JP2008228902A - 旋回方式散水銃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、消火水を駆動源として旋回用モータを省略し、コストの低減を図る小型の旋回方式散水銃装置を得る。
【解決手段】旋回方式散水銃装置は、管路方向を鉛直にして配設されて消火水が供給される鉛直配管3と、鉛直配管3に管路方向周りに回動可能に連結された縦配管6および縦配管の上部に連結された散水ノズルを有する散水銃5と、消火水の導入方向に応じて正/逆回転トルクを発生する旋回制御ユニット11と、消火水の旋回制御ユニット11への導入方向を切り換える流路切換バルブ22と、散水銃5の旋回力を流路切換バルブ22に伝達して、消火水の旋回制御ユニット11への導入方向を切り換えさせる切り換えレバー35と、旋回制御ユニット11により発生された正/逆回転トルクを縦配管6の管路方向周りの回動トルクに変換して縦配管6に伝達し、散水銃5を旋回させる動力変換・伝達機構部32と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、散水ノズルを旋回させつつ消火水を散水する旋回方式散水銃装置に関するものである。
従来の放水ユニットは、垂直配管と、垂直配管の開口先端に回動可能に接続されたL形配管と、L形配管の先端に接続された放水ノズルとを備えている。垂直配管は電動弁を介してスプリンクラー配管に連結されている。そして、ウォームがL形配管の垂直部の周りに同軸に固定され、ノズル旋回モータの軸に取り付けられたウォームホイールがウォームに歯合している。これにより、ノズル旋回モータが回転すると、L形配管およびその先端に接続された放水ノズルが水平回り(鉛直軸周り)に回動する(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−38645号公報
従来の散水ユニットでは、旋回装置が大きくなり、幅員の狭い場所では使用できないという課題があった。さらに、放水ノズルの旋回駆動用としてノズル旋回モータを用いているので、ノズル旋回モータに加え、その電気配線が必要となると共に、その駆動制御手段が必要となり、コスト増をもたらしてしまうという課題もあった。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、消火水を駆動源として旋回用モータを省略し、コストの低減を図る小型の旋回方式散水銃装置を得ることを目的とする。
この発明による旋回方式散水銃装置は、管路方向を鉛直にして配設されて消火水が供給される鉛直配管と、上記鉛直配管の上部開口部に管路方向周りに回動可能に連結された縦配管および該縦配管の上部に連結された散水ノズルを有する散水銃と、上記消火水の一部を駆動源とし、正/逆回転トルクを発生する動力発生機構部と、上記動力発生機構部により発生された上記正/逆回転トルクを上記縦配管の管路方向周りの回動トルクに変換して該縦配管に伝達し、上記散水銃を旋回させる動力変換・伝達機構部と、を備えている。そして、上記動力発生機構部は、同軸に並設された第1および第2駆動室、単一の回転軸に取り付けられて上記第1および第2駆動室のそれぞれに回転自在に配設された第1および第2羽根車、上記第1駆動室に上記消火水を導入して上記第1羽根車を上記回転軸周りの一方向に回転させるための第1給水口、および上記第2駆動室に上記消火水を導入して上記第2羽根車を上記回転軸周りの他方向に回転させるための第2給水口を有する旋回制御ユニットと、上記消火水を上記第1給水口に導入する流路と該消火水を上記第2給水口に導入する流路とを切り換える流路切換バルブと、上記散水銃が鉛直配管の管路方向周りの一方向に所定角度旋回したときに、上記散水銃の旋回力を上記流路切換バルブに伝達して、上記消火水を上記第1給水口に導入する流路から該消火水を上記第2給水口に導入する流路に切り換えさせ、上記散水銃が鉛直配管の管路方向周りの他方向に所定角度旋回したときに、上記散水銃の旋回力を上記流路切換バルブに伝達して、上記消火水を上記第2給水口に導入する流路から該消火水を上記第1給水口に導入する流路に切り換えさせる流路切換バルブ駆動機構部と、を有している。
この発明によれば、動力発生機構部が、消火水の一部を駆動源として散水銃を旋回させるための動力を発生しているので、駆動モータなどの部品、その電気配線、さらにはその駆動制御手段が不要となり、コストの低減および装置のコンパクト化が図られる。
図1はこの発明の一実施の形態に係る旋回方式散水銃装置の全体構成を模式的に示す側断面図、図2はこの発明の一実施の形態に係る旋回方式散水銃装置の動作状態を示す側断面図、図3はこの発明の一実施の形態に係る旋回方式散水銃装置における駆動用シリンダの動作を説明する図、図4はこの発明の一実施の形態に係る旋回方式散水銃装置における散水銃の連結構造を説明する要部断面図、図5はこの発明の一実施の形態に係る旋回方式散水銃装置における旋回制御ユニットの構造を説明する断面図、図6はこの発明の一実施の形態に係る旋回方式散水銃装置における旋回制御ユニットの動作を説明する断面図である。
図1において、旋回方式散水銃装置は、制御弁2を介して給水本管1に接続され、管路方向を鉛直とする鉛直配管3と、鉛直配管3に軸受部4を介して鉛直軸周りに回動可能に接続された散水銃5と、散水銃5を鉛直軸周りに回動させる旋回機構部10と、これらを収納する隠蔽箱40を備えている。
散水銃5は、縦配管6と、縦配管6の上部開口部に所定の方向に曲げられて取り付けられた散水ノズル7と、を備えている。この散水銃5は、図4に示されるように、縦配管6の管路方向を鉛直配管3の管路方向に一致させて、縦配管6を鉛直配管3の上部開口部に管路方向周りに回動可能に接続されている。そして、縦配管6と鉛直配管3との間にはOリング8a、8bが介装され、消火水46が漏れ出ないようになっている。また、手動操作ハンドル9が散水銃5に取り付けられている。
旋回機構部10は、消火水46の一部を駆動源とし、消火水46の供給方向を変えることで正/逆回転トルクを発生する旋回制御ユニット11と、旋回制御ユニット11への消火水46の導入方向を切り換える流路切換バルブ22と、旋回制御ユニット11により発生された正/逆回転トルクを縦配管6の管路方向と平行な軸周りの回動力に変換して縦配管6に伝達し、散水銃5を旋回させる動力変換・伝達機構部32と、散水銃5の旋回力を流路切換バルブ22に伝達して流路切換バルブ22を切り換え動作させる流路切換バルブ駆動機構部と、を備えている。ここで、旋回制御ユニット11、流路切換バルブ22および流路切換バルブ駆動機構部により動力発生機構部を構成する。
つぎに、旋回機構部10の各構成について説明する。
旋回制御ユニット11は、図5および図6に示されるように、両端開口を端板で塞口された円筒体に作製され、第1駆動室13と第2駆動室14とが軸方向に並んで画成された本体12と、回転軸17に固着されて第1駆動室13と第2駆動室14とに同軸に配設された第1羽根車15と第2羽根車16と、回転軸17の回転トルクを所定の比率で出力軸18に出力するギア室19と、を備えている。第1給水口20aが第1駆動室13に臨むように本体12に形成され、第1排水口20bが第1駆動室13の最下位置に開口するように本体12に形成されている。第2給水口21aが第2駆動室14に臨むように本体12に形成され、第2排水口21bが第2駆動室14の最下位置に開口するように本体12に形成されている。
第1羽根車15のブレード15aのそれぞれは、径方向に対して周方向一側に傾斜して、かつ周方向に等角ピッチで回転軸17から延設されている。そして、消火水46が、第1給水口20aから導入されてブレード15aに当たり、第1駆動室13の内壁面に沿って下方に流れ、第1排水口20bから排水される。これにより、第1羽根車15は、図6の(a)に示されるように反時計回りに回転される。この時、ブレード15aは径方向に対して回転方向前方に傾斜している。
一方、第2羽根車16のブレード16aのそれぞれは、径方向に対して周方向他側に傾斜して、かつ周方向に等角ピッチで回転軸17から延設されている。そして、消火水46が、第2給水口21aから導入されてブレード16aに当たり、第2駆動室14の内壁面に沿って下方に流れ、第2排水口21bから排水される。これにより、第2羽根車16は、図6の(b)に示されるように、時計回りに回転される。この時、ブレード16aは、径方向に対して回転方向前方に傾斜している。
ここで、第1および第2給水口20a,21aは、消火水46を、第1および第2羽根車15,16の回転方向前方に向って第1および第2駆動室13,14に噴射するように構成されることが望ましい。
流路切換バルブ22は、図3に示されるように、円筒状の弁本体23と、弁本体23の両端開口を塞口する端板24a,24bと、両端に駆動軸26a,26bを有し、駆動軸26a,26bを端板24a,24bに挿通させ、弁本体23内に第1室27a、第2室27bおよび第3室27cを画成するように配設された弁体25と、を備えている。そして、両駆動軸26a,26bが端板24a,24bの挿通孔内壁面を摺動し、同時に弁体25が弁本体23の内壁面を摺動して、弁体25が弁本体23の軸方向に往復移動する。なお、各摺動部には、Oリングが介装され、消火水46が漏れ出ないようになっている。
また、弁本体23には、第1給水孔28が弁体25の移動に拘わらず第2室27bに臨むように穿設されている。また、第2給水孔29が弁体25の移動により第1室27aおよび第2室27bの一方に臨むように弁本体23に穿設されている。さらに、第3給水孔30が弁体25の移動により第2室27bおよび第3室27cの一方に臨むように弁本体23に穿設されている。さらにまた、弁本体23には、第1吸排孔31aが弁体25の移動に拘わらず第1室27aに臨むように穿設され、第2吸排孔31bが弁体25の移動に拘わらず第3室27cに臨むように穿設されている。
動力変換・伝達機構部32は、散水銃5の縦配管6に外嵌状態に固着された第1かさ歯車33と、出力軸18に同軸に固着され、第1かさ歯車33に歯合する第2かさ歯車34と、を備えている。一対の切り換えレバー35(35a,35b)が、周方向に所定の角度だけ離間して縦配管6の外周壁から延設され、流路切換バルブ駆動機構部を構成している。
そして、分岐配管36が制御弁2から分岐し、流路切換バルブ22の第1給水孔28に接続され、開閉バルブ37が分岐配管36の経路途中に配設されている。第1管路38が流路切換バルブ22の第2給水孔29と旋回制御ユニット11の第1給水口20aとを連通するように配管されている。また、第2管路39が流路切換バルブ22の第3給水孔30と旋回制御ユニット11の第2給水口21aとを連通するように配管されている。
隠蔽箱40は、散水銃5の散水ノズル7を露出させる開口部を有し、散水銃5および旋回機構部10を覆うように配設された本体部41と、本体部41に軸42周りに回動自在に取り付けられて本体部41の開口部を開閉するカバー43と、を備えている。このカバー43は、消火水46の非散水時には本体部41の開口部を塞口しており、消火水46の散水時には、散水ノズル7から散水される消火水46の圧力を受けて軸42周りに回動し、本体部41の開口部を開放する。また、消火栓44が制御弁2から隠蔽箱40の外部に至るように延設されている。
つぎに、このように構成された旋回式散水銃装置の動作について説明する。
まず、火災が発生すると、制御弁2が開放され、消火水46が給水本管1から鉛直配管3に流入し、散水ノズル7から散水される。カバー43は、この散水ノズル7から散水された消火水46の水圧を受け、軸42周りに回動し、本体部41の開口部が開けられ、図2に示されるように、消火水46が散水される。
消火水46の一部が、給水本管1から分岐して分岐配管36に流入し、流路切換バルブ22に給水される。この時、流路切換バルブ22は、図3の(a)の状態にあるとする。そこで、消火水46は、第1給水孔28から第2室27bに給水され、第2給水孔29から排水される。第2給水孔29から排水された消火水46は、第1管路38を通り、旋回制御ユニット11に供給される。
旋回制御ユニット11では、消火水46は、第1管路38を介して第1給水口20aから第1駆動室13内に第1羽根車15の回転方向前方に向かって噴射される。この消火水46の水圧がブレード15aを押圧し、第1羽根車15が、図6の(a)に示されるように、反時計周りに回転する。ブレード15aを押圧した消火水46は第1駆動室13内の底部に集まり、第1排水口20bから排水される。
第1羽根車15の回転により、回転軸17が回転される。この回転軸17の回転トルクがギア室19内の歯車輪列により所定の比率で変換され、出力軸18に伝達される。この出力軸18の回転トルクは、第2かさ歯車34と第1かさ歯車33との歯合により、縦配管6の管路方向周りの回転トルクに変換されて縦配管6に伝達される。これにより、縦配管6はその管路方向周りに周方向の一側に回動し、散水ノズル7が一側に旋回しつつ消火水46を散水する。
縦配管6がその管路方向周りに周方向の一側に所定角度だけ回動すると、縦配管6に突設された一方の切り換えレバー35aが駆動軸26aに当接する。縦配管6が周方向の一側にさらに回動すると、弁体25が、第1室27a内に空気を第1吸排孔31aから吸入し、かつ第3室27c内の空気を第2吸排孔31bから排出させながら図3の(a)中右側に摺動移動し、図3の(b)の状態となる。この時、第1給水孔28から第2室27bに給水された消火水46は、第3給水孔30から排水される。第3給水孔30から排水された消火水46は、第2管路39を通り、旋回制御ユニット11に供給される。
旋回制御ユニット11では、消火水46は、第2管路39を介して第2給水口21aから第2駆動室14内に第2羽根車16の回転方向前方に向かって噴射される。この消火水46の水圧がブレード16aを押圧し、第2羽根車16が、図6の(b)に示されるように、時計周りに回転する。ブレード16aを押圧した消火水46は第2駆動室14内の底部に集まり、第2排水口21bから排水される。
第2羽根車16の回転により、回転軸17が逆方向に回転される。この回転軸17の回転トルクがギア室19内の歯車輪列により所定の比率で変換され、出力軸18に伝達される。この出力軸18の回転トルクは、第2かさ歯車34と第1かさ歯車33との歯合により、縦配管6の管路方向周りの回転トルクに変換されて縦配管6に伝達される。これにより、縦配管6はその管路方向周りに周方向の他側に回動し、散水ノズル7が他側に旋回しつつ消火水46を散水する。
縦配管6がその管路方向周りに周方向の他側に所定角度だけ回動すると、縦配管6に突設された他方の切り換えレバー35bが駆動軸26bに当接する。縦配管6が周方向の他側にさらに回動すると、弁体25が、第1室27a内の空気を第1吸排孔31aから排出し、かつ第3室27c内に空気を第2吸排孔31bから吸気させながら図3の(b)中左側に摺動移動し、図3の(a)の状態となる。この時、第1給水孔28から第2室27bに給水された消火水46は、第2給水孔29から排水される。第2給水孔29から排水された消火水46は、第1管路38を通り、旋回制御ユニット11に供給される。
このようにして、この旋回方式散水銃装置は、散水銃5の旋回力を流路切換バルブ22に伝達して、消火水46の旋回制御ユニット11への導入方向を切り換えることにより、散水銃5を所定の旋回角度で、右旋回と左旋回とを交互に行い、消火水46を散水する。また、手動操作ハンドル9を操作すれば、手動にて、散水銃5から消火水46を散水できる。さらに、消火ホース45を消火栓44に接続し、消火ホース45からの消火水46の散水もできる。
従って、この発明によれば、消火水46の一部を駆動源として散水銃5を旋回させるための動力を発生しているので、駆動モータなどの部品、その電気配線、さらにはその駆動制御手段が不要となり、コストの低減および装置のコンパクト化が図られる。さらに、電気的な制御が不要であるとともに、幅員の狭い場所にも設置できるので、地震による火災が発生した場合に地域を守る延焼防止システムなどへの適用に好適である。
ギア室19が旋回制御ユニット11に備えられているので、ギア比を変更することで簡易に散水銃5の旋回速度を調整することができる。
旋回制御ユニット11の回転駆動機構として第1および第2羽根車15,16を用いているので、ブレード15a,16aの枚数や面積を変えることで簡易に回転トルクを調整することができる。また、ブレード15a,16aが回転方向前方に傾斜しているので、消火水46の水圧を効果的に回転力に変換でき、大きな回転トルクが得られる。さらに、第1および第2給水口20a,21aが、消火水46を第1および第2羽根車15,16の回転方向前方に向かって噴射させるように構成されているので、消火水46の水圧を効果的に回転力に変換でき、大きな回転トルクが得られる。
この発明の一実施の形態に係る旋回方式散水銃装置の全体構成を模式的に示す側断面図である。 この発明の一実施の形態に係る旋回方式散水銃装置の動作状態を示す側断面図である。 この発明の一実施の形態に係る旋回方式散水銃装置における駆動用シリンダの動作を説明する図である。 この発明の一実施の形態に係る旋回方式散水銃装置における散水銃の連結構造を説明する要部断面図である。 この発明の一実施の形態に係る旋回方式散水銃装置における旋回制御ユニットの構造を説明する断面図である。 この発明の一実施の形態に係る旋回方式散水銃装置における旋回制御ユニットの動作を説明する断面図である。
符号の説明
3 鉛直配管、5 散水銃、6 縦配管、7 散水ノズル、11 旋回制御ユニット(動力発生機構部)、13 第1駆動室、14 第2駆動室、15 第1羽根車、15a ブレード、16 第2羽根車、16a ブレード、17 回転軸、20a 第1給水口、21a 第2給水口、22 流路切換バルブ(動力発生機構部)、32 動力変換・伝達機構部(動力発生機構部)、33 第1かさ歯車、34 第2かさ歯車、35 切り換えレバー、46 消火水。

Claims (3)

  1. 管路方向を鉛直にして配設されて消火水が供給される鉛直配管と、
    上記鉛直配管の上部開口部に管路方向周りに回動可能に連結された縦配管および該縦配管の上部に連結された散水ノズルを有する散水銃と、
    上記消火水の一部を駆動源とし、正/逆回転トルクを発生する動力発生機構部と、
    上記動力発生機構部により発生された上記正/逆回転トルクを上記縦配管の管路方向周りの回動トルクに変換して該縦配管に伝達し、上記散水銃を旋回させる動力変換・伝達機構部と、を備え、
    上記動力発生機構部は、
    同軸に並設された第1および第2駆動室、単一の回転軸に取り付けられて上記第1および第2駆動室のそれぞれに回転自在に配設された第1および第2羽根車、上記第1駆動室に上記消火水を導入して上記第1羽根車を上記回転軸周りの一方向に回転させるための第1給水口、および上記第2駆動室に上記消火水を導入して上記第2羽根車を上記回転軸周りの他方向に回転させるための第2給水口を有する旋回制御ユニットと、
    上記消火水を上記第1給水口に導入する流路と該消火水を上記第2給水口に導入する流路とを切り換える流路切換バルブと、
    上記散水銃が鉛直配管の管路方向周りの一方向に所定角度旋回したときに、上記散水銃の旋回力を上記流路切換バルブに伝達して、上記消火水を上記第1給水口に導入する流路から該消火水を上記第2給水口に導入する流路に切り換えさせ、上記散水銃が鉛直配管の管路方向周りの他方向に所定角度旋回したときに、上記散水銃の旋回力を上記流路切換バルブに伝達して、上記消火水を上記第2給水口に導入する流路から該消火水を上記第1給水口に導入する流路に切り換えさせる流路切換バルブ駆動機構部と、
    を有していることを特徴とする旋回方式散水銃装置。
  2. 上記第1羽根車は上記回転軸周りの一方向前方に傾斜するブレードを該回転軸周りに等角ピッチに配列して構成され、上記第2羽根車は上記回転軸周りの他方向前方に傾斜するブレードを該回転軸周りに等角ピッチに配列して構成されていることを特徴とする請求項1記載の旋回方式散水銃装置。
  3. 上記第1給水口は上記消火水を上記第1駆動室内に上記回転軸周りの一方向前方に噴射するように構成され、上記第2給水口は上記消火水を上記第2駆動室内に上記回転軸周りの他方向前方に噴射するように構成されていることを特徴とする請求項2記載の旋回方式散水銃装置。
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