JP2008225632A - Nc制御のサーボ駆動装置 - Google Patents

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一雄 渡辺
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Abstract

【課題】 装置構成が変更された場合であっても、サーボ制御パラメータを適切に設定することができるサーボ制御パラメータの設定機能を備えるサーボ制御装置を提供する。
【解決手段】 サーボ制御を行うNC制御装置に、予め定める同一の動作パターンを周波数を変えて指令する動作パターン出力部11と、指令データと応答データとを記憶する記憶部10,12と、指令データと応答データとからゲインの周波数特性を算出する周波数特性作成部13と、作成された周波数特性の特徴を抽出する特徴抽出部14と、ゲインが予め定める範囲に入るまで、サーボ制御パラメータの値を代えるパラメータ作成部15とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーボ制御パラメータの設定機能を備えるNC制御のサーボ駆動装置に関するものである。
図6は、従来の工作機におけるテーブルを駆動する場合のサーボ駆動系のブロック図であり、図7は、駆動制御装置のブロック図である。
NC制御装置1は入力された加工プログラムの内容に従い、位置指令24を駆動制御装置2の加算器51に出力する。加算器51は、位置指令24から位置検出器21から送られる位置応答22を減算する。加算器51の出力30(位置指令24と位置応答22の偏差)と位置指令ゲイン(位置ループゲイン)71の積は速度指令31として加算器52に入力される。加算器52は、速度指令31から位置応答22を微分器74で微分処理した速度応答32を減算する。加算器52の出力33(速度指令31と速度応答32の偏差)と速度指令ゲイン(速度ループゲイン)72の積はトルク指令34としてノッチフィルタ73に入力される。ノッチフィルタ73はトルク指令34から共振周波数成分を低減し、トルク指令35としてサーボアンプ3に出力される。サーボアンプ3は、トルク指令35を基に電流指令36を生成し、サーボモータ4を駆動する。サーボモータ4が回転することによりボールスクリュー23が回転し、ボールスクリュー23に係合する図示を省略するナットが固定された制御対象であるテーブルを動作させる。NC制御装置1は、図示を省略する他の駆動軸についても同様の位置指令を作成し、各軸の駆動装置を介して移動を制御する。
従来この種のサーボ制御装置では、応答特性を向上させるとともに高速な位置決め動作を実現するため、PID制御やフィードフォワード制御等、多くのサーボ補償機構が導入されている。そして、このサーボ駆動系の振る舞いを左右するサーボ制御パラメータを自動調整する方法が提案されている。
一般的には、サーボ駆動系の稼動範囲内を所定の位置決め動作(実際の加工を想定した動作)を繰り返し実施し、この位置応答や振動の発生状況から位置ループゲイン、速度ループゲインを決定していた(特許文献1)。
特開2004−246689号
しかし、特許文献1の技術では、装置構成(例えば、テーブル)が変更された場合に、その装置が持つ基本的なサーボ剛性や振動特性が適切にサーボ制御パラメータに反映されない場合がある。例えば、装置振動によりループゲインが低く抑えられると、位置決め応答が遅くなる。
本発明の目的は上記従来技術の課題を解決し、装置構成が変更された場合であっても、実際の加工を想定しなくても、サーボ制御パラメータを適切に設定することができるサーボ制御パラメータの設定機能を備えるNC制御のサーボ駆動装置を提供するにある。
上記課題を解決するため、本発明は、サーボ制御パラメータを用いて被駆動体の現在値を指令値に近づけるようにしたNC制御のサーボ駆動装置において、予め定める同一の動作パターンを周波数を変えて指令する動作パターン出力部と、指令データと前記被駆動体の応答データとを記憶する記憶部と、前記指令データと前記応答データとからゲインの周波数特性を算出する周波数特性作成部と、作成された周波数特性の特徴を抽出する特徴抽出部と、前記ゲインが予め定める範囲に入るまで、前記サーボ制御パラメータの値を代えるパラメータ作成部と、を設け、前記ゲインを前記予め定める範囲に収める前記サーボ制御パラメータの値を決定することを特徴とする。
この場合、前記サーボ制御パラメータを、位置ループゲイン、速度ループゲインあるいはノッチフィルタとすることができる。
装置の物理特性である周波数特性から装置の特徴を解析して、サーボ制御パラメータを決定するので、装置構成が変更された場合にも、装置に最適なパラメータを決定することができる。この場合、実際の動作を想定した試験条件を予め準備する必要がないので、作業が容易である。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るサーボ駆動系のブロック図であり、図6,7と同一または同一機能のものは、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
本発明に係るNC制御装置1は、サーボ制御パラメータを作成するため、動作パターン出力部11、指令データ保存部10、応答データ記憶部12、周波数特性作成部13、特徴抽出部14およびパラメータ作成部15を備えている。なお、後述するように、指令データ保存部10には加算器52の出力33が、応答データ記憶部12には微分処理した速度応答32が入力される。
動作パターン出力部11は予め設定された動作パターン(例えば、正弦波)の位置指令24を駆動制御装置2に出力する(以下、「動作1」という)。
駆動制御装置2は、位置指令24に基づき、サーボアンプ3を介してサーボモータ4を駆動して制御対象5(例えば、テーブル)を移動させる(以下、「動作2」という)。
そして、サーボモータ4に取り付けられた位置検出器(図示を省略するエンコーダであり、図7における位置検出器21)から送られる位置応答22を応答データ記憶部12に保存する(以下、「動作3」という)と共に、周波数特性作成部13に入力する(以下、「動作4」という)。
周波数特性作成部13では、動作パターン出力部11から送られる動作パターンと応答データとからゲインの周波数特性曲線を作成し、特性抽出部14に送る(以下、「動作5」という)。
特性抽出部14は、この周波数特性曲線の特徴を解析し、適正なサーボパラメータを判断して駆動制御装置に送出する(以下、「動作6」という)。
上記の動作1から動作6までの操作を繰り返し、当該装置に適したサーボ制御パラメータを決定する。
次に、上記サーボ制御パラメータであるゲイン(例えば、位置ループゲインや速度ループゲイン)の値を決定する手順を説明する。
図2はゲインの値を決定する手順を示すフローチャートである。また、図3は周波数特性図であり、横軸は周波数、縦軸はゲインである。
まず、装置が稼働できるだけの初期パラメータを設定して(手順S10)、上記動作1から動作5を実施して周波数特性曲線を作成し(手順S15)、得られた周波数特性曲線にゲインのピーク値がないかどうかを調べる(手順S20)。そして、図3における曲線G41のようにゲインのピーク値が検出されない場合は、ゲインの値を上げて(手順S25)、手順S15の処理を行い、ゲインのピーク値が検出された場合は、手順S30の処理を行う。手順S30では検出されたゲインのピーク値と予め定めた規定範囲の最大値Gmaxとを比較し、周波数特性が図3における曲線G42のように検出されたゲインのピーク値がGmaxを超えている場合は、ゲインの値を下げて(手順S35)、手順S15の処理を行い、検出されたゲインのピーク値が最大値Gmax以下の場合は手順S40の処理を行う。手順S40では検出されたゲインのピーク値と予め定めた規定範囲の最小値Gminとを比較し、周波数特性が図3における曲線G43のように検出されたゲインのピーク値が最小値Gmin未満の場合は、ゲインの値を上げて(手順S45)手順S15の処理を行い、検出されたゲインのピーク値が最小値Gmin以上の場合は処理を終了する。
次に、上記サーボ制御パラメータであるフィルタを決定する手順を説明する。
図4は、フィルタを決定する手順を示すフローチャートであり、図2と同じ手順は同一の符号が付してある。また、図5は周波数特性図であり、横軸は周波数、縦軸はゲインである。
まず、装置が稼働できるだけの初期パラメータを設定して(手順S10)、上記動作1から動作5を実施して周波数特性曲線を作成し(手順S15)、得られた周波数特性曲線に共振点がないかどうかを調べる(手順S60)。そして、図5における曲線G61のように共振点が検出されない場合は処理を終了し、その他の場合は(例えば、図5における曲線G62のようにある周波数の幅でゲインの差ΔG62が予め定める値よりも大きくなる場合)、手順S65の処理を行う。手順S65では検出された共振点の周波数f1が前回検出した共振点の周波数と同一かどうかを判定し、同一周波数でない場合および初めて検出された周波数である場合は、周波数f1の振動抑止フィルタ(ノッチフィルタ)を設定して(手順S70)、手順S15の処理を行い、同一周波数の場合は、ノッチフィルタのQ設定を変更して(手順S75)、手順S15の処理を行う。
以上の手順S15から手順S75までを繰り返し実施することにより、制御対象のノッチフィルタを適正な値に調整することができる。
なお、上記における周波数としては、例えば1〜1kHzの実用的な範囲を定めておけばよい。また、ゲインを増減する値は予め定めておくのが実用的である。
本発明に係るサーボ駆動系のブロック図である。 ゲインの値を決定する手順を示すフローチャートである。 本発明のゲイン・周波数特性図である。 フィルタを決定する手順を示すフローチャートである。 本発明のゲイン・周波数特性図である。 従来のサーボ駆動系のブロック図である。 従来の駆動制御装置のブロック図である。
符号の説明
1 NC制御装置
10 記憶部
11 動作パターン出力部
12 記憶部
13 周波数特性作成部
14 特徴抽出部
15 パラメータ作成部

Claims (4)

  1. サーボ制御パラメータを用いて被駆動体の現在値を指令値に近づけるようにしたNC制御のサーボ駆動装置において、
    予め定める同一の動作パターンを周波数を変えて指令する動作パターン出力部と、指令データと前記被駆動体の応答データとを記憶する記憶部と、
    前記指令データと前記応答データとからゲインの周波数特性を算出する周波数特性作成部と、
    作成された周波数特性の特徴を抽出する特徴抽出部と、
    前記ゲインが予め定める範囲に入るまで、前記サーボ制御パラメータの値を代えるパラメータ作成部と、を設け、
    前記ゲインを前記予め定める範囲に収める前記サーボ制御パラメータの値を決定することを特徴とするNC制御のサーボ駆動装置。
  2. 前記サーボ制御パラメータが位置ループゲインまたは速度ループゲインであることを特徴とする請求項1に記載のNC制御のサーボ駆動装置。
  3. 前記特徴抽出部が抽出する特徴がゲインのピーク値であることを特徴とする請求項1に記載のNC制御のサーボ駆動装置。
  4. 前記特徴抽出部が抽出する特徴が共振周波数であり、前記サーボ制御パラメータが前記抽出された共振周波数に対応するノッチフィルタであることを特徴とする請求項1に記載のNC制御のサーボ駆動装置。
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