JP2008228236A - 携帯型情報機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯型情報機器において、パスワードの入力を必要とせずに、簡単な行為によって、正当な使用者であることを示すための入力操作を行うことができるようにする。
【解決手段】携帯型情報機器は、使用者の片方の手に所持され得る形状をしており、電源オン操作がなされると(#1でYES)、本機器の電源をオンにした後(#2)、使用者に本機器の姿勢を変化させることによる姿勢変化パターンの入力を要求する(#3)。その後、携帯型情報機器は、使用者によって本機器の姿勢が変化させられたことにより入力された姿勢変化パターンを照合し(#4)、入力された姿勢変化パターンが正当なパターンであれば(#5でYES)、本機器を通常起動して(#6)、本機器の使用を可能な状態にし、入力された姿勢変化パターンが正当なパターンでなければ(#5でNO)、本機器の電源をオフにして(#7)、本機器の使用を不可能な状態にする。
【選択図】図4
【解決手段】携帯型情報機器は、使用者の片方の手に所持され得る形状をしており、電源オン操作がなされると(#1でYES)、本機器の電源をオンにした後(#2)、使用者に本機器の姿勢を変化させることによる姿勢変化パターンの入力を要求する(#3)。その後、携帯型情報機器は、使用者によって本機器の姿勢が変化させられたことにより入力された姿勢変化パターンを照合し(#4)、入力された姿勢変化パターンが正当なパターンであれば(#5でYES)、本機器を通常起動して(#6)、本機器の使用を可能な状態にし、入力された姿勢変化パターンが正当なパターンでなければ(#5でNO)、本機器の電源をオフにして(#7)、本機器の使用を不可能な状態にする。
【選択図】図4
Description
本発明は、使用者に携帯されて使用され、少なくとも文書、画像、音声のいずれかによる情報が記憶され、その記憶された情報が使用者の操作によって出力される携帯型情報機器に関するものである。
従来から、携帯型情報機器の一種である携帯電話機は、使用者に携帯されて使用され、無線通信による音声通話を行えるようになっている。また、携帯電話機は、無線通信による音声通話に加え、電子メールの送受信や画像の撮像を行えるようになっているものもある。このような携帯電話機においては、送受信した電子メールや撮像した画像などの情報が携帯電話機に記憶され、それら記憶された情報が使用者の操作によって再生出力できるようになっている。また、通話した音声の録音も行えるようになっており、録音された音声の情報も使用者の操作によって再生出力できるようになっている。
また、携帯型情報機器の一種であるデジタルスチルカメラにおいて、上下左右ボタン、シャッターボタン、OKボタン、再生ボタン、ズームテレボタン、及びズームワイドボタンのうち、4つのボタンの操作をパスワードとして使用し、パスワードを用いて各使用者に使用可能なパーティションを制限することにより、各使用者が他人に割り当てられているパーティションに記録されている画像データに対してアクセスできないようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。また、デジタルスチルカメラにおいて、予め記憶された切換操作手順どおりに操作することにより、画像データの表示許可/表示不許可を設定できるようにしたものが知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2006−221288号公報
特開2004−40468号公報
ところで、上述した従来の携帯電話機は、使用者に携帯されるものであるため、外出先で置き忘れや紛失をすることがあり、そのような場合には、携帯電話機が第三者によって使用され、携帯電話機に記憶されている送受信した電子メール、撮像した画像、録音した音声などの情報が第三者によって出力される虞がある。
そこで、このような携帯電話機において、携帯電話機を使用するときにパスワードを入力キーの操作により使用者に入力させ、入力されたキーワードを基に正当な使用者であるか否かを判断し、正当な使用者であると判断される場合に、携帯電話機の使用を可能な状態にすると共に、正当な使用者であると判断されなかった場合に、携帯電話機の使用を不可能な状態にする構成が考えられる。このような構成にすれば、正当なパスワードを知らない第三者は、携帯電話機を使用することができず、従って、正当な使用者が外出先で携帯電話機の置き忘れや紛失をしたとしても、正当な使用者でない第三者によって携帯電話機から情報が出力されるのを防止することができる。
しかしながら、このような構成では、携帯電話機を使用するために入力キーを操作してパスワードを入力しなければならず、入力キーの操作によるパスワードの入力(すなわち正当な使用者であることを示すための行為)が煩雑であり、使い勝手の悪いものとなってしまう。また、入力キーの操作に不慣れな者は、片方の手で携帯電話機を保持し、もう片方の手で入力キーを操作して、パスワードの入力をしなければならない。つまり、入力キーの操作に不慣れな者は、正当な使用者であることを示すための入力操作(入力キーの操作によるパスワードの入力)を両方の手を使って行わなければならず、使い勝手の悪いものとなってしまう。なお、上述した特許文献1及び特許文献2に開示の内容を適用したとしても、上記の課題を解決することはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、パスワードの入力を必要とせずに、簡単な行為によって、正当な使用者であることを示すための入力操作を行うことができる携帯型情報機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、情報を入力するための情報入力手段と、情報が記憶される情報記憶手段と、情報を出力するための情報出力手段と、本機器を使用するために使用者により操作される操作手段と、使用者による操作手段の操作を受けて本機器の動作を制御する制御手段とを備え、操作手段は、本機器の電源をオン/オフするために使用者により操作される電源スイッチを有し、情報入力手段は、少なくとも画像を撮像するための画像撮像手段を含み、情報出力手段は、少なくとも画像を表示するための画像表示手段を含み、使用者に携帯されて使用される、使用者の片方の手に所持され得る形状の携帯型情報機器において、本機器の姿勢を検出する姿勢検出手段と、姿勢検出手段による検出出力を基に、使用者により本機器の姿勢が変化させられたときの本機器の姿勢変化パターンを検出する姿勢変化パターン検出手段と、本機器の正当な使用者を識別するための識別情報として設定される本機器の姿勢変化パターンが記憶される設定メモリと、をさらに備え、姿勢検出手段は、本機器の水平な姿勢、水平な姿勢に対して右に略90度横向きになった姿勢、水平な姿勢に対して左に略90度横向きになった姿勢、及び、水平な姿勢に対して上下が逆向きになった姿勢を区別して検出し、姿勢変化パターン検出手段は、本機器の姿勢が変化した順序を姿勢変化パターンとして検出し、制御手段は、本機器が正当な使用者以外によって使用されるのを禁止する使用禁止制御手段と、使用者による操作手段の操作を受けて、本機器の正当な使用者を識別するための本機器の姿勢変化パターンを設定するパターン設定手段とを有し、パターン設定手段は、使用者によって操作手段により本機器の姿勢変化パターンを記憶するための操作がなされると、情報出力手段により使用者に本機器の姿勢を変化させるように促し、その後、使用者によって本機器の姿勢が変化させられることによる本機器の姿勢変化パターンを姿勢変化パターン検出手段により検出し、該検出した姿勢変化パターンを、本機器の正当な使用者を識別するための姿勢変化パターンとして設定して設定メモリに記憶し、使用禁止制御手段は、使用者によって電源スイッチにより本機器の電源をオンにする操作がなされると、本機器の電源をオンにした後、情報出力手段により使用者に本機器の姿勢を変化させるように促し、その後、使用者によって本機器の姿勢が変化させられることによる本機器の姿勢変化パターンを姿勢変化パターン検出手段により検出し、該検出した姿勢変化パターンを設定メモリに記憶されている姿勢変化パターンと照合し、該検出した姿勢変化パターンが設定メモリに記憶されている姿勢変化パターンと同じであれば、本機器を起動して、少なくとも画像撮像手段による画像の撮像、及び画像撮像手段により撮像されて情報記憶手段に記憶されている画像の画像表示手段による表示を含む本機器の使用を可能な状態にし、該検出した姿勢変化パターンが設定メモリに記憶されている姿勢変化パターンと同じでなければ、本機器の電源をオフにして、少なくとも画像撮像手段による画像の撮像、及び画像撮像手段により撮像されて情報記憶手段に記憶されている画像の画像表示手段による表示を含む本機器の使用を不可能な状態にするものである。
請求項2の発明は、情報が記憶される情報記憶手段と、情報を出力するための情報出力手段と、本機器を使用するために使用者により操作される操作手段と、使用者による操作手段の操作を受けて本機器の動作を制御する制御手段とを備え、使用者に携帯されて使用される、使用者の片方の手に所持され得る形状の携帯型情報機器において、本機器の姿勢を検出する姿勢検出手段と、姿勢検出手段による検出出力を基に、使用者により本機器の姿勢が変化させられたときの本機器の姿勢変化パターンを検出する姿勢変化パターン検出手段と、本機器の正当な使用者を識別するための識別情報として設定される本機器の姿勢変化パターンが記憶される設定メモリと、をさらに備え、制御手段は、本機器が正当な使用者以外によって使用されるのを禁止する使用禁止制御手段を有し、使用禁止制御手段は、使用者によって本機器の姿勢が変化させられることによる本機器の姿勢変化パターンを姿勢変化パターン検出手段により検出し、該検出した姿勢変化パターンを設定メモリに記憶されている姿勢変化パターンと照合し、該検出した姿勢変化パターンが設定メモリに記憶されている姿勢変化パターンと同じであれば、少なくとも情報記憶手段に記憶されている情報の情報出力手段による出力を含む本機器の使用を可能な状態にし、該検出した姿勢変化パターンが設定メモリに記憶されている姿勢変化パターンと同じでなければ、少なくとも情報記憶手段に記憶されている情報の情報出力手段による出力を含む本機器の使用を不可能な状態にするものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の携帯型情報機器において、姿勢検出手段は、本機器の水平な姿勢、水平な姿勢に対して右に略90度横向きになった姿勢、水平な姿勢に対して左に略90度横向きになった姿勢、及び、水平な姿勢に対して上下が逆向きになった姿勢を区別して検出し、姿勢変化パターン検出手段は、本機器の姿勢が変化した順序を姿勢変化パターンとして検出するものである。
請求項1の発明によれば、電源スイッチにより電源をオンにする操作をした後、正当な使用者を識別するための識別情報として設定されている姿勢変化パターンと同じパターンで携帯型情報機器の姿勢を変化させると、携帯型情報機器の使用が可能な状態とされる。すなわち、携帯型情報機器の姿勢を正当な使用者を識別するための識別情報として設定されている姿勢変化パターンと同じパターンで変化させる行為が、正当な使用者であることを示すための入力操作とされる。従って、入力キーの操作によりパスワードを入力するという煩雑な行為を必要とせず、携帯型情報機器の姿勢を変化させるという簡単な行為によって、正当な使用者であることを示すための入力操作を行うことができ、これにより、使い勝手が良くなり、利便性が向上する。また、携帯型情報機器は、使用者の片方の手に所持され得る形状をしているため、使用者は、片方の手で携帯型情報機器を持った状態で携帯型情報機器の姿勢を変化させて、正当な使用者であることを示すための入力操作を行うことができ、これにより、使い勝手が良くなり、利便性が向上する。しかも、姿勢検出手段は、本機器の水平な姿勢、水平な姿勢に対して右に略90度横向きになった姿勢、水平な姿勢に対して左に略90度横向きになった姿勢、及び、水平な姿勢に対して上下が逆向きになった姿勢の4つの姿勢を区別して検出できればよく、また、姿勢変化パターン検出手段は、携帯型情報機器の姿勢が変化した順序を姿勢変化パターンとして検出するため、姿勢検出手段及び姿勢変化パターン検出手段の構成が簡単で済み、これにより、パスワードの入力を必要とせずに簡単な行為によって正当な使用者であることを示すための入力操作を行うことができる携帯型情報機器を安価に実現することができる。また、正当な使用者を識別するための識別情報として設定される姿勢変化パターンは、使用者によって任意のパターンに決定されるため、より利便性が向上する。
請求項2の発明によれば、正当な使用者を識別するための識別情報として設定されている姿勢変化パターンと同じパターンで携帯型情報機器の姿勢を変化させると、携帯型情報機器の使用が可能な状態とされる。すなわち、携帯型情報機器の姿勢を正当な使用者を識別するための識別情報として設定されている姿勢変化パターンと同じパターンで変化させる行為が、正当な使用者であることを示すための入力操作とされる。従って、入力キーの操作によりパスワードを入力するという煩雑な行為を必要とせず、携帯型情報機器の姿勢を変化させるという簡単な行為によって、正当な使用者であることを示すための入力操作を行うことができ、これにより、使い勝手が良くなり、利便性が向上する。また、携帯型情報機器は、使用者の片方の手に所持され得る形状をしているため、使用者は、片方の手で携帯型情報機器を持った状態で携帯型情報機器の姿勢を変化させて、正当な使用者であることを示すための入力操作を行うことができ、これにより、使い勝手が良くなり、利便性が向上する。
請求項3の発明によれば、姿勢検出手段は、本機器の水平な姿勢、水平な姿勢に対して右に略90度横向きになった姿勢、水平な姿勢に対して左に略90度横向きになった姿勢、及び、水平な姿勢に対して上下が逆向きになった姿勢の4つの姿勢を区別して検出できればよく、また、姿勢変化パターン検出手段は、携帯型情報機器の姿勢が変化した順序を姿勢変化パターンとして検出するため、姿勢検出手段及び姿勢変化パターン検出手段の構成が簡単で済み、これにより、パスワードの入力を必要とせずに簡単な行為によって正当な使用者であることを示すための入力操作を行うことができる携帯型情報機器を安価に実現することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態による携帯型情報機器について図面を参照して説明する。図1は本実施形態による携帯型情報機器である携帯電話機の構成を示す。携帯電話機1は、使用者に携帯されて使用され、無線通信による音声通話を行うための機器である。また、この携帯電話機1は、無線通信による音声通話に加え、電子メールの送受信や画像の撮像等を行えるようになっている。送受信した電子メールや撮像した画像などの情報は携帯電話機1に記憶され、それら記憶された情報は、使用者の操作によって再生出力できるようになっている。また、この携帯電話機1は、音声の録音も行えるようになっており、録音された情報は、使用者の操作によって再生できるようになっている。
つまり、この携帯電話機1は、使用者の操作によって文書、画像、音声などによる情報を記憶することができ、それら記憶した情報を使用者の操作によって出力できるようになっている。そして、この携帯電話機1は、携帯電話機1の姿勢を検出し得るようになっており、携帯電話機1の姿勢が使用者によって変化させられたときの姿勢変化パターンを基に、携帯電話機1の正当な使用者であるか否かを判断し、携帯電話機1が正当な使用者以外によって使用されるのを禁止する機能を有している。
携帯電話機1は、音声を入力するための音声入力部2と、音声を出力するための音声出力部3と、画像を撮像するための画像撮像部4と、画像を表示するための画像表示部5と、無線通信を行うためのアンテナ6aを有する無線通信部6と、携帯電話機1を使用するために使用者により操作される操作部7とを備える。
音声入力部2は、音声による情報を入力するための情報入力手段であり、音声出力部3は、音声による情報を出力するための情報出力手段である。画像撮像部4は、画像による情報を入力するための情報入力手段であり、画像表示部5は、画像による情報を出力するための情報出力手段である。無線通信部6は、音声、文書、画像などによる情報を入力するための情報入力手段であると共に、音声、文書、画像などによる情報を出力するための情報出力手段である。操作部7は、携帯電話機1を使用するために使用者により操作される操作手段であり、また、文書による情報を入力するための情報入力手段でもある。
音声入力部2、音声出力部3、画像表示部5、及び操作部7は、筐体8の正面側に設けられており、画像撮像部4は、筺体8の背面側に設けられている。携帯電話機1(筐体8)は、使用者の片方の手に所持され得る形状になっている。
操作部7は、携帯電話機1を使用するために使用者により操作される各種操作キーとして、携帯電話機1の電源をオン/オフする等のために操作される電源スイッチキー11と、メニュー画面を画像表示部5に表示させる等のために操作されるメニューキー12と、携帯電話機1の各種機能を選択する等のために操作される機能選択キー13と、携帯電話機1の各種機能を実行する等のために操作される機能実行キー14と、画像表示部5に表示される項目を選択する等のために操作されるカーソルキー15a、15b、15c、15dと、カーソルキー15a、15b、15c、15dにより選択した項目を決定する等のために操作される決定キー16と、文字、数字、記号を入力する等のために操作される複数の入力キー17とを有する。
図2(a)(b)(c)(d)は、携帯電話機1が検出し得る携帯電話機1の姿勢を示す。携帯電話機1は、図2(a)に示すように、水平な姿勢(アンテナ6aが鉛直上側に位置する姿勢)、図2(b)に示すように、水平な姿勢に対して画像表示部5の画像表示面の表裏の向きを変えることなく右に略90度横向きになった姿勢、図2(c)に示すように、水平な姿勢に対して画像表示部5の画像表示面の表裏の向きを変えることなく左に略90度横向きになった姿勢、及び、図2(d)に示すように、水平な姿勢に対して上下が逆向きになった姿勢の4つの姿勢を区別して検出するようになっている。
図3は、携帯電話機1の電気的ブロック構成を示す。携帯電話機1は、上述の構成に加え、携帯電話機1を制御するためのCPU等からなる制御部(使用禁止制御手段、パターン設定手段)21と、音声、文書、画像などによる情報が記憶される情報記憶部22と、携帯電話機1の各種設定を記憶する設定メモリ23と、携帯電話機1の姿勢を検出する姿勢検出手段であるオリエンテーションセンサ24と、携帯電話機1の姿勢変化パターンを検出する姿勢変化パターン検出部25とを備える。
情報記憶部22は、制御部21による制御のもと、音声、文書、画像などによる情報を記憶する。設定メモリ23は、制御部21による制御のもと、携帯電話機1の正当な使用者を識別するための識別情報として設定される携帯電話機1の姿勢変化パターン等を記憶する。
オリエンテーションセンサ24は、携帯電話機1の姿勢の傾きに応じて回動する回動部材と、回動部材の回動位置を検出する光センサ等により構成されおり、光センサにより検出した回動部材の回動位置に基いて、携帯電話機1の姿勢を検出する。オリエンテーションセンサ24は、携帯電話機1の姿勢として、上述した図2(a)(b)(c)(c)に示す4つの姿勢を区別して検出し、これらの姿勢を示す検出信号を出力する。
姿勢変化パターン検出部25は、制御部21による制御のもと、オリエンテーションセンサ24から出力される検出信号を基に、使用者により携帯電話機1の姿勢が変化させられたときの携帯電話機1の姿勢変化パターンを検出する。姿勢変化パターン検出部25は、オリエンテーションセンサ24から出力される検出信号を一定時間間隔(例えば500ms)でサンプリングして、オリエンテーションセンサ24から出力される検出信号の変化すなわち携帯電話機1の姿勢の変化を検出するようになっており、携帯電話機1の姿勢が変化した順序を姿勢変化パターンとして検出する。
操作部7は、上述のように、携帯電話機1を使用するために使用者により操作される各種操作キーを有しており、各種操作キーが操作されることにより、その操作に対応した操作信号が制御部21へ入力される。
制御部21は、操作部7から入力される操作信号を基に、操作部7による操作内容を判断し、操作部7の操作を受けて、携帯電話機1の起動動作、音声通話動作、電子メールの送受信動作、画像撮像部4による画像の撮像動作等の動作を制御する。また、制御部21は、操作部7の操作を受けて、音声通話における音声、送受信した電子メールの文書、画像撮像部4により撮像した画像等の情報を情報記憶部22に記憶する情報記憶動作、及び、これら情報記憶部22に記憶した情報を出力(音声については音声出力部3に音声出力し、文書及び画像については画像表示部5に表示出力)する情報出力動作を制御する。さらに、制御部21は、操作部7の操作を受けて、携帯電話機1の正当な使用者を識別するための携帯電話機1の姿勢変化パターンを設定するパターン設定動作を制御する。
パターン設定動作は、以下のようにして行われる。すなわち、制御部21は、使用者によって操作部7により携帯電話機1の姿勢変化パターンを設定するための操作がなされると、音声出力部3からの音声の出力等により使用者に携帯電話機1の姿勢を変化させるように促し、その後、使用者によって携帯電話機1の姿勢が変化させられる際に携帯電話機1の姿勢変化パターンを姿勢変化パターン検出部25により検出し、そして、その検出した姿勢変化パターンを、携帯電話機1の正当な使用者を識別するための姿勢変化パターンとして設定して設定メモリ23に記憶する。
図4は、上記携帯電話機1の制御部21による携帯電話機1の起動動作のフローチャートを示す。まず、携帯電話機1の制御部21は、電源スイッチキー11により携帯電話機1の電源をオンにする電源オン操作がなされると(#1でYES)、携帯電話機1の電源をオンにする(#2)。
続いて、制御部21は、姿勢変化パターンの入力を要求する(#3)。姿勢変化パターンの入力の要求は、例えば、使用者に携帯電話機1の姿勢を変化させるように促す旨の音声を音声出力部3から出力することにより行われる。
その後、制御部21は、使用者によって入力された姿勢変化パターン(すなわち、使用者によって携帯電話機1の姿勢が変化させられたときの携帯電話機1の姿勢変化パターン)を姿勢変化パターン検出部25により検出し、使用者によって入力された姿勢変化パターン(姿勢変化パターン検出部25により検出された姿勢変化パターン)を設定メモリ23に記憶されている姿勢変化パターンと照合する(#4)。
そして、使用者によって入力された姿勢変化パターンが正当な姿勢変化パターンであれば、すなわち、使用者によって入力された姿勢変化パターンが設定メモリ23に記憶されている姿勢変化パターンと同じであれば(#5でYES)、制御部21は、携帯電話機1を通常起動して(#6)、携帯電話機1の全ての動作について使用を可能な状態にする。
一方、使用者によって入力された姿勢変化パターンが正当な姿勢変化パターンでなければ、すなわち、使用者によって入力された姿勢変化パターンが設定メモリ23に記憶されている姿勢変化パターンと同じでなければ(#5でNO)、制御部21は、電源をオフにして(#7)、携帯電話機1の全ての動作について使用を不可能な状態にする。つまり、制御部21は、使用者によって入力された姿勢変化パターンを基に携帯電話機1の正当な使用者であるか否かを判断し、正当な使用者に対しては、携帯電話機1の使用を許可し、正当な使用者以外に対しては、携帯電話機1の使用を禁止する。
このような構成の携帯電話機1によれば、使用者が電源スイッチキー11により電源をオンにする電源オン操作をした後、正当な使用者を識別するための識別情報として設定されている(設定メモリ23に記憶されている)姿勢変化パターンと同じパターンで携帯電話機1の姿勢を変化させると、携帯電話機1の使用が可能な状態とされる。すなわち、携帯電話機1の姿勢を正当な使用者を識別するための識別情報として設定されている姿勢変化パターンと同じパターンで変化させる行為が、正当な使用者であることを示すための入力操作とされる。
従って、入力キー17等の操作によりパスワードを入力するという煩雑な行為を必要とせず、携帯電話機1の姿勢を変化させるという簡単な行為によって、正当な使用者であることを示すための入力操作を行うことができ、これにより、使い勝手が良くなり、利便性が向上する。また、携帯電話機1は、使用者の片方の手に所持され得る形状をしているため、使用者は、片方の手で携帯電話機1を持った状態で携帯電話機1の姿勢を変化させて、正当な使用者であることを示すための入力操作を行うことができ、これにより、使い勝手が良くなり、利便性が向上する。
しかも、オリエンテーションセンサ24は、携帯電話機1の水平な姿勢、水平な姿勢に対して右に略90度横向きになった姿勢、水平な姿勢に対して左に略90度横向きになった姿勢、及び、水平な姿勢に対して上下が逆向きになった姿勢の4つの姿勢を区別して検出できればよく、また、姿勢変化パターン検出部25は、携帯電話機1の姿勢が変化した順序を姿勢変化パターンとして検出するため、オリエンテーションセンサ24及び姿勢変化パターン検出部25の構成が簡単で済み、これにより、パスワードの入力を必要とせずに簡単な行為によって正当な使用者であることを示すための入力操作を行うことができる携帯電話機1を安価に実現することができる。また、正当な使用者を識別するための識別情報として設定される姿勢変化パターンは、使用者によって任意のパターンに決定されるため、より利便性が向上する。
なお、本発明は、上記各実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、電源スイッチキーにより電源オン操作をした後、使用者によって入力された姿勢変化パターンが正当な姿勢変化パターンでなかった場合、全ての動作についての使用を不可能にすることに代えて、少なくとも情報記憶部に記憶されている情報(撮像した画像、送受信した電子メール、録音した音声など)を出力する動作について使用を不可能な状態にするようにしてもよい。
また、電源スイッチキーにより電源オン操作をした直後に使用者に姿勢変化パターンを入力させることに代えて、操作部によって情報を出力するための情報出力操作(画像撮像部により撮像して記憶されている画像を画像表示部に表示する操作、送受信した電子メールを画像表示部に表示する操作、録音されている音声を音声出力部から出力する操作など)がなされたときに使用者に姿勢変化パターンを入力させるようにし、そして、入力された姿勢変化パターンが正当な姿勢変化パターンであった場合に、情報記憶部に記憶されている情報を出力する動作について使用を可能な状態にし、入力された姿勢変化パターンが正当な姿勢変化パターンでなかった場合に、情報記憶部に記憶されている情報を出力する動作について使用を不可能な状態にするようにしてもよい。
また、姿勢変化パターンは、使用者の操作により任意に設定されるものに限られず、携帯電話機の個々の機体毎に予め設定されたものであってもよい。また、本発明は、携帯電話機に限られず、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、音声レコーダ等の携帯型情報機器にも適用可能である。
1 携帯電話機(携帯型情報機器)
2 音声入力部(情報入力手段)
3 音声出力部(情報出力手段)
4 画像撮像部(情報入力手段)
5 画像表示部(情報出力手段)
6 無線通信部(情報入力手段、情報出力手段)
6a アンテナ
7 操作部(操作手段、情報入力手段)
8 筺体
11 電源スイッチキー
12 メニューキー
13 機能選択キー
14 機能実行キー
15a、15b、15c、15d カーソルキー
16 決定キー
17 入力キー
21 制御部(使用禁止制御手段、パターン設定手段)
22 情報記憶部(情報記憶手段)
23 設定メモリ
24 オリエンテーションセンサ(姿勢検出手段)
25 姿勢変化パターン検出部
2 音声入力部(情報入力手段)
3 音声出力部(情報出力手段)
4 画像撮像部(情報入力手段)
5 画像表示部(情報出力手段)
6 無線通信部(情報入力手段、情報出力手段)
6a アンテナ
7 操作部(操作手段、情報入力手段)
8 筺体
11 電源スイッチキー
12 メニューキー
13 機能選択キー
14 機能実行キー
15a、15b、15c、15d カーソルキー
16 決定キー
17 入力キー
21 制御部(使用禁止制御手段、パターン設定手段)
22 情報記憶部(情報記憶手段)
23 設定メモリ
24 オリエンテーションセンサ(姿勢検出手段)
25 姿勢変化パターン検出部
Claims (3)
- 情報を入力するための情報入力手段と、情報が記憶される情報記憶手段と、情報を出力するための情報出力手段と、本機器を使用するために使用者により操作される操作手段と、使用者による前記操作手段の操作を受けて本機器の動作を制御する制御手段とを備え、
前記操作手段は、本機器の電源をオン/オフするために使用者により操作される電源スイッチを有し、
前記情報入力手段は、少なくとも画像を撮像するための画像撮像手段を含み、前記情報出力手段は、少なくとも画像を表示するための画像表示手段を含み、使用者に携帯されて使用される、使用者の片方の手に所持され得る形状の携帯型情報機器において、
本機器の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
前記姿勢検出手段による検出出力を基に、使用者により本機器の姿勢が変化させられたときの本機器の姿勢変化パターンを検出する姿勢変化パターン検出手段と、
本機器の正当な使用者を識別するための識別情報として設定される本機器の姿勢変化パターンが記憶される設定メモリと、をさらに備え、
前記姿勢検出手段は、本機器の水平な姿勢、水平な姿勢に対して右に略90度横向きになった姿勢、水平な姿勢に対して左に略90度横向きになった姿勢、及び、水平な姿勢に対して上下が逆向きになった姿勢を区別して検出し、
前記姿勢変化パターン検出手段は、本機器の姿勢が変化した順序を姿勢変化パターンとして検出し、
前記制御手段は、
本機器が正当な使用者以外によって使用されるのを禁止する使用禁止制御手段と、
使用者による前記操作手段の操作を受けて、本機器の正当な使用者を識別するための本機器の姿勢変化パターンを設定するパターン設定手段とを有し、
前記パターン設定手段は、
使用者によって前記操作手段により本機器の姿勢変化パターンを記憶するための操作がなされると、前記情報出力手段により使用者に本機器の姿勢を変化させるように促し、
その後、使用者によって本機器の姿勢が変化させられることによる本機器の姿勢変化パターンを前記姿勢変化パターン検出手段により検出し、
該検出した姿勢変化パターンを、本機器の正当な使用者を識別するための姿勢変化パターンとして設定して前記設定メモリに記憶し、
前記使用禁止制御手段は、
使用者によって前記電源スイッチにより本機器の電源をオンにする操作がなされると、本機器の電源をオンにした後、前記情報出力手段により使用者に本機器の姿勢を変化させるように促し、
その後、使用者によって本機器の姿勢が変化させられることによる本機器の姿勢変化パターンを前記姿勢変化パターン検出手段により検出し、
該検出した姿勢変化パターンを前記設定メモリに記憶されている姿勢変化パターンと照合し、
該検出した姿勢変化パターンが前記設定メモリに記憶されている姿勢変化パターンと同じであれば、本機器を起動して、少なくとも前記画像撮像手段による画像の撮像、及び前記画像撮像手段により撮像されて前記情報記憶手段に記憶されている画像の前記画像表示手段による表示を含む本機器の使用を可能な状態にし、
該検出した姿勢変化パターンが前記設定メモリに記憶されている姿勢変化パターンと同じでなければ、本機器の電源をオフにして、少なくとも前記画像撮像手段による画像の撮像、及び前記画像撮像手段により撮像されて前記情報記憶手段に記憶されている画像の前記画像表示手段による表示を含む本機器の使用を不可能な状態にする、
ことを特徴とする携帯型情報機器。 - 情報が記憶される情報記憶手段と、情報を出力するための情報出力手段と、本機器を使用するために使用者により操作される操作手段と、使用者による前記操作手段の操作を受けて本機器の動作を制御する制御手段とを備え、使用者に携帯されて使用される、使用者の片方の手に所持され得る形状の携帯型情報機器において、
本機器の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
前記姿勢検出手段による検出出力を基に、使用者により本機器の姿勢が変化させられたときの本機器の姿勢変化パターンを検出する姿勢変化パターン検出手段と、
本機器の正当な使用者を識別するための識別情報として設定される本機器の姿勢変化パターンが記憶される設定メモリと、をさらに備え、
前記制御手段は、本機器が正当な使用者以外によって使用されるのを禁止する使用禁止制御手段を有し、
前記使用禁止制御手段は、
使用者によって本機器の姿勢が変化させられることによる本機器の姿勢変化パターンを前記姿勢変化パターン検出手段により検出し、
該検出した姿勢変化パターンを前記設定メモリに記憶されている姿勢変化パターンと照合し、
該検出した姿勢変化パターンが前記設定メモリに記憶されている姿勢変化パターンと同じであれば、少なくとも前記情報記憶手段に記憶されている情報の前記情報出力手段による出力を含む本機器の使用を可能な状態にし、
該検出した姿勢変化パターンが前記設定メモリに記憶されている姿勢変化パターンと同じでなければ、少なくとも前記情報記憶手段に記憶されている情報の前記情報出力手段による出力を含む本機器の使用を不可能な状態にする、
ことを特徴とする携帯型情報機器。 - 前記姿勢検出手段は、本機器の水平な姿勢、水平な姿勢に対して右に略90度横向きになった姿勢、水平な姿勢に対して左に略90度横向きになった姿勢、及び、水平な姿勢に対して上下が逆向きになった姿勢を区別して検出し、
前記姿勢変化パターン検出手段は、本機器の姿勢が変化した順序を姿勢変化パターンとして検出する、
ことを特徴とする請求項2に記載の携帯型情報機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007067633A JP2008228236A (ja) | 2007-03-15 | 2007-03-15 | 携帯型情報機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007067633A JP2008228236A (ja) | 2007-03-15 | 2007-03-15 | 携帯型情報機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008228236A true JP2008228236A (ja) | 2008-09-25 |
Family
ID=39846257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007067633A Withdrawn JP2008228236A (ja) | 2007-03-15 | 2007-03-15 | 携帯型情報機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008228236A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012083829A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-26 | Nec Saitama Ltd | 携帯端末、認証方法、及びプログラム |
JP2014107740A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Chien-Kang Yang | モバイル装置検証のための安全性検証方法 |
-
2007
- 2007-03-15 JP JP2007067633A patent/JP2008228236A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012083829A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-26 | Nec Saitama Ltd | 携帯端末、認証方法、及びプログラム |
JP2014107740A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Chien-Kang Yang | モバイル装置検証のための安全性検証方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100601 |