JP2008225995A - ポリシ作成支援方法、ポリシ作成支援システム、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】効果的な自律制御ポリシの作成にかかるコストを低減することができるポリシ作成支援システム10を提供する。
【解決手段】本発明のポリシ作成支援システム10は、指定された種別の監視項目について、拡張可能なリソースのリソース量毎に、監視対象システムの性能を示す情報を計測し、計測値の中からリソース量毎に代表計測値を1つ選択する。そして、ポリシ作成支援システム10は、選択した代表計測値を含む範囲を計測値の範囲として、監視項目、当該監視項目におけるリソース量、および当該リソース量に対応する計測値の範囲を、ポリシにおける対処決定条件として出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、監視対象システムについて予め定められた契約条件が満たされるように、当該監視対象システムを制御する技術に関する。
特許文献1には、グリッド・コンピューティング・システムの自律的管理に関する技術が開示されている。当該特許文献1に開示されているシステムは、複数のシステム・ポリシーを有し、システム内で発生したトリガ・イベントに応じて、当該トリガ・イベントに対応するシステム・ポリシーを解釈し、システム内のシステム資源の動作や割当等を制御する。
特許文献2には、自律制御機能を有する運用管理システムで用いられる自律制御ポリシの妥当性を、シミュレーションによって検証する技術が開示されている。当該技術を用いることにより、シミュレーションの結果に応じて、作成した自律制御ポリシを調整することで、自律制御ポリシの精度を高めることができる。
非特許文献1には、ITシステムの容量設計に、GUI(Graphical User Interface)を用いたシミュレーションツールを用いる製品について紹介されている。当該製品を用いることにより、シミュレーションを実行するITシステムのモデル化が容易になり、シミュレーション結果を画像で確認することで、ITシステムの構成変更の影響を直感的に理解することができ、設備計画のコストを削減することができる。
特開2005−182796号公報 特開2005−196601号公報 HyPerformix Capacity Manager、[online]、[平成18年7月14日検索]、インターネット(URL:http://www.hyperformix.com/Default.asp?Page=401)
自律制御ポリシとは、単純には条件と対処の組み合わせであり、通常、条件とは監視対象システムの監視項目であり、対処とは監視対象システムに対する制御を意味する。このような自律制御ポリシを作成するためには、監視対象システム全体の構成を把握する必要があると共に、監視対象システムを構成するそれぞれのリソースのハードウェア的な性質やソフトウェア的な性質を熟知する必要がある。そのため、自律制御ポリシの作成には、多くの経験とノウハウが必要となる。さらに、システムの大規模化・複雑化に伴い、自律制御ポリシの作成にかかるコストも増大している。そのため、効果的な自律制御ポリシを、より低コストで、より迅速に生成することが求められている。
特許文献1は、予め作成された自律制御ポリシを用いて動作するシステムについて開示するものであり、自律制御ポリシがいかにして作成されるのかについては開示していない。また、特許文献2は、作成された自律制御ポリシを用いてその自律制御ポリシを適用した場合のシステムの動作をシミュレートするものであるが、シミュレーションの入力として作成される自律制御ポリシがいかにして作成されるのかについては開示していない。
非特許文献1は、ITシステムのモデル構築に実計測データを反映することでシミュレーションの精度を向上し、結果を画像で表示することでリソース構成変更の影響を直感的に理解することができる。しかし、入力される負荷に応じて、ITシステムに要求される性能が満たされなくなった場合に、ITシステムのリソース構成をどのように変更すれば要求される性能が満たされるようになるのかを判断する手段は提供されていない。そのため、従来技術によれば自律制御ポリシは運用管理者が作成するしかなく、運用管理者の経験とノウハウを自律制御ポリシに記述するためのコストを低減することは困難である。
従来技術を用いた場合の、自律制御システムにおける自律制御ポリシの運用手順を図16に示す。まず、業務利用者が業務要件分析を行い(S300)、業務のSLA(Service Level Agreement)を含む契約条件を作成する(S301)。SLAは1つまたは複数の項目からなるが、その1つは例えばアプリケーションの応答時間である場合がある。具体的には、応答時間を8秒以内とする、などの要件となる。これを受けた運用管理者は(S302)、当該アプリケーションを動作させる監視対象システムの性能解析を行い(S303)、SLAを守るための自律制御ポリシの生成に必要な情報を取得する。この際の性能解析には、実機を用いた計測やシミュレーションを利用することができる。
次いで運用管理者は、性能解析の結果を元に自律制御ポリシの対処内容および対処決定条件を作成する(S304、S305)。これは運用管理者が蓄積している経験とノウハウが重要な作業であり、従来技術によってはコストの低減が困難な部分である。そして自律制御ポリシが作成できれば、ツールなどを用いて自律制御ポリシを記述および検証し(S306、S307)、運用管理システムに作成した自律制御ポリシを登録することで(S308)、自律制御によってSLAを守りながらの運用管理を始めるための準備ができる。
図17に、図16の手順によって運用管理者により生成された自律制御ポリシの一例を示す。SLAの一例である応答時間8秒を守るための自律制御ポリシ80による対処内容81として、Webサーバを拡張するという対処を示す情報が格納されている。対処決定条件82としては、「ログイン」というサービスを構成する機能モジュールのうち、機能モジュールIDが「aaa」である機能モジュールについて、「Webサーバ」上での「CPU使用率」が、Webサーバのリソース量が「1」のときに「40%以上」である場合に対処内容に示された処理を実行するという情報が格納されている。
対処内容81のリソース拡張対象810、対処決定条件82のサービス名820、機能モジュールID821、監視リソース種別822、監視メトリックID723、リソース量824、および計測値の範囲825は、運用管理者が監視対象システムの性能解析結果を以って作成する必要がある。この作業は豊富な経験とノウハウを必要とするものであり、自律制御機能を有する運用管理システムを扱う上で、運用管理者にとって大きな負担となってしまう。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、効果的なポリシの作成にかかるコストを低減することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、指定された種別の監視項目について、拡張可能なリソースのリソース量毎に、監視対象システムの性能を示す情報を計測し、計測値の中からリソース量毎に代表計測値を1つ選択し、当該監視項目、当該監視項目におけるリソース量、および当該リソース量に対応する代表計測値を含む計測値の範囲を示す情報を出力する。
例えば、本発明の第1の態様は、契約条件を満たすように監視対象システムを制御するために用いられ、監視対象システムの状態を示す条件と、監視対象システムの状態が当該条件を満たす場合に実行されるアクションとを含むポリシの作成を支援するポリシ作成支援システムにおけるポリシ作成支援方法であって、条件には、監視対象システムにおいて監視対象となる監視項目および当該監視項目における計測値の範囲が含まれ、ポリシ作成支援システムは、ポリシの作成に必要な監視項目の種別を指定するテンプレートを保持する保持ステップと、テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、拡張対象となるリソースのリソース量毎の計測値を取得する取得ステップと、テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、リソース量毎に、計測値の中から代表計測値を1つ選択する選択ステップと、テンプレートで指定される種別に該当する監視項目毎に、選択した代表計測値を含む範囲を計測値の範囲として、当該監視項目、当該監視項目におけるリソース量、および当該リソース量に対応する計測値の範囲を出力する出力ステップとを実行することを特徴とするポリシ作成支援方法を提供する。
また、本発明の第2の態様は、契約条件を満たすように監視対象システムを制御するために用いられ、監視対象システムの状態を示す条件と、監視対象システムの状態が当該条件を満たす場合に実行されるアクションとを含むポリシの作成を支援するポリシ作成支援システムであって、条件には、監視対象システムにおいて監視対象となる監視項目および当該監視項目における計測値の範囲が含まれ、ポリシ作成支援システムは、ポリシの作成に必要な監視項目の種別を指定するテンプレートを保持するテンプレート保持部と、テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、拡張対象となるリソースのリソース量毎の計測値を取得する計測値取得部と、テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、リソース量毎に、計測値の中から代表計測値を1つ選択する代表計測値選択部と、テンプレートで指定される種別に該当する監視項目毎に、選択した代表計測値を含む範囲を計測値の範囲として、当該監視項目、当該監視項目におけるリソース量、および当該リソース量に対応する計測値の範囲を出力する出力部とを備えることを特徴とするポリシ作成支援システムを提供する。
また、本発明の第3の態様は、コンピュータを、契約条件を満たすように監視対象システムを制御するために用いられ、監視対象システムの状態を示す条件と、監視対象システムの状態が当該条件を満たす場合に実行されるアクションとを含むポリシの作成を支援するポリシ作成支援システムとして動作させるプログラムであって、条件には、監視対象システムにおいて監視対象となる監視項目および当該監視項目における計測値の範囲が含まれ、プログラムは、コンピュータに、ポリシの作成に必要な監視項目の種別を指定するテンプレートを保持するテンプレート保持機能、テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、拡張対象となるリソースのリソース量毎の計測値を取得する計測値取得機能、テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、リソース量毎に、計測値の中から代表計測値を1つ選択する代表計測値選択機能、およびテンプレートで指定される種別に該当する監視項目毎に、選択した代表計測値を含む範囲を計測値の範囲として、当該監視項目、当該監視項目におけるリソース量、および当該リソース量に対応する計測値の範囲を出力する出力する出力機能を実現させることを特徴とするプログラムを提供する。
本発明によれば、効果的なポリシの作成にかかるコストを低減することができる。
以下に、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るポリシ作成支援システム10の構成を例示するシステム構成図である。ポリシ作成支援システム10は、擬似負荷発生装置13および監視対象システム14と、通信ネットワークを介して相互接続されている。
擬似負荷発生装置13は、ユーザリクエスト等の負荷を擬似的に発生させて監視対象システム14に対して入力する装置であり、例えば、一般的に用いられている負荷テストツールや擬似トラフィック生成装置等である。擬似負荷発生装置13は、ポリシ作成支援システム10からの指示に応じて、監視対象システム14に与える負荷を、時間の経過と共に徐々に増大させる機能を有する。
監視対象システム14は、自律制御機能を有する運用管理システムによって管理されるシステムであり、複数の計算機装置が相互接続されて構成される。なお、実際の運用時には、運用管理システムは、管理者等によって作成された自律制御ポリシに従い、監視対象システム14にかかる負荷に応じて、当該監視対象システム14内のITリソースの構成を動的に変更する。本発明のポリシ作成支援システム10は、運用管理システムによって用いられる自律制御ポリシを作成するための自律制御ポリシの候補を提供するものである。
監視対象システム14内のそれぞれの計算機装置は、CPU(Central Processing Unit)等の演算機能、メモリおよびハードディスク等の記憶機能、ならびに、通信機能等を有している。監視対象システム14は、計算機装置の一例である、ロードバランサ(LB)16および複数のサーバ15を有する。監視対象システム14には、当該監視対象システム14によって提供されるアプリケーションを実現するために十分な量の計算機リソースが、システム設計者等により予め設定されて配置接続される。
本実施形態において、監視対象システム14によって提供されるアプリケーションは、例えばオンラインショッピングである。アプリケーションは、ログイン機能や商品検索機能等の複数のサービスで構成されている。それぞれのサービスは、1つまたは複数の計算機リソース上で動作する1つまたは複数の機能モジュールによって実現される。
また、本実施形態の監視対象システム14は、Web3階層モデルのシステム構造を有する。なお、本実施形態における監視対象システム14は一例としてWeb3階層モデルを挙げているが、Web2階層モデルやWeb1階層モデル、あるいはその他Webシステムに限らず、自律制御機能を有する運用管理システムによって管理可能なITシステムであればよい。サーバ15aは、監視対象システム14によって提供されるサービスの利用者(クライアント)からのリクエストの受付処理等を行うWebサーバとして機能する。サーバ15bおよび15cは、クライアントに対して提供するサービスを処理するアプリケーション(AP)サーバとして機能する。サーバ15dは、クライアントにサービスを提供するためのアプリケーションデータ等を管理するデータベース(DB)サーバとして機能する。
本実施形態において、APサーバは、監視対象システム14にかかる負荷の増大に応じて拡張することができる。APサーバを拡張する場合には、リソースプールとして管理されている未使用のサーバ15eまたは15f等が新たにAPサーバとして割り当てられる。ポリシ作成支援システム10によって自律制御ポリシの候補が生成される際の、監視対象システム14の計算機リソースの拡張または縮減は、ポリシ作成支援システム10によって行われる。監視対象システム14内のそれぞれの計算機装置は、自装置の性能を、それぞれの性能項目である監視メトリック毎に計測してポリシ作成支援システム10へ報告する性能報告機能を有する。
本実施形態において、それぞれの計算機装置における性能計測機能は、定期的に、自装置の監視メトリックを計測し、計測結果を定期的にポリシ作成支援システム10へ送信する。また、他の例として、それぞれの計算機装置における性能計測機能は、自装置の監視メトリックを計測し、計測結果に所定値以上の変化があった場合に、計測値をポリシ作成支援システム10へ送信してもよい。さらに別の例として、ポリシ作成支援システム10が定期的にそれぞれの計算機装置の性能情報を取得してもよい。この場合も、それぞれの計算機装置では継続的に自装置の性能を計測していても、ポリシ作成支援システム10からの問い合わせがあった場合に性能を計測するのでもよく、一般的な性能計測機能が可能な性能計測方法の範囲で任意である。
本実施形態において、監視メトリックとは、監視対象システム14内の計算機リソースにおいて計測可能な計算機リソースの性能項目であり、例えば、CPU使用率、メモリ使用率、ディスク使用率、またはデータベースI/O消費率等である。
ここで、計算機リソースとは、拡張および減縮が可能な計算機資源を指し、サーバ等の計算機装置や、1つまたは複数の計算機装置によって提供される複数のCPUのそれぞれ、1つまたは複数の計算機装置によって提供されるメモリ空間の一部もしくは全部や、同様に提供されるストレージなどの記憶領域等を指す。また、計算機リソースの単位は、計算機リソースの内容によって異なり、例えば、リソースが計算機装置である場合には計算機装置の台数となる。本実施形態において、拡張するリソースはサーバ15であり、リソースの拡張または縮減はサーバ15単位で行われる。
ポリシ作成支援システム10は、変動量算出ブロック11および性能計測ブロック12を備える。ポリシ作成支援システム10は、単体の計算機装置または複数の計算機装置が相互接続されたシステムとして構成される。ポリシ作成支援システム10内で、管理者によって操作される計算機装置には、ディスプレイ等の表示機能およびキーボードやマウス等の入力機能が設けられている。
性能計測ブロック12は、SLA受付部120、SLA格納部121、SLA監視部122、性能計測情報格納部123、性能計測制御部124、機能モジュール構成情報格納部125、リソース構成制御部126、リソース構成情報格納部127、および性能監視部128を有する。
SLA受付部120は、ポリシ作成支援システム10の管理者からSLA(Service Level Agreement)を受け付けた場合に、受け付けたSLAをSLA格納部121に格納すると共に、性能計測制御部124に、監視対象システム14の性能計測開始を指示する。SLAとは、例えば図2に示すように、アプリケーションの性能情報を認識するための監視対象の性能項目である監視メトリック1210と、当該監視メトリック1210の性能閾値を定義する監視閾値1211とを含んでいる。
SLA格納部121は、SLA受付部120を介して受け付けたSLAを格納する。本実施形態において、ポリシ作成支援システム10は、監視メトリックである応答時間が監視閾値である8秒以下となるように監視対象システム14を制御するための自律制御ポリシの作成を支援する。
リソース構成情報格納部127は、例えば図3に示すように、当該計算機リソースの位置情報であるアドレス1271、当該計算機リソース上で動作している機能モジュールの識別子であり、監視対象システム14全体において一意である機能モジュールID1272、および当該計算機リソースを割り当て可能なリソース種別1273を、監視対象システム14を構成する計算機リソースの識別子であるリソースID1270に対応付けて格納する。また、機能モジュールは1つの計算機リソース上で1つまたは複数が動作可能であるため、機能モジュールID1272には、1つまたは複数の機能モジュールIDが格納される。
図3に示す例において、機能モジュールID1272がブランクの場合には、対応するリソースID1270の計算機リソースは、リソースプールとして管理されており、いずれの機能モジュールも動作させていない空きリソースであることを示す。リソース構成情報格納部127内のデータは、システム設計者等により初期データとして予め設定され、リソース構成制御部126によって更新される。
リソース構成制御部126は、性能計測制御部124から機能モジュールID、計算機リソースのリソース種別、および拡張または減縮するリソース量を含むリソース制御指示を受信した場合に、リソース構成情報格納部127を参照して、受信したリソース制御指示に従って、監視対象システム14内の計算機リソースを変更し、変更結果をリソース構成情報格納部127に格納する。
例えば、機能モジュールIDが「aaa」、リソース種別が「Webサーバ」、拡張するリソース量が「1」を示す情報を含むリソース制御指示を受信した場合、リソース構成制御部126は、リソース構成情報格納部127を参照して、リソース種別が「Webサーバ」であり、いずれの機能モジュールも動作させていない計算機リソースのリソースIDを1つ抽出する。図3において、リソース構成制御部126は、例えばリソースIDとして「222」を抽出する。
そして、リソース構成制御部126は、抽出したリソースIDのアドレス(図3の例では1.0.0.2)に基づいて、当該リソースIDに対応する計算機リソースにアクセスして、リソース制御指示に含まれる「aaa」に対応する機能モジュールを当該計算機リソース上で動作させる。そして、リソース構成制御部126は、動作させた機能モジュールのIDである「aaa」を、「222」のリソースIDに対応付けてリソース構成情報格納部127に格納する。なお、リソース構成制御部126の機能は、クラスタリング技術等で一般的に用いられているものである。
性能計測情報格納部123は、例えば図4に示すように、複数のレコード1238を格納する。それぞれのレコード1238は、機能モジュールIDを格納するフィールド1230、監視対象の計算機リソースの種別を格納するフィールド1231、監視メトリックを識別する監視メトリックIDを格納するフィールド1232、拡張する計算機リソースの種別である拡張リソース種別を格納するフィールド1233、拡張対象の計算機リソースのリソース量を格納するフィールド1234、計測時刻を格納するフィールド1235、計測値を格納するフィールド1236、およびフィールド1231内の監視リソース種別で特定される計算機リソースにかかっている負荷を格納するフィールド1237を有する。
このように、性能計測情報格納部123には、機能モジュールID、監視メトリックID、拡張リソース種別、および当該拡張リソースのリソース量の組み合わせ毎に、監視リソースにおける計測値が格納される。なお、本実施形態において、フィールド1237に格納される負荷は、例えば、監視対象の計算機リソースにおいて単位時間当たりに出力されたレスポンス数であり、当該監視対象のリソースにおける計測値の一つとして監視対象システム14から取得される。
性能監視部128は、拡張リソース種別を含む計測情報取得指示を性能計測制御部124から受信した場合に、監視対象システム14を構成するそれぞれの計算機リソースについて、当該計算機リソースの監視メトリック毎の計測値の取得を開始する。監視対象システム14から取得する計測値には、機能モジュールID、監視メトリックID、計測時刻、および計測値が含まれている。性能監視部128は、性能計測制御部124から取得した計測情報取得指示に含まれる拡張リソース種別および計測値に含まれる機能モジュールIDに基づいてリソース構成情報格納部127を参照し、当該拡張リソースの現在のリソース量を取得する。
例えば、拡張リソース種別として「APサーバ」を含む計測情報取得指示を性能計測制御部124から受信し、機能モジュールIDとして「bbb」を含む計測値を監視対象システム14から受信し、リソース構成情報格納部127には図3に示す情報が格納されているとすれば、リソース構成情報格納部127には、IDが「bbb」の機能モジュールが動作しているAPサーバが、リソースID「333」および「444」なので、性能監視部128は、IDが「bbb」の機能モジュールが動作しているAPサーバの台数である「2」を、拡張リソースのリソース量として抽出する。そして、性能監視部128は、監視対象システム14から取得した計測値を、拡張リソース種別およびリソース量と共に性能計測情報格納部123に格納する。なお、性能監視部128の機能は、自律制御機能を有する運用管理システムで一般的に用いられているものである。
なお、性能監視部128は、図4に示すように、機能モジュールID、監視リソース種別、および監視メトリックIDの組み合わせにより特定される項目の計測値の他に、OS(Operating System)単位やCPU単位のように、機能モジュールID、監視リソース種別、および監視メトリックIDの組み合わせ以外の情報で特定される項目の計測値についても計測して性能計測情報格納部123に格納する。
SLA監視部122は、性能計測情報格納部123に格納されている監視メトリックの中で、SLA格納部121に格納されている監視メトリックと同一の監視メトリックを監視する。そして、当該監視メトリックの計測値が、SLA格納部121に格納されている監視閾値を上回った場合に、SLA違反を示す旨を性能計測制御部124に通知する。
機能モジュール構成情報格納部125は、例えば図5に示すように、アプリケーション名を格納するフィールド1250および複数のレコード1256を格納する。それぞれのレコード1256は、サービス名を格納するフィールド1251、機能モジュールIDを格納するフィールド1252、リソース種別を格納するフィールド1253、フィールド1252に格納されている機能モジュールIDに対応する機能モジュールについて、計算機リソースの拡張が可能か否かを示す情報を格納するフィールド1254、および拡張可能な計算機リソースの拡張上限のリソース量を示す値を格納するフィールド1255を有する。
性能計測制御部124は、監視対象システム14の性能計測開始をSLA受付部120から指示された場合、機能モジュール構成情報格納部125を参照して、機能モジュールIDおよび拡張可能な計算機リソースの拡張リソース種別を1つ選択し、選択した拡張リソース種別を含む計測情報取得指示を性能監視部128へ送信する。
そして、性能計測制御部124は、初期状態の計算機リソース構成で監視対象システム14を稼動させるように、リソース構成制御部126に指示を出すと共に、擬似負荷発生装置13に指示して、監視対象システム14に与える負荷を、時間の経過と共に徐々に増大させる。なお、初期状態では、リソース構成情報格納部127には、監視対象システム14における初期状態の計算機リソース構成に関する情報が格納されており、性能計測制御部124は、性能計測処理を開始する前に、初期状態の計算機リソース構成に関する情報をリソース構成情報格納部127から取得して記憶し、必要に応じて、リソース構成制御部126に指示して、監視対象システム14の計算機リソース構成を初期状態に設定させる。
監視対象システム14にかかる負荷が徐々に増大しいていき、SLA監視部122によって監視対象システム14がSLAに違反したことを通知された場合、性能計測制御部124は、擬似負荷発生装置13に指示して、監視対象システム14へ入力する負荷の増大を停止させ、監視対象システム14へ入力する負荷を一定値に保持させる。そして、性能計測制御部124は、機能モジュールID、拡張リソース種別、および拡張するリソース量を含むリソース制御指示をリソース構成制御部126へ送信することにより、拡張対象のリソースを増加させる。
そして、SLA違反が解消した場合、性能計測制御部124は、擬似負荷発生装置13に指示して、監視対象システム14へ入力している負荷の増大を再開させる。拡張対象のリソースを増加させてもSLA違反が解消しない場合、性能計測制御部124は、当該拡張対象のリソースを初期値に戻して、拡張可能な他のリソースを増加させる。
性能計測制御部124は、上記のような処理を、全ての機能モジュールIDおよび拡張リソース種別の組み合わせについて繰り返す。そして、全ての機能モジュールIDおよび拡張リソース種別の組み合わせについて上記処理が終了した場合、性能計測制御部124は、変動量の算出開始を変動量算出ブロック11に指示する。
次に、変動量算出ブロック11について説明する。変動量算出ブロック11は、表示部110、性能特性評価情報格納部111、変動量算出部112、計測値抽出部113、テンプレート受付部130、およびテンプレート格納部131を有する。
テンプレート受付部130は、テンプレートをポリシ作成支援システム10の管理者から受け付けた場合に、受け付けたテンプレートを例えばXML(eXtensible Markup Language)形式等でテンプレート格納部131に格納する。テンプレートには、ポリシを作成するために必要な項目が記述されており、後述する計測値抽出部113は当該テンプレートに記述された項目についてデータを収集または作成する。
テンプレート70には、例えば図6に示すように、対処内容テンプレート71および対処決定条件テンプレート72が含まれる。本実施形態において、対処内容テンプレート71には、拡張対象のリソースを指定するための項目710が含まれる。また、対処決定条件テンプレート72には、監視項目の種別を示す項目(720、721、722、および723)、拡張可能なリソースにおけるリソース量を指定するための項目724、および計測値の範囲を指定するための項目725が含まれる。なお、図6では、図17に例示した自律制御ポリシ80を作成するために必要な項目を含むテンプレート70が例示されている。
性能特性評価情報格納部111は、例えば図7に示すように、サービス名を格納するフィールド1110、機能モジュールIDを格納するフィールド1111、監視リソース種別を格納するフィールド1112、監視メトリックIDを格納するフィールド1113、拡張リソース種別を格納するフィールド1114、拡張リソースのリソース量を格納するフィールド1115、および後述する代表計測値を格納するフィールド1116毎にレコード1118を複数有し、フィールド1110〜1114が同じレコード毎に、後述する変動量を格納するフィールド1117を有する。
計測値抽出部113は、性能計測情報格納部123に格納された性能計測情報から、テンプレート格納部131に格納されているテンプレートに記述された項目に対応するデータを収集する。例えば図6に示すテンプレートがテンプレート格納部131に格納されている場合、計測値抽出部113は、図4に示す性能計測情報から、機能モジュールID、監視リソース種別、および監視メトリックIDの組み合わせ毎に、機能モジュール構成情報格納部125を参照して当該機能モジュールIDに対応するサービス名を抽出して性能特性評価情報格納部111に格納する。
そして、計測値抽出部113は、機能モジュールID、監視リソース種別、および監視メトリックIDの組み合わせ毎に、拡張リソース種別のそれぞれのリソース量における監視メトリックの計測値の1つを代表計測値として抽出する。
例えば、図4に示した例において、機能モジュールIDが「aaa」、監視リソース種別が「Webサーバ」、監視メトリックIDが「CPU使用率」、拡張リソース種別が「Webサーバ」であるそれぞれのレコードについて、リソース量毎の、監視対象システム14全体の処理負荷における計測値の変化をグラフ化すると、例えば図8に示すようになる。なお、図8では、リソース量が計算機装置の台数であり、拡張リソース種別である「Webサーバ」の拡張上限が5台である例が示されている。また、監視対象システム14全体の処理負荷は、例えば、図1において、サーバ15aから単位時間当たりに擬似負荷発生装置13へ出力されるレスポンス数を示す計測値として取得される。
図8において、グラフ201、202、203、204、および205は、それぞれ、拡張対象のリソースのリソース量が1台、2台、3台、4台、および5台の場合の監視対象システム14全体の処理負荷における計測値の変化を示している。図8では、監視対象システム14全体の処理負荷が増大するに伴って、CPU使用率が増加し、監視対象システム14にSLA違反が発生し、拡張対象のリソースを増やすことによりSLA違反が解消して再び負荷を増大させる様子が示されている。図8に示す例では、拡張対象のリソースのリソース量が5台の場合、SLA違反が解消しなかったため、負荷の増大が再開されていない状態での計測値が計測されている。
計測値抽出部113は、機能モジュールID、監視リソース種別、監視メトリックID、および拡張リソース種別の組み合わせ毎に、各リソース量における計測値について、監視対象システム14がSLA違反を起こす際の計測値を代表計測値として1つ抽出する。
図9は、計測値抽出部113によって代表計測値が特定される過程を説明するための説明図である。図9(a)は、SLAに関する監視メトリックである応答時間の、監視対象システム14全体の処理負荷に対する変化を示している。図9(b)は、図8に示した監視メトリックの計測値の、監視対象システム14全体の処理負荷に対する変化を示している。
まず、計測値抽出部113は、応答時間が監視閾値210よりも大きい、監視対象システム14がSLA違反を起こしている間に計測された計測値213および214の中で、最も低い負荷に対応するものを抽出する。図9(a)に示す例では、計測値抽出部113は計測値213を抽出する。そして、計測値抽出部113は、計測値213が計測されたときの負荷に最も近い負荷において計測された監視メトリックの計測値を、監視対象システム14がSLA違反を起こす際の計測値である代表計測値として抽出する。図9(b)に示す例では、計測値抽出部113は計測値223を代表計測値として抽出する。
なお、他の例として、計測値抽出部113は、計測値213が計測されたときの負荷よりも低い負荷であって、計測値213が計測されたときの負荷に最も近い負荷において計測された計測値を代表計測値として抽出するようにしてもよい。この場合、図9(b)に示す例では、計測値抽出部113は計測値222を代表計測値として抽出する。
次に、計測値抽出部113は、機能モジュールID、監視リソース種別、監視メトリックID、および拡張リソース種別の組み合わせ毎に、それぞれのリソース量における代表計測値が計測されたときの監視対象のリソースの負荷を、性能計測情報格納部123(図4)から取得する。機能モジュールID、監視リソースID、監視メトリックID、および拡張リソース種別のある組み合わせにおける代表計測値と監視対象のリソースの負荷との関係を示すと、例えば図10のようになる。
符号231、232、233、234、および235は、リソース量がそれぞれ、1台、2台、3台、4台、および5台における代表計測値を示している。計測値抽出部113は、それぞれの代表計測値が計測されたときの負荷を参照して、ほぼ同一の負荷において計測された代表計測値を、変動量の算出対象として抽出する。図10に示した例では、代表計測値231〜234がそれぞれ計測されたときの負荷236は、ほぼ同一であるが、代表計測値235が計測されたときの負荷237は、代表計測値231〜234がそれぞれ計測されたときの負荷236から離れているので、計測値抽出部113は、代表計測値231〜234を変動量の算出対象として抽出する。
なお、計測値抽出部113は、代表計測値231〜235がそれぞれ計測されたときの負荷について平均(m)と標準偏差(σ)とを求め、例えば、m−3σからm+3σの範囲に含まれる負荷において計測された代表計測値を変動量の算出対象として抽出するようにしてもよい。
次に、計測値抽出部113は、変動量の算出対象として抽出したそれぞれの代表計測値を、当該代表計測値が計測された計算機リソース上で動作している全機能モジュールの計測値の合計を100%とした場合の相対値に変換して性能特性評価情報格納部111に格納する。
計測値抽出部113は、例えば、特定のリソースIDの計算機リソース上で、IDが「aaa」の機能モジュールとIDが「bbb」の機能モジュールとが動作しており、当該計算機リソース上でのそれぞれの機能モジュールのCPU使用率がそれぞれ40%と10%である場合、IDが「aaa」の機能モジュールのCPU使用率に対応する代表計測値を80%に変換し、IDが「bbb」の機能モジュールのCPU使用率に対応する代表計測値を20%に変換して、性能特性評価情報格納部111にそれぞれ格納する。
そして、計測値抽出部113は、サービス名、機能モジュールID、監視リソース種別、監視メトリックID、拡張リソース種別、およびリソース量に対応付けて、代表計測値を性能特性評価情報格納部111のフィールド1116に格納する。計測値抽出部113は、性能計測情報格納部123に格納されているサービス名、機能モジュールID、監視リソース種別、監視メトリックID、拡張リソース種別、およびリソース量の全ての組み合わせについて代表計測値を性能特性評価情報格納部111に格納した場合に、代表計測値の抽出処理が終了した旨を変動量算出部112に通知する。
このように、監視対象システム14がSLA違反を起こす際の計測値を抽出することにより、計測値抽出部113は、監視対象システム14がSLA違反を起こす際の負荷状況における計測値を取得することができる。これにより、計測値抽出部113は、後で説明するように、対象としている計算機リソースの拡張が効果的である場合の、SLA違反時の監視対象システム14の状態を取得することができる。なお、他の例として、計測値抽出部113は、それぞれのリソース量において、最大の計測値を代表計測値として抽出するようにしてもよい。
変動量算出部112は、代表計測値の抽出処理が終了した旨を計測値抽出部113から通知された場合に、サービス名、機能モジュールID、監視リソース種別、監視メトリックID、および拡張リソース種別のそれぞれの組み合わせ毎に、リソース量の増加に伴う代表計測値の変動量を算出し、算出した変動量を、性能特性評価情報格納部111のフィールド1117に格納する。
本実施形態において、変動量算出部112は、サービス名、機能モジュールID、監視リソース種別、監視メトリックID、および拡張リソース種別のそれぞれの組み合わせ毎に、最大のリソース量における代表計測値から最小のリソース量における代表計測値を差し引いた値を変動量として算出する。
例えば、図7に示す例において、変動量算出部112は、サービス名が「ログイン」、機能モジュールIDが「aaa」、監視リソース種別が「Webサーバ」、監視メトリックIDが「CPU使用率」、拡張リソース種別が「Webサーバ」であるそれぞれのレコードについて、最大のリソース量における代表計測値である80%から最小のリソース量における代表計測値である40%を差し引いた値を変動量として+40ポイントと算出する。
なお、他の例として、変動量算出部112は、サービス名、機能モジュールID、監視リソース種別、監視メトリックID、および拡張リソース種別のそれぞれの組み合わせ毎に、リソース量に対する代表計測値をリソース量の小さい順に並べ、リソース量が増大する毎の代表計測値の差分を算出し、算出した複数の差分を平均することによって、変動量を算出するようにしてもよい。
また別の例として、各リソース量における計測値の平均値を代表計測値とし、リソース量の増加に伴う代表計測値の変化の傾きを最小二乗法で求めるなどでもよく、変動量を求める計算方法、アルゴリズムについては、既存の数量変化を算出するアルゴリズム一般について制限を求めるものではない。
性能特性評価情報格納部111に格納されている、サービス名、機能モジュールID、監視リソース種別、監視メトリックID、および拡張リソース種別の全ての組み合わせについて変動量の算出が終了した場合、変動量算出部112は、変動量の算出終了を表示部110に通知する。
表示部110は、変動量の算出終了を変動量算出部112から通知された場合、性能特性評価情報格納部111内のフィールド1117に格納された変動量をキーに、変動量毎のレコードを変動量の多い順にソートし、変動量の多い順に順位を対応付ける。そして、表示部110は、例えば図11に示すように、変動量毎のレコードを、対応する順位と共に表示する表示画像30を生成し、生成した表示画像30を表示装置に表示する。
表示画像30には、順位を表示する領域31、監視対象システム14が管理者によって指定されたSLAに違反した場合の対処内容を表示する領域33、および監視対象システム14が当該SLAに違反した場合に、どのような対処が有効であるかを判断するための対処決定条件を表示する領域34が含まれる。
表示部110は、領域31の左右にボタン310およびボタン311を表示し、マウス等の入力装置によってボタン310がクリックされると、現在領域31に表示されている順位の1つ上の順位を領域31に表示し、ボタン311がクリックされると、現在領域31に表示されている順位の1つ下の順位を領域31に表示する。また、表示部110は、領域31に表示された順位に対応するデータを領域33および領域34に表示する。
表示部110は、領域31に表示した順位に対応する拡張リソース種別を、性能特性評価情報格納部111内のフィールド1114から読み出して領域33内の領域330に表示する。また、表示部110は、領域31に表示した順位に対応するサービス名、機能モジュールID、監視リソース種別、および監視メトリックIDを、領域34内の領域340から343にそれぞれ表示する。また、表示部110は、領域31に表示した順位に対応する拡張リソース種別、リソース量、および代表計測値を、領域344内の領域3440、3441、および3442にそれぞれ表示する。
自律制御ポリシの作成者は、表示画像30を参照することにより、監視対象システム14が管理者によって指定されたSLAに違反した場合に、監視対象システム14が領域34に示される状態であるならば、領域33に示された対処方法が効果的であることを知ることができる。さらに、その対処方法によって監視対象システム14の特性が改善される程度が、領域31に示された順位であることを知ることができる。これにより、自律制御ポリシの作成者は、効果的な自律制御ポリシを、迅速かつ容易に作成することができる。
具体的には、図11の対処内容の「リソース拡張」が、図17に示した対処内容の「リソース拡張対象」に対応する。また、図11の対処決定条件の「サービス名」、「機能モジュールID」、「監視リソース種別」、「監視メトリックID」、および「リソース量」が、図17に示した対処決定条件の「サービス名」、「機能モジュールID」、「監視リソース種別」、「監視メトリックID」、および「リソース量」にそれぞれ対応する。
また、本実施形態では、負荷の上昇によって対象となる計測値が上昇する場合を例に説明しているので、図11の対処決定条件の「代表計測値」に「以上」という文字が付加されたデータが、図17に示した「計測値の範囲」に対応する。なお、負荷の上昇によって対象となる計測値が下降する場合には、図11の対処決定条件の「代表計測値」に「以下」という文字が付加されたデータが、図17に示した「計測値の範囲」に対応することになる。
このように、従来技術の範囲では運用管理者が経験とノウハウで作成していた事項を、経験とノウハウを持たない者であっても、本発明によって容易に知ることができるようになる。
なお、他の例として、表示部110は、領域344に表示される内容を表示画像30に表示しないようにしてもよい。この場合であっても、自律制御ポリシの作成者は、領域344に表示される内容を他の手段を用いて取得することにより、表示画像30に表示された内容を参照して自律制御ポリシを作成することができる。
図12は、ポリシ作成支援システム10を構成する計算機装置40のハードウェア構成例を示す図である。本実施形態のポリシ作成支援システム10を構成する計算機装置40は、CPU41と、メモリ42と、HDD等の外部記憶装置43と、CD−ROMやDVD−ROMやICカード等の記憶媒体からデータを読み取る読取装置47と、キーボードやマウス等の入力装置45と、モニタやプリンタ等の出力装置46と、他の計算機装置40と通信するための通信装置44と、これらの各装置を接続するバス48とを備えた一般的なコンピュータにおいて、CPU41がメモリ42上にロードされたプログラムを実行することで実現できる。
このプログラムは、バス48を介して記憶媒体から、あるいは、通信装置44を介して通信ネットワークから外部記憶装置43にダウンロードされ、それから、メモリ42上にロードされてCPU41により実行される。あるいは、このプログラムは、外部記憶装置43を経由せずに、メモリ42上に直接ロードされ、CPU41によって実行されるようにしてもよい。なお、管理者によって操作される計算機装置40以外は、入力装置45および出力装置46を有していなくてもよい。
図13は、性能計測処理の一例を示すフローチャートである。SLA受付部120が管理者からSLAを受け付け、受け付けたSLAをSLA格納部121に格納すると共に、性能計測処理の開始を性能計測制御部124に指示することにより、性能計測ブロック12は、本フローチャートに示す性能計測処理を開始する。
まず、性能計測制御部124は、リソース構成情報格納部127を参照して、監視対象システム14内の各計算機リソースのリソース量の初期値を取得して記憶し(S100)、監視対象システム14内の計算機リソース構成を初期値にするようリソース構成制御部126に指示する(S101)。そして、性能計測制御部124は、機能モジュール構成情報格納部125を参照して、未選択の機能モジュールIDの中で、計算機リソースの拡張が可能なものを1つ選択する(S102)。
次に、性能計測制御部124は、選択した機能モジュールIDに対応付けられているリソース種別を拡張リソース種別として含む計測情報取得指示を性能監視部128へ送信する(S103)。これを受けて、性能監視部128は、監視対象システム14から送信される計測値を取得する処理および取得した計測値を性能計測情報格納部123に格納する処理を開始する。そして、性能計測制御部124は、擬似負荷発生装置13に指示して、監視対象システム14に与える負荷の増大を開始させる(S104)。
次に、SLA監視部122は、性能計測情報格納部123に格納されている監視メトリックの中で、SLA格納部121に格納されている監視メトリックIDと同一の監視メトリックIDの計測値を監視し、当該計測値が、SLA格納部121に格納されている監視閾値を上回ったか否かを判定することにより、SLA違反が発生したか否かを判定する(S105)。SLA違反が発生していない場合(S105:No)、SLA監視部122は、SLA違反が発生するまでステップS105を繰り返す。
SLA違反が発生した場合(S105:Yes)、性能計測制御部124は、擬似負荷発生装置13による負荷の増大を停止させる(S106)。そして、性能計測制御部124は、機能モジュール構成情報格納部125内のフィールド1255を参照して、ステップS102において選択した機能モジュールIDに対応するリソース種別の拡張がリソースの拡張上限に達しているか否かを判定する(S107)。拡張上限に達していない場合はさらなる拡張が可能であり(S107:No)、性能計測制御部124は、対応するリソース種別の拡張をリソース構成制御部126に指示することによりリソースを拡張する(S108)。
そして、性能計測制御部124は、SLA監視部122からの出力情報を参照して、SLA違反が解消されたか否かを判定する(S109)。SLA違反が解消した場合(S109:Yes)、性能計測制御部124は、擬似負荷発生装置13に指示して、ステップS106において停止していた負荷の増大を再開させ(S110)、SLA監視部122は、再びステップS105に示した処理を実行する。
既に拡張可能なリソースの上限に達している場合(S107:Yes)またはリソースを拡張してもSLA違反が解消しなかった場合(S109:No)、性能計測制御部124は、機能モジュール構成情報格納部125内の全ての機能モジュールIDについて、ステップS101からS110までの処理を実行したか否かを判定する(S111)。全ての機能モジュールIDについて実行していない場合(S111:No)、性能計測制御部124は、再びステップS101に示した処理を実行する。全ての機能モジュールIDについて実行した場合(S111:Yes)、性能計測制御部124は、変動量の算出開始を計測値抽出部113に指示し(S112)、変動量算出ブロック11は、本フローチャートに示した性能計測処理を終了する。
図14は、変動量算出処理の一例を示すフローチャートである。性能計測制御部124から変動量の算出開始を指示された場合に、ポリシ作成支援システム10は、本フローチャートに示す変動量算出処理を開始する。なお、本フローチャートに示される処理が実行される前提として、テンプレート受付部130は、図6に示したテンプレートをポリシ作成支援システム10の管理者から受け付けてテンプレート格納部131に格納している。計測値抽出部113は、テンプレート格納部131に格納されているテンプレートに記述された種別の監視項目の組み合わせについて、以下の処理を実行する。
まず、計測値抽出部113は、性能計測情報格納部123を参照して、未選択の機能モジュールIDを1つ選択し(S200)、ステップS200において選択した機能モジュールIDに対応する機能モジュールが動作している計算機リソースのリソースIDである監視リソースIDの中で、未選択の監視リソース種別を1つ選択し(S201)、ステップS201において選択した監視リソース種別の中で、未選択の監視メトリックIDを1つ選択し(S202)、ステップS202において選択した監視メトリックIDの中で、未選択の拡張リソース種別を1つ選択する(S203)。
次に、計測値抽出部113は、図8および図9を用いて説明したように、リソース量毎に監視対象システム14がSLA違反を起こす際の計測値を代表計測値として1つ抽出する(S204)。そして、計測値抽出部113は、図10を用いて説明したように、リソース量毎に抽出した代表計測値の中から、変動量の算出対象とする代表計測値をして抽出する(S205)。そして、計測値抽出部113は、ステップS205において抽出した代表計測値を、当該代表計測値が計測された計算機リソース上で動作している全機能モジュールの計測値の合計を100%とした場合の相対値に変換して性能特性評価情報格納部111に格納する(S206)。
次に、計測値抽出部113は、ステップS202において選択した監視メトリックIDの中で、全ての拡張リソース種別についてステップS204からS206までの処理を実行したか否かを判定する(S207)。全ての拡張リソース種別についてステップS204からS206までの処理を実行していない場合(S207:No)、計測値抽出部113は、再びステップS203に示した処理を実行する。
全ての拡張リソース種別についてステップS204からS206までの処理を実行した場合(S207:Yes)、計測値抽出部113は、ステップS201において選択した監視リソース種別の中で、全ての監視メトリックIDについてステップS203からS207までの処理を実行したか否かを判定する(S208)。全ての監視メトリックIDについてステップS203からS207までの処理を実行していない場合(S208:No)、計測値抽出部113は、再びステップS202に示した処理を実行する。
全ての監視メトリックIDについてステップS203からS207までの処理を実行した場合(S208:Yes)、計測値抽出部113は、ステップS200において選択した機能モジュールIDに対応する機能モジュールが動作している計算機リソースの監視リソース種別の中で、全ての監視リソース種別についてステップS202からS208の処理を実行したか否かを判定する(S209)。全ての監視リソース種別についてステップS202からS208までの処理を実行していない場合(S209:No)、計測値抽出部113は、再びステップS202に示した処理を実行する。
全ての監視リソース種別についてステップS202からS208までの処理を実行した場合(S209:Yes)、計測値抽出部113は、全ての機能モジュールIDについてステップS201からS209までの処理を実行したか否かを判定する(S210)。全ての機能モジュールIDについてステップS201からS209までの処理を実行していない場合(S210:No)、計測値抽出部113は、再びステップS200に示した処理を実行する。
全ての機能モジュールIDについてステップS201からS209までの処理を実行した場合(S210:Yes)、計測値抽出部113は、代表計測値の抽出処理が終了した旨を変動量算出部112に通知する。これを受けて、変動量算出部112は、性能特性評価情報格納部111を参照して、サービス名、機能モジュールID、監視リソース種別、監視メトリックID、および拡張リソース種別の組み合わせ毎に、リソース量の増加に伴う代表計測値の変動量を算出し、算出した変動量を、性能特性評価情報格納部111のフィールド1117に格納する(S211)。
サービス名、機能モジュールID、監視リソースID、監視メトリック種別、および拡張リソース種別の全ての組み合わせについて、変動量の算出が終了した場合、変動量算出部112は、その旨を表示部110に通知する。これを受けて、表示部110は、性能特性評価情報格納部111内のフィールド1117に格納された変動量をキーに、変動量毎のレコードを変動量の多い順にソートし、変動量の多い順に順位を対応付ける。そして、表示部110は、例えば図11に示したような表示画像30を生成し、生成した表示画像30をディスプレイ等の表示装置に表示し(S212)、変動量算出ブロック11は、本フローチャートに示した変動量算出処理を終了する。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本発明のポリシ作成支援システム10によれば、効果的なポリシを迅速かつ容易に作成することができ、効果的なポリシの作成にかかるコストを低減することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図15は、本発明の第2実施形態に係るポリシ作成支援システム10の構成を例示するシステム構成図である。なお、以下に説明する点を除き、図15において、図1と同じ符号を付した構成は、図1における構成と同一または同様の機能を有するため説明を省略する。
運用管理システム50は、管理者等によって作成された自律制御ポリシに従い、クライアント60からのリクエストによって監視対象システム14に発生する処理負荷に応じて、当該監視対象システム14内のITリソースの構成を動的に変更する。運用管理システム50は、監視対象システム14によってサービスが提供されている間、監視対象システム14の性能情報に基づいてリアルタイムに監視対象システム14の構成を制御する。運用管理システム50は、機能モジュール構成情報格納部125、リソース構成制御部126、リソース構成情報格納部127、性能監視部128、自律制御ポリシ受付部500、自律制御ポリシ格納部501、実運用計測情報格納部502、および自律制御ポリシ適用部503を備える。
自律制御ポリシ受付部500は、運用管理システム50の管理者等によって作成された少なくとも1つ以上の自律制御ポリシを受け付け、受け付けた自律制御ポリシを自律制御ポリシ格納部501に格納する。自律制御ポリシ格納部501に格納される自律制御ポリシのそれぞれは、特定の監視メトリックに関する条件とその条件を満たした場合の対処から構成される。
性能監視部128は、監視対象システム14の実運用時において、監視対象システム14の性能情報を収集して実運用計測情報格納部502に格納する。実運用計測情報格納部502には、機能モジュールID、監視リソースID、および監視メトリックIDの組み合わせ毎の計測値が、当該計測値が計測されたときのそれぞれの計算機リソースのリソース量およびそれぞれの計算機リソースにおける処理負荷と共に格納されている。
自律制御ポリシ適用部503は、実運用計測情報格納部502を参照して、自律制御ポリシ格納部501に格納されているそれぞれの自律制御ポリシの条件に対応する監視メトリックを監視し、いずれかの自律制御ポリシに含まれる条件が満たされた場合に、当該条件に対応する対処をリソース構成制御部126に指示する。対処とは、例えば、監視対象システム14内の特定の計算機リソースの拡張や縮減である。
ポリシ作成支援システム10は、例えば、ポリシ作成支援システム10の管理者から指定されたタイミングで、運用管理システム50内の実運用計測情報格納部502に格納された監視対象システム14の計測情報を用いて自律制御ポリシの候補を算出する。ポリシ作成支援システム10は、表示部110、性能特性評価情報格納部111、変動量算出部112、計測値抽出部113、性能計測情報格納部123、性能計測情報抽出部129、テンプレート受付部130、およびテンプレート格納部131を備える。性能計測情報抽出部129は、実運用計測情報格納部502に格納された監視対象システム14の計測情報から、図4において説明した性能計測情報を抽出して性能計測情報格納部123に格納する。
以上、本発明の第2の実施形態について説明した。
本実施形態においても、ポリシ作成支援システム10は、効果的な自律制御ポリシを迅速かつ容易に作成することができ、効果的な自律制御ポリシの作成にかかるコストを低減することができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記した第2の実施形態において、運用管理システム50およびポリシ作成支援システム10は、それぞれ1つの装置で実現されていてもよく、複数の装置によって構成されていてもよい。また、本実施形態において、運用管理システム50とポリシ作成支援システム10とは、別個のシステムとして説明したが、本発明はこれに限られず、ポリシ作成支援システム10は、運用管理システム50内に組み込まれて構成されていてもよい。
また、上記した第1または第2の実施形態において、表示部110は、図11に示した画面を表示装置に表示するが、他の形態として、表示部110は、順位が1位のポリシ候補についてのみ図11に示す画面を表示するようにしてもよい。また、表示部110は、順位が1位のポリシ候補について、図17に示した構成のデータを出力するようにしてもよい。これにより、管理者は提供されたポリシをそのまま運用管理に利用することができ、さらなる運用管理コストの削減が可能となる。
また、上記した第1または第2の実施形態において、ポリシ作成支援システム10は、対処決定条件および対処内容を含む自律制御ポリシの候補を出力するが、他の形態として、ポリシ作成支援システム10は、自律制御ポリシの対処決定条件のみを出力するようにしてもよい。これにより、監視対象システム14の性能を監視し、性能劣化を検出した場合に、その旨を管理者へ通知し、管理者が手動で性能回復のための対処を実行するような、自律制御機能を有さない運用管理システムにおいて、ポリシ作成支援システム10から出力された対処決定条件を、性能回復のための対処を管理者に要求する契機となる条件として利用することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記した実施の形態に記載の範囲には限定されない。また、上記した実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者にとって明らかである。さらに、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明の第1実施形態に係るポリシ作成支援システム10の構成を例示するシステム構成図である。 SLA格納部121に格納されるデータ構造を例示する説明図である。 リソース構成情報格納部127に格納されるデータ構造を例示する説明図である。 性能計測情報格納部123に格納されるデータ構造を例示する説明図である。 機能モジュール構成情報格納部125に格納されるデータ構造を例示する説明図である。 テンプレート70のデータ構造を例示する図である。 性能特性評価情報格納部111に格納されるデータ構造を例示する説明図である。 リソース量毎の、監視対象システム14全体の処理負荷に対する計測値の変化を説明するための説明図である。 計測値抽出部113によって代表計測値が特定される過程を説明するための説明図である。 代表計測値と監視対象のリソースにおける処理負荷との関係を示す説明図である。 表示部110によって表示される表示画面30を説明するための説明図である。 ポリシ作成支援システム10を構成する計算機装置40のハードウェア構成例を示す図である。 性能計測処理の一例を示すフローチャートである。 変動量算出処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るポリシ作成支援システム10の構成を例示するシステム構成図である。 従来技術を用いた場合の、自律制御システムにおける自律制御ポリシの運用手順を例示する説明図である。 従来技術を用いた場合の、自律制御システムにおける自律制御ポリシを例示する説明図である。
符号の説明
10・・・ポリシ作成支援システム、11・・・変動量算出ブロック、110・・・表示部、111・・・性能特性評価情報格納部、112・・・変動量算出部、113・・・計測値抽出部、12・・・性能計測ブロック、120・・・SLA受付部、121・・・SLA格納部、122・・・SLA監視部、123・・・性能計測情報格納部、124・・・性能計測制御部、125・・・機能モジュール構成情報格納部、126・・・リソース構成制御部、127・・・リソース構成情報格納部、128・・・性能監視部、129・・・性能計測情報抽出部、13・・・擬似負荷発生装置、130・・・テンプレート受付部、131・・・テンプレート格納部、14・・・監視対象システム、15・・・サーバ、16・・・LB、30・・・表示画像、31・・・領域、33・・・領域、34・・・領域、40・・・計算機装置、41・・・CPU、42・・・メモリ、43・・・外部記憶装置、44・・・通信装置、45・・・入力装置、46・・・出力装置、47・・・読取装置、48・・・バス、50・・・運用管理システム、500・・・自律制御ポリシ受付部、501・・・自律制御ポリシ格納部、502・・・実運用計測情報格納部、503・・・自律制御ポリシ適用部、60・・・クライアント、70・・・テンプレート、71・・・対処内容テンプレート、72・・・対処決定条件テンプレート、80・・・自律制御ポリシ、81・・・対処内容、82・・・対処決定条件

Claims (10)

  1. 契約条件を満たすように監視対象システムを制御するために用いられ、前記監視対象システムの状態を示す条件と、前記監視対象システムの状態が当該条件を満たす場合に実行されるアクションとを含むポリシの作成を支援するポリシ作成支援システムにおけるポリシ作成支援方法であって、
    前記条件には、前記監視対象システムにおいて監視対象となる監視項目および当該監視項目における計測値の範囲が含まれ、
    前記ポリシ作成支援システムは、
    ポリシの作成に必要な監視項目の種別を指定するテンプレートを保持する保持ステップと、
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、拡張対象となるリソースのリソース量毎の計測値を取得する取得ステップと、
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、リソース量毎に、計測値の中から代表計測値を1つ選択する選択ステップと、
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目毎に、選択した代表計測値を含む範囲を計測値の範囲として、当該監視項目、当該監視項目におけるリソース量、および当該リソース量に対応する計測値の範囲を出力する出力ステップと
    を実行することを特徴とするポリシ作成支援方法。
  2. 請求項1に記載のポリシ作成支援方法であって、
    前記契約条件には、前記監視対象システムの監視項目と、当該監視項目の計測値が満たすべき計測値の範囲とを含むSLA(Service Level Agreement)が含まれており、
    前記ポリシ作成支援システムは、前記選択ステップにおいて、
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、前記監視対象システムのSLA違反を示す計測値が計測されたときの処理負荷に最も近い処理負荷における計測値、あるいは、前記監視対象システムのSLA違反を示す計測値が計測されたときの処理負荷よりも低い処理負荷であって、前記監視対象システムのSLA違反を示す計測値が計測されたときの処理負荷に最も近い処理負荷における各監視メトリックの計測値を代表計測値として選択することを特徴とするポリシ作成支援方法。
  3. 請求項2に記載のポリシ作成支援方法であって、
    前記ポリシ作成支援システムは、
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、リソース量の変化に伴う前記代表計測値の変動量を算出する変動量算出ステップをさらに実行し、
    前記ポリシ作成支援システムは、前記出力ステップにおいて、
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目毎に、前記変動量をさらに出力することを特徴とするポリシ作成支援方法。
  4. 請求項3に記載のポリシ作成支援方法であって、
    前記ポリシ作成支援システムは、前記変動量算出ステップにおいて、
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、ソース量が最も少ないときの代表計測値とリソース量が最も多いときの代表計測値との差を前記変動量として算出することを特徴とするポリシ作成支援方法。
  5. 請求項3または4に記載のポリシ作成支援方法であって、
    前記ポリシ作成支援システムは、前記出力ステップにおいて、
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目の中で、前記変動量が最も多い監視項目、当該監視項目におけるリソース量、および当該リソース量に対応数する計測値の範囲を出力することを特徴とするポリシ作成支援方法。
  6. 請求項3または4に記載のポリシ作成支援方法であって、
    前記ポリシ作成支援システムは、前記出力ステップにおいて、
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目の中で、前記変動量が多い順に順位を割り当て、当該順位を示す情報と共に、監視項目、リソース量、および計測値の範囲を出力することを特徴とするポリシ作成支援方法。
  7. 請求項2から6のいずれか一項に記載のポリシ作成支援方法であって、
    前記ポリシ作成支援システムは、前記取得ステップにおいて、
    擬似負荷発生装置から入力された負荷によって前記SLA違反が発生した場合の、前記監視対象システムの性能情報が格納された性能情報格納部から、前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、監視対象となるリソースのリソース量毎の計測値を取得することを特徴とするポリシ作成支援方法。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のポリシ作成支援方法であって、
    前記ポリシ作成支援システムは、前記保持ステップにおいて、
    外部から前記テンプレートを受け付けてテンプレート格納部に保持することを特徴とするポリシ作成支援方法。
  9. 契約条件を満たすように監視対象システムを制御するために用いられ、前記監視対象システムの状態を示す条件と、前記監視対象システムの状態が当該条件を満たす場合に実行されるアクションとを含むポリシの作成を支援するポリシ作成支援システムであって、
    前記条件には、前記監視対象システムにおいて監視対象となる監視項目および当該監視項目における計測値の範囲が含まれ、
    前記ポリシ作成支援システムは、
    ポリシの作成に必要な監視項目の種別を指定するテンプレートを保持するテンプレート保持部と、
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、拡張対象となるリソースのリソース量毎の計測値を取得する計測値取得部と、
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、リソース量毎に、計測値の中から代表計測値を1つ選択する代表計測値選択部と、
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目毎に、選択した代表計測値を含む範囲を計測値の範囲として、当該監視項目、当該監視項目におけるリソース量、および当該リソース量に対応する計測値の範囲を出力する出力部と
    を備えることを特徴とするポリシ作成支援システム。
  10. コンピュータを、契約条件を満たすように監視対象システムを制御するために用いられ、前記監視対象システムの状態を示す条件と、前記監視対象システムの状態が当該条件を満たす場合に実行されるアクションとを含むポリシの作成を支援するポリシ作成支援システムとして機能させるプログラムであって、
    前記条件には、前記監視対象システムにおいて監視対象となる監視項目および当該監視項目における計測値の範囲が含まれ、
    前記プログラムは、コンピュータに、
    ポリシの作成に必要な監視項目の種別を指定するテンプレートを保持するテンプレート保持機能、
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、拡張対象となるリソースのリソース量毎の計測値を取得する計測値取得機能、
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目のそれぞれについて、リソース量毎に、計測値の中から代表計測値を1つ選択する代表計測値選択機能、および
    前記テンプレートで指定される種別に該当する監視項目毎に、選択した代表計測値を含む範囲を計測値の範囲として、当該監視項目、当該監視項目におけるリソース量、および当該リソース量に対応する計測値の範囲を出力する出力する出力機能
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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