JP2008230426A - 舵取装置 - Google Patents

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Kenji Ebara
健二 江原
Katsutomo Takakura
克友 高倉
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Abstract

【課題】 タイロッドに対するブーツの組付性及び封止性能を向上すること。
【解決手段】 舵取装置10において、タイロッド16の取付部16Aに取付けられるブーツ20の小径カラー部22の孔径に対し、タイロッド16の取付部16Aの外径は大きく、タイロッド16の取付部16Aより反継手15側部分の外径は小さく設定し、ブーツ20の小径カラー部22の軸方向移動を、タイロッド16の取付部16Aの継手15側に設けた段差部16Dと、反継手15側に係着した止め輪23により規制するもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は舵取装置に関する。
一般に、ラックピニオン式舵取装置は、ステアリングホイールに連動して回転するピニオン軸のピニオン歯を、ギヤハウジングに左右動可能に嵌挿されたラック軸のラック歯を噛合いさせ、ラック軸の左右の中空端部に形成した雌ねじ部に左右のラックエンドの雄ねじ部を螺着し、ギヤハウジングから突出している左右のラックエンドに継手を介して左右のタイロッドを連結し、左右のタイロッドに左右の車輪を連結する。ステアリングホイールの回転に伴なうピニオン軸の回転に連動するラック軸の直線移動を、左右のタイロッドを介して左右の車輪に伝え、操舵可能にするものである。
特許文献1、2に記載の舵取装置では、図5に示す如く、ラックエンド1に継手2を介してタイロッド3を連結したとき、タイロッド3の反継手2側から挿着したブーツ4の大径カラー部(不図示)と小径カラー部4Aのそれぞれをギヤハウジング(不図示)とタイロッド3のそれぞれに設けた溝状取付部3Aにブーツバンド等を用いて取付け、継手2のためのグリース収容空間を封止している。
実登録第2587213号 特開平7-280093
従来の舵取装置では、タイロッド3の取付部3Aに取付けられるブーツ4の小径カラー部4Aの孔径Dに対し、タイロッド3の取付部3Aの外径をd1、タイロッド3の取付部3Aより反継手2側部分たる六角部3B、ねじ部3Cの外径をそれぞれd2、d3とするとき、d2>d3>d1>Dとしている。このため、ブーツ4の小径カラー部4Aをタイロッド3の取付部3Aに向けて組込む過程で、ブーツ4の小径カラー部4Aの孔径はタイロッド3の長い範囲に渡って拡径される。特に熱可塑性エラストマーからなるブーツ4の小径カラー部4Aは拡径された孔径が復元せずにタイロッド3の取付部3Aに取付けられることになり、タイロッド3の取付部3Aに対する締代が低下し、封止性能を損なう。
本発明の課題は、タイロッドに対するブーツの組付性及び封止性能を向上することにある。
請求項1の発明は、ギヤハウジングにラック軸を嵌挿し、ラック軸のギヤハウジングから突出しているラックエンドに継手を介してタイロッドを連結し、タイロッドの反継手側から挿着したブーツの大径カラー部と小径カラー部のそれぞれをギヤハウジングとタイロッドのそれぞれに設けた取付部に取付けて継手を封止する舵取装置において、タイロッドの取付部に取付けられるブーツの小径カラー部の孔径に対し、タイロッドの取付部の外径は大きく、タイロッドの取付部より反継手側部分の外径は小さく設定し、ブーツの小径カラー部の軸方向移動を、タイロッドの取付部の継手側に設けた段差部と、反継手側に係着した止め輪により規制するようにしたものである。
(請求項1)
(a)タイロッドの取付部に取付けられるブーツの小径カラー部の孔径Dに対し、タイロッドの取付部の外径をd1、タイロッドの取付部より反継手側部分、例えば六角部、ねじ部の外径をd2、d3とするとき、d1>D>d2>d3とするものになる。従って、ブーツの小径カラー部をタイロッドの取付部に向けて組込む過程で、ブーツの小径カラー部の孔径は拡径されることなく、タイロッドの取付部に取付けられ、ブーツの組付性は良い。ブーツが熱可塑性エラストマー等からなるときにも、ブーツの小径カラー部はタイロッドの取付部に取付けられるに際して初めて拡径されて圧入され、タイロッドの取付部に対する締代を確保でき、ブーツの封止性能を向上できる。
(b)ブーツの小径カラー部の軸方向移動を、タイロッドの取付部の継手側に設けた段差部と、反継手側に係着した止め輪により確実に規制される。
図1は舵取装置を示す全体図、図2は図1の要部拡大図、図3はタイロッドを示す正面図、図4はブーツを示す断面図、図5は従来例を示す模式図である。
図1の舵取装置10は、電動パワーステアリング装置であり、ステアリングホイールが結合されるステアリングコラムシャフトと、ギヤハウジング11から突出するステアリングシャフト12とを連結し、ステアリングシャフト12にトーションバーを介してピニオン軸を連結してなる。そして、舵取装置10は、ギヤハウジング11にラック軸13を左右直線動可能に嵌挿し、このラック軸13のラック歯に上述のピニオン軸のピニオン歯を噛合いさせる。
舵取装置10は、ラック軸13の左右の中空端部に形成した雌ねじ部13Aに左右のラックエンド14の雄ねじ部14Aを螺着し、ギヤハウジング11から突出している左右のラックエンド14に左右の継手15を介して左右のタイロッド16を連結し、左右のタイロッド16に左右の車輪を連結する。
舵取装置10は、電動モータ17をギヤハウジング11に支持し、電動モータ17の出力をウォームギヤ装置を介してピニオン軸に伝え、ひいてはラック軸13に操舵アシスト力として伝える。舵取装置10は、ステアリングシャフト12とピニオン軸との間に操舵トルク検出装置を設けてある。操舵トルク検出装置は、ステアリングホイールに加えた操舵トルクがステアリングシャフト12を介してトーションバーを弾性ねじり変形することによる、ステアリングシャフト12とピニオン軸の相対変位量からその操舵トルクを検出する。操舵トルク検出装置が検出した操舵トルクが所定値を越えたとき、電動モータ17を駆動し、ラック軸13に操舵アシスト力を付与する。これにより、舵取装置10は、ステアリングホイールの回転に伴なうピニオン軸の回転に連動するラック軸13の直線移動を、左右のタイロッド16を介して左右の車輪に伝え、操舵可能にするものである。
また、舵取装置10は、左右のラックエンド14に継手15を介してタイロッド16を連結したとき、図2に示す如く、タイロッド16の反継手15側から挿着したブーツ20の大径カラー部21と小径カラー部22のそれぞれを、ギヤハウジング11とタイロッド16のそれぞれに設けた取付部11A、16Aに嵌合して取付け、継手15のためのグリース収容空間を封止している。ブーツ20は、高架橋型オレフィン系熱可塑性エラストマー等の熱可塑性エラストマー(例えば商品名サントプレーン)からなるものとすることができるが、クロロプレンゴム、EPDM、クロロスルホン化ポリエチレン等を採用することもできる。ギヤハウジング11の取付部11Aは溝状をなし、ブーツバンド18を外周溝に被着されて締結されるブーツ20の大径カラー部21が固定される。タイロッド16の取付部16Aに対する、ブーツ20の小径カラー部22の取付構造は後述する。
しかるに、舵取装置10は、左右のタイロッド16に対するブーツ20の組付性及び封止性能を向上するため、以下の構成を具備する。
舵取装置10にあっては、タイロッド16の取付部16Aに取付けられるブーツ20の小径カラー部22の孔径D(図4)に対し、タイロッド16の取付部16Aの外径d1(図3)は大きく、タイロッド16の取付部16Aより反継手15側部分たる六角部16B、ねじ部16Cの外径d2、d3(図3)は小さく設定する。ブーツ20の小径カラー部22は、タイロッド16の取付部16Aより反継手15側部分(六角部16B、ねじ部16C)を遊挿されて取付部16Aに組込み可能にされ、取付部16Aに対して初めて拡径され圧入されて取付けられるものになる。
舵取装置10は、タイロッド16の取付部16Aの継手15側の外径を大径化し、取付部16Aの継手15側に段差部16Dを設ける。また、タイロッド16の取付部16Aの反継手15側に溝部16Eを設け、この溝部16Eに止め輪23を係着可能にする。これにより、タイロッド16の取付部16Aに取付けられたブーツ20の小径カラー部22は、タイロッド16の取付部16Aの継手15側に設けた段差部16Dと、反継手15側に係着した止め輪23により挟持され、その軸方向移動を規制される。タイロッド16の取付部16Aに取付けられたブーツ20の小径カラー部22は、ブーツバンドを外周溝部に被着されて締結され固定されても良い。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)タイロッド16の取付部16Aに取付けられるブーツ20の小径カラー部22の孔径Dに対し、タイロッド16の取付部16Aの外径をd1、タイロッド16の取付部16Aより反継手15側部分、例えば六角部16B、ねじ部16Cの外径をd2、d3とするとき、d1>D>d2>d3とするものになる。従って、ブーツ20の小径カラー部22をタイロッド16の取付部16Aに向けて組込む過程で、ブーツ20の小径カラー部22の孔径は拡径されることなく、タイロッド16の取付部16Aに取付けられ、ブーツ20の組付性は良い。ブーツ20が熱可塑性エラストマー等からなるときにも、ブーツ20の小径カラー部22はタイロッド16の取付部16Aに取付けられるに際して初めて拡径されて圧入され、タイロッド16の取付部16Aに対する締代を確保でき、ブーツ20の封止性能を向上できる。
(b)ブーツ20の小径カラー部22の軸方向移動を、タイロッド16の取付部16Aの継手15側に設けた段差部16Dと、反継手15側に係着した止め輪23により確実に規制される。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明は油圧パワーステアリング装置においても適用できる。
図1は舵取装置を示す全体図である。 図2は図1の要部拡大図である。 図3はタイロッドを示す正面図である。 図4はブーツを示す断面図である。 図5は従来例を示す模式図である。
符号の説明
10 舵取装置
11 ギヤハウジング
11A 取付部
13 ラック軸
14 ラックエンド
15 継手
16 タイロッド
16A 取付部
16D 段差部
20 ブーツ
21 大径カラー部
22 小径カラー部
23 止め輪

Claims (1)

  1. ギヤハウジングにラック軸を嵌挿し、ラック軸のギヤハウジングから突出しているラックエンドに継手を介してタイロッドを連結し、
    タイロッドの反継手側から挿着したブーツの大径カラー部と小径カラー部のそれぞれをギヤハウジングとタイロッドのそれぞれに設けた取付部に取付けて継手を封止する舵取装置において、
    タイロッドの取付部に取付けられるブーツの小径カラー部の孔径に対し、タイロッドの取付部の外径は大きく、タイロッドの取付部より反継手側部分の外径は小さく設定し、
    ブーツの小径カラー部の軸方向移動を、タイロッドの取付部の継手側に設けた段差部と、反継手側に係着した止め輪により規制することを特徴とする舵取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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