JP2008220172A - 酵母の製造方法、酵母、及び糖タンパク質又はβ−グルカンの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】酵母の遺伝子破壊株におけるDNAポリメラーゼの校正機能を制御する工程(例えば、変異型pol3遺伝子や変異型cdc6−遺伝子を遺伝子破壊株に導入する工程)を含む、高温耐性又は増殖性を回復した酵母の製造方法、及びβ−グルカンを高効率に産生する酵母の製造方法。
【選択図】図1
Description
茨城県つくば市東1−1−1 つくばセンター 中央第6)に、受託番号「FERM P−20955」、「FERM P−20956」又は「FERM P−21145」として寄託されている酵母があげられる。これらの酵母は、高温感受性を回避又は増殖性を回復したものであり、これらの酵母を用いれば哺乳類に類似したタンパク質を製造することができる。また、これらの酵母はβ−グルカンを高効率に産生するものである。すなわち、本発明は、上記したいずれかの方法で製造された酵母、又は「FERM P−20955」、「FERM P−20956」又は「FERM P−21145」として寄託されている酵母を用いた、糖タンパク質の製造方法、又はβ-グルカンの製造方法をも提供する。
β−グルカンは、上記した公知の遺伝子破壊株によって産生されるものであればよい。例えば、具体的なβ−グルカンの種類として、β−1,3−D−グルカン及びβ−1,6/1,3−Dグルカンがあげられる。遺伝子破壊株から(特に酵母細胞壁から)β−グルカンを単離・精製する方法として、公知の方法を適宜用いることができる。例えば、培養が終了した後に、得られた培養物(細胞)を遠心分離により回収し、水系緩衝液に懸濁する。次いで、超音波破砕機、ボルテックスミキサー、フレンチプレス、ホモジナイザー、ダイノミルなどを適宜用いて細胞を破砕し、細胞破砕液を得る。得られた細胞破砕液を遠心分離してペレット(細胞壁含む)を回収する(再懸濁、遠心分離、ペレット回収は適当回数繰り返す。)。その後、溶媒除去や減圧乾燥や再懸濁など、所定の操作を行った後、例えば、ピリジルアミノ(PA)化法によりHPLCを用いて糖質分析を行う方法などが好適であり、なかでもPA化法によるHPLC分析がより好適である。
後述する実施例で得られたC2−11株は、平成18年12月27日から独立行政法人産業技術総合研究所
特許生物寄託センターに、受託番号:FERM P−21145として寄託されている。
以下のようにして変異型cdc6(cdc6−1)DNA断片を分裂酵母強制発現用マルチコピーベクターpREP1のBamHI−NotIサイトにクローニングし、プラスミドpREP1cdc6−1(図7(a)参照)を構築した。
分裂酵母のCdc6のアミノ酸配列は配列番号7に示され、Cdc6をコードするDNAの塩基配列は配列番号8に示される。本実施例で得られたcdc6−1変異遺伝子は、配列番号8における898番目から906番目の塩基(GAT ATT GAA)を、GCCGGCGCTに置換したものである。すなわち、898番目から906番目までの塩基配列によってコードされるアミノ酸残基がDIEからAGAと置換されるような変異を導入した。このようにして得られたcdc6−1のアミノ酸配列を配列番号9に示し、cdc6−1変異遺伝子をコードするDNAの塩基配列を配列番号10に示す。具体的には、分裂酵母の野生株であるTN8株(h90leu1−32)から抽出したゲノムDNAをテンプレートに用いて、PCR反応によるSite−directed法によってcdc6の変異遺伝子断片を増幅した。PCR反応には、フォワードプライマー(配列番号11):5’−AGCTCGGATCC(BamHI)GATGACAGATAGGTCTTCAAATGAGGGCGTC−3’、リバースプライマー(配列番号12):5’−TCGAGGCGACCTGCGCAAGCGCCGGCAAAGCTCATGAT−3’、フォワードプライマー(配列番号13):5’−AGCTCAGGATCATGAGCTTTGCCGGCGCTTGCGCAGGTCGCA−3’、リバースプライマー(配列番号14):5’−TCGAGGCGGCCGC(NotI)TCACCAGGACATTTCATCAAATCTTTTCA−3’を用いた。配列番号12のリバースプライマーおよび配列番号13のフォワードプライマーにより、前述した898番目から906番目の塩基の置換が起こる。得られた増幅断片の両端を制限酵素BamHIとNotIにて消化し、pREP1ベクターのBamHI−NotIサイトにクローニングした(このようにして得られたプラスミドをpREP1cdc6−1と命名した。)。このプラスミドはnmt1プロモーターの支配下で変異型cdc6遺伝子(cdc6−1)を発現させることができた。
分裂酵母(Schizosaccharomyces pombe)糖鎖改変株KT97(h− leu1−32 ura4−D18 Δoch1::ura4+)に、上記のようにして得られたプラスミドpREP1cdc6−1を形質転換した。KT97(Yoko−o T et al.,FEBS Letters 489,75−80.(2001))は、特開2001−161376号公報に開示されている。すなわち、KT97は、OCH1遺伝子を破壊した分裂酵母の遺伝子破壊株である。得られた形質転換体(KT97<pREP1cdc6−1)を、より多くの変異を入れるために分裂酵母用合成培地EMM(3g phthalic acid K+、2.2g NA2HPO4、5g NH4Cl2・2H2O、1g KCl、0.04g Na2SO4、1mg pantothenic acid、10mg nicotinic acid、10mg myo−inositol、1mg biotin、0.5mg boric acid、0.4mg MnSO4、0.4mg ZnSO4・7H2O、0.2mg FeCl2・6H2O、40mg molybdic acid、0.1mg Kl、40mg CuSO4・H2O、1mg Citric acid/1L)(液体)に、できるだけ多く分裂できるように条件を制御して培養した。これらの菌の中から高温耐性株を得るために、EMM固形培地にて37℃で6日間培養し、生えてきたコロニーを釣菌した。
実施例6で得られた4株(C2−1、C2−2、C2−3、及びC2−11)のN結合型糖鎖長を調べるために酵母内で作られる酸性脱リン酸化酵素に付加されるN−結合型糖鎖長を以下の方法にて調べた。それぞれの株を5mlのYEA培地(30g glucose、5g Yeast extract、20g agarose、0.16g adenine−SO4、0.05g Uracil)で培養後、5mlの低リン酸YPD培地(10g Yeast extract、20g Bacto Peptone、10mM MgSO4、20g glucose/1L)で一晩培養し、菌を回収した。回収した菌は20OD/50μlとなるように溶解バッファー(62.5mM Tris−HCl(pH6.8)、1mM EDTA、10%glycerol、0.1mM DTT、2mM PMSF)とガラスビーズを添加し、冷却しながらボルテックスミキサーにて破砕した。菌液を15,000回転で10分間遠心分離した後、上清を回収した。上清の25μlに対して7μlのサンプルバッファー(62.5mM Tris−HCl(pH6.8)、0.01%bromophenol blue、15%glycerol)を加え、そのうち10μlずつを4−20%グラディエントゲルにて電気泳動(150V、2時間)(上層バッファー:5.16g Tris、3.48g glycine/1L;下層バッファー:14.5g Tris、0.024N HCl/1L)した。ゲルを100mM 酢酸ナトリウム(pH4.0)中にて15分間振盪させ、ゲルを予め37℃に温めておいた発色液(100mM Na−acetate(pH4.0)、24.6mg1−ナフチルリン酸一ナトリウム一水和物、16.7mg o−dianisidine、Tetrazotized/50ml)に移し、37℃にて発色するまでインキュベーションを行った。その結果を図8に示す。図8は、N結合型糖鎖長を調べるための図面に替わるSDSゲル電気泳動写真である。図8のレーンは、左から、JY741(野生株)、KT97(親株)、及びC2−11を示す。図8から、実施例6によって得られたC2−11株が産生する酸性脱リン酸化酵素に付加されるN−結合型糖鎖は、親株であるKT97と同様に、野生株(JY741)と比較して短い単一の糖鎖長をもつことが分かった。なお、C2−11株を特許微生物寄託した。すなわち、C2−11株を用いれば望ましい糖鎖を有するタンパク質を得ることができる。すなわち、本発明はC2−11株を用いたタンパク質の製造方法をも提供する。
次に、実施例6で得られた株の成長回復効率を解析した。5mlのYEAで30℃にて培養を行った後、OD600が0.1となるように10mlのYEAに移し、30℃にて培養した。タイムポイントごとに菌を回収しOD600を調べた。その結果を図9に示す。図9は、30℃における生育の回復効率を示す図面に替わるグラフである。図9から、解析を行った全ての株において、成長割合がKT97よりも上回っていることがわかる。
実施例1で得られた酵母C4−1およびC3−7−2を、5mlのYPD、30℃で15時間、浸透培養した後、菌を遠心分離(4000 回転5分)することにより回収し、1mlの10mM Tris−HClバッファー (pH7.5,1mM PMSF)に懸濁し遠心分離(4000回転5分)することにより菌体を回収した。この操作を、3回行うことにより菌体を洗浄した。上記Tris−HClバッファー0.1mlに再懸濁しガラスビーズを液面まで加え−20℃で1時間保存した。ボルテックスミキサーにより細胞を破砕した後、細胞破砕液のみを回収し、遠心分離(1000g、10分)によってペレットを回収した。ペレット(細胞壁)は1mlの1M NaClに懸濁し、遠心分離した。この操作を3回繰り返すことにより、ペレットを洗浄した。次に、1mlの1mMPMSFで3回洗浄した。0.2mlの1mMPMSFに再懸濁した。
50μlの細胞壁懸濁液に50μlの滅菌超純水を加え、100μlの4M TFAを加え100℃で4時間インキュベーションした。減圧乾燥器にて溶媒を完全に蒸発させた後、100μlの0.2M酢酸アンモニウムと10μlの酢酸を加えて、室温にて30分インキュベーションした。減圧乾燥器にて乾燥した後、100μlの0.2M酢酸アンモニウムと10μlの酢酸を加えて、室温にて30分インキュベーションした。PAチューブに懸濁液を移し乾燥した。PAラベルはPA labeling Kit (PALSTATION Pyridylamination Reagent Kit 単糖分析用 (TaKaRa))を用いて行った。HPLCはカラム: TSK−GEL SUGAR AX タイプ(TOSHO)、溶媒:0.7Mホウ酸カリウム(pH9.0);アセトニトリル=9:1、65℃、流速:0.3ml/minで行った。単糖の組成比はピークの面積比から算出した(図10)。図10は、酵母細胞壁における単糖含有率の分析結果を示す図面に替わるグラフである。縦軸は%を表し、GlcNAcはN−アセチルグルコサミン、Glcはグルコース、Manはマンノースを表す。
図10に示すように、WTにおけるグルコースの割合(約45%)に比べ、TIY20株におけるグルコースの割合は約80%と高いものであったが、本発明の酵母であるC4−1株およびC3−7−2株はさらに高いグルコースの割合(90%以上)を示した。グルコースの割合が約80%を超えるようなβ−グルカン含有割合の高い酵母を作製することは、技術的にも非常に困難であると考えられていたが、本発明の酵母は、さらに約10%以上もグルコースの割合が向上したものであった。以上のことから、本発明の酵母は、酵母を用いたβ−グルカン産生技術において、生産性やコスト面等から極めて有用なものであるといえる。
配列番号6:プライマー
配列番号11:プライマー
配列番号12:プライマー
配列番号13:プライマー
配列番号14:プライマー
Claims (26)
- 酵母の遺伝子機能欠損株におけるDNAポリメラーゼの校正機能を制御する工程を含む、高温感受性を回避又は増殖性を回復した酵母の製造方法。
- 酵母の遺伝子機能欠損株におけるDNAポリメラーゼの校正機能を制御する工程を含む、β−グルカンを高効率に産生する酵母の製造方法。
- 前記酵母の遺伝子機能欠損が、遺伝子破壊によるものであり、前記酵母の遺伝子機能欠損株が酵母の遺伝子破壊株である請求項1又は2に記載の酵母の製造方法。
- 前記酵母の遺伝子機能欠損が、遺伝子変異によるものであり、前記酵母の遺伝子機能欠損株が酵母の遺伝子変異株である請求項1又は2に記載の酵母の製造方法。
- 前記酵母が、出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae)である、請求項1又は2に記載の酵母の製造方法。
- 前記酵母が、分裂酵母(Schizosaccharomyces pombe)である、請求項1又は2に記載の酵母の製造方法。
- 前記酵母の遺伝子破壊株が、{och1破壊、mnn1破壊、mnn4破壊、及びalg3破壊}からなる群から選ばれるひとつ又は2つ以上の破壊を有する株である、請求項3に記載の酵母の製造方法。
- 前記酵母の遺伝子変異株が、{och1変異、mnn1変異、mnn4変異、及びalg3変異}からなる群から選ばれるひとつ又は2つ以上の変異を有する株である、請求項4に記載の酵母の製造方法。
- 前記DNAポリメラーゼの校正機能を制御する工程は、酵母の遺伝子機能欠損株におけるDNAポリメラーゼのエラープローン頻度を調節する工程を含む、請求項1又は2に記載の酵母の製造方法。
- 前記DNAポリメラーゼの校正機能を制御する工程は、酵母の遺伝子機能欠損株におけるPol3のアミノ酸配列を改変する工程を含む請求項1又は2に記載の酵母の製造方法。
- 前記DNAポリメラーゼの校正機能を制御する工程は、酵母の遺伝子機能欠損株におけるCdc6のアミノ酸配列を改変する工程を含む、請求項1又は2に記載の酵母の製造方法。
- 前記酵母の遺伝子破壊株は、och1破壊、mnn1破壊、及びmnn4破壊が導入された出芽酵母の遺伝子破壊株であり、前記DNAポリメラーゼの校正機能を制御する工程は、前記酵母の遺伝子破壊株に、配列番号2で示されるPOL3遺伝子における962番目の塩基がAからCに置換され、968番目の塩基がAからCに置換されたDNAを形質転換する工程を含む、請求項3に記載の酵母の製造方法。
- 前記酵母の遺伝子破壊株が、och1破壊が導入された分裂酵母の遺伝子破壊株であり、 前記DNAポリメラーゼの校正機能を制御する工程は、前記酵母の遺伝子破壊株に、配列番号8で示されるcdc6+遺伝子における898番目から906番目の塩基GAT ATT GAAが、GCC GGC GCTに置換されたDNAを形質転換する工程を含む、 請求項3に記載の酵母の製造方法。
- 前記高温感受性を回避又は増殖性を回復した酵母は、 哺乳類型糖鎖を有する糖タンパク質を産生する出芽酵母又は分裂酵母である、 請求項1に記載の酵母の製造方法。
- 請求項1に記載の酵母の製造方法により得られた酵母を培地で培養し、糖タンパク質を生成させ、前記培養物から前記糖タンパク質を採取する糖タンパク質の製造方法。
- 請求項2に記載の酵母の製造方法により得られた酵母を培地で培養し、β−グルカンを生成させ、前記培養物から前記β−グルカンを採取するβ−グルカンの製造方法。
- 酵母の遺伝子機能欠損株におけるDNAポリメラーゼの校正機能を制御する工程を含む、高温感受性を回避又は増殖性を回復した酵母の製造方法により得られた酵母。
- 酵母の遺伝子機能欠損株におけるDNAポリメラーゼの校正機能を制御する工程を含む、β−グルカンを高効率に産生する酵母の製造方法により得られた酵母。
- 独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センターに受託番号「FERM P−20955」として寄託されている酵母。
- 独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センターに受託番号「FERM P−20956」として寄託されている酵母。
- 独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センターに受託番号「FERM P−21145」として寄託されている酵母。
- 請求項3〜14のいずれかに記載の方法で製造された酵母、又は請求項17及び19〜21のいずれかに記載の酵母を用いた糖タンパク質の製造方法。
- 請求項3〜13のいずれかに記載の方法で製造された酵母、又は請求項18〜21のいずれかに記載の酵母を用いたβ−グルカンの製造方法。
- 酵母の遺伝子機能欠損株におけるDNAポリメラーゼの校正機能を制御する工程を含む、外来遺伝子の発現能を有する酵母の製造方法。
- 請求項24に記載の酵母の製造方法により得られた酵母。
- 請求項24に記載の酵母の製造方法により得られた酵母を培地で培養し、外来遺伝子を発現させて外来タンパク質を生成させ、前記培養物から前記外来タンパク質を採取する外来タンパク質の製造方法。
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