JP2008225810A - カード発行装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、最下層のカードにかかる摩擦抵抗を低減して、ゴムローラが空転してしまうことを抑制し、カードを安全で確実に送出できるカード発行装置の提供を図る。
【解決手段】カード発行装置は、上端と下端にゲートシャフト16A,16Bを平行に配置した送出口を正面に設けたストッカ10と、引出部20とを備える。ストッカ10は搬送ローラ5A,5Bとカード支持板7とを備え、複数のカードを収容する。搬送ローラ5A,5Bは搬送パネル4上方に外周面の一部が突出する。カード支持板7は背面側上方に傾斜し、カードC1,C2の終端側を支持する。カードC1とカード支持板7との接触点およびカードC1と搬送ローラ5A,5Bとの接触点並びにゲート部6を略直線上に配している。シャフトピン52とプーリピン53は、搬送ローラ5A,5Bの動作とモータの動作とを連結または分離する。
【選択図】図3

Description

この発明はカードを発行するカード発行装置に関する。
各種カードの発行に係るカード発行装置のうち、発行するカードが撓まないようにしたものが提供されている。(例えば、特許文献1参照。)。
図1に断面図を示すカード発行装置は、ストッカ202とウェイト203とゴムローラ205とモータ207とゲート部211と樹脂ローラ208とを備える。ストッカ202は複数のカードを収容する。ウェイト203はカードを鉛直下方向に押圧する。ゲート部211はストッカ202の正面底部に設けられた送出口である。樹脂ローラ208は、外周面の一部が底板210からストッカ202内側に突出するように筐体に固定されている。可動板215は筐体に軸支され、バネ214により上方に付勢されている。ゴムローラ205は、可動板215上に固定されていて、ゴムローラ205はカードに圧接する。モータ207の駆動によりゴムローラ205は回転し、ストッカ202に収容された最下層のカードを図右方向に搬送する。カードはゲート部211から送出される。
この構成では、バネ214によりゴムローラ205をカードに付勢することで、カードとゴムローラとの間の押圧を得ていた。この押圧はバネ特性に従い略一定である。
特開2006−103932号公報
上記した構成では、許容枚数以上にカードがストッカに収容される場合などに、最下層のカードにかかる重量が過大になり、最下層のカードとその上に積層されたカードとの摩擦抵抗が増大してしまう。すると、最下層のカードとゴムローラとの間の押圧はバネ特性に従い略一定であるため、最下層のカードとゴムローラとのグリップよりも、最下層のカードの搬送に対する摩擦抵抗が大きくなり、ゴムローラが空転してカードが詰まることがあった。
逆に、最下層のカードにかかる重量に比べて、バネによる押圧が過大な場合にはカードが持ち上がってしまい、カードを撓ませなければゲート部から送出できなくなる虞があった。カードを撓ませることでカード損耗の危険性が大きくなってしまう。また、カードによっては撓ませることが困難で、ゴムローラが空転してカードが詰まることがあった。
また、ゴムローラの外周面が異物の付着などにより汚染されると、最下層のカードとゴムローラとのグリップが低下して、最下層のカードの搬送における摩擦抵抗よりも小さくなり、ゴムローラが空転してカードが詰まることがあった。
本発明は、最下層のカードにかかる摩擦抵抗を低減して、ゴムローラが空転してしまうことを抑制し、カードを安全で確実に送出できる、簡易な構成のカード発行装置を提供することを目的とする。
この発明は、容器と搬送ローラと終端支持部とを備える。容器の正面には送出口を設けている。搬送ローラは外周面の一部が容器内の底部に突出するように軸位置を固定していて、容器内の最下層に担持されていたカードを搬送する。終端支持部は、容器内の最下層に担持されているカードを、カード終端側の角で支持する。
軸位置を固定した搬送ローラと終端支持部とが容器の最下層に担持されているカードを支持する。そして、終端支持部は、カード終端側の角を支持する。したがって、このカードと終端支持部との摩擦抵抗が低減される。これにより、最下層のカードの搬送における摩擦抵抗の増大を防ぎ、搬送ローラが最下層のカードに確実にグリップし、そのカードを送出口から送出させる。
終端支持部は、容器内の最下層に担持されているカードの終端側の角とともに、その上に積層されているカードの終端側の角も支持することで、最下層のカードに、その上のカードから掛かる重量が小さなものになる。したがって、容器に収容されるカード枚数が多くなった場合でも、最下層のカードの搬送における摩擦抵抗の増大を防ぎ、搬送ローラが最下層のカードに確実にグリップし、そのカードを送出口から送出させる。
搬送ローラにより容器内の最下層に担持されていたカードが搬送されているときに、終端支持部が当該カードの終端側の角と非接触状態であるので、それまで終端支持部に係っていた重量が搬送ローラに掛かることになる。したがって、最下層のカードに掛かるグリップを増大させることができ、搬送ローラが最下層のカードに確実にグリップし、そのカードを送出口から送出させる。
最下層に担持されるカードと終端支持部との接触点、および、カードと搬送ローラとの接触点、並びに、送出口、を略直線上に配してもよく、このように配置することで、最下層のカードを撓ませることなく送出口から送出できる。
終端支持部を、前記容器の背面から下面にかけて傾斜する勾配とすることで、カードの後端側の角が終端支持部に接触し、最下層のカードの上のカードも後端側の角が終端支持部に接触し、最下層のカードの搬送が始まった瞬間に、それまで担持されていたカードが終端支持部と非接触状態になる。これにより、搬送ローラが最下層のカードをより確実にグリップする。
この発明のカード発行装置によれば、簡易な構成で、最下層のカードにかかる摩擦抵抗を低減して、ゴムローラが空転してしまうことを抑制し、カードを撓ませることなく安全で確実に送出できる。
以下、本発明の実施形態のカード発行装置を図面に基づいて説明する。なお、本発明は図示する形態に限定されないことはいうまでもない。
図2は、本実施形態のカード発行装置1の部分断面図である。この図では、図左側がカード発行装置1の正面、図右側がカード発行装置1の背面である。
カード発行装置1は、例えば換金装置に組み込まれるカード発行装置として用いられる。換金装置は遊戯店等に設置され、遊戯機で利用するプリペイド式のICカードを発行する。カードは、厚み0.76mmの難可撓性のものであり、ICチップを内蔵する。ICチップには残金情報や偽造防止情報などが記録される。
カード発行装置1は、背面側に設置されたストッカ10と、正面側に設置された引出部20とを備える。
ストッカ10は、正面板2Aと背面板2Bと左側面板2Cと右側面板(不図示)により矩形状の筒を構成し、その筒の底となる搬送パネル4を設けて、カードを収容する容器としている。ストッカ10に収容される複数のカードには、金属製のウェイト3を裁置する。ウェイト3は、積層された最上層のカードを上面より加圧する。
搬送パネル4は全長が約87mmの金属製のパネルであり、後端から約65mmの位置にシャフト51を回転自由に固定軸支している。シャフト51には搬送ローラ5Aと搬送ローラ5B(不図示)を設けている。搬送ローラ5A,5Bは、それぞれ直径が約22mmの円柱形の部材であり、プラスチック等の軽量な部材の外周面にゴム層を形成してなる。搬送ローラ5A,5Bの外周面は、搬送パネル4の中央付近に設けた図示しない開口を介して、搬送パネル4から約2.5mm上方に突出する。搬送ローラ5A,5Bは、図示する反時計方向に回転するように、モータ8によりベルト駆動される。
搬送ローラ5A,5Bの外周面を搬送パネル4から上方に突出させているので、仮に反りがあるカードが収容されていても、搬送時に、そのカードの先端と搬送パネル4との隙間を確保してそれらの接触を回避でき、そのカードと搬送ローラ5A,5Bとのグリップ不足が生じる虞を低減できる。
正面板2Aには開口を設けていて、その開口にゲート部6を設けている。ゲート部6は、上ゲートシャフト6Aと下ゲートシャフト6Bとを備える。上ゲートシャフト6Aと下ゲートシャフト6Bとはそれぞれ直径が約6mmの円柱形の部材(丸棒)であり、それぞれ回転自由にゲート部6に設けている。上ゲートシャフト6Aと下ゲートシャフト6Bとは、互いに軸方向を平行に配置されていて、間隙がカード厚よりもやや大きい約1mmになるように設定されている。下ゲートシャフト6Bの上方の端は、搬送ローラ5A,5Bの上方の端と、水平面で面一になるように配置されている。また、上ゲートシャフト6Aと下ゲートシャフト6Bとの中心軸は、搬送パネル4の後端から約91mmの位置に配置されている。このような上ゲートシャフト6Aと下ゲートシャフト6Bとで送出口の上端と下端とを構成したので、反ったカードでも容易に送出口に案内できる。
搬送パネル4の後端側にはカード支持板7を設けている。カード支持板7は薄肉の金属板であり、搬送パネル4の後端方向から背面側上方に約40°傾いて突出する。カード支持板7の傾きは、約30°〜45°の範囲に設定するとよく、カード間の摩擦係数や搬送ローラとカードとの摩擦係数、ウェイト3の重量などに応じて設定する。
搬送パネル4には、カード検知部9を設けている。このカード検知部9はストッカ10内に収容されるカードが存在するか否かを検知する。なお、カード検知部9は上方に付勢されカードC1に接触するが、荷重を支持する部材としては無視してもよく、その付勢力は搬送ローラ5A,5Bやカード支持板7による作用力に比べて極めて小さい。
ゲート部6から送出されたカードC1は、引出部20に搬送される。引出部20は上引出ローラ16Aおよび下引出ローラ16Bを備える。上引出ローラ16Aおよび下引出ローラ16Bはそれぞれ直径が約17mmの円柱形の部材であり、プラスチック等の軽量な部材の外周面にゴム層を形成してなる。上引出ローラ16Aおよび下引出ローラ16Bは互いに軸方向を平行に配置されていて、ゴム層の弾性力により間にカードを狭持するように構成されている。カードの狭持位置は、下ゲートシャフト6Bの上方の端および、搬送ローラ5A,5Bの上方の端と水平面で面一になるように配置されている。また、上引出ローラ16Aおよび下引出ローラ16Bの中心軸が、シャフト51の中心軸から約53mm前方に配置されている。下引出ローラ16Bは、図示しないモータにより、反時計方向に回転するようにベルト駆動され、上引出ローラ16Aは、下引出ローラ16Bの回転に従動して時計方向に回転する。
このような構成のカード発行装置1では、搬送ローラ5A,5Bは、ストッカ10内に担持される最下層のカードであるカードC1の下面に当接する。また、カード支持板7は、カードC1の下面と後端面との角に当接する。また、カードC1の上に積層されるカードC2も、下面と後端面との角がカード支持板7に当接する。
搬送ローラ5A,5BからカードC1に付与される力は、搬送ローラとカードとの間の摩擦係数と、搬送ローラにかかる荷重とにより定まり、この力が、カードC1とカードC2との間の摩擦抵抗よりも大きいことを条件に、搬送ローラ5A,5BはカードC1にグリップし、空転せずにカードC1を搬送する。
カードC1は搬送ローラ5A,5Bおよびカード支持板7によって、水平に保持され、前後2点に荷重がかかる。したがって、荷重の支持点が少なく、搬送ローラ5A,5Bは確実にカードC1をグリップできる。
また、カードC2はカードC1とカード支持板7とにより荷重が支持される。カードC1にのみ支持されるのでは無く、カード支持板7にも支持されるので、カードC1との摩擦抵抗が低減したものになる。
搬送ローラ5A,5Bは、モータ8によりベルト駆動されると反時計方向に回転し、カードC1をゲート部6方向に搬送する。ゲート部6を構成する下ゲートシャフト6Bの上方の端は搬送ローラ5A,5Bの上方の端と面一なので、カードC1は湾曲せずにそのままゲート部6から送出される。
また、搬送直後にカード支持板7とカードC1とが離れ、カードC1は搬送ローラ5A,5Bのみにより支持されることになり、搬送ローラ5A,5Bはさらに確実にカードC1をグリップする。
以下、シャフト51周囲のクラッチ部について説明する。
図3は、搬送パネル4からシャフト51周囲の構成を抜き出した斜視図である。
シャフト51には、左側面側となる端部から右側面側となる端部にかけて、順に、Eリング57、ベアリング56A、搬送ローラ5A、搬送ローラ5B、ベアリング56B、シャフトピン52、ベルトプーリ54が設けられている。Eリング57はシャフト51に設けられた溝に嵌合されている。ベアリング56A,56Bは、シャフト51に回転自在に取り付けられていて、外周が搬送パネル4に嵌合され、シャフト51の軸受けとして作用する。搬送ローラ5A,5Bは、シャフト51に嵌合して固定されている。シャフト51の右側面側となる端部にはベルトプーリ54を設けていて、ベルトプーリ54とベアリング56Bとの間には、シャフトピン52を設けている。シャフトピン52は、シャフトに設けられた貫通口に挿通されて固定された円柱状の部材である。また、ベルトプーリ54は、シャフト51に嵌合されて固定されていて、ベルトプーリ54は、外周面にベルト歯を係止する歯付プーリ部54Aと、歯付プーリ部54Aの右側面側に形成されたフランジ部54Bとを備える。フランジ部54Bの右側面には図示しない有底穴が形成されていて、その有底穴にはプーリピン53が嵌合されている。
これらのうち、搬送ローラ5A,5Bとシャフトピン52とはシャフト51に連結されていて、それぞれ、シャフト51に連動して回転する。また、ベルトプーリ54とプーリピン53とは連結されていて、互いに連動して回転するが、シャフト51に対してはシャフトピン52による規制の範囲内で回転自由である。また、ベアリング56A,56Bは、搬送パネル4に対して固定され、シャフト51を回転自由に保持する。
これらのシャフト51、Eリング57、ベアリング56A、搬送ローラ5A、搬送ローラ5B、ベアリング56B、シャフトピン52、ベルトプーリ54がクラッチ部を構成する。搬送ローラの駆動源であるモータの動作は、このクラッチ部により搬送ローラの動作と連結または分離される。本実施形態ではクラッチ部により搬送ローラの動作とモータの動作とを分離した状態で、カードの後端に搬送ローラを通過させる。すると、最下層カードの終端が搬送ローラを通過した直後に、次カードと搬送ローラとが接触する。
上述のようなクラッチ部を設けていなければ、カードの終端が搬送ローラを通過した直後に次カードの搬送が開始されてしまい、この場合、最下層のカードの終端が送出口を通過する前に、次カードの先端が送出口に到達する虞がある。すると、次カードの先端がくさびのようになって、カード詰まりを生じさせることがあり問題である。また、最下層のカードとその上のカードとの摩擦抵抗が増大してしまう虞がある。
そこで、クラッチ部を設けることにより、最下層カードの終端が搬送ローラを通過した直後には、搬送ローラの動作がモータの動作から分離されるので、次カードが即座に搬送されてしまうことが無くなり、上述の問題を回避できる。
ここでクラッチ部の動作について説明する。図4は、クラッチ部の動作を説明する図である。
同図(A)、(C)、(E)において、歯付きベルト58は、モータによって、図示する矢印方向に一定速度で駆動される。歯付きベルト58は、ベルトプーリ54を回転させ、これによりプーリピン53もベルトプーリ54と同じ角速度で、シャフト51の周囲を回転する。
最下層のカードC1を搬送ローラ5Aが搬送開始してから、同図(A)に示すようにカードC1の先端が引出ローラ16A,16Bの狭持位置に到達するまでの期間、シャフトピン52にはプーリピン53が当接する。この期間には、シャフトピン52およびシャフト51および搬送ローラ5Aはベルトプーリ54と同じ角速度で回転し、カードC1は速度V1(例えば12cm/sec)で搬送される。
引出ローラ16A、16Bは、カードC1を搬送ローラよりも高速な速度V2(例えば24cm/sec)で搬送する。従って、同図(A)、(B)に示すようにカードC1の先端が引出ローラ16A,16Bの狭持位置を通過してから、同図(C)、(D)に示すようにカードC1の後端が搬送ローラ5AとカードC1との接触位置に到達するまでの期間、カードC1は速度V2で引出ローラ16A,16Bによって搬送される。この期間には、搬送ローラ5Aおよびシャフト51並びにシャフトピン52は、ベルトプーリ54およびプーリピン53よりも大きい角速度で回転する。これによりシャフトピン52はプーリピン53から次第に離れていく。
同図(E)、(F)に示すようにカードC1の後端が搬送ローラ5AとカードC1との接触位置を通過してから後の期間には、搬送ローラ5AとカードC2とが接触する。この期間には、ベルトプーリ54およびプーリピン53のみが回転し、シャフトピン52とプーリピン53とは接触していないため、シャフトピン52および搬送ローラ5A並びにシャフト51は回転しない。そのため、プーリピン53はシャフトピン52に次第に近づいていく。
以上のようなクラッチ部の構成と動作により、カードC1の終端が搬送ローラとの接触点を通過した直後に、搬送ローラの動作がモータの動作から分離される。したがって、カードC2が即座に搬送されてしまうことが無くなり、カードC2がくさびのようになり、カード詰まりを生じさせる問題を回避できる。
次に、カード検知部9周囲の構成について詳細に説明する。
図5は、カード検知部9の動作を説明する図である。
カード検知部9は、回転軸部94と揺動板93とフォトセンサ91とを備える。揺動板93は、その中央が回転軸部94に軸支されている。揺動板93には図示しないバネが設けられていて、前端が上方に付勢され、後端が下方に付勢される。揺動板93の後端側にはフォトセンサ91が設けられていて、フォトセンサ91は通光部92の位置の光を検出する。また、ウェイト3には、その中央付近に孔31が設けられている。
同図(A)に示すようにストッカ10内にカードのストックがある場合、揺動板93の前端がカードC1に当接し、揺動板93の後端がフォトセンサ91の図示しない通光部92を遮る。
また、同図(B)に示すようにストッカ10内にカードのストックが無い場合、ウェイト3と揺動板93の前端との間にカードが存在しないので、孔31内に揺動板93の前端が導入される。この時には、揺動板93の後端は下降してフォトセンサ91の通光部92は遮らない。したがって、フォトセンサ91は通光部92の位置の光を検出し、ストッカ10のカードストック切れを検知する。
ウェイト3の孔31をウェイト3の中央に設ければ、ウェイト3の前後が逆であっても正常にカードストック切れを検知できる。
以上、説明に用いた各数値は参考値であり、本発明がこれらの値により限定されずに実施できることはいうまでもない。必要とする仕様に応じて、適宜設定すると良い。
従来のカード発行装置の断面図である。 実施形態に係るカード発行装置の断面図である。 同カード発行装置のクラッチ部を説明する図である。 (A),(C),(E)は同クラッチ部の動作を説明する断面図であり、(B),(D),(F)は同クラッチ部の動作を説明する概念図である。 同カード発行装置のカード検知部を説明する図である。
符号の説明
C1,C2…カード
1…カード発行装置
2C…左側面板
2A…正面板
2B…背面板
3…ウェイト
31…孔
4…搬送パネル
5A,5B…搬送ローラ
51…シャフト
52…シャフトピン
53…プーリピン
54…ベルトプーリ
54A…歯付プーリ部
54B…フランジ部
56A,56B…ベアリング
57…Eリング
58…歯付きベルト
6…ゲート部
6A,6B…ゲートシャフト
7…カード支持板
8…モータ
9…カード検知部
91…フォトセンサ
92…通光部
93…揺動板
94…回転軸部
10…ストッカ
16A,16B…引出ローラ
20…引出部

Claims (5)

  1. 正面に送出口を設けた容器と、
    外周面の一部が前記容器内の底部に突出するように軸位置が固定され、前記容器内の最下層に担持されていたカードを搬送する搬送ローラと、
    前記容器内の最下層に担持されているカードの終端側の角を支持する終端支持部と、を備えるカード発行装置。
  2. 前記終端支持部は、前記容器内の最下層に担持されているカードの終端側の角とともに、その上に積層されているカードの終端側の角を支持する請求項1に記載のカード発行装置。
  3. 前記搬送ローラにより容器内の最下層に担持されていたカードが搬送されているときに、前記終端支持部は、当該カードの終端側の角と非接触状態である請求項1または2に記載のカード発行装置。
  4. 前記終端支持部は、前記容器の背面から下面にかけて傾斜する勾配を有する請求項1〜3のいずれかに記載のカード発行装置。
  5. 前記カードと前記終端支持部との接触点、および、前記カードと前記搬送ローラとの接触点、並びに、前記送出口、を略直線上に配した請求項1〜4のいずれかに記載のカード発行装置。
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