JP2008223276A5 - - Google Patents

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シャッタ装置
本発明は、スラットカーテンを巻取体に巻取ったり、巻取体からスラットカーテンを巻き下ろす方式をもつシャッタ装置に関する。
従来、左右方向に延設されたスラットを高さ方向に沿って複数個並設して形成されたスラットカーテンと、巻取体とを備えるシャッタ装置が開示されている(特許文献1)。巻取体が一方向へ回転すると、スラットカーテンが巻取体の外周部に巻き取られる。巻取体が逆方向へ回転すると、巻取体の外周部に巻き取られているスラットカーテンが巻き下ろされる。
更に、スラットカーテンが閉じている状態において、そのスラットカーテンの下端部に設けられている座板の斜め外側上方への変位量を規制し、且つ真っ直ぐ上方への変位を規制しない受け部材を取り付けたシャッタ装置が開示されている(特許文献2)。このものによれば、スラットカーテンが閉じているとき、侵入者が室外からバールをスラットカーテンの下端部の座板と下枠との間に差し込んで、座板を斜め外方に変位させることを防止することができる。
更に、シャッタ枠の縦枠に受け部材を取り付け、座板に当接部材を取り付け、座板をバールでこじって錠装置を解錠状態とし、この状態からスラットカーテンを上方に移動させると、当接部材が受部材に当接するようにさせたシャッタ装置が開示されている(特許文献3,4)。
特開2005−61138号公報 特許第3843396号公報 特開2005−42321号公報 特開2005−42322号公報
上記したシャッタ装置においては、スラットカーテンが閉じている状態において、侵入者によりバール等の攻撃に対する防犯性を向上させることができる。しかしシャッタ装置では、防犯性を更に向上させることがますます要請されている。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、スラットカーテンが閉じている状態において、侵入者によりバール等の差込具による攻撃に対する防犯性を向上させることができるシャッタ装置を提供することを課題とするにある。
様相1に係るシャッタ装置は、(a)巻取り可能なスラットカーテンと、(b)一方向への回転に伴い前記スラットカーテンを巻取り、逆方向への回転に伴い前記スラットカーテンを巻き下ろす巻取体と、(c)巻取体を回転させる駆動機構と、(d)スラットカーテンの下端部に設けられている座板と、(e)スラットカーテンを閉じるとき座板に対面可能な下枠とを具備するシャッタ装置において、
スラットカーテンは、左右方向に延設され且つ高さ方向に沿って並設された複数のスラットを具備しており、
板は、枠に向けて開放された挿入溝をもち、下枠は、座板の挿入溝に挿入される第1突出壁部と、第1突出壁部よりも室内側に位置するように第1突出壁部に対向すると共に第1突出壁部の頂上部よりも高さが高い第2突出壁部とを備えており
座板は、第1突出壁部の両側に分岐すると共に第1突出壁部よりも室外側に位置する第1脚部と第1突出壁部よりも室内側に位置する第2脚部とを備え、第2脚部は、室外側に向けて突出しシャッタ全閉時に前記下枠に当接する着地部を備えることを特徴とするものである。
本様相に係るシャッタ装置によれば、侵入者がバール等の差込具を座板と下枠との間に第1突出壁部を越えて差し込んだとしても、バール等の差込具の先端が第2突出壁部に当たる。このためバール等の差込具の差込量が制約される。故に、バール等の差込具でモーメントを発生させてスラットカーテンをこじ開ける力を小さく抑えることができ、侵入者による侵入行為を抑えることができる。
様相に係るシャッタ装置によれば、第1突出壁部の頂上部の高さ位置よりも、第2突出壁部の頂上部の高さ位置が高く設定されている。この場合、侵入者がバール等の差込具を座板と下枠との間に第1突出壁部を越えて差し込んだとしても、バール等の差込具の先端が第2突出壁部に当たり易くなる。このためバール等の差込具の差込量が制約される。故に、バール等の差込具でモーメントを発生させてスラットカーテンをこじ開ける力を一層小さく抑えることができ、侵入者による侵入行為を一層抑えることができる。
様相に係るシャッタ装置によれば、好ましくは、第1突出壁部と第2突出壁部との間における最短方向の間隔距離は、スラットの長手方向に対して交差する方向の幅寸法よりも短く設定されている。この場合、侵入者がバール等の差込具を座板と下枠との間に差し込んだとしても、バール等の差込具の差込量が確実に制約されるため、侵入行為を一層抑えることができる。
本発明によれば、スラットカーテンが閉じている状態において、侵入者によりバール等の差込具の攻撃に対する防犯性を向上させることができる。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1について図1〜図13を参照して具体的に説明する。図面の複雑化を避けるため、ハッチングを省略している。
(全体構成)
図1は、建築物等の構造物に据え付けられるシャッタ装置の正面図を模式的に示す。シャッタ装置は、スラット6を高さ方向に沿って複数個並設して形成されたスラットカーテン1と、スラットカーテン1を巻き取る巻取体2と、巻取体2を回転させる駆動機構の主要素であるモータ3と、巻取体2を回転可能に保持する横フレーム4と、スラットカーテン1の両側の側方に設けられた2個の縦支柱5(基体)とを備えている。図1に示すように、縦支柱5間には下枠500が配置されている。モータ3を制御するスイッチ(図示せず)が設けられている。回転中心2xを中心として巻取体2がモータ3により一方向へ回転すると、スラットカーテン1は巻取体2に巻取られ、モータ3により巻取体2が逆方向へ回転すると、巻取体2からスラットカーテン1が巻き下される。縦支柱5は、スラットカーテン1の端部の昇降を案内する。スラット6は、2個の縦支柱5間において、左右方向(L方向)に沿って延設されている。図1はあくまでも模式図であり、スラット6の数は図1に限定されるものではない。巻取体2またはモータ3には、巻取体2の回動を不能とするブレーキ部20が設けられている。
図1に示すように、スラットカーテン1の左右両側には、チェーン状の線状連結部材7がそれぞれ設けられている。線状連結部材7は、シャッタ装置の高さ方向(矢印H方向)に隣設する各スラット6の端部同士を連結すると共に、高さ方向(矢印H方向)に沿って伸縮可能とされている。図2に示すように、縦支柱5には、線状連結部材7が昇降方向に移動する主案内通路50と、主案内通路50を形成する主レール部51とが設けられている。主案内通路50および主レール部51は高さ方向(矢印H方向)に沿って延設されている。主レール部51の上部は案内用の拡開部51pをもつ。線状連結部材7は、主案内通路50内を主レール部51に沿って高さ方向(矢印H方向)に移動できる。
図2は図1のII−II線に沿った矢視図を示し、主として線状連結部材7を示す。図3は図1のIII−III線に沿った矢視図を示し、主としてスラット6を示す。図2に示すように、線状連結部材7は、縦長形状をもつ第1リンク71と、高さ方向に隣設する第1リンク71を回動可能に枢支する縦長形状をもつ第2リンク72と、第1リンク71の上端部および下端部にそれぞれ設けられ高さ方向(矢印H方向)に延びる長孔73と、第2リンク72に設けられた突起状の嵌合ピン74(嵌合体)とをもつ。線状連結部材7の上端部7uは、接続部としての第1ボルト75および第2ボルト76により巻取体2の外周面2pに接続されている。第1ボルト75は第2ボルト76よりも下側に位置し、第2ボルト76は第1ボルト75よりも上側に位置する。線状連結部材7のうち第1ボルト75よりも下方の部位は、線状連結部材7のうち巻取体2の外周面2pに対して離脱方向(矢印HB方向)に離脱することができる。線状連結部材7のうち第1ボルト75の直下の部位は、線状連結部材7のうち巻取体2の外周面2pに対して離脱方向(図2に示す矢印HB方向)に離脱させる起点となる起点部位77に相当する。従って、巻取体2が巻き下ろし方向(矢印A2方向)に回動すると、線状連結部材7のうち起点部位77よりも下方の部位は、巻取体2の外周面2pに対して離脱できる。なお、線状連結部材7のうち第1ボルト75と第2ボルト76との中間部位7mは、巻取体2の外周面2pに対して離脱することができない。第1リンク71は、スラット6の左右方向における端部に一体的にスラット6に対して枢支ピン6w(連結要素)により回動可能に連結されている。従って第1リンク71に対してスラット6は枢支ピン6wを回転中心として回動可能とされている。
図2において、モータ3により巻取体2がこれの回転中心2xの回りで巻取方向(矢印A1方向)に回動すると、線状連結部材7は上方(矢印H1方向)に移動し、巻取体2の外周面2pに次第に巻き取られる。これに対してモータ3が逆動して巻取体2がこれの回転中心2xの回りで巻下ろし方向(矢印A2方向)に回動すると、線状連結部材7は下方向(矢印H2方向)に移動し、巻取体2の外周面2pから巻き下ろされる。図4(A)(B)(C)は線状連結部材7の作用を示す。図4に示すように、嵌合ピン74は、長径および短径をもつ長孔73に嵌合している。嵌合ピン74は、長孔73において、長孔73の長径方向(矢印B方向)に沿って移動可能とされている。ここで、図4(B)に示すように、第1リンク71に矢印B1方向(上向き)に引張力が作用すると、第1リンク71が長孔73の長径方向の一方(矢印B1方向)に向けて相対移動し、嵌合ピン74が相対移動して長孔73の一端側73aに位置することになる。この結果、図4(B)に示すように、第1リンク71の端71c同士が離間するため、線状連結部材7は高さ方向(矢印H方向)に伸張され、線状連結部材7は伸張位置とされる。このように線状連結部材7が伸張されているときには、図4(C)に示すように、第1リンク71同士は矢印R1方向に撓むことができ、線状連結部材7は巻取体2の外周面2pに巻き取り可能となる。これに対して、図4(A)に示すように、矢印B2方向(下向き)の押込力が第1リンク71に作用すると、第1リンク71が長孔73の長径方向の他方(矢印B2方向)に向けて相対移動する。この結果、嵌合ピン74が相対移動して長孔73の他端73c側に移動する。すると図4(A)に示すように、第1リンク71の端71c同士が接近するため、線状連結部材7はその長さ方向に収縮され、線状連結部材7は収縮位置に切り替えられる。
図4(A)(B)(C)に示すように、線状連結部材7の第2リンク72には、プレート状の回動規制部78が折曲により一体的に設けられている。回動規制部78は、隣設するスラット6間に配置されている。回動規制部78は、線状連結部材7のうち室外12側というよりも、室内10側に配置されている。図4(A)は、スラットカーテン1が閉じているとき、つまり、線状連結部材7が高さ方向(矢印H方向)に収縮されて収縮位置とされている状態を示す。このように収縮位置では、図4(A)に示すように、第1リンク71の部位71xと回動規制部78との間隔がΔL1となり、第1リンク71の部位71xが回動規制部78に接近している。このため、隣設する第1リンク71同士が嵌合ピン74を回転中心として矢印R1方向に相対回動しようとしても、第1リンク71の部位71xが回動規制部78に直ちに当接する。このため、一方向(矢印R1方向)への第1リンク71同士の相対回動は制限されている。同様に、隣設する第1リンク71同士が嵌合ピン74を回転中心として他方向(矢印R2方向)に相対回動しようとしても、図4(A)から理解できるように、第1リンク71の端71cが回動規制部78に直ちに当接する。この結果、スラットカーテン1が閉じているとき、回動規制部78は、互いに隣設する第1リンク71同士の相対回動を制限する。例えば、第1リンク71同士は例えば角度3〜5度程度しか矢印R1,R2方向に相対回動できない。従って、スラットカーテン1が閉じているとき、線状連結部材7は高剛性状態(収縮位置)に切り替えられており、線状連結部材7の剛性が回動規制部78により高まり、ひいてはスラットカーテン1の剛性が高まり、防犯性が高くなる。従って、回動規制部78をもつ第2リンク72は、剛性強化手段として機能できる。ここで、スラットカーテン1が全閉じのときには、巻取体2がブレーキ部20により回転不能に拘束されている。この場合、侵入者がスラットカーテン1を矢印H1方向にこじ開けようとしても、線状連結部材7は高剛性化され、撓むことが抑えられているため、スラットカーテン1を巻取体2に巻き取ることができず、スラットカーテン1の持ち上げが抑えられ、防犯性が高まる。
図4(B)は、線状連結部材7が高さ方向(矢印H方向)に伸張されて伸張位置に設定されている状態を示す。このときには、図4(B)に示すように、第1リンク71の部位71xが回動規制部78からΔL2(ΔL2>ΔL1)離間している。このため、隣設する第1リンク71同士が嵌合ピン74を回転中心として矢印R1方向に相対回動しようとすると、第1リンク71の部位71xが回動規制部78に当接するまで、第1リンク71は矢印R1方向に相対回動することができる。従って、第1リンク71同士を例えば回動角度60度程度まで回動でき、線状連結部材7の可撓性を確保することができる。この結果、スラットカーテン1を巻取体2の外周面2pに容易に巻き取ることができる。ここで、スラットカーテン1を巻取体2に巻き取りときには、巻取体2が巻取方向(図2の矢印A1方向)に回転するため、線状連結部材7の第1リンク71は上向き(矢印B1方向)に引張られ、結果として線状連結部材7は伸張される。このような伸張位置では、線状連結部材7の剛性が低下し、線状連結部材7は高い可撓性をもつ。ひいてはスラットカーテン1の剛性が低下し、可撓性が高まる。従って、スラットカーテン1を良好に巻取体2の外周面2pに巻き取ることができる(図4(C)参照)。
図2において、巻取体2の回転中心を水平方向に通る仮想水平線HAを設定する。前記したように、起点部位77は、線状連結部材7のうち巻取体2の外周面2pに対して離脱する起点となる。ここで、スラットカーテン1が全閉状態または疑似全閉状態のときには、図2に示すように、起点部位77は、仮想水平線HAにまたは仮想水平線HAよりも下方に配置されるように設定されている。即ち、線状連結部材7の起点部位77、つまり、第1ボルト75の直下の部位は、巻取体2の回転中心2xを水平方向に通る仮想水平線HAにまたは仮想水平線HAよりも下方に配置されるように、第1リンク71の個数が設定されている。このような本実施形態によれば、図2に示すように、スラットカーテン1が全閉状態または疑似全閉状態となるときには、起点部位77は、仮想水平線HAよりも上方に配置されることが防止される。この結果、線状連結部材7の最上部の第1リンク71(71U)が巻取体2の外周面2pに巻取状態に配置されることがなくなる。このため、スラットカーテン1が全閉状態または疑似全閉状態となるときには、線状連結部材7は収縮状態となるため、線状連結部材7の剛性が高まり、巻取体2が線状連結部材7の最上部の第1リンク71を持ち上げることが防止される。この結果、線状連結部材7を下方に作用させる押込方向の力FAを線状連結部材7に作用させることができる。更に、スラットカーテン1が閉じているときには、線状連結部材7の第1リンク71および第2リンク72が互いに接近するように、線状連結部材7には下向きの重力が作用する。この結果、線状連結部材7が伸張位置(可撓性状態)になることが防止される。従って、スラットカーテン1が全閉状態または疑似全閉状態となるときには、線状連結部材7の第1リンク71同士を接近させ、線状連結部材7をこれの収縮位置(高剛性状態,図4(A)参照)に容易に設定することができる。このように線状連結部材7がこれの収縮位置に設定されているときには、前述したように、線状連結部材7は高剛性化しており、ひいてはスラットカーテン1の剛性が高められ、侵入者に対する防犯性が高められている。ここで、スラットカーテン1が全閉状態または疑似全閉状態のときには、ブレーキ部20により巻取体2は非回転状態に拘束されている。このため、仮に侵入者がスラットカーテン1を上方(矢印H1方向)に持ち上げて開放させようとしても、スラットカーテン1は持ち上がらず、つまりスラットカーテン1は開放せず、防犯性が高められている。
次に、図5〜図7を参照してスラット6について説明を加える。図5に示すように、スラット6の上側には、凸状の上側嵌合部60が形成されている。スラット6の下側には、凹状の下側嵌合部61が形成されている。上側嵌合部60は、上側に隣設するスラット6の下側嵌合部61に対して嵌合可能および離脱可能とされている。下側嵌合部61は、下側に隣設するスラット6の上側嵌合部60に対して嵌合可能および離脱可能とされている。
図5(C)は、スラットカーテン1が開放または閉鎖方向に移動するときにおけるスラット6の嵌合状態を示す。スラットカーテン1が開放または閉鎖方向に移動するときには、上記したように線状連結部材7は伸張状態(可撓状態)にされており、線状連結部材7の第1リンク71同士の離間距離は大きめとされている。このため第1リンク71に接続されているスラット6同士の高さ方向(矢印H方向)における離間距離も大きめとされている。この結果、スラットカーテン1が開放または閉鎖方向に移動するときには、図5(C)に示すように、スラット6の下側嵌合部61と上側嵌合部60とは隣設するものの、嵌合していないか、あるいは、嵌合度がかなり低い。この場合、互いに隣設するスラット6同士は矢印R3方向に相対回動することができるため、スラットカーテン1の剛性は低く、スラット6を巻取体2の外周面2pに巻き取ることができる。
これに対して、図5(A)および図5(B)は、スラットカーテン1が全閉じのときにおけるスラット6を示す。スラットカーテン1が全閉じ状態であるときには、上記したように線状連結部材7は収縮状態(高剛性状態)にされており、線状連結部材7の第1リンク71同士の離間距離は少な目とされている。従って、第1リンク71に接続されているスラット6同士が高さ方向において互いに接近する。従って、図5(A)および図5(B)に示すように、高さ方向(矢印H方向)に互いに隣設するスラット6の上側嵌合部60とが下側嵌合部61と互いに嵌合し、スラット6同士の嵌合量が増加する。このため、隣設するスラット6同士が矢印R3,R4方向へ相対回動することが阻止される。この結果、隣設するスラット6の境界における剛性が高まる。ひいてはスラットカーテン1の剛性が高まる。換言すると、線状連結部材7が伸張している伸張位置にあるときには、線状連結部材7は低い剛性をもち、可撓性を有するため、スラット6の上側嵌合部60と下側嵌合部61とが相対回動可能となるように、線状連結部材7はスラットカーテン1を設定することができる。これに対して線状連結部材7が収縮している収縮位置にあるときには、線状連結部材7は高い剛性をもち、従って、互いに隣設するスラット6の上側嵌合部60と下側嵌合部61との相対回動が制限されるように、線状連結部材7はスラットカーテン1を設定することができる。故に、スラットカーテン1が閉じているとき(図5(A)(B)参照)、スラット6の上側嵌合部60とスラット6の下側嵌合部61とが嵌合量大で嵌合するため、スラットカーテン1の剛性が高まり、防犯性が高められている。
更に本実施形態によれば、スラットカーテン1が巻き下ろされている状態において、高さ方向(矢印H方向)において互いに隣設するスラット6間の境界63に対する防犯性が高められている。即ち、高さ方向において互いに隣設するスラット6間の段差を抑える段差抑制構造が設定されている。段差抑制構造について説明を加える。
図5(C)に示すように、スラットカーテン1のスラット6が昇降している途中においては、スラット6の上側嵌合部60と下側嵌合部61との境界では、段差が形成されている。しかしスラットカーテン1が閉じているとき(全閉状態または疑似全閉状態)には、段差抑制構造が採用されている。即ち、図5(B)に示すように、スラット6の上側嵌合部60および下側嵌合部61が互いに嵌合しつつも、室外12側において上側嵌合部60と下側嵌合部61との間の境界63における段差が抑えられている。具体的には、段差は2ミリメートル以下、1ミリメートル以下、殊に実質的に0とされていることが好ましい。ここで、仮に、段差が発生していると、侵入者は、段差を利用してバール等の差込具100を『てこ』として使用して、スラット6の上側嵌合部60と下側嵌合部61との境界63を無理やりこじ開けるおそれがある。そこで本実施形態によれば、スラットカーテン1が巻き下ろされている状態(閉じ状態)において、図5(B)に示すように、スラット6の上側嵌合部60および下側嵌合部61が互いに嵌合しつつも、室外12側において、上側嵌合部60と下側嵌合部61との間の境界63における段差が抑えられている。従って、侵入者が段差を利用してバール等の差込具100で上側嵌合部60と下側嵌合部61との境界63をこじ開けることが抑制されており、防犯性が優れている。
換言すると、スラットカーテン1が巻き下ろされている状態において、図5(B)および図6に示すように、スラット6の下側嵌合部61には、室外12側において係合壁体64が下向きに延設されている。スラット6の上側嵌合部60には、室外12側において凹状部65が上向きに延設されている。ここで図6に示すように、凹状部65の溝深さh1と係合壁体64の厚みt1とは、実質的に同じ値に設定されている。この結果、スラットカーテン1が閉じており、スラット6の上側嵌合部60および下側嵌合部61が嵌合しているとき、係合壁体64と凹状部65とがフラット状態に係合している。即ち、スラットカーテン1が巻き下ろされている状態(閉じ状態)において、上側嵌合部60の室外12側の表出面60aと、下側嵌合部61の室外12側の表出面61aとの境界63が実質的にフラットとされている。従って、侵入者が段差を利用してバール等の差込具100で上側嵌合部60と下側嵌合部61との境界63をこじ開けることが抑制されており、侵入者に対する防犯性が更に高められている。
更に本実施形態によれば、隣設するスラット6間の境界63の隙間幅を抑制する隙間抑制構造が設定されている。即ち、スラットカーテン1が巻き下ろされている状態(閉じ状態)において、図5(B)および図6に示すように、スラット6の上側嵌合部60および下側嵌合部61が互いに嵌合しつつも、室外12側において上側嵌合部60と下側嵌合部61との間の境界63における隙間の隙間幅は、1.5ミリメートル以下、1ミリメートル以下に、殊に実質的にゼロとなるように抑えられている。換言すると、侵入者が存在する室外12側において、スラット6の上側嵌合部60と下側嵌合部61との間の境界63における隙間が抑えられている。従って、侵入者が隙間を利用してバール等の差込具100で上側嵌合部60と下側嵌合部61との境界63をこじ開けることが抑制されており、侵入者に対する防犯性が更に高められている。
万一、係合壁体64の先端部64cと凹状部65の基端部65cとの間に微小な隙間が侵入行為により形成されたとしても、係合壁体64の厚みt1は薄いため(例えば3ミリメートル以下、2ミリメートル以下)、係合壁体64の先端部64cにバール等の差込具100の先端が引っかかることが抑制される。この意味においても防犯性が更に高められている。また、万一、バール等の差込具100により、係合壁体64の先端部64cと凹状部65の基端部65cとの間に微小隙間が侵入行為により形成されたとしても、本実施形態によれば、図5(B)および図7に示すように、スラット6の上側嵌合部60のうち室外12側には、鉛直方向にほぼ沿った直立障壁66が立設されている。スラットカーテン1が巻き下ろされている状態(全閉じ状態)において、直立障壁66は、スラット6の上側嵌合部60と下側嵌合部61との嵌合部分において、鉛直方向(矢印P方向)に沿って延設されている。直立障壁66は係合壁体64の内側に位置しており、係合壁体64により覆われている。この結果、万一、侵入者がバール等の差込具100で、スラット6の上側嵌合部60と下側嵌合部61との境界63をこじ開けたとしても、図5(B)および図6に示すように、直立障壁66は、バール等の差込具100の侵入に対して障壁となる。故に、バール等の侵入は、スラット6の直立障壁66により防止される。
更に本実施形態によれば、防犯の万全を図るため、嵌合部回動拘束部67がスラット6に設けられている。嵌合部回動拘束部67は、スラットカーテン1が巻き下ろされている状態(全閉状態または疑似全閉状態)において、互いに隣設するスラット6の上側嵌合部60と下側嵌合部61との相対回動を拘束する機能をもつ。嵌合部回動拘束部67は、スラット6の上側嵌合部60に設けられたフック爪状のストッパ部68と、下側嵌合部61においてストッパ部68に当接可能に設けられフック爪状の被ストッパ部69とをもつ。スラットカーテン1が閉じられているとき、ストッパ部68および被ストッパ部69は、境界63の上方に位置している。
スラットカーテン1が閉じられている状態では、図6に示すように、ストッパ部68と被ストッパ部69とは互いに非接触状態である。これに対して、スラットカーテン1が閉じられている状態のときにおいて、室外12側からバール等の差込具100が上側嵌合部60と下側嵌合部61との境界63を侵入方向(矢印X1方向)に過剰に加圧しようとするときには、図7に示すように、室内10側のストッパ部68が室内10側の被ストッパ部69に当接して係合する。このため、スラット6の上側嵌合部60と下側嵌合部61との矢印R4方向へのこれ以上の相対回動が抑えられる。従って、スラット6の嵌合部分における剛性が更に高められている。すなわち、隣設するスラット6の境界63における剛性が高められている。この意味においてもスラットカーテン1の剛性が高められている。
なお、スラット6を巻取体2に巻き付けるとき等のようにスラット6が高さ方向(矢印H方向)に移動している途中では、図5(C)に示すように、ストッパ部68と被ストッパ部69とは互いに離脱して非接触状態とされており、隣設するスラット6は相対回動可能とされている。即ち、スラット6が巻き上げ方向に移動しているとき、嵌合部回動拘束部67は、上側嵌合部60と下側嵌合部61との相対回動を許容する。
図8および図9に示すように、スラット回動機構8が縦支柱5に取り付けられている。縦支柱5は、高さ方向(矢印H方向)に沿って延設された主案内通路50および主レール部51をもつ他に、副案内通路53と、副案内通路53を形成する副レール部54とをもつ。副案内通路53は主案内通路50と平行に高さ方向(矢印H方向)に沿って並設されている。主レール部51と副レール部54とを繋ぐように、案内部55が縦支柱5に取り付けられている。案内部55は副レール部54に繋がる。副案内通路53と主案内通路50とは連通路53x(図10参照)により連通されている。
スラットカーテン1が巻き下ろされている途中では、図5(C)に示すように、上側嵌合部60と下側嵌合部61との嵌合量は低下していると共に、ストッパ部68と被ストッパ部69は離脱して非接触状態とされており、スラット6同士は相対回動可能とされている。ここで、捻りコイルバネで形成された閉鎖バネ89(図8参照)が各スラット6に設けられている。この閉鎖バネ89の付勢力により、スラット6は常時、閉鎖するように付勢されている。上記したスラット回動機構8は、スラットカーテン1を構成するスラット6を通風可能となる方向に回動させる機能をもつ。以下、スラット回動機構8について説明を加える。図8に示すように、スラット6の端部6fには、第1リンク71と共に、回動リンク57(スラット6を横向きに回動させるための回動体)が設けられている。回動リンク57は、スラット6と一体回動するようにスラット6の端部6fに枢支ピン6wにより一体的に取り付けられている。回動リンク57には、被案内子として機能する被案内ピン59が横向きに突出されている。被案内ピン59は転動可能でも、非転動構造でも良い。ここで、巻取体2にスラットカーテン1が巻き取られている状態において、モータ3が一方向(巻下ろし方向)に駆動すると、巻取体2が巻き下ろし方向に回動し、巻取体2に巻かれているスラットカーテン1が下方向(矢印H2方向)に向けて巻き下ろされる。ここで、被案内ピン59が主案内通路50に進入しようとするとき、被案内ピン59が通過する通過位置KA(図8参照)が縦支柱5に設けられている。
スラット回動機構8は、カム案内面81(案内面)をもつ作動体としてのカム80と、カム80を作動させるアクチェエータ85とを備えている。カム80は、アクチェエータ85は電磁ソレノイドで形成されているが、モータ機構、空気圧シリンダを利用して形成しても良い。図8に示すように、カム80は、カムピン88を回動中心として退避方向(矢印E2方向),突出方向(矢印E3方向)に回動できる。アクチェエータ85の取り付けられている駆動ロッド86には、連結ピン86eおよびカムリターンバネ87を介してカム80が連結されている。カムリターンバネ87により、常時、カム80は退避方向(矢印E2方向)に付勢されているため、通常の状態では、カム80は退避位置MAに待機している。
上記したカム80が退避位置MAに退避している場合において、巻取体2に巻かれているスラットカーテン1が下方向(矢印H2方向)に巻き下ろされるときには、スラット6の被案内ピン59は、カム80のカム案内面81に当接せず、主案内通路50に沿って下方向(矢印H2方向)に移動する。この結果、スラット6は縦向き状態、つまり閉じた状態で下方向(矢印H2方向)に移動する。閉鎖バネ89により各スラット6は、常に閉鎖する方向(通気開口6eを形成しない方向)に付勢されているためである。従って、スラットカーテン1が閉じたとき、全てのスラット6は縦向きで閉じた状態とされる。
これに対して、スラットカーテン1の通風性、採光性等を確保する場合には、巻取体2に巻かれているスラットカーテン1が下方向(矢印H2方向)に巻き下ろされるときに、使用者はスイッチを操作して、アクチェエータ85をオン作動させる。すると、アクチュエータ85により駆動ロッド86が駆動方向(図8の矢印E1方向)に移動するため、カムリターンバネ87に抗してカム80がカムピン88を回動中心としてカム突出方向(図8の矢印E3方向)回動し、カム80のカム案内面81が通過位置KAに突出する。この状態において、スラット6の被案内ピン59が下降して通過位置KAを通過するとき、図9から理解できるように、被案内ピン59は、カム80のカム案内面81に沿って主案内通路50から副案内通路53に横方向(図9の矢印S1方向)に案内される。この結果、回動リンク57は、通風方向(図9の矢印F1方向)に、スラット6と共に枢支ピン6wを回転中心として回動する。この結果、スラット6が横向きとなり、スラット6間に通気開口6e(図9参照)が形成される。そして、被案内ピン59は下降しつつ副案内通路53を通過し、縦支柱5の副レール部54に沿って下方(矢印H2方向)に移動する。このためスラット6は、通風可能位置つまり横向きとされた状態で下方(矢印H2方向)に移動する。この結果、スラットカーテン1が全閉とされている状態であっても、スラットカーテン1の上部側のスラット6は、通風可能位置つまり横向きとなる。故に、視認開口を兼ねる通気開口6eが形成される。
ところで、スラットカーテン1を上方向(矢印H1方向)に引張っるように動作させるときに、アクチュエータを駆動させてカムによりスラットを横向きとし、通気開口を形成する方式も考えられる。しかしながらこの場合には、通気開口を形成するときに、スラットカーテンを上向きに引っ張ることが必要とされるため、線状連結部材も上向きに引っ張られる傾向となる。前述したように線状連結部材に上向きの引張力が作用すると、線状連結部材7が伸張位置となり易く、線状連結部材7の剛性が低下し易く、ひいては防犯性が万全でなくなるおそれがある。この点について本実施形態によれば、通気開口6eを形成するにあたり、前述したように、巻取体2に巻かれているスラットカーテン1が下方向(矢印H2方向)に巻き下ろされるときに、カム80によりスラット6を横向きとする方式が採用されている。このため本実施形態によれば、通気開口6eを形成するとき、線状連結部材7に下向きの押し込み力がそのまま作用するため、線状連結部材7が収縮位置となり、線状連結部材7の高い剛性が維持され、ひいては良好な防犯性が維持される。
また、巻き下がっているスラットカーテン1を巻取体2にモータ3で巻き上げるときには、使用者はスイッチを操作してモータ3を逆動させる。これによりモータ3が駆動するため、巻取体2が巻上方向に回動し、線状連結部材7およびスラット6が巻取体2の外周面2pに次第に巻き上げられる。このとき、横向きとされていたスラット6の被案内ピン59は、副案内通路53を上方(矢印H1方向)に移動する。被案内ピン59が副案内通路53の上端部53uに至ると、被案内ピン59は、副レール部54から解除される。このとき、閉鎖バネ89の付勢力は、常時、スラット6を閉鎖させる方向に付勢している。このため、閉鎖バネ89の付勢力により、スラット6は、通気開口6eを消失させる方向に自動的に回動して縦向きに戻される。このとき、アクチュエータ85はオフとされ、カム80はカムリターンバネ87の付勢力により退避位置MAに戻っている。このようにして縦向きに戻されたスラット6は巻取体2の外周面2pに次第に巻き上げられる。また、非常時等(例えば停電時)のように、巻き下がっているスラットカーテン1を巻取体2に手動操作で巻き上げるときには、ブレーキ部20のブレーキ作用を解除させた状態で、スラットカーテン1を使用者が手動で持ち上げて巻取体2に巻き上げれば良い。
本実施形態によれば、被案内ピン59は、上側のスラット6のうち数個のみに形成されているため、上側の数個のスラット6のみを横向きにでき、上側の数個のスラット6を通風可能にできる。但し、これに限らず、被案内ピン59を、高さ方向の中間のスラット6のみに設けることにしても良く、更に、高さ方向の下側のスラット6のみに設けることにしても良い。更に、全てのスラット6を通風可能にできるように、被案内ピン59を全てのスラット6に設けても良い。なお、アクチュエータ85および被案内ピン59は、スラット6の左右方向のうち両方に設けることが好ましいが、片方のみに設けても良い。なお、図11に示す他の実施形態のように、第2リンク72を廃止し、上側の第1リンク71の下側に形成された長孔73に、下側のリンク71の上側の嵌合ピン74を移動可能に挿入しても良い。下側のリンク71の上側に回動規制部78を設けても良い。ここで、リンク71が相対揺動すると、上側のリンク71の下端部と下側のリンク71の回動規制部78とが係合する。この結果、回動規制部78は、上下の2つのリンク71,71間の回動規制、つまり位置規制を行い、剛性を確保する。
(要部構成)
さて要部構成について図11〜図13について説明する。図11および図13はスラットカーテン1が閉じ状態である状態を示す。図11では複雑化を避けるためハッチングを省略している。図12はスラットカーテン1が閉じる直前の状態を示す。図11および図12に示すように、スラットカーテン1の下端部には着座用の座板400が設けられている。座板400は、図12に示すように、下方に開放された挿入溝401を形成するように第1脚部402および第2脚部403を備えている。第1脚部402は、第2脚部403よりも室外12側に位置しており、斜め下方に傾斜する部分402aと、垂直方向に沿って下降する部分402cとをもつ。第2脚部403は第1脚部402よりも室内10側に位置しており、垂直方向に沿って下降しており、緩衝機能をもつ着地部404をもつ。
座板400を構成する挿入溝401、第1脚部402および第2脚部403は、スラット6の長手方向(図1に示すに矢印L方向)に沿って延設されている。図12および図13に示すように、座板400に対面可能な下枠500が設けられている。下枠500は、座板400の挿入溝401に挿入される直立状をなす第1突出壁部501を備えている。スラットカーテン1が閉じているとき、第1突出壁部501は挿入溝401に挿入されているため、第1脚部402と第2脚部403との間に配置されている。座板400の長手方向の両端部にはストッパ505が設けられている。ストッパ505は、スラットカーテン1が矢印H1方向に巻き上がるとき、巻き上げ量を規制する役割を果たす。
図12及び図13に示すように、第1突出壁部501よりも室内10側には、間隔を隔てて第2突出壁部502が設けられている。第2突出壁部502の頂上部502aから室内10側に壁部509が延設されている。
ここで、第1突出壁部501は第2突出壁部502よりも室外12側に位置している。第2突出壁部502は第1突出壁部501よりも室内10側に位置している。このため室外12側の侵入者がバール等の差込具100を座板100と下枠500との間に仮に差し込んだとしても、第1突出壁部501の後方(室内10側)に第2突出壁部502が上方に向けて立設されているため、バール等の差込具100が第2突出壁部502に当たり、バール等の差込具100の侵入を抑制することができる。
即ち、図12及び図13に示すように、下枠500を構成する第1突出壁部501および第2突出壁部502は、高さ方向(矢印H方向)に沿って直立状態に立設されている。このため第1突出壁部501の後方(室内10側)に第2突出壁部502が上方に向けて立設されている。このため、第1突出壁部501と部分402cとの間からバール等の差込具100をこれが第1突出壁部501を乗り越えるように差し込んだとしても、座板400の第2脚部403が障害物となり、バール等の差込具100の先端100aの侵入量を抑制することができる。
更に仮に、室外12側の侵入者により、バール等の差込具100の先端100aが座板400の第2脚部403を室内10側に越えるように、差込具100が座板400と下枠500との間に差し込まれるとしても、差込具100の先端100aの差込量を短く抑えることができる。
ここで、室外12の侵入者が侵入するときには、差込具100を『てこ』として用い、先端100aを支点としつつ、差込具100の室外12側の部分を矢印U方向に強制的に持ち上げてスラットカーテン1を上方にこじ開けようとする。このとき侵入者によるこじ開け力を発揮させるモーメントの距離を短縮させることができる。従って、室外12の侵入者がバール等の差込具100によりスラットカーテン1を上方にこじ開けるモーメントを発生させようとするときであっても、モーメントの大きさを低減することができる。故に、侵入者による侵入行為を抑えるのに有利である。
更に本実施形態によれば、図12に示すように、第1突出壁部501の第1頂上部501aの高さ位置haよりも、第2突出壁部502の第2頂上部502aの高さ位置hbがΔhぶん高く設定されている。このため、室外12側の侵入者により、差込具100の先端100aが第1突出壁部501を室内側に乗り越えるように座板100と下枠500との間に差し込まれたとしても、差込具100の先端100aに対して第2突出壁部502が障害物となり易い。故に、差込具100の先端100aの差込量を更に効果的に抑制することができる。故に、侵入者による侵入行為を抑えるのに有利である。
加えて本実施形態によれば、第1突出壁部501と第2突出壁部502との間における最短方向の間隔距離LM(図13参照)は、スラット6の長手方向(矢印L方向)に対して交差する方向の幅寸法DA(図11参照)よりも短い寸法に設定されている。この意味においても、室外12側の侵入者が差込具100の先端100aを座板400と下枠500との間に差し込んだとしても、バール等の差込具100の先端100aの差込量を短く抑えることができる。故に、バール等の差込具100を持ち上げることによるモーメント効果を低減することができる。従って、室外12の侵入者が差込具100によりスラットカーテン1を上方にこじ開けるモーメントを発生させようとするときであっても、モーメントの大きさを低減することができる。故に、侵入者による侵入行為を抑えるのに有利である。
特に本実施形態によれば、前述したように、(a)〜(e)の各構成が採用されており、スラットカーテン1が閉じているとき、スラットカーテン1の剛性を高める構造が採用されていると共に、重力方向の下方に向かう荷重FAがスラットカーテン1に下向きに作用しており、結果としてスラットカーテン1の高い剛体化が進行している。
(a)スラットカーテン1が閉じているとき、スラット6の上側嵌合部60と下側嵌合部61とが嵌合し、この結果、高さ方向に隣設するスラット6の相対回動が抑止され、スラットカーテン1の剛性が高くされている。
(b)線状連結部材7が伸張する伸張位置にあるときには、スラット6の上側嵌合部60と下側嵌合部61とを相対回動可能に支持する構造に設定されているが、スラットカーテン1が閉じており、線状連結部材7が収縮する収縮位置にあるときには、スラット6の上側嵌合部60と下側嵌合部61との相対回動を伸張位置のときよりも制限してスラットカーテン1の剛性を高める構造に設定されている。
(c)スラットカーテン1が閉じている状態において、スラット6の上側嵌合部60と下側嵌合部61との境界に室外12側から差込具100が進入するとき、上側嵌合部60と下側嵌合部61との相対回動を拘束する嵌合部回動拘束部67が設けられている。この結果、高さ方向に隣設する複数のスラット6の相対回動が抑止され、スラットカーテン1の剛性を高くすることができる。
(d)線状連結部材7は、巻取体2の回転中心を水平方向に通る仮想水平線HAを設定すると、スラットカーテン1が閉じている状態のとき、線状連結部材7のうち巻取体2に対して離脱する起点となる起点部位は、仮想水平線HAにまたは仮想水平線HAよりも下方に配置されている。スラットカーテン1が閉じている状態のとき、高剛体化したスラットカーテン1を侵入者がこじ開けようとしても、当該起点部位の浮き上がりが抑えられている。
(e)巻取体2の回動を制動するブレーキ部20が設けられている。このためスラットカーテン1が閉じているとき、巻取体2の回動は阻止されている。このため、スラットカーテン1が閉じているとき、スラット6の上側嵌合部60と下側嵌合部61との嵌合により高剛体化しているスラットカーテン1を、侵入者がバール等の差込具100により上方(矢印H1方向)にこじ開けようとしても、その侵入行為は抑えられる。
上記したようにスラットカーテン1が閉じ状態のとき、スラットカーテン1の高い剛体化が得られていると共に、重力方向の下方に向かう荷重FAが下向きに作用しており、スラットカーテン1の高い剛体化が進行している。このため室外12側の侵入者がバール等の差込具100の先端100aを座板400と下枠500との間に差し込んで、差込具400によりスラットカーテン1を持ち上げるようとしても、スラットカーテン1の持ち上げが抑止され、バール等の差込具400による侵入行為を抑えることができ、防犯性を高める更にことができる。
(実施形態2)
図14は実施形態2を示す。本実施形態は前記した実施形態1と基本的には同じ構成および作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。第2突出壁部502の第2頂上部502aには室外12側に向けて突出する突部502mが形成されている。突部502mはスラット6の長手方向に沿って延設されている。室外12側の侵入者がバール等の差込具100を座板400と下枠500との間に差し込んだとき、バール等の差込具100の先端100aが第2突出壁部502に当たった後、突部502mは差込具100の先端100aに対する障害物となる。故に、突部502mは、差込具100の先端100aが室内10側にそれ以上侵入することを抑えるのに有利である。なお突部502mは全ての実施形態に適用しても良い。
(実施形態3)
図15は実施形態3を示す。本実施形態は前記した実施形態2と基本的には同じ構成および作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。第2突出壁部502の第2頂上部502aには、突部502mが室外12側に向けて突出するように形成されている。第2突出壁部502のうち室外12に対向する側には、上下方向に回転自在な転動ローラ535が図略の取付具により複数個並設されている。ここで、室外12側の侵入者がバール等の差込具100を座板400と下枠500との間に差し込んだ状態において、先端100aを支点として、差込具100を上方に持ち上げてモーメントを働かせてスラットカーテン1を持ち上げ方向(矢印U方向)にこじ開けようとするときであっても、支点となる先端100aが転動ローラ535の転動により下方向に滑り易くなる。よって、スラットカーテン1をこじ開けるとき、モーメントの支点となる差込具100の先端100aの位置が安定せず、強力なこじ開け力を発揮させるモーメントを働かせにくくなる。なお、転動ローラ535は、侵入者が差込具100によりスラットカーテン1をこじ開けるとき、差込具100の先端100aの姿勢の安定性を阻害する阻害部材に相当する。
(実施形態4)
図16は実施形態4を示す。本実施形態は前記した実施形態1と基本的には同じ構成および作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。図16に示すように、第2突出壁部502のうち室外12に対向する側には、高い固体潤滑性を有する固体潤滑部510(例えば、平滑性が高い平滑面、黒鉛、ガラス材、フッ素系樹脂等)が設けられている。室外12側の侵入者がバール等の差込具100を座板400と下枠500との間に差し込んで、バール等の差込具100の先端100aを第2突出壁部502の固体潤滑部510に当てて、差込具100を上方(矢印U方向)に持ち上げて、差込具100によりモーメントを働かせてスラットカーテン1を持ち上げ方向(矢印U方向)にこじ開けようとするときであっても、差込具100の先端100a(モーメントの支点となる)が固体潤滑部510により下方向に滑り易くなり、先端100aの位置が安定せず、強力なこじ開け力を発揮させるモーメントを働かせにくくなる。なお、固体潤滑部510は、侵入者が差込具100によりスラットカーテン1をこじ開けるとき、差込具100の先端100aの姿勢の安定性を阻害する阻害部材に相当する。
(実施形態5)
図17は実施形態5を示す。本実施形態は前記した実施形態1と基本的には同じ構成および作用効果を有する。図17に示すように、第2突出壁部502のうち室外12側の表面502cは、高さが高くなるにつれて、室外12に接近するように傾斜している。即ち、第2突出壁部502は、高さが高くなるにつれて、第1突出壁部501に接近するように角度θa鉛直方向に対して傾斜している傾斜面502kをもつ。このような本実施形態によれば、室外12側の侵入者がバール等の差込具100の先端100aを座板400と下枠500との間に差し込んで、差込具100の先端100aを第2突出壁部502の傾斜面502kに当てて、先端100aを支点として差込具100によりモーメントを働かせてスラットカーテン1を持ち上げ方向(矢印U方向)にこじ開けようとしても、先端100aが傾斜面502kにより下方に滑り易くなり、先端100aの位置が安定せず、強力なこじ開け力を発揮させるモーメントを働かせにくくなる。なお、第2突出壁部502に形成されている傾斜面502kは、侵入者が差込具100によりスラットカーテン1をこじ開けるとき、差込具100の先端100aの姿勢の安定性を阻害する阻害部材に相当する。
(その他)上記した実施形態では、スラットカーテン1が閉じているとき、上側の複数のスラット6のみを開放させ得るブラインド方式が採用されているが、これに限らず、全スラット6を開放させるブラインド方式を採用しても良い。また上記した実施形態では、スラットカーテン1が閉じているときスラット6を開放させ得るブラインド方式が採用されているが、これに限らず、スラット6を開放させない非ブラインド方式に適用しても良い。
上記した実施形態では、スラットカーテン1が閉じているとき、各スラット6の凸状の上側嵌合部60と凹状の下側嵌合部61とを嵌合させることにより、スラットカーテン1の剛性を高める構造とされているが、スラットカーテン1の剛性を高める構造としては上記した構造に限定されない。なお上側嵌合部60を凹状とし、下側嵌合部61を凸状としても良い。上記した実施形態では、座板400が挿入溝401を有すると共に、下枠500が第1突出壁部501を有する構造とされているが、これに限らず、下枠500が挿入溝401を有すると共に、座板400が第1突出壁部501を有する構造とされていても良い。
本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施可能である。上記した記載から次の技術的思想も把握できる。
・付記項1 上記した各請求項において、前記線状連結部材が伸張する伸張位置にあるときには、前記スラットの前記上側嵌合部と前記下側嵌合部とを相対回動可能に支持する構造に設定され、且つ、前記線状連結部材が収縮する収縮位置にあるときには、前記スラットの前記上側嵌合部と前記下側嵌合部との相対回動を前記伸張位置のときよりも制限する構造に設定されていることを特徴とするシャッタ装置。
・付記項2 上記した各請求項において、前記スラットカーテンが閉じている状態において、前記スラットの前記上側嵌合部と前記下側嵌合部との境界に室外側から異物が進入するとき、前記上側嵌合部と前記下側嵌合部との相対回動を拘束する嵌合部回動拘束部が設けられていることを特徴とするシャッタ装置。
・付記項3 上記した各請求項において、前記巻取体に巻かれている前記スラットカーテンを巻き下ろすとき、前記スラットカーテンを構成する前記スラットを通風可能に回動させるスラット回動機構が設けられていることを特徴とするシャッタ装置。
・付記項4 付記項3において、前記巻取体に巻かれている前記スラットカーテンを巻き下ろすとき、前記スラットに設けられている被案内部が通過する通過位置が設けられており、前記スラット回動機構は、案内面をもつ作動体と、前記スラットに設けられている前記被案内部を作動体の案内面に非接触とする退避位置と前記被案内部を作動体の案内面に接触させる使用位置とに作動体を切り替え可能なアクチェエータとを備えており、アクチュエータで作動された前記作動部の前記案内面は、前記スラットカーテンを構成する前記スラットを通風可能に回動させることを特徴とするシャッタ装置。
・付記項5 巻取り可能なスラットカーテンと、一方向への回転に伴い前記スラットカーテンを巻取り、逆方向への回転に伴い前記スラットカーテンを巻き下ろす巻取体と、前記巻取体を回転させる駆動機構と、前記スラットカーテンの下端部に設けられている座板と、前記座板に対面可能な下枠とを具備するシャッタ装置において、前記スラットカーテンは、左右方向に延設され且つ高さ方向に沿って並設された複数のスラットを具備しており、前記座板および前記下枠のうちの一方は、前記座板および前記下枠のうちの他方に開放された挿入溝をもち、当該他方は、前記座板の前記挿入溝に挿入される第1突出壁部を備えており、更に、前記第1突出壁部よりも室内側には、前記第1突出壁部に対向する第2突出壁部が設けられていることを特徴とするシャッタ装置。
本発明は建築物や構造物等の開口を開閉するシャッタ装置に利用できる。
シャッタ装置の正面図である。 図1のII−II線の矢視図である。 図1のIII−III線の矢視図である。 (A)は線状連結部材が収縮位置にある状態を示す側面図であり、(B)は線状連結部材が伸張位置にある状態を示す側面図であり、(C)は線状連結部材が伸張位置にある状態において弧状に撓んでいる状態を示す側面図である。 (A)はスラットカーテンが全閉じ状態のとき、侵入しようとする異物に対向しているスラットを示す断面図であり、(B)はスラットカーテンが全閉じ状態のときにおけるスラットを示す断面図であり、(C)はスラットの上側嵌合部と下側嵌合部とが嵌合していない状態を示す断面図である。 スラットカーテンが全閉じ状態のときにおけるスラットを示す拡大断面図である。 スラットカーテンが全閉じ状態のとき、侵入しようとする異物に対向しているスラットを示す拡大断面図である。 スラット回動機構を示す構成図である。 スラット回動機構のカムによりスラットが横向きとされている状態を示す構成図である。 図8のX−X線の矢視図であり、スラットの被案内ピンが副案内通路に沿って移動する状態を示す構成図である。 スラットカーテンが閉じている状態を示す断面図である。 スラットカーテンの座板が下枠に嵌合する直前の状態を示す断面図である。 スラットカーテンが閉じているとき、座板が下枠に嵌合している状態を示す断面図である。 実施形態2に係り、スラットカーテンが閉じているとき、座板が下枠に嵌合している状態を示す断面図である。 実施形態3に係り、スラットカーテンが閉じているとき、座板が下枠に嵌合している状態を示す断面図である。 実施形態4に係り、スラットカーテンが閉じているとき、座板が下枠に嵌合している状態を示す断面図である。 実施形態5に係り、スラットカーテンが閉じているとき、座板が下枠に嵌合している状態を示す断面図である。
1はスラットカーテン、2は巻取体、20はブレーキ部、3はモータ、5は縦支柱、50は主案内通路、51は主レール部、53は副案内通路、54は副レール部、55は案内部、6はスラット、60は上側嵌合部、61は下側嵌合部、63は境界、64は係合壁体、65は凹状部、66は直立障壁、68はストッパ部、69は被ストッパ部、7は線状連結部材、71は第1リンク、72は第2リンク、73は長孔、74は係合ピン、75は第1ボルト(接続部)、76は第2ボルト(接続部)、77は起点部位、78は回動規制部、100は差込具、400は座板、401は挿入溝、402は第1脚部、403は第2脚部、404は着地部、500は下枠、501は第1突出壁部、501aは頂上部、502は第2突出壁部、502aは頂上部、502mは突部、502kは傾斜面、510は固体潤滑部、535は転動ローラ、LMは間隔距離、DAは幅寸法を示す。

Claims (8)

  1. 巻取り可能なスラットカーテンと、一方向への回転に伴い前記スラットカーテンを巻取り、逆方向への回転に伴い前記スラットカーテンを巻き下ろす巻取体と、前記巻取体を回転させる駆動機構と、前記スラットカーテンの下端部に設けられている座板と、前記座板に対面可能な下枠とを具備するシャッタ装置において、
    前記スラットカーテンは、左右方向に延設され且つ高さ方向に沿って並設された複数のスラットを具備しており、
    前記座板は、前記下枠に向けて開放された挿入溝をもち、
    前記下枠は、前記座板の前記挿入溝に挿入される第1突出壁部と、前記第1突出壁部よりも室内側に位置するように前記第1突出壁部に対向すると共に前記第1突出壁部の頂上部よりも高さが高い第2突出壁部とを備えており
    前記座板は、前記第1突出壁部の両側に分岐すると共に前記第1突出壁部よりも室外側に位置する第1脚部と前記第1突出壁部よりも室内側に位置する第2脚部とを備え、前記第2脚部は、室外側に向けて突出しシャッタ全閉時に前記下枠に当接する着地部を備えることを特徴とするシャッタ装置。
  2. 請求項1において、前記着地部は、シャッタ全閉時に前記第1脚部の下端よりも低い位置に設けられ、緩衝機能を有しており、前記第1突出壁部と前記第2突出壁部との間に位置することを特徴とするシャッタ装置。
  3. 請求項1または2において、前記第2突出壁部の頂上部には、前記第1突出壁部と前記第2突出壁部との間から挿入される差込具の侵入を抑えると共に室外側に向けて突出する突部が形成されていることを特徴とするシャッタ装置。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか一項において、前記第1突出壁部側の第2突出壁部には、室外側からの差込具によりスラットカーテンを上方に持ち上げようとする際に転動可能な転動ローラが複数個並設されていることを特徴とするシャッタ装置。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれか一項において、前記第1突出壁部側の前記第2突出壁部には、固体潤滑部が設けられていることを特徴とするシャッタ装置。
  6. 請求項1〜5のうちのいずれか一項において、前記第1突出壁部に対して前記第2突出壁部は、鉛直方向に対して傾斜する傾斜面をもつことを特徴とするシャッタ装置。
  7. 請求項1〜6のうちのいずれか一項において、前記巻取体または前記駆動機構は、前記巻取体の回動を制動するブレーキ部をもつことを特徴とするシャッタ装置。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれか一項において、前記第1突出壁部と前記第2突出壁部との間における最短方向の間隔距離は、前記スラットの長手方向に対して交差する方向の前記スラットの幅寸法よりも短く設定されていることを特徴とするシャッタ装置。
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