JP2008221985A - バンパリインフォースメント支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】エネルギー吸収部材のクラッシュストロークを長くする。
【解決手段】クラッシュボックス10は繊維強化樹脂で構成されており、長手方向を車体前後方向に沿って配置された上端縦壁部10A、下端縦壁部10Bと複数の主壁部10C、10D、10E、10F、10G、10H、10Jと、これらの上端縦壁部10A、下端縦壁部10Bと複数の主壁部における前端から車幅方向に向かって一体成形された取付壁部10Kとを備えており、取付壁部10Kに長手方向を車幅方向に沿って配置されたバンパリインフォースメント50がボルト56とナット58によって取付けられている。このため、クラッシュボックス10には、複数の主壁部の長手方向に重合するバンパリインフォースメント取付部が存在しない。
【選択図】図1

Description

本発明はバンパリインフォースメント支持構造に係り、特に、自動車等に適用されるバンパリインフォースメント支持構造に関する。
従来から、自動車等に適用されるバンパリインフォースメント支持構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、フロントサイドメンバが、軸方向からの入力荷重により入力端側から逐次圧壊を起こす筒状断面のFRP製エネルギー吸収部と、エネルギー吸収部に連なりFRPで形成されて車体部品と接合される支持部とからなり、エネルギー吸収部はフロントサイドメンバの長手方向とそれに直角な方向とに等分に強化繊維が配向され、支持部は等方性を持って強化繊維が配向されている。
特開2005−271875号公報
しかしながら、特許文献1の技術においては、FRP製エネルギー吸収部の前端にL型フランジを接着などにより固定し、このL型フランジにボルト等を利用してバンパリインフォースメントを固定している。このため、エネルギー吸収部の軸方向に沿って延びるL型フランジの接着部位により、エネルギー吸収部の軸方向に沿ったクラッシュストロークが短くなる。この結果、エネルギー吸収部材のクラッシュストロークを長くするためにエネルギー吸収部の全長を長くする必要がある。
本発明は上記事実を考慮し、エネルギー吸収部材のクラッシュストロークを長くできるバンパリインフォースメント支持構造を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明のバンパリインフォースメント支持構造は、長手方向を車幅方向に沿って配置されたバンパリインフォースメントと、繊維強化樹脂材で構成され、長手方向を車体前後方向に沿って配置された複数の主壁部と、これらの主壁部の長手方向端から車幅方向に向かって一体成形され、前記バンパリインフォースメントが取付けられた取付壁部と、を備えたエネルギー吸収部材と、を有することを特徴とする。
エネルギー吸収部材は、繊維強化樹脂材で構成され、長手方向を車体前後方向に沿って配置された複数の主壁部と、これらの主壁部の長手方向端から車幅方向に向かって一体成形された取付壁部とを備えており、取付壁部に長手方向を車幅方向に沿って配置されたバンパリインフォースメントが取付けられている。このため、エネルギー吸収部材には、主壁部の長手方向に重合するバンパリインフォースメント取付部が存在しない。この結果、エネルギー吸収部材が長手方向端から該長手方向へ向けて負荷される衝撃荷重により破壊する際に、エネルギー吸収部材の破壊がバンパリインフォースメント取付部によって邪魔されることが無く、エネルギー吸収部材のクラッシュストロークが長くなる。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のバンパリインフォースメント支持構造において、前記エネルギー吸収部材における前記取付壁部に前記バンパリインフォースメントを取付ける取付部を設けたことを特徴とする。
エネルギー吸収部材における取付壁部に設けた取付部によって、エネルギー吸収部材にバンパリインフォースメントが容易に取付く。
請求項3記載の本発明は、請求項1、2の何れか1項に記載のバンパリインフォースメント支持構造において、前記エネルギー吸収部材における前記主壁部と前記取付壁部との境界に脆弱部を設けたことを特徴とする。
エネルギー吸収部材が長手方向端から該長手方向へ向けて負荷される衝撃荷重により破壊する際に、エネルギー吸収部材の取付壁部が、エネルギー吸収部材における主壁部と取付壁部との境界に設けた脆弱部を起点にして主壁部から容易に離脱し、その後、主壁部が長手方向に沿って順次破壊して行く。このため、エネルギー吸収部材の破壊荷重と破壊モードが安定する。
請求項4記載の本発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載のバンパリインフォースメント支持構造において、前記エネルギー吸収部材における前記主壁部は車両前後方向から見た断面形状が上端縦壁部と下端縦壁部を備えた凹凸形状となっており、前記上端縦壁部と前記取付壁部との境界又は前記下端縦壁部と前記取付壁部との境界に脆弱部を設けたことを特徴とする。
エネルギー吸収部材が長手方向端から該長手方向へ向けて負荷される衝撃荷重により破壊する際に、エネルギー吸収部材の取付壁部が、車両前後方向から見た断面形状が上端縦壁部と下端縦壁部を備えた凹凸形状となっている主壁部の上端縦壁部と取付壁部との境界又は下端縦壁部と取付壁部との境界に設けた脆弱部を起点にして主壁部から更に容易に離脱する。
請求項5記載の本発明は、請求項3、4の何れか1項に記載のバンパリインフォースメント支持構造において、前記脆弱部は前記繊維の層数の違により構成されたことを特徴とする。
エネルギー吸収部材における繊維の層数の違により脆弱部が容易に構成される。
請求項6記載の本発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載のバンパリインフォースメント支持構造において、前記エネルギー吸収部材における前記取付壁部は複数の取付壁部の積層構造であることを特徴とする。
エネルギー吸収部材における取付壁部を複数の取付壁部の積層構造とするため、積層される各取付壁部によって所定の強度を有する取付壁部を容易に形成でき生産性が向上する。
請求項1記載の本発明は、エネルギー吸収部材のクラッシュストロークを長くできる。
請求項2記載の本発明は、エネルギー吸収部材にバンパリインフォースメントを容易に取付けることができる。
請求項3記載の本発明は、エネルギー吸収部材の破壊荷重と破壊モードが安定する。
請求項4記載の本発明は、エネルギー吸収部材の取付壁部を主壁部から更に容易に離脱させることができる。
請求項5記載の本発明は、脆弱部が容易に構成できる。
請求項6記載の本発明は、エネルギー吸収部材の生産性を向上できる。
本発明におけるバンパリインフォースメント支持構造の第1実施形態を図1〜図8に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車両上方方向を示し、図中矢印FRは車両前方方向を示し、図中矢印INは車幅内側方向を示している。
図1には、本発明の一実施形態に係るバンパリインフォースメント支持構造が車両斜め後方内側から見た斜視図で示されている。
図1に示される如く、本実施形態の自動車車体では、車体前部となるエンジンルームの車幅方向両端下部に、エネルギー吸収部材としてのクラッシュボックス10が長手方向を車両前後方向に沿って配置されている。なお、クラッシュボックス10は左右一対のフロントサイドメンバの前端部にそれぞれ設けられており、図1では車両右側のクラッシュボックス10を示している。
クラッシュボックス10は繊維強化樹脂としてのCFRP(炭素繊維強化樹脂)よって構成されており、車両前後方向から見た断面形状が上端縦壁部10Aと下端縦壁部10Bを備えた凹凸形状となっている。
より具体的に説明すると、クラッシュボックス10の本体部12は長手方向を車体前後方向に沿って配置された複数の主壁部12C、12D、12E、12F、12G、12H、12Jを備えており、これらの主壁部は、開口部を車幅方向内側へ向けた上下に連結された2つのコ字状断面を形成している。また、上端の主壁部12Cの車幅方向内側端から車両上方に向って上端縦壁部12Aが形成されており、下端の主壁部12Jの車幅方向内側端から車両下方に向って下端縦壁部12Bが形成されている。
なお、主壁部12C、12E、12G、12Jは車両前方から車両後方へ向かって車幅方向に沿った各幅が連続的に広がっている。
図2には樹脂材料含浸前のクラッシュボックス10が車両斜め前方外側から見た斜視図で示されており、図3には樹脂材料含浸前のクラッシュボックス10が車両斜め前方外側から見た分解斜視図で示されている。
図2及び図3に示される如く、クラッシュボックス10の本体部12の前端部には前方取付壁部14と後方取付壁部16とが設けられている。
図3に示される如く、クラッシュボックス10の本体部12の上端縦壁部12A、下端縦壁部12B、主壁部12D、12F、12H、の長手方向端となる前端からは車幅方向内側に向かって、それぞれ取付壁部12K、12L、12M、12N、12Pが一体成形されている。
前方取付壁部14は、クラッシュボックス10の本体部12における取付壁部12K、12L、12M、12N、12Pの全ての前面に略重なる取付壁部14Aと、取付壁部14Aの周縁部から車両後方へ向かって形成され、主壁部12C、12D、12E、12G、12H、12Jの前端部に重なるフランジ14B、14C、14D、14E、14F、14Gとを備えている。
また、後方取付壁部16は、クラッシュボックス10の本体部12における取付壁部12K、12L、12M、12N、12Pの全ての後面に略重なる取付壁部16Aと、取付壁部16Aの周縁部から車両後方へ向かって形成され、主壁部12C、12D、12E、12G、12H、12Jの前端部に重なるフランジ16B、16C、16D、16E、16F、16Gとを備えている。
図4には図2の4−4断面線に沿った拡大断面図が示されており、図5には図2の5−5断面線に沿った拡大断面図が示されている。
図4に示される如く、本体部12の主壁部12Cは、前方取付壁部14のフランジ14Bと後方取付壁部16のフランジ16Bとで挟持されており、本体部12の主壁部12Dは、前方取付壁部14のフランジ14Cと後方取付壁部16のフランジ16Cとで挟持されている。また、本体部12の主壁部12Eは、前方取付壁部14のフランジ14Dと後方取付壁部16のフランジ16Dとで挟持されており、本体部12の主壁部12Gは、前方取付壁部14のフランジ14Eと後方取付壁部16のフランジ16Eとで挟持されている。また、本体部12の主壁部12Hは、前方取付壁部14のフランジ14Fと後方取付壁部16のフランジ16Fとで挟持されており、本体部12の主壁部12Jは、前方取付壁部14のフランジ14Gと後方取付壁部16のフランジ16Gとで挟持されている。
即ち、本体部12の上端縦壁部12Aと下端縦壁部12Bはクラッシュボックス10の上端縦壁部10Aと下端縦壁部10Bを形成している。また、前方取付壁部14のフランジ14B、14C、14D、14E、14F、14G及び後方取付壁部16のフランジ16B、16C、16D、16E、16F、16Gは、本体部12の主壁部12C、12D、12E、12G、12H、12Jとで、クラッシュボックス10の主壁部10C、10D、10E、10G、10H、10Jを形成しており、本体部12の主壁部12Fはクラッシュボックス10の主壁部10Fを形成している。
図5に示される如く、本体部12の取付壁部12Nは、前方取付壁部14の取付壁部14Aと後方取付壁部16の取付壁部16Aとで挟持されている。なお、図示を省略したが、本体部12の取付壁部12K、12L、12M、12Pも前方取付壁部14の取付壁部14Aと後方取付壁部16の取付壁部16Aとで挟持されている。
従って、前方取付壁部14の取付壁部14A及び後方取付壁部16の取付壁部16Aは、本体部12の取付壁部12K、12L、12M、12N、12Pとで、クラッシュボックス10の取付壁部10Kを形成している。このため、クラッシュボックス10の取付壁部10Kは主壁部10C、10D、10E、10F、10G、10H、10Jの前端から車幅方向内側に向って一体成形されている。
なお、クラッシュボックス10の取付壁部10Kの先端部(車幅方向内側端部)には、車両前後方向から見て、主壁部10C、10D、10E、10F、10G、10H、10Jの車幅方向内側へはみ出したはみ出し部10Yが形成されている。
また、クラッシュボックス10の本体部12における主壁部12Fの車幅方向内側面12Qに対して、前方取付壁部14の取付壁部14Aの外周端14Hは車幅方向内側に所定距離L1の位置に配置されており、クラッシュボックス10の本体部12における主壁部12Fの車幅方向内側面12Qに対して、後方取付壁部16の取付壁部16Aの外周端16Hは車幅方向内側に所定距離L2の位置に配置されている。このため、取付壁部12Nの根元部は、前方取付壁部14の取付壁部14Aと後方取付壁部16の取付壁部16Aとで補強されていない脆弱部18となっている。
従って、クラッシュボックス10が前端から車両後方へ向けて負荷される衝撃荷重により破壊する際に、クラッシュボックス10の取付壁部10Kが、主壁部10Fと取付壁部10Kとの境界に設けた脆弱部18を起点にして主壁部10Fから容易に離脱するようになっている。
図2に示される如く、クラッシュボックス10の本体部12における取付壁部12Kの根元部と取付壁部12Lの根元部も、取付壁部12Nの根元部と同様に脆弱部18となっている。
従って、クラッシュボックス10が前端から車両後方へ向けて負荷される衝撃荷重により破壊する際に、クラッシュボックス10の取付壁部10Kが、取付壁部10Kと上端縦壁部10A又は下端縦壁部10Bとの境界に設けた脆弱部18を起点にして上端縦壁部10A又は下端縦壁部10Bから容易に離脱するようになっている。
図6(A)にはクラッシュボックス10を製造する際の樹脂材料含浸前(織布状態)の本体部12の展開形状が示されている。また、図6(B)にはクラッシュボックス10を製造する際の前方取付壁部14の樹脂材料含浸前(織布状態)の展開形状が示されており、図6(C)にはクラッシュボックス10を製造する際の後方取付壁部16の樹脂材料含浸前(織布状態)の展開形状が示されている。
図6(A)に示される如く、樹脂材料含浸前(織布状態)の本体部12の展開形状では、前端部に長手方向に沿って切込み20、22、24、26が形成されており、本体部12を成形型に型込めする際に、一点鎖線に沿って折り曲げることによってしわが発生し難いようになっている。なお、成形型に型込めした際には、切込み20、22、24、26による隙間は無くなるが、隙間があってもよい。
図6(B)に示される如く、樹脂材料含浸前(織布状態)の前方取付壁部14の展開状態では、取付壁部14Aとフランジ14B、14D、14E、14Gとの間に切込み28、30、32、34が形成されており、前方取付壁部14を成形型に型込めする際に、一点鎖線に沿って折り曲げることによってしわが発生し難いようになっている。なお、成形型に型込めした際には、切込み28、30、32、34による隙間は無くなるが、隙間があってもよい。
図6(C)に示される如く、樹脂材料含浸前(織布状態)の後方取付壁部16の展開状態では、取付壁部16Aとフランジ16B、16D、16E、16Gとの間に切込み38、40、42、44が形成されており、前方取付壁部16を成形型に型込めする際に、一点鎖線に沿って折り曲げることによってしわが発生し難いようになっている。なお、成形型に型込めした際には、切込み38、40、42、44による隙間は無くなるが、隙間があってもよい。
また、成形型に樹脂材料含浸前(織布状態)の本体部12、前方取付壁部14、後方取付壁部16を型込めした後、成形型内の本体部12、前方取付壁部14、後方取付壁部16に樹脂材料、例えば、熱硬化性樹脂(マトリックス樹脂)を含浸させCFRPのクラッシュボックス10を成形するようになっている。
従って、クラッシュボックス10の本体部12の前端部に別壁部材としての前方取付壁部14と後方取付壁部16とを取付ける積層構造とすることで、所定の強度を有する取付壁部10Kを容易に形成できる共に、脆弱部18も容易に形成できるようになっている。
なお、図示を省略したが、別に用意した賦型を用いて織布状態の本体部12、前方取付壁部14、後方取付壁部16に形付けする予備賦形を行い、予備賦形された各織布を積層し、これを成形型に型込めして樹脂を含浸し、密閉状態で加熱硬化させるRTM成形によってクラッシュボックス10を成形してもよい。この場合には、クラッシュボックス10の形状が複雑であっても、強化繊維の織布が予備賦形により形付けされるため、製造が更に容易になる。
図1に示される如く、車体前部となるエンジンルームの前端下部には、バンパリインフォースメント50が長手方向を車幅方向に沿って配置されている。なお、バンパリインフォースメント50は車幅方向両端部50Aが、クラッシュボックス10の取付壁部10Kに取付けられている。
図7には図1の7−7断面線に沿った断面図が示されており、図8には図7の8−8断面線に沿った拡大断面図が示されている。
図7に示される如く、バンパリインフォースメント50の後壁部50Bの後面がクラッシュボックス10の取付壁部10Kに取付けられている。
図8に示される如く、バンパリインフォースメント50は車幅方向から見た断面形状が目字状とされた金属製の押出し材料で構成されており、バンパリインフォースメント50の前壁部50Cには複数の作業孔54が形成されている。また、これらの作業孔54から挿入されたボルト56がバンパリインフォースメント50の後壁部50Bとクラッシュボックス10の取付壁部10Kとを貫通しており、クラッシュボックス10の取付壁部10Kに設けられたナット58に締結されている。
従って、バンパリインフォースメント50はクラッシュボックス10の取付壁部10Kにボルト56とナット58によって固定されている。
図2に示される如く、クラッシュボックス10の取付壁部10Kには、ボルト56及びナット58を挿入するための取付部としての貫通孔60が形成されている。なお、貫通孔60は取付壁部10Kのはみ出し部10Yにも形成されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態のクラッシュボックス10は繊維強化樹脂で構成されており、長手方向を車体前後方向に沿って配置された上端縦壁部10Aと下端縦壁部10Bと複数の主壁部10C、10D、10E、10F、10G、10H、10Jと、これらの前端から車幅内側方向に向かって一体成形された取付壁部10Kとを備えており、取付壁部10Kに長手方向を車幅方向に沿って配置されたバンパリインフォースメント50がボルト56とナット58によって取付けられている。
このため、クラッシュボックス10には、主壁部10C、10D、10E、10F、10G、10H、10Jの長手方向(車両前後方向)に重合するバンパリインフォースメント取付部(バンパリインフォースメント50を取付けるための取付部)が存在しない。
この結果、繊維強化樹脂製のクラッシュボックス10が前端から車両後方へ向けて負荷される衝撃荷重により破壊する際に、クラッシュボックス10の破壊がバンパリインフォースメント取付部によって邪魔されることが無い。このため、クラッシュボックス10の軸方向に沿ったクラッシュストロークが長くなる。
また、本実施形態では、クラッシュボックス10が前端から車両後方へ向けて負荷される衝撃荷重により破壊する際に、衝突初期にクラッシュボックス10の取付壁部10Kが、主壁部10Fと取付壁部10Kとの境界に設けた脆弱部18を起点にして主壁部10Fから容易に離脱し、その後、クラッシュボックス10の主壁部10C、10D、10E、10F、10G、10H、10Jが車両前方側から車両後方側へ向って順次破壊して行く。このため、クラッシュボックス10の破壊荷重と破壊モードが安定する。
また、本実施形態では、クラッシュボックス10の取付壁部10Kが、上端縦壁部10A又は下端縦壁部10Bと取付壁部10Kとの境界に設けた脆弱部18を起点にして更に容易に離脱する。
また、本実施形態では、クラッシュボックス10の本体部12の前端部に別壁部材としての前方取付壁部14と後方取付壁部16とを取付けるため、クラッシュボックス10の前後軸廻り方向の捻り剛性を向上できると共に、斜め方向から作用する衝突荷重に対する強度や疲労強度も向上できる。
また、本実施形態では、クラッシュボックス10の本体部12の前端部に、別壁部材としての前方取付壁部14と後方取付壁部16とを取付ける積層構造とすることで、所定の強度を有する取付壁部10Kを容易に形成できるため生産性を向上できる。
また、本実施形態では、クラッシュボックス10における取付壁部10Kに設けた貫通孔60によって、クラッシュボックス10にバンパリインフォースメント50を容易に取付けることができる。
また、本実施形態では、クラッシュボックス10における繊維(織布)の層数の違により脆弱部18を容易に構成できる。
次に、本発明におけるバンパリインフォースメント支持構造の第2実施形態を図9に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材は、同一符号を付してその説明を省略する。
図9には本実施形態におけるクラッシュボックス10が車両斜め前方外側から見た分解斜視図で示されている。
図9に示される如く、本実施形態では、前方取付壁部14が取付壁部14Aのみの平板構造となっており、後方取付壁部16が取付壁部16Aのみの平板構造となっている。このため、実施形態1の構成に比べて、クラッシュボックス10が前端から車両後方へ向けて負荷される衝撃荷重により破壊する際に、クラッシュボックス10の取付壁部10Kが、主壁部から更に容易に離脱する。また、前方取付壁部14と後方取付壁部16とを成形型に型込めする際の作業性も第1実施形態に比べて向上する。
次に、本発明におけるバンパリインフォースメント支持構造の第3実施形態を図10に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材は、同一符号を付してその説明を省略する。
図10には本実施形態におけるクラッシュボックス10が車両斜め前方外側から見た分解斜視図で示されている。
図10に示される如く、本実施形態では、エネルギー吸収部材としてのクラッシュボックス70の車両前後方向から見た断面形状が開口部を車幅方向内側に向けたコ字状となっており、車体前後方向に沿って配置された複数の主壁部70A、70B、70Cを備えている。また、これらの主壁部70A、70B、70Cの前端からはコ字状断面の内側に向って取付壁部70D、70E、70Fがそれぞれ形成されている。各取付壁部70D、70E、70Fは互いに積層されており、バンパリインフォースメント50を取付けるボルト及びナットを挿入するための貫通孔60が形成されている。
従って、本実施形態においても、クラッシュボックス70には、主壁部70A、70B、70Cの長手方向(車両前後方向)に重合するバンパリインフォースメント取付部(バンパリインフォースメントを取付けるための取付部)が存在しない。
この結果、繊維強化樹脂製のクラッシュボックス70が前端から車両後方へ向けて負荷される衝撃荷重により破壊する際に、クラッシュボックス70の破壊がバンパリインフォースメント取付部によって邪魔されることが無く、クラッシュボックス70の軸方向に沿ったクラッシュストロークが長くなる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記各実施形態では、クラッシュボックス10をCFRP(炭素繊維強化樹脂)によって構成したが、繊維強化樹脂はCFRPに限定されず、ガラス繊維強化樹脂等の他の繊維強化樹脂としてもよい。
また、クラッシュボックス10、70の長手方向から見た断面形状は上記各実施形態の断面形状に限定されず他の形状であってもよい。
また、バンパリインフォースメント50の車幅方向から見た断面形状や材質も上記各実施形態に限定されない。
また、上記各実施形態では、クラッシュボックス10の取付壁部10Kに取付部としての貫通孔60を形成したが、取付部は貫通孔60に限定されず、凸部、凹部、係合部、ボルト等の他の取付部で構成してもよい。
また、上記各実施形態では、クラッシュボックス10の取付壁部10Kを主壁部10C、10D、10E、10G、10H、10Jの前端から車幅方向内側に向って一体成形したが、これに代えて、クラッシュボックス10の取付壁部10Kを主壁部10C、10D、10E、10G、10H、10Jの前端から車幅方向外側に向って一体成形した構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、本発明のバンパリインフォースメント支持構造をフロントサイドメンバに適用したが、本発明のバンパリインフォースメント支持構造はフロントサイドメンバ以外にもリヤサイドメンバ等の他の部位にも適用可能である。
本発明の第1実施形態に係るバンパリインフォースメント支持構造を示す車両斜め後方内側から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るバンパリインフォースメント支持構造のクラッシュボックスを示す車両斜め前方外側から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るバンパリインフォースメント支持構造のクラッシュボックスを示す車両斜め前方外側から見た分解斜視図である。 図2の4−4断面線に沿った拡大断面図である。 図2の5−5断面線に沿った拡大断面図である。 (A)は本発明の第1実施形態に係るバンパリインフォースメント支持構造のクラッシュボックスを製造する際の本体部を示す展開形状、図6(B)はクラッシュボックスを製造する際の前方取付壁部を示す展開形状、図6(C)はクラッシュボックスを製造する際の後方取付壁部を示す展開形状である。 図1の7−7断面線に沿った拡大断面図である。 図7の8−8断面線に沿った拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係るバンパリインフォースメント支持構造のクラッシュボックスを示す車両斜め前方外側から見た斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るバンパリインフォースメント支持構造のクラッシュボックスを示す車両斜め前方外側から見た分解斜視図である。
符号の説明
10 クラッシュボックス(エネルギー吸収部材)
10A クラッシュボックスの上端縦壁部
10B クラッシュボックスの下端縦壁部
10C クラッシュボックスの主壁部
10D クラッシュボックスの主壁部
10E クラッシュボックスの主壁部
10F クラッシュボックスの主壁部
10G クラッシュボックスの主壁部
10H クラッシュボックスの主壁部
10J クラッシュボックスの主壁部
10K クラッシュボックスの取付壁部
12 クラッシュボックスの本体部
14 クラッシュボックスの前方取付壁部
16 クラッシュボックスの後方取付壁部
18 脆弱部
50 バンパリインフォースメント
56 ボルト
58 ナット
60 貫通孔(取付部)
70 クラッシュボックス(エネルギー吸収部材)
70A クラッシュボックスの主壁部
70B クラッシュボックスの主壁部
70C クラッシュボックスの主壁部
70D クラッシュボックスの取付壁部
70E クラッシュボックスの取付壁部
70F クラッシュボックスの取付壁部

Claims (6)

  1. 長手方向を車幅方向に沿って配置されたバンパリインフォースメントと、 繊維強化樹脂材で構成され、長手方向を車体前後方向に沿って配置された複数の主壁部と、これらの主壁部の長手方向端から車幅方向に向かって一体成形され、前記バンパリインフォースメントが取付けられた取付壁部と、を備えたエネルギー吸収部材と、
    を有することを特徴とするバンパリインフォースメント支持構造。
  2. 前記エネルギー吸収部材における前記取付壁部に前記バンパリインフォースメントを取付ける取付部を設けたことを特徴とする請求項1記載のバンパリインフォースメント支持構造。
  3. 前記エネルギー吸収部材における前記主壁部と前記取付壁部との境界に脆弱部を設けたことを特徴とする請求項1、2の何れか1項に記載のバンパリインフォースメント支持構造。
  4. 前記エネルギー吸収部材における前記主壁部は車両前後方向から見た断面形状が上端縦壁部と下端縦壁部を備えた凹凸形状となっており、前記上端縦壁部と前記取付壁部との境界又は前記下端縦壁部と前記取付壁部との境界に脆弱部を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のバンパリインフォースメント支持構造。
  5. 前記脆弱部は前記繊維の層数の違により構成されたことを特徴とする請求項3、4の何れか1項に記載のバンパリインフォースメント支持構造。
  6. 前記エネルギー吸収部材における前記取付壁部は複数の取付壁部の積層構造であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のバンパリインフォースメント支持構造。
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