JP2008226811A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】マニホールドを小型化しても各セルに対して水素を均等に供給することができる燃料電池を提供する。
【解決手段】導入孔22から供給された水素は、第1バッファ部である第1の空間15で拡散された後、更に、第2バッファ部である第1凹部30で拡散され、ブロック体群25の流路26に均一に分散され、流路26を流れる水素の量が均一にされて微小開口24に送られ、各セルに対して水素が均等に供給される。
【選択図】図2

Description

本発明は、マニホールドから電池スタックの各セルにアノード流体を供給する燃料電池に関する。
近年のエネルギー問題の高まりから、より高いエネルギー密度で、排出物がクリーンな電源が要求されている。燃料電池は、既存電池の数倍のエネルギー密度を有する発電機であり、エネルギー効率が高く、また、排出ガスに含まれる窒素酸化物や硫黄酸化物がない、もしくは、少ないといった特徴がある。従って、次世代の電源デバイスとしての要求に合った極めて有効なデバイスである。
燃料電池の電池セルは、電解質膜として固体高分子電解質膜の両面側にアノード側触媒体(アノード)とカソード側触媒体(カソード)を備えている。そして、アノード流体通路とカソード流体通路が背中合わせ状態で形成されたセパレータと電池セルとを交互に配することでセルが形成され、セルを複数積層させることで電池スタックが構成されている。このようなスタック構造の燃料電池では、セルのそれぞれに燃料を均一に分配して燃料の供給を電池スタックで均一に行うため、マニホールドを備え、マニホールドからの燃料を各セルに供給している。
電池スタックの各セルへの燃料の供給が不均一になると、各セルの出力にばらつきが生じ、発電効率が低下して電池スタック全体の出力が低出力のセルの出力に影響されてしまう。このため、マニホールドには、電池スタックの各セルへの燃料の供給に対して高次元での均一分配性能が要求されている。
このような状況から、電池スタックの各セルに対して燃料を均一に供給する技術が種々提案されている(例えば下記特許文献1参照)。特許文献1では、電池スタックに隣接する拡散用の空間(第2空間)と燃料としての水素リッチガスが供給される第1空間とで燃料を供給するためのマニホールドを構成している。第1空間に供給された水素リッチガスは貫通孔から第2空間に送られ、第2空間で拡散されて各セルに供給されている。
水素リッチガスは第2空間で拡散されるため、貫通孔から近いセルに対しての供給量と通孔から遠いセルに対しての供給量とのばらつきが低減され、電池スタック全体のセルに対して均等に水素リッチガスが供給されるようになっている。
しかし、従来の技術では、第2空間で水素リッチガスを拡散させる必要があるため、第1空間と第2空間を合わせた全容積に対し、第2空間の容積の割合を大きくする必要があった。このため、貫通孔からセルまでの距離をある程度確保しないと、貫通孔と各セルとの位置関係により供給量にばらつきが生じてしまい、水素リッチガスを各セルに対して均等に供給するためにはマニホールドの大型化は避けられないものであった。
特開平9−161828号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、マニホールドを小型化しても各セルに対してアノード流体を均等に供給することができる燃料電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の燃料電池は、電解質膜を介してアノード及びカソードが接合された電池セルと、アノード流体通路が備えられたセパレータと前記電池セルとを有するセルが複数積層された電池スタックと、前記セルの前記アノード流体通路が臨む位置にアノード流体を供給するためのマニホールドとを備える燃料電池において、前記マニホールドは、前記アノード流体が導入される導入孔を備えた天板と、前記アノード流体通路に臨む微小開口を複数個備え、前記天板の内面との間で前記アノード流体の流通空間が上面に形成される底板とからなり、前記導入孔の投影部と前記微小開口との間の前記底板の上面には、前記導入孔から供給された前記アノード流体を前記微小開口に分散させるための流路を形成するブロック体群が備えられ、前記導入孔から供給された前記アノード流体を前記底板の上面の前記投影部に接触させて流速を低下させ、流速が低下した前記アノード流体を前記ブロック体群の前記流路に流通させて前記微小開口に分散させることを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、導入孔から供給されたアノード流体を底板の上面の投影部に接触させて流速を低下させ、流速が低下したアノード流体をブロック体群の流路に流通させて前記微小開口に分散させるので、限られた流通空間で複数の微小開口に対してアノード流体を分散させることができ、マニホールドを小型化してもセルのそれぞれに対してアノード流体を均等に供給することができる。
そして、請求項2に係る本発明の燃料電池は、請求項1に記載の燃料電池において、前記ブロック体群で形成される流路は複数形成され、前記投影部から遠い前記流路の幅を前記投影部から近い前記流路の幅よりも広くしたことを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、アノード流体が送られる投影部から遠い流路の幅を広くしたので、遠い流路の流通抵抗が低くなって流通しやすくなり、投影部からの距離に拘わらずアノード流体を複数の流路から微小開口に均等に送ることができる。
また、請求項3に係る本発明の燃料電池は、請求項1もしくは請求項2に記載の燃料電池において、前記ブロック体群で形成される流路は複数形成され、前記投影部から遠い前記流路の長さを前記投影部から近い前記流路の長さよりも短くしたことを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、アノード流体が送られる投影部から遠い流路の長さを短くしたので、遠い流路の流通圧力損失が小さくなって流通しやすくなり、投影部からの距離に拘わらずアノード流体を複数の流路から微小開口に均等に送ることができる。
また、請求項4に係る本発明の燃料電池は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の燃料電池において、前記ブロック体群を挟んで前記微小開口の反対側の前記流通空間を前記微小開口の並び方向で複数の空間に分離すると共に前記アノード流体を前記複数の空間に振り分ける分離板が備えられていることを特徴とする。
請求項4に係る本発明では、分離板によりアノード流体が複数の空間に振り分けられるので、複数の微小開口に対してアノード流体を均一な状態で分散させることができる。
また、請求項5に係る本発明の燃料電池は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の燃料電池において、前記天板には、前記微小開口の並び方向に沿って複数の導入孔が備えられていることを特徴とする。
請求項5に係る本発明では、複数の導入孔からアノード流体が送られるので、複数の微小開口に対して確実にアノード流体を分散させることができる。
また、請求項6に係る本発明の燃料電池は、請求項5に記載の燃料電池において、前記複数の導入孔に対応して前記流通空間を前記微小開口の並び方向で複数の空間に分離する分離壁が備えられていることを特徴とする。
請求項6に係る本発明では、複数の導入孔から複数の空間にアノード流体が送られるので、複数の微小開口に対して確実にしかも均一にアノード流体を分散させることができる。
また、請求項7に係る本発明の燃料電池は、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の燃料電池において、前記微小開口を挟んで前記ブロック体群の反対側における前記流通空間に流体阻止壁が備えられていることを特徴とする。
請求項7に係る本発明では、ブロック体群を流通したアノード流体は、流体阻止壁との間の狭い空間とされた流通空間で複数の微小開口に送られるので、供給圧力が十分に確保されてアノード流体を確実に微小開口に供給することができる。
また、請求項8に係る本発明の燃料電池は、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の燃料電池において、前記ブロック体群から前記導入孔までの距離は、前記導入孔を挟んで前記ブロック体群から前記流通空間の端部までの距離の半分以上であることを特徴とする。
請求項8に係る本発明では、限られた流通空間のなかでブロック体群から導入孔までの距離を十分に確保することができるので、アノード流体を十分に拡散させることができる。
上記目的を達成するための請求項9に係る本発明の燃料電池は、電解質膜を介してアノード及びカソードが接合された電池セルと、アノード流体通路が備えられたセパレータと前記電池セルとを有するセルが複数積層された電池スタックと、前記セルの前記アノード流体通路が臨む位置にアノード流体を供給するためのマニホールドとを備える燃料電池において、前記マニホールドは、前記アノード流体が導入される導入孔を備えた天板と、前記アノード流体通路に臨む微小開口を複数個備え、前記天板の内面との間で前記アノード流体の流通空間が上面に形成される底板と、前記流通空間を前記天板側の第1の空間及び前記底板側の第2の空間に仕切ると共に、前記導入孔の投影部と異なる位置に第2導入孔を備えた仕切板とからなり、前記第2導入孔の第2投影部と前記微小開口との間の前記底板の上面には、前記第2導入孔から供給された前記アノード流体を前記微小開口に分散させるための流路を形成するブロック体群が備えられ、前記導入孔から供給された前記アノード流体の流速を前記第1の空間で低下させ、流速が低下した前記アノード流体を前記第2導入孔から前記底板の上面の前記第2投影部に接触させて流速を低下させ、流速が低下した前記アノード流体を前記ブロック体群の前記流路に流通させて前記微小開口に分散させることを特徴とする。
請求項9に係る本発明では、導入孔から供給されたアノード流体の流速を第1の空間で低下させ、流速が低下したアノード流体を第2導入孔から底板の上面の第2投影部に接触させて流速を更に低下させ、充分に流速が低下したアノード流体をブロック体群の流路に流通させて微小開口に分散させるので、限られた流通空間で複数の微小開口に対してアノード流体を分散させることができ、マニホールドを小型化しても、電池セル及びセパレータからなるセルのそれぞれに対してアノード流体を均等に供給することができる。
そして、請求項10に係る本発明の燃料電池は、請求項9に記載の燃料電池において、前記導入孔の流路面積に対して前記第2導入孔の流路面積が大きくされていることを特徴とする。
請求項10に係る本発明では、アノード流体は流路面積が大きい第2導入孔を通過する際に減速が促進される。
また、請求項11に係る本発明の燃料電池は、請求項9もしくは請求項10に記載の燃料電池において、前記ブロック体群で形成される流路は複数形成され、前記第2投影部から遠い前記流路の幅を前記第2投影部から近い前記流路の幅よりも広くしたことを特徴とする。
請求項11に係る本発明では、充分に減速されたアノード流体が送られる第2投影部から遠い流路の幅を広くしたので、遠い流路の流通抵抗が低くなって流通しやすくなり、第2投影部からの距離に拘わらずアノード流体を複数の流路から微小開口に均等に送ることができる。
また、請求項12に係る本発明の燃料電池は、請求項9〜請求項11のいずれか一項に記載の燃料電池において、前記ブロック体群で形成される流路は複数形成され、前記第2投影部から遠い前記流路の長さを前記第2投影部から近い前記流路の長さよりも長くしたことを特徴とする。
請求項12に係る本発明では、充分に減速されたアノード流体が送られる第2投影部から遠い流路の長さを短くしたので、遠い流路の流通圧力損失が小さくなって流通しやすくなり、第2投影部からの距離に拘わらずアノード流体を複数の流路から微小開口に均等に送ることができる。
また、請求項13に記載の本発明の燃料電池は、請求項9〜請求項12のいずれか一項に記載の燃料電池において、前記ブロック体群を挟んで前記微小開口の反対側の前記第2の空間を前記微小開口の並び方向で複数の空間に分離すると共に前記アノード流体を前記複数の空間に振り分ける分離板が備えられていることを特徴とする。
請求項13に係る本発明では、分離板によりアノード流体が複数の空間に振り分けられるので、複数の微小開口に対してアノード流体を均一な状態で分散させることができる。
また、請求項14に係る本発明の燃料電池は、請求項9〜請求項12のいずれか一項に記載の燃料電池において、前記仕切板には、前記微小開口の並び方向に沿って複数の第2導入孔が備えられていることを特徴とする。
請求項14に係る本発明では、複数の第2導入孔からアノード流体が送られるので、複数の微小開口に対して確実にアノード流体を分散させることができる。
また、請求項15に係る本発明の燃料電池は、請求項13に記載の燃料電池において、前記第2導入孔に対応して前記第2の空間を前記微小開口の並び方向で複数の空間に分離する分離壁が備えられていることを特徴とする。
請求項15に係る本発明では、複数の第2導入孔から複数の空間にアノード流体が送られるので、複数の微小開口に対して確実にしかも均一にアノード流体を分散させることができる。
また、請求項16に係る本発明の燃料電池は、請求項9〜請求項15のいずれか一項に記載の燃料電池において、前記微小開口を挟んで前記ブロック体群の反対側における前記第2の空間に流体阻止壁が備えられていることを特徴とする。
請求項16に係る本発明では、ブロック体群を流通したアノード流体は、流体阻止壁との間の狭い空間とされた第2の空間で複数の微小開口に送られるので、供給圧力が十分に確保されてアノード流体を確実に微小開口に供給することができる。
また、請求項17に係る本発明の燃料電池は、請求項9〜請求項16のいずれか一項に記載の燃料電池において、前記ブロック体群から前記第2導入孔までの距離は、前記第2導入孔を挟んで前記ブロック体群から前記第2の空間の端部までの距離の半分以上であることを特徴とする。
請求項17に係る本発明では、限られた第2の空間のなかでブロック体群から導入孔までの距離を十分に確保することができるので、アノード流体を十分に拡散させることができる。
また、請求項18に係る本発明の燃料電池は、請求項1〜請求項17のいずれか一項に記載の燃料電池において、前記微小開口から送られる前記アノード流体は、前記ブロック体群の流路を流通した方向に対して交差する方向であることを特徴とする。
請求項18に係る本発明では、ブロック体群の流路を流通したアノード流体の供給方向を変えて微小開口からセルに供給することができる。
本発明の燃料電池は、マニホールドを小型化しても各セルに対してアノード流体を均等に供給することができる。
図1〜図9に基づいて本発明の第1実施形態例を説明する。
図1には本発明の第1実施形態例に係る燃料電池の外観、図2には外部マニホールドの分解斜視、図3には天板の外観を示してあり、図3(a)は天板の平面視、図3(b)は図3(a)中のIII−III線矢視の状態である。また、図4には仕切板の外観、図5には底板の内側面の外観、図6には図1中のVI−VI線矢視、図7には図6中の矢印VII部の詳細、図8には図1中のVIII−VIII線矢視、図9には底板を流れる燃料の状況を示してある。
図に示すように、本実施形態例の燃料電池1は、アノード流体としての燃料(水素)が送られるマニホールドとしての外部マニホールド2を備え、外部マニホールド2から電池スタック3に水素が供給される。外部マニホールド2には、例えば、水素吸蔵合金等から得られた水素を供給する図示しない燃料供給部が接続され、電池スタック3の発電部には、図示しない制御回路が接続されている。
電池スタック3の電池セル4は、電解質膜として固体高分子電解質膜の両面側にアノード側触媒体(アノード)とカソード側触媒体(カソード)を備えた膜・電極接合体となっている。そして、アノード流体通路6(後述する図8に示してある)とカソード流体通路7が背中合わせ状態で形成されたセパレータ5と電池セル4とが交互に積層されてセル11が形成され、セル11を複数積層することで電池スタック3が構成されている。このようなスタック構造の燃料電池1では、各セル11に積層されるセパレータ5のアノード流体通路6(後述する図8に示してある)に水素を均一に分配して水素の供給を電池スタック3で均一に行うため、外部マニホールド2を備えている。尚、セパレータ5は、アノード流体通路6(後述する図8に示してある)とカソード流体通路7が背中合わせ状態で形成された形状に限定されるものではなく、アノード流体をアノードに供給できると共に、カソード流体をカソードに供給できる形状であればよい。
図2〜図5に基づいて外部マニホールド2を説明する。
図2に示すように、外部マニホールド2は、天板12及び底板13を有し、天板12の内面と底板13との上面との間に水素の流通空間が形成される。天板12と底板13との間には仕切板14が設けられ、仕切板14により水素の流通空間が天板12側の第1の空間15及び底板13側の第2の空間16に仕切られている。
図2、図3に示すように、天板12の内面には流通空間を形成するための凹部21が形成され、天板12には水素が導入される導入孔22が設けられている。導入孔22には図示しない燃料供給部が接続される。図2、図4に示すように、仕切板14には第2導入孔としての連通孔23が設けられ、連通孔23の位置は、積層方向における導入孔22の投影部22aと異なる位置に形成されている。尚、導入孔22の位置は、投影部22aが連通孔23から最も離れた位置に設けるのが好ましい。
図2、図5に示すように、底板13の上面には仕切板14の連通孔23を通して水素が供給され、供給された水素は、積層方向における連通孔23の投影部23a(第2投影部)の底板13の上面に接触して第2の空間16に供給される。底板13の上面にはセル11(図1参照)のアノード流体通路に臨む微小開口24が複数(図示例では12個)形成されている。微小開口24は、例えば、一つのセル11(図1参照)に対して1個もしくは複数個形成されている。
尚、図示例では微小開口24を一列に12個形成した例を挙げて説明したが、12個を三列形成する等、多数の微小開口24を形成することも可能である。
投影部23aと微小開口24との間の底板13の上面にはブロック体群25が形成され、連通孔23から供給された水素を微小開口24に分散させるための流路26がブロック体群25によって形成されている。底板13と仕切板14で形成される第2の空間16は、ブロック体群25を境にして投影部23a側の第1凹部30と、微小開口24側の第2凹部28とに区画されている。
連通孔23の位置、即ち、図5に示した投影部23aの位置は、ブロック体群25から投影部23aまでの距離L1が、投影部23aを挟んでブロック体群25から第2の空間の端部である第1凹部30の端部までの距離L2と同じ距離に近い距離に設定されている。つまり、ブロック体群25から投影部23aまでの距離L1は、第1凹部30の端部までの距離L2の半分以上に設定される。
ブロック体群25から投影部23aまでの距離L1が、第1凹部30の端部までの距離L2の半分以上に設定されることにより、連通孔23から供給された水素がブロック体群25の各流路26に案内される距離を十分に確保することができ、限られた空間である第1凹部30のなかで水素の分散を的確に行うことができる。
図5に示すように、ブロック体群25は複数のブロック体27が並設され、ブロック体27の間が流路26とされている。投影部23aに近いブロック体27の幅(図中左右方向)が、投影部23aから遠いブロック体27の幅に対して広く形成されている。つまり、投影部23aから遠い流路26の幅Hが投影部23aに近い流路26の幅hに対して広く形成され、投影部23aから遠い流路26の圧力損失が小さくされている。
尚、ブロック体群25の複数のブロック体27の幅を同一に構成して流路の幅を等間隔に構成することも可能である。また、図示例では、微小開口24と流路26が1対1で対応している状態を示したが、必ずしも対応させて設ける必要はない。
これにより、投影部23aからの距離に拘わらず、流路26から微小開口24に流れる水素の量が均一に分配される。微小開口24に均一に分配された水素は、微小開口24から下向き(流路26を流通した方向に対して交差する方向)に流下して各セル11(図1参照)のアノード流体通路6(後述する図8に示してある)に供給される。
尚、上述した実施形態例では、仕切板14を設けて天板12と底板13で形成される水素の流通空間を第1の空間15と第2の空間16に仕切るようにしたが、仕切板14を設けずに水素の流通空間を第1凹部30と第2凹部28とに区画する構成とすることも可能である。この場合、導入孔22の位置は第1凹部30に対応する位置となり、導入孔22からの水素は、導入孔22の投影部に接触して流速が遅くされ、第1凹部30からブロック体群25の流路26を流通して微小開口24に送られる。この時、導入孔22の流通面積を広くすることも可能である。また、外部との接続機器との関係から導入孔22は小さい方が好ましいので、導入孔22の経路方向に入口から出口に向けて流路面積を漸増させる形状にすることも可能である。更に、水素の導入方向は、天板12の上からに限定されず、横方向等、他の方向から導入することも可能である。
尚、仕切板を設けない構成は、以下に示した全てに実施形態例に適用することが可能である。
図6〜図9に基づいて水素の流通状況を説明する。
図6、図7に示すように、導入孔22から第1の空間15に水素が送られ、第1の空間15で平面方向(図中矢印W方向)に拡散される(第1バッファ部)。第1の空間15で拡散されて減速された水素は、図8、図9に示すように、流路面積が大きな連通孔23から底板13の上面(投影部23a:図2、図5参照)に当てられて第2の空間16の第1凹部30に送られ、第1凹部30で水平方向(図中矢印X方向)に拡散される(第2バッファ部)。
連通孔23からの水素は、底板13の上面に当たることにより水平方向(図中矢印X方向)に沿って拡散が容易になる。更に、連通孔23の流路面積が大きくされているので、第1バッファ部に供給された水素よりも第2バッファ部に流れた水素がより拡散しやすくなる。
第1凹部30で拡散されて減速された水素は、図8、図9に示すように、ブロック体群25の複数の流路26に分配されて流通する。複数の流路26は、前述したように(図5に示したように)、投影部23aから遠い流路26の幅Hが投影部23aに近い流路26の幅hに対して広く形成されているので、投影部23aからの距離に拘わらず、流路26に均一に分配される(図9中矢印Y方向)。流路26に均一に分配された水素は、図7、図8に示すように、微小開口24から下向き(流路26を流通した方向に対して交差する方向:図中矢印Z方向)に流下してセル11(図8参照)のアノード流体通路6(図8参照)に供給される。
このため、外部マニホールド2を介して水素を電池スタック3に供給する燃料電池1では、導入孔22から供給された水素は、第1バッファ部で拡散された後、更に、第2バッファ部で拡散され、ブロック体群25の流路26に均一に分散され、流路26を流れる水素の量が均一にされて微小開口24に送られる。従って、大きな拡散空間を設ける等してマニホールドを大型化することなく、即ち、マニホールドを小型化しても各セル11に対して水素を均等に供給することができる。
図10、図11に基づいて第2実施形態例を説明する。
図10には本発明の第2実施形態例に係る燃料電池の外部マニホールドの分解斜視、図11には底板の内側面の外観を示してある。第2実施形態例の燃料電池は、外部マニホールドの底板に形成されたブロック体群の形状が第1実施形態例と異なるものである。このため、図1〜図9に示した部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
図に示すように、底板13には、連通孔23の投影部23aと微小開口24との間の上面にブロック体群32が形成されている。ブロック体群32により、連通孔23から供給された水素を微小開口24に分散させるための流路33が形成されている。第1実施形態例と同様に、底板13と仕切板14で形成される第2の空間16は、ブロック体群32を境にして投影部23a側の第1凹部30と、微小開口24側の第2凹部28とに区画されている。
図11に示すように、ブロック体群32は複数のブロック体34が並設され、ブロック体34の間が流路33とされている。投影部23aに近いブロック体34の幅(図中左右方向)が、投影部23aから遠いブロック体34の幅に対して広く形成されている。つまり、投影部23aから遠い流路33の幅Hが投影部23aに近い流路33の幅hに対して広く形成され、投影部23aから遠い流路33の圧力損失が小さくされている。
また、投影部23aに近いブロック体34の長さ(図中上下方向)が、投影部23aから遠いブロック体34の長さに対して長く形成されている。つまり、投影部23aから遠い流路33の長さlが投影部23aに近い流路33の長さLに対して短く形成され、投影部23aから遠い流路33の圧力損失が小さくされている。
尚、ブロック体群32の複数のブロック体34の幅を同一に構成して流路の幅を等間隔にして流路の長さだけを変えることも可能である。
流路33の幅及び長さを変えることにより、投影部23aからの距離に拘わらず、流路33から微小開口24に流れる水素の量が均一に分配される。微小開口24に均一に分配された水素は、微小開口24から下向き(流路33を流通した方向に対して交差する方向)に流下して各セル11(図1参照)のアノード流体通路6(図8参照)に供給される。
このため、外部マニホールド31を介して水素を電池スタック3に供給する燃料電池では、導入孔22から供給された水素は、第1バッファ部で拡散された後、更に、第2バッファ部で拡散され、ブロック体群32の流路33に均一に分散され、流路33を流れる水素の量が均一にされて微小開口24に送られる。従って、大きな拡散空間を設ける等してマニホールドを大型化することなく、即ち、マニホールドを小型化しても各セル11に対して水素を均等に供給することができる。
図12に基づいて水素の流出量の状況を説明する。図12には微小開口を流れる水素の流出量の分布を示してある。即ち、縦軸に水素の流出量(kg/s)を表し、横軸に微小開口の対応位置(Outlet No)を表してある。
太実線A(□)で示した流量は、第1実施形態例の外部マニホールドの流出量の分布である。
一点鎖線B(▲)で示した流量は、第1実施形態例の外部マニホールドに対し仕切板を無くすと共に流路幅を不均等にした場合の流出量の分布である。
細実線C(○)で示した流量は、第1実施形態例の外部マニホールドに対し仕切板を無くすと共に流路幅を同じにした場合の流出量の分布である。
点線D(●)で示した流量は、天板と底板の間に仕切板を設けただけの外部マニホールド(比較例)の流出量の分布である。
比較例(点線D)の標準偏差を100とすると、太実線Aの場合(第1実施形態例)は標準偏差が約6.09、一点鎖線Bの場合は標準偏差が約6.75、細実線Cの場合は標準偏差が約13.60であった。
また、比較例(点線D)の微小開口からの流量の最大値と最小値の差を100とすると、太実線Aの場合(第1実施形態例)は5.23、一点鎖線Bの場合は5.50、細実線Cの場合は10.10であった。
このため、第1実施形態例の外部マニホールド、第1実施形態例の外部マニホールドに対し仕切板を無くすと共に流路幅を不均等にした場合のマニホールドを適用することにより、均等に水素を供給することが可能になることが判る。また、流路幅を均等にした場合のマニホールドを適用しても、比較例に比べて10分の1近くにばらつきが抑制されて略均等に近い状態で水素を供給することが可能になることが判る。
図12の結果から明らかなように、第1実施形態例及び第2実施形態例の外部マニホールドを用いることにより、各セル11(図1参照)に対して水素を均等に供給することが可能になることが判る。
図13に基づいて第3実施形態例を説明する。
図13には本発明の第3実施形態例に係る燃料電池の外部マニホールドの底板の内側面の外観を示してある。尚、図5に示した底板13(第1実施形態例)の部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
ブロック体群25を挟んで微小開口24の反対側の第2の空間である第1凹部30を微小開口24の並び方向(図中左右方向)で2つの空間30a、30bに分離する分離板36が設けられ、分離板36は投影部23aを二分する状態に配されている。即ち、分離板36は、連通孔23(図2参照)から供給される水素を2つの空間30a、30bに振り分けるようになっている。このため、分離板36により水素が2つの空間30a、30bに振り分けられるので、複数の微小開口24に対して水素を均一な状態で分散させることができる。
尚、分離板36を図11に示した第2実施形態例の底板13に設けることも可能である。
図14に基づいて第4実施形態例を説明する。
図14には本発明の第4実施形態例に係る燃料電池の外部マニホールドの底板の内側面の外観を示してある。尚、図5に示した底板13(第1実施形態例)の部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
微小開口24を挟んでブロック体群25の反対側の第2の空間である第2凹部28には微小開口24の並び方向に沿って延びる流体阻止壁37が備えられている。ブロック体群25の流路26を流通した水素は、流体阻止壁37とブロック体群25の間の狭い空間とされた第2凹部28で複数の微小開口に送られる。このため、微小開口24への水素の供給圧力が十分に確保されて、水素を確実に微小開口に供給することができる。
尚、流体阻止壁37を図11に示した第2実施形態例の底板13及び図13に示した第3実施形態例の底板13に設けることも可能である。
図15〜図18に基づいて第5実施形態例を説明する。
図15には本発明の第5実施形態例に係る燃料電池の外部マニホールドの分解斜視、図16には仕切板の外観、図17には底板の内側面の外観、図18には底板を流れる燃料の状況を示してある。図示の外部マニホールドは図1に示した電池スタック3に備えられるものである。
図15に示すように、外部マニホールド41は、天板42及び底板43を有し、天板42の内面と底板43との上面との間に水素の流通空間が形成される。天板42と底板43との間には仕切板44が設けられ、仕切板44により水素の流通空間が天板42側の第1の空間45及び底板43側の第2の空間46に仕切られている。
天板42の内面には流通空間を形成するための凹部が形成され、天板42には水素が導入される導入孔47が設けられている。導入孔47には図示しない燃料供給部が接続される。図15、図16に示すように、仕切板44には第2導入孔としての連通孔48、49が設けられ、連通孔48、49は後述する微小開口50の並び方向に沿って並設されている。
図15、図17に示すように、底板43の上面には仕切板44の連通孔48、49を通して水素が供給され、供給された水素は、積層方向における連通孔48、49の投影部48a、49a(第2投影部)の底板43の上面に接触して第2の空間46に供給される。底板43の上面にはセル11(図1参照)のアノード流体通路に臨む微小開口50が複数(図示例では12個)形成されている。微小開口50は、例えば、一つのセル11(図1参照)に対して1個もしくは複数個形成されている。
尚、図示例では微小開口50を一列に12個形成した例を挙げて説明したが、12個を三列形成する等、多数の微小開口50を形成することも可能である。
投影部48a、49aと微小開口50との間の底板43の上面にはブロック体群51が形成され、連通孔48、49から供給された水素を微小開口50に分散させるための流路52がブロック体群51によって形成されている。底板43と仕切板44で形成される第2の空間46は、ブロック体群51を境にして投影部48a、49a側の第1凹部53と、微小開口50側の第2凹部54とに区画されている。
連通孔48、49の位置、即ち、図17に示した投影部48a、49aの位置は、ブロック体群51から投影部48a、49aまでの距離L1が、投影部48a、49aを挟んでブロック体群51から第2の空間の端部である第1凹部53の端部までの距離L2と同じ距離に近い距離に設定されている。つまり、ブロック体群51から投影部48a、49aまでの距離L1は、第1凹部53の端部までの距離L2の半分以上に設定される。
ブロック体群51から投影部48a、49aまでの距離L1が、第1凹部53の端部までの距離L2の半分以上に設定されることにより、連通孔48、49から供給された水素がブロック体群51の各流路52に案内される距離を十分に確保することができ、限られた空間である第1凹部53のなかで水素の分散を的確に行うことができる。
また、連通孔48、49同士の位置、即ち、図17に示した投影部48a、49a同士の位置は、中心線Oに対して線対称の距離Xの位置に設定されている。2つの連通孔48、49から水素が供給されることにより、ばらつきを少なくした状態で複数の流路52(微小開口50)に水素を供給することができる。
図17に示すように、ブロック体群51は複数のブロック体55が並設され、ブロック体55の間が流路52とされている。投影部48a、49aに近いブロック体55の幅(図中左右方向)が、投影部48a、49aから遠いブロック体55の幅に対して広く形成されている。つまり、投影部48a、49aから遠い流路52の幅Hが投影部48a、49aに近い流路52の幅hに対して広く形成され、投影部48a、49aから遠い流路52の圧力損失が小さくされている。
これにより、図18に示すように、投影部48a、49aからの距離に拘わらず、流路52から微小開口50に流れる水素の量が均一に分配される。微小開口50に均一に分配された水素は、微小開口50から下向き(流路52を流通した方向に対して交差する方向)に流下して各セル11(図1参照)のアノード流体通路6(図8参照)に供給される。
尚、ブロック体群51の複数のブロック体55の幅を同一に構成して流路の幅を等間隔に構成することも可能である。
図19に基づいて第6実施形態例を説明する。
図19には本発明の第6実施形態例に係る燃料電池の外部マニホールドの底板の内側面の外観を示してある。第6実施形態例の燃料電池は、外部マニホールドの底板に形成されたブロック体群の形状が第5実施形態例と異なるものである。このため、図17に示した部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
図に示すように、底板43には、連通孔48、49の投影部48a、49aと微小開口50との間の上面にブロック体群57が形成されている。ブロック体群57により、連通孔48、49から供給された水素を微小開口50に分散させるための流路58が形成されている。第5実施形態例と同様に、底板43と仕切板44で形成される第2の空間46は、ブロック体群57を境にして投影部48a、49a側の第1凹部53と、微小開口24側の第2凹部54とに区画されている。
ブロック体群57は複数のブロック体59が並設され、ブロック体59の間が流路58とされている。投影部48a、49aに近いブロック体59の幅(図中左右方向)が、投影部48a、49aから遠いブロック体59の幅に対して広く形成されている。つまり、投影部48a、49aから遠い流路58の幅Hが投影部48a、49aに近い流路58の幅hに対して広く形成され、投影部48a、49aから遠い流路58の圧力損失が小さくされている。
また、投影部48a、49aに近いブロック体59の長さ(図中上下方向)が、投影部48a、49aから遠いブロック体59の長さに対して長く形成されている。つまり、投影部48a、49aから遠い流路58の長さlが投影部48a、49aに近い流路58の長さLに対して短く形成され、投影部48a、49aから遠い流路58の圧力損失が小さくされている。流路58の幅及び長さを変えることにより、投影部48a、49aからの距離に拘わらず、流路58から微小開口50に流れる水素の量が均一に分配される。
尚、ブロック体群57の複数のブロック体59の幅を同一に構成して流路58の幅を等間隔にして流路の長さだけを変えることも可能である。
図20に基づいて第7実施形態例を説明する。
図20には本発明の第7実施形態例に係る燃料電池の外部マニホールドの底板の内側面の外観を示してある。尚、図17に示した底板43(第5実施形態例)の部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
ブロック体群51を挟んで微小開口50の反対側の第2の空間である第1凹部53を微小開口50の並び方向(図中左右方向)で2つの空間53a、53bに分離する分離壁61が設けられ、分離壁61は投影部48a、49aに対応して第1凹部53を2つの空間53a、53bに分離している。このため、分離壁61により水素が2つの空間53a、53bに送られるので、複数の微小開口24に対して確実にしかも均一な状態で水素を分散させることができる。
また、微小開口50を挟んでブロック体群51の反対側の第2の空間である第2凹部54には微小開口50の並び方向に沿って延びる流体阻止壁62が備えられている。ブロック体群51の流路52を流通した水素は、流体阻止壁62とブロック体群51の間の狭い空間とされた第2凹部54で複数の微小開口50に送られる。このため、微小開口50への水素の供給圧力が十分に確保されて、水素を確実に微小開口50に供給することができる。
尚、分離壁61及び流体阻止壁62のいずれか一方を設けることも可能である。また、分離壁61及び(または)流体阻止壁62を図19に示した第6実施形態例の底板43に設けることも可能である。
上述した各実施形態例では、アノード流体として水素を例に挙げて説明したが、メタノールをはじめその他の燃料の供給に適用することが可能である。
本発明は、マニホールドから電池スタックの各セルにアノード流体を供給する燃料電池の産業分野で利用することができる。
本発明の第1実施形態例に係る燃料電池の外観図である。 外部マニホールドの分解斜視図である。 天板の外観図である。 仕切板の外観図である。 底板の内側面の外観図である。 図1中のVI−VI線矢視図である。 図6中の矢印VII部の詳細図である。 図1中のVIII−VIII線矢視図である。 底板を流れる燃料の状況を表す底板の内側面の外観図である。 本発明の第2実施形態例に係る燃料電池の外部マニホールドの分解斜視図である。 底板の内側面の外観図である。 微小開口を流れる水素の流出量の分布図である。 本発明の第3実施形態例に係る燃料電池の外部マニホールドの底板の内側面の外観図である。 本発明の第4実施形態例に係る燃料電池の外部マニホールドの底板の内側面の外観図である。 本発明の第5実施形態例に係る燃料電池の外部マニホールドの分解斜視図である。 仕切板の外観図である。 底板の内側面の外観図である。 底板を流れる燃料の状況を表す底板の内側面の外観図である。 本発明の第6実施形態例に係る燃料電池の外部マニホールドの底板の内側面の外観図である。 本発明の第7実施形態例に係る燃料電池の外部マニホールドの底板の内側面の外観図である。
符号の説明
1 燃料電池
2、31、41 外部マニホールド
3 電池スタック
4 電池セル
5 セパレータ
6 アノード流体通路
7 カソード流体通路
11 セル
12、42 天板
13、43 底板
14、44 仕切板
15、45 第1の空間
16、46 第2の空間
21 凹部
22、47 導入孔
23、48,49 連通孔
24、50 微小開口
25、32、51、57 ブロック体群
26、33、52、58 流路
27、34、55、59 ブロック体
28、54 第2凹部
30、53 第1凹部
36 分離板
37、62 流体阻止壁
61 分離壁

Claims (18)

  1. 電解質膜を介してアノード及びカソードが接合された電池セルと、アノード流体通路が備えられたセパレータと前記電池セルとを有するセルが複数積層された電池スタックと、前記セルの前記アノード流体通路が臨む位置にアノード流体を供給するためのマニホールドとを備える燃料電池において、
    前記マニホールドは、
    前記アノード流体が導入される導入孔を備えた天板と、
    前記アノード流体通路に臨む微小開口を複数個備え、前記天板の内面との間で前記アノード流体の流通空間が上面に形成される底板とからなり、
    前記導入孔の投影部と前記微小開口との間の前記底板の上面には、前記導入孔から供給された前記アノード流体を前記微小開口に分散させるための流路を形成するブロック体群が備えられ、
    前記導入孔から供給された前記アノード流体を前記底板の上面の前記投影部に接触させて流速を低下させ、流速が低下した前記アノード流体を前記ブロック体群の前記流路に流通させて前記微小開口に分散させる
    ことを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1に記載の燃料電池において、
    前記ブロック体群で形成される流路は複数形成され、前記投影部から遠い前記流路の幅を前記投影部から近い前記流路の幅よりも広くした
    ことを特徴とする燃料電池。
  3. 請求項1もしくは請求項2に記載の燃料電池において、
    前記ブロック体群で形成される流路は複数形成され、前記投影部から遠い前記流路の長さを前記投影部から近い前記流路の長さよりも短くした
    ことを特徴とする燃料電池。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の燃料電池において、
    前記ブロック体群を挟んで前記微小開口の反対側の前記流通空間を前記微小開口の並び方向で複数の空間に分離すると共に前記アノード流体を前記複数の空間に振り分ける分離板が備えられている
    ことを特徴とする燃料電池。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の燃料電池において、
    前記天板には、前記微小開口の並び方向に沿って複数の導入孔が備えられている
    ことを特徴とする燃料電池。
  6. 請求項5に記載の燃料電池において、
    前記複数の導入孔に対応して前記流通空間を前記微小開口の並び方向で複数の空間に分離する分離壁が備えられている
    ことを特徴とする燃料電池。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の燃料電池において、
    前記微小開口を挟んで前記ブロック体群の反対側における前記流通空間に流体阻止壁が備えられている
    ことを特徴とする燃料電池。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の燃料電池において、
    前記ブロック体群から前記導入孔までの距離は、前記導入孔を挟んで前記ブロック体群から前記流通空間の端部までの距離の半分以上である
    ことを特徴とする燃料電池。
  9. 電解質膜を介してアノード及びカソードが接合された電池セルと、アノード流体通路が備えられたセパレータと前記電池セルとを有するセルが複数積層された電池スタックと、前記セルの前記アノード流体通路が臨む位置にアノード流体を供給するためのマニホールドとを備える燃料電池において、
    前記マニホールドは、
    前記アノード流体が導入される導入孔を備えた天板と、
    前記アノード流体通路に臨む微小開口を複数個備え、前記天板の内面との間で前記アノード流体の流通空間が上面に形成される底板と、
    前記流通空間を前記天板側の第1の空間及び前記底板側の第2の空間に仕切ると共に、前記導入孔の投影部と異なる位置に第2導入孔を備えた仕切板とからなり、
    前記第2導入孔の第2投影部と前記微小開口との間の前記底板の上面には、前記第2導入孔から供給された前記アノード流体を前記微小開口に分散させるための流路を形成するブロック体群が備えられ、
    前記導入孔から供給された前記アノード流体の流速を前記第1の空間で低下させ、流速が低下した前記アノード流体を前記第2導入孔から前記底板の上面の前記第2投影部に接触させて流速を低下させ、流速が低下した前記アノード流体を前記ブロック体群の前記流路に流通させて前記微小開口に分散させる
    ことを特徴とする燃料電池。
  10. 請求項9に記載の燃料電池において、
    前記導入孔の流路面積に対して前記第2導入孔の流路面積が大きくされている
    ことを特徴とする燃料電池。
  11. 請求項9もしくは請求項10に記載の燃料電池において、
    前記ブロック体群で形成される流路は複数形成され、前記第2投影部から遠い前記流路の幅を前記第2投影部から近い前記流路の幅よりも広くした
    ことを特徴とする燃料電池。
  12. 請求項9〜請求項11のいずれか一項に記載の燃料電池において、
    前記ブロック体群で形成される流路は複数形成され、前記第2投影部から遠い前記流路の長さを前記第2投影部から近い前記流路の長さよりも短くした
    ことを特徴とする燃料電池。
  13. 請求項9〜請求項12のいずれか一項に記載の燃料電池において、
    前記ブロック体群を挟んで前記微小開口の反対側の前記第2の空間を前記微小開口の並び方向で複数の空間に分離すると共に前記アノード流体を前記複数の空間に振り分ける分離板が備えられている
    ことを特徴とする燃料電池。
  14. 請求項9〜請求項12のいずれか一項に記載の燃料電池において、
    前記仕切板には、前記微小開口の並び方向に沿って複数の第2導入孔が備えられている
    ことを特徴とする燃料電池。
  15. 請求項13に記載の燃料電池において、
    前記第2導入孔に対応して前記第2の空間を前記微小開口の並び方向で複数の空間に分離する分離壁が備えられている
    ことを特徴とする燃料電池。
  16. 請求項9〜請求項15のいずれか一項に記載の燃料電池において、
    前記微小開口を挟んで前記ブロック体群の反対側における前記第2の空間に流体阻止壁が備えられている
    ことを特徴とする燃料電池。
  17. 請求項9〜請求項16のいずれか一項に記載の燃料電池において、
    前記ブロック体群から前記第2導入孔までの距離は、前記第2導入孔を挟んで前記ブロック体群から前記第2の空間の端部までの距離の半分以上である
    ことを特徴とする燃料電池。
  18. 請求項1〜請求項17のいずれか一項に記載の燃料電池において、
    前記微小開口から送られる前記アノード流体は、前記ブロック体群の流路を流通した方向に対して交差する方向である
    ことを特徴とする燃料電池。
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