JP2006185055A - 計算機システムの設計支援システムおよび設計支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】計算機システムを設計するに際して、計算機システムの性能値をシミュレーションで確認しながら設計を実施していく。
【解決手段】システムの状態とリクエストと部品プログラムと結線とを含む計算機システム情報を生成するシステム設計手段103と、部品結合情報抽出手段と、計算機システム情報におけるシナリオ(操作)情報を生成するシナリオ生成手段104と、パラメータを設定するパラメータ設定手段105と、部品列を生成する部品列生成手段106と、部品列生成手段にて生成された部品列の各部品プログラムの実行順序、実行タイミング、各部品プログラムの仕様、設定されたパラメータを用いて設計された計算機システムの性能値をシミュレーションによって予測する性能予測手段107とを備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】システムの状態とリクエストと部品プログラムと結線とを含む計算機システム情報を生成するシステム設計手段103と、部品結合情報抽出手段と、計算機システム情報におけるシナリオ(操作)情報を生成するシナリオ生成手段104と、パラメータを設定するパラメータ設定手段105と、部品列を生成する部品列生成手段106と、部品列生成手段にて生成された部品列の各部品プログラムの実行順序、実行タイミング、各部品プログラムの仕様、設定されたパラメータを用いて設計された計算機システムの性能値をシミュレーションによって予測する性能予測手段107とを備えている。
【選択図】 図1
Description
本発明は高度な専門知識を必要とすることなく、インターネットシステム、イントラネットシステムなどの計算機システムの設計を行うと同時にその計算機システムの性能値が予測できる計算機システムの設計支援システム、及び計算機システムの設計支援プログラムに関する。
従来、インターネットシステム、イントラネットシステムなどの計算機システムの設計では、技術者(設計者)の過去の経験や勘に頼って計算機システムの性能予測が行われていた。そのため、計算機システムの実装が完成した段階で、要求性能が満たされないことが判明して、再設計など工程の大きな後戻りが発生したり、やむなくサーバ計算機の追加や性能の高い機種への交換が行われるなどの問題があった。
特許文献1で開示されている「シミュレーションによるシステム設計支援方式」では、計算機システムの動作を複数のプロセスに分離し、プロセスのそれぞれを複数の動作の組合せで表現し、その組合せの動作パターンに分類し、この動作パターンに基づいて計算機システムのシミュレーションモデルを作成している。
しかし、その目的とするところは、シミュレーションモデルを容易に作成、変更、修正でき、またシミュレーションを効率よく実行することであり、どのようなシミュレーションが行われるのか、シミュレーションの結果、どのようなシステム性能値が得られるのかは明らかになっていない。
非特許文献1では、シングルプロファイル法と待ち行列ネットワークモデルを利用した性能予測方法が紹介されている。この方法は、1サーバに1クライアントのみが接続されている無競合状況でトランザクションを発生させ、1トランザクション当たりのシステム資源使用時間を測定し、次に、得られた測定情報を利用して、待ち行列ネットワークモデルを利用した解析的な方法でシステム性能を予測する方法である。
しかし、この文献で紹介されている実現方法は、システム資源使用時間を厳密に測定するため、ソフトウェア機能とハードウェア機能を併用した測定ツールが利用され、OS(オペレーティングシステム)のカーネルにソフトウェアを埋め込み、そのソフトウェアにより検出された事象をボードを介して電気信号として取り出し記録するという方法であり、専用の装置と専門的な知識と技術を持たなければ実現できない。
さらに、特許文献2の「計算機システムの性能予測プログラムおよび設計支援システム」では、計算機システムの設計段階において、シミュレーションにより計算機システムの性能値を予測することができる性能予測方法を提案している。
しかしながら、まだ、この設計支援システムにおいても、この設計支援システムを操作して計算機システムを設計する設計者に対する十分な操作性が確保されているとは言い難い。
特開平7―129653号公報
特開2004―272582号公報
情報数学講座「性能評価の基礎と応用」 亀田、李、紀著(共立出版)
このように従来の技術では、計算機システムの設計時に、システム性能の正確な見積りはできず、設計者(技術者)の経験や勘に頼っており、経験の無い技術者にとっては大きく性能見積を誤る危険があった。
また、提案されているシングルプロファイル法と待ち行列ネットワークモデルを利用した性能予測方法では、計算機システムの性能予測が行えるが、システム資源使用時間を計測するための専用装置と専門的な知識と技術を持たなければ実現できない問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、例えば表示画面上における簡単な入力操作で、計算機システムのシステム設計と、計算機システムに対するオペレータの想定される操作内容を示すシナリオの生成とを実施でき、高度な専門知識を必要とすることなく、計算機システムの設計を行うと同時にその計算機システムの性能値が予測できる計算機システムの設計支援システム、及び計算機システムの設計支援プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解消するために本発明においては、複数の部品プログラムを所定の順序で実行する計算機システムを設計支援するとともに設計した計算機システムの性能値を予測する計算機システムの設計支援システムにおいて、設計される計算機システムにおける指定された時点の状態と、複数の部品プログラムと、状態時に部品プログラムの実行のリクエストと、状態とリクエスト及び各部品プログラム相互間を接続する結線とを含む計算機システム情報を生成するシステム設計手段と、このシステム設計手段で生成された計算機システム情報における各部品プログラムに対する結線を用いた状態及びリクエストの接続状態を示す部品結合情報を抽出する部品結合情報抽出手段と、生成された計算機システム情報におけるリクエストの発生タイミングを、生成された計算機システム情報の操作タイミングを想定して設定したシナリオ情報を生成するシナリオ生成手段と、計算機システム情報のハードウェア構成仕様を含むパラメータを設定するパラメータ設定手段と、シナリオ情報と部品結合情報とに基づいて、計算機システム情報で実行される各部品プログラムの実行順序と実行タイミングとを示す部品列を生成する部品列生成手段と、この部品列生成手段にて生成された部品列の各部品プログラムの実行順序、実行タイミング、各部品プログラムの仕様、設定されたパラメータを用いて計算機システムの性能値をシミュレーションによって予測する性能予測手段と、性能予測手段によって予測された計算機システムの性能値を出力する出力手段とを備えている。
このように構成された計算機システムの設計支援システムにおいては、例えば表示画面上における簡単な入力操作で、計算機システム情報のシステム設計と、計算機システム情報に対する想定される操作内容を示すシナリオの生成とを実施している。そして、計算機システム情報で実行される各部品プログラムの実行順序と実行タイミングとを示す部品列が生成され、この部品列に従って設計された計算機システム情報のシミュレーションが実施されて、計算機システムの性能値が予測される。
したがって、簡単に、ハードウェア構成仕様、操作内容(シナリオ)、システム構成等を変更した場合における計算機システムの性能値が予測でき、設計支援システムの操作性を大幅に向上できる。
また、別の発明は、上述した発明の計算機システムの設計支援システムにおけるシステム設計手段は、操作指示に応じて、GUIの表示画面上に、計算機システム情報の構成要素である部品プログラムを表すアイコン、計算機システム情報の状態を表すアイコン、部品プログラムの実行のリクエストを表すアイコンを配置し、状態のアイコン、リクエストのアイコン、部品プログラムのアイコン相互間の関係を結線で接続することにより計算機システム情報を設計するようにしている。
このように、計算機システム情報をGUIの表示画面上で状態、リクエスト、部品プログラムの各アイコン相互間を結線で接続するという簡単な操作で作成できるので、操作性をより一層向上できる。
さらに、別の発明は、複数の部品プログラムを所定の順序で実行する計算機システムを設計支援するとともに設計した計算機システムの性能値を予測するコンピユータを、
設計される計算機システムにおける指定された時点の状態と、複数の部品プログラムと、前記状態時に部品プログラムの実行のリクエストと、状態とリクエスト及び各部品プログラム相互間を接続する結線とを含む計算機システム情報を生成するシステム設計手段、
このシステム設計手段で生成された計算機システム情報における各部品プログラムに対する前記結線を用いた状態及びリクエストの接続状態を示す部品結合情報を抽出して部品結合メモリに記憶する部品結合情報抽出手段、
生成された計算機システム情報におけるリクエストの発生タイミングを、生成された計算機システム情報の操作タイミングを想定して設定したシナリオ情報を生成してシナリオメモリに記憶するシナリオ生成手段、
計算機システム情報のハードウェア構成仕様を含むパラメータを設定してパラメータメモリに記憶するパラメータ設定手段、
シナリオ情報と部品結合情報とに基づいて、計算機システム情報で実行される各部品プログラムの実行順序と実行タイミングとを示す部品列を生成して部品列メモリに記憶する部品列生成手段、
この部品列生成手段にて生成された部品列の各部品プログラムの実行順序、実行タイミング、各部品プログラムの仕様、設定されたパラメータを用いて前記計算機システムの性能値をシミュレーションによって予測する性能予測手段および
性能予測手段によって予測された計算機システムの性能値を出力する出力手段
として機能させるための計算機システムの設計支援プログラムである。
設計される計算機システムにおける指定された時点の状態と、複数の部品プログラムと、前記状態時に部品プログラムの実行のリクエストと、状態とリクエスト及び各部品プログラム相互間を接続する結線とを含む計算機システム情報を生成するシステム設計手段、
このシステム設計手段で生成された計算機システム情報における各部品プログラムに対する前記結線を用いた状態及びリクエストの接続状態を示す部品結合情報を抽出して部品結合メモリに記憶する部品結合情報抽出手段、
生成された計算機システム情報におけるリクエストの発生タイミングを、生成された計算機システム情報の操作タイミングを想定して設定したシナリオ情報を生成してシナリオメモリに記憶するシナリオ生成手段、
計算機システム情報のハードウェア構成仕様を含むパラメータを設定してパラメータメモリに記憶するパラメータ設定手段、
シナリオ情報と部品結合情報とに基づいて、計算機システム情報で実行される各部品プログラムの実行順序と実行タイミングとを示す部品列を生成して部品列メモリに記憶する部品列生成手段、
この部品列生成手段にて生成された部品列の各部品プログラムの実行順序、実行タイミング、各部品プログラムの仕様、設定されたパラメータを用いて前記計算機システムの性能値をシミュレーションによって予測する性能予測手段および
性能予測手段によって予測された計算機システムの性能値を出力する出力手段
として機能させるための計算機システムの設計支援プログラムである。
このように構成された計算機システムの設計支援プログラムにおいては、先に説明した発明の計算機システムの設計支援システムとほぼ同様の作用効果を奏することが可能である。
本発明においては、例えば表示画面上における簡単な入力操作で、計算機システム情報のシステム設計と、計算機システム情報に対する想定される操作内容を示すシナリオ情報の生成とを実施している。そして、計算機システム情報で実行される各部品プログラムの実行順序と実行タイミングとを示す部品列が生成され、この部品列に従って設計された計算機システム情報のシミュレーションが実施されて、計算機システムの性能値が予測される。
したがって、簡単に、計算機システム情報のハードウェア構成仕様、操作内容(シナリオ)、システム構成、等を変更した場合における、計算機システムの性能値、例えば、負荷を変化させた場合のラウンド時間、サーバ計算機のCPU使用率、ボトルネックの発生有無などを予測でき、より適用範囲の広い性能値を予測でき、しかも操作性を大幅に向上できる。
このように、経験のない設計者(技術者)でも正確に計算機システムの性能を予測することができる。また、システム構築後の工程の後戻りやハードウェアの追加という状況を事前に防ぐことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる計算機システムの設計支援プログラムが組込まれた計算機システムの設計支援システムの概略構成を示す機能ブロック図である。
図1は、本発明の一実施形態に係わる計算機システムの設計支援プログラムが組込まれた計算機システムの設計支援システムの概略構成を示す機能ブロック図である。
例えばコンピュータ等の情報処理装置からなる設計支援システム内には、部品プログラム仕様設定部101、メモリで構成されたプログラム性能表110、プログラム性能データベース102、システム設計部103、部品結合メモリとしての部品結合表111、シナリオ生成部104、シナリオメモリ122、パラメータ設定部105、パラメータメモリ123、部品列生成部106、部品列メモリとしての部品列119、性能予測部107、性能表示部108、及びGUI(グラフィカル・ユーザズ・インターフェース)部109が設けられている。
部品プログラム仕様設定部101は、設計対象の計算機システムの設計者がGUI部109を介して入力された、計算機システム(計算機システム情報)に組込まれる各部品プログラムの仕様をプログラム性能表110にまとめて、その後プログラム性能データベース102に書き込む。
プログラム性能データベース102内には、上記プログラム性能表110の他に、性能パラメータ表116が記憶されている。
システム設計部103は、計算機システムの設計者の指示に従って、GUI部109上で状態アイコン、リクエストアイコン、部品プログラムアイコン、これらのアイコン相互間を接続する結線とで計算機システム(計算機システム情報)を生成する。そして、生成された計算機システムにおける各部品プログラムに対する前記結線を用いた状態及びリクエストの接続状態を示す部品結合情報を部品結合メモリとしての部品結合表111に記憶する。
シナリオ生成部104は、計算機システムの設計者のGUI部109を介した指示に基づいて、設計された計算機システムにおけるリクエストの発生タイミングを、設計された計算機システムの操作タイミング(計算機システムのユーザが行う例えばホームページの解読時間やデータ入力所要時間を考慮した操作のタイミング)を想定して設定したシナリオ(シナリオ情報、操作手順)を生成する。また、複数のシナリオを生成した場合には、各シナリオが発生する確率を設定する(一つのシナリオだけ生成する場合にはそのシナリオの発生確率は1.0になる)。そして、作成したシナリオをシナリオメモリ122内のシナリオ表112に記憶し、各シナリオの発生確率を同じくシナリオメモリ122内のシナリオ発生確率表113に記憶する。
パラメータ設定部105は、計算機システムの設計者のGUI部109を介した指示に基づいて、計算機システムのサーバ、計算機等のハードウェア構成仕様を含む各パラメータを設定し、サーバ設定表114、計算機性能表115、サーバ表120としてパラメータメモリ123内に記憶保持する。また、このパラメータ設定部105は、性能予測部107で行うシミュレーションのための出力項目候補表117、出力項目表118、シミュレーションパラメータ表121を作成して同じくパラメータメモリ123内に記憶保持する。
部品列生成部106は、シナリオ生成部104で作成されたシナリオ表112、シナリオ発生確率表113とシステム設計部103で作成された部品結合表111とに基づいて、計算機システムで実行される各部品プログラムの実行順序と実行タイミングとを示す部品列119を作成して記憶保持する。
性能予測部107は、シナリオ生成部104で作成されたシナリオ発生確率、部品列生成部106で作成された部品列119の各部品プログラムの実行順序、実行タイミング、プログラム性能データベース102のプログラム性能表110から読出した各部品プログラムの仕様、パラメータ設定部105のパラメータメモリ123から読出した前記計算機システムのパラメータ、シミュレーションのパラメータを用いて計算機システムの性能値をシミュレーションによって予測する。
性能表示部108は、性能予測部107によって予測された計算機システムの性能値を表示出力する。
次に、以上のように構成された設計支援システムの全体動作を図2の流れ図を用いて説明する。
設計対象の計算機システムに組込まれる各部品プログラムが設計、開発されると、その部品プログラムについて性能値が計測され、プログラム性能データベース102に保存される。なお、各部品プログラムがまだ完成していない場合は、部品プログラム仕様設定部101にて、計算機システムに組込まれる各部品プログラムの仕様の予測値を設定し、プログラム性能表110を完成させ、その後プログラム性能データベース102に書き込む。
設計支援システムのシステム設計部103において、前述した手順で計算機システムが設計される(STEP201)。そして、システム設計部103は、作成された計算機システムにおける各部品プログラムに対する前記結線を用いた状態及びリクエストの接続状態を示す部品結合情報を部品結合表111として記憶するとともに部品列作成部106へ送出する(STEP202)。
シナリオ生成部104においては、計算機システムの設計者のGUI部109を介した指示に基づいて、前述したように、一連のリクエストとそのタイミングからなるシナリオが一種類、あるいは複数種類作成され、シナリオが複数種類作成された場合には、その発生確率が設定され、シナリオ、シナリオ発生確率が部品列作成部106へ送出される。また、シナリオ発生確率は性能予測部107へも送出される(STEP203)。
パラメータ設定部105においては、計算機システムのハードウェア構成仕様であるサーバの種類、サーバ計算機、出力項目を含むパラメータ、シミュレーション条件のパラメータが設定され、性能予測部107に送信される(STEP204)。
プログラム性能データベース102から部品プログラムの仕様(性能値)が読み出される(STEP205)。部品列生成部106においては、シナリオ生成部104で生成されたシナリオと部品結合表111とに基づいて、計算機システムで実行される各部品プログラムの実行順序と実行タイミングとを示す部品列119が作成される(STEP206)。
性能予測部107においては、生成された部品列119の各部品プログラムの実行順序、実行タイミング、プログラム性能データベース102から読み出した各部品プログラムの仕様、前記計算機システムのパラメータを用いて計算機システムの性能値をシミュレーションによって予測する(STEP207)。性能表示部108は、性能予測部107によって予測された計算機システムの性能値を表形式又はグラフ形式で表示出力する(STEP208)。
計算機システムの設計者は、性能表示部108に表示されたシステム性能値を見て、シミュレーション条件のパラメータを変更すると判断すれば、STEP204のパラメータ設定に戻る(STEP209)。また、計算機システムの設計者は、部品プログラムを他の部品プログラムに変更すると判断すれば(STEP210)、STEP201のシステム設計段階に戻る。表示されたシステム性能値が問題なく、パラメータや部品プログラムを変更する必要が無ければシミュレーションによる性能予測を終了することになる。
以下、各部の具体的構成及び具体的動作を順番に説明していく。
(部品プログラムについて)
計算機システムの構成要素である部品プログラムが作成されると、各種サーバがそれぞれ別の計算機に搭載されるハードウェア構成で、無競合状態でその部品プログラムを単独に実行した場合の処理時間と、サーバ計算機の平均資源使用率又は平均資源使用量が計測され、プログラム仕様として、プログラム性能データベース102に保存されているプログラム性能表110に追加される。
計算機システムの構成要素である部品プログラムが作成されると、各種サーバがそれぞれ別の計算機に搭載されるハードウェア構成で、無競合状態でその部品プログラムを単独に実行した場合の処理時間と、サーバ計算機の平均資源使用率又は平均資源使用量が計測され、プログラム仕様として、プログラム性能データベース102に保存されているプログラム性能表110に追加される。
図3は部品プログラムa、b、c、dの性能値(仕様)の一例であり、処理時間と計算機システムに組込まれるWebサーバ計算機における平均CPU使用率を表している。このように横軸が処理時間、縦軸がサーバ計算機の資源使用率又は資源使用量の長方形を部品ブロック301と定義する。
なお、ここでは、各部品プログラムは前もって作成され、部品プログラムの性能値(仕様)も計測値がプログラム性能データベース102に保存されているとして説明するが、前述したように、まだ作成されていない部品プログラムについて、計算機システムの設計者が、部品プログラム仕様設定部101を用いて、性能値のみを予め設定しておくことも可能であり、部品プログラムが作成され、性能値が計測された段階で性能値を計測値に変更することもできる。
(システム設計について)
図4に示すように、設計支援システムのGUI部109上に表示されたメインウィンドウ上でシステム設計を選択したのち、計算機システムの設計者の操作に基づいて、状態アイコン401、リクエストアイコン402、部品プログラムアイコン403が配置され、アイコン相互間が結線404で接続されることにより、各リクエストから呼び出される部品プログラム列が設定され、計算機システムが設計される。
図4に示すように、設計支援システムのGUI部109上に表示されたメインウィンドウ上でシステム設計を選択したのち、計算機システムの設計者の操作に基づいて、状態アイコン401、リクエストアイコン402、部品プログラムアイコン403が配置され、アイコン相互間が結線404で接続されることにより、各リクエストから呼び出される部品プログラム列が設定され、計算機システムが設計される。
図4はメインウィンドウ上で設計された計算機システムの一例である。状態アイコン401・S1,S2,S3、リクエストアイコン402・R1,R2、部品プログラムアイコン403・a、b、c、dが設置され、状態アイコン401・S1からリクエストアイコン402・R1に、リクエストアイコン402・R1から部品プログラムアイコン403・aとbと状態アイコン401に、状態アイコン401・S2からリクエストアイコン402・R2に、リクエストアイコン402・R2から部品プログラムアイコン403・cとdと状態アイコン401・S3に、結線404で接続されている。
ここで、各アイコン間の接続の意味を以下のように設定する。
状態アイコンからリクエストアイコンへの接続は、状態アイコンの状態時にリクエストアイコンのリクエストが要求される場合を示す。
リクエストアイコンから部品プログラムアイコンへの接続は、そのリクエストが要求された場合に実行される部品プログラムを示す。リクエストアイコンから複数の部品プログラムアイコンへの接続がある場合には、部品プログラムアイコンの位置が上のものから順に実行される。
リクエストアイコンから状態アイコンへの接続は、リクエストアイコンのリクエストによって遷移した後の状態を表す。
すると、図4のアイコン間の接続は、初期状態S1にリクエストR1が与えられると部品プログラムaとbが呼び出され、状態S2に遷移し、続けてリクエストR2が与えられると部品プログラムcとdが呼び出され、状態S3に遷移するように設計されている。
このように、メインウィンドウ上で計算機システムが設計されると、メインウィンドウ上の結線による接続情報とアイコンの設置位置を基に部品結合表111が作成され、部品列生成部106へ送付される。
図5は部品結合表111の一例であり、元の状態(S1、S2)と、その状態に対して要求されるリクエスト(R1、R2)と、そのリクエスト(R1、R2)が要求された場合に順次実行される部品プログラム列(ab、cd)と、プログラムが実行された後に遷移する遷移後の状態(S2、S3)を表している。このように、図5の部品結合表111の内容は図4のメインウィンドウ上で設計された内容を表している。
(部品プログラムの仕様の設定について)
設計支援システムの図4に示すメインウィンドウ上の部品プログラムアイコン403を選択し、[表示]メニュー405内の[プロパティ]を選択すると、図6に示す「プロパティダイアログ」が表示される。プロパティダイアログでは、この部品プログラムについてのプロパティの設定や表示をすることができる。したがって、部品プログラム仕様設定部101は、このプロパティダイアログを用いて計算機システムに組込む各部品プログラムの仕様(性能)を決定又は変更、選択してプログラム性能表110に書き込むことになる。
設計支援システムの図4に示すメインウィンドウ上の部品プログラムアイコン403を選択し、[表示]メニュー405内の[プロパティ]を選択すると、図6に示す「プロパティダイアログ」が表示される。プロパティダイアログでは、この部品プログラムについてのプロパティの設定や表示をすることができる。したがって、部品プログラム仕様設定部101は、このプロパティダイアログを用いて計算機システムに組込む各部品プログラムの仕様(性能)を決定又は変更、選択してプログラム性能表110に書き込むことになる。
図6のプロパティダイアログには、[プログラム名]コンボボックス601、[説明]テキストボックス602、性能値として[処理時間]テキストボックス603、[サーバ計算機資源使用率]グループボックス604内に[計算機]コンボボックス605、[資源]コンボボックス606、[使用率/量]テキストボックス607、[パラメータ]リストボックス608が設けられている。
[プログラム名]コンボボックス601では、部品プログラム名がプルダウンメニューに表示され、その中から選択することができる。図6では「a」という名前の部品プログラムが選択されている。プルダウンメニューに表示されるプログラム名はプログラム性能データベース102のプログラム性能表110に保存されているプログラム名である。
プログラム性能表110の一例を図7に示す。このプログラム性能表110内には、プログラム名、説明(機能説明)、処理時間、各種サーバの資源使用率あるいは使用量が登録されている。このプログラム性能表110のプログラム名が集計されて、図6に示すプロパティダイアログの[プログラム名]コンボボックス601のプルダウンメニューに表示される。
[プログラム名]コンボボックス601で部品プログラム名が選択されると、プログラム性能表110からその部品プログラム名が検索され、一致するものが見つかると、その部品プログラムに関する情報が読み出され、[説明]テキストボックス602、[処理時間]テキストボックス603、[サーバ計算機資源使用率]グループボックス604に表示される。
[説明]テキストボックス602にはプログラム性能表の説明の項目が表示される。図6では選択されたプログラム名が「a」であるので、「ログイン処理」と表示されている。[処理時間]テキストボックス603にはプログラム性能表110の処理時間の項目の値が表示される。
[サーバ計算機資源使用率]グループボックス604内の[計算機]コンボボックス605、[資源]コンボボックス606はメニューから選択可能であり、この部品プログラムについて、[計算機]コンボボックス605、[資源]コンボボックス606で選択された計算機の資源に関する使用率あるいは使用量が[使用率/量]テキストボックス607に表示される。
[計算機]コンボボックス605のメニューには、「Webサーバ計算機」、「App(アプリケーション)サーバ計算機」、「DB(データベース)サーバ計算機」が表示される。また、[資源]コンボボックス608のメニューには「CPU使用率」、「メモリ使用量」が表示される。例えば[計算機]コンボボックス605で「Webサーバ計算機」が選択され、[資源]コンボボックス606で「CPU使用率」が選択されると、[使用率/量]テキストボックス607にはWebサーバ計算機のCPU使用率、すなわち、図7のプログラム性能表110の[WS CPU使用率]の値が表示される。
[処理時間]テキストボックス603と[使用率/量]テキストボックス607の値はパラメータを使った表現が可能になっている。利用できるパラメータは性能パラメータ表116としてプログラム性能データベース102に登録されている。図8は性能パラメータ表116の一例である。この性能パラメータ表116内には、図6に示すプロパティダイアログの[パラメータ]リストボックス608に性能パラメータ表116の内容が表示されている。
計算機システムの設計者は、[パラメータ]リストボックス608に表示されるパラメータを使って[処理時間]テキストボックス603と[使用率/量]テキストボックス607の値を修正することができる。
計算機システムの設計者は[OK]ボタン809をクリックすると図6に示すプロパティダイアログは閉じ、プログラム名を変更した場合には設計支援システムの図4に示すメインウィンドウ上の部品プログラムアイコン403上に表示されたプログラム名が変化する。
(計算機システム、シミュレーションのパラメータ設定について)
図4に示す設計支援システムにおけるメインウィンドウの[シミュレーション]メニュー406で[パラメータ]を選択すると、図9に示すパラメータウィンドウが表示される。パラメータウィンドウは性能予測のシミュレーションを行うために、サーバの種類、サーバ計算機の性能、計算機システムのユーザ(使用者)数の変化のさせ方などのシミュレーション条件を設定するためのウィンドウである。
図4に示す設計支援システムにおけるメインウィンドウの[シミュレーション]メニュー406で[パラメータ]を選択すると、図9に示すパラメータウィンドウが表示される。パラメータウィンドウは性能予測のシミュレーションを行うために、サーバの種類、サーバ計算機の性能、計算機システムのユーザ(使用者)数の変化のさせ方などのシミュレーション条件を設定するためのウィンドウである。
このパラメータウィンドウは、図9に示すように、[サーバ計算機]グループボックス901、[サーバ]グループボックス902、[シミュレーション]グループボックス903から構成されている。
[サーバ計算機]グループボックス901においては、登録されている計算機名、CPUクロック周波数、ハードディスク転送速度、メモリ容量が、[サーバ計算機]グリッド904に表示される。この[サーバ計算機]グリッド904に表示される内容は図10に示す計算機性能表118の内容である。この計算機性能表118内には、計算機名と、その計算機のCPUクロック周波数、ハードディスク転送速度、メモリサイズが表形式で表現されており、パラメータ設定部105に登録されている。
計算機システムの設計者が計算機性能表118に新しくサーバ計算機を登録するには、図9のパラメータウィンドウの[新規登録]ボタン905をクリックする。すると、図11に示すサーバ計算機ウィンドウが表示される。
計算機システムの設計者が、このサーバ計算機ウィンドウにおいて、[計算機名]テキストボックス1101にサーバ計算機名、[CPU]テキストボックス1102にCPUクロック周波数、[HDD]テキストボックス1103にハードディスク転送速度、[Mem]テキストボックス1104にメモリ容量を入力し、[OK]ボタン1106をクリックすると、図11のサーバ計算機ウィンドウは閉じ、図10の計算機性能表118に新しいサーバ計算機の行が一行追加され、保存される。また、図9のパラメータウィンドウの[サーバ計算機]グリッド904に新しく登録したサーバ計算機が一行追加される。
図10の計算機性能表118に登録済みのサーバ計算機を削除するには、[サーバ計算機]グリッド904上で削除したいサーバ計算機名を選択し、[削除]ボタン906をクリックすると、そのサーバ計算機は図10の計算機性能表118から削除され、保存され、[サーバ計算機]グリッド904上からも削除される。
図9のパラメータウィンドウの[サーバ]グループボックス902では、Webサーバ(WS)、アプリケーションサーバ(AS)、データベースサーバ(DS)の種類が[サーバ]コンボボックス907に表示され、搭載される計算機が[計算機名]コンボボックス908に表示される。
なお、[サーバ]コンボボックス907のメニューに表示されるサーバ名は予め図12に示すサーバ表120に登録されているものである。サーバ表120内には、図12に示すように、Webサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバのそれぞれについて、サーバ名が羅列されている。[計算機名]コンボボックス908のメニューに表示される計算機の名前は前述した図10に示す計算機性能表115に登録されている計算機の名前である。
[サーバ]グループボックス902で選択されたサーバ名、搭載される計算機は図13に示すサーバ設定表114としてパラメータ設定部105に保存される。このサーバ設定表114内には、図13に示すように、設計対象の計算機システムで採用されるサーバの種類(WS、AS,DS)毎にサーバ名、計算機名が設定されている。
[シミュレーション]グループボックス903では、シミュレーション実行条件に関するパラメータを設定できる。ユーザ数の最小値と最大値と変化のさせ方、試行回数と試行時間を直接テキストボックスに入力することができる。これら入力値は図14に示すシミュレーションパラメータ表121として、パラメータ設定部105に保存される。このシミュレーションパラメータ表121においては、Minがユーザ数の最小値、Maxがユーザ数の最大値、Stepがユーザ数の増加幅、TrialNoが試行回数、Timeが試行時間を表す。シミュレーションでは、ユーザ数が最小値(Min)から始まり、ユーザ数の増加幅(Step)ずつユーザ数を増加させ、ユーザ数が最大値(Max)を超えるとシミュレーションを終了する。各ユーザ数について、試行時間(Time)のシミュレーションがユーザの開始タイミングを変えて試行回数(trial)繰り返される。
[出力項目]リストボックス910には、シミュレーション結果として出力される項目が表示される。出力項目を変更するには、[変更]ボタン909をクリックする。すると、出力項目ウィンドウが表示される。
図15は出力項目ウィンドウの一例である。図15の出力項目ウィンドウでは出力項目候補が表示され、現在出力項目に選択されているもののチェックボックス1501にはチェックが付いている。出力項目ウィンドウに表示される出力項目候補は予め図16に示す出力項目候補表117としてパラメータ設定部105に保存されている。
図15に示す[出力項目]ウィンドウで、出力項目に設定するもののチェックボックス1501にチェックを付け、出力項目から外すもののチェックボックス1501はチェックを外し、[OK]ボタン1503をクリックする。すると、[出力項目]ウィンドウは閉じ、選択された出力項目が[出力項目]リストボックス910に表示される。[出力項目]リストボックス908の内容は、図17に示す出力項目表118としてパラメータ設定部105に登録される。
計算機システムの設計者が、図9に示すパラメータウィンドウの[OK]ボタン911をクリックすると、サーバ設定表114、シミュレーションパラメータ表121、出力項目表118について変更した部分が上書き更新されて、図9に示すパラメータウィンドウが閉じて、図4のメインウィンドウが表示される。
(シナリオ生成について)
次に、ユーザが計算機システムにアクセスしている時の操作手順を想定した、一連のリクエストとそのタイミングから構成されるシナリオの生成方法について説明する。
次に、ユーザが計算機システムにアクセスしている時の操作手順を想定した、一連のリクエストとそのタイミングから構成されるシナリオの生成方法について説明する。
設計支援システムにおける図4に示すメインウィンドウの[シミュレーション]メニュー406で[シナリオ]を選択すると、図18に示すシナリオ設定ウィンドウが表示される。このシナリオ設定ウィンドウはシミュレーションのシナリオを設定するためのウィンドウである。
このシナリオ設定ウィンドウは、図18に示すように、[シナリオ]グリッド1801、[シナリオ]コンボボックス1802、[シナリオ内容]リストボックス1803、[追加]ボタン1804、[編集]ボタン1805、[削除]ボタン1806、[新規作成]ボタン1807、[リクエスト]コンボボックス1808、[追加]ボタン1808、[スリープ]テキストボックス1810、[追加]ボタン1811、[削除]ボタン1812から構成され、1つ又は複数のシナリオの新規作成、編集を行うことができる。
[シナリオ]グリッド1801にはシミュレーションで実行されるシナリオとその発生確率が設定、表示されている。[シナリオ]グリッド1801に実行されるシナリオを追加するには、[シナリオ]コンボボックス1802で追加するシナリオを選択し、[追加]ボタン1804をクリックすると、[シナリオ]グリッド1801に追加される。シナリオの発生確率(実行頻度)については直接[シナリオ]グリッド1801上の該当シナリオの値を編集することができる。
また、[シナリオ]グリッド1801上のシナリオを削除するには、[シナリオ]グリッド1801上で削除したいシナリオを選択し、[削除]ボタン1806をクリックすると、そのシナリオを[シナリオ]グリッド1801から削除することができる。
[シナリオ]コンボボックス1802では既に定義されているシナリオを選択することができ、シナリオを選択すると、その内容が[シナリオ内容]リストボックス1803に表示される。なお、[シナリオ]コンボボックス1802に表示されるシナリオは既に図19に示すシナリオ表112に登録されているシナリオである。この「シナリオ」は、シナリオ表112に示すようにスリープ(時間間隔 12000 ms)を挟んだリクエスト列(R1、R2)からなり、シナリオ名(A1)が付けられている。シナリオ表112は、シナリオ生成部104に保存されている。このシナリオ表112のシナリオ名が集計されて[シナリオ]コンボボックス1802に表示される。
計算機システムの設計者がシナリオを編集するには、編集したいシナリオを[シナリオ]コンボボックス1802で選択すると、シナリオの内容が[シナリオ内容]リストボックス1803に表示されるので、[シナリオ内容]リストボックス1803上でシナリオを編集することができる。
例えば、リクエストを追加するには、[シナリオ内容]リストボックス1803内の追加させたい場所にカーソルを移動させ、[リクエスト]コンボボックス1808で追加するリクエストを選択し、[追加]ボタン1809をクリックすると、選択したリクエストが[シナリオ内容]リストボックス1803内のカーソル位置に挿入される。
また、スリープ時間を追加するには、[シナリオ内容]リストボックス1803内の追加させたい場所にカーソルを移動させ、[スリープ]テキストボックス1810にスリープ時間を設定し、[追加]ボタン1811をクリックすると、スリープ時間が[シナリオ内容]リストボックス1803内のカーソル位置に挿入される。
[シナリオ内容]リストボックス1803内のリクエストを削除するには、削除するリクエストを選択し、[削除]ボタン1812をクリックすると、選択したリクエストが[シナリオ内容]リストボックス1803内から削除される。
ここで、[リクエスト]コンボボックス1808に表示されるリクエストは設計支援システムの図4に示すメインウィンドウ上で設定された計算機システムを構成するリクエストアイコン402のリクエスト名である。
計算機システムの設計者がシナリオを新規に作成するには、図18に示すシナリオ設定ウィンドウにおける[新規作成]ボタン1807をクリックする。すると、図20に示すシナリオ作成ウィンドウが表示される。計算機システムの設計者がナリオ作成ウィンドウの[シナリオ名]テキストボックス2001に新規のシナリオ名を入力し、[OK]ボタン2002をクリックすると、図20のシナリオ作成ウィンドウは閉じ、設定した名前のシナリオが新規に作成され、図18のシナリオ設定ウィンドウの[シナリオ]コンボボックス1802に作成されたシナリオ名が表示される。なお、新規作成の場合、[内容]リストボックス1803は[シナリオ]コンボボックス1802で選択されたシナリオの内容が表示されるので空欄になる。
計算機システムの設計者が図18に示すシナリオ設定ウィンドウの[OK]ボタン1813をクリックすると、このシナリオ設定ウィンドウは閉じ、設定されたシナリオ情報は図19に示すシナリオ表112と図21に示すシナリオ発生確率表113としてシナリオ生成部104に保存される。なお、シナリオ発生確率表113の発生確率とは、シナリオが発生する時に、当該シナリオが選択され発生する確率である。
(実行される部品(プログラム)列の生成について)
まず、部品列生成部106では、シナリオ生成部104から図19に示すシナリオ表112と図21に示すシナリオ発生確率表113を受信し、シナリオ発生確率表113からシナリオ名とその発生確率を読み込む。図21の例ではシナリオ名A1、発生確率1.0が読み込まれることになる。
まず、部品列生成部106では、シナリオ生成部104から図19に示すシナリオ表112と図21に示すシナリオ発生確率表113を受信し、シナリオ発生確率表113からシナリオ名とその発生確率を読み込む。図21の例ではシナリオ名A1、発生確率1.0が読み込まれることになる。
次に、シナリオ発生確率表113から読み込んだシナリオ名に一致するシナリオをシナリオ表112から検索する。シナリオ名が一致するシナリオを見つけ出すと、そのリクエスト列が読み込まれる。図20の例ではシナリオA1のリクエスト列[R1、Sleep(12000)、R2]が読み込まれる。図22(a)は、シナリオA1のリクエスト列における各リクエストR1、R2とそのタイミングを表す図である。リクエストR1が要求され、TT1(12000 ms)の思考時間の後、リクエストR2が要求されていることを示す。
次に、システム設計部103から図5に示す部品結合表111を受信し、状態とリクエストが一致する組合せを検索する。状態とリクエストが一致する組合せが部品結合表111から見つかると、その時に実行される部品プログラム列と遷移後の状態を読み出される。リクエスト列の最後に到達するまで、遷移後の状態とリクエストが一致する組合せの検索が繰り返される。
初期状態は予めS1に決めているとすると、図5の部品結合表111では、元の状態S1にリクエストR1が要求されると、部品プログラムa、bが実行されて、状態S2に遷移する。また、状態S2にリクエストR2が要求されると、部品プログラムc、dが実行されて、状態S3に遷移する。リクエスト列の最後に到達するので検索は終了する。
したがって、シナリオA1では、部品プログラムa、bが実行され、TT1(12000ms)の思考時間の後、部品プログラムc、dが実行されることになる。このように、計算機システムにおける実行される各部品プログラムa、b、c、dの実行順序と実行タイミングとを示す、図22(b)の部品列119が生成される。生成された部品列119は性能予測部107へ送出される。
(部品プログラムの性能値の設定)
性能予測部107が行う部品プログラムの性能値の設定手順を図24を参照しながら説明する。
性能予測部107が行う部品プログラムの性能値の設定手順を図24を参照しながら説明する。
部品列119を受領した性能予測部107は、プログラム性能データベース102に保存されている図7に示すプログラム性能表110から、実行される部品プログラムの処理時間及び各種サーバの資源使用率または量を読み込む。
部品プログラムの処理時間及び各種サーバの資源使用率または量にパラメータが使用されている場合には、パラメータ設定部105の図12に示すサーバ設定表114から各種サーバが搭載される計算機名を取得し、図10に示す計算機性能表115からその計算機のパラメータ(CPUクロック周波数、HDD転送速度、メモリサイズ)の値を読み込み、設定することで各部品プログラムにおける処理時間及び各種サーバの資源使用率または量を数値に変換することができる。
例では部品プログラムa、b、c、dについて、図7に示す部品プログラム性能表110から、実行される部品プログラムの処理時間及び各種サーバの資源使用率または量が読み込まれる。
たとえば、部品プログラムa、bについては、Webサーバ計算機CPU使用率にはパラメータ%WSC(Webサーバ計算機CPUクロック周波数)が使われているので、サーバ設定表114からWebサーバ計算機がWyvernであることを読み込み、計算機性能表115からWyvernのCPUクロック周波数が500MHzであることが読み込まれ、パラメータ%WSCに代入され、Webサーバ計算機CPU使用率が計算される。
このようにして計算された結果を図23に示す。図示するように、計算機システムにおいて実行される各部品プログラムにおける、Webサーバ計算機のCPU使用率、処理所要時間、実行順序、実行タイミングがグラフィック表示される。ちなみに、縦軸はWebサーバ計算機のCPU使用率を表し、横軸は経過時間を示す。
この例においては、シナリオA1のリクエストR1によって部品プログラムaとbが続けて実行され、終了すると、思考時間2202TT1(12000ms)が入り、次いでリクエストR2によって部品プログラムcとdが実行される。
なお、図23は縦軸がWebサーバ計算機のCPU使用率であるが、他の資源使用率/量についても同様の図を表すことができる。
(シミュレーション実行)
次に、性能予測部107は、パラメータ設定部105から図14に示すシミュレーションパラメータ表121と図17に示す出力項目表118を受信し、ユーザ数、試行回数、一回の試行の持続時間などのシミュレーション実行条件およびシミュレーション結果として出力される出力項目を取得する。
次に、性能予測部107は、パラメータ設定部105から図14に示すシミュレーションパラメータ表121と図17に示す出力項目表118を受信し、ユーザ数、試行回数、一回の試行の持続時間などのシミュレーション実行条件およびシミュレーション結果として出力される出力項目を取得する。
パラメータ表によって設定されるシミュレーション手順を図25の流れ図を用いて説明する。
まず、ユーザ数を表す変数UserNoに最小値Minが設定される(STEP2501)。ユーザ数を表す変数UserNoが最大値Maxより大きくなるまで以下の処理が繰り返される(ループ1)(STEP2502〜STEP2509)。
試行回数を表す変数Nに0が設定される(STEP2503)。試行回数Nが設定された試行回数TrialNoより大きくなるまで以下の処理が繰り返される(ループ2)(STEP2504〜STEP2507)。
ユーザのアクセスするタイミングをランダムに変更するなどして、ユーザ数UserNoのTime分間分のシミュレーションが行われる(STEP2505)。そして、試行回数Nが1加算される(STEP2506)。ここまでの処理が、試行回数NがTrialNoより大きくなるまで繰り返される(STEP2507)。
試行回数NがTrialNoより大きくなると、ユーザ数UserNoがユーザ数の増加幅Stepだけ加算される(STEP2508)。ここまでの処理が、ユーザ数UserNoが最大値Maxより大きくなるまで繰り返される(STEP2509)。
以上のように、ユーザ数を変化させながら、その中で、Time分間のシミュレーション試行が設定された試行回数TrialNo回繰り返される。
次に、一試行分のシミュレーションについて説明する。このシミュレーションでは、まず、サーバ計算機の資源毎に、シナリオに従ってユーザ数分の部品ブロックが積み重ねられる。部品ブロックによるサーバ計算機資源の使用率合計が上限値を超える場合には、使用率合計が上限値に一致するように、その部分の部品ブロックのサーバ計算機資源使用率が自動的に縮小される。
サーバ計算機資源使用率が縮小された部品ブロックについて、部品ブロックの面積(処理時間×サーバ計算機資源使用率)が一定に保たれるように、処理時間が伸長される。一つのサーバ計算機の資源について、ある部品ブロックの処理時間が伸長されると、それに合せて他のサーバ計算機の資源についても、その部品ブロックの処理時間が伸長され、同時にその部品ブロックの面積が一定に保たれるように、資源使用率が縮小される。部品ブロックを並べた結果から計算機システムの性能値が計測される。
このシミュレーション結果から、図17に示す出力項目表118に設定された各出力項目の性能値が計算され出力される。
ここでは、図22(a)のシナリオA1(図22(b)の部品列119)がユーザアクセス数2で同時に実行された場合のシミュレーション結果を説明する。また、本来はシミュレーションは試行時間(Time)の間、シナリオが繰り返されるが、ここではシナリオが一回実行された結果だけを示す。各部品プログラムが同時に実行され、その結果、部品ブロックが資源使用率方向に積まれることになる。説明を簡単にするため、最初に、Webサーバ計算機CPU使用率だけを取り上げて説明する。
図26はWebサーバ計算機CPU使用率についてのシミュレーション結果である。図26中の縦軸のDwはWebサーバ計算機のCPU使用率の上限値であり、100%に近い固定値が与えられている。
図26では部品ブロックdの部分で部品ブロックによるWebサーバ計算機のCPU使用率合計が上限値Dwを超えており、その結果、CPU使用率合計が上限値Dwに一致するように部品ブロックdが変形されている。部品ブロックdの処理時間Twd、Webサーバ計算機CPU使用率Dwdは以下のようにTwd2、Dwd2に変化している。
したがって、シミュレーション結果、計算機システムの性能値は以下のように変化する。
になる。
になる。
説明を簡単にするため、図26ではWebサーバ計算機のCPU使用率だけで説明したが、サーバ計算機が複数ある場合には各サーバ計算機について、また、資源としてCPUだけでなく、ハードディスク(HDD)などについても同様に部品ブロックを積み重ねていき、資源使用率の上限値を超えた場合にはその部品ブロックが変形される。その場合、変形されるのは資源使用率の上限値を超えたサーバ計算機の資源だけでなく、全サーバ計算機の全資源使用率について、部品ブロックが変形される。
次の説明では、Webサーバ計算機のCPU使用率とデータベースサーバ計算機のCPU使用率の2つを取り上げて説明する。
図27は図3と同じ部品プログラムa、b、c、dの性能値の一例であり、この図においては、横軸に処理時間を示し、縦軸に平均データベースサーバ計算機CPU使用率を表している。
前述と同様に、図22(a)のシナリオA1(図22(b)の部品列119)がユーザアクセス数2で同時に実行された場合を考える。2ユーザによって同時にシナリオが実行された場合の結果を図28(a)(b)に示す。
すなわち、図28(a)に示すように、Webサーバ計算機のCPU使用率について、部品ブロックdで上限値Dwを超えるので、図26に示すシミュレーション結果と同様に、部品ブロックdが変形される。この変化に伴って、図28(b)に示すように、データベースサーバ計算機のCPU使用率についても、部品ブロックdの処理時間がTdd2に伸長され、データベースサーバ計算機のCPU使用率がDdd2に縮小される。
上の説明では、ユーザアクセス数2で同時にシナリオが実行される場合について結果を示したが、実際のシミュレーションでは、図9に示すパラメータウィンドウの[シミュレーション]グループボックス903で設定されている、ユーザ数の変化範囲、試行時間、試行回数に従って、一つのユーザアクセス数に対して、試行時間Time分のシミュレーションが、ユーザアクセスの開始タイミングをランダムに変化させながら試行回数Trial回繰り返される。
シミュレーションの結果得られた、計算機システムの性能値が性能表示部108に送信される。性能表示部108では、受信したシミュレーション結果を表形式やグラフなどで表示する。図29から図31はシミュレーション結果を表すグラフの例である。
図29は、ユーザ数を変化させた場合のリクエスト数の変化を示すグラフである。横軸がユーザ数、縦軸が1秒間に処理されるリクエスト数を示す。
図30は、横軸が1秒間に処理されるリクエスト数、縦軸がラウンド時間を示すグラフである。
図31は、横軸が1秒当たりのリクエスト数、縦軸がWebサーバのCPU使用率を示すグラフである。
このように構成された実施形態の計算機システムの設計支援システムにおいては、システム設計部103にて、GUI部109に表示されたメインウィンドウ上で、状態アイコン401とリクエストアイコン402と部品プログラムアイコン403を配置し、アイコン間を結線404で接続することにより計算機システムを設計している。
そして、シナリオ生成部104において、先に設計された計算機システムがある状態時にリクエストが要求されると部品プログラムが呼び出される関係がシナリオとして設定される。さらに、計算機システムの設計が行われると同時に、シミュレーションにより、その計算機システムの性能が予測できる。
したがって、計算機システムの設計者は、このシミュレーションによる予測結果を基に、部品プログラムの変更やハードウェア構成の変更などを判断することができる。また、部品プログラムの性能値は処理時間、サーバ計算機の資源使用率で、計測に特別な装置などを要しないので設計支援システムの構成を簡素化できるとともに、操作性を大幅に向上できる。
なお、本実施形態の計算機システムの設計支援システムでは、シナリオウィンドウによりシナリオを設定し、パラメータウィンドウによりパラメータを設定する場合について説明したが、前もってシナリオ、パラメータが決まっている場合には、シナリオウィンドウによる設定、パラメータウィンドウによる設定を省略することができる。したがって、図1の構成図において、シナリオ生成部104、パラメータ設定部105を省くことができる。
101…部品プログラム仕様設定部、102…プログラム性能データベース、103…システム設計部、104…シナリオ生成部、105…パラメータ設定部、106…部品列生成部、107…性能予測部、108…性能表示部、109…GUI部109、110…プログラム性能表、111…部品結合表、112…シナリオ表、113…シナリオ発生確率表、114…サーバ設定表、115…計算機性能表、116…性能パラメータ表、117…出力項目候補表、118…出力項目表、119…部品列、120…サーバ表、121…シュミレーションパラメータ表
Claims (3)
- 複数の部品プログラムを所定の順序で実行する計算機システムを設計支援するとともに設計した計算機システムの性能値を予測する計算機システムの設計支援システムにおいて、
前記設計される計算機システムにおける指定された時点の状態と、前記複数の部品プログラムと、前記状態時に前記部品プログラムの実行のリクエストと、前記状態とリクエスト及び各部品プログラム相互間を接続する結線とを含む計算機システム情報を生成するシステム設計手段と、
このシステム設計手段で生成された計算機システム情報における各部品プログラムに対する前記結線を用いた状態及びリクエストの接続状態を示す部品結合情報を抽出する部品結合情報抽出手段と、
前記生成された計算機システム情報におけるリクエストの発生タイミングを、前記生成された計算機システム情報の操作タイミングを想定して設定したシナリオ情報を生成するシナリオ生成手段と、
前記計算機システム情報のハードウェア構成仕様を含むパラメータを設定するパラメータ設定手段と、
前記シナリオ情報と前記部品結合情報とに基づいて、前記計算機システム情報で実行される各部品プログラムの実行順序と実行タイミングとを示す部品列を生成する部品列生成手段と、
この部品列生成手段にて生成された部品列の各部品プログラムの実行順序、実行タイミング、各部品プログラムの仕様、前記設定されたパラメータを用いて前記計算機システムの性能値をシミュレーションによって予測する性能予測手段と、
前記性能予測手段によって予測された計算機システムの性能値を出力する出力手段と
を備えたことを特徴とする計算機システムの設計支援システム。 - 前記システム設計手段は、操作指示に応じて、GUIの表示画面上に、前記計算機システム情報の構成要素である部品プログラムを表すアイコン、前記計算機システム情報の状態を表すアイコン、前記部品プログラムの実行のリクエストを表すアイコンを配置し、前記状態のアイコン、リクエストのアイコン、部品プログラムのアイコン相互間の関係を結線で接続することにより前記計算機システム情報を生成することを特徴とする請求項1記載の計算機システムの設計支援システム。
- 複数の部品プログラムを所定の順序で実行する計算機システムを設計支援するとともに設計した計算機システムの性能値を予測するコンピユータを、
前記設計される計算機システムにおける指定された時点の状態と、前記複数の部品プログラムと、前記状態時に前記部品プログラムの実行のリクエストと、前記状態とリクエスト及び各部品プログラム相互間を接続する結線とを含む計算機システム情報を生成するシステム設計手段、
このシステム設計手段で生成された計算機システム情報における各部品プログラムに対する前記結線を用いた状態及びリクエストの接続状態を示す部品結合情報を抽出して部品結合メモリに記憶する部品結合情報抽出手段、
前記生成された計算機システム情報におけるリクエストの発生タイミングを、前記生成された計算機システム情報の操作タイミングを想定して設定したシナリオ情報を生成してシナリオメモリに記憶するシナリオ生成手段、
前記計算機システム情報のハードウェア構成仕様を含むパラメータを設定してパラメータメモリに記憶するパラメータ設定手段、
前記シナリオ情報と前記部品結合情報とに基づいて、前記計算機システム情報で実行される各部品プログラムの実行順序と実行タイミングとを示す部品列を生成して部品列メモリに記憶する部品列生成手段、
この部品列生成手段にて生成された部品列の各部品プログラムの実行順序、実行タイミング、各部品プログラムの仕様、前記設定されたパラメータを用いて前記計算機システムの性能値をシミュレーションによって予測する性能予測手段および
前記性能予測手段によって予測された計算機システムの性能値を出力する出力手段
として機能させるための計算機システムの設計支援プログラム。
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