JP2008225619A - 分散型情報共有サーバシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】最も高品質の映像や音声、文字を伝送することが可能な同期型情報共有サーバを情報共有セッションに割り当てる分散型情報共有サーバシステムを提供する。
【解決手段】情報共有管理サーバは、情報共有セッションに参加する情報共有セッション端末に割り当てられているローカルエリアネットワークのアドレスを取得するアドレス取得手段と、アドレス取得手段の取得したアドレスに基づいて、複数の同期型情報共有サーバの一つを情報共有セッションを中継するための同期型情報共有サーバとして割り当てるサーバ割り当て手段と、を有することを特徴とする分散型情報共有サーバシステム。
【選択図】図1

Description

本発明は、分散型情報共有サーバシステムに関する。
近年インターネットやISDN等の通信ネットワークを介して多地点間を結び、映像や音声、コンピュータデータ等をやりとりする多地点通信会議が普及してきている。これらの多地点間通信会議では、従来、MCU(Multipoint Connection Unit)や集中装置等と呼ばれる、大規模な会議サーバ装置を設定し、該会議サーバ装置に各会議端末が映像や音声を送信し、会議サーバ装置は受信した映像や音声を他の会議端末に中継することで多地点間での通信を実現していた。
このような多地点通信会議システムは、会議サーバに高価な広帯域の通信回線が必要であり、通信会議の利用頻度が低い場合、会議サーバへの設備投資が回収できない。このような課題を解決するため、クライアント・サーバ型の会議サーバを設置してサーバの処理の負荷を分散するとともに、ネットワークトラフィックの分散を行う分散サーバ型多地点会議システムが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
このような、多地点のテレビ会議システムにおいては、映像および音声のデータをリアルタイムで送受信するため、ネットワークに多くの負荷をかけるという問題がある。これは、昨今のブロードバンド環境といえども充分には解消することのできない問題である。このような、課題に対応するため、伝送負荷の計測とサーバ処理負荷の計測に基づいて、サーバを選択する方式が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、サーバと利用者間の距離と各サーバの負荷の両指標に着目して利用者が接続させるべきサーバを決定するサーバ選択方法が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−18302号公報 特開2003−235018号公報 特開2002−374290号公報
しかしながら、特許文献2に開示されている方法では、サーバ側の視点から伝送負荷の計測とサーバ処理負荷の計測を行ってサーバを選択するので、映像や音声品質に特に影響を与える狭帯域の経路のトラフィックを必ずしも減らすことはできない。そのため、狭帯域の経路を含むネットワークで多地点間のテレビ会議を行った場合、狭帯域の通信経路にトラフィックが集中し、映像や音声品質に悪影響を及ぼすことがあった。
また、特許文献3に開示されている方法では、1クライアント毎にサーバを選択するので、複数のクライアントが同時に同一サーバにアクセスする同期型情報共有の場合においては、必ずしも最適なサーバを選択できなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、最も高品質の映像や音声、文字を伝送することが可能な同期型情報共有サーバを情報共有セッションに割り当てる分散型情報共有サーバシステムを提供することを目的とする。
本発明の目的は、下記構成により達成することができる。
1.
複数のルータと、
複数の前記ルータにそれぞれ接続された複数のクライアント端末と、
複数の前記クライアント端末が同時にアクセスすることによって複数の前記クライアント端末の間で情報共有セッションを可能にする前記ルータに接続された複数の同期型情報共有サーバと、
複数の前記ルータに接続する通信経路を介して複数の前記同期型情報共有サーバをそれぞれ管理する情報共有管理サーバと、
を有する分散型情報共有サーバシステムにおいて、
前記情報共有管理サーバは、
前記同期型情報共有サーバにアクセスする前記クライアント端末に割り当てられているアドレスを取得するアドレス取得手段と、
前記クライアント端末と前記同期型情報共有サーバとの間でそれぞれ通信する場合の通信帯域の情報を予め記憶する通信帯域記憶手段と、
前記アドレス取得手段が取得したアドレスと前記通信帯域記憶手段が記憶する前記通信帯域の情報に基づいて、複数の前記同期型情報共有サーバの一つを前記情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てるサーバ割り当て手段と、
を有することを特徴とする分散型情報共有サーバシステム。
2.
前記情報共有管理サーバは、
前記アドレス取得手段が取得したアドレスと前記通信帯域記憶手段が記憶する前記通信帯域の情報に基づいて、近接度を算出する近接度算出手段を有し、
前記サーバ割り当て手段は、
前記近接度算出手段が算出した近接度に基づいて、複数の前記同期型情報共有サーバの一つを前記情報共有のための同期型情報共有サーバとして割り当てる、
ことを特徴とする1に記載の分散型情報共有サーバシステム。
3.
前記クライアント端末と前記同期型情報共有サーバの間の通信経路に含まれる前記ルータの数をn、
前記クライアント端末と前記クライアント端末を接続するルータとの間の通信帯域をW(1)、
前記同期型情報共有サーバと前記同期型情報共有サーバを接続するルータとの間の通信帯域をW(2)、
n≧2のとき、前記クライアント端末を接続する前記ルータと前記同期型情報共有サーバを接続する前記ルータとの間に経由する各ルータ間の通信帯域を順にW(n+1)とし、
前記クライアント端末と前記同期型情報共有サーバの間の近接度をS、
とした場合、
前記近接度算出手段は、式(A)に基づいて近接度を算出することを特徴とする2に記載の分散型情報共有サーバシステム。
Figure 2008225619
4.
前記情報共有管理サーバは、
前記近接度算出手段が算出した前記近接度の総和を前記同期型情報共有サーバ毎に算出し、前記総和が最大の前記同期型情報共有サーバを選択する第1のサーバ選択手段を有し、
前記サーバ割り当て手段は、
前記第1のサーバ選択手段が選択した前記同期型情報共有サーバを前記情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てる、
ことを特徴とする2乃至3の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
5.
前記サーバ割り当て手段は、
前記第1のサーバ選択手段が選択した前記同期型情報共有サーバが、すでに他の情報共有セッションの同期型情報共有サーバとして選択されているとき、
前記第1のサーバ選択手段が算出した前記近接度の総和が最も大きい情報共有セッションに、前記第1のサーバ選択手段が選択した前記同期型情報共有サーバを前記情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てる、
ことを特徴とする4に記載の分散型情報共有サーバシステム。
6.
前記情報共有管理サーバは、
前記近接度算出手段が算出した前記近接度の最小値を前記同期型情報共有サーバ毎に算出し、前記最小値が最も大きい前記同期型情報共有サーバを選択する第2のサーバ選択手段を有し、
前記サーバ割り当て手段は、
前記第2のサーバ選択手段の選択した前記同期型情報共有サーバを前記情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てる、
ことを特徴とする2乃至5の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
7.
前記サーバ割り当て手段は、
前記第2のサーバ選択手段が選択した前記同期型情報共有サーバが、すでに他の情報共有セッションの同期型情報共有サーバとして選択されているとき、
前記第2のサーバ選択手段が算出した前記近接度の最小値が最も小さい情報共有セッションに、前記第2のサーバ選択手段が選択した前記同期型情報共有サーバを前記情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てる、
ことを特徴とする6に記載の分散型情報共有サーバシステム。
8.
前記情報共有管理サーバは、
前記近接度算出手段が算出した前記近接度の総和を前記同期型情報共有サーバ毎に算出した後、該総和を前記情報共有セッションに参加する前記クライアント端末の数で割った平均値を前記同期型情報共有サーバ毎に算出し、該平均値が最大の前記同期型情報共有サーバを選択する第3のサーバ選択手段を有し、
前記サーバ割り当て手段は、
前記第3のサーバ選択手段の選択した前記同期型情報共有サーバを前記情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てる、
ことを特徴とする2乃至7の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
9.
前記サーバ割り当て手段は、
前記第3のサーバ選択手段が選択した前記同期型情報共有サーバが、すでに他の情報共有セッションの同期型情報共有サーバとして選択されているとき、
前記第3のサーバ選択手段が算出した前記近接度の平均値が最も大きい情報共有セッションに、前記第3のサーバ選択手段が選択した前記同期型情報共有サーバを前記情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てる、
ことを特徴とする8に記載の分散型情報共有サーバシステム。
10.
前記情報共有管理サーバは、
前記第1のサーバ選択手段と前記第2のサーバ選択手段と前記第3のサーバ選択手段の何れか一つを、同期型情報共有サーバを選択するサーバ選択手段として機能させるサーバ選択手段切換手段、を有することを特徴とする9に記載の分散型情報共有サーバシステム。
11.
前記情報共有管理サーバは、
SIP(Session Initiation Protocol)に基づいて、前記クライアント端末からの通信開始要求を前記サーバ割り当て手段が割り当てた同期型情報共有サーバに転送することを特徴とする1乃至10の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
12.
前記同期型情報共有サーバは複合多機能端末であることを特徴とする1乃至11の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
13.
前記情報共有セッションにおいて、
前記同期型情報共有サーバを介して前記クライアント端末の間で文字情報を共有することを特徴とする1乃至12の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
14.
前記情報共有セッションにおいて、
前記同期型情報共有サーバを介して多地点に配置された前記クライアント端末の間で音声を同期して配信することを特徴とする1乃至13の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
15.
前記情報共有セッションにおいて、
前記同期型情報共有サーバを介して多地点に配置された前記クライアント端末の間で映像と音声を同期して配信することを特徴とする1乃至14の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
本発明によれば、情報共有セッションに参加するクライアント端末のアドレスと通信帯域に基づいて、各クライアント端末と同期型情報共有サーバとの経路が最適になる同期型情報共有サーバを情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てるので、高品質の映像、音声や文字を伝送できる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を説明する。
まず、本発明の第1の実施形態について、図1を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる分散型情報共有サーバシステム100の全体構成の一例を示すブロック図である。
クライアント端末20は、例えば図示せぬキーボード、マウス、ディスプレイ、カメラ、マイクなどから構成されるパーソナルコンピュータである。クライアント端末20は、ローカルエリアネットワークを構成するルータ5とイーサネット(登録商標)ケーブルなどによって経路8、経路7で示すように接続されている。以下、各構成要素は各構成要素の番号にa、b、cなど英小文字を付して区別する。なお、本実施形態ではクライアント端末20が10台、同期型情報共有サーバ2が4台の例を図示しているが、この例に限定されるものではなく同期型情報共有サーバ2が2台以上であれば本発明を適用できる。
同期型情報共有サーバ2は、テレビ会議などの情報共有セッションに参加するクライアント端末20の間で送受信する映像や音声、文字情報などのコンテンツを中継するサーバである。同期型情報共有サーバ2は例えば多対多のテレビ会議に対応し、テレビ会議に参加しているクライアント端末20から受信した映像や音声、文字情報などのコンテンツを、テレビ会議に参加している全てのクライアント端末20に同期して配信することができる。本実施形態では多対多の情報共有セッションの例について説明するが、本発明は1対多または1対1の情報共有セッションにも適用できる。
図1に示すネットワークの例では、拠点200と拠点300の間の経路7abを例えばインターネットや専用線などの拠点間ネットワークにより接続して通信する。拠点200と拠点300は例えば東京の本社と大阪の支社であり、拠点200と拠点300にはローカルエリアネットワーク210、220とローカルエリアネットワーク310、320がそれぞれ設けられている。ローカルエリアネットワーク210を構成するルータ5cには同期型情報共有サーバ2aとルータ5gが接続されている。ルータ5gにはクライアント端末20ca、クライアント端末20cbが接続されている。ローカルエリアネットワーク220を構成するルータ5dには同期型情報共有サーバ2b、クライアント端末20da、クライアント端末20db、クライアント端末20dcが接続されている。
また、ローカルエリアネットワーク310を構成するルータ5eには同期型情報共有サーバ2c、クライアント端末20ea、クライアント端末20eb、クライアント端末20ecが接続されている。ローカルエリアネットワーク320を構成するルータ5fには同期型情報共有サーバ2d、クライアント端末20fa、クライアント端末20fbが接続されている。
拠点200のルータ5c、5dはルータ5aに経路7acと経路7adによって接続され、拠点300のルータ5e、5fはルータ5bに経路7beと経路7bfによって接続されている。
このように図1の例では同期型情報共有サーバ2がローカルエリアネットワーク毎に設けられている。後に説明するように、これらの同期型情報共有サーバ2が情報共有セッションの処理を分散して行うことによりサーバの負荷を分散するとともに、ネットワークトラフィックを分散する。
情報共有管理サーバ1は同期型情報共有サーバ2を管理し、情報共有セッション毎に処理を担当する最適な同期型情報共有サーバ2を割り当てる。情報共有管理サーバ1は、クライアント端末20からの通信開始要求を受信すると、SIP(Session Intiation Protocol)に基づいて、該当する情報共有セッション用に割り当てた同期型情報共有サーバに通信開始要求を転送する。クライアント端末20は転送された同期型情報共有サーバ2にログインし、情報共有セッションを開始する。
次に、本発明の第2の実施形態について、図2を用いて説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態にかかる分散型情報共有サーバシステムの全体構成の一例を示すブロック図である。
図2のMFP3は本発明の複合多機能端末であり、同期型情報共有サーバ2と画像入力部50と出力部51などから構成されている。図2は図1の同期型情報共有サーバ2を同期型情報共有サーバ2の機能を持つMFP3に代替しただけであり、同一の構成要素には同番号を付し説明を省略する。
画像入力部50は、例えば、文書や画像を入力するスキャナなどであり、出力部51は、例えば、文書や画像をプリントするプリンタである。クライアント端末20は、ネットワークを介して接続されているMFP3に文書等を出力したり、スキャナにより読み込んだ画像などを読み込むことができる。また、MFP3は文書や画像を保存する機能を持ち、クライアント端末20からネットワークを介して文書や画像を保存したり、読み込んだりすることができる。
このように、MFP3を用いると情報共有セッションの他にクライアント端末20からプリンタやコピーなど複合多機能端末の用途に利用することができ、多目的に利用できる。
図3は、本発明の実施形態にかかる情報共有管理サーバ1の内部構成の一例を示すブロック図である。
情報共有管理サーバ1は、情報共有管理サーバ1全体を制御するCPU11、キーボードとマウス等によりユーザが情報共有管理サーバ1への入力と各種操作を行う入力部18を備えている。また、Ethernet(登録商標)などで通信を行う送信部24と受信部25を備えた通信部10と、画像や文字を表示する表示部19を備えている。さらに、図示せぬRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などから構成される記憶部23を備えている。
記憶部23は、例えばOS(オペレーティングシステム)、情報共有セッションを管理するプログラム、アプリケーション等を記憶しており、CPU11がこれらのプログラムを実行する。記憶部23は、クライアント端末20や同期型情報共有サーバ2のネットワークアドレスなどの各種データを記憶するデータ記憶部13、ネットワーク上の経路7、8の通信帯域の情報を記憶する通信帯域記憶部15を備えている。
通信帯域記憶部15は本発明の通信帯域記憶手段である。
CPU11は、分散型情報共有サーバシステム100の通信を管理する通信管理部16、クライアント端末2に割り当てられているネットワークのアドレスを取得するアドレス取得部12、同期型情報共有サーバ2を情報共有セッションに割り当てるサーバ割り当て部14を備えている。
また、通信帯域記憶部15に記憶されている経路7、8の通信帯域Wの情報に基づいて近接度Sを算出する近接度算出部31、近接度Sに基づいて同期型情報共有サーバ2を選択する第1のサーバ選択部22、第2のサーバ選択部26、第3のサーバ選択部28を備えている。近接度Sは経路7、8のネットワーク上の近さを評価する評価値であり、近接度Sが大きいほど望ましい。近接度Sについては後に説明する。
サーバ割り当て部14は本発明のサーバ割り当て手段、近接度算出部31は本発明の近接度算出手段、第1のサーバ選択部22は本発明の第1のサーバ選択手段、第2のサーバ選択部26は本発明の第2のサーバ選択手段、第3のサーバ選択部28は本発明の第3のサーバ選択手段である。
第1のサーバ選択部22、第2のサーバ選択部26、第3のサーバ選択部28はサーバ選択手段切換部27によって切り換えられるようになっている。例えば、情報共有管理サーバ1の管理者は、入力部18を操作してサーバ選択手段切換部27によって第1のサーバ選択部22、第2のサーバ選択部26、第3のサーバ選択部28の何れかを機能させることができる。第1のサーバ選択部22、第2のサーバ選択部26、第3のサーバ選択部28については後に詳しく説明する。
アドレス取得部12は本発明のアドレス取得手段、サーバ選択手段切換部27は本発明のサーバ選択手段切換手段である。
次に、図1の第1の実施形態の分散型情報共有サーバシステム100において、情報共有管理サーバ1が同期型情報共有サーバ2を割り当てる手順について条件を分けて説明する。
図4は図1の分散型情報共有サーバシステム100において、5台のクライアント端末20の間で情報共有セッションを行う例を説明する説明図、図5は情報共有管理サーバ1の第1のサーバ選択部22が最適な同期型情報共有サーバ2を選択するサーバ選択ルーチン1のフローチャートである。図4では、図1の分散型情報共有サーバシステム100のうち情報共有セッションに参加する5台のクライアント端末20だけを図示している。
図4と図5を用いて5台のクライアント端末20ca、20cb、20dc、20ec、20fbの間で情報共有セッションを行う場合について説明する。
図4に示すように、ルータ5gとクライアント端末20caは経路8ca、ルータ5gとクライアント端末20cbは経路8cb、ルータ5dとクライアント端末20dcは経路8dcで接続されている。また、ルータ5eとクライアント端末20ecは経路8ec、ルータ5fとクライアント端末20fbは経路8fbで接続されている。
同期型情報共有サーバ2aは経路8aによってルータ5cと、同期型情報共有サーバ2bは経路8bによってルータ5dと、同期型情報共有サーバ2cは経路8eによってルータ5eと、同期型情報共有サーバ2dは経路8dによってルータ5fと、接続されている。
ルータ5gとルータ5cの間は経路8cgによって、ルータ5cとルータ5aの間は経路7acによって、ルータ5dとルータ5aの間は経路7adによって、ルータ5aとルータ5bの間は経路7abによって、接続されている。また、ルータ5bとルータ5eの間は経路7beによって、ルータ5bとルータ5fの間は経路7bfによって、接続されている。
表1に図4に示す経路7、8の通信帯域Wの例を示す。本実施形態では、表1のように経路7abの通信帯域Wは10Mbpsとし、経路7ab以外の経路7、8の通信帯域Wは100Mbpsである例について以下説明する。
Figure 2008225619
本実施形態では、図4に示すクライアント端末20、同期型情報共有サーバ2のIPアドレスが例えば以下のように割り当てられているものとして説明する。
クライアント端末20caのIPアドレスは192.168.1.3、クライアント端末20cbのIPアドレスは192.168.1.4、クライアント端末20dcのIPアドレスは192.168.2.5とする。クライアント端末20ecのIPアドレスは192.169.0.5、クライアント端末20fbのIPアドレスは192.169.1.4とする。
また、同期型情報共有サーバ2aのIPアドレスは192.168.3.2、同期型情報共有サーバ2bのIPアドレスは192.168.2.2、同期型情報共有サーバ2cのIPアドレスは192.169.0.2、同期型情報共有サーバ2dのIPアドレスは例えば192.169.3.2とする。
次に、図4のようにローカルネットワーク220に接続された5台のクライアント端末20の間で情報共有セッションを行う場合について、情報共有管理サーバ1の第1のサーバ選択部22が同期型情報共有サーバ2を選択する手順を図5を用いて説明する。
図5は本発明の実施形態において情報共有セッションの開催要求に応じて第1のサーバ選択部22が実行するサーバ選択ルーチン1の手順を説明するフローチャートである。
会議を主催する例えばクライアント端末20caは、情報共有セッションの開催要求とともに会議に招待する他のクライアント端末20cb、20dc、20ec、20fbおよび自らのIPアドレスを情報共有管理サーバ1に送信する。クライアント端末20caは、IPアドレスの代わりにURLまたはメールアドレスを送信しても良い。図5では、情報共有管理サーバ1が情報共有セッションの開催要求を受信し、第1のサーバ選択部22がサーバ選択ルーチン1を実行するところから説明する。
S101:アドレス取得部12は受信部25が受信した情報共有セッションの開催要求から、情報共有セッションに参加するクライアント端末20ca、20cb、20dc、20ec、20fbのIPアドレスを取得する。
アドレス取得部12が取得するIPアドレスは、本実施形態では192.168.1.3、192.168.1.4、192.168.2.5、192.169.0.5、192.169.1.4である。
S102:近接度算出部31は、情報共有セッションに参加するクライアント端末20と同期型情報共有サーバ2の通信帯域Wの情報を通信帯域記憶部15から取得する。
近接度算出部31は、アドレス取得部12が取得したIPアドレスから、情報共有セッションに参加するクライアント端末20から同期型情報共有サーバ2a、2b、2c、2dまでの経路7、8を特定し、表1に示す経路7、8と通信帯域の情報を通信帯域記憶部15から取得する。
S103:近接度算出部31は、近接度Sを算出する。
近接度算出部31は、クライアント端末20毎に各同期型情報共有サーバ2との間の経路7、8に含まれる前記ルータの数nを算出する。例えば、クライアント端末20caと同期型情報共有サーバ2aとの間の経路8ca、8cg、8aにはルータ5gとルータ5cが含まれるのでn=2である。また、例えば、クライアント端末20caと同期型情報共有サーバ2cとの間の経路8ca、8cg、7ac、7ab、7be、8eにはルータ5g、5c、5a、5b、5eが含まれるのでn=5である。
クライアント端末20caと同期型情報共有サーバ2aとの間の近接度を求める場合について以下説明する。
近接度算出部31は、クライアント端末20とクライアント端末20を接続するルータ5との間の通信帯域W(1)を求める。例えば、クライアント端末20caは経路8caによりルータ5gに接続されているので、近接度算出部31は、ステップS102で取得した経路8caの通信帯域の情報からW(1)=100Mbpsである。
近接度算出部31は、同期型情報共有サーバ2と同期型情報共有サーバ2を接続するルータ5との間の通信帯域をW(2)を求める。例えば、同期型情報共有サーバ2aは経路8aによりルータ5cに接続されているので、近接度算出部31は、ステップS102で取得した経路8aの通信帯域の情報からW(2)=100Mbpsである。
次に、近接度算出部31は、n≧2のとき、クライアント端末20を接続するルータ5と同期型情報共有サーバ2を接続するルータ5との間に経由する各ルータ5間の通信帯域W(n+1)を順に求める。
例えば、クライアント端末20caと同期型情報共有サーバ2aとの間はn=2であり、近接度算出部31は、ルータ5gとルータ5cの間の経路8cgの通信帯域Wの情報からW(3)=100Mbpsである。
次に、近接度算出部31は、式(A)に基づいて近接度Sを算出する。
Figure 2008225619
例えば、クライアント端末20caと同期型情報共有サーバ2aとの間の近接度Sは、S=1/(1/W(1)+1/W(2)+1/W(3))=1/(1/100+1/100+1/100)=1/(3/100)=33.3である。
表2はこのようにして近接度算出部31が情報共有セッションに参加するクライアント端末20と同期型情報共有サーバ2との間の近接度Sをそれぞれ求めた結果の表である。行方向はクライアント端末20、列方向は同期型情報共有サーバ2であり、対応するところに近接度Sを記入している。
Figure 2008225619
このように近接度は、クライアント端末20と同期型情報共有サーバ2の間の近さを経路7、8の通信帯域Wから評価する評価値であり、数値が大きいほど望ましい。
S104:第1のサーバ選択部22は、近接度Sの総和を算出する。
第1のサーバ選択部22は、同期型情報共有サーバ2毎に各クライアント端末20との近接度の総和を算出する。表2の最も下の行が近接度Sの総和である。例えば、同期型情報共有サーバ2aの場合は、近接度の総和XはX=33.3+33.3+25+7.1+7.1であり、すなわちX=105.8である。
S105:サーバ割り当て部14は、近接度の総和Xが最大の同期型情報共有サーバ2を選択する。
第1のサーバ選択部22は、ステップS104で求めた近接度Sの総和Xが最大の同期型情報共有サーバ2を選択する。表2に示す例では、同期型情報共有サーバ2aがX=105.8であり最も大きいので、第1のサーバ選択部22は同期型情報共有サーバ2aを選択する。
このようにして、情報共有管理サーバ1は通信する上で最適な同期型情報共有サーバ2を選択するので、各クライアント端末20の間で高品質な映像や音声、文字情報等を共有することができる。
次に、複数の情報共有セッションを同時に行う場合について、情報共有管理サーバ1が同期型情報共有サーバ2を情報共有セッションに割り当てるサーバ割り当てルーチン1の手順を図6を用いて説明する。
同時に行う情報共有セッションの数をNとする。
S401:サーバ割り当て部14は、カウンタL=0とする。
サーバ割り当て部14は、カウンタLの初期値を0とする。
S402:第1のサーバ選択部22は、サーバ選択ルーチン1を実行する。
第1のサーバ選択部22は、図5で説明したサーバ選択ルーチン1を実行する。
S403:サーバ割り当て部14は、仮サーバを決定する。
サーバ割り当て部14は、第1のサーバ選択部22が選択した同期型情報共有サーバ2を仮サーバに決定する。
S404:第1のサーバ選択部22は、L=Nか、否か、判定する。
L=Nの場合、(ステップS404;Yes)、ステップS405に進む。
例えば、同時に行う情報共有セッションの数が0のときは、仮サーバを1つ決定した後、ステップS405に進む。
L≠Nの場合、(ステップS404;No)、ステップS420に進む。
例えば、同時に行う情報共有セッションがあるときは、仮サーバを決定した後、ステップS420に進む。
S420:第1のサーバ選択部22は、L=L+1とする。
第1のサーバ選択部22は、L=L+1としステップS402に戻る。
S405:第1のサーバ選択部22は、競合があるか、否か、判定する。
第1のサーバ選択部22はステップS403で同じ同期型情報共有サーバ2を仮サーバに決定したか、否か、すなわち競合があるか、否か、を判定する。
競合がある場合、(ステップS405;Yes)、ステップS406に進む。
S406:サーバ割り当て部14は、競合する情報共有セッション間で近接度Sの総和Xを比較する。
サーバ割り当て部14は、ステップS403で同じ同期型情報共有サーバ2を仮サーバに決定した情報共有セッションの近接度Sの総和Xを比較する。
例えば、表2に示す例では情報共有セッションで同期型情報共有サーバ2aが仮サーバに選択された場合、近接度Sの総和X=105.8である。別の情報共有セッションで同様に近接度Sの総和Xを算出し、Xが最大の同期型情報共有サーバ2aが選択されたものとする。サーバ割り当て部14は、このときのXが105.8より大きいか、否か、を比較する。
S407:近接度Sの総和Xが最も多い情報共有セッションにステップS403で決定した仮サーバを情報共有セッション用として割り当てる。
サーバ割り当て部14は、ステップS406で比較した結果に基づいて、近接度Sの総和Xが最も多い情報共有セッションにステップS403で決定した仮サーバを情報共有セッション用として選択する。サーバ割り当て部14は、例えば第1のサーバ選択部22が選択した同期型情報共有サーバ2aを情報共有セッション用として割り当てる。
S408:近接度Sの総和Xが多い情報共有セッションの順に残りの同期型情報共有サーバ2を情報共有セッション用として割り当てる。
第1のサーバ選択部22は、例えばステップS407で同期型情報共有サーバ2aが図4で説明した情報共有セッションに割り当てられたとすると、他の情報共有セッション用に同期型情報共有サーバ2b、2c、2dの何れかをサーバ選択ルーチン1の手順で選択する。サーバ割り当て部14は、第1のサーバ選択部22が選択した同期型情報共有サーバ2を情報共有セッション用として割り当てる。
S410:サーバ割り当て部14は、ステップS403で決定した仮サーバを情報共有セッション用に割り当てる。
競合が発生しない場合は、ステップS403で決定した仮サーバを情報共有セッション用に割り当てる。
次に、情報共有管理サーバ1の第2のサーバ選択部26が同期型情報共有サーバ2を選択するサーバ選択ルーチン2の手順を説明する。
図7は第2のサーバ選択部26が最適な同期型情報共有サーバ2を選択するサーバ選択ルーチン2のフローチャートである。
サーバ選択ルーチン1と同様に、図4の5台のクライアント端末20ca、20cb、20dc、20ec、20fbの間で情報共有セッションを行う場合について説明する。サーバ選択ルーチン2は近接度Sを算出後、近接度の最小値を算出する点がサーバ選択ルーチン1と異なる。それ以外はサーバ選択ルーチン1と同様であり、同様の処理については詳細な説明を省略する。
図7は本発明の実施形態において情報共有セッションの開催要求に応じて第2のサーバ選択部26が実行するサーバ選択ルーチン2の手順を説明するフローチャートである。
会議を主催する例えばクライアント端末20caは、情報共有セッションの開催要求とともに会議に招待する他のクライアント端末20cb、20dc、20ec、20fbおよび自らのIPアドレスを情報共有管理サーバ1に送信する。クライアント端末20caは、IPアドレスの代わりにURLまたはメールアドレスを送信しても良い。図5では、情報共有管理サーバ1が情報共有セッションの開催要求を受信し、CPU11がサーバ選択ルーチン1を実行するところから説明する。
S201:アドレス取得部12は受信部25が受信した情報共有セッションの開催要求から、情報共有セッションに参加するクライアント端末20ca、20cb、20dc、20ec、20fbのIPアドレスを取得する。
S202:近接度算出部31は、情報共有セッションに参加するクライアント端末20と同期型情報共有サーバ2の通信帯域Wの情報を通信帯域記憶部15から取得する。
S203:近接度算出部31は、近接度Sを算出する。
S204:第2のサーバ選択部26は、近接度Sの最小値Yを算出する。
第2のサーバ選択部26は、同期型情報共有サーバ2毎に各クライアント端末20との近接度の最小値Yを算出する。近接度Sの最小値Yを表3の最も下の行に示す。
Figure 2008225619
表3からわかるように、例えば、同期型情報共有サーバ2aの場合は、近接度の最小値Yは7.1である。
S205:第2のサーバ選択部26は、近接度の最小値が最大の同期型情報共有サーバ2を選択する。
第2のサーバ選択部26は、ステップS204で求めた近接度Sの最小値Yが最大の同期型情報共有サーバ2を選択する。表3に示す例では、同期型情報共有サーバ2a、2bがY=7.1であり最も大きい。このように最も大きい同期型情報共有サーバ2が2つある場合は、第2のサーバ選択部26は例えば予め決められた優先順位の高い同期型情報共有サーバ2aを選択する。
近接度の最小値Yは、クライアント端末20と同期型情報共有サーバ2の経路で最も通信しにくい経路の近接度なのでYが大きい方が通信上の障害が少ないことを意味している。このようにして、情報共有管理サーバ1は通信する上で最適な同期型情報共有サーバ2を選択するので、各クライアント端末20の間で高品質な映像や音声、文字情報等を共有することができる。
次に、複数の情報共有セッションを同時に行う場合について、情報共有管理サーバ1が同期型情報共有サーバ2を情報共有セッションに近接度の最小値に基づいて割り当てるサーバ割り当てルーチン2の手順を図8を用いて説明する。
サーバ割り当てルーチン1と共通の手順については説明を省略する。
S501:サーバ割り当て部14は、カウンタL=0とする。
S502:第2のサーバ選択部26は、サーバ割り当てルーチン2を実行する。
第2のサーバ選択部26は、図5で説明したサーバ割り当てルーチン2を実行する。
S503:サーバ割り当て部14は、仮サーバを決定する。
サーバ割り当て部14は、第2のサーバ選択部26がサーバ割り当てルーチン2で選択した同期型情報共有サーバ2を仮サーバに決定する。
S504:サーバ割り当て部14は、L=Nか、否か、判定する。
L=Nの場合、(ステップS504;Yes)、ステップS505に進む。
L≠Nの場合、(ステップS504;No)、ステップS520に進む。
S520:サーバ割り当て部14は、L=L+1とする。
サーバ割り当て部14は、L=L+1としステップS502に戻る。
S505:第2のサーバ選択部26は、競合があるか、否か、判定する。
第2のサーバ選択部26はステップS503で同じ同期型情報共有サーバ2を仮サーバに決定したか、否か、すなわち競合があるか、否か、を判定する。
競合がある場合、(ステップS505;Yes)、ステップS506に進む。
S506:サーバ割り当て部14は、競合する情報共有セッション間で近接度Sの最小値Yを比較する。
サーバ割り当て部14は、ステップS503で同じ同期型情報共有サーバ2を仮サーバに決定した情報共有セッションの近接度Sの最小値Yを比較する。
例えば、表3に示す例では情報共有セッションで同期型情報共有サーバ2aが仮サーバに選択された場合、近接度Sの最小値Y=7.1である。別の情報共有セッションで同様に近接度Sの最小値Yを算出し、Yが最大の同期型情報共有サーバ2aが選択されたものとする。サーバ割り当て部14は、このときのY=7.1より大きいか、否か、を比較する。
S507:近接度Sの最小値Yが最も小さい情報共有セッションにステップS503で決定した仮サーバを情報共有セッション用として割り当てる。
サーバ割り当て部14は、ステップS506で比較した結果に基づいて、近接度Sの最小値Yが最も小さい情報共有セッションにステップS503で決定した仮サーバを情報共有セッション用として割り当てる。
S508:近接度Sの最小値Yが小さい情報共有セッションの順に残りの同期型情報共有サーバ2を情報共有セッション用として割り当てる。
第2のサーバ選択部26は、例えばステップS507で同期型情報共有サーバ2aが図4で説明した情報共有セッションに割り当てられたとすると、他の情報共有セッション用に同期型情報共有サーバ2b、2c、2dの何れかをサーバ選択ルーチン1の手順で選択する。サーバ割り当て部14は、第2のサーバ選択部26が選択した同期型情報共有サーバ2を情報共有セッション用として割り当てる。
S510:サーバ割り当て部14は、ステップS503で決定した仮サーバを情報共有セッション用に割り当てる。
競合が発生しない場合は、ステップS503で決定した仮サーバを情報共有セッション用に割り当てる。
次に、情報共有管理サーバ1が同期型情報共有サーバ2を選択するサーバ選択ルーチン3の手順を説明する。
図9は情報共有管理サーバ1の第3のサーバ選択部28が最適な同期型情報共有サーバ2を選択するサーバ選択ルーチン3のフローチャートである。
サーバ選択ルーチン1と同様に、図4の5台のクライアント端末20ca、20cb、20dc、20ec、20fbの間で情報共有セッションを行う場合について説明する。サーバ選択ルーチン3は近接度Sを算出後、近接度の平均値Zを算出する点がサーバ選択ルーチン1と異なる。それ以外はサーバ選択ルーチン1と同様であり、同様の処理については詳細な説明を省略する。
図9は本発明の実施形態において情報共有セッションの開催要求に応じて情報共有管理サーバ1が実行するサーバ選択ルーチン3の手順を説明するフローチャートである。
会議を主催する例えばクライアント端末20caは、情報共有セッションの開催要求とともに会議に招待する他のクライアント端末20cb、20dc、20ec、20fbおよび自らのIPアドレスを情報共有管理サーバ1に送信する。クライアント端末20caは、IPアドレスの代わりにURLまたはメールアドレスを送信しても良い。図9では、情報共有管理サーバ1が情報共有セッションの開催要求を受信し、第3のサーバ選択部28がサーバ選択ルーチン1を実行するところから説明する。
S301:アドレス取得部12は受信部25が受信した情報共有セッションの開催要求から、情報共有セッションに参加するクライアント端末20ca、20cb、20dc、20ec、20fbのIPアドレスを取得する。
S302:近接度算出部31は、情報共有セッションに参加するクライアント端末20と同期型情報共有サーバ2の通信帯域Wの情報を通信帯域記憶部15から取得する。
S303:近接度算出部31は、近接度Sを算出する。
S304:第3のサーバ選択部28は、近接度Sの平均値Zを算出する。
第3のサーバ選択部28は、同期型情報共有サーバ2毎に各クライアント端末20との近接度の平均値Zを算出する。近接度の平均値Zは、近接度の総和Xを情報共有セッションに参加するクライアント端末20の数で割った平均値である。クライアント端末20に算出した近接度の平均値Zを表4の最も下の行に示す。
Figure 2008225619
表4からわかるように、例えば、同期型情報共有サーバ2aの場合は、近接度の平均値Zは21.2である。
S305:第3のサーバ選択部28は、近接度の最小値が最大の同期型情報共有サーバ2を選択する。
第3のサーバ選択部28は、ステップS104で求めた近接度の平均値Zが最大の同期型情報共有サーバ2を選択する。表4に示す例では、同期型情報共有サーバ2aがZ=21.2であり最も大きい。
近接度の平均値Zは、近接度の総和Xを情報共有セッションに参加するクライアント端末20の数で割った平均値なので、近接度の総和Xが大きい場合でも情報共有セッションに参加するクライアント端末20の数が多いと近接度の平均値Zは小さな値になる。すなわち、クライアント端末20の数が多い場合は通信上の障害が多いことを意味している。
このように、近接度の平均値Zを用いると、情報共有管理サーバ1は情報共有セッションに参加するクライアント端末20の数を考慮して同期型情報共有サーバ2を選択することができるので、各クライアント端末20の間で高品質な映像や音声、文字情報等を共有することができる。
次に、複数の情報共有セッションを同時に行う場合について、情報共有管理サーバ1が同期型情報共有サーバ2を情報共有セッションに近接度の平均値に基づいて割り当てるサーバ割り当てルーチン3の手順を図10を用いて説明する。
サーバ割り当てルーチン1と共通の手順については説明を省略する。
S601:サーバ割り当て部14は、カウンタL=0とする。
S602:第3のサーバ選択部28は、サーバ割り当てルーチン3を実行する。
第3のサーバ選択部28は、図5で説明したサーバ割り当てルーチン3を実行する。
S603:サーバ割り当て部14は、仮サーバを決定する。
サーバ割り当て部14は、第3のサーバ選択部28がサーバ割り当てルーチン3で選択した同期型情報共有サーバ2を仮サーバに決定する。
S604:サーバ割り当て部14は、L=Nか、否か、判定する。
L=Nの場合、(ステップS604;Yes)、ステップS605に進む。
L≠Nの場合、(ステップS604;No)、ステップS620に進む。
S620:サーバ割り当て部14は、L=L+1とする。
サーバ割り当て部14は、L=L+1としステップS602に戻る。
S605:第3のサーバ選択部28は、競合があるか、否か、判定する。
第3のサーバ選択部28はステップS603で同じ同期型情報共有サーバ2を仮サーバに決定したか、否か、すなわち競合があるか、否か、を判定する。
競合がある場合、(ステップS605;Yes)、ステップS606に進む。
S606:第3のサーバ選択部28は、競合する情報共有セッション間で近接度Sの平均値Zを比較する。
第3のサーバ選択部28は、ステップS603で同じ同期型情報共有サーバ2を仮サーバに決定した情報共有セッションの近接度Sの平均値Zを比較する。
例えば、表4に示す例では情報共有セッションで同期型情報共有サーバ2aが仮サーバに選択された場合、近接度Sの平均値Z=21.2である。別の情報共有セッションで同様に近接度Sの平均値Zを算出し、Yが最大の同期型情報共有サーバ2aが選択されたものとする。第3のサーバ選択部28は、このときのZ=21.2より大きいか、否か、を比較する。
S607:第3のサーバ選択部28は、近接度Sの平均値Zが最も多い情報共有セッションにステップS603で決定した仮サーバを情報共有セッション用として割り当てる。
S608:第3のサーバ選択部28は、近接度Sの平均値Zが多い情報共有セッションの順に残りの同期型情報共有サーバ2を情報共有セッション用として割り当てる。
第3のサーバ選択部28は、例えばステップS607で同期型情報共有サーバ2aが図4で説明した情報共有セッションに割り当てられたとすると、他の情報共有セッションに同期型情報共有サーバ2b、2c、2dの何れかをサーバ選択ルーチン2の手順で割り当てる。
S610:第3のサーバ選択部28は、ステップS603で決定した仮サーバを情報共有セッション用に割り当てる。
競合が発生しない場合は、ステップS603で決定した仮サーバを情報共有セッション用に割り当てる。
なお、本実施形態では、第1のサーバ選択部22、第2のサーバ選択部26、第3のサーバ選択部28を備えた情報共有管理サーバ1について説明したが、本発明はこのような情報共有管理サーバ1に限定されるものではない。例えば、情報共有管理サーバ1は第1のサーバ選択部22、第2のサーバ選択部26、第3のサーバ選択部28の何れか2つを備え、サーバ選択手段切換部27で何れかを選択しても良い。あるいは、情報共有管理サーバ1は第1のサーバ選択部22、第2のサーバ選択部26、第3のサーバ選択部28の何れか1つを備え、サーバ選択手段切換部27を備えなくても良い。
以上このように本発明によれば、最も高品質の映像や音声、文字を伝送することが可能な同期型情報共有サーバを情報共有セッションに割り当てる分散型情報共有サーバシステムを提供できる。
本発明の第1の実施形態にかかる分散型情報共有サーバシステム100の全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態にかかる分散型情報共有サーバシステム100の全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態にかかる情報共有管理サーバ1の内部構成の一例を示すブロック図である。 図1の分散型情報共有サーバシステム100において、ローカルネットワーク220内の5台のクライアント端末20の間で情報共有セッションを行う例を説明する説明図である。 サーバ選択ルーチン1のフローチャートである。 サーバ割り当てルーチン1のフローチャートである。 サーバ選択ルーチン2のフローチャートである。 サーバ割り当てルーチン2のフローチャートである。 サーバ選択ルーチン3のフローチャートである。 サーバ割り当てルーチン3のフローチャートである。
符号の説明
1 情報共有管理サーバ
2 同期型情報共有サーバ
3 MFP
5 ルータ
7、8 経路
10 通信部
11 CPU
12 アドレス取得部
13 データ記憶部
14 サーバ割り当て部
15 通信帯域記憶部
19 表示部
20 クライアント端末
22 第1のサーバ選択部
23 記憶部
26 第2のサーバ選択部
27 サーバ割り当て手段切換部
28 第2のサーバ選択部
31 近接度算出部
100 分散型情報共有サーバシステム

Claims (15)

  1. 複数のルータと、
    複数の前記ルータにそれぞれ接続された複数のクライアント端末と、
    複数の前記クライアント端末が同時にアクセスすることによって複数の前記クライアント端末の間で情報共有セッションを可能にする前記ルータに接続された複数の同期型情報共有サーバと、
    複数の前記ルータに接続する通信経路を介して複数の前記同期型情報共有サーバをそれぞれ管理する情報共有管理サーバと、
    を有する分散型情報共有サーバシステムにおいて、
    前記情報共有管理サーバは、
    前記同期型情報共有サーバにアクセスする前記クライアント端末に割り当てられているアドレスを取得するアドレス取得手段と、
    前記クライアント端末と前記同期型情報共有サーバとの間でそれぞれ通信する場合の通信帯域の情報を予め記憶する通信帯域記憶手段と、
    前記アドレス取得手段が取得したアドレスと前記通信帯域記憶手段が記憶する前記通信帯域の情報に基づいて、複数の前記同期型情報共有サーバの一つを前記情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てるサーバ割り当て手段と、
    を有することを特徴とする分散型情報共有サーバシステム。
  2. 前記情報共有管理サーバは、
    前記アドレス取得手段が取得したアドレスと前記通信帯域記憶手段が記憶する前記通信帯域の情報に基づいて、近接度を算出する近接度算出手段を有し、
    前記サーバ割り当て手段は、
    前記近接度算出手段が算出した近接度に基づいて、複数の前記同期型情報共有サーバの一つを前記情報共有のための同期型情報共有サーバとして割り当てる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の分散型情報共有サーバシステム。
  3. 前記クライアント端末と前記同期型情報共有サーバの間の通信経路に含まれる前記ルータの数をn、
    前記クライアント端末と前記クライアント端末を接続するルータとの間の通信帯域をW(1)、
    前記同期型情報共有サーバと前記同期型情報共有サーバを接続するルータとの間の通信帯域をW(2)、
    n≧2のとき、前記クライアント端末を接続する前記ルータと前記同期型情報共有サーバを接続する前記ルータとの間に経由する各ルータ間の通信帯域を順にW(n+1)とし、
    前記クライアント端末と前記同期型情報共有サーバの間の近接度をS、
    とした場合、
    前記近接度算出手段は、式(A)に基づいて近接度を算出することを特徴とする請求項2に記載の分散型情報共有サーバシステム。
    Figure 2008225619
  4. 前記情報共有管理サーバは、
    前記近接度算出手段が算出した前記近接度の総和を前記同期型情報共有サーバ毎に算出し、前記総和が最大の前記同期型情報共有サーバを選択する第1のサーバ選択手段を有し、
    前記サーバ割り当て手段は、
    前記第1のサーバ選択手段が選択した前記同期型情報共有サーバを前記情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てる、
    ことを特徴とする請求項2乃至3の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
  5. 前記サーバ割り当て手段は、
    前記第1のサーバ選択手段が選択した前記同期型情報共有サーバが、すでに他の情報共有セッションの同期型情報共有サーバとして選択されているとき、
    前記第1のサーバ選択手段が算出した前記近接度の総和が最も大きい情報共有セッションに、前記第1のサーバ選択手段が選択した前記同期型情報共有サーバを前記情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の分散型情報共有サーバシステム。
  6. 前記情報共有管理サーバは、
    前記近接度算出手段が算出した前記近接度の最小値を前記同期型情報共有サーバ毎に算出し、前記最小値が最も大きい前記同期型情報共有サーバを選択する第2のサーバ選択手段を有し、
    前記サーバ割り当て手段は、
    前記第2のサーバ選択手段の選択した前記同期型情報共有サーバを前記情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てる、
    ことを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
  7. 前記サーバ割り当て手段は、
    前記第2のサーバ選択手段が選択した前記同期型情報共有サーバが、すでに他の情報共有セッションの同期型情報共有サーバとして選択されているとき、
    前記第2のサーバ選択手段が算出した前記近接度の最小値が最も小さい情報共有セッションに、前記第2のサーバ選択手段が選択した前記同期型情報共有サーバを前記情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の分散型情報共有サーバシステム。
  8. 前記情報共有管理サーバは、
    前記近接度算出手段が算出した前記近接度の総和を前記同期型情報共有サーバ毎に算出した後、該総和を前記情報共有セッションに参加する前記クライアント端末の数で割った平均値を前記同期型情報共有サーバ毎に算出し、該平均値が最大の前記同期型情報共有サーバを選択する第3のサーバ選択手段を有し、
    前記サーバ割り当て手段は、
    前記第3のサーバ選択手段の選択した前記同期型情報共有サーバを前記情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てる、
    ことを特徴とする請求項2乃至7の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
  9. 前記サーバ割り当て手段は、
    前記第3のサーバ選択手段が選択した前記同期型情報共有サーバが、すでに他の情報共有セッションの同期型情報共有サーバとして選択されているとき、
    前記第3のサーバ選択手段が算出した前記近接度の平均値が最も大きい情報共有セッションに、前記第3のサーバ選択手段が選択した前記同期型情報共有サーバを前記情報共有セッションのための同期型情報共有サーバとして割り当てる、
    ことを特徴とする請求項8に記載の分散型情報共有サーバシステム。
  10. 前記情報共有管理サーバは、
    前記第1のサーバ選択手段と前記第2のサーバ選択手段と前記第3のサーバ選択手段の何れか一つを、同期型情報共有サーバを選択するサーバ選択手段として機能させるサーバ選択手段切換手段、を有することを特徴とする請求項9に記載の分散型情報共有サーバシステム。
  11. 前記情報共有管理サーバは、
    SIP(Session Initiation Protocol)に基づいて、前記クライアント端末からの通信開始要求を前記サーバ割り当て手段が割り当てた同期型情報共有サーバに転送することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
  12. 前記同期型情報共有サーバは複合多機能端末であることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
  13. 前記情報共有セッションにおいて、
    前記同期型情報共有サーバを介して前記クライアント端末の間で文字情報を共有することを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
  14. 前記情報共有セッションにおいて、
    前記同期型情報共有サーバを介して多地点に配置された前記クライアント端末の間で音声を同期して配信することを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
  15. 前記情報共有セッションにおいて、
    前記同期型情報共有サーバを介して多地点に配置された前記クライアント端末の間で映像と音声を同期して配信することを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の分散型情報共有サーバシステム。
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