JP2008221229A - 切粉の圧縮装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトに設計でき、各工作機械に近接配置できる切粉の圧縮装置を提供することである。
【解決手段】切粉Aを予備圧縮室1でスクリュ4によって予備圧縮して、予備圧縮された切粉Aを予備圧縮室1の排出端1bに配設した有底筒状の成形容器5に受け入れ、成形容器5を油圧シリンダ6で予備圧縮室1側へ前進駆動させて、予備圧縮されて成形容器5に充填された切粉Aを圧縮成形することにより、油圧シリンダ6の駆動ストロークを短くして、コンパクトに設計でき、各工作機械に近接配置できるものとした。
【選択図】図3
【解決手段】切粉Aを予備圧縮室1でスクリュ4によって予備圧縮して、予備圧縮された切粉Aを予備圧縮室1の排出端1bに配設した有底筒状の成形容器5に受け入れ、成形容器5を油圧シリンダ6で予備圧縮室1側へ前進駆動させて、予備圧縮されて成形容器5に充填された切粉Aを圧縮成形することにより、油圧シリンダ6の駆動ストロークを短くして、コンパクトに設計でき、各工作機械に近接配置できるものとした。
【選択図】図3
Description
本発明は、コイル状や粉末状等の切粉をブリケットに圧縮成形する切粉の圧縮装置に関する。
旋盤や研削盤等の工作機械を用いて金属を加工したときに生じるコイル状や粉末状等の切粉は、圧縮装置でコンパクトなブリケットに圧縮成形されて、再生処理施設等に運搬されている。このような切粉の圧縮装置には、筒状の圧縮室に投入される切粉を、圧縮室の容積を変動させるように摺動可能なシリンダで圧縮し、圧縮室の一端側を閉塞するゲート部材を開放してシリンダをさらに前進させ、切粉を圧縮成形したブリケットを圧縮室から排出するようにしたものが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の切粉の圧縮装置は、圧縮室に投入される切粉をシリンダのみで圧縮し、さらに、圧縮成形されたブリケットをシリンダで圧縮室から排出する必要があるので、シリンダの駆動ストロークが長くなり、装置が大型化する問題がある。また、ゲート部材を開閉する別途の駆動手段も必要となる。
さらに、このように大型化した切粉の圧縮装置は、工作工場等での設置台数が少なく制約され、1つの圧縮装置で多数の異なる工作機械から生じる切粉を圧縮することになる。このため、各工作機械から生じる切粉を圧縮装置まで運搬するのに手間がかかるとともに、圧縮成形されたブリケットに、異なる工作機械で使用される異なる種類の切削油等が混じり込み、ブリケットの再生処理に手間がかかる問題もある。
そこで、本発明の課題は、コンパクトに設計でき、各工作機械に近接配置できる切粉の圧縮装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の切粉の圧縮装置は、投入される切粉をスクリュで排出端に押し出して予備圧縮する筒状の予備圧縮室と、この予備圧縮室の排出端を閉塞するように軸方向へスライド可能に配設され、前記予備圧縮室で予備圧縮されて押し出される切粉を受け入れる有底筒状の成形容器と、この成形容器を軸方向へ進退駆動する成形容器駆動手段とから成り、前記成形容器をこの成形容器駆動手段で前記予備圧縮室側へ前進駆動させて、前記予備圧縮されて成形容器に充填された切粉を圧縮成形する構成を採用した。
すなわち、切粉を予備圧縮室でスクリュによって予備圧縮して、予備圧縮された切粉を予備圧縮室の排出端に配設した有底筒状の成形容器に受け入れ、この成形容器を成形容器駆動手段で予備圧縮室側へ前進駆動させて、予備圧縮されて成形容器に充填された切粉を圧縮成形することにより、成形容器駆動手段の駆動ストロークを短くして、コンパクトに設計でき、各工作機械に近接配置できるものとした。
前記成形容器の底に押し出し部材をスライド可能に配設して、この押し出し部材の背面側に成形容器の底を貫通する軸部を設け、前記成形容器駆動手段で成形容器を後退駆動させたときに、前記押し出し部材の軸部の先端を前記成形容器の背面側に設けた固定部に押し当てて、押し出し部材を成形容器の前面側へスライドさせ、前記圧縮成形された切粉を前記成形容器から押し出すことにより、圧縮成形された切粉を成形容器から排出するための別途の駆動手段を不要とすることができる。
本発明の切粉の圧縮装置は、切粉を予備圧縮室でスクリュによって予備圧縮して、予備圧縮された切粉を予備圧縮室の排出端に配設した有底筒状の成形容器に受け入れ、この成形容器を成形容器駆動手段で予備圧縮室側へ前進駆動させて、予備圧縮されて成形容器に充填された切粉を圧縮成形することにより、成形容器駆動手段の駆動ストロークを短くできるようにしたので、コンパクトに設計でき、各工作機械に近接配置することができる。
前記成形容器の底に押し出し部材をスライド可能に配設して、この押し出し部材の背面側に成形容器の底を貫通する軸部を設け、成形容器駆動手段で成形容器を後退駆動させたときに、押し出し部材の軸部の先端を成形容器の背面側に設けた固定部に押し当てて、押し出し部材を成形容器の前面側へスライドさせ、圧縮成形された切粉を成形容器から押し出すことにより、圧縮成形された切粉を成形容器から排出するための別途の駆動手段を不要とすることができる。
以下、図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。図1乃至図3は、第1の実施形態を示す。この切粉の圧縮装置は、図1および図2に示すように、投入口1aに取り付けられたホッパ2から投入される切粉Aを、減速機3a付きモータ3で回転駆動されるスクリュ4で排出端1bに押し出して予備圧縮する筒状の予備圧縮室1と、予備圧縮室1の排出端1bを閉塞するように軸方向へスライド可能に配設され、予備圧縮室1で予備圧縮されて押し出される切粉Aを受け入れる有底筒状の成形容器5と、成形容器5を軸方向へ進退駆動する成形容器駆動手段としての一対の油圧シリンダ6と、成形容器5の底にスライド可能に配設された円板状の押し出し部材7と、押し出し部材7で成形容器5から押し出される圧縮成形されたブリケットBを排出するシュート8とから成る。
前記予備圧縮室1と一対の油圧シリンダ6は縦向きの基板9に平行に取り付けられ、基板9には、成形容器5の背面側で基板9と対向する押し当てプレート10が連結捧11で連結されており、押し出し部材7の背面側に設けられて成形容器5の底を貫通する軸部7aの先端が、固定部としての押し当てプレート10に押し当てられるようになっている。また、成形容器5は筒部材5a、底部材5bおよび外径側に張り出すフランジ部材5cとから成り、フランジ部材5cが各油圧シリンダ6のロッド6aにボルト5dで連結され、筒部材5aの内径面が予備圧縮室1の外径面とスライドするようになっている。
以下に、上述した圧縮装置で切粉Aを圧縮成形する手順を説明する。まず、図3(a)に示すように、成形容器5は予備圧縮室1の排出端1bとわずかに重なり合う位置にセットされ、予備圧縮室1で予備圧縮されて押し出される切粉Aが成形容器5内に充填される。こののち、図3(b)に示すように、油圧シリンダ6で成形容器5を予備圧縮室1側へ前進駆動し、成形容器5内に充填された切粉Aを圧縮成形してブリケットBにする。この圧縮成形が完了すると、図3(c)に示すように、成形容器5は油圧シリンダ6で後退駆動されて予備圧縮室1の排出端1bから離反し、このとき、押し出し部材7の軸部7aの先端が押し当てプレート10に押し当てられて、押し出し部材7が成形容器5の前面側へスライドし、圧縮成形されたブリケットBが成形容器5から押し出されて、前記シュート8へ排出される。
図4および図5は、第2の実施形態を示す。この切粉の圧縮装置は、図4に示すように、前記成形容器5を軸方向へ進退駆動する成形容器駆動手段が、成形容器5の底側に配設された単一の油圧シリンダ12とされ、成形容器5の底部材5bが油圧シリンダ12のロッド12aに連結されている点と、前記成形容器5の底に配設された押し出し部材7の背面側に設けられた軸部7aが、油圧シリンダ12を貫通する延長軸部13に連結され、延長軸部13の先端が油圧シリンダ12の背面側に連結捧14で連結された固定部としての押し当てプレート15に押し当てられるようになっている点が、第1の実施形態のものと異なる。その他の部分は、第1の実施形態のものと同じであり、図示は省略するが、予備圧縮室1の投入口1aにはホッパ2が取り付けられ、圧縮成形されたブリケットBを排出するシュート8が設けられている。
この実施形態でも、前記切粉Aを圧縮成形する基本的な手順は第1の実施形態のものと同じであり、まず、図5(a)に示すように、成形容器5は予備圧縮室1の排出端1bとわずかに重なり合う位置にセットされ、予備圧縮室1で予備圧縮されて押し出される切粉Aが成形容器5内に充填される。こののち、図5(b)に示すように、油圧シリンダ12で成形容器5を予備圧縮室1側へ前進駆動し、成形容器5内に充填された切粉Aを圧縮成形してブリケットBにする。この圧縮成形が完了すると、図5(c)に示すように、成形容器5は油圧シリンダ12で後退駆動されて予備圧縮室1の排出端1bから離反し、このとき、押し出し部材7の軸部7aに連結された延長軸部13の先端が押し当てプレート15に押し当てられて、押し出し部材7が成形容器5の前面側へスライドし、圧縮成形されたブリケットBが成形容器5から押し出される。
上述した各実施形態では、成形容器駆動手段を油圧シリンダとしたが、成形容器駆動手段は成形容器を直線駆動するものであればよく、例えば、モータの回転駆動を直線駆動に変換するボールねじ等を用いることもできる。
A 切粉
B ブリケット
1 予備圧縮室
1a 投入口
1b 排出端
2 ホッパ
3 モータ
3a 減速機
4 スクリュ
5 成形容器
5a 筒部材
5b 底部材
5c フランジ部材
5d ボルト
6 油圧シリンダ
6a ロッド
7 押出し部材
7a 軸部
8 シュート
9 基板
10 押し当てプレート
11 連結棒
12 油圧シリンダ
12a ロッド
13 延長軸部
14 連結棒
15 押し当てプレート
B ブリケット
1 予備圧縮室
1a 投入口
1b 排出端
2 ホッパ
3 モータ
3a 減速機
4 スクリュ
5 成形容器
5a 筒部材
5b 底部材
5c フランジ部材
5d ボルト
6 油圧シリンダ
6a ロッド
7 押出し部材
7a 軸部
8 シュート
9 基板
10 押し当てプレート
11 連結棒
12 油圧シリンダ
12a ロッド
13 延長軸部
14 連結棒
15 押し当てプレート
Claims (2)
- 投入される切粉をスクリュで排出端に押し出して予備圧縮する筒状の予備圧縮室と、この予備圧縮室の排出端を閉塞するように軸方向へスライド可能に配設され、前記予備圧縮室で予備圧縮されて押し出される切粉を受け入れる有底筒状の成形容器と、この成形容器を軸方向へ進退駆動する成形容器駆動手段とから成り、前記成形容器をこの成形容器駆動手段で前記予備圧縮室側へ前進駆動させて、前記予備圧縮されて成形容器に充填された切粉を圧縮成形するようにした切粉の圧縮装置。
- 前記成形容器の底に押し出し部材をスライド可能に配設して、この押し出し部材の背面側に成形容器の底を貫通する軸部を設け、前記成形容器駆動手段で成形容器を後退駆動させたときに、前記押し出し部材の軸部の先端を前記成形容器の背面側に設けた固定部に押し当てて、押し出し部材を成形容器の前面側へスライドさせ、前記圧縮成形された切粉を前記成形容器から押し出すようにした請求項1に記載の切粉の圧縮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007058703A JP2008221229A (ja) | 2007-03-08 | 2007-03-08 | 切粉の圧縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007058703A JP2008221229A (ja) | 2007-03-08 | 2007-03-08 | 切粉の圧縮装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008221229A true JP2008221229A (ja) | 2008-09-25 |
Family
ID=39840427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007058703A Pending JP2008221229A (ja) | 2007-03-08 | 2007-03-08 | 切粉の圧縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008221229A (ja) |
-
2007
- 2007-03-08 JP JP2007058703A patent/JP2008221229A/ja active Pending
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