JP2008227367A - 分布帰還型半導体レーザ素子 - Google Patents

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    • H01S5/2275Buried mesa structure ; Striped active layer mesa created by etching

Abstract

【課題】レーザ素子外部からの反射戻り光の影響を受けにくくするとともに、光アイソレータを使用することなく低価格な光モジュールを実現し、光モジュールへ搭載した場合の伝送特性を改善するDFBレーザ素子を提供する。
【解決手段】GC型のDFBレーザ素子10であって、n−InP基板100と、この半導体基板の表面に形成した回折格子102と、回折格子上に形成したInGaAsP導波路層104と、導波路層上に形成したMQW活性層106とを具えており、導波路層のバンドギャップ波長が、活性層の発振波長の±0.1μm以内であり、InGaAsP導波路層の厚みが5nm〜30nmの範囲内であり、及び、MQW活性層の幅が0.7μm〜1.0μmの範囲内である。
【選択図】図1

Description

この発明は、分布帰還型半導体レーザ素子に関し、特に利得結合型の分布帰還型半導体レーザ素子に関するものである。
分布帰還型半導体レーザ素子(Distributed Feed Back Laser Diode;以下、DFBレーザ素子と称す)は、半導体基板の表面或いは表面側に回折格子を有し、これにより特定のレーザ光のみに帰還がかかるようにして波長選択性を持たせたレーザ素子である。又、このDFBレーザ素子は、単一モードの波長で発振するために光通信用の光源として従来から広く利用されている。
従来の光通信用の光源としてのDFBレーザ素子は、屈折率結合(Index Coupled:IC)型のDFBレーザ素子が主に使用されていた。このIC型のDFBレーザ素子は、外部からの反射の影響を受けやすく、そのため光モジュール化を行う際には、外部からの反射戻り光を減衰させるための光アイソレータを搭載する必要があった。又、この光アイソレータは、光モジュールの構成部品の中でも特に高価であること、構成部品としての半導体素子と比較して体積が大きいこと、等の理由から低コスト化及び小型化が要求されるGE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標)- Passive Optical Network)システム仕様においては、この光アイソレータを不要にした光モジュールが要請されている。
上記の問題を解決するために、さまざまな技術が提案されている(例えば、特許文献1及び非特許文献1参照)。この提案例における共通の結論としては、DFBレーザ素子の中でも利得結合(Gain Coupled:GC)型のDFBレーザ素子を用いて問題の解決を図っていることである。その理由は、このGC型のDFBレーザ素子は、単一縦モード発振の安定性に優れ、過渡的な出力変動が少なく、反射戻り光に対する耐性を有する、等の特長を持っているからである。
特開2003−133638号公報 Y.Nakano et al., IEEE Journal of Quantum Electronics, vol.27, pp.1732-1735 (1991)
しかしながら、従来のGC型のDFBレーザ素子においては、利得(損失)を周期構造としているために、レーザ素子としての出力特性を劣化させ、その結果、実際の光モジュール化への使用に際してはこの出力特性の仕様を満足しないという欠点があった。具体的には、反射特性を向上させると出力特性が劣化し、出力特性を改善しようとすると反射特性が劣化する等の問題があり、実際の使用にはまだ不十分であった。従って、通常は出力特性の良いIC型のDFBレーザ素子を用いて、光アイソレータを搭載した高価な光モジュールを採用せざるを得なかった。
この発明の目的は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、レーザ素子外部からの反射戻り光の影響を受けにくくするとともに、光アイソレータを使用することなく低価格な光モジュールを実現し、光モジュールへ搭載した場合の伝送特性を改善するDFBレーザ素子を提供することにある。
この目的を達成するために、この発明は、GC型のDFBレーザ素子であって、半導体基板と、この半導体基板の表面に形成した回折格子と、回折格子上に形成した導波路層と、導波路層上に形成した活性層とを具えており、導波路層のバンドギャップ波長が、活性層の発振波長の±0.1μm以内であり、導波路層の厚みが5nm〜30nmの範囲内であり、及び、活性層の幅が0.7μm〜1.0μmの範囲内であることを特徴としている。
この発明のGC型のDFBレーザ素子によれば、導波路層及び活性層の構造を以下のように最適化してある。すなわち、導波路層のバンドギャップ波長が、活性層の発振波長の±0.1μm以内であり、導波路層の厚みが5nm〜30nmの範囲内であり、かつ、活性層の幅が0.7μm〜1.0μmの範囲内とした。そのために、後述する実験データからも明らかなように、光モジュールへの搭載の際に光アイソレータが無くても、外部から反射の影響を受けにくい。従って、この発明のGC型のDFBレーザ素子は、一般的な使用条件下でIEEE802.3ah標準化規格等で規定されているGE−PONシステム仕様である、例えば、反射戻り光として−15dBの外部反射がある状態においても、相対強度雑音(Relative Intensity Noise:RIN)の値が−115dB/Hz以下である等の仕様を満足し、伝送後の受信感度の劣化が低減され、実際の仕様上問題なくGE−PONシステムに適用することが可能となる。又、その結果、光モジュールの構成において光アイソレータを省略することができ、光モジュールの低価格化が可能となる等の効果を有する。
以下、図を参照して、この発明の実施形態につき説明する。尚、これらの図は、この発明が理解できる程度に各構成要素の形状、大きさ及び配置関係を概略的に示してあるにすぎず、又、以下に説明する数値的及びその他の条件は単なる好適例であり、この発明は、この発明の実施形態にのみ何等限定されるものではない。尚、断面図において、図の複雑化を防ぐために、断面を表すハッチング等を省略して示してある。
(実施形態)
この実施形態に係るGC型のDFBレーザ素子は、発振波長を1.3μmとしたGC型のDFBレーザ素子である。すなわち、図1(A)は、この発明のGC型のDFBレーザ素子10の構造を説明するための概略的な一部切欠斜視図であり、図中、部分的に切欠端面を示してある。
先ず、半導体基板100として好ましくはn−InP基板を用いることとする。このn−InP基板100の表面には回折格子102が形成されている。そして、この回折格子102上にこれを埋め込みかつ表面が平坦化されたInGaAsP導波路層104を形成し、このInGaAsP導波路層104上に、InGaAsPウェル層とInGaAsPバリア層とが交互に積層された多重量子井戸(Multi Quantum Well:MQW)活性層106を形成し、次にこのMQW活性層106上に、p−InPクラッド層108とp−InGaAsコンタクト層110とを順次に形成してある。
又、図1(B)は、この発明のGC型のDFBレーザ素子10の構造を説明するためのメサストライプ方向に対して直角な方向に切った半導体積層層のみを示した部分断面図である。この図1(B)に示すように、これら順次形成された回折格子102からMQW活性層106までを含む半導体積層領域は、長手方向に延びるメサストライプ形状に加工され、そのメサストライプ111の両側に、p−InP層112及びn−InP層114が順次積層されてなる電流ブロック層116が埋め込まれている。尚、各半導体積層層は、有機金属気相成長(Metal Organic Vapor Phase Epitaxy:MOVPE)法によって形成される。このように、この実施形態に係るGC型のDFBレーザ素子10の構造は、埋め込みヘテロ(Buried Hetero:BH)構造となっている。
又、図1(A)に示すように、メサストライプの両外側の電流ブロック層116を含む領域には、最上層のp−InGaAsコンタクト層110からn−InP基板100の表面の一部分までエッチング除去されたチャネル118aと118bとから成るダブルチャネル118が加工形成されている。
電極構成は、窒化シリコン膜120を挟んでコンタクトホール122を通しp−InGaAsコンタクト層110とのオーミック接触用のAuZnから成るp側オーミック電極124が形成されている。又、n−InP基板100の裏面側は、エッチングを行い薄層化した後、AuGeNi/Auから成るn側オーミック電極126が形成されている。
又、このGC型のDFBレーザ素子10は、所望のレーザ素子の共振器長を決め、メサストライプ111の長手方向に垂直な端面を出すために劈開を行い、このレーザ素子の両端面の反射率を制御するための端面コーティング処理が成されている。この実施形態では、共振器長は350μmであり、端面コーティング処理された両端面の発振波長に対する反射率は、出射端面側で1%、後方端面側で80〜90%である。
上述したGC型のDFBレーザ素子の特徴は、導波路層のバンドギャップ波長が、その上層に形成した活性層の発振波長の±0.1μm以内であり、この導波路層の厚みが5nm〜30nmの範囲内であり、及び、活性層の幅が0.7μm〜1.0μmの範囲内である点にある。
そこで、この実施形態におけるInGaAsP導波路層104のバンドギャップ波長及び厚みに関し、この実施形態に係る発振波長1.3μmのGC型のDFBレーザ素子10のRINを非特許文献1に記載されている方法と同様な方法により測定し、好適なInGaAsP導波路層104のバンドギャップ波長及び厚みを調べた。
図2(A)、図2(B)及び図2(C)は、その測定結果を説明するための図である。
図2(A)は、RINと伝送後のパワーペナルティー(受信感度劣化)の関係を示す図であり、パワーペナルティーはRINの値に依存する。図2(A)において、横軸はRINの値を単位dB/Hzで示し、及び縦軸はパワーペナルティーの値を単位dBで示してある。通常、1.3μm帯の光通信では、RINの値は−120dB/Hz以下が望ましいとされており、この図からこの場合のパワーペナルティーの値は、約0.2dB以下となる。
又、図2(B)は、InGaAsP導波路層104のバンドギャップ波長と、実際の使用条件、すなわち、上述のGE−PONシステム仕様である反射戻り光として−15dBの外部反射がある条件として、この実施形態に係るGC型のDFBレーザ素子10の出射端面に反射戻り光を−15dBの強度で入射した状態でのRINとの関係を示す図である。横軸にInGaAsP導波路層104のバンドギャップ波長を単位μmで示し、及び縦軸はこの実施形態に係るGC型のDFBレーザ素子10のRINの値を単位dB/Hzで示してある。図2(A)の結果からRINの値として−120dB/Hz以下が望ましいとされたが、実際測定されるRINの値のバラツキを考慮し標準偏差σが1.7dB/Hz程度と仮定して3σで−120dB/Hzを超えない条件として、RINの値は−125dB/Hz以下が好適である。
すなわち、この条件範囲を満足するInGaAsP導波路層104のバンドギャップ波長の値の好適な範囲は1.2μm〜1.4μmの範囲内であり、又、この実施形態に係るGC型のDFBレーザ素子10の発振波長1.3μmの±0.1μm以内になっている。
一方、図2(C)は、InGaAsP導波路層104の厚みと、上述した実際の使用条件で強制的にこの実施形態に係るGC型のDFBレーザ素子10の出射端面に反射戻り光を−15dBの強度で入射した状態でのRINの関係を示す図である。横軸にInGaAsP導波路層104の厚みを単位nmで示し、及び縦軸はこの実施形態に係るGC型のDFBレーザ素子10のRINの値を単位dB/Hzで示してある。測定結果から、図2(B)での説明と同様に、RINの値の好適条件である−125dB/Hz以下の範囲のInGaAsP導波路層104の厚みの値は、5nm〜30nmの範囲が好適な値である。このInGaAsP導波路層104の厚みの最小値は、回折格子102の深さが5nm〜20nm程度であるという理由、及び、InGaAsP導波路層104上のMQW活性層106を平坦にするためには、InGaAsP導波路層104の厚みは最低限5nm以上必要であるという理由からも制限される。
この実施形態に係るGC型のDFBレーザ素子10においては、回折格子の深さを決め、結合係数κの値を40〜60cm−1程度とし、レーザ素子の共振器長をL(cm)としたとき、規格化結合係数κLの値として1〜2程度となるように、MQW活性層106を含めてInGaAsP導波路層104の最適化を行った。又、κ=κ+iκで表される結合係数κの虚数成分と実数成分の絶対値の比(|κ|:虚数成分/|κ|:実数成分)を、0.01〜0.1程度となるように最適化を行った。
以上、この実施形態に係るGC型のDFBレーザ素子10において、上述したように反射戻り光の影響を低減するために、回折格子102上のInGaAsP導波路層104のバンドギャップ波長及び厚みを最適化させた。
既に説明したように、従来のGC型のDFBレーザ素子においては、利得(損失)を周期構造としているために、実際の使用条件を満足する出力特性が得られにくいという欠点があった。GC型のDFBレーザ素子の出力特性を改善させるためには、図1(B)に示したMQW活性層106の幅であるメサストライプ111の幅も最適化する必要がある。
この実施形態に係るGC型のDFBレーザ素子10における、MQW活性層106の幅であるメサストライプ111の幅と出力特性の一つである高温(85℃での)動作時の閾値電流の関係を図3に示す。横軸はメサストライプの幅を単位μmで示し、及び縦軸はこの実施形態に係るGC型のDFBレーザ素子10の85℃における閾値電流を単位mAで示した。
この図3から、通常の使用条件を考慮した場合、85℃程度の高温の動作時においても閾値電流の値は25mA以下が望まれており、そのためにはメサストライプの幅を1.0μm以下にすることによって達成することができる。尚、この結果は、活性層の構造や共振器長等に影響を受けるため、この実施形態に限ったことであり、その絶対値に関しては活性層や共振器長等の構造によって異なるが、関連性に関しては同様のことが言える。
又、この図3の測定結果は、光の閉じ込めの減少による閾値電流の増加を考慮しておらず、実際には、メサストライプの幅の値が小さすぎると閾値電流は増加すること、及び、製造プロセス上から考えて、メサストライプの幅の値が小さすぎるとメサストライプ部分が折れやすくなり製造プロセスの再現性や歩留りが悪くなることから、メサストライプの幅の値の下限値は0.7μmである。
以上の結果から、メサストライプの幅の値の好適な範囲、すなわち、この実施形態に係るGC型のDFBレーザ素子10におけるMQW活性層106の幅は、0.7μm〜1.0μmの範囲内が好適である。
上述の説明から明らかなように、この発明の実施形態のGC型のDFBレーザ素子は、反射戻り光の影響低減に対しては回折格子上のInGaAsP導波路層のバンドギャップ波長及び膜厚を最適化させ、そのために生じた出力特性の劣化を、メサストライプの幅、すなわち、活性層の幅を最適化することにより改善している。
最適化された実施形態に係るGC型のDFBレーザ素子10の特性は、規格化結合係数κLの値が1.3であり、動作温度0℃〜90℃の範囲で単一縦モードのCW連続発振を示した。又、閾値電流及びスロープ効率は、25℃において4.5mA及び0.44W/A、85℃において19.2mA及び0.20W/Aをそれぞれ示した。又、発振主モードと副モードとの比を表すサイドモード抑圧比(Side Mode Suppression Ratio:SMSR)は、90℃で15mW以上の出力においても40dB以上を示し、高温下おいても安定した単一縦モードの発振特性が得られている。
尚、この実施形態においては、n−InP基板を使用しているが、p−InP基板を用いてこの実施形態における積層体の伝導型を逆にすることにより、同様にこの発明を適用することができる。
又、この実施形態においては、回折格子の周期を均一構造としたが、λ/4シフト構造の回折格子構造においても、この発明は適用可能である。
さらに、この実施形態においては、発振波長を1.3μm帯のGC型のDFBレーザ素子について述べたが、他の発振波長帯、例えば、1.55μm帯あるいは1.49μm帯のGC型のDFBレーザ素子についてもこの発明は適用可能である。
又、この実施形態においては、BH構造のGC型のDFBレーザ素子について述べたが、リッジ導波路型のGC型のDFBレーザ素子についてもこの発明は適用可能である。
(A)は、この発明のGC型のDFBレーザ素子の構造を説明するための一部切欠斜視図である。(B)は、この発明のGC型のDFBレーザ素子の構造を説明するためのメサストライプ方向に対して直角な方向に切った半導体積層層のみを示した部分断面図である。 (A)は、RINとパワーペナルティーの関係を示す図である。(B)は、この発明のGC型のDFBレーザ素子のInGaAsP導波路層のバンドギャップ波長とRINの関係を示した図である。(C)は、この発明のGC型のDFBレーザ素子のInGaAsP導波路層の厚みとRINの関係を示した図である。 この発明のGC型のDFBレーザ素子のメサストライプの幅と高温動作時の閾値電流の関係を示す図である。
符号の説明
10:GC型のDFBレーザ素子
100:n−InP基板
102:回折格子
104:InGaAsP導波路層
106:MQW活性層
108:p−InPクラッド層
110:p−InGaAsコンタクト層
111:メサストライプ
112:p−InP層
114:n−InP層
116:電流ブロック層
118:ダブルチャネル
120:窒化シリコン膜
122:コンタクトホール
124:p側オーミック電極
126:n側オーミック電極

Claims (1)

  1. 利得結合型の分布帰還型半導体レーザ素子であって、
    半導体基板と、
    該半導体基板の表面に形成した回折格子と、
    該回折格子上に形成した導波路層と、
    該導波路層上に形成した活性層とを具え、
    前記導波路層のバンドギャップ波長が、前記活性層の発振波長の±0.1μm以内であり、
    前記導波路層の厚みが5nm〜30nmの範囲内であり、及び、
    前記活性層の幅が0.7μm〜1.0μmの範囲内である
    ことを特徴とする分布帰還型半導体レーザ素子。
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