JP2008234224A - 消費電力見積方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を求めるのに必要な時間を短縮してTATを短縮可能とする消費電力見積方法の提供。
【解決手段】各メモリの周辺信号の変化数をカウントするカウンタをテストベンチ内に埋め込み、テストベンチでシミュレーションを行い、ダンプされたカウンタ値から時刻別メモリ動作率を算出し、周辺信号が設計対象全体の消費電力に対してどの程度影響を及ぼすかを示すメモリ影響度を算出し、時刻別メモリ動作率とメモリ影響度に基づいて時刻別データ平均動作率を予測し、データ動作率の変化量が閾値より大きい変化ポイントを波形取得ポイントとして選択し、波形取得ポイントで設計対象全体のシミュレーションを行い指定された期間のみの波形データを取得し、取得された波形データから時刻別データ平均動作率を算出し、それと時刻別メモリ動作率から消費電力を見積るように構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、消費電力見積方法、CADシステム、プログラム及び記憶媒体に係り、特に半導体装置(半導体チップ)や集積回路(LSI)の消費電力の見積を行う消費電力見積方法、CADシステム、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。本発明は、このような消費電力見積方法による解析を提供するサービスにも関する。
図1は、一般的な半導体装置や集積回路の設計・製造手順を説明するフローチャートである。半導体装置や集積回路のCADによる設計は、仕様設計段階ST1、RTL設計段階ST2、検証段階ST3及び物理設計段階ST4からなる。仕様設計段階ST1では、設計する半導体装置や集積回路の仕様に基づいて設計データを作成し、RTL設計段階ST2では、仕様設計段階ST1で作成された設計データをRTLで記述する。物理設計段階ST4では、検証段階ST3で検証されたRTL設計データをコンパイルして作成されたネットリストに基づいて、回路の配置、配線及び動作タイミングが設計される。製造段階ST5では、物理設計段階ST4で得られた設計データに基づいて、半導体装置や集積回路が実際に製造される。
物理設計段階ST4では、回路の配置、配線及び動作タイミングが決定されるか、或いは、変更される度に消費電力を算出し、算出結果に基づいて回路の配置、配線及び動作タイミングを最適化して行く。
図2は、従来の消費電力算出手順を説明するフローチャートである。図2に示すように、消費電力算出手順は、半導体チップのネットリスト(以下、単にチップネットリストと言う)1及び半導体チップを駆動する周辺部分に関する全体テストベンチ2を入力として、全体シミュレーション3を行って各ネットでの波形データ5を取得する。波形データ5は、各ネットでの動作変化回数、即ち、オン/オフの回数を表している。消費電力解析ツール6は、チップネットリスト4及び波形データ5から消費電力を算出し、消費電力レポート7を求める。
消費電力を算出するためには、消費電力測定用のテストデータの処理期間中の半導体チップ内の全ネットの動作変化回数(即ち、オン/オフの回数)を取得するため、全ネットの波形データを取得する必要がある。半導体チップのサイズ、或いは、半導体チップ内のゲート数が大きくなると、全ネットの波形データは膨大な量となり、シミュレーション速度が低下する。又、プロセッサ等の場合、1命令を実行しただけでは正確な消費電力を算出することができないため、一定数以上の命令を実行して平均的な消費電力を算出する必要があり、その分データ量、即ち、全ネットの波形データの量が増大する。このため、シミュレーション実行時間は、殆どが波形データ取得時間となる。
特許文献1には、ゲーテッドクロック設計を可能にするゲーテッドクロック設計支援装置が提案されている。
特開平11−149496号公報
従来の消費電力算出方法では、全ネットの波形データを取得する必要があるため、シミュレーション速度が低下し、消費電力算出時間全体に対してシミュレーション実行時間が占める割合は約75%以上であった。このように、消費電力算出時間は、シミュレーション実行時間に大きく依存するために短縮することは難しく、この結果TAT(Turn Around Time)を短縮することも難しいという問題があった。
そこで、本発明は、消費電力を求めるのに必要な時間を短縮してTATを短縮可能な消費電力見積方法、CADシステム、プログラム及び記憶媒体を提供することを目的とする。
上記の課題は、コンピュータによる消費電力見積方法であって、設計対象内の各メモリの周辺信号の変化数をカウントするカウンタを、該設計対象に対するテストベンチ内に埋め込む埋め込み工程と、該テストベンチでシミュレーション又はエミュレーションを行い、定期的に各カウンタのカウント値をダンプすると共に、ダンプされたカウンタ値から時刻別メモリ動作率を算出する工程と、該設計対象のネットリストを解析し、該周辺信号が設計対象全体の消費電力に対してどの程度影響を及ぼすかを示すメモリ影響度を算出するメモリ影響度算出工程と、該時刻別メモリ動作率と該メモリ影響度に基づいて時刻別データ平均動作率を予測する予測工程と、該予測された時刻別データ平均動作率をサンプル間隔でサンプリングし、データ動作率の変化量が閾値より大きい変化ポイントを波形取得ポイントとして選択して波形データを取得する波形取得ポイント選択工程と、該波形取得ポイントで該設計対象全体のシミュレーション又はエミュレーションを行い、指定された期間のみの波形データを取得する工程と、取得された波形データから時刻別データ平均動作率を算出し、算出された時刻別データ平均動作率と該時刻別メモリ動作率から消費電力を見積る見積工程とを含むことを特徴とする消費電力見積方法により達成できる。
上記の課題は、コンピュータに設計対象の消費電力を見積もらせるプログラムであって、設計対象内の各メモリの周辺信号の変化数をカウントするカウンタを、該設計対象に対するテストベンチ内に埋め込ませる埋め込み手順と、該テストベンチでシミュレーション又はエミュレーションを行わせ、定期的に各カウンタのカウント値をダンプさせると共に、ダンプされたカウンタ値から時刻別メモリ動作率を算出させる手順と、該設計対象のネットリストを解析させ、該周辺信号が設計対象全体の消費電力に対してどの程度影響を及ぼすかを示すメモリ影響度を算出させるメモリ影響度算出手順と、該時刻別メモリ動作率と該メモリ影響度に基づいて時刻別データ平均動作率を予測させる予測手順と、該予測された時刻別データ平均動作率をサンプル間隔でサンプリングさせ、データ動作率の変化量が閾値より大きい変化ポイントを波形取得ポイントとして選択させて波形データを取得させる波形取得ポイント選択手順と、該波形取得ポイントで該設計対象全体のシミュレーション又はエミュレーションを行わせ、指定された期間のみの波形データを取得させる手順と、取得された波形データから時刻別データ平均動作率を算出させ、算出された時刻別データ平均動作率と該時刻別メモリ動作率から消費電力を見積らせる見積手順とを該コンピュータに行わせることを特徴とするプログラムによって達成できる。
本発明によれば、消費電力を求めるのに必要な時間を短縮してTATを短縮可能な消費電力見積方法、CADシステム、プログラム及び記憶媒体を実現することができる。
本発明では、近年LSIの大規模化により半導体装置や集積回路全体に対してRAM等の読み書き可能なメモリの占める割合が増加しており、メモリの周辺信号と半導体装置や集積回路の動作率との相関関係が強くなっていることに注目し、メモリの周辺情報から消費電力算出用に取得する波形データの量を削減する。
シミュレーション又はエミュレーションで得られたメモリの周辺信号の動作率とチップネットリストの解析で得られたメモリ影響度から、時刻別データ平均動作率を予測し、時刻別データ平均動作率の予測から波形データを取得するポイントを絞り込むことにより、 シミュレーション実行時間を短縮する。
以下に、本発明の消費電力見積方法、CADシステム、プログラム及び記憶媒体の各実施例を図3以降と共に説明する。
図3は、本発明の一実施例を説明するフローチャートである。図3に示す消費電力見積方法は、CADシステムの物理設計段階で用いられる。CADシステムは、コンピュータに消費電力見積方法を行わせるプログラムを実行する汎用コンピュータにより構成できる。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されていても良い。
図3において、ステップ14−1は、設計対象である半導体チップ(又は、集積回路)のネットリスト(以下、単にチップネットリストと言う)11、半導体チップを駆動する周辺部分に関する全体テストベンチ12及び半導体チップ内のRAM等の読み書き可能なメモリの数や配置を示すRAMインスタンス情報13を入力として、RAMの周辺信号の変化数(即ち、オン/オフの回数)をカウントするためのカウンタをテストベンチ13内に埋め込むカウンタ埋め込み処理を行う。ここでは説明の便宜上、チップネットリスト11、全体テストベンチ12及びRAMインスタンス情報13が予め求められており、汎用コンピュータの記憶手段に記憶されているものとする。ステップ14−2は、カウンタが埋め込まれたテストベンチ12で全体シミュレーション又はエミュレーションを行い、定期的にカウンタデータ(カウント値)をダンプすると共に、ダンプされたカウンタデータから時刻別RAM動作率15を算出して記憶手段に記憶する。ステップS14−1,14−2は、第1のシミュレーション又はエミュレーション段階を構成する。時刻別RAM動作率15は、各時刻におけるRAMの各入出力信号(以下、周辺信号と言う)のカウント値で表される。
ステップ16は、チップネットリスト11を解析し、RAMの周辺信号が半導体チップ全体の消費電力に対してどの程度影響を及ぼすかを示すRAM影響度を算出するRAM影響度算出処理を行い、RAM影響度を記憶手段に記憶する。ステップ17は、時刻別RAM動作率15とRAM影響度に基づいて時刻別データ平均動作率を予測する時刻別データ平均動作率予測処理を行い、予測された時刻別データ平均動作率を記憶手段に記憶する。
ステップ18−1は、時刻別データ平均動作率を例えばカウンタのカウント値のダンプ間隔と同じサンプル間隔でサンプリングし、データ動作率の変化量が閾値より大きい変化ポイントを波形取得ポイントとして選択して波形データを取得する波形取得ポイント選択処理を行う。これにより、時刻別データ平均動作率が変化しない期間については波形データを取得せずに前の波形データを使用することにより、波形取得ポイントを少なくすることができる。ステップ18−2は、波形取得ポイントを少なくした状態で全体シミュレーション又はエミュレーションを行い、指定された期間のみの波形データ19を取得して記憶手段に記憶する。ステップS18−1,18−2は、第2のシミュレーション又はエミュレーション段階を構成する。ステップ20は、取得された波形データ19から時刻別データ平均動作率21を算出して記憶手段に記憶する時刻別データ平均動作利率算出処理と、算出された時刻別データ平均動作率21と時刻別RAM動作率15から消費電力を見積り記憶手段に記憶する消費電力見積処理を行う。時刻別平均動作率21は、半導体チップの時刻別の平均信号変化数又は平均オン/オフの回数で表される。ステップS20は、基本的には図1に示す消費電力解析ツール6の如き周知の解析ツールで実行できる。
次に、ステップ14−1のカウンタ埋め込み処理を、図4と共に説明する。図4は、カウンタ埋め込み処理を説明する図である。
図4に示すように、RAM31の周辺信号であるチップイネーブル(CE)信号、ライトイネーブル(WE)信号、アドレス(ADR)信号、入力データ(DATAI)及び出力データ(DATAO)に対してカウンタ(CNT)32−1,32−2,32−3,32−4,32−5を埋め込む。CEカウンタ32−1及びWEカウンタ32−2は、クロック信号CLOCKをクロック入力としてイネーブル期間をカウントする。ADRカウンタ32−3、DATAIカウンタ32−4及びDATAOカウンタ32−5は、クロック信号CLOCKをクロック入力としてデータ変化数(前回のクロックと現在(今回)のクロックが異なる回数)をカウントする。カウンタ32−1〜32−5のカウンタ値は、ステップ14−2がシミュレーション又はエミュレーションを実行中に一定間隔で同時にダンプされるので、ダンプされたカウンタデータから時刻別RAM動作率15を算出することができる。このようなカウンタ埋め込み処理は、半導体チップ内の全てのRAMに対して行われる。
次に、ステップ16のRAM影響度算出処理を、図5と共に説明する。図5は、RAM影響度算出処理を説明するフローチャートである。
図5において、ステップ41は、チップネットリスト11を入力として、RAMの入力信号(CE,WE,ADR,DATAI)を起点として、バックトレースを行う。バックトレースは、RAMの出力端子又は外部入力信号に到達したら停止する。図6は、バックトレースを説明する図であり、31−1〜31−4はRAM、51は論理回路、52はセレクタ回路、太い一点鎖線はバックトレースを示す。図6に太い一点鎖線で示すように、RAMの入力端子を起点として、RAMの出力端子又は外部入力端子までバックトレースする。バックトレース中は、ステップ43において各RAM31−1〜31−4の端子毎にトレースされたネット数をカウントし、バックトレース停止時にステップ44においてカウント値を汎用コンピュータの記憶手段に記憶する。以下に示すように、各入力信号毎にカウントされた値を全ネット数で割ることにより、各入力信号の影響度を算出することができる。
CE信号の影響度=(CE信号のバックトレースでカウントされたネット数)/(全ネット数)
WE信号の影響度=(WE信号のバックトレースでカウントされたネット数)/(全ネット数)
ADR信号の影響度=(ADR信号のバックトレースでカウントされたネット数)/(全ネット数)
DATAI信号の影響度=(DATAI信号のバックトレースでカウントされたネット数)/(全ネット数)
ステップ42は、チップネットリスト11を入力として、RAMの出力信号(DATAO)を起点として、フォワードトレースを行う。フォワードトレースは、RAMの入力端子又は外部出力信号に到達したら停止する。図7は、フォワードトレースを説明する図であり、31−1〜31−4はRAM、51は論理回路、52はセレクタ回路、太い二点鎖線はフォワードトレースを示す。図7に太い二点鎖線で示すように、RAMの出力端子を起点として、RAMの入力端子又は外部出力端子までバックトレースする。フォワードトレース中は、ステップ43において各RAM31−1〜31−4の端子毎にトレースされたネット数をカウントし、フォワードトレース停止時にステップ44においてカウント値を汎用コンピュータの記憶手段に記憶する。以下に示すように、各出力信号毎にカウントされた値を全ネット数で割ることにより、各出力信号の影響度を算出することができる。
DATAO信号の影響度=(DATAO信号のフォワードトレースでカウントされたネット数)/(全ネット数)
図8は、RAM31−1〜31−4の端子別影響度を説明する図である。図8において、例えばRAM31−1のCE,WE,ADR,DATAI,DATAO信号の影響度は夫々0.01,0.02,0.01,0.04,0.03である。
ステップ44は更に、半導体チップ内の全てのRAM31−1〜31−4に対してRAM影響度を算出して記憶手段に記憶することにより、RAM影響度がデータベース化される。各RAM31−1〜31−4のRAM影響度は、RAMの周辺信号が影響を及ぼすネット割合を示しており、次のように算出することができる。
RAM影響度={(CE信号のトレース時のカウント値)×(CE信号の影響度)}+{WE信号のトレース時のカウント値)×(WE信号の影響度)}+{ADR信号のトレース時のカウント値)×(ADR信号の影響度)}+{DATAI信号のトレース時のカウント値)×(DATAI信号の影響度)}+{DATAO信号のトレース時のカウント値)×(DATAO信号の影響度)}
上記の如く、ステップ17は、時刻別RAM動作率15とRAM影響度に基づいて時刻別データ平均動作率を予測する時刻別データ平均動作率予測処理を行い、予測された時刻別データ平均動作率を記憶手段に記憶する。従って、半導体チップ全体の時刻別データ平均動作率の予測は、時刻別RAM動作率15と、上記の如く算出された各RAM31−1〜31−4のRAM影響度の総和に基づいて行われる。
次に、ステップ18−1の波形取得ポイント選択処理を、図9と共に説明する。図9は、ステップ20波形取得ポイント選択処理を説明する図である。
波形取得ポイント選択処理では、上記の如く求められた時刻別データ平均動作率の予測を図9に示すようにグラフ化する。図9において、縦軸は時刻別データ平均動作率の予測を任意単位で示し、横軸は時間を任意単位で示す。図9中、●はデータ取得ポイントを示し、SPはサンプル間隔を示す。このサンプル間隔SPは、カウンタ32−1〜32−5のダンプ間隔と同じである。各サンプル間隔SPでの時刻別データ平均動作率の変化量を算出し、閾値より大きい変化ポイントの波形を波形データ19として取得する。波形取得ポイントが増加すると消費電力見積処理の精度が向上するが、シミュレーション実行速度は低下してシミュレーション時間が増加するので、閾値は、消費電力見積処理の精度とシミュレーション時間を考慮して適切な値に設定すれば良い。
上記のステップ20は、このように取得された波形データ19から時刻別データ平均動作率21を算出して記憶手段に記憶する時刻別データ平均動作利率算出処理と、算出された時刻別データ平均動作率21と時刻別RAM動作率15から消費電力を見積り記憶手段に記憶する消費電力見積処理を行う。尚、波形データ19を取得しない期間の時刻別データ平均動作率21は、一番最近に既に取得されている波形データ19を利用すれば良い。
このように、本実施例によれば、半導体チップ内のメモリ動作率を使用して、取得する波形データの量を削減することにより、シミュレーション実行時間を短縮することができる。大規模LSIの場合、波形データの量は膨大であり、波形取得時のシミュレーション速度は、波形取得がない時に比べ100倍以上遅くなる。シミュレーション速度は取得する波形データの量に比例するので、メモリ動作率を使用して波形データの取得ポイントの数を1/100に削減することにより、シミュレーション速度を100倍高速にすることが可能となる。
本発明は、半導体装置や集積回路の消費電力の見積を行うCADシステム、消費電力解析ツール、例えばインターネット上で消費電力の解析を提供する消費電力解析サービス等に適用可能である。
尚、本発明は、以下に付記する発明をも包含するものである。
(付記1)
コンピュータによる消費電力見積方法であって、
設計対象内の各メモリの周辺信号の変化数をカウントするカウンタを、該設計対象に対するテストベンチ内に埋め込む埋め込み工程と、
該テストベンチでシミュレーション又はエミュレーションを行い、定期的に各カウンタのカウント値をダンプすると共に、ダンプされたカウンタ値から時刻別メモリ動作率を算出する工程と、
該設計対象のネットリストを解析し、該周辺信号が設計対象全体の消費電力に対してどの程度影響を及ぼすかを示すメモリ影響度を算出するメモリ影響度算出工程と、
該時刻別メモリ動作率と該メモリ影響度に基づいて時刻別データ平均動作率を予測する予測工程と、
該予測された時刻別データ平均動作率をサンプル間隔でサンプリングし、データ動作率の変化量が閾値より大きい変化ポイントを波形取得ポイントとして選択して波形データを取得する波形取得ポイント選択工程と、
該波形取得ポイントで該設計対象全体のシミュレーション又はエミュレーションを行い、指定された期間のみの波形データを取得する工程と、
取得された波形データから時刻別データ平均動作率を算出し、算出された時刻別データ平均動作率と該時刻別メモリ動作率から消費電力を見積る見積工程とを含むことを特徴とする、消費電力見積方法。
(付記2)
該メモリはRAMであり、
該埋め込み工程は、該RAMの周辺信号であるチップイネーブル信号、ライトイネーブル信号、アドレス信号、入力データ及び出力データに対してカウンタを埋め込み、各カウンタは該RAMに入力されるクロック信号をクロック入力として対応する信号のデータ変化数をカウントすることを特徴とする、付記1記載の消費電力見積方法。
(付記3)
該埋め込み工程は、該ネットリスト、該レストベンチ及び該設計対象内のメモリの数や配置を示すメモリインスタンス情報に基づいて該カウンタの埋め込みを行うことを特徴とする、付記1又は2記載の消費電力見積方法。
(付記4)
該波形取得ポイント選択工程は、該時刻別データ平均動作率を該カウンタのカウント値のダンプ間隔と同じサンプル間隔でサンプリングすることを特徴とする、付記1乃至3のいずれか1項記載の消費電力見積方法。
(付記5)
該メモリ影響度算出工程は、該ネットリストを入力として、各メモリの入力信号を起点として各メモリの出力端子又は外部入力信号に到達するまでバックトレースし、バックトレース中は各メモリの入力端子毎にトレースされたネット数をカウントし、各入力信号毎にカウントされた値を全ネット数で割ることにより各入力信号の影響度を算出すると共に、各メモリの出力信号を起点として各メモリの入力端子又は外部出力信号に到達するまでフォワードトレースし、フォワードトレース中は各メモリの出力端子毎にトレースされたネット数をカウントし、各出力信号毎にカウントされた値を全ネット数で割ることにより各出力信号の影響度を算出することを特徴とする、付記1乃至4のいずれか1項記載の消費電力見積方法。
(付記6)
コンピュータに設計対象の消費電力を見積もらせるプログラムであって、
設計対象内の各メモリの周辺信号の変化数をカウントするカウンタを、該設計対象に対するテストベンチ内に埋め込ませる埋め込み手順と、
該テストベンチでシミュレーション又はエミュレーションを行わせ、定期的に各カウンタのカウント値をダンプさせると共に、ダンプされたカウンタ値から時刻別メモリ動作率を算出させる手順と、
該設計対象のネットリストを解析させ、該周辺信号が設計対象全体の消費電力に対してどの程度影響を及ぼすかを示すメモリ影響度を算出させるメモリ影響度算出手順と、
該時刻別メモリ動作率と該メモリ影響度に基づいて時刻別データ平均動作率を予測させる予測手順と、
該予測された時刻別データ平均動作率をサンプル間隔でサンプリングさせ、データ動作率の変化量が閾値より大きい変化ポイントを波形取得ポイントとして選択させて波形データを取得させる波形取得ポイント選択手順と、
該波形取得ポイントで該設計対象全体のシミュレーション又はエミュレーションを行わせ、指定された期間のみの波形データを取得させる手順と、
取得された波形データから時刻別データ平均動作率を算出させ、算出された時刻別データ平均動作率と該時刻別メモリ動作率から消費電力を見積らせる見積手順とを該コンピュータに行わせることを特徴とする、プログラム。
(付記7)
該メモリはRAMであり、
該埋め込み手順は、該コンピュータに、該RAMの周辺信号であるチップイネーブル信号、ライトイネーブル信号、アドレス信号、入力データ及び出力データに対してカウンタを埋め込ませ、各カウンタは該RAMに入力されるクロック信号をクロック入力として対応する信号のデータ変化数をカウントすることを特徴とする、付記6記載のプログラム。
(付記8)
該埋め込み手順は、該コンピュータに、該ネットリスト、該レストベンチ及び該設計対象内のメモリの数や配置を示すメモリインスタンス情報に基づいて該カウンタの埋め込みを行わせりことを特徴とする、付記6又は7記載のプログラム。
(付記9)
該波形取得ポイント選択手順は、該コンピュータに、該時刻別データ平均動作率を該カウンタのカウント値のダンプ間隔と同じサンプル間隔でサンプリングさせることを特徴とする、付記6乃至8のいずれか1項記載のプログラム。
(付記10)
該メモリ影響度算出手順は、該コンピュータに、該ネットリストを入力として、各メモリの入力信号を起点として各メモリの出力端子又は外部入力信号に到達するまでバックトレースさせ、バックトレース中は各メモリの入力端子毎にトレースされたネット数をカウントさせ、各入力信号毎にカウントされた値を全ネット数で割ることにより各入力信号の影響度を算出させると共に、各メモリの出力信号を起点として各メモリの入力端子又は外部出力信号に到達するまでフォワードトレースさせ、フォワードトレース中は各メモリの出力端子毎にトレースされたネット数をカウントさせ、各出力信号毎にカウントされた値を全ネット数で割ることにより各出力信号の影響度を算出させることを特徴とする、付記6乃至9のいずれか1項記載のプログラム。
(付記11)
付記6乃至10のいずれか1項記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(付記12)
設計対象内の各メモリの周辺信号の変化数をカウントするカウンタを、該設計対象に対するテストベンチ内に埋め込む埋め込み手段と、
該テストベンチでシミュレーション又はエミュレーションを行い、定期的に各カウンタのカウント値をダンプすると共に、ダンプされたカウンタ値から時刻別メモリ動作率を算出する手段と、
該設計対象のネットリストを解析し、該周辺信号が設計対象全体の消費電力に対してどの程度影響を及ぼすかを示すメモリ影響度を算出するメモリ影響度算出手段と、
該時刻別メモリ動作率と該メモリ影響度に基づいて時刻別データ平均動作率を予測する予測手段と、
該予測された時刻別データ平均動作率をサンプル間隔でサンプリングし、データ動作率の変化量が閾値より大きい変化ポイントを波形取得ポイントとして選択して波形データを取得する波形取得ポイント選択手段と、
該波形取得ポイントで該設計対象全体のシミュレーション又はエミュレーションを行い、指定された期間のみの波形データを取得する手段と、
取得された波形データから時刻別データ平均動作率を算出し、算出された時刻別データ平均動作率と該時刻別メモリ動作率から消費電力を見積る見積手段とを備えたことを特徴とする、CADシステム。
(付記13)
付記12記載のCADシステムによる該設計対象の消費電力の見積をインターネットを介して提供するサービス。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
一般的な半導体装置や集積回路の設計・製造手順を説明するフローチャートである。 従来の消費電力算出手順を説明するフローチャートである。 本発明の一実施例を説明するフローチャートである。 カウンタ埋め込み処理を説明する図である。 RAM影響度算出処理を説明するフローチャートである。 バックトレースを説明する図である。 フォワードトレースを説明する図である。 RAMの端子別影響度を説明する図である。 波形取得ポイント選択処理を説明する図である。
符号の説明
11 チップネットリスト
12 全体テストベンチ
13 RAMインスタンス情報
14 第1のシミュレーション又はエミュレーション段階
15 時刻別RAM動作率
16 RAM影響度分析処理
17 時刻別データ平均動作率予測処理
18 第2のシミュレーション又はエミュレーション段階
19 波形データ
20 平均動作率算出処理
21 時刻別データ平均動作率
31 RAM
32−1〜32−5 カウンタ
51 論理回路
52 セレクタ回路

Claims (5)

  1. コンピュータによる消費電力見積方法であって、
    設計対象内の各メモリの周辺信号の変化数をカウントするカウンタを、該設計対象に対するテストベンチ内に埋め込む埋め込み工程と、
    該テストベンチでシミュレーション又はエミュレーションを行い、定期的に各カウンタのカウント値をダンプすると共に、ダンプされたカウンタ値から時刻別メモリ動作率を算出する工程と、
    該設計対象のネットリストを解析し、該周辺信号が設計対象全体の消費電力に対してどの程度影響を及ぼすかを示すメモリ影響度を算出するメモリ影響度算出工程と、
    該時刻別メモリ動作率と該メモリ影響度に基づいて時刻別データ平均動作率を予測する予測工程と、
    該予測された時刻別データ平均動作率をサンプル間隔でサンプリングし、データ動作率の変化量が閾値より大きい変化ポイントを波形取得ポイントとして選択して波形データを取得する波形取得ポイント選択工程と、
    該波形取得ポイントで該設計対象全体のシミュレーション又はエミュレーションを行い、指定された期間のみの波形データを取得する工程と、
    取得された波形データから時刻別データ平均動作率を算出し、算出された時刻別データ平均動作率と該時刻別メモリ動作率から消費電力を見積る見積工程とを含むことを特徴とする、消費電力見積方法。
  2. 該メモリはRAMであり、
    該埋め込み工程は、該RAMの周辺信号であるチップイネーブル信号、ライトイネーブル信号、アドレス信号、入力データ及び出力データに対してカウンタを埋め込み、各カウンタは該RAMに入力されるクロック信号をクロック入力として対応する信号のデータ変化数をカウントすることを特徴とする、請求項1記載の消費電力見積方法。
  3. 該波形取得ポイント選択工程は、該時刻別データ平均動作率を該カウンタのカウント値のダンプ間隔と同じサンプル間隔でサンプリングすることを特徴とする、請求項1又は2記載の消費電力見積方法。
  4. 該メモリ影響度算出工程は、該ネットリストを入力として、各メモリの入力信号を起点として各メモリの出力端子又は外部入力信号に到達するまでバックトレースし、バックトレース中は各メモリの入力端子毎にトレースされたネット数をカウントし、各入力信号毎にカウントされた値を全ネット数で割ることにより各入力信号の影響度を算出すると共に、各メモリの出力信号を起点として各メモリの入力端子又は外部出力信号に到達するまでフォワードトレースし、フォワードトレース中は各メモリの出力端子毎にトレースされたネット数をカウントし、各出力信号毎にカウントされた値を全ネット数で割ることにより各出力信号の影響度を算出することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項記載の消費電力見積方法。
  5. コンピュータに設計対象の消費電力を見積もらせるプログラムであって、
    設計対象内の各メモリの周辺信号の変化数をカウントするカウンタを、該設計対象に対するテストベンチ内に埋め込ませる埋め込み手順と、
    該テストベンチでシミュレーション又はエミュレーションを行わせ、定期的に各カウンタのカウント値をダンプさせると共に、ダンプされたカウンタ値から時刻別メモリ動作率を算出させる手順と、
    該設計対象のネットリストを解析させ、該周辺信号が設計対象全体の消費電力に対してどの程度影響を及ぼすかを示すメモリ影響度を算出させるメモリ影響度算出手順と、
    該時刻別メモリ動作率と該メモリ影響度に基づいて時刻別データ平均動作率を予測させる予測手順と、
    該予測された時刻別データ平均動作率をサンプル間隔でサンプリングさせ、データ動作率の変化量が閾値より大きい変化ポイントを波形取得ポイントとして選択させて波形データを取得させる波形取得ポイント選択手順と、
    該波形取得ポイントで該設計対象全体のシミュレーション又はエミュレーションを行わせ、指定された期間のみの波形データを取得させる手順と、
    取得された波形データから時刻別データ平均動作率を算出させ、算出された時刻別データ平均動作率と該時刻別メモリ動作率から消費電力を見積らせる見積手順とを該コンピュータに行わせることを特徴とする、プログラム。
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