JP2008220805A - 検眼装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検眼と聴力検査とを容易に続けて行うことができる検眼装置を提供する。
【解決手段】一対の検眼窓21を通して視標11を見る各被検眼12a,12bの視機能を矯正するための矯正レンズ22を各検眼窓21内にそれぞれ選択的に配置する矯正装置14に、被検者12の聴力を検査するための検査音を出力する検査音出力装置23を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、被検眼の視機能を検査するための検眼装置に関する。
従来、眼鏡を作成する際に該眼鏡のレンズの屈折度数を定めるために、被検者の左右の被検眼の視機能を被検者の応答に基づいて検査するための検眼装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このような検眼装置は、被検眼の視機能を矯正するための矯正装置を備える。矯正装置は、視標を見るための検眼窓が左右の被検眼に対応して設けられている。各検眼窓内には、それぞれ被検眼を矯正するための複数の矯正レンズが選択的に配置される。
被検眼の視機能を検査する際、検者は、矯正レンズを通して視標を見たときの視標の見え具合を被検者に質問し、被検者からの応答に基づいて矯正レンズを切り替える。これにより、被検眼の視機能が矯正され、作成すべき眼鏡のレンズの屈折力の値を定めることができる。
特開2002−143092号公報
ところで、特に高齢者は、眼と共に耳の機能が衰えるため、眼鏡と共に補聴器を購入することが多い。このため、眼鏡に加えて補聴器を取り扱う眼鏡店等では、眼鏡を処方するための視機能の検査と補聴器を処方するための聴力検査とを続けて行う。聴力検査を行う際、検眼装置とは別の専用の聴力検査装置を用いて行われる。
しかしながら、検眼と聴力検査とが別個の装置を用いて行われることから、一方の検査が終了した後、他方の検査を行うために該他方の検査を行うための装置が配置されている場所に被検者を移動させる必要がある。このため、被検者が高齢者である場合や車椅子に乗っている場合には特に不便である。
そこで、本発明の目的は、検眼と聴力検査とを容易に続けて行うことができる検眼装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、視標を見るための一対の検眼窓がそれぞれ被検者の左右の被検眼に対応するように互いに間隔をおいて形成され、前記各検眼窓を通して前記視標を見る前記各被検眼の視機能を矯正するための光学素子を前記各検眼窓内にそれぞれ選択的に配置する矯正装置を備え、該矯正装置には、前記被検者の聴力を検査するための検査音を出力する検査音出力装置が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記検査音出力装置は一対のスピーカーを備え、一方の該スピーカーは、前記被検者の右眼に対応する一方の前記検眼窓の右側に配置され、他方の前記スピーカーは、前記被検者の左眼に対応する他方の前記検眼窓の左側に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記各スピーカーは、前記矯正装置の前記各検眼窓の配列方向に沿った左右方向、該左右方向に直交する上下方向、及び、該上下方向及び前記左右方向のそれぞれに直交する前記矯正装置の前後方向のうち少なくとも一方向に移動可能に、それぞれ前記矯正装置に設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明において、各種のデータの入力を受ける入力部と、前記矯正装置及び前記検査音出力装置のそれぞれの作動を制御する制御回路と、前記入力部に音声を入力するための音声入力手段とを更に備え、前記制御回路は、前記音声入力手段から前記入力部に入力された音声を前記各スピーカーから出力すべく前記検査音出力装置の作動を制御可能であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記制御回路は、前記音声入力手段に検者の声と周囲の音とがそれぞれ入力されたとき、前記検者の声と周囲の音とのそれぞれの音量を比較し、周囲の音の音量が前記検者の声の音量よりも大きいと判断した場合は、前記各スピーカーから出力される前記音声の音量を増大させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、前記入力部には前記被検者の個人データの入力が可能であり、前記制御回路は、前記音声入力手段により入力されて前記各スピーカーから出力される前記音声の音量を前記個人データに基づいて調節することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記個人データは前記被検者の年齢を示す年齢データであることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記個人データは前記被検者の聴力を示す聴力データであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、各検眼窓を通して視標を見る被検眼の視機能を矯正するための矯正装置に、被検者の聴力を検査するための検査音を出力する検査音出力装置が設けられていることから、眼鏡を処方するための視機能の検査と補聴器を処方するための聴力検査とを単一の装置を用いて行うことができる。
これにより、検眼及び聴力検査を続けて行う場合、一方の検査を行ったときと同一の場所で他方の検査を行うことができるので、前記一方の検査が終了した後、前記他方の検査を行うために該他方の検査を行うための装置が配置されている場所に被検者を移動させる必要はない。
従って、被検者が高齢者である場合や車椅子に乗っている場合でも、検眼と聴力検査とが別個の装置を用いて行われる従来の場合のような不便さを被検者に与えることなく、検眼及び聴力検査を確実に容易に続けて行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、検査音出力装置の一対のスピーカーのうち一方のスピーカーは、被検者の右眼に対応する一方の検眼窓の右側に配置されており、他方のスピーカーは、被検者の左眼に対応する他方の検眼窓の左側に配置されている。
このことから、被検者が被検眼で各検眼窓を覗いている状態では、前記一方のスピーカーは、左右の被検眼とほぼ同一の高さ位置に位置する左右の耳のうち右側の耳の近傍に配置され、前記他方のスピーカーは、左側の耳の近傍に配置される。
これにより、例えば、被検眼の検査を行った後、被検者が被検眼で各検眼窓を覗いている状態で各スピーカーから検査音を出力することにより、検眼を行った姿勢を維持した状態で被検者の聴力検査を行うことができる。
従って、検眼及び聴力検査のうち一方の検査から他方の検査に移行するとき、被検者に格別な動作を行わせる必要はないので、被検者に不便さを与えることをより確実に防止することができる。
また、例えば各検眼窓の高さ位置を被検眼の高さ位置に合わせるために矯正装置の高さ位置を調節したとき、それと同時に各スピーカーの位置をそれぞれ被検者の各耳の位置に整合させることができる。
これにより、検眼及び聴力検査を続けて行う場合、最初に行われる検査の準備時に各検眼窓又は各スピーカーがそれぞれ被検眼又は被検者の耳に整合するように矯正装置の高さ位置を調節することにより、後に行われる検査の準備時に矯正装置の高さ位置を調節し直す必要はない。
従って、検査を移行する度に矯正装置と被検者の被検眼及び耳との位置をそれぞれ整合させる場合に比べて、検査の準備に掛かる時間を確実に短縮することができる。
請求項3に記載の発明によれば、各スピーカーは、矯正装置の各検眼窓の配列方向に沿った左右方向、該左右方向に直交する上下方向、及び、上下方向及び左右方向のそれぞれに直交する矯正装置の前後方向のうち少なくとも一方向に移動可能である。
このことから、各スピーカーがそれぞれ左右方向に移動可能である場合には、各スピーカーをそれぞれに対応する被検者の各耳に近づく方向及び各耳から離れる方向に移動させることにより、各スピーカーと各耳との左右方向の間隔を被検者毎に微調整することができる。
また、各スピーカーがそれぞれ上下方向に移動可能である場合には、例えば矯正装置を上下方向に移動させることにより被検眼と各検眼窓との高さ位置の位置合わせと同時に各耳と各スピーカーとの高さ位置の位置合わせを行った後、各スピーカーをそれぞれ上下方向に移動させることにより、各耳と各スピーカーとの高さ位置を被検者毎に微調整することができる。
更に、各スピーカーがそれぞれ前後方向に移動可能である場合には、各スピーカーをそれぞれに対応する被検者の各耳に近づく方向及び各耳から離れる方向に移動させることにより、各スピーカーと各耳との前後方向の間隔を被検者毎に微調整することができる。
また、各スピーカーをそれぞれ移動させることにより被検者の各耳及び各スピーカーの相互の位置関係を微調整することができるので、耳及びスピーカーの相互の位置関係を微調整するために被検者の顔を移動させる必要はない。これにより、被検者への負担をより確実に軽減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、矯正装置及び検査音出力装置のそれぞれの作動を制御する制御回路は、音声入力手段から入力部に入力された音声を各スピーカーから出力すべく検査音出力装置の作動を制御可能である。
このことから、音声入力手段から入力された音声を各スピーカーから出力することにより、音声入力手段から入力された音声を被検者の耳の近傍で聴かせることができる。
これにより、被検眼の検査時に視標の見え具合を検者が被検者に質問するとき、音声入力手段に質問を音声で入力することにより、被検者がたとえ高齢者のように聴力が衰えている者であっても、検者が被検者に肉声で質問する場合に比べて、被検者に検者からの質問内容を正確に聞き取らせることができる。
従って、検者が被検者に肉声で質問する場合に比べて、検眼作業を確実に円滑に行うことができる。
また、検者の音声を各スピーカーから出力することにより、検者の音声を被検者の耳の近傍で聴かせることができることから、検者がたとえ小さな声で質問したとしても、その質問内容を被検者に聞き取らせることができる。
これにより、検者が被検者に質問を正確に聞き取らせるために大きな声で質問をする必要はないので、複数の被検者がそれぞれ同一の検査室内で検眼又は聴力検査を行っている場合でも、検者の声が他の被検者に聞こえることを確実に抑制することができる。
従って、検者の声が他の被検者に聞こえることによって他の被検者の検眼及び聴力検査が妨げられることを、確実に抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、制御回路は、音声入力手段に検者の声と周囲の音とがそれぞれ入力されたとき、検者の声と周囲の音とのそれぞれの音量を比較し、周囲の音の音量が検者の声の音量よりも大きいと判断した場合は、各スピーカーから出力される音声の音量を増大させる。
例えば被検眼の検査時に、視標の見え具合を検者が被検者に質問すべく検者が質問を音声で音声入力手段に入力したとき、周囲が騒がしい場合、検者の声に加えて周囲の騒音が音声入力手段に入力されると、各スピーカーから出力された検者の声が周囲の騒音にかき消されて聞き取り難くなる。
これに対し、本発明によれば、前記したように、音声入力手段により入力された周囲の音の音量が検者の声の音量よりも大きい場合、各スピーカーから出力される音声の音量が増大されることから、周囲が騒がしいときに検者がたとえ小さな声で質問したとしても、各スピーカーから出力される声の音量が増大されることにより、検者が大きな声を出すことなく、検者の質問を被検者に明確に聞き取らせることができる。
請求項6に記載の発明によれば、入力部には被検者の個人データの入力が可能であり、制御回路は、音声入力手段により入力されて各スピーカーから出力される音声の音量を個人データに基づいて調節することから、各スピーカーから出力される音声の音量を被検者毎に該被検者の個人データに応じて増減させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、個人データは被検者の年齢を示す年齢データであることから、例えば年齢が大きくなるに従って聴力が衰えることに基づいて年齢と出力音量との関係を設定することにより、視標の見え具合を検者が被検者に質問すべく音声入力手段に入力した検者の声を、被検者の年齢データが示す年齢に応じた音量で各スピーカーから出力することができる。
これにより、被検者が例えば高齢者のように聴力が若年者に比べて衰えている者である場合には、各スピーカーから出力される検者の声の音量を被検者が若年者である場合のそれよりも大きくすることにより、被検者の年齢に拘らず、各スピーカーから出力される検者の声を明確に被検者に聞き取らせることができる。
請求項8に記載の発明によれば、個人データは被検者の聴力を示す聴力データであることから、本発明に係る検眼装置を用いて聴力検査を行った後に検眼を行う場合、検眼時に視標の見え具合を検者が被検者に質問すべく音声入力手段に入力した検者の声を、聴力検査により得られた聴力に応じた音量で各スピーカーから出力することができる。
本発明を図示の実施例に沿って説明する。
本発明に係る検眼装置10は、図1に示すように、各種の視標11を被検者12の左右の被検眼12a,12b(図2参照。)に呈示するための視標呈示装置13と、被検眼12a,12bの視機能を矯正するための矯正装置14とを備える。
視標呈示装置13は、視標11が表示される表示画面15を有する。表示画面15には、図示の例では、視力検査に用いられる視標11である従来よく知られたランドルト環が表示されている。表示画面15への視標11の表示は、後述するコントローラ16により制御されている。
矯正装置14は、視標呈示装置13と被検者12との間に配置された検眼テーブル17に設けられたアーム18に取り付けられており、左右方向に並べて配置された一対のフォロプタ19を備える。アーム18は、その検眼テーブル17からの高さ位置が調節可能に該検眼テーブルに設けられており、検眼テーブル17からのアーム18の高さ位置を調節することにより、検眼テーブル17からの各フォロプタ19の高さ位置が調節される。
各フォロプタ19は、それぞれハウジング20を備える。各ハウジング20には、それぞれ視標呈示装置13の表示画面15に表示された視標11を見るための検眼窓21が形成されている。
各ハウジング20は、両検眼窓21の両ハウジング20間での間隔が被検者12の左右の被検眼12a,12bの間隔にほぼ等しくなるように、互いに間隔をおいて配置されている。これにより、被検者12は、各被検眼12a,12bでそれぞれに対応する検眼窓21を同時に覗くことができる。
各ハウジング20内には、従来と同様に、互いに屈折力の異なる複数の矯正レンズ22(図2参照。)が周方向に沿って設けられた環状の図示しないレンズディスクが回転可能に収納されている。各矯正レンズ22は、それぞれ前記コントローラ16の制御下で前記レンズディスクの回転により各検眼窓21内に選択的に配置される。
本発明に係る矯正装置14には、被検者12の左右の両耳12c,12dの聴力を検査するための検査音を出力する検査音出力装置23が設けられている。
検査音出力装置23は、一対のスピーカー24を備える。各スピーカー24は、図2に示すように、全体に直方体をなすハウジング25と、該ハウジング内に収容され、音声を出力する出力部26とをそれぞれ有する。
一方のスピーカー24のハウジング25は、被検者12の右眼12aに対応する一方のフォロプタ19の検眼窓21の右側に該検眼窓から所定の間隔をおいて配置されている。他方のスピーカー24のハウジング25は、被検者12の左眼12bに対応する他方のフォロプタ19の検眼窓21の左側に該検眼窓に所定の間隔をおいて配置されている。各ハウジング25と各検眼窓21との間の間隔は、被検者12が各フォロプタ19の検眼窓21を覗くときに各ハウジング25がそれぞれその行為の妨げにならない大きさに設定されている。また、各ハウジング25は、図示の例では、それぞれ各検眼窓21の高さ位置とほぼ同一の高さ位置に配置されている。
各ハウジング25のそれぞれの長手方向で互いに対向する一対の端壁25aのうち一方の端壁25aは、それぞれに対応するフォロプタ19のハウジング20の被検者12側に位置する後壁20aに対向している。各ハウジング25には、向かい合う他方のハウジング25に向けて開放する出音口25bが設けられている。出力部26から出力された音声は、出音口25bを経てハウジング25の内方からその外方に放出される。
各スピーカー24の出力部25からの検査音の出力は、後述するコントローラ16により制御されている。
また、各スピーカー24は、図示の例では、それぞれ支持構造Sを介して矯正装置14に支持されている。
支持構造Sは、図3及び図4に示すように、各フォロプタ19のハウジング20に形成された一対の第一の案内溝27と、各スピーカー24のハウジング25に形成された一対の第二の案内溝28と、第一及び第二の各案内溝27,28に係合される一対の係合部材29とを有する。
各第一の案内溝27は、図3に示すように、それぞれ各ハウジング20の後壁20aに、各スピーカー24のハウジング25の前記一方の端壁25aに対向する位置で後壁20aを貫通して形成されている。また、各第一の案内溝27は、それぞれ各検眼窓21よりも上方から各検眼窓21よりも下方へ向けて各フォロプタ19の上下方向に沿って直線的に伸びる。
各第二の案内溝28は、図4に示すように、それぞれ各ハウジング25の前記一方の端壁25aに該端壁を貫通して形成されており、各フォロプタ19の左右方向に沿ってすなわち第一の案内溝27の伸長方向に直交する方向に沿って伸びる。これにより、各スピーカー24のハウジング25がそれぞれ各フォロプタ19への所定の取付位置に配置された状態では、第一及び第二の各案内溝27,28は、図3に示すように、それぞれ互いに立体交差する。
各係合部材29は、それぞれ細長い板状をなしており、各フォロプタ19のハウジング20内から第一の案内溝27を経てハウジング20の前後方向後方へ伸び、更に、第二の案内溝28を経て各スピーカー24のハウジング25内に挿入されて該ハウジング内をその長手方向に沿って伸びる。
各係合部材29の各フォロプタ19側に位置する一端部29aには、それぞれ各フォロプタ19のハウジング20内から第一の案内溝27の縁部27aに係合する第一の係合部30が形成されている。各第一の係合部30がそれぞれ第一の案内溝27の縁部27aに係合することにより、各ハウジング20からの各係合部材29の抜け出しが防止される。
また、図示の例では、各係合部材29の一端部29aにハウジング20内から当接する当接部材31が、各フォロプタ19のハウジング20の後壁20aに設けられている。各当接部材31がそれぞれ各係合部材29の一端部29aに当接することにより、各係合部材29がそれぞれ各フォロプタ19のハウジング20内に押し込まれることが防止される。
これにより、各係合部材29は、それぞれ各フォロプタ19の左右方向及び前後方向に沿った移動が拘束された状態で、その移動が第一の案内溝27により案内される。
各係合部材29の各スピーカー24側に位置する他端部29bには、それぞれ各第二の案内溝28の縁部28aに各スピーカー24のハウジング25の内方から係合可能な第二の係合部32が形成されている。各第二の係合部32がそれぞれ第二の案内溝28の縁部28aに係合することにより、各ハウジング25からの各係合部材29の抜け出しが防止される。
各スピーカー24は、各係合部材29がそれぞれ第一の案内溝27に沿って案内されることにより、それぞれ各フォロプタ19の上下方向に沿って各係合部材29と一体的に移動する。
また、各スピーカー24は、各係合部材29がそれぞれ第二の案内溝28に沿って案内されることにより、各フォロプタ19の左右方向に沿って各係合部材29と一体的に移動する。
更に、各スピーカー24は、各ハウジング25内への各係合部材29の挿入量を変化させることにより、各ハウジング25の前記一方の端壁25aがそれぞれ各フォロプタ19のハウジング20の後壁20aに当接する位置と各係合部材29の第二の係合部32がそれぞれ第二の案内溝28の縁部28aに係合する位置との間で、各係合部材29の長手方向に沿ってすなわち各フォロプタ19の前後方向に沿って移動する。
更に、本発明に係る検眼装置10は、図1に示すように、矯正装置14、視標呈示装置13及び検査音出力装置23のそれぞれの作動を制御するための前記したコントローラ16を備える。
コントローラ16は、図5及び図6に示すように、検者T(図1参照。)により操作される操作部33と、該操作部の操作内容を示す操作画像が表示される表示部34とを有する。
また、コントローラ16は、操作部33の操作に基づいて視標呈示装置13、矯正装置14及び表示部34の作動を制御する制御回路35と、メモリ部36とを有する。
メモリ部36は、図5に示すように、制御回路35に接続されている。メモリ部36には、各種の検査に用いられる各種の視標11を示す視標データ37と、各矯正レンズ22の球面度数、乱視度数、軸角度等の屈折力を示すレンズデータ38とがそれぞれ記憶されている。
また、メモリ部36には、被検者12の聴力検査に用いられる検査音を示す検査音データ39が記憶されている。検査音データ39は、各スピーカー24からの出力音量毎すなわち検査対象となる検査音量毎にメモリ部36に記憶されている。
操作部33は、制御回路35に接続されている。操作部33には、各フォロプタ19の検眼窓21内に配置する矯正レンズ22を選択するためのダイヤル40、及び、視標呈示装置13の表示画面15に表示させる視標11を選択するための複数の視標選択スイッチ41が設けられている。
また、操作部33には、検査モード切替スイッチ42、聴力検査に用いられる検査音を選択するための複数の検査音選択スイッチ43、及び、後述するマイクロホン44(以下、マイクと称す。)からの音声の入力を可能とするための音声入力スイッチ45が設けられている。
検査モード切替スイッチ42は、被検眼12a,12bの視機能検査を行う検眼モードと各スピーカー24を用いて被検者12の聴力検査を行う聴力検査モードとを互いに切り替えるために操作される。
各検査音選択スイッチ43は、それぞれメモリ部36に記憶された各出力音量に対応して操作部33に設けられている。
表示部34は、制御回路35に接続されており、図6に示すように、操作部33の前記した各スイッチの操作により設定された内容が表示される表示画面47を有する。
制御回路35は、図5に示すように、操作部33に接続された判定部48と、メモリ部36に接続された抽出部49と、外部からのデータの入力を受ける入力部50とを備える。
更に、制御回路35は、表示部34及び視標呈示装置13に接続された画像出力部51と、各スピーカー24に接続された音声出力部52と、該音声出力部から出力される音声の大きさを調節する音量調節手段53とを備える。
以下、被検眼12a,12bの視力値を測定するときと被検者12の聴力検査を行うときとの制御回路35による制御作用を図7のフローチャートに基づいて説明する。
制御回路35は、操作部33の検査モード切替スイッチ42判定部48に送られてくる信号に基づいて、設定された検査モードが検眼モード及び聴力検査モードのうちのいずれであるかを判定部48で判定する(ステップS1)。
制御回路35は、設定された検査モードが検眼モードであると判定部48で判定した場合、視標選択スイッチ41から信号を受けたか否か、すなわち、視標選択スイッチ41が操作されたか否かを判定部48で判定する(ステップS2)。
制御回路35は、視標選択スイッチ41から信号を受けていないと判定部48で判定した場合、すなわち、視標選択スイッチ41が操作されていないと判定部48で判定した場合は、ステップS2を繰り返す。
制御回路35は、視標選択スイッチ41から信号を受けたと判定部48で判定した場合、すなわち、視標選択スイッチ41が操作されたと判定部48で判定した場合は、視標選択スイッチ41から受ける信号に基づいて、選択された視標11がいずれの視標11であるかを判定し、その視標11を示す視標信号を抽出部49に出力する(ステップS3)。
制御回路35は、選択された視標11を示す信号が判定部48から抽出部49に出力されると、その視標11に対応する視標データ37を抽出部49によってメモリ部36から抽出する(ステップS4)。
制御回路35は、抽出部49で抽出した視標データ37が示す視標11を表示画面15に表示させる旨の視標画像信号を抽出部49から視標呈示装置13に画像出力部51を介して出力する(ステップS5)。
これにより、視標呈示装置13の表示画面15には、操作部33の複数の視標選択スイッチ41から選択された視標選択スイッチ41に対応する視標11が表示される。
検者Tは、視標呈示装置13の表示画面15を矯正レンズ22が配置されていない状態の各検眼窓21を通して被検者12に見させ、その見え具合を被検者12に質問する。検者Tは、被検者12からの応答に基づいて、ダイヤル40を操作する。
このとき、制御回路35は、操作部33のダイヤル40が操作されたことを示す操作信号を受けたか否かを判定部48で判定する(ステップS6)。
制御回路35は、操作部33から前記操作信号を受けていないと判定部48で判定した場合、すなわち、ダイヤル40が操作されていない場合、ステップS6を繰り返す。
制御回路35は、操作部33から前記操作信号を受けたと判定部48で判定した場合、すなわち、ダイヤル40が操作された場合、この操作信号に基づいてダイヤル40の操作位置を判定し、その操作位置を示す操作位置信号を抽出部49に出力する(ステップS7)。
制御回路35は、抽出部49が操作位置信号を判定部48から受けると、その操作位置信号に基づいて操作位置に応じた屈折力を示すレンズデータ38をメモリ部36から抽出し、抽出したレンズデータ38が示す屈折力を有する矯正レンズ22を各フォロプタ19の検眼窓21内に配置する旨の制御信号を抽出部49から矯正装置14に画像出力部51を介して出力する(ステップS8)。
これにより、ダイヤル40の操作により選択された屈折力を有する矯正レンズ22が各フォロプタ19の検眼窓21内に配置される。
検者Tは、各検眼窓21内に配置される矯正レンズ22をダイヤル40の操作により繰り返し交換することにより、被検眼12a,12bの視機能を矯正レンズ22で矯正する。これにより、作成すべき眼鏡のレンズの屈折度数を定めることができる。
他方、制御回路35は、ステップS1において、設定された検査モードが聴力検査モードであると判定部48で判定した場合、検査音選択スイッチ43から信号を受けたか否か、すなわち、検査音選択スイッチ43が操作されたか否かを判定部48で判定する(ステップS9)。
制御回路35は、検査音選択スイッチ43から信号を受けていないと判定部48で判定した場合、すなわち、検査音選択スイッチ43が操作されていないと判定部48で判定した場合は、ステップS9を繰り返す。
制御回路35は、検査音選択スイッチ43から信号を受けたと判定部48で判定した場合、すなわち、検査音選択スイッチ43が操作されたと判定部48で判定した場合は、検査音選択スイッチ43から受ける信号に基づいて、選択された検査音の出力音量がいずれの出力音量であるかを判定し、その出力音量を示す音量信号を抽出部49に出力する(ステップS10)。
検者Tは、検査音選択スイッチ43を操作するに先立って、被検者12が各被検眼12a,12bでそれぞれ対応する検眼窓22を覗いた状態で、各スピーカー24をそれぞれ前記したように各フォロプタ19の上下方向、左右方向及び前後方向に移動させることにより、各スピーカー24がそれぞれ被検者12の各耳12c,12dに近接するように各スピーカー24の位置を調節する。
制御回路35は、前記音量信号が判定部48から抽出部49に出力されると、その出力音量に対応する検査音を示す検査音データ39を抽出部49によってメモリ部36から抽出する(ステップS11)。
制御回路35は、抽出部49で抽出した検査音データ39が示す出力音量の検査音を各スピーカー24から出力させる旨の音声出力信号を抽出部49から各スピーカー24に音声出力部52を介して出力する(ステップS12)。
これにより、操作部33の検査音選択スイッチ43の操作により選択された出力音量の検査音が、矯正装置14の各フォロプタ19に設けられた各スピーカー24から出力される。
検者Tは、各スピーカー24から出力される検査音を被検者12に聴かせ、その聴こえ具合を被検者12に質問する。検者Tは、被検者12からの応答に基づいて、他の検査音選択スイッチ43を操作することにより検査音の音量を変更する。この作業を繰り返し行うことにより、従来と同様に、被検者12の聴力を定めることができる。
更に、本発明に係る検眼装置10は、図5に示すように、入力部50に音質及び音量等の音声データを入力するための音声入力手段54を備える。音声入力手段54は、前記したマイク44で構成されており、図示の例では、操作部33に設けられている。マイク44は、本実施例では、被検者12の検眼時に検者Tから被検者12に視標11の見え具合を質問するときに用いられる。
マイク44から入力した声を各スピーカー24から出力するときの制御回路35による制御作用を図8のフローチャートに基づいて説明する。
制御回路35は、検査モード切替スイッチ42の操作により検査モードが検眼モードにおかれた状態で音声入力スイッチ45から信号を受けたか否か、すなわち、音声入力スイッチ45が操作されたか否かを判定部48で判定する(ステップS20)。
制御回路35は、音声入力スイッチ45から信号を受けていないと判定部48で判定した場合、すなわち、音声入力スイッチ45が操作されていないと判定部48で判定した場合、ステップS20を繰り返す。
制御回路35は、音声入力スイッチ45から信号を受けたと判定部48で判定した場合、すなわち、音声入力スイッチ45が操作されたと判定部48で判定した場合、マイク44から入力部50に音声データが入力されたか否かを判定部48で判定する(ステップS21)。
制御回路35は、マイク44から入力部50に音声データが入力されていないと判定部48で判定した場合、ステップS21を繰り返す。
制御回路35は、マイク44から入力部50に音声データが入力されたと判定部48で判定した場合、音声データを示す音声信号を判定部48から音量調節手段53に出力する(ステップS22)。
制御回路35は、前記音声信号が判定部48から音量調節手段53に出力されると、音声信号に示された音声データに含まれる検者Tの声と検眼装置10の周囲の音とのそれぞれの音量を音量調節手段53で比較する(ステップS23)。
このとき、音量調節手段53は、周囲の音の音量が検者の声の音量よりも小さいと判断した場合は、音量調節処理を行わず、判定部48から出力された音声信号が示す音声を出力する旨の音声出力信号を各スピーカー24に音声出力部52を介して出力する(ステップS24)。
これにより、マイク44から入力部50に入力された検者Tの声が各スピーカー24の出力部26から出力される。
他方、音量調節手段53は、周囲の音の音量が検者Tの声の音量よりも大きいと判断した場合は、検者Tの声の音量が周囲の音の音量よりも大きくなるように検者Tの声の音量を増幅させる音量調節処理を行い、音量調節処理した検者Tの声と周囲の音とを含む音声を出力する旨の音声出力信号を各スピーカー24に音声出力部52を介して出力する(ステップS25)。
これにより、マイク44から入力部50に入力された検者Tの声が周囲の音にかき消されることなく各スピーカー24の出力部26から出力される。
このとき、前記したように、各スピーカー24のハウジング25に、それぞれ向かい合う他方のハウジング25に向けて開放する出音口25bが設けられていることから、各出音口25bは、それぞれ被検者12が各被検眼12a,12bでそれぞれ対応する検眼窓22を覗いた状態で被検者12の各耳12c,12dに対向する。これにより、各スピーカー24の出力部26から出力された音声は、出音口25bを経てハウジング25の内方から被検者12の各耳12c,12dに向けて放出される。従って、各出力部26から出力された音声を被検者12の耳12c,12dに明確に聴かせることができる。
本実施例によれば、前記したように、各検眼窓21を通して視標11を見る被検眼12a,12bの視機能を矯正するための矯正装置14の各フォロプタ19に、被検者12の聴力を検査するための検査音を出力する検査音出力装置23が設けられていることから、眼鏡を処方するための視機能の検査と補聴器を処方するための聴力検査とを単一の装置を用いて行うことができる。
これにより、検眼及び聴力検査を続けて行う場合、一方の検査を行ったときと同一の場所で他方の検査を行うことができるので、前記一方の検査が終了した後、前記他方の検査を行うために該他方の検査を行うための装置が配置されている場所に被検者12を移動させる必要はない。
従って、被検者12が高齢者である場合や車椅子に乗っている場合でも、検眼と聴力検査とが別個の装置を用いて行われる従来の場合のような不便さを被検者12に与えることなく、検眼及び聴力検査を確実に容易に続けて行うことができる。
また、前記したように、検査音出力装置23の一対のスピーカー24のうち一方のスピーカー24は、被検者12の右眼12aに対応する一方の検眼窓21の右側に配置されており、他方のスピーカー24は、被検者の左眼12bに対応する他方の検眼窓の左側に配置されている。また、各スピーカー24は、それぞれ各検眼窓21の高さ位置とほぼ同一の高さ位置に配置されている。
これらのことから、被検者12が被検眼12a,12bで各検眼窓21を覗いている状態では、前記一方のスピーカー24は、左右の被検眼12a,12bとほぼ同一の高さ位置に位置する左右の耳12c,12dのうち右側の耳12cの近傍に配置され、前記他方のスピーカー24は、左側の耳12dの近傍に配置される。
これにより、例えば、被検眼12a,12bの検査を行った後、被検者12が被検眼12a,12bで各検眼窓21を覗いている状態で各スピーカー24から検査音を出力することにより、検眼を行った姿勢を維持した状態で被検者12の聴力検査を行うことができる。
従って、検眼及び聴力検査のうち一方の検査から他方の検査に移行するとき、被検者12に格別な動作を行わせる必要はないので、被検者12に不便さを与えることをより確実に防止することができる。
また、例えば各検眼窓21の高さ位置を被検眼12a,12bの高さ位置に合わせるために各フォロプタ19の高さ位置を調節したとき、それと同時に各スピーカー24の位置をそれぞれ被検者12の各耳12c,12dの位置に整合させることができる。
これにより、検眼及び聴力検査を続けて行う場合、最初に行われる検査の準備時に各検眼窓21又は各スピーカー24がそれぞれ被検眼12a,12b又は被検者の耳12c,12dに整合するように各フォロプタ19の高さ位置を調節することにより、後に行われる検査の準備時に各フォロプタ19の高さ位置を調節し直す必要はない。
従って、検査を移行する度に各フォロプタ19と被検者12の被検眼12a,12b及び耳12c,12dとの位置をそれぞれ整合させる場合に比べて、検査の準備に掛かる時間を確実に短縮することができる。
更に、前記したように、各スピーカー24は、それぞれ各フォロプタ19左右方向、上下方向及び前後方向に移動可能である。
このことから、各スピーカー24をそれぞれ左右方向に移動させることにより、各スピーカー24と各耳12c,12dとの左右方向の間隔を被検者12毎に微調整することができる。
また、被検眼12a,12bと各検眼窓21との高さ位置の位置合わせと同時に各耳12c,12dと各スピーカー24との高さ位置の位置合わせを行った後、各スピーカー24をそれぞれ上下方向に移動させることにより、各耳12c,12dと各スピーカー24との高さ位置を被検者12毎に微調整することができる。
更に、各スピーカー24をそれぞれ前後方向に移動させることにより、各スピーカー24と各耳12c,12dとの前後方向の間隔を被検者12毎に微調整することができる。
また、各スピーカー24をそれぞれ移動させることにより被検者12の各耳12c,12d及び各スピーカー24の相互の位置関係を微調整することができることから、耳12c,12d及びスピーカー24の相互の位置関係を微調整するために被検者12の顔を移動させる必要はない。これにより、被検者12への負担をより確実に軽減することができる。
また、前記したように、矯正装置14及び検査音出力装置23のそれぞれの作動を制御する制御回路35は、音声入力手段54であるマイク44から入力部50に入力された音声を各スピーカー24から出力すべく検査音出力装置23の作動を制御可能である。
従来、被検眼12a,12bの視機能を検査する際、各検眼窓21内に配置された矯正レンズ22を通して視標11を見たときの視標11の見え具合を検者Tが被検者12に質問したとき、被検者12が高齢者のように聴力が衰えている者である場合、被検者12が質問を正確に聞き取れないことがある。このような場合、検眼作業を円滑に行うことができない。
被検者12が質問を正確に聞き取ることができるように、検者Tが大きな声で質問をすることが考えられるが、複数の被検者12がそれぞれ同一の検査室内で検眼又は聴力検査を行っている場合には、検者Tの声が他の被検者12にも聞こえてしまい、他の被検者12の検眼及び聴力検査の妨げになってしまう。
これに対し、本実施例によれば、前記したように、マイク44から入力された音声が各スピーカー24から出力されることから、マイク44から入力された音声を被検者12の耳12c,12dの近傍で聴かせることができる。
これにより、被検眼12a,12bの検査時に視標11の見え具合を検者Tが被検者12に質問するとき、マイク44に質問を音声で入力することにより、被検者12がたとえ高齢者のように聴力が衰えている者であっても、検者Tが被検者12に肉声で質問する場合に比べて、被検者12に検者Tからの質問内容を正確に聞き取らせることができる。
従って、検者Tが被検者12に肉声で質問する場合に比べて、検眼作業を確実に円滑に行うことができる。
また、検者Tの音声を各スピーカー24から出力することにより、検者Tの音声を被検者12の耳12c,12dの近傍で聴かせることができることから、検者Tがたとえ小さな声で質問したとしても、その質問内容を被検者12に聞き取らせることができる。
これにより、検者Tが被検者12に質問を正確に聞き取らせるために大きな声で質問をする必要はないので、複数の被検者12がそれぞれ同一の検査室内で検眼又は聴力検査を行っている場合でも、検者Tの声が他の被検者12に聞こえることを確実に抑制することができる。
従って、検者Tの声が他の被検者12に聞こえることによって他の被検者12の検眼及び聴力検査が妨げられることを、確実に抑制することができる。
更に、前記したように、制御回路35は、マイク44に検者Tの声と周囲の音とがそれぞれ入力されたとき、検者Tの声と周囲の音とのそれぞれの音量を比較し、周囲の音の音量が検者Tの声の音量よりも大きいと判断した場合は、各スピーカー24から出力される音声の音量を増大させる。
例えば被検眼12a,12bの検査時に、視標11の見え具合を検者Tが被検者12に質問すべく検者Tが質問を音声でマイク44に入力したとき、周囲が騒がしい場合、検者Tの声に加えて周囲の騒音がマイク44に入力されるため、各スピーカー24から出力された検者Tの声が周囲の騒音にかき消されて聞き取り難くなる。
これに対し、本実施例によれば、前記したように、マイク44により入力された周囲の音の音量が検者Tの声の音量よりも大きい場合、各スピーカー24から出力される音声の音量が増大されることから、周囲が騒がしいときに検者Tがたとえ小さな声で質問したとしても、各スピーカー24から出力される声の音量が増大されることにより、検者Tが大きな声を出すことなく、検者Tの質問を被検者12に明確に聞き取らせることができる。
本実施例において、入力部50には被検者12の個人データを入力し、マイク44により入力されて各スピーカーから出力される音声の音量を個人データに基づいて制御回路により制御することができる。
この場合、本発明に係る検眼装置10を用いた聴力検査により得られた被検者12の聴力値を示す聴力データで個人データを構成し、例えば聴力検査を行った後に検眼を行う場合に、メモリ部36に記憶された前記聴力データに基づいて、各スピーカー24からの音声の出力音量を制御回路35により以下に示すように制御することができる。
また、この場合、聴力検査により得られた検査聴力値と出力音量との関係を示す聴力音量データテーブルをメモリ部36に記憶させることができる。
このような場合にマイク44から入力された声を各スピーカー24から出力するときの制御回路35による制御作用を図9のフローチャートに基づいて説明する。
制御回路35は、検査モード切替スイッチ42の操作により検査モードが検眼モードにおかれた状態で音声入力スイッチ45から信号を受けたか否か、すなわち、音声入力スイッチ45が操作されたか否かを判定部48で判定する(ステップS30)。
制御回路35は、音声入力スイッチ45から信号を受けていないと判定部48で判定した場合、すなわち、音声入力スイッチ45が操作されていないと判定部48で判定した場合、ステップS30を繰り返す。
制御回路35は、音声入力スイッチ45から信号を受けたと判定部48で判定した場合、すなわち、音声入力スイッチ45が操作されたと判定部48で判定した場合、マイク44から入力部50に音声データが入力されたか否かを判定部48で判定する(ステップS31)。
制御回路35は、マイク44から入力部50に音声データが入力されていないと判定部48で判定した場合、ステップS31を繰り返す。
制御回路35は、マイク44から入力部50に音声データが入力されたと判定部48で判定した場合、メモリ部36に前記聴力データが記憶されているか否かを判定部48で判定する(ステップS32)。
制御回路35は、メモリ部36に前記聴力データが記憶されていないと判定部48で判定した場合、音声データを示す音声信号を判定部48から音量調節手段53に出力し(ステップS33)、図8のステップS23に進む。
他方、制御回路35は、メモリ部36に前記聴力データが記憶されていると判定部48で判断した場合には、前記聴力データをメモリ部36から抽出部49により抽出し、前記聴力データとマイク44からの音声データとを示す音声信号を抽出部49から音量調節手段53に出力する(ステップS34)。
このとき、音量調節手段53は、前記聴力データとマイク44からの音声データとを示す音声信号を抽出部49から受けると、音声データから検者Tの声を示す声データを抽出する(ステップS35)。
続いて、音量調節手段53は、メモリ部36に記憶された前記聴力音量データテーブルに基づいて前記聴力データに対応する出力音量を算出する(ステップS36)。
更に、音量調節手段53は、前記声データが示す検者Tの声の音量が算出した出力音量となるように音量調節処理を行う(ステップS37)。
次に、音量調節手段53は、音量調節処理を行った声データの音量と音声データに含まれる検眼装置10の周囲の音の音量とを比較する(ステップS38)。
音量調節手段53は、周囲の音の音量が検者の声の音量よりも小さいと判断した場合、音量調節処理を行った声データが示す検者Tの声と周囲の音とを含む音声を各スピーカー24から出力させる旨の音声出力信号を各スピーカー24に音声出力部52を介して出力する(ステップS39)。
これにより、マイク44から入力部50に入力された検者Tの声が各スピーカー24の出力部26から被検者12の聴力に応じた大きさの音量で出力される。
他方、音量調節手段53は、ステップS36で周囲の音の音量が検者の声の音量よりの大きいと判断した場合は、音量調節処理を行った声データが示す検者Tの声の音量が周囲の音の音量よりも大きくなるように検者Tの声の音量を増幅させる音量調節処理を更に行い、音量調節処理した検者Tの声と周囲の音とを含む音声を各スピーカー24から出力させる旨の音声出力信号を各スピーカー24に音声出力部52を介して出力する(ステップS40)。
これにより、マイク44から入力部50に入力された検者Tの声が周囲の音にかき消されることなく被検者12の聴力に応じた大きさの音量で各スピーカー24の出力部26から出力される。
図9に示す例では、被検者12の個人データが聴力データで構成された例を示したが、これに代えて、個人データを被検者12の年齢を示す年齢データで構成することができる。この場合、年齢データを入力部50に検眼を行うに先立って予め入力してこの個人データをメモリ部36に記憶させ、年齢と年齢に応じた一般的な聴力と各スピーカー24からの出力音量との間の関係を示す年齢音量データテーブルをメモリ部36に記憶させることができる。
このような場合にマイク44から入力された声を各スピーカー24から出力するときの制御回路35による制御作用を図10のフローチャートに基づいて説明する。
制御回路35は、検査モード切替スイッチ42の操作により検査モードが検眼モードにおかれた状態で音声入力スイッチ45から信号を受けたか否か、すなわち、音声入力スイッチ45が操作されたか否かを判定部48で判定する(ステップS50)。
制御回路35は、音声入力スイッチ45から信号を受けていないと判定部48で判定した場合、すなわち、音声入力スイッチ45が操作されていないと判定部48で判定した場合、ステップS50を繰り返す。
制御回路35は、音声入力スイッチ45から信号を受けたと判定部48で判定した場合、すなわち、音声入力スイッチ45が操作されたと判定部48で判定した場合、マイク44から入力部50に音声データが入力されたか否かを判定部48で判定する(ステップS51)。
制御回路35は、マイク44から入力部50に音声データが入力されていないと判定部48で判定した場合、ステップS51を繰り返す。
制御回路35は、マイク44から入力部50に音声データが入力されたと判定部48で判定した場合、メモリ部36に前記年齢データが記憶されているか否かを判定部48で判定する(ステップS52)。
制御回路35は、メモリ部36に前記年齢データが記憶されていないと判定部48で判定した場合、音声データを示す音声信号を判定部48から音量調節手段53に出力し(ステップS53)、図8のステップS23に進む。
他方、制御回路35は、メモリ部36に前記年齢データが記憶されていると判定部48で判断した場合には、前記年齢データをメモリ部36から抽出部49により抽出し、前記年齢データとマイク44からの音声データとを示す年齢音声信号を抽出部49から音量調節手段53に出力する(ステップS54)。
このとき、音量調節手段53は、前記年齢データとマイク44からの音声データとを示す音声信号を抽出部49から受けると、音声データから検者Tの声を示す声データを抽出する(ステップS55)。
続いて、音量調節手段53は、メモリ部36に記憶された前記年齢音量データテーブルに基づいて前記年齢データに対応する一般的な聴力を算出し(ステップS56)、更に、算出した聴力に基づいて出力音量を算出する(ステップS57)。
更に、音量調節手段53は、前記声データが示す検者Tの声の音量が算出した出力音量となるように音量調節処理を行う(ステップS58)。
続いて、音量調節手段53は、音量調節処理を行った声データの音量と音声データに含まれる検眼装置10の周囲の音の音量とを比較する(ステップS59)。
音量調節手段53は、周囲の音の音量が検者の声の音量よりも小さいと判断した場合、音量調節処理を行った声データが示す検者Tの声と周囲の音とを含む音声を各スピーカー24から出力させる旨の音声出力信号を各スピーカー24に音声出力部52を介して出力する(ステップS60)。
これにより、マイク44から入力部50に入力された検者Tの声が各スピーカー24の出力部26から被検者12の年齢に応じた大きさの音量で出力される。
他方、音量調節手段53は、ステップS46で周囲の音の音量が検者の声の音量よりの大きいと判断した場合は、音量調節処理を行った声データが示す検者Tの声の音量が周囲の音の音量よりも大きくなるように検者Tの声の音量を増幅させる音量調節処理を更に行い、音量調節処理した検者Tの声と周囲の音とを含む音声を各スピーカー24から出力させる旨の音声出力信号を各スピーカー24に音声出力部52を介して出力する(ステップS61)。
これにより、マイク44から入力部50に入力された検者Tの声が周囲の音にかき消されることなく被検者12の年齢に応じた大きさの音量で各スピーカー24の出力部26から出力される。
図10に示す例によれば、前記したように、個人データが被検者12の年齢を示す年齢データであることから、例えば年齢が大きくなるに従って聴力が衰えることに基づいて年齢と出力音量との関係を設定することにより、視標11の見え具合を検者Tが被検者12に質問すべくマイク44に入力した検者Tの声を、被検者12の年齢データが示す年齢に応じた音量で各スピーカー24から出力することができる。
これにより、被検者12が例えば高齢者のように聴力が若年者に比べて衰えている者である場合には、各スピーカー24から出力される検者Tの声の音量を被検者12が若年者である場合のそれよりも大きくすることにより、被検者12の年齢に拘らず、各スピーカー24から出力される検者Tの声を明確に被検者12に聞き取らせることができる。
図1乃至図10に示す例では、各スピーカー24が各フォロプタ19の上下方向、左右方向及び前後方向のそれぞれの方向に移動可能に各フォロプタ19に取り付けられた例を示したが、これに代えて、上下方向、左右方向及び前後方向のうち一方向又は二方向に移動可能となるように、各スピーカー24をそれぞれ各フォロプタ19に取り付けることができる。
また、図1乃至図10に示す例では、各スピーカー24がそれぞれ各フォロプタ19に支持構造Sを介して支持された例を示したが、これに代えて、各スピーカー24が各フォロプタ19の上下方向、左右方向及び前後方向のいずれかの方向に移動可能となるように各スピーカー24をそれぞれ各フォロプタ19に取り付けることができれば、本実施例に係る支持構造S以外の構造を本発明に適用することができる。
更に、図1乃至図10に示す例では、音声入力手段54がマイク44で構成された例を示したが、これに代えて、入力部50に音声を入力することができれば、マイク44以外の手段で音声入力手段54を構成することができる。
本発明に係る検眼装置を概略的に示す斜視図である。 本発明に係る矯正装置を概略的に示す平面図である。 本発明に係る矯正装置を概略的に示す正面図である。 本発明に係るフォロプタへのスピーカーへの支持構造を概略的に示す縦断面図である。 本発明に係る検眼装置を概略的に示すブロック図である。 本発明に係るコントローラを概略的に示す平面図である。 被検眼の視力値を測定するときと被検者の聴力検査を行うときとの制御回路による制御作用を示すフローチャートである。 マイクから入力した声を各スピーカーから出力するときの制御回路による制御作用を示すフローチャートである。 被検者の聴力データと検査聴力値及び出力音量の関係を示す聴力音量データテーブルとがそれぞれメモリ部に記憶されたときの、マイクから入力された声を各スピーカーから出力するときの制御回路による制御作用を示すフローチャートである。 被検者の年齢データと、年齢、年齢に応じた一般的な聴力及び各スピーカーからの出力音量との間の関係を示す年齢音量データテーブルとがそれぞれメモリ部に記憶されたときの、マイクから入力された声を各スピーカーから出力するときの制御回路による制御作用を示すフローチャートである。
符号の説明
10 検眼装置
11 視標
12 被検者
12a,12b 被検眼
14 矯正装置
21 検眼窓
22 光学素子(矯正レンズ)
23 検査音出力装置
24 スピーカー
35 制御回路
50 入力部
54 音声入力手段

Claims (8)

  1. 視標を見るための一対の検眼窓がそれぞれ被検者の左右の被検眼に対応するように互いに間隔をおいて形成され、前記各検眼窓を通して前記視標を見る前記各被検眼の視機能を矯正するための光学素子を前記各検眼窓内にそれぞれ選択的に配置する矯正装置を備え、該矯正装置には、前記被検者の聴力を検査するための検査音を出力する検査音出力装置が設けられていることを特徴とする検眼装置。
  2. 前記検査音出力装置は一対のスピーカーを備え、一方の該スピーカーは、前記被検者の右眼に対応する一方の前記検眼窓の右側に配置され、他方の前記スピーカーは、前記被検者の左眼に対応する他方の前記検眼窓の左側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の検眼装置。
  3. 前記各スピーカーは、前記矯正装置の前記各検眼窓の配列方向に沿った左右方向、該左右方向に直交する上下方向、及び、該上下方向及び前記左右方向のそれぞれに直交する前記矯正装置の前後方向のうち少なくとも一方向に移動可能に、それぞれ前記矯正装置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の検眼装置。
  4. 各種のデータの入力を受ける入力部と、前記矯正装置及び前記検査音出力装置のそれぞれの作動を制御する制御回路と、前記入力部に音声を入力するための音声入力手段とを更に備え、前記制御回路は、前記音声入力手段から前記入力部に入力された音声を前記各スピーカーから出力すべく前記検査音出力装置の作動を制御可能であることを特徴とする請求項2又は3に記載の検眼装置。
  5. 前記制御回路は、前記音声入力手段に検者の声と周囲の音とがそれぞれ入力されたとき、前記検者の声と周囲の音とのそれぞれの音量を比較し、周囲の音の音量が前記検者の声の音量よりも大きいと判断した場合は、前記各スピーカーから出力される前記音声の音量を増大させることを特徴とする請求項4に記載の検眼装置。
  6. 前記入力部には前記被検者の個人データの入力が可能であり、前記制御回路は、前記音声入力手段により入力されて前記各スピーカーから出力される前記音声の音量を前記個人データに基づいて調節することを特徴とする請求項4又は5に記載の検眼装置。
  7. 前記個人データは前記被検者の年齢を示す年齢データであることを特徴とする請求項6に記載の検眼装置。
  8. 前記個人データは前記被検者の聴力を示す聴力データであることを特徴とする請求項6に記載の検眼装置。
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