組み込むことで、別途、仮想ディスク内の未使用領域を検出するアプリケーションを必要とせず、仮想ディスクファイルの圧縮が容易に行うことができる。従って、仮想環境アプリケーションを提供するメーカは、アプリケーション開発労力を軽減することができると共に、サポートするゲストOSの充実化を図ることができる。さらには、ユーザは、別途、未使用領域を検出するアプリケーションを組み込む必要がないため、利便性の向上を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施例を、図4乃至6を参照して説明する。図4は、本実施例におけるコンピュータの構成を示すブロック図である。図5は、記憶領域の状態を示す説明図であり、図6は、動作を示すフローチャートである。
[構成]
まず、本実施例におけるコンピュータ(情報処理装置)の構成を説明する。本実施例のコンピュータは、上述した実施例1の場合とほぼ同様の構成を採っている。つまり、まず、図4に示すように、コンピュータ全体の動作を制御するホストオペレーティングシステム1(ホストOS)が組み込まれていて、ホストマシンが実現されている。
また、コンピュータ内には、ホストオペレーティングシステム上で動作する実機をエミュレートした仮想マシン(仮想コンピュータ)が構築されている。この仮想マシンは、ホストOSに組み込まれた仮想環境ソフトウェア13が実行されることによって、CPUにゲストオペレーティングシステム(以下、ゲストOSと呼ぶ)(仮想オペレーティングシステム)が構築されることによって実現されている。具体的に、ゲストOSは、図4に示すように、ファイルシステム21と、ディスクドライバ22と、仮想HDD用ドライバ23’と、を備えており、また、ゲストOSにて使用される記憶領域として、記憶装置に仮想ディスク20が構築されている。そして、特に、本実施例では、仮想HDD用ドライバ23’が、ファイルシステム21からの個々の要求に応じて作動し、ディスクドライバ22に要求を出すよう構成されている。つまり、ファイルシステム21によるデータの書込みなどの要求を仮想HDD用ドライバ23’が受けるよう構成されており、ファイルシステム21から仮想ディスク20にデータの削除要求が生じた場合に、仮想HDD用ドライバ23’によって、実施例1同様に、ディスクドライバ22を介してデータが削除されると共に、これによって生成されたデータ削除記憶領域に対して未使用領域であることを表す未使用領域情報(例えば、「0」)が書き込まれる。
なお、本実施例における仮想HDD用ドライバ23’のインストールも、上述同様に、仮想環境を構築すべくゲストOSをインストールしたときに自動認識実行もしくはユーザにより行われる。
また、ホストOS側に構築されている圧縮ユーティリティB(12)も、上記実施例1と同様に、ホストOS上で作動するよう組み込まれたアプリケーションであって、仮想ディスク内に記述された未使用領域を検出し、その領域を削除するよう作動する。
[動作]
次に、本実施例におけるコンピュータの動作を説明する。まず、仮想マシンで使用されている仮想ディスク20は、図5(a)に示す使用状態であるとする。この図では、斜線部分にデータが記憶されていることを示している。
そして、仮想マシン上、つまり、ゲストOS上で、ファイルシステム21から仮想HDD用ドライバ23’に対してデータの処理要求が出される(ステップS101、図4の矢印(11))。ここでは、所定の記憶領域のデータの削除、及び、データの移動の要求が出されたとする。すると、仮想HDD用ドライバ23’は、ディスクドライバ22及び仮想環境ソフト13を介して(図4の矢印(12))、図5(b)に示すように、データを削除し、また、データ移動元から移動先にコピーする(ステップS102)。同時に、仮想HDD用ドライバ23’は、ディスクドライバ22及び仮想環境ソフト13を介して、図2(b)に示すように、削除した記憶領域及びデータの移動元であった記憶領域に未使用マーク「0」の記述を自動的に行う(ステップS103(未使用領域情報書込工程))。
その後、任意のタイミングで、ホストOS上の圧縮ユーティリティB(12)を実行すると、上記「0」が記憶されている仮想ディスク20に記述された未使用領域を検出し(図4の矢印(13))、その領域を削除する(ステップS104、図5(c)参照(領域削除工程))。
上記のように作動することで、仮想ディスク内に未使用領域が生じると、迅速に未使用領域情報が記憶され、かかる未使用領域をホストOS上から迅速かつ容易に識別できるようになる。従って、頻繁にホストOS上の圧縮ユーティリティB(12)を実行することで、常に仮想ディスクの容量の増大を抑制することができる。そして、これに加え、ある期間が経過した後に、実施例1で説明したデフラグメンテーションツール24を実行して、記憶装置内のデータ配置を整理することで、コンピュータの処理性能の劣化を抑制することができる。
本発明は、複数のオペレーティングシステムが組み込まれ、仮想マシンが構築されたコンピュータに利用することで、記憶容量の圧縮を容易に行うことができ、産業上の利用可能性を有する。
実施例1におけるコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。 実施例1における仮想ディスク内の様子を示す説明図である。 実施例1におけるコンピュータの動作を示すフローチャートである。 実施例2におけるコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。 実施例2における仮想ディスク内の様子を示す説明図である。 実施例2におけるコンピュータの動作を示すフローチャートである。 従来例におけるコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。 従来例における仮想ディスク内の様子を示す説明図である。 従来例における仮想ディスク内の様子を示す説明図である。 従来例におけるコンピュータの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ホストOS
12 圧縮ユーティリティB
13 仮想環境ソフト
20 仮想ディスク
21 ファイルシステム
22 ディスクドライバ
23,23’ 仮想HDD用ドライバ
24 デフラグメンテーションツール

Claims (14)

  1. 演算装置と記憶装置とを備え、前記記憶装置に形成された仮想ディスクと、前記演算装置に組み込まれた仮想オペレーティングシステムと、を備えた仮想コンピュータが構築された情報処理装置であって、
    前記仮想オペレーティングシステムが、前記仮想ディスク内に記憶されている所定のデータの削除時に、このデータ削除記憶領域に対して未使用領域であることを表す未使用領域情報を書き込む機能を有する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 情報処理装置全体の動作を制御するホストオペレーティングシステムが前記演算装置に組み込まれて情報処理装置内にホストコンピュータが構築されており、
    このホストコンピュータが、前記記憶装置内で前記未使用領域情報が書き込まれた記憶領域を前記仮想ディスク内から削除する領域削除手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記仮想オペレーティングシステムは、前記仮想ディスク内に記憶されているデータの移動によって生じたデータの削除時に、このデータ削除記憶領域に対して前記未使用領域情報を書き込むよう作動する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記仮想コンピュータは、前記仮想オペレーティングシステム上で作動する前記仮想ディスク内に記憶されているデータの記憶領域の配置整理を行うデータ整理手段を備え、
    前記仮想オペレーティングシステムは、前記データ整理手段の作動によって生じたデータの移動に伴うデータの削除時に、このデータ削除記憶領域に対して前記未使用領域情報を書き込むよう作動する、
    ことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記データ整理手段は、前記仮想ディスクに記憶されている同一ファイルを構成する各データが前記記憶領域内で連続に配置されるようデータの移動を行う、
    ことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記ホストコンピュータの領域削除手段は、前記データ整理手段の作動が終了した後に作動する、
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の情報処理装置。
  7. 前記仮想オペレーティングシステムは、前記仮想ディスクに対するデータの記録再生を行うディスクドライバと、前記仮想ディスクに対するデータの配置を管理するファイルシステムと、このファイルシステムにて管理されているデータの配置に基づいて前記ディスクドライバを介して前記仮想ディスクの記憶領域を管理する仮想ディスク用ドライバと、を備え、
    前記仮想ディスク用ドライバが、前記仮想ディスク内に記憶されている所定のデータの削除時に、このデータ削除記憶領域に対して未使用領域を表す未使用領域情報を書き込む、
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載の仮想コンピュータ。
  8. 演算装置と記憶装置とを備え、前記記憶装置に形成された仮想ディスクと、前記演算装置に組み込まれた仮想オペレーティングシステムと、を備えた仮想コンピュータが構築された情報処理装置による情報処理方法であって、
    前記仮想オペレーティングシステムが、前記仮想ディスク内に記憶されている所定のデータの削除時に、このデータ削除記憶領域に対して未使用領域であることを表す未使用領域情報を書き込む未使用領域情報書込工程を有する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  9. 前記未使用領域情報書込工程の後に、前記情報処理装置が前記記憶装置内で前記未使用領域情報が書き込まれた領域を前記仮想ディスクから削除する領域削除工程を有する、
    ことを特徴とする請求項8記載の情報処理方法。
  10. 前記未使用領域情報書込工程は、前記仮想ディスク内に記憶されているデータが移動されることによって生じたデータの削除時に、このデータ削除記憶領域に対して前記未使用領域情報を書き込む、
    ことを特徴とする請求項9記載の情報処理方法。
  11. 前記情報処理装置が前記仮想オペレーティングシステム上で前記仮想ディスク内に記憶されているデータの記憶領域の配置整理を行うデータ整理工程を有すると共に、このデータ整理工程の作動中に生じたデータの移動に伴うデータ削除時に、前記未使用領域情報書込工程が作動する、
    ことを特徴とする請求項10記載の情報処理方法。
  12. 前記データ整理工程は、前記仮想ディスクに記憶されている同一ファイルを構成する各データが前記記憶領域内で連続に配置されるようデータの移動を行う、
    ことを特徴とする請求項11記載の情報処理方法。
  13. 前記領域削除工程は、前記データ整理工程が終了した後に作動する、
    ことを特徴とする請求項11又は12記載の情報処理方法。
  14. 演算装置と記憶装置とを備えた情報処理装置に、
    前記記憶装置に形成された仮想ディスクに対するデータの記録再生を行うと共に、当該仮想ディスク内に記憶されている所定のデータの削除時に、このデータ削除領域に対して未使用領域であることを表す未使用領域情報を書き込む機能を有する仮想オペレーティングシステムを実現させるためのプログラム。
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