JP2008228899A - 小規模診断システム及び医用画像管理装置 - Google Patents

小規模診断システム及び医用画像管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】デジタル系の画像生成装置を導入した小規模施設において、フィルム運用、フィルムレス運用の何れのワークフローにも対応可能な小規模診断システム及び医用画像管理装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る小規模診断システムにおける制御装置によれば、表示部(ビューア)で画像診断を行うフィルムレス運用に対応したビューアモード、フィルム上で画像診断を行うフィルム運用に対応したプリントモードの2つの動作モードを有し、予め設定されたモードに応じて画像生成装置から受信された画像データの保存及び出力を制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、主として小規模な医療施設で用いられる小規模診断システム及び医用画像管理装置に関するものである。
従来、医師一人に近い開業医やクリニックのような比較的小規模な医療施設(以下、小規模施設という)においては、被写体(患者の診断対象部位)を透過した放射線を蛍光体層(蛍光スクリーン)に照射し、蛍光体層で発生する可視光を通常の写真と同様に銀塩フィルムに照射してフィルムに照射して現像する、いわゆる放射線写真が使用されていた。そして、このような小規模施設では、フィルムに記録された画像を観察して画像診断を行うフィルム運用が一般的であった。
近年では、撮影系装置等のデジタル化が進み、地域の基幹病院などの大規模施設においては、CR(Computed Radiography)装置やFPD(Flat PanelDetector)装置等の、被写体を撮影し、デジタル画像データを取得する画像生成装置の導入が進んでいる。小規模施設においても、このようなデジタル画像データを生成する画像生成装置を導入し、生成された画像データをドライイメージャ(光熱銀塩方式の画像記録装置)によりフィルムに可視化出力することで、現像のための暗室や現像廃液の処理が不要となり、施設内の装置配置やワークフローの自由度が高められる。また、画像生成装置により生成された画像データをサーバ等に保存し、必要に応じてビューアに表示して画像診断を行うことで、フィルム等の消耗品の削減、デジタル化による画像編集性、保存安定性、検索容易性(短時間化)を達成し、診断の精度向上や効率化を図ることができる。
ところで、大規模施設においては、複数の担当者が役割分担を行い患者の受け付けから診断までを行うワークフローとなっている。即ち、来院した患者を受け付け、撮影オーダを発行する担当(受付)、実際に患者を撮影室で画像生成装置により撮影し画像データを生成する担当(技師)、階調性等の得られた画像の診断提供の可否を判断し、場合によってはコントラストや濃度を修正する担当(一般の技師の中かから任命された技師等)、画像に基づき疾病の有無を判断(診断)する読影担当(医師)等、各工程の担当者が役割分担を行い、診断が進められている。そして、患者を撮影する工程では、複数の患者を、複数の技師が、複数の撮影装置を使用して、同時に撮影を実行する場面が定常的である。このため、患者と画像データとの取り違え等が生じるおそれがある。そこで、このような大規模施設において、生成された画像と個々の患者との対応付けを間違うことが無きよう、各工程での作業毎にIDを付し、HIS(Hospital Information System;病院情報システム)やRIS(Radiology Information System;放射線情報科情報システム)のネットワークを介して対応付ける診断システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一方で、本願発明者等の調査によれば、小規模施設の場合は、上述のように多くの場合患者の診察を行う医師は一人であり、画像生成装置の設置台数も少ない。患者の撮影においては、助手が患者のポジショニングを行い、助手からポジショニング完了の連絡を受け医師がX線曝射スイッチを制御する場合や、患者のポジショニングを含め全ての操作を医師自身が行う場合も多い。
また、例えば大規模施設の場合には、撮影を行ってから医師の診断を受けるまでの間に患者は施設内の複数の階を行き来しなければならないことも想定されるが、小規模施設の場合には、施設も狭いため撮影を行ってから医師の診断を受けるまでの間の患者の移動距離も短い。
このように大規模施設と医師や技師の数やワークフローが異なる小規模施設において、大規模施設と同様な診断システムを用いたのでは、患者氏名の入力にはじまる撮影オーダ情報の生成作業等が必要となり、かえって手続きが煩雑となり、診療効率が悪い。
そこで、本願出願人は、小規模施設のワークフローに相応しい小規模診断システムを特願2006−167297等で提案している。
特開2002−159476号公報
しかしながら、上記提案した診断システムはビューアによる画像診断を行うフィルムレス運用を前提としており、フィルム運用の施設においては、今までのフィルム運用のワークフローをフィルムレス運用に切り替える必要があり、新たな設備投資や作業者の習熟が必要となるという点で改良の余地があった。
本発明は、デジタル系の画像生成装置を導入した小規模施設において、フィルム運用、フィルムレス運用の何れのワークフローにも対応可能な小規模診断システム及び医用画像管理装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
患者の診断対象部位を撮影しデジタルの画像データを生成する画像生成装置と、前記画像生成装置において生成された画像データを受信する医用画像管理装置とが接続された小規模診断システムであって、
前記医用画像管理装置は、
前記画像生成装置から受信された画像データに基づき画像を表示する表示手段と、
患者情報を入力するための患者情報入力手段と、
前記画像生成装置から受信され、患者情報と対応付けられた画像データを保存する保存手段と、
前記画像生成装置から受信された画像データを一時的に保存する一時保存手段と、
第1の制御モードと第2の制御モードとを有し、予め設定された何れかの制御モードで動作する制御手段と、
画像データに基づき記録媒体上に画像を記録し出力する外部の画像記録装置に接続するための通信手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記第1の制御モードでの動作中において前記画像生成装置から画像データが受信された際に、当該受信された画像データを前記患者情報入力手段により予め入力された患者情報と対応付けて前記保存手段に保存させるとともに、当該保存された画像データに基づき画像を前記表示手段に表示させ、
前記第2の制御モードでの動作中において前記画像生成装置から画像データが受信された際に、当該受信された画像データを前記一時保存手段に一時保存させ、当該一時保存された画像データを前記通信手段を介して前記画像記録装置に送信する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御手段は、前記第2の制御モードでの動作中において、前記一時保存手段に一時保存された画像データを前記画像記録装置に出力後、当該画像データを前記一時保存手段から削除する。
請求項3に記載の発明は、
患者の診断対象部位を撮影しデジタルの画像データを生成する画像生成装置と、前記画像生成装置において生成された画像データを受信する医用画像管理装置とが接続された小規模診断システムであって、
前記医用画像管理装置は、
前記画像生成装置から受信された画像データに基づき画像を表示する表示手段と、
患者情報を入力するための患者情報入力手段と、
前記画像生成装置から受信された画像データを前記患者情報入力手段により入力された患者情報と対応付けるか否かの指示を入力するための指示入力手段と、
前記画像生成装置から受信され、患者情報と対応付けられた画像データを保存する保存手段と、
前記画像生成装置から受信され、患者情報との対応付け待ちの画像データを一時的に保存する第1の一時保存手段と、
前記画像生成装置から受信され、前記画像記録装置への送信待ちの画像データを一時的に保存する第2の一時保存手段と、
第1の制御モードと第2の制御モードとを有し、予め設定された何れかのモードで動作する制御手段と、
画像データに基づき記録媒体上に画像を記録し出力する外部の画像記録装置に接続するための通信手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記第1の制御モードでの動作中において前記画像生成装置から画像データが受信された際に、当該受信された画像データを前記指示入力手段からの入力に基づいて、前記患者情報入力手段により予め入力された患者情報と対応付けて前記保存手段に保存させるとともに当該保存された画像データに基づいて画像を前記表示手段に表示させさせるか、又は、前記第1の一時保存手段に一時保存させ、
前記第2の制御モードでの動作中において前記画像生成装置から画像データが受信された際に、当該受信された画像データを前記第2の一時保存手段に一時保存させ、当該一時保存された画像データを前記通信手段を介して前記画像記録装置に送信する。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、
前記制御手段は、前記第2の制御モードでの動作中において、前記第2の一時保存手段に一時保存された画像データを前記画像記録装置に送信後、当該画像データを前記第2の一時保存手段から削除する。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、
前記第1の一時保存手段に保存された画像データと患者情報との対応付けを入力するための患者情報対応付け入力手段を更に備え、
前記制御手段は、更に、前記第1の一時保存手段に保存された画像データと患者情報との対応付けが前記患者情報対応付け入力手段により入力された際に、当該画像データと当該患者情報とを対応付けて前記保存手段に保存させるとともに、当該画像データを前記第1の一時保存手段から削除する。
請求項6に記載の発明は、
患者の診断対象部位を撮影しデジタルの画像データを生成する画像生成装置に接続され、当該画像生成装置で生成された画像データを受信し、当該受信した画像データを画像記録装置に送信可能な医用画像管理装置であって、
前記画像生成装置から受信された画像データに基づき画像を表示する表示手段と、
患者情報を入力するための患者情報入力手段と、
前記画像生成装置から受信された画像データを前記患者情報入力手段により入力された患者情報と対応付けるか否かの指示を入力するための指示入力手段と、
前記画像生成装置から受信され、患者情報と対応付けられた画像データを保存する保存手段と、
前記画像生成装置から受信された画像データを一時的に保存する一時保存手段と、
第1の制御モードと第2の制御モードとを有し、予め設定された何れかのモードで動作する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記第1の制御モードでの動作中において前記画像生成装置から画像データが受信された際に、当該受信された画像データを前記指示入力手段からの入力に基づいて、前記患者情報入力手段により予め入力された患者情報と対応付けて前記保存手段に保存させるとともに当該保存された画像データに基づいて画像を前記表示手段に表示させさせるか、又は、前記一時保存手段に一時保存させ、
前記第2の制御モードでの動作中において前記画像生成装置から画像データが受信された際に、当該受信された画像データを前記一時保存手段に一時保存させ、当該一時保存された画像データを前記画像記録装置に送信する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、
前記制御手段は、前記第2の制御モードでの動作中において、前記一時保存手段に一時保存された画像データを前記画像記録装置に送信後、当該画像データを前記一時保存手段から削除する。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、
前記一時保存手段に保存された画像データと患者情報との対応付けを入力するための患者情報対応付け入力手段を更に備え、
前記制御手段は、更に、前記一時保存手段に保存された画像データと患者情報との対応付けが前記患者情報対応付け入力手段により入力された際に、当該画像データと当該患者情報とを対応付けて前記保存手段に保存させるとともに、当該画像データを前記一時保存手段から削除する。
請求項1〜5に記載の発明によれば、デジタル系の画像生成装置を導入した小規模施設において、フィルム運用、フィルムレス運用の何れのワークフローにも対応可能な小規模診断システムを提供することができる。
請求項6〜8に記載の発明によれば、デジタル系の画像生成装置を導入した小規模施設において、フィルム運用、フィルムレス運用の何れのワークフローにも単一の医用画像管理装置で対応可能となるので、フィルム運用からフィルムレス運用へ変更しても医用画像管理装置を交換する必要がない。
以下、本発明に係る小規模診断システムの第1及び第2の実施形態について説明する。ただし、本発明は図示例のものに限定されるものではない。
〔第1の実施の形態〕
まず、第1の実施の形態における小規模診断システム1の構成を説明する。
図1に、小規模診断システム1の全体構成を示す。図2に、小規模診断システム1を適用した場合の各装置の医療施設における配置例を示す。
小規模診断システム1は、開業医やクリニック等の比較的小規模の医療施設に適用されるシステムであり、図1に示すように、画像生成装置2である超音波診断装置2a、CR装置2bと、制御装置3と、プリンタ4と、受付装置5とから構成されており、画像生成装置2、制御装置3、プリンタ4、受付装置5は、例えば図示しないスイッチングハブ等を介してLAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク(以下単に「ネットワーク」という)6に接続されている。制御装置3は、医師の常駐場所である診察室に設けられたWS(ワークステーション)であることが好ましい。なお、この制御装置3として作動するWSが各画像生成装置2の起動や処理条件等を制御する構成としてもよい。
医用関連の通信方式としては、一般的に、DICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格が用いられており、LAN接続された各装置間の通信では、DICOM MWM(Modality Worklist Management)やDICOM MPPS(Modality Performed Procedure Step)が用いられる。
例えば、開業医やクリニック等のような小規模の医療施設においては、各装置は図2に示すように配置される。
すなわち、入口10を入ると患者の受付けを行う受付11と待合室12がある。受付11には窓口担当が配置され、当該担当は、来院した患者に対して、例えば、受付順に個々の患者を区別するための受付番号が印刷された受付番号札を付与する。また、受付11には、受付装置5が設けられており、窓口担当は、患者の氏名等を聞き取り、受付装置5に受付番号と患者氏名等の患者情報との対応付けを入力する。
待合室12の隣には、ドア等を隔てて医師が患者の診察、診断等を行う診察室13が設けられている。例えば診察室13内の診察用のデスク(図示せず)の上には、医師による診断のために、患者の診断対象部位を撮影した撮影画像を表示したり、プリンタ4によりフィルム出力したりするための制御装置3が配置されている。また、診察室13内には、プリンタ4や、プライバシー等の観点から隔離された空間で行う必要性の低い超音波診断装置2a等が設置されている。
また、廊下14を隔てて診察室13の向かい側にはX線撮影を行うX線撮影室15が設けられている。X線撮影室15内には、撮影装置22と読取装置23とから構成されるCR装置2bが配設されている。さらに、X線撮影室15の隣には検査室16が設けられており、検査室16内には図示しない検査装置等が配設されている。
以下、小規模診断システム1の各装置の構成について説明する。
画像生成装置2は、例えば、超音波診断装置2a、CR装置2b等の、患者の診断対象部位を被写体として撮影を行い、撮影した画像をデジタル変換して撮影画像の画像データを生成する装置である。
超音波診断装置2aは、超音波を出力する超音波プローブと、超音波プローブに接続され、超音波プローブで受信された音波(エコー信号)を内部組織の撮影画像の画像データに変換する電子装置とから構成されている(いずれも図示せず)。超音波診断装置2aは、超音波プローブから体内に超音波を送り、体内組織に反射した音波(エコー信号)を再び超音波プローブで受信して、このエコー信号に応じた撮影画像を電子装置によって生成するようになっている。
超音波診断装置2aには、アナログ信号からデジタル信号への変換等を行う変換手段(コンバータ)である変換装置21が接続されており、超音波診断装置2aは、変換装置21を介してネットワーク6に接続されている。変換装置21は、超音波診断装置2aで生成されるDICOM規格に合わない形式の画像信号をDICOM規格に準じた形式の画像データに変換する機能を備えている。例えば、超音波診断装置2aにより生成された画像をアナログ信号からデジタル信号へ変換し、小規模診断システム1内において画像データを特定するためのUID(ユニークID)を画像データに付帯させる。UIDは、小規模診断システム1を構成する各装置の識別情報(以下、装置IDという。)、撮影(検査)日付及び時刻を示す数字等から構成される。なお、本実施の形態において、装置IDは画像生成装置2の種類を示す情報を含んで構成されているものとする。
また、変換装置21には、例えば、テンキー、キーボード、タッチパネル等で構成される入力操作部21aが設けられている。入力操作部21aは、撮影対象の患者の患者情報を入力するための装置である。変換装置21は、入力操作部21aから患者情報が入力されると、入力された患者情報を撮影される画像データに上述のUIDとともに付帯させる。画像データに付帯される画像データに関する情報(ヘッダ情報)を付帯情報と呼ぶ。なお、入力操作部21aの構成はここに示したものに限定されず、例えば、カードを差し込むことでカードに書き込まれた情報を読み取るカードリーダや、バーコードを読み取るバーコードリーダのようなものでもよい。
CR装置2bを構成する撮影装置22は、図示しない放射線源を有し、患者の診断対象部位に放射線を照射して静止画像を撮影する。撮影時には前記放射線源から照射される放射線の照射領域内に、例えば放射線エネルギーを蓄積する輝尽性蛍光体シートを備える放射線画像変換プレートが内蔵されたカセッテが配置されるようになっており、放射線源からの照射放射線量に対する診断対象部位の放射線透過率分布に従った放射線量がカセッテに内設された輝尽性蛍光体シートの輝尽性蛍光体層に蓄積し、この輝尽性蛍光体層に診断対象部位の放射線画像情報を記録する。
読取装置23は、診断対象部位の放射線画像情報が記録されたカセッテが装填されると、装置内に装填されたカセッテの輝尽性蛍光体シートに励起光を照射し、これによりシートから発光される輝尽光を光電変換し、得られた画像信号をA/D変換して、撮影画像の画像データを生成するようになっている。
CR装置2bは撮影装置22と読取装置23とが一体化した一体型の装置であってもよい。
なお、本実施の形態において、CR装置2bの読取装置23は、DICOM規格に対応した装置であり、DICOM形式で画像データを制御装置3に送信する。
例えば、CR装置2bの読取装置23は、生成された画像データに上述のUIDを付帯させる。
また、図示はしないが、CR装置2bの読取装置23においても、キーボード、タッチパネル等で構成される入力操作部が設けられている。入力操作部は、撮影対象の患者の患者情報を入力するための装置である。CR装置2bの読取装置23は、入力操作部から患者情報が入力されると、入力された患者情報を撮影される画像データに上述のUIDとともに付帯させて制御装置3へ送信する。なお、入力操作部の構成はここに示したものに限定されず、例えば、カードを差し込むことでカードに書き込まれた情報を読み取るカードリーダや、バーコードを読み取るバーコードリーダのようなものでもよい。
制御装置3は、例えば診察室13に設置され、医師が撮影画像を表示させて読影診断を行ったり、撮影画像を確認した後プリンタ4によりフィルム出力したりするための医用画像管理装置であり、一般的なPC(Personal Computer)に用いられるモニタ(表示部)よりも高精細のモニタを備えるものであってもよい。
制御装置3は、図3に示すように、CPU31、RAM32、記憶部33、入力部34、表示部35、通信部36、画像DB(Data Base)37等を備えて構成されており、各部はバス38により接続されている。
CPU31は、記憶部33に記憶されている各種プログラムを読み出してRAM32内に形成されたワークエリアに展開し、該プログラムに従った処理を実行することにより各部の動作を集中制御する制御手段である。
ここで、制御装置3は、動作モードとしてビューアモード(第1の制御モード)とプリントモード(第2の制御モード)を有している。
ビューアモードは、画像生成装置2から受信された画像データを患者情報と対応付けて保存手段としての画像DB37に記憶させるとともに、医師の診断用に表示部35に表示する(ソフトコピー出力する)モードである。
プリントモードは、画像生成装置2から受信された画像データを一時保存手段である出力待ち画像記憶部331に一時記憶、保存させた後、プリンタ4によりフィルム出力(ハードコピー出力)するモードである。
CPU31は、記憶部33に記憶されている全体制御処理プログラムを読み出して実行するとともに、予め設定されている動作モードに応じてビューアモード処理プログラム又はプリントモード処理プログラムを読み出して、後述するビューアモード処理又はプリントモード処理を実行する。
RAM32は、CPU31により実行制御される各種処理において、記憶部33から読み出されたCPU31で実行可能な各種プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等の一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部33は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等により構成さ
れる。記憶部33には、前述のように各種プログラムが記憶されているほか、特開平11−85950や特開2001−76141の明細書中に開示されているような撮影部位を識別するための部位識別パラメータ(撮影画像に現われた撮影対象の輪郭、形状等と撮影部位とを対応付けるルックアップテーブル等)及び識別された撮影部位に応じた画像処理を行う画像処理パラメータ(階調処理に用いる階調曲線を定義したルックアップテーブル、周波数処理の強調度等)等が記憶されている。
また、記憶部33は、プリンタ4への送信待ちの画像データを一時的に記憶し保存する一時保存手段としての出力待ち画像記憶部331を有している。更に、記憶部33は、動作モードの設定情報やフィルムサイズの設定情報を記憶する。
入力部34は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイス、電源キー等を備えて構成され、キーボード等で押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号としてCPU31に出力する。
表示部(ビューア)35は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成されており、CPU31から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部36は、ネットワークインターフェース等により構成され、スイッチングハブを介してネットワーク6に接続された外部機器との間でデータの送受信を行う通信手段である。
画像DB37は、HDD等により構成され、撮影画像の画像データを患者情報と対応付けて記憶し保存する保存手段である。
プリンタ4は、制御装置3から入力される画像データを記録媒体上に記録し、可視像として再生したハードコピーを出力する画像記録装置である。プリンタ4としては、例えば、制御装置3から入力される画像データに基づいて、透過型記録媒体(フィルム)にレーザ露光することによって潜像を記録し、熱現象処理により潜像を可視化する光熱銀塩方式の画像記録装置や、インクジェット方式或いはレーザ方式で反射型記録媒体(紙媒体、シール等)に記録する画像記録装置等を用いることができる。本実施の形態においては、光熱銀塩方式の画像記録装置を用いた場合を例にとり説明する。また、プリンタ4には、単一サイズのフィルムが装填されているものとする。
受付装置5は、来院した患者の受付登録、会計計算、保険点数計算等を行うためのコンピュータ装置であり、CPU、RAM、HDD等により構成される記憶部、キーボードやマウス等により構成される入力部、CRTやLCD等により構成される表示部、ネットワーク6に接続された各装置との通信を制御する通信部(いずれも図示せず)等を備えて構成されている。受付装置5は、入力部より受付入力画面の表示が指示されると、CPUと記憶部に記憶されたプログラムとの協働によるソフトウエア処理により、表示部に図示しない受付入力画面を表示し、受付入力画面を介して入力部により受付情報(受付番号+患者氏名)が入力されると、受付された患者の患者情報リストを作成(更新)して記憶部に記憶し、制御装置3からの患者リスト送信要求に応じて通信部により制御装置3へ送信する。
次に、小規模診断システム1が適用された小規模施設における、一の患者についての診察の流れについて説明する。
患者が来院すると、受付11において、患者に対し受付番号札が付与され、受付装置5において、入力部の操作により受付された患者の受付番号及び患者氏名等の患者情報の入力(受付入力)が行われる。受付装置5においては、患者の受付番号及び患者情報が入力されると、患者情報のリスト(患者情報リスト)が生成(更新)され、RAMの所定領域に格納される。患者情報リストは、例えば、本日の最初の患者が受付入力されると生成され、RAMの所定領域に記憶され、次の患者が受付入力される毎に新しい患者情報リストに更新される。
受付番号が付与された患者が診察室13に移動すると、医師により問診が行われ、行うべき撮影等が決定される。
問診により患部の撮影が必要であると決定された場合には、撮影技師又は看護士等の撮影を行う撮影実施者は、患者を撮影を行う画像生成装置2(超音波診断装置2a、又はCR装置2b)の前に連れて行き、その患者の診断対象部位を被写体として撮影を行い、撮影画像の画像データの生成を行う。例えば、画像生成装置2がCR装置2bの場合、撮影装置22において撮影を行い、撮影装置22において撮影済みのカセッテを読取装置23にセットし、カセッテに記録された放射線画像の読み取りを行う。画像生成装置2においては、撮影実施者の操作に応じて患者情報の入力、撮影及び画像データの生成が行われ、生成された画像データに入力された患者情報及び上述のUIDを含む付帯情報が付帯されて制御装置3へ送信される。なお、画像データと患者情報との正式な対応付けは制御装置3により行うので、画像生成装置2から撮影実施者が入力する患者情報は氏名である必要はなく各患者に個別に割り振られる受付番号や患者IDにすると、撮影実施者の入力操作が簡素化され好ましい。
撮影が終了すると、医師は、制御装置3において、画像生成装置2から受信された撮影画像を表示部35に表示して参照し、患者の診断を行う。或いは、画像生成装置2から受信された撮影画像をプリンタ4によりフィルム出力して観察し、患者の診断を行う。
以上が、一の患者を診察する際の大まかな流れとなる。ここで、上述したように、制御装置3は、ビューアモードとプリントモードの2つの動作モードを有している。ビューアモードは、撮影画像を表示部35に表示して画像診断を行うフィルムレス運用のワークフローに対応したモードである。プリントモードは、撮影画像をフィルム出力して観察し画像診断を行うフィルム運用のワークフローに対応したモードである。2つの動作モードの何れを適用するかは、装置の設置時に小規模施設におけるワークフローに応じてサービスマン等により予め設定するようになっており、動作モードの設定情報が記憶部33に記憶されている。また、プリントモードにおいては、予め設定したフィルムサイズに応じて処理を行うが、このフィルムサイズについても、サービスマン等により予め設定するようになっており、フィルムサイズの設定情報が記憶部33に記憶されている。なお、動作モード及びフィルムサイズの設定は、ユーザが入力部34により設定可能な構成としてもよい。
次に、小規模診断システム1における制御装置3の動作について説明する。
図4に、制御装置3のCPU31により実行される全体制御処理を示す。当該処理は、入力部34の電源キーが操作され制御装置3の電源がONされた際に、CPU31と記憶部33に記憶されている全体制御処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される処理である。
まず、記憶部33に記憶された動作モードの設定情報が参照され、動作モードが判断される。動作モードがビューアモードであると判断された場合(ステップS1;ビューアモード)、記憶部33からビューアモード処理プログラムが読み出され、当該プログラムに従ってビューアモード処理(図5参照)が実行される(ステップS2)。動作モードがプリントモードであると判断された場合(ステップS1;プリントモード)、記憶部33からプリントモード処理プログラムが読み出され、プリントモード処理(図8参照)が実行される(ステップS3)。
ここで、ビューアモード処理、プリントモード処理について詳述する。
まず、ビューアモード処理について説明する。
図5に、図4のステップS2において実行されるビューアモード処理を示す。
ビューアモード処理においては、まず、表示部35に診察開始を指示するための診察開始ボタンを含む初期画面が表示され、入力部34により診察開始ボタンが押下されて診察開始の指示が入力されると(ステップS101;YES)、通信部36を介して、受付装置5に患者情報リスト送信要求が送信されて受付装置5から患者情報リストのデータが取得され、取得されたデータに基づいて、表示部35に患者情報入力画面が表示される(ステップS102)。ここで、患者情報入力画面には、図示しないが、本日受け付けされた患者情報のリストが表示されており、医師が診察対象とする患者の患者情報を入力部34のマウス等によりクリック選択することで、診察対象とする患者の患者情報を入力することができる。即ち、入力部34と患者情報入力画面により患者情報入力手段が実現される。なお、患者情報入力画面においては、患者情報をキーボードから直接入力する構成としてもよいが、上述したように、患者情報リストから選択する構成により、入力ミス防止や時間短縮を図ることができるので好ましい。
患者情報入力画面から入力部34により診察対象となる患者の患者情報が入力されると(ステップS103)、画像DB37において入力された患者情報に対応付けて記憶されている画像データが抽出され、表示部35に抽出された画像データのサムネイル画像A1等が表示された診療サマリ画面351(図6参照)が表示される。診療サマリ画面351から更に、入力部34により撮影画像表示画面352の表示指示が入力された場合は、表示部35に撮影画像表示画面352(図7参照)が表示される(ステップS104)。
図6に、診療サマリ画面351の一例を示す。診療サマリ画面351は、入力部34により診察対象の患者の患者情報が入力されると、その患者に対して行った撮影画像を時系列的に一覧表示する画面である。診療サマリ画面351は、患者情報351a、時間軸351b、診療サマリ表示エリア351c、上スクロールボタン351d、下スクロールボタン351e等を有している。診療サマリ表示エリア351cには、時間軸351bに対応させて、診察対象の患者について撮影された画像のサムネイル画像A1が画像生成装置2毎に分類されて表示される。サムネイル画像A1が入力部34により押下されると、押下されたサムネイル画像に対応する撮影画像を表示するための撮影画像表示画面352が表示される。
図7に、撮影画像表示画面352の一例を示す。撮影画像表示画面352は、医師が画像診断を行うための画面であり、本実施の形態においては、診療サマリ画面351に表示されている撮影画像のサムネイル画像A1のうち一のサムネイル画像が入力部34により選択(押下)された際に表示される画面である。なお、撮影画像表示画面352の画面下部には、診断対象の患者についての同種の画像生成装置2により撮影された画像が時系列的に表示されサムネイル画像一覧が表示されている。
ここで、医師は問診時に、制御装置3において診察対象患者の患者情報を入力してその患者の診療サマリ画面351や撮影画像表示画面352を表示させ、過去の撮影画像や現在の患者の状態に基づき、撮影枚数や撮影方向等を決めて撮影実施者により撮影を行わせる(或いは、医者自身で撮影を行う)ので、制御装置3において診療サマリ画面351や撮影画像表示画面352の表示対象となっている患者(即ち、患者情報が入力された患者)と受信された画像データの患者とは一致させねばならない。
そこで、制御装置3のビューアモードにおいては、ステップS106〜109を実行し、画像生成装置2から画像データが受信されると、受信された画像データを入力された患者情報(診療サマリ画面351や撮影画像表示画面352を表示させるために入力した診察対象患者の患者情報)と自動的に対応付けて画像DB37に保存する制御を行う。
診療サマリ画面351又は撮影画像表示画面352の表示後、通信部36により画像生成装置2からの画像データが受信されると(ステップS105;YES)、受信された画像データがRAM32のワークエリアに格納され画像処理が施される(ステップS106)。例えば、記憶部33から部位識別パラメータが読み出され画像生成装置2から受信された画像データに現われた撮影対象の輪郭、形状等から撮影部位を識別する部位自動識別処理が行われる。撮影画像の部位が識別されると、撮影部位に対応する画像処理パラメータが記憶部33から読み出され、読み出されたパラメータに基づいて画像処理条件が決定され、決定され画像処理条件で受信された画像データに階調処理、周波数処理等の画像処理が施される。
次いで、受信された画像データ(画像処理済みの画像データ)がステップS103において入力された患者情報と対応付けて画像DB37に記憶されて保存される(ステップS107)。例えば、画像データの付帯情報として上記入力された患者情報が書き込まれる(既に患者情報が付帯されている場合は入力された患者情報により上書きされる)ことにより画像データと患者情報が対応付けられる。また、当該受信された画像データに基づき画像が表示部35に表示される(ステップS108)。例えば、表示部35に診療サマリ画面351が表示されている場合、受信された画像データのサムネイル画像A1が生成されて診療サマリ画面351の時間軸に対応する位置に表示される。表示部35に撮影画像表示画面352が表示されている場合、受信された画像データのサムネイル画像A1が生成されて撮影画像表示画面352の画面下部のサムネイル画像一覧に追加表示される。診療サマリ画面351又は撮影画像表示画面352に新たに表示されたサムネイル画像A1が入力部34により押下されると、撮影画像表示画面352の画面中央に受信された撮影画像が表示される。
入力部34により診療サマリ画面351に表示されている終了ボタン351fが押下され、ステップS103において患者情報が入力された患者の診察を終了する指示が入力されるまで、ステップS105〜S109の処理が繰り返し実行される。入力部34によりステップS103において患者情報が入力された患者の診察を終了する指示が入力されると(ステップS109;YES)、表示部35に表示されている画面が閉じられて初期画面が表示され(ステップS110)、処理はステップS111に移行する。
ステップS111においては、入力部34の電源キーが操作されて電源OFFの指示が入力されたか否かが判断され、入力されていないと判断されると(ステップS111;NO)、処理はステップS101に戻る。電源OFFの指示が入力されたと判断されると(ステップS111;YES)、本処理及び全体制御処理は終了し、電源がOFFされる。
以上のように、ビューアモードでは、患者情報の入力後に受信される画像データの全てが診察対象として入力された患者情報と自動的に対応付けて画像DB37に記憶されて保存されるので、画像生成装置2が1台しかない場合や複数の患者に対し並列的に撮影を行うことがない運用である場合に、効率的に受信されたデータと患者情報を対応付けることが可能となり、フィルムレス運用の小規模施設におけるワークフローを効率化することができる。
次に、プリントモード処理について説明する。
図8に、図4のステップS3において実行されるプリントモード処理を示す。
プリントモード処理においては、まず、通信部36により画像生成装置2からの画像データが受信されるまで待機され、画像生成装置2から画像データが受信されると(ステップS201;YES)、受信された画像データがRAM32のワークエリアに格納されて画像処理が施され(ステップS202)、受信された画像データ(画像処理済みの画像データ)が出力待ち画像記憶部331に記憶され、一時保存される(ステップS203)。受信された画像データに施される画像処理としては、例えば、上述のように、撮影対象の部位認識が行われ、撮影対象部位に応じた画像処理パラメータにより階調補正処理、周波数強調処理等が施される。また、画像データが解析され被写体領域が認識され、被写体領域以外の領域が所定の濃度値以上、例えば、被写体領域における最小濃度値より高濃度の値となる値に濃度補正される。この濃度補正は、観察時にフィルムを透過するシャウカステンの光の影響を抑えるために行われるものである。
次いで、表示部35に受信された画像データ(画像処理済みの画像データ)をプリンタ4によりフィルム出力した場合のプレビュー画面353(図9、図10参照)が表示される(ステップS204)。
図9、図10に、プレビュー画面353の一例を示す。プレビュー画面353においては、まず、図9に示すように、画像に対するフィルム出力方向(画像観察方向)をポートレート(フィルム長辺を縦とする方向)とした場合のプレビューが表示される。出力枠353Pは、フィルム枠を示す矩形である。出力枠Pは、予め設定されているフィルムサイズ(プリンタ4のフィルムサイズ)に応じたサイズで表示される。撮影画像は、画像の中心部と出力枠P(L)の中心部が一致する位置に配置される。プレビュー画面353には、フィルム出力方向の変更を指示するためのP/L変更ボタン353a、プレビュー表示した画像のフィルム出力を指示するための出力ボタン353b等が表示されている。図9に示すプレビュー画面353において入力部34によりP/L変更ボタン353aが押下されると、図10に示すように、フィルム出力方向をランドスケープ(フィルム長辺を横とする方向)とした場合のプレビューが表示される。出力枠353Lは、フィルム枠を示す矩形である。図10に示すプレビュー画面353において入力部34によりP/L変更ボタン353aが押下されると、図9に示す表示に戻る。
プレビュー画面353において、入力部34によりP/L変更ボタン353aが押下され、フィルム出力方向の変更が指示入力されると(ステップS205;YES)、処理はステップS204に戻り、フィルム出力方向を変更したプレビュー画面353が表示される。入力部34により出力ボタン353bが押下されて出力が指示入力されると(ステップS205;NO、ステップS206;YES)、処理はステップS207に移行する。
ステップS207においては、通信部36を介して、出力ボタン353b押下時に設定されているフィルム出力方向や、このフィルム出力方向に応じた画像の配置位置(フィルム上における画像の書き込み位置)及び患者情報の書き込み位置(出力方向に応じて制御装置3において予め設定されている)等の出力制御情報がプリンタ4に送信されるとともに、プレビュー表示された画像の画像データがプリンタ4に送信され、プリンタ4によりフィルム出力される。そして、送信後フィルム出力の対象となった画像データが出力待ち画像記憶部331から削除され(ステップS208)、処理はステップS209に移行する。プリンタ4では、画像データ及び出力制御情報が受信されると、出力制御情報が参照され、画像データの患者情報書込み位置に患者情報が付加されてフィルム上に患者情報を含む画像が記録され、出力される。なお、本実施の形態においては、プリンタ4は、デフォルトのフィルム出力方向がポートレートに設定されている。そのため、フィルム出力方向がランドスケープの場合には、制御装置3において画像データが90度回転処理された後送信されるか、或いは、制御装置3において出力制御情報に90度回転を指示する情報が付加されて送信され、プリンタ4側で画像データの回転処理が行われた後フィルム出力される。
ステップS209においては、電源キーが操作されて電源OFFの指示が入力されたか否かが判断され、入力されていないと判断されると(ステップS209;NO)、処理はステップS201に戻る。電源OFFの指示が入力されたと判断されると(ステップS209;YES)、本処理及び全体制御処理は終了し、電源がOFFされる。
以上のように、プリントモードでは、画像生成装置2から受信された画像データが出力待ち画像記憶部331に記憶され、プレビュー表示された後、プリンタ4によりフィルム出力される。フィルム枠に対する画像の配置位置は、予め設定されているフィルムサイズに応じて制御装置3により自動的に配置され、患者情報は、プレビュー画面353において変更可能なフィルム出力方向に応じて自動的に設定されるので、医師はフィルム出力方向を変更したい場合にのみ入力操作を行えばよく、キーボードやマウスによる入力操作に不慣れな医師であっても手を煩わすことなく撮影画像をフィルム出力することが可能となる。
なお、プレビュー画面353においては、画像の濃度やコントラストを微調整するための操作ボタン等を設け、医師が画像の濃度やコントラストが微調整できるようにしてもよい。また、患者情報は、画像生成装置2において画像中に含まれている場合があるので(例えば、CR装置2bにおいて、患者情報を示す鉛板を被写体とともに撮影した場合等)、プレビュー画面353において、プリント時にフィルム上に患者情報を付加するか否かを指示するための操作ボタンを設けるようにしてもよい。また、付加する患者情報の位置をプレビュー画面353において可変できるようにしてもよい。また、フィルム出力枠における画像の位置を上下左右に微調整するための画像位置調整ボタンを設け、フィルム出力枠における画像の位置を調整できるようにしてもよい。
また、上記実施の形態におけるプリントモードでは、フィルム出力方向を医師が可変できるようにしたが、フィルム出力方向を固定とし、医師の入力操作を不要とする構成としてもよい。即ち、制御装置3のプリントモードにおいては、受信した画像データを出力待ち画像記憶部331に記憶して保存し、予め定められたフィルムサイズ、フィルム出力方向における出力制御情報とともに順次プリンタ4に送信してフィルム出力させ、フィルム出力後の画像データを出力待ち画像記憶部331から削除するようにしてもよい。
また、上記実施の形態のプリントモードは、プリンタ4が単一のフィルムサイズのフィルムを装填し、かつ1フィルムに対し自動的に1つの撮影画像を記録する場合に対応するものであるが、複数サイズのフィルムを有するプリンタを接続した場合に対応するため、例えば特開2005−296091の明細書中に記載のように、画像データの短辺の長さ(a)と長辺の長さ(b)を画像生成装置2から取得し、プリンタに装填されている各フィルムの短辺(a´)、長辺(b´)を当該プリンタから取得し、短辺(a)と短辺(a´)、長辺(b)と長辺(b´)とを小さいフィルムから順に比較し、a´≧a、b´≧bの関係を満足する最小のフィルムのサイズを使用するフィルムサイズと自動的に決定する機能を備えた構成としてもよい。また、上記公報に記載のように、画像生成装置2から受信した画像データの縦横比との差が少ない方向をフィルムの出力方向として自動的に決定するようにしてもよい。更に、1枚のフィルムに複数枚の画像を記録したい場合に対応するために、上記公報に記載のように、入力された1枚のフィルムに記録する画像数(駒数)、画像生成装置2から取得した画像データの短辺及び長辺の長さ、プリンタ4から取得した各フィルムの短辺及び長辺の長さ等に基づきフィルムサイズやフィルム出力向き、画像の配列方向を決定する機能を備える構成としてもよい。
以上説明したように、上記第1の実施の形態の小規模診断システム1によれば、制御装置3は、表示部35(ビューア)で画像診断を行うフィルムレス運用に対応したビューアモード、フィルム上で画像診断を行うフィルム運用に対応したプリントモードの何れでも動作可能である。従って、CR装置等のデジタル画像データを生成する画像生成装置を導入した小規模施設において、フィルム運用、フィルムレス運用のどちらを採用しても対応可能な小規模診断システムを提供することができる。ビューアモードでは、患者情報の入力後に受信される画像データの全てが診察対象として入力された患者情報と自動的に対応付けて画像DB37に記憶されて保存されるので、画像生成装置2が1台しかない場合や複数の患者に対し並列的に撮影を行うことがない運用である場合に、効率的に受信されたデータと患者情報を対応付けることが可能となり、フィルムレス運用の小規模施設におけるワークフローを効率化することができる。プリントモードでは、医師はフィルム出力方向を変更したい場合にのみ入力操作を行えばよく、キーボードやマウスによる入力操作に不慣れな医師であっても手を煩わすことなく撮影画像をフィルム出力することが可能となる。
〔第2の実施の形態〕
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。
まず、第2の実施の形態における小規模診断システム1構成を説明する。
第2の実施の形態においては、記憶部33は、図11に示すように、未確定画像記憶部332を有している。その他の構成は、第1の実施の形態で説明したのと同様であるので説明を省略する。なお、第2の実施の形態において、未確定画像記憶部332は、第1の一時保存手段に相当するものであり、出力待ち画像記憶部331は、第2の一時保存手段に相当するものである。
次に、第2の実施の形態における小規模診断システム1の動作について説明する。
第2の実施の形態においては、ビューアモードの動作が第1の実施の形態と異なるので、以下ビューアモードの動作について説明する。
図12に、図4のステップS2において制御装置3のCPU31により実行されるビューアモード処理(第1の実施の形態と区別するためビューアモード処理Bとする)を示す。当該処理は、CPU31と記憶部33に記憶されているビューアモード処理プログラムムとの協働によるソフトウエア処理により実現される処理である。
まず、表示部35に診察開始を指示するための診察開始ボタンを含む初期画面が表示され、入力部34により診察開始ボタンが押下されて診察開始の指示が入力されると(ステップS301;YES)、通信部36を介して、受付装置5に患者情報リスト送信要求が送信されて受付装置5から患者情報リストのデータが取得され、取得されたデータに基づいて、表示部35に患者情報入力画面が表示される(ステップS302)。ここで、患者情報入力画面には、図示しないが、本日受け付けされた患者情報のリストが表示されており、医師が診察対象とする患者の患者情報を入力部34のマウス等によりクリック選択することで、診察対象とする患者の患者情報を入力することができる。即ち、入力部34と患者情報入力画面により患者情報入力手段が実現される。なお、患者情報入力画面においては、患者情報をキーボードから直接入力する構成としてもよいが、上述したように、患者情報リストから選択する構成により、入力ミス防止や時間短縮を図ることができるので好ましい。
患者情報入力画面から入力部34により診察対象となる患者の患者情報が入力されると(ステップS303)、画像DB37において入力された患者情報に対応付けて記憶されている画像データが抽出され、表示部35に抽出された画像データのサムネイル画像A1等が表示された診療サマリ画面351(図13参照)が表示される。診療サマリ画面351から更に、入力部34により撮影画像表示画面352の表示指示が入力された場合は、表示部35に撮影画像表示画面352(図14参照)が表示される(ステップS304)。
図13に、第2の実施の形態における診療サマリ画面351の一例を示す。図13に示すように、診療サマリ画面351は、図6で示したのと略同様であるが、画像生成装置2の種別を表す表示がオンラインボタンB1〜B2となっている点が異なる。図14に、第2の実施の形態における撮影画像表示画面352の一例を示す。撮影画像表示画面352は、図7で示したのと略同様であるが、オンラインボタンB0が表示されている点が異なる。オンラインボタンB0〜B2は、通信部36により画像データが受信された際に点滅し画像データが受信されたことをユーザである医師に通知するとともに、点滅状態で押下されると、受信された画像データをステップS303で入力された患者情報、即ち、現在診察対象となっている患者に対応付けて保存する指示をCPU31に出力する。また、オンラインボタンB0〜B2は、点滅状態で長押し(例えば、10秒以上押し続ける)されると、受信された画像データを患者情報と対応付けずに未確定画像記憶部332に一時保存する指示をCPU31に出力する。即ち、オンラインボタンB0〜B2は、画像生成装置2から受信された画像データを入力された患者情報と対応付けるか否かの指示を入力するための指示入力手段として機能する。
診療サマリ画面351又は撮影画像表示画面352の表示後、通信部36により画像生成装置2からの画像データが受信されると(ステップS305;YES)、受信された画像データがRAM32のワークエリアに格納され画像処理が施される(ステップS306)。例えば、記憶部33から部位識別パラメータが読み出され画像生成装置2から受信された画像データに現われた撮影対象の輪郭、形状等から撮影部位を識別する部位自動識別処理が行われる。撮影画像の部位が識別されると、撮影部位に対応する画像処理パラメータが記憶部33から読み出され、読み出されたパラメータに基づいて画像処理条件が決定され、決定され画像処理条件で受信された画像データに階調処理、周波数処理等の画像処理が施される。
次いで、表示部35に表示されている画面及び画像データの送信元の画像生成装置2の種別に応じてオンラインボタンB0〜B2の何れかが点滅される(ステップS307)。入力部34のマウス等により点滅されたオンラインボタンが押下されると(ステップS308;YES)、受信された画像データ(画像処理済みの画像データ)がステップS303において入力された患者情報と対応付けて画像DB37に記憶されて保存され(ステップS309)、当該受信された画像データに基づく画像が表示部35に表示される(ステップS310)。例えば、表示部35に診療サマリ画面351が表示されている場合、受信された画像データに基づきサムネイル画像A1が生成されて診療サマリ画面351の時間軸に対応する位置に表示される。表示部35に撮影画像表示画面352が表示されている場合、受信された画像データに基づきサムネイル画像A1が生成されて撮影画像表示画面352の画面下部のサムネイル画像一覧に追加表示される。診療サマリ画面351又は撮影画像表示画面352に新しく表示されたサムネイル画像A1が入力部34により押下されると、撮影画像表示画面352の画面中央に受信された画像データに基づき撮影画像が表示される。
一方、入力部34のマウス等によりオンラインボタンB0〜B2の何れかが長押しされると(ステップS308;NO)、受信された画像データが受信順序を示す番号と対応付けて未確定画像記憶部332に記憶され一時保存される(ステップS311)。
入力部34により診療サマリ画面351に表示されている終了ボタン351fが押下され、ステップS303において患者情報が入力された患者の診察を終了する指示が入力されるまで、ステップS305〜S312の処理が繰り返し実行される。入力部34によりステップS303において患者情報が入力された患者の診察を終了する指示が入力されると(ステップS312;YES)、表示部35に表示されている画面が閉じられるとともに、未確定画像記憶部332に画像データが記憶されている場合には一時保存された画像データを患者情報と対応付けますか」等のメッセージ及び対応付けを指示するための「はい」ボタン、患者情報との対応付けを現在は行わないことを指示するための「いいえ」ボタンが表示された問い合わせ画面(図示せず)が表示され、当該画面において入力部34により「はい」ボタンが押下され、患者情報の対応付けが指示されると(ステップS313;YES)、表示部35に患者情報対応付け画面354が表示される(ステップS314)。一方、未確定画像記憶部332に画像データが一時保存されていない場合または上記問い合わせ画面から患者情報の対応付けを現在は行わないことを指示する「いいえ」ボタンが押下された場合(ステップS313;NO)、処理はステップS318に移行する。
図15に、患者情報対応付け画面354の一例を示す。図15に示すように、患者情報対応付け画面354には、未確定画像記憶部332に一時保存されている画像データに基づいて生成されたサムネイル画像が、その取得時刻(例えば、各画像データに付帯されているUID)と対応付けて、取得時刻の順番に並べて表示されるとともに、患者情報リストが表示される。なお、これらのデータが取得された時刻ではなく、制御装置3側で受信された順番で並べて表示してもよい。当該画面から、入力部34によりサムネイル画像が選択され、選択したサムネイル画像に対応する患者情報が患者情報リストから選択され、「登録」ボタンが押下されると、選択されたサムネイル画像に対応する画像データが選択された患者情報に対応付けて画像DB37に記憶される。即ち、入力部34と患者情報対応付け画面354により患者情報対応付け入力手段が実現される。
患者情報対応付け画面354において入力部34によりサムネイル画像が選択され、選択したサムネイル画像に対応する患者情報が患者情報リストから選択され、登録ボタン354aが押下されると(ステップS315)、選択されたサムネイル画像に対応する画像データと選択された患者情報とが対応付けられて画像DB37に記憶されて保存されるとともに、患者情報が対応付けされた画像データが未確定画像記憶部332から削除される(ステップS316)。画像データと患者情報の対応付けは、例えば、画像データの付帯情報として上記入力された患者情報が書き込まれる(既に患者情報が付帯されている場合は入力された患者情報により上書きされる)ことにより患者情報が対応付けられる。
入力部34により患者情報対応付け画面354に表示されている終了ボタン354bが押下され、患者情報の対応付けを終了する指示が入力されるまで、ステップS315〜S317の処理が繰り返し実行される。入力部34により終了ボタン354bが押下されると(ステップS317;YES)、処理はステップS318に移行する。
ステップS318においては、電源キーが操作されて電源OFFの指示が入力されたか否かが判断され、入力されていないと判断されると(ステップS318;NO)、初期画面が表示され処理はステップS301に戻る。電源OFFの指示が入力されたと判断されると(ステップS318;YES)、本処理及び全体制御処理は終了し、電源がOFFされる。
以上のように、第2の実施の形態におけるビューアモードでは、受信された画像データをオンラインで診察対象の患者情報と対応付けて画像DB37に保存するか又は後で別患者と対応付けて画像DB37に保存するかの指示を医師が入力部34を介して入力可能に構成され、入力された指示に従って画像データの保存動作が実行される。従って、第1の実施の形態の効果に加え、或る患者の診察中に、急患や再撮影などの別患者の撮影を並行して行っても、診察中の患者の診察終了後にその撮影された画像データを別患者の患者情報と対応付けることが可能となり、小規模施設における撮影、診察、診断のワークフローをより効率化することができる。
なお、上記第2の実施の形態においては、プリントモードでの動作中に画像生成装置2から受信した画像データを一時保存しておくための出力待ち画像記憶部331と、ビューアモードでの動作中に画像生成装置2から受信した画像データを一時保存しておくための未確定画像記憶部332とをそれぞれ別個に設けることとして説明したが、制御装置3においては、ビューアモードとプリントモードは同時動作しないので、これらは一つの一時保存手段で共用する構成としてもよい。
以上、本発明の第1の実施の形態及び第2の実施の形態について説明したが、上記第1、2の実施の形態における記述内容は、本発明に係る小規模診断システム1の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、保存手段としての画像DB37を、第1の実施の形態における一時保存手段及び第2の実施の形態における第2の一時保存手段である出力待ち画像記憶部331と第1の一時保存手段である未確定画像記憶部332と別個の記憶装置に記憶することとして説明しているが、これに限定されない。例えば、画像DB37、出力待ち画像記憶部331及び未確定画像記憶部332は同一のHDDや不揮発性メモリ等の記憶装置に記憶領域(例えば、HDDのパーティション)を分けることにより構成してもよいし、それぞれ別個の記憶装置により構成するようにしてもよい。また、出力待ち画像記憶部331や未確定画像記憶部332は、RAM32に形成することとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、画像記録装置としてのプリンタ4がネットワーク6に接続されている場合を例にとり説明したが、例えば、USB(Universal Serial Bus)などのインターフェースを介して制御装置3に直接接続された構成としてもよい。また、小規模診断システム1においては、制御装置3がプリンタ4に接続可能な構成であればよく、例えば、ビューアモードでの動作の場合には、小規模診断システム1に必ずしもプリンタ4が備えられている必要はない。
その他、小規模診断システム1を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明の第1及び第2の実施の形態における小規模診断システムの全体構成例を示す図である。 図1に示す小規模診断システムを適用した場合の各装置の医療施設における配置例を示す図である。 図1の制御装置の機能的構成を示す要部ブロック図である。 図3のCPUにより実行される全体制御処理を示すフローチャートである。 図3のCPUにより実行されるビューアモード処理を示すフローチャートである。 図3の表示部に表示される診療サマリ画面の一例を示す図である。 図3の表示部に表示される撮影画像表示画面の一例を示す図である。 図3のCPUにより実行されるプリントモード処理を示すフローチャートである。 図3の表示部に表示されるプレビュー画面の一例を示す図である。 図3の表示部に表示されるプレビュー画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における制御装置の機能的構成を示すブロック図である。 図11のCPUにより実行されるビューアモード処理Bを示すフローチャートである。 第2の実施の形態における診療サマリ画面の一例を示す図である。 第2の実施の形態における撮影画像表示画面の一例を示す図である。 図11の表示部に表示される患者情報対応付け画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 小規模診断システム
2 画像生成装置
2a 超音波診断装置
2b CR装置
3 制御装置
4 プリンタ
5 受付装置
6 ネットワーク
21 変換装置
21a 入力操作部
31 CPU
32 RAM
33 記憶部
331 出力待ち画像記憶部
332 未確定画像記憶部
34 入力部
35 表示部
351 診療サマリ画面
352 撮影画像表示画面
353 プレビュー画面
353a P/L変更ボタン
353b 出力ボタン
354 患者情報対応付け画面
354a 登録ボタン
354b 終了ボタン
36 通信部
37 画像DB
38 バス

Claims (8)

  1. 患者の診断対象部位を撮影しデジタルの画像データを生成する画像生成装置と、前記画像生成装置において生成された画像データを受信する医用画像管理装置とが接続された小規模診断システムであって、
    前記医用画像管理装置は、
    前記画像生成装置から受信された画像データに基づき画像を表示する表示手段と、
    患者情報を入力するための患者情報入力手段と、
    前記画像生成装置から受信され、患者情報と対応付けられた画像データを保存する保存手段と、
    前記画像生成装置から受信された画像データを一時的に保存する一時保存手段と、
    第1の制御モードと第2の制御モードとを有し、予め設定された何れかの制御モードで動作する制御手段と、
    画像データに基づき記録媒体上に画像を記録し出力する外部の画像記録装置に接続するための通信手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記第1の制御モードでの動作中において前記画像生成装置から画像データが受信された際に、当該受信された画像データを前記患者情報入力手段により予め入力された患者情報と対応付けて前記保存手段に保存させるとともに、当該保存された画像データに基づき画像を前記表示手段に表示させ、
    前記第2の制御モードでの動作中において前記画像生成装置から画像データが受信された際に、当該受信された画像データを前記一時保存手段に一時保存させ、当該一時保存された画像データを前記通信手段を介して前記画像記録装置に送信する、小規模診断システム。
  2. 前記制御手段は、前記第2の制御モードでの動作中において、前記一時保存手段に一時保存された画像データを前記画像記録装置に出力後、当該画像データを前記一時保存手段から削除する、請求項1に記載の小規模診断システム。
  3. 患者の診断対象部位を撮影しデジタルの画像データを生成する画像生成装置と、前記画像生成装置において生成された画像データを受信する医用画像管理装置とが接続された小規模診断システムであって、
    前記医用画像管理装置は、
    前記画像生成装置から受信された画像データに基づき画像を表示する表示手段と、
    患者情報を入力するための患者情報入力手段と、
    前記画像生成装置から受信された画像データを前記患者情報入力手段により入力された患者情報と対応付けるか否かの指示を入力するための指示入力手段と、
    前記画像生成装置から受信され、患者情報と対応付けられた画像データを保存する保存手段と、
    前記画像生成装置から受信され、患者情報との対応付け待ちの画像データを一時的に保存する第1の一時保存手段と、
    前記画像生成装置から受信され、前記画像記録装置への送信待ちの画像データを一時的に保存する第2の一時保存手段と、
    第1の制御モードと第2の制御モードとを有し、予め設定された何れかのモードで動作する制御手段と、
    画像データに基づき記録媒体上に画像を記録し出力する外部の画像記録装置に接続するための通信手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記第1の制御モードでの動作中において前記画像生成装置から画像データが受信された際に、当該受信された画像データを前記指示入力手段からの入力に基づいて、前記患者情報入力手段により予め入力された患者情報と対応付けて前記保存手段に保存させるとともに当該保存された画像データに基づいて画像を前記表示手段に表示させさせるか、又は、前記第1の一時保存手段に一時保存させ、
    前記第2の制御モードでの動作中において前記画像生成装置から画像データが受信された際に、当該受信された画像データを前記第2の一時保存手段に一時保存させ、当該一時保存された画像データを前記通信手段を介して前記画像記録装置に送信する、小規模診断システム。
  4. 前記制御手段は、前記第2の制御モードでの動作中において、前記第2の一時保存手段に一時保存された画像データを前記画像記録装置に送信後、当該画像データを前記第2の一時保存手段から削除する、請求項3に記載の小規模診断システム。
  5. 前記第1の一時保存手段に保存された画像データと患者情報との対応付けを入力するための患者情報対応付け入力手段を更に備え、
    前記制御手段は、更に、前記第1の一時保存手段に保存された画像データと患者情報との対応付けが前記患者情報対応付け入力手段により入力された際に、当該画像データと当該患者情報とを対応付けて前記保存手段に保存させるとともに、当該画像データを前記第1の一時保存手段から削除する、請求項3に記載の小規模診断システム。
  6. 患者の診断対象部位を撮影しデジタルの画像データを生成する画像生成装置に接続され、当該画像生成装置で生成された画像データを受信し、当該受信した画像データを画像記録装置に送信可能な医用画像管理装置であって、
    前記画像生成装置から受信された画像データに基づき画像を表示する表示手段と、
    患者情報を入力するための患者情報入力手段と、
    前記画像生成装置から受信された画像データを前記患者情報入力手段により入力された患者情報と対応付けるか否かの指示を入力するための指示入力手段と、
    前記画像生成装置から受信され、患者情報と対応付けられた画像データを保存する保存手段と、
    前記画像生成装置から受信された画像データを一時的に保存する一時保存手段と、
    第1の制御モードと第2の制御モードとを有し、予め設定された何れかのモードで動作する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記第1の制御モードでの動作中において前記画像生成装置から画像データが受信された際に、当該受信された画像データを前記指示入力手段からの入力に基づいて、前記患者情報入力手段により予め入力された患者情報と対応付けて前記保存手段に保存させるとともに当該保存された画像データに基づいて画像を前記表示手段に表示させさせるか、又は、前記一時保存手段に一時保存させ、
    前記第2の制御モードでの動作中において前記画像生成装置から画像データが受信された際に、当該受信された画像データを前記一時保存手段に一時保存させ、当該一時保存された画像データを前記画像記録装置に送信する、医用画像管理装置。
  7. 前記制御手段は、前記第2の制御モードでの動作中において、前記一時保存手段に一時保存された画像データを前記画像記録装置に送信後、当該画像データを前記一時保存手段から削除する、請求項6に記載の医用画像管理装置。
  8. 前記一時保存手段に保存された画像データと患者情報との対応付けを入力するための患者情報対応付け入力手段を更に備え、
    前記制御手段は、更に、前記一時保存手段に保存された画像データと患者情報との対応付けが前記患者情報対応付け入力手段により入力された際に、当該画像データと当該患者情報とを対応付けて前記保存手段に保存させるとともに、当該画像データを前記一時保存手段から削除する、請求項6に記載の医用画像管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010113453A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 検査データ取込装置及びプログラム

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