JP2008220103A - 多出力電源装置、電気機器及び映像表示装置 - Google Patents

多出力電源装置、電気機器及び映像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】安定した電圧値制御を簡易に行うことができる多出力電源装置を提供する。
【解決手段】複数の2次コイル41a,41b,41cを有する変圧器4を備え、各2次コイル41a,41b,41cに誘導された電力を複数の負荷回路19,20,21へ夫々出力する多出力電源装置に、各2次コイル41a,41b,41cに夫々接続された第1乃至第3負荷回路19,20,21で消費される電力の大小を示す消費電力情報を取得する取得手段と、該取得手段が取得した消費電力情報に基づいて、一の2次コイル41a,41b,41cを選択する選択手段と、該選択手段が選択した2次コイル41a,41b,41cの電圧値を検出する第1乃至第3電圧検出回路13,14,15と、第1乃至第3電圧検出回路13,14,15が検出した電圧値に基づいて、2次コイル41a,41b,41cの電圧値をフィードバック制御する手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の負荷へ定格電力を出力することができる多出力電源装置、該多出力電源装置を備えた電気機器、及び前記多出力電源装置を備えた映像表示装置に関する。
電気機器を構成する各種負荷回路に定格電力を夫々出力することができる多出力電源装置が実用化されている(例えば、特許文献1)。多出力電源装置は、例えば、100Vの商用交流電力を変圧及び整流して、定格5V、10V、15Vの直流電力を各負荷回路へ出力することができる。
図9は、従来の多出力電源装置を示す回路図である。多出力電源装置は、100Vの商用交流電源1に接続するフィルタ2を備えている。フィルタ2は、商用交流電源1から侵入するノイズを遮断すると共に、スイッチングノイズが商用交流電源1へ漏れ出ることを防止し、交流電力を全波整流回路3に与える。全波整流回路3の出力端には変圧器4の1次コイル40及びスイッチング素子5が直列接続されている。スイッチング素子5は、PWM(Pulse Width Modulation)制御回路22から出力されるPWMパルスに応じてオンオフし、特定のパルス幅を有する交流電力を1次コイル40に供給する。
1次コイル40には、複数の2次コイル41a,41b,41cが磁気結合しており、各2次コイル41a,41b,41cには、整流回路を介して第1乃至第3負荷回路19,20,21が接続されている。第1乃至第3負荷回路19,20,21の動作は、負荷制御回路24にて制御される。
また、各整流回路には、2次コイル41a,41b,41cの電圧値をフィードバック制御するための第1乃至第3電圧検出回路13,14,15が接続されている。各2次コイル41a,41b,41cの電圧値のいずれか一つの電圧値を検出してフィードバック制御することも可能であるが、第1乃至第3負荷回路19,20,21の負荷が変動する場合、2次コイル41a,41b,41cの電圧値が安定しないことがあるため、一の電圧値では2次コイル41a,41b,41cの電圧値を正確にフィードバック制御できない虞がある。このため、各電圧値を検出するように構成してある。
図10は、PWM制御回路22の構成を示すブロック図である。PWM制御回路22は、第1乃至第3電圧検出回路13,14,15を選択するマルチプレクサ22aを備えている。マルチプレクサ22aは、第1乃至第3電圧検出回路13,14,15を順に選択し、選択された第1乃至第3電圧検出回路13,14,15にて検出された電圧をA/D変換部22dに与える。A/D変換部22dは、アナログの電圧をデジタルの電圧値に変換し、変換した電圧値をDSP(Digital Signal Processing)22eに与える。DSP22eには、制御用のプログラムを記憶したROM22b、一時記憶用のRAM22cが接続されている。DSP22eは、該プログラムを実行することで、第1乃至第3電圧検出回路13,14,15が検出した電圧値と、各2次コイルが出力すべき定格の所定電圧値との相対誤差が小さくなるようにPWMパルスを補正し、補正されたPWMパルスをPWMパルス発生回路22fに発生させる。PWMパルスは、フォトカプラ23及び駆動回路6を介して、スイッチング素子5に与えられる。
より具体的には、各電圧値の所定電圧値に対する相対誤差を算出し、最大の相対誤差ERmaxと、最小の相対誤差REminを特定する。そして、PWMパルスのパルス幅を(ERmax+ERmin)/2[%]広狭させる。例えば、パルス幅を(ERmax+ERmin)/2[%]狭めた場合、補正前の相対誤差ERmaxは、ERmax−(ERmax+ERmin)/2[%]=(ERmax−ERmin)/2[%]になり、補正前の相対誤差ERminは、ERmin−(ERmax+ERmin)/2=(ERmax−ERmin)/2[%]になる。つまり、各電圧値の相対誤差を±(ERmax−ERmin)/2[%]以内に平均化することができる。
特開平5−260748号公報
しかしながら、従来の多出力電源装置においては、電圧値の相対誤差の算出、最大及び最小の相対誤差ERmax,ERminの特定、及び補正量の算出(ERmax+ERmin)/2[%]等の演算処理を実行する必要があり、高コストになるという問題があった。また、演算による時間遅延が生じるという問題があった。
更に、一の負荷回路に供給される電力が低下して、電圧値の相対誤差が大きくなった場合、他の負荷回路が接続された2次コイル41a,41b,41cの電圧値の誤差が大きくなる虞があった。例えば、一の電圧値の相対誤差ERmaxが他の電圧値の相対誤差ERminよりも大きい場合(ERmax≫ERmin)、PWMパルスを補正したとしても、相対誤差は±ERmax/2となり、他の2次コイル41a,41b,41cには補正前よりも大きな誤差電圧が発生する虞があった。
本願発明者は、第1乃至第3負荷回路19,20,21の負荷が変動し、2次コイル41a,41b,41cの電圧値が不安定になった場合であっても、負荷が最大の第1乃至第3負荷回路19,20,21に供給される電圧値は安定した電圧値制御に適しており、該電圧値をフィードバックすれば、簡単に精度良く電圧値をフィードバック制御することができることに着眼した。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、各負荷で消費される電力量を参照して、消費電力最大の負荷に接続された一の2次コイルを選択し、該2次コイルの電圧値に関連する電気量にて2次コイルの電圧値をフィードバック制御するように構成することにより、安定した電圧値制御を簡易に行うことができる多出力電源装置、該多出力電源装置を備えた電気機器、及び前記多出力電源装置を備えた映像表示装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、2次コイルに接続された各負荷の動作を制御する制御回路から消費電力情報を取得し、2次コイルの電圧値をフィードバック制御するように構成することにより、消費電力情報を生成及び出力する回路を別途用意することなく、低コストで安定した電圧値制御を行うことができる多出力電源装置、該多出力電源装置を備えた電気機器、及び前記多出力電源装置を備えた映像表示装置を提供することにある。
本発明に係る多出力電源装置は、複数の2次コイルを有する変圧器を備え、各2次コイルに誘導された電力を複数の負荷へ夫々出力する多出力電源装置において、各2次コイルに夫々接続された負荷で消費される電力の大小を示す消費電力情報を取得する取得手段と、該取得手段が取得した消費電力情報に基づいて、消費電力最大の負荷が接続された一の前記2次コイルを選択する選択手段と、該選択手段が選択した前記2次コイルの電圧値に関連する電気量を検出する検出手段と、該検出手段が検出した電気量をフィードバックして、前記2次コイルの電圧値を制御する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る多出力電源装置は、前記取得手段は、前記複数の2次コイルに夫々接続された負荷の動作を制御する制御回路から消費電力情報を取得するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る電気機器は、第1発明又は第2発明に記載の多出力電源装置と、前記複数の2次コイルに夫々接続された負荷とを備えることを特徴とする。
本発明に係る映像表示装置は、第1発明又は第2発明に記載の多出力電源装置と、前記複数の2次コイルに夫々接続された負荷とを備え、前記複数の負荷は、映像を表示する映像表示部と、該映像表示部を照明する光源装置とを含むことを特徴とする。
本発明にあっては、取得手段は消費電力情報を取得する。消費電力情報は、各2次コイルに接続された負荷で消費される電力の大小を示しており、出力が安定した2次コイルを選択するための情報である。選択手段は、取得手段が取得した消費電力情報に基づいて、消費電力最大の負荷が接続された2次コイルを選択する。よって、安定した電圧値制御に適した一の2次コイルを選択することができる。
検出手段は、選択手段にて選択された2次コイルの電圧値に関連する電気量、例えば電圧値を検出し、多出力電源装置は、検出手段が検出した電気量をフィードバックして、各2次コイルの電圧値をフィードバック制御する。
従って、多出力電源装置は、安定した制御に適した一の電気量をフィードバックして、各2次コイルの電圧値を制御することができる。出力が安定した2次コイルの電気量がフィードバックされた場合、該2次コイルの電圧値と同精度で、他の2次コイルの電圧値も間接的に制御される。
特に、負荷に映像表示部及び光源装置が含まれていて、例えば光源装置の負荷が変動した場合であっても、安定した電圧値制御に適した2次コイルを選択して、各2次コイルの電圧値をフィードバック制御することができる。より具体的には、光源装置が点灯して、光源装置の負荷が映像表示部に比べて大きい場合、光源装置が接続されている2次コイルの電気量をフィードバックして、電圧値を制御する。光源装置が消灯して、映像表示部の負荷が光源装置に比べて大きい場合、映像表示部が接続されている2次コイルの電気量をフィードバックして、電圧値を制御する。
本発明にあっては、各2次コイルに接続された負荷の動作を制御する制御回路から消費電力情報を取得する。従って、消費電力情報を生成及び出力する回路を別途用意することなく、前記消費電力情報を取得し、安定した電圧値制御に適した電圧値に基づいて各2次コイルの電圧値をフィードバック制御することができる。
本発明によれば、消費電力最大の負荷が接続された一の2次コイルを選択し、該2次コイルの電圧値に基づいて電圧値制御を行うため、安定した電圧値制御を簡易に行うことができる。
本発明によれば、消費電力情報を生成及び出力する回路を別途用意することなく、低コストで安定した電圧値制御を行うことができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る多出力電源装置、特に多出力スイッチング電源装置を備えた電気機器を示すブロック図である。
図中2は、電源接続端子を備えたフィルタであり、フィルタ2の電源接続端子には100Vの商用交流電源1が接続されている。フィルタ2は、商用交流電源1から侵入するノイズを遮断すると共に、スイッチングノイズが商用交流電源1へ漏れ出ることを防止する回路である。フィルタ2の出力端は、全波整流回路3の入力端に接続されており、フィルタ2を通過した交流電力が全波整流回路3へ入力するように構成されている。
全波整流回路3は、交流電力を全波整流するダイオードブリッジからなり、全波整流回路3の出力端には、変圧器4を構成する1次コイル40及びスイッチング素子5が直列接続されている。
より詳細には、全波整流回路3の正極側の出力端に1次コイル40の一端が接続され、1次コイル40の他端にはスイッチング素子5、例えばFET(Field-Effect Transistor)のソースが接続されている。スイッチング素子5のドレインは、全波整流回路3の負極側の出力端に接続されている。
1次コイル40には複数の2次コイル41a,41b,41cが磁気結合しており、2次コイル41a,41b,41cは、1次コイル40と共に変圧器4を構成している。一の2次コイル41aの一端には、2次コイル41aに誘導された交流電力を整流する第1整流ダイオード7のアノードが接続されており、2次コイル41aの他端は接地されている。第1整流ダイオード7のカソードには、整流された直流電力を平滑化する第1平滑コンデンサ8の一端が接続され、第1平滑コンデンサ8の他端は接地されている。
第1平滑コンデンサ8の両端には第1電圧検出回路13及び安定化回路16が並列接続されている。安定化回路16は、例えば降圧型安定化素子の三端子レギュレータ、又はコンデンサ等であり、整流及び平滑化された直流電力のリップルを低減させ、電圧を安定化させる。そして、安定化回路16は、安定化された直流電力を第1負荷回路19に与える。
第1電圧検出回路13は、2次コイル41aに誘導され、第1整流ダイオード7及び第1平滑コンデンサ8にて整流及び平滑化された直流電力の電圧を検出し、検出された電圧をPWM制御回路22に入力するように構成されている。例えば、第1電圧検出回路13は、直列接続された2つの電気抵抗器を備えており、該電気抵抗器で分圧された電圧がPWM制御回路22に入力するように構成されている(図2参照)。
同様にして、他の2次コイル41bには、第2整流ダイオード9、第2平滑コンデンサ10、第2電圧検出回路14、安定化回路17、及び第2負荷回路20が接続されている。また、2次コイル41cには、第3整流ダイオード11、第3平滑コンデンサ12、第3電圧検出回路15、安定化回路18、及び第3負荷回路21が接続されている。第2電圧検出回路14及び第3電圧検出回路15は、第1電圧検出回路13と同様、検出された2次コイル41b,41cの電圧がPWM制御回路22に入力するように構成されている。
第1乃至第3負荷回路19,20,21の動作は、負荷制御回路24にて制御されている。負荷制御回路24は、例えばCPU、ROM、RAM等を備えたマイクロコンピュータである。負荷制御回路24には通信線25を介してPWM制御回路22が接続されており、負荷制御回路24は、第1乃至第3負荷回路19,20,21における消費電力の大小を示す消費電力情報をPWM制御回路22へ出力するように構成されている。例えば、負荷制御回路24は、I2C、PMBusのようなシリアルデータ通信にて消費電力情報を出力する。
消費電力情報は例えば4ビットのデータであり、第1負荷回路19における消費電力が最大である場合、1000の消費電力情報をPWM制御回路22へ出力する。同様に、負荷制御回路24は、第2負荷回路20における消費電力が最大である場合、0100の消費電力情報を出力し、第3負荷回路21における消費電力が最大である場合、0010の消費電力情報を出力するように構成されている。
PWM制御回路22は、電圧値制御に適した一の第1乃至第3電圧検出回路13,14,15を選択し、選択された第1乃至第3電圧検出回路13,14,15が検出した電圧の電圧値と所定の電圧値とを一致させるPWMパルスをフォトカプラ23を介して駆動回路6に与える。
駆動回路6は、スイッチング素子5のベースに接続されており、PWMパルスに応じた電圧をベースに与えることでスイッチング素子5をオンオフさせる。スイッチング素子5がオンオフした場合、全波整流回路3にて整流された直流電力は、断続的なパルス状の交流電力に変換され、該交流電力が1次コイル40に供給される。
図2は、PWM制御回路22及び第1乃至第3電圧検出回路13,14,15の構成を示すブロック図である。PWM制御回路22は、マルチプレクサ22a、ROM22b、RAM22c、A/D変換部22d、DSP22e、PWMパルス発生回路22f、及び入出力部22gを備えている。
第1電圧検出回路13は、第1平滑コンデンサ8の両極の電圧を分圧すべく直列接続された1対の電気抵抗器を備えており、分圧された電圧がマルチプレクサ22aの一の入力端に入力するように構成されている。同様に、第2電圧検出回路14及び第2電圧検出回路14は、第2平滑コンデンサ10及び第3平滑コンデンサ12の両極の電圧を夫々分圧すべく直列接続された電気抵抗器を備え、分圧された電圧がマルチプレクサ22aの他の入力端に入力するように構成されている。
マルチプレクサ22aは、第1乃至第3電圧検出回路13,14,15のいずれか一つ、つまり2次コイル41a,41b,41cのいずれか一つをDSP22eから与えられた制御信号に応じて選択し、選択された第1乃至第3電圧検出回路13,14,15が検出した電圧をA/D変換部22dへ出力する。
A/D変換部22dは、入力されたアナログの電圧をデジタルの電圧値にAD変換し、AD変換された電圧値をDSP22eに与える。
ROM22bは、PWM制御を実行するためのプログラム、2次コイル41a,41b,41cの定格電圧に相当する第1乃至第3所定電圧値等を記憶しており、DSP22eはROM22bが記憶しているプログラムをRAM22cに読み出して実行することにより、PWMパルス発生回路22fの動作を制御し、PWMパルス発生回路22fにPWMパルスを出力させる。
入出力部22gには通信線25を介して負荷制御回路24が接続されており、負荷制御回路24から送信された消費電力情報は、通信線25及び入出力部22gを介してDSP22eに入力するように構成されている。
図3及び図4は、電圧値制御に係るDSP22eの処理手順を示すフローチャートである。DSP22eは、負荷制御回路24から消費電力情報を取得する(ステップS11)。具体的には、DSP22eは、消費電力情報の送信を負荷制御回路24に要求し、要求を受けた負荷制御回路24から送信された消費電力情報を受信する。
次いで、DSP22eは、取得した消費電力情報に基づいて、第1負荷回路19の消費電力が最大であるか否かを判定する(ステップS12)。具体的には、消費電力情報が4ビットの1000であるか否かを判定する。
第1負荷回路19の消費電力が最大であると判定した場合(ステップS12:YES)、DSP22eは、2次コイル41aの電圧を検出する第1電圧検出回路13をマルチプレクサ22aに選択させ(ステップS13)、目標電圧値にROM22bが記憶している第1所定電圧値を設定する(ステップS14)。
第1負荷回路19の消費電力が最大でないと判定した場合(ステップS12:NO)、DSP22eは、消費電力情報に基づいて、第2負荷回路20の消費電力が最大であるか否かを判定する(ステップS15)。具体的には、消費電力情報が4ビットの0100のであるか否かを判定する。
第2負荷回路20の消費電力が最大であると判定した場合(ステップS15:YES)、DSP22eは、2次コイル41bの電圧を検出する第2電圧検出回路14をマルチプレクサ22aに選択させ(ステップS16)、目標電圧値に第2所定電圧値を設定する(ステップS17)。
第2負荷回路20の消費電力が最大でないと判定した場合(ステップS15:NO)、DSP22eは、2次コイル41cの電圧を検出する第3電圧検出回路15をマルチプレクサ22aに選択させ(ステップS18)、目標電圧値に第3所定電圧値を設定する(ステップS19)。
ステップS14、ステップS17、又はステップS19の処理を終えた場合、DSP22eは、マルチプレクサ22aにて選択された第1乃至第3電圧検出回路13,14,15が検出し、A/D変換部22dでAD変換された電圧値を取得する(ステップS21)。そして、DSP22eは、取得した電圧値がステップS14,17,19で設定した目標電圧値未満であるか否かを判定する(ステップS22)。取得した電圧値が目標電圧値未満であると判定した場合(ステップS22:YES)、DSP22eは、パルス幅を補正する信号を与えて、PWMパルス発生回路22fにPWMパルスのディーディ比を増加させる(ステップS23)。つまり、PWMパルスのパルス幅を拡げる。
ステップS23の処理を終えた場合、又は取得した電圧値が目標電圧値未満でないと判定した場合(ステップS22:NO)、DSP22eは、ステップS21で取得した電圧値が目標電圧値超であるか否かを判定する(ステップS24)。取得した電圧値が目標電圧値超であると判定した場合(ステップS24:YES)、DSP22eは、パルス幅を補正する信号を与えて、PWMパルス発生回路22fにPWMパルスのデューティ比を減少させる(ステップS25)。つまり、PWMパルスのパルス幅を狭める。ステップS25の処理を終えた場合、又は取得した電圧値が目標電圧値超でないと判定した場合(ステップS24:NO)、DSP22eは、電圧値制御に係る処理を終える。
このように構成された実施の形態1に係る多出力電源装置、電気機器にあっては、消費電力情報を用いて、2次コイル41a,41b,41cの電圧値の内、安定した制御に適した一の電圧値を選択し、該電圧値をフィードバック制御することによって、各2次コイル41a,41b,41cの電圧値をフィードバック制御できる。従って、複数の電圧値を用いた複雑な演算を要する従来の多出力電源及び電気機器に比して、安定した電圧値制御を簡易に行うことができる。
また、消費電力が最大の第1乃至第3負荷回路19,20,21が接続された2次コイル41a,41b,41cの電圧値に基づいて電圧値制御を行うため、特許文献1に係る多出力電源装置及び電気機器に比して、より電圧誤差が低い安定した電圧値制御を簡易に行うことができる。
更に、第1乃至第3負荷回路19,20,21の動作状態に関する情報を当然に有する負荷制御回路24から消費電力情報を取得するため、消費電力情報を生成及び出力する回路を別途用意することなく、低コストで安定した電圧値制御を行うことができる。
図5は、実施の形態1における変形例に係るPWM制御回路22の構成を示すブロック図である。PWM制御回路22は、DSPに代えてデジタルフィルタ22h、CPU22iを備えている。
デジタルフィルタ22hは、第1電圧検出回路13の電圧値が入力された場合、該電圧値が第1所定電圧値に一致するように、前記電圧値と第1所定電圧値との電圧差に応じて、パルス幅を補正する信号を出力するフィルタを有している。同様に、第2電圧検出回路14及び第3電圧検出回路15の電圧値が入力された場合、各電圧値が夫々第2及び第3所定電圧値に一致するように、パルス幅を補正する信号を出力するフィルタを有している。CPU22iは、制御回路から消費電力情報を取得し、消費電力が最大の2次コイル41a,41b,41cの電圧値を制御するためのフィルタに切り換え、PWMパルスの生成を制御するように構成されている。
変形例にあっては、マルチプレクサ22aの選択制御、及びフィルタ係数の切換制御のみで、簡易に安定した電圧制御を行うことができる。
なお、実施の形態1にあっては、4ビットの消費電力情報を用いた場合を説明したが、情報の内容はこれに限定されない。例えば、スイッチング電源の制御に関する他の情報の一部として構成されている場合、又は第1乃至第3負荷回路の消費電力を直接的に示す情報を消費電力情報として用いる場合も考えられる。
また、負荷回路から消費電力情報を取得するように構成してあるが、他の回路から消費電力情報を取得するように構成しても良い。
更に、2次コイルの分圧された電圧にてフィードバック制御するように構成してあるが、2次コイルの電圧値を制御できるのであれば、他の電気量であっても良い。
更にまた、3つの2次コイルを備えた場合を説明したが、多出力電源装置に2以上のコイル又は4以上の2次コイルを備えるように構成しても良い。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係る映像表示装置の構成を示すブロック図である。なお図6における白抜矢印は、供給される電力の流れを示しており、細線矢印は制御信号、太線矢印はビデオ信号及び音声信号等を示している。
本発明の実施の形態2に係る映像表示装置は、例えば液晶テレビであり、負荷制御回路24、各種構成部に電力を供給する多出力電源装置Aを備えている。
多出力電源装置Aは、実施の形態1又は実施の形態2に係る多出力電源装置と同様の構成である。
映像表示装置は、第3負荷回路としてチューナ31、信号処理回路32、液晶パネルコントローラ33、液晶パネル駆動回路34を備えており、多出力電源装置Aは、定格出力時で所定の電力Wcを第3負荷回路に供給する。供給される電力Wcは略一定である。
また、映像表示装置は、第1負荷回路としてバックライト39を駆動するバックライト駆動回路38を備えており、第2負荷回路としてスピーカ駆動回路36を備えている。多出力電源装置Aは、バックライト39が点灯している場合、バックライト駆動回路38に大電力Wa(typ)を供給し、電源投入時又は音声出力モード時などバックライト39が消灯している場合、小電力Wa(min)をバックライト駆動回路38に提供する。また、多出力電源装置Aは、音声出力の大小に応じて、スピーカ駆動回路36に供給する電力を増減させる。例えば、音声出力に応じて、大電力Wb(max)、中電力Wb(typ)、小電力Wb(min)を供給する。なお図面においては、Wb(max)、Wb(typ)、Wb(min)をWb(*)と表記している。
チューナ31は、例えばデジタルチューナであり、図示しないアンテナで受信したRF信号を増幅して特定チャンネルの信号を選択し、選択した信号を信号処理回路32に与える。
信号処理回路32は、チューナ31から入力された信号に基づいて、ビデオ信号及びオーディオ信号を復調し、復調したビデオ信号及び音声信号を夫々液晶パネルコントローラ33及びスピーカ駆動回路36に与える。
液晶パネルコントローラ33には、液晶パネル駆動回路34を介して液晶パネル35が接続されている。液晶パネルコントローラ33は、映像信号に基づいて、液晶パネル35に映像を表示させる液晶表示用のデータ、例えばフレーム信号のようなタイミング信号、階調値を示すデータ信号に変換し、変換したデータ信号を液晶パネル駆動回路34に与える。
液晶パネル駆動回路34は、液晶パネルコントローラ33から与えられたタイミング信号及びデータ信号に応じた電圧を液晶パネル35に与えることで液晶パネル35を駆動し、映像表示パネルに映像を表示させる。
スピーカ駆動回路36にはスピーカ37が接続されており、スピーカ駆動回路36は、音声信号に基づいてスピーカ37を駆動して音声を出力する。
バックライト駆動回路38にはバックライト39が接続されている。バックライト39は、例えば液晶パネル35を背面側から照明するエリアライト方式であり、図示しない光学シートを介して液晶パネル35の背面側に配された冷陰極蛍光管(CCFL:cold cathode fluorescent lamp)を備えている。負荷制御回路24は、映像に基づいてバックライト39の明るさを調整する制御信号をバックライト駆動回路38に与え、バックライト駆動回路38は、制御信号に基づいてバックライト39の点灯及び消灯を制御する。
負荷制御回路24は、各構成部の動作を制御しており、消費電力情報を多出力電源装置Aに与えるように構成されている。例えば、消費電力情報は、例えば、バックライト39が消灯している場合、液晶パネル35で消費される電力Wc>Wb(*)>Wa(min)が最大であることを示す消費電力情報0010を出力し、バックライト39が点灯している場合、バックライト39で消費される電力Wa(typ)>Wc>Wb(*)が最大であることを示す消費電力情報1000を出力する。
このように構成された映像表示装置にあっては、バックライト39の点灯時にはバックライト39における消費電力Wa(typ)が最大となり、出力が安定しているため、バックライト39に電力を供給する2次コイル41aの電圧を検出し、2次コイル41aの電圧値をフィードバック制御する。2次コイル41aの電圧値がフィードバック制御された場合、他の2次コイル41b,41cの電圧値も間接的に制御される。
バックライト39の消灯時には、チューナ31等における消費電力Wcが最大となり、チューナ31等に接続された2次コイル41cの出力が、バックライト駆動回路38が接続された2次コイル41aの出力に比して安定であるため、2次コイル41cの電圧を検出し、2次コイル41cの電圧値をフィードバック制御する。2次コイル41cの電圧値がフィードバック制御された場合、他の2次コイル41a,41bの電圧値も間接的に制御される。
実施の形態2に係る映像表示装置にあっては、バックライト39のオンオフによって2次コイル41aの電力供給量が増減して、出力の安定性が変動する場合であっても、消費電力情報に基づいて、電圧値制御に適した一の2次コイル41a,41b,41cを選択し、安定した電圧値制御を簡易に行うことができる。
なお、上述の第1乃至第3負荷回路の構成は一例であり、上述の組み合わせに限定されない。
図7は、実施の形態2における変形例に係る映像表示装置の構成を示すブロック図である。変形例に係る映像表示装置は、第1負荷回路としてチューナ31及び信号処理回路32を、第2負荷回路として液晶コントローラ、液晶パネル駆動回路34、及びスピーカ駆動回路36を、第3負荷回路としてバックライト駆動回路38を備えている。
点灯及び消灯に関する特殊な制御がされずにバックライト39が点灯している場合、バックライト39の消費電力が最大である。この場合、バックライト駆動回路38が接続された2次コイル41aの出力が最も制御に適しているため、2次コイル41aの電圧値に基づいて、該電圧値をフィードバック制御し、他の2次コイル41b及び2次コイル41cの電圧値を間接的に制御する。
変形例に係る映像表示装置は、消費電力を削減すべく、バックライト39の輝度を動的に制御する機能を備えている。映像表示装置の消費電力におけるバックライト39の消費電力の示す割合が大きいためである。また、バックライト39を消灯し、音声のみを出力する機能も備えている。
バックライト39の輝度を動的に変化させることで、バックライト39の負荷が小さくなり、液晶コントローラ及び液晶パネル駆動回路34の負荷が最大になる場合がある。この場合、液晶パネル駆動回路34等が接続された2次コイル41bの電圧値に基づいて、該電圧値をフィードバック制御し、他の2次コイル41a及び2次コイル41cの電圧値を間接的に制御する。
また、映像表示装置は、予約録画機能を有している。予約録画を行う場合、バックライト39、液晶パネル駆動回路34、スピーカ37等は駆動せず、チューナ31、信号処理回路32等の負荷が最大になる。この場合、チューナ31、信号処理回路32が接続された2次コイル41cの電圧値に基づいて、該電圧値をフィードバック制御し、他の2次コイル41a及び2次コイル41bの電圧値を間接的に制御する。
変形例にあっては、バックライト39の輝度の動的制御、予約録画機能によって2次コイル41cの電力供給量が増減して、出力の安定性が変動する場合であっても、消費電力情報に基づいて、電圧値制御に適した一の2次コイル41a,41b,41cを選択し、安定した電圧値制御を簡易に行うことができる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3に係る音響増幅器の構成を示すブロック図である。実施の形態3に係る音響増幅器は、入力端子41を有する増幅回路42を備えている。
増幅回路42は、入力端子41に入力されたデジタル音声データを増幅し、増幅したデジタル音声データを記憶素子43に書き込む。また、増幅回路42は、デジタル音声データを負荷制御回路424へ出力する。
記憶素子43は、一時記憶用の半導体メモリであり、デジタル音声データを遅延させてD/A変換部44へ出力する遅延回路として機能する。記憶素子43によるデジタル音声データの書き込み及び出力は負荷制御回路424によって制御されている。
D/A変換部44は、デジタル音声データをアナログの音声信号にDA変換し、DA変換した音声信号をローパスフィルタ45に与える。
ローパスフィルタ45は、アナログの音声信号を平滑化し、平滑化された音声信号を電子ボリューム部46に与える。
負荷制御回路424には、ボリュームスイッチ49が接続されており、負荷制御回路424はボリュームスイッチ49の操作によって設定されたボリュームの高低を示すボリューム制御信号を電子ボリューム部46に与える。
電子ボリューム部46は、負荷制御回路424から与えられたボリューム制御信号に応じて、音声信号のレベルを調整し、レベル調整された音声信号を電力増幅回路47に与える。
電力増幅回路47には、選択回路50を介して多出力電源装置Aが接続されており、電力増幅回路47は、多出力電源装置Aから供給された電力を用いて、音声信号のレベルに応じた駆動電流をスピーカ48に与える。
多出力電源装置Aは、実施の形態1に係る多出力電源装置Aと同様の構成であり、異なる電圧を有する直流電力を選択回路50に供給する。
選択回路50は、多出力電源装置Aから供給された直流電力のいずれかを選択して、電力増幅回路47に与える。負荷制御回路424は、デジタル音声信号のレベルと、設定されたボリュームとを積算し、その積算値に基づいていずれか一つの直流電力を選択する。つまり、積算値が大きい程、高い電圧値を有する直流電力を選択する。また負荷制御回路424は、2次コイルのいずれを電力増幅回路47に接続したかを示す情報、つまり消費電力が最大の2次コイルを示す消費電力情報を多出力電源装置Aに出力する。
このように構成された音響増幅装置にあっては、本実施の形態に係る多出力電源装置Aを備えることによって、独立の電源装置を複数備える場合に比して、部品の削減を図ることが可能になる。従って、音響増幅装置をより低コストで構成することができる。
なお、実施の形態3では多出力電源装置Aを備えた電気機器として音響増幅装置を説明したが、他の電気機器に本発明に係る多出力電源装置Aを備えても良い。
本発明の実施の形態1に係る多出力電源装置、特に多出力スイッチング電源装置を備えた電気機器を示すブロック図である。 PWM制御回路及び電圧検出回路の構成を示すブロック図である。 電圧値制御に係るDSPの処理手順を示すフローチャートである。 電圧値制御に係るDSPの処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態1における変形例に係るPWM制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る映像表示装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2における変形例に係る映像表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る音響増幅器の構成を示すブロック図である。 従来の多出力電源装置を示す回路図である。 PWM制御回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 商用交流電源
2 フィルタ
3 全波整流回路
4 変圧器
40 1次コイル
41a,41b,41c 2次コイル
5 スイッチング素子
6 駆動回路
13 第1電圧検出回路
14 第2電圧検出回路
15 第3電圧検出回路
19 第1負荷回路
20 第2負荷回路
21 第3負荷回路
22 PWM制御回路
22a マルチプレクサ
22e DSP
22f PWMパルス発生回路
24 負荷制御回路
25 通信線

Claims (4)

  1. 複数の2次コイルを有する変圧器を備え、各2次コイルに誘導された電力を複数の負荷へ夫々出力する多出力電源装置において、
    各2次コイルに夫々接続された負荷で消費される電力の大小を示す消費電力情報を取得する取得手段と、
    該取得手段が取得した消費電力情報に基づいて、消費電力最大の負荷が接続された一の前記2次コイルを選択する選択手段と、
    該選択手段が選択した前記2次コイルの電圧値に関連する電気量を検出する検出手段と、
    該検出手段が検出した電気量をフィードバックして、前記2次コイルの電圧値を制御する手段と
    を備えることを特徴とする多出力電源装置。
  2. 前記取得手段は、
    前記複数の2次コイルに夫々接続された負荷の動作を制御する制御回路から消費電力情報を取得するようにしてある
    ことを特徴とする請求項1に記載の多出力電源装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の多出力電源装置と、
    前記複数の2次コイルに夫々接続された負荷と
    を備える
    ことを特徴とする電気機器。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の多出力電源装置と、
    前記複数の2次コイルに夫々接続された負荷と
    を備え、
    前記複数の負荷は、
    映像を表示する映像表示部と、
    該映像表示部を照明する光源装置と
    を含むことを特徴とする映像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010226909A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Honda Motor Co Ltd 電源装置
KR101018460B1 (ko) 2008-11-03 2011-03-02 서울대학교산학협력단 다중 출력 전력 변환 장치 및 이를 이용한 전력 변환 제어 방법
JP2015154567A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 コニカミノルタ株式会社 電源装置およびこれを備えた画像形成装置

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