JP2008219306A - 通信装置及び通信システム及び接続相手決定方法及びネットワーク設定方法 - Google Patents

通信装置及び通信システム及び接続相手決定方法及びネットワーク設定方法 Download PDF

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怜也 市岡
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Abstract

【課題】通信相手の識別データが不明な状態で、所望の通信相手を特定し、接続する。
【解決手段】接続要求送信部125が接続要求データを送信し、接続要求受信部235が受信する。受信信号強度測定部222が測定した受信信号強度に基づいて、自己優先度算出部221が自己優先度を算出し、算出した自己優先度と識別データとを含む応答データを応答送信部231が送信する。これを応答受信部131が受信し、接続相手優先度記憶部111が記憶した接続相手優先度より優先度が高い場合に、接続相手識別記憶部112が識別データを記憶し、接続相手優先度更新部133が接続相手優先度を更新する。接続要求再送部135は、更新された接続相手優先度を含む接続要求データを送信する。応答送信部231は、自己優先度が接続相手優先度より高い場合のみ、応答データを送信する。これにより、最も受信信号強度が強い通信装置200が接続相手に決定する。
【選択図】図3

Description

この発明は、複数の通信装置から構成されるネットワークに、新たな通信装置を参入させる際、新たな通信装置が接続する接続相手を決定する方法及びそれを実現する装置に関する。
複数の通信装置から構成されるネットワークにおいて、通信装置を識別する識別データを通信装置に割り付け、識別データにより、通信相手を特定することが行われる。
既存のネットワークに新規参入する通信装置は、既存のネットワークにおいて割り付けられた識別データを知らないので、通信相手を特定することができない。
特開2005−143001号公報 特開2005−198307号公報 特開2005−236696号公報
そのため、新規参入する通信装置は、キーボード902などの入力装置を用いて、既存のネットワークにおける識別データを入力する必要がある。
しかし、センサネットワークを構成するような小型の通信装置においては、そのようなマンマシンインタフェースを持たないものや、非常に簡単なマンマシンインタフェースしか持たないものがあり、既存のネットワークにおける識別データを入力することができない。
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、既存のネットワークに、通信装置を新規参入させる際、接続する相手を容易に設定できるようにすることを目的とする。
この発明にかかる通信装置は、
データを記憶する記憶装置と、データを処理する処理装置と、データを送信する送信装置と、データを受信する受信装置と、接続相手優先度初期化部と、接続要求送信部と、応答受信部と、接続相手優先度比較部と、接続相手識別記憶部と、接続相手優先度更新部と、接続要求再送部と、接続相手決定部とを有し、
上記接続相手優先度初期化部は、上記記憶装置を用いて、所定の初期値を接続相手優先度として記憶し、
上記接続要求送信部は、上記送信装置を用いて、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度を含む接続要求データを送信し、
上記応答受信部は、上記受信装置を用いて、上記送信装置が送信した接続要求データに対する応答データとして、上記応答データを送信した他の通信装置を識別する識別データと、上記応答データを送信した他の通信装置の優先度とを含むデータを受信し、
上記接続相手優先度比較部は、上記処理装置を用いて、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度と、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度とを比較し、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度が、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度より高いか否かを判定し、
上記接続相手識別記憶部は、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度が、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度より高いと上記処理装置が判定した場合に、上記記憶装置を用いて、上記受信装置が受信した応答データに含まれる識別データを接続相手識別データとして記憶し、
上記接続相手優先度更新部は、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度が、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度より高いと上記処理装置が判定した場合に、上記記憶装置を用いて、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度を接続相手優先度として記憶し、
上記接続要求再送部は、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度を上記記憶装置が接続相手優先度として記憶した場合に、上記送信装置を用いて、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度を含む接続要求データを送信し、
上記接続相手決定部は、上記処理装置を用いて、上記記憶装置が記憶した接続相手識別データにより識別される他の通信装置を接続相手と決定することを特徴とする。
この発明にかかる通信装置によれば、接続要求再送部が接続相手の候補の優先度を含む接続要求データを送信するので、より高い優先度の通信装置がないかを確認することができ、最も優先度が高い通信装置と確実に接続できるという効果を奏する。
実施の形態1.
実施の形態1を、図1〜図9を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における通信システム800の全体構成の一例を示すシステム構成図である。
通信システム800は、複数の通信装置200から構成されるネットワーク801を有する。
通信装置100は、ネットワーク801に新規参入させたい通信装置であり、まだネットワーク801に接続していない。
通信装置100は、ネットワーク801を構成する複数の通信装置200のうち、利用者が接続させたい所定の通信装置200との間での通信を確立したい。しかし、通信装置100は、まだネットワーク801に接続していないので、通信装置200の識別情報などを知らない。したがって、接続させたい通信装置200を、識別情報などにより特定することはできない。
また、通信装置100が、ディスプレイやキーボード902などの入力装置を持たない小型通信装置である場合、識別情報を接続させたい通信装置200の識別情報を入力することもできない。
図2は、この実施の形態における通信装置100及び通信装置200のハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。
通信装置100及び通信装置200は、記憶装置920、CPU911、通知装置901、送信装置916、受信装置917を有する。
CPU911は、データを処理する処理装置の一例である。
記憶装置920は、データを記憶する装置である。記憶装置920は、例えば、磁気ディスク装置やRAM(Random Accress Memory)などであり、CPU911が処理するデータや、CPU911が処理した結果などを記憶する。また、記憶装置920は、CPU911が実行するプログラムなどを記憶する。
通知装置901は、利用者に対して情報を通知する装置であり、例えば、LED(Light Emitting Diode)など視覚を通じて利用者に情報を通知する装置や、スピーカなど聴覚を通じて利用者に情報を通知する装置である。
送信装置916は、ベースバンド送信回路962と、送信回路961とを有する。
ベースバンド送信回路962は、CPU911が出力した送信パケットを入力し、変調して、ベースバンド信号を生成する。
送信回路961は、ベースバンド送信回路962が生成したベースバンド信号を入力し、キャリアバンド信号に変換して、無線送信する。
受信装置917は、受信回路971と、ベースバンド受信回路972とを有する。
受信回路971は、キャリアバンド信号を無線により受信し、ベースバンド信号に変換する。
ベースバンド受信回路972は、受信回路971が変換したベースバンド信号を入力し、復調して、受信パケットを生成する。
ベースバンド受信回路972が生成した受信パケットは、CPU911が入力し、その内容に応じた処理をする。
また、受信回路971は、受信したキャリアバンド信号の受信信号強度を測定し、測定した受信信号強度を示す信号を出力する。
図3は、この実施の形態における通信装置100及び通信装置200の機能ブロックの構成の一例を示すブロック構成図である。
通信装置100は、接続相手優先度記憶部111、接続相手識別記憶部112、接続相手優先度初期化部121、接続要求送信部125、応答受信部131、接続相手優先度比較部132、接続相手優先度更新部133、時間切れ判定部134、接続相手決定部141、接続通知送信部145を有する。
接続相手優先度記憶部111は、記憶装置920を用いて、接続相手優先度を記憶する。接続相手優先度とは、通信装置100が接続しようとしている相手である通信装置200の優先度を表わすデータである。
接続相手識別記憶部112は、記憶装置920を用いて、接続相手識別情報を記憶する。接続相手識別情報とは、通信装置100が接続しようとしている相手である通信装置200の識別情報を表わすデータである。初期状態においては、通信装置100はまだネットワーク801に参加していないので、接続相手識別記憶部112は何も記憶していない。
接続相手優先度初期化部121は、記憶装置を用いて、所定の初期値を接続相手優先度として記憶する。すなわち、接続相手優先度初期化部121は、接続相手優先度記憶部111が記憶装置を用いて記憶した接続相手優先度を、所定の初期値に初期化する。
ここで、所定の初期値とは、優先度がいずれの通信装置200よりも低いことを表わすデータであり、例えば「0」である。
接続要求送信部125は、送信装置916を用いて、接続要求データを送信する。接続要求データとは、通信装置100が他の通信装置200に対して接続を要求することを表わすデータであり、記憶装置920が記憶した接続相手優先度を含む。
図4は、この実施の形態における要求パケット510の構成の一例を示すデータ構成図である。
接続要求送信部125は、接続要求データをパケット化し、要求パケット510として送信装置916を用いて送信する。
要求パケット510は、ヘッダ501、要求コマンド512、接続相手優先度513、フッタ504を含む。
ヘッダ501及びフッタ504は、この実施の形態における通信システム800で送受信されるパケット500に共通する部分であり、通信プロトコルなどの情報を表わす。
要求コマンド512は、このパケットが要求パケット510であることを表わすコマンドであり、コマンドフィールド502に設定する。
接続相手優先度513は、要求コマンド512のパラメータであり、パラメータフィールド503に設定する。
図3に戻り、通信装置100の機能ブロックの説明を続ける。
応答受信部131は、受信装置917を用いて、応答データを受信する。応答データとは、接続要求データに対する応答として、通信装置200が送信したデータであり、優先度と、識別データとを含む。
図5は、この実施の形態における応答パケット520の構成の一例を示すデータ構成図である。
応答受信部131は、パケット化された応答データ(応答パケット520)を受信する。
応答パケットは、ヘッダ501、応答コマンド522、優先度523、識別データ524、フッタ504を含む。
応答コマンド522は、このパケットが応答パケット520であることを表わすコマンドであり、コマンドフィールド502に設定する。
優先度523及び識別情報524は、応答コマンドのパラメータであり、パラメータフィールドに設定する。
優先度523は、応答パケットを送信した通信装置200の優先度を表わすデータである。
識別データ524は、応答パケットを送信した通信装置200を識別するデータである。
図3に戻り、通信装置100の機能ブロックの説明を続ける。
接続相手優先度比較部132は、CPU911などの処理装置を用いて、応答受信部131が受信した応答データに含まれる優先度523と、接続相手優先度記憶部111が記憶した接続相手優先度とを比較して、どちらの優先度が高いかを判定する。
接続相手識別記憶部112は、応答受信部131が受信した応答データに含まれる優先度523が、接続相手優先度記憶部111が記憶した接続相手優先度より高いと、接続相手優先度比較部132が判定した場合に、記憶装置920を用いて、応答受信部131が受信した応答データに含まれる識別データを、接続相手識別データとして記憶する。
接続相手優先度更新部133は、応答受信部131が受信した応答データに含まれる優先度523が、接続相手優先度記憶部111が記憶した接続相手優先度より高いと、接続相手優先度比較部132が判定した場合に、記憶装置920を用いて、応答受信部131が受信した受信データに含まれる優先度523を、接続相手優先度として記憶する。すなわち、接続相手優先度更新部133は、接続相手優先度記憶部111が記憶装置920を用いて記憶した接続相手優先度を、応答受信部131が受信した応答データに含まれる優先度523に更新する。
時間切れ判定部134は、CPU911などの処理装置を用いて、応答受信部131が所定の時間内に応答データを受信したか否かを判定する。ここで、所定の時間の計測開始時点は、接続要求送信部125(または接続要求再送部135)が接続要求データを送信した時点である。
応答受信部131が所定の時間内に応答データを受信しない場合、時間切れ判定部134は、タイムアウトであると判定する。
タイムアウトであると判定した場合、時間切れ判定部134は、更に、CPU911などの処理装置を用いて、タイムアウトであると判定した回数が所定の回数未満であるか否かを判定する。
接続要求再送部135は、送信装置916を用いて、接続相手優先度記憶部111が記憶した接続相手優先度を含む接続要求データを送信する。
接続要求再送部135が接続要求データを送信する場合は二つの場合がある。
一つは、接続相手優先度更新部133が接続相手優先度を更新した場合である。
もう一つは、時間切れ判定部134がタイムアウトであると判定し、かつ、タイムアウトの回数が所定の回数未満であると判定した場合である。
接続相手決定部141は、時間切れ判定部134がタイムアウトであると判定し、かつ、タイムアウトの回数が所定の回数以上であると判定した場合に、CPU911などの処理装置を用いて、接続相手識別記憶部112が記憶した接続相手識別データによって識別される通信装置200を接続相手と決定する。
接続通知送信部145は、送信装置916を用いて、接続相手と決定した通信装置200に対して、接続通知データを送信する。接続通知データとは、接続相手と決定したことを通信装置200に対して通知するデータである。
次に、通信装置200について説明する。
通信装置200は、接続要求受信部235、受信信号強度測定部222、自己優先度算出部221、自己優先度記憶部211、自己優先度比較部232、自己識別記憶部212、待ち時間算出部234、応答送信部231、接続通知受信部245、接続通知部246を有する。
接続要求受信部235は、受信装置917を用いて、通信装置100が送信した接続要求データを受信する。
受信信号強度測定部222は、受信装置917が受信した接続要求データの受信信号強度を測定する。
自己優先度算出部221は、CPU911などの処理装置を用いて、受信信号強度測定部222が測定した受信信号強度に基づいて、通信装置200自身の優先度を算出して、自己優先度とする。
自己優先度記憶部211は、記憶装置920を用いて、自己優先度算出部221が算出した自己優先度を記憶する。
自己優先度比較部232は、CPU911などの処理装置を用いて、接続要求受信部235が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度と、自己優先度記憶部211が記憶した自己優先度とを比較して、どちらの優先度が高いかを判定する。
自己識別記憶部212は、記憶装置920を用いて、通信装置200自身を識別する識別データを自己識別データとして記憶する。
待ち時間算出部234は、CPU911などの処理装置を用いて、自己優先度記憶部211が記憶した自己優先度に基づいて、待ち時間を算出する。
待ち時間算出部234は、例えば、自己優先度が高いほど待ち時間を短くし、自己優先度が低いほど待ち時間を長くするよう、待ち時間を算出する。
応答送信部231は、自己優先度記憶部211が記憶した自己優先度が、接続要求受信部235が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度より高いと、自己優先度比較部232が判定した場合に、待ち時間算出部234が算出した待ち時間が経過するのを待って、送信装置916を用いて、応答データを送信する。応答データは、自己優先度記憶部211が記憶した自己優先度と、自己識別記憶部212が記憶した自己識別データとを含む。
接続通知受信部245は、受信装置917を用いて、接続通知データを受信する。
接続通知部246は、接続通知受信部245が接続通知データを受信した場合に、通知装置901を用いて、通信装置200が通信装置100の接続相手に決定したことを利用者に通知する。
例えば、接続通知部246は、LEDを点灯したり、スピーカを鳴らしたりすることで、通信装置100の接続相手に決定したことを利用者に通知する。
次に、動作について説明する。
図6は、この実施の形態における通信装置100をネットワーク801に参入させるネットワーク設定方法の処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
仮設置処理S11において、利用者は、通信装置100を接続させたい通信装置200の近くに設置する。これは、通信装置100を本来設置したい場所であってもよいし、本来設置したい場所と異なる場所であってもよい。利用者は、構築したいネットワーク801の構造に基づいて、通信装置100を接続する通信装置200を選択し、選択した通信装置200の近くに、通信装置100を設置する。
動作開始処理S12において、利用者は、通信装置100を動作させる。例えば、利用者は、通信装置100の電源を投入する。あるいは、通信装置100のリセットボタンを押すなどして、通信装置100を最初から動作させてもよい。
接続相手決定処理S13において、通信装置100は、接続相手を決定する。
接続通知処理S14において、接続相手決定処理S13で決定した接続相手である通信装置200に対して、接続通知データを送信する。
接続通知受信処理S15において、通信装置200は、接続通知データを受信する。
通知処理S16において、通信装置200は、通知装置901を用いて、接続相手に決定したことを利用者に通知する。
利用者は、所望の相手との接続が確立できた場合は、処理を終了する。その後、利用者は、通信装置100を好きな場所に移動して設置してよい。所望の相手との接続が確立できなかった場合、利用者は、仮設置工程S11に戻り、通信装置100の位置を変えるなど、条件を変えて、再び通信装置100を動作させる。
図7は、この実施の形態における通信装置100が接続相手を決定する接続相手決定処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
接続相手優先度初期化工程S21において、接続相手優先度初期化部121は、記憶装置920を用いて、接続相手優先度として、所定の初期値を記憶する。
接続要求送信工程S22において、接続要求送信部125は、送信装置916を用いて、接続相手優先度初期化工程S21で接続相手優先度初期化部121が初期化した接続相手優先度を含む接続要求データを送信する。
なお、接続要求データをパケット化した要求パケットの宛先は、通信装置100がまだネットワーク801に参入していないので、不明である。そこで、要求パケットの宛先は、同報通信とする。すなわち、ネットワーク801を構成する全部の通信装置200に対して送信するものとする。なお、アドレス割付の規則性などから、あらかじめ接続したい相手の識別データの一部がわかっている場合には、その部分を特定した制約のある同報通信としてもよい。例えば、ネットワーク情報を保持する装置のアドレスは、必ず0x0000である場合、ネットワーク情報は同報とし、宛先アドレスは0x0000とすることで、ネットワーク情報は不特定であるが、宛先アドレスは0x0000で特定した、つまり、制約のある同報通信を行うことも可能である。
時間切れ判定工程S23において、時間切れ判定部134は、CPU911などの処理装置を用いて、接続要求送信工程S22で接続要求送信部125が(あるいは接続要求再送工程S28で接続要求再送部135が)接続要求データを送信してからの経過時間を計測する。
時間切れ判定部134は、計測した経過時間を所定の時間と比較し、所定の時間が経過したか否かを判定する。
所定の時間が経過していないと判定した場合、応答受信判定工程S24へ進む。
所定の時間が経過したと判定した場合、タイムアウト回数判定工程S29へ進む。
応答受信判定工程S24において、応答受信部131は、接続要求送信工程S22で接続要求送信部125が(あるいは接続要求再送工程S27で接続要求再送部135が)送信した接続要求データに対する応答データを受信したか否かを判定する。
応答データを受信したと判定した場合、優先度比較工程S25へ進む。
応答データを受信していないと判定した場合、時間切れ判定工程S23に戻る。
接続相手優先度比較工程S25において、接続相手優先度比較部132は、CPU911などの処理装置を用いて、接続相手優先度初期化工程S21で接続相手優先度初期化部121が(あるいは接続相手優先度更新工程S26で接続相手優先度更新部133が)記憶した接続相手優先度と、応答受信判定工程S24で応答受信部131が受信した応答データに含まれる優先度とを比較する。
応答受信判定工程S24で応答受信部131が受信した応答データに含まれる優先度のほうが接続相手優先度より高いと判定した場合、接続相手識別更新工程S26へ進む。
応答受信判定工程S24で応答受信部131が受信した応答データに含まれる優先度が接続相手優先度以下であると判定した場合、時間切れ判定工程S23に戻る。
接続相手識別更新工程S26におて、接続相手識別記憶部112は、接続相手識別データとして、応答受信判定工程S24で応答受信部131が受信した応答データに含まれる識別データを記憶する。
接続相手優先度更新工程S27において、接続相手優先度更新部133は、記憶装置920を用いて、接続相手優先度として、応答受信判定工程S24で応答受信部131が受信した応答データに含まれる優先度を記憶する。
接続要求再送工程S28において、接続要求再送部135は、送信装置916を用いて、接続相手優先度更新工程S27で接続相手優先度更新部133が更新した接続相手優先度を含む接続要求データを送信する。
その後、時間切れ判定工程S23に戻る。
タイムアウト回数判定工程S29において、時間切れ判定部134は、タイムアウトした回数が所定の回数未満であるか否かを判定する。
タイムアウトの回数が所定の回数未満であると判定した場合、接続要求再送工程S28へ進む。
タイムアウトの回数が所定の回数以上であると判定した場合、接続相手決定工程S30へ進む。
なお、タイムアウトの回数は、接続要求送信工程S22で最初に接続要求送信部125が接続要求データを送信したときからの通算回数を、時間切れ判定部134が判定してもよいし、接続相手優先度更新工程S27で接続相手優先度更新部133が接続相手優先度を更新した場合にリセットし、その後の回数を、時間切れ判定部134が判定してもよい。
接続相手決定工程S30において、接続相手決定部141は、CPU911などの処理装置を用いて、接続相手識別更新工程S26で接続相手識別記憶部112が記憶した接続相手識別データによって識別される通信装置200を、接続相手と決定する。
接続通知送信工程S31において、接続通知送信部145は、送信装置916を用いて、接続相手決定工程S30で接続相手と決定した通信装置200に対して、接続通知データを送信する。
なお、接続通知データをパケット化した通知パケットの宛先は、接続相手識別更新工程S26で接続相手識別記憶部112が記憶した接続相手識別データによって特定する。
図8は、この実施の形態における通信装置200が接続要求データに対して応答する応答処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
接続要求受信工程S41において、接続要求受信部235は、受信装置917を用いて、通信装置100が送信した接続要求データを受信する。
受信信号強度測定工程S42において、受信信号強度測定部222は、接続要求受信工程S41で接続要求受信部235が受信した接続要求データの受信信号強度を測定する。
自己優先度算出工程S43において、自己優先度算出部221は、CPU911などの処理装置を用いて、受信信号強度測定工程S42で受信信号強度測定部222が測定した受信信号強度に基づいて、自己優先度を算出する。
自己優先度記憶部211は、記憶装置920を用いて、自己優先度算出部221が算出した自己優先度を記憶する。
自己優先度比較工程S44において、自己優先度比較部232は、CPU911などの処理装置を用いて、接続要求受信工程S41で接続要求受信部235が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度と、自己優先度算出工程S43で自己優先度記憶部211が記憶した自己優先度とを比較する。
自己優先度算出工程S43で自己優先度記憶部211が記憶した自己優先度が、接続要求受信工程S41で接続要求受信部235が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度より高い場合、待ち時間算出工程S45へ進む。
自己優先度算出工程S43で自己優先度記憶部211が記憶した自己優先度が、接続要求受信工程S41で接続要求受信部235が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度以下の場合、応答処理を終了する。
待ち時間算出工程S45において、待ち時間算出部234は、CPU911などの処理装置を用いて、自己優先度算出工程S43で自己優先度記憶部211が記憶した自己優先度に基づいて、待ち時間を算出する。
待ち時間経過待ち工程S46において、応答送信部231は、CPU911などの処理装置を用いて、待ち時間算出工程S45で待ち時間算出部234が算出した待ち時間が経過するのを待つ。
待ち時間経過後、応答送信工程S47へ進む。
応答送信工程S47において、応答送信部231は、送信装置916を用いて、自己優先度算出工程S43で自己優先度記憶部211が記憶した自己優先度と、自己識別記憶部212が記憶した自己識別データとを含む応答データを送信する。
次に、通信システム800全体の動作について説明する。
図9は、この実施の形態における通信システム800でやり取りされるデータの一例を示すシーケンス図である。
この例は、3つの通信装置200a〜200cから構成されるネットワーク801に、通信装置100が新規参入する場合の例である。
また、優先度は0以上の整数であり、数字が大きいほうが優先度が高いものとする。
通信装置100は、通信装置200aとの距離が最も近く、ついで通信装置200b、通信装置200cとの距離が最も遠いものとする。
最初に、通信装置100は、接続相手優先度が「0」に設定された接続要求データを無線送信する。
3つの通信装置200a〜200cは、それぞれ接続要求データを受信する。
3つの通信装置200a〜200cは、それぞれ自己優先度を算出する。
通信装置200aは、通信装置100との距離が最も近いので、受信信号強度が最も強く、算出した自己優先度は、3つの通信装置200a〜200cのなかで最も高い「5」となる。
逆に、通信装置200cは、通信装置100との距離が最も遠いので、受信信号強度が最も弱く、算出した自己優先度は、3つの通信装置200a〜200cのなかで最も低い「1」となる。
3つの通信装置200a〜通信装置200cは、それぞれ応答データを無線送信する。
ここで、なんらかの障害により、通信装置200aが送信した応答データを通信装置100が受信できなかったものとする。
通信装置100は、通信装置200bが送信した優先度を「3」に設定した応答データを受信する。
通信装置100は、応答データに含まれる優先度「3」が、記憶した接続相手優先度「0」より高いので、接続相手優先度を「3」に更新し、接続相手優先度を「3」に更新した接続要求データを送信する。
それと前後して、通信装置100は、通信装置200cが送信した優先度を「1」に設定した応答データを受信するが、応答データに含まれる優先度「1」が、記憶した接続相手優先度「3」より低いので、無視する。
3つの通信装置200a〜200cは、それぞれ接続要求データを受信し、それぞれ自己優先度を算出する。
通信装置間の位置関係に変化がないものとすると、3つの通信装置200a〜200cは、先ほどと同じ自己優先度を算出する。
今回、算出した自己優先度が接続相手優先度「3」より高いのは、通信装置200aだけなので、通信装置200aだけが応答データを送信する。
通信装置100は、応答データを受信して、接続相手優先度を「5」に更新し、接続相手優先度を「5」に更新した接続要求データを送信する。
3つの通信装置200a〜200cは、それぞれ接続要求データを受信し、それぞれ自己優先度を算出する。
今度は、算出した自己優先度が接続相手優先度「5」より高い通信装置がないので、応答データは送信されず、タイムアウトになる。
通信装置100は、1回目のタイムアウトなので、再び接続相手優先度を「5」に設定した接続要求データを送信するが、今回も同様にタイムアウトになる。
これを所定の回数繰り返したのち、通信装置100は、接続相手を通信装置200aと決定し、通信装置200aに対して、接続通知データを送信する。
このように、通信装置200a〜200cは、受信した接続要求データの受信信号強度に基づいて、自己優先度を算出するので、通信装置100との間の距離が近いほど、自己優先度が高くなる。
したがって、利用者は、通信装置100を接続させたい通信装置200aの近くに設置して動作させることにより、通信装置100を通信装置200aと接続させることができる。
また、なんらかの障害により、通信装置100が応答データを受信できなかった場合でも、すぐに接続相手を決定するのではなく、再び接続要求データを送信して、最も優先度の高い相手を選んだか確認するので、接続させたい通信装置200aと異なる通信装置200bと接続するのを防ぐことができる。
この例では、通信装置100が応答データを受信できなかった場合について説明したが、通信装置200a〜200cが接続要求データを受信できなかった場合も同様である。
また、タイムアウトした場合でも、すぐに接続相手を決定するのではなく、再び接続要求データを送信する。やはり、なんらかの障害により、通信装置100が応答データを受信できなかった可能性があるので、再度確認するためである。
全て要求パケットがタイムアウト時間経過した場合、新規の通信装置100は最後に受け取ったネットワーク情報(保管領域のネットワーク情報)を採用する。これにより、最も近傍の既設の通信装置のネットワーク情報(識別データ)を取得することができる。採用後、新規の通信装置100は、採用通知パケット(接続通知データ)を、採用した既設の通信装置に送信する。
なお、この例では、念のため、所定の回数タイムアウトするまで、接続要求データを送信しているが、1回タイムアウトした時点で接続相手を決定するよう構成してもよい。
このように、接続相手を決定する前に、接続相手の候補の優先度を含む接続要求データを送信し、もっと優先度の高い通信装置200がないか確認するので、無線通信になんらかの障害がある場合でも、最も優先度の高い通信装置200と確実に接続できる。
この実施の形態における通信装置100は、
データを記憶する記憶装置920と、データを処理するCPU911などの処理装置と、データを送信する送信装置916と、データを受信する受信装置917と、接続相手優先度初期化部121と、接続要求送信部125と、応答受信部131と、接続相手優先度比較部132と、接続相手識別記憶部112と、接続相手優先度更新部133と、接続要求再送部135と、接続相手決定部141とを有することを特徴とする。
接続相手優先度初期化部121は、記憶装置920を用いて、所定の初期値を接続相手優先度として記憶することを特徴とする。
接続要求送信部125は、送信装置916を用いて、記憶装置920が記憶した接続相手優先度を含む接続要求データを送信することを特徴とする。
応答受信部131は、受信装置917を用いて、送信装置916が送信した接続要求データに対する応答データとして、上記応答データを送信した他の通信装置200を識別する識別データと、上記応答データを送信した他の通信装置200の優先度とを含むデータを受信することを特徴とする。
接続相手優先度比較部132は、CPU911などの処理装置を用いて、受信装置917が受信した応答データに含まれる優先度と、記憶装置920が記憶した接続相手優先度とを比較し、受信装置917が受信した応答データに含まれる優先度が、記憶装置920が記憶した接続相手優先度より高いか否かを判定することを特徴とする。
接続相手識別記憶部112は、受信装置917が受信した応答データに含まれる優先度が、記憶装置920が記憶した接続相手優先度より高いとCPU911などの処理装置が判定した場合に、記憶装置920を用いて、受信装置917が受信した応答データに含まれる識別データを接続相手識別データとして記憶することを特徴とする。
接続相手優先度更新部133は、受信装置917が受信した応答データに含まれる優先度が、記憶装置920が記憶した接続相手優先度より高いとCPU911などの処理装置が判定した場合に、記憶装置920を用いて、受信装置917が受信した応答データに含まれる優先度を接続相手優先度として記憶することを特徴とする。
接続要求再送部135は、受信装置917が受信した応答データに含まれる優先度を記憶装置920が接続相手優先度として記憶した場合に、送信装置916を用いて、記憶装置920が記憶した接続相手優先度を含む接続要求データを送信することを特徴とする。
接続相手決定部141は、CPU911などの処理装置を用いて、記憶装置920が記憶した接続相手識別データにより識別される他の通信装置200を接続相手と決定することを特徴とする。
この実施の形態における通信装置100によれば、接続要求再送部135が接続相手の候補の優先度を含む接続要求データを送信するので、より高い優先度の通信装置200がないかを確認することができ、最も優先度が高い通信装置200と確実に接続できるという効果を奏する。
この実施の形態における通信装置200は、
データを記憶する記憶装置920と、データを処理するCPU911などの処理装置と、データを送信する送信装置916と、データを受信する受信装置917と、自己識別記憶部212と、自己優先度記憶部211と、接続要求受信部235と、自己優先度比較部232と、応答送信部231とを有することを特徴とする。
自己識別記憶部212は、記憶装置920を用いて、自己を識別する識別データを自己識別データとして記憶することを特徴とする。
自己優先度記憶部211は、記憶装置920を用いて、自己の優先度を自己優先度として記憶することを特徴とする。
接続要求受信部235は、受信装置917を用いて、接続相手優先度を含む接続要求データを他の通信装置100から受信することを特徴とする。
自己優先度比較部232は、CPU911などの処理装置を用いて、記憶装置920が記憶した自己優先度と、受信装置917が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度とを比較し、記憶装置920が記憶した自己優先度が、受信装置917が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度より高いか否かを判定することを特徴とする。
応答送信部231は、記憶装置920が記憶した自己優先度が、受信装置917が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度より高いとCPU911などの処理装置が判定した場合に、送信装置916を用いて、記憶装置920が記憶した自己識別データと、記憶装置920が記憶した自己優先度とを含むデータを、受信装置917が受信した接続要求データに対する応答データとして、他の通信装置100に対して送信することを特徴とする。
この実施の形態における通信装置200によれば、自己優先度が接続相手優先度より高い場合のみ応答データを送信するので、自己優先度が低い通信装置200は応答データを送信せず、通信装置100が最も優先度が高い通信装置200を選択する場合、無駄な送信を減らすことができるという効果を奏する。
この実施の形態における通信システム800は、
上述した通信装置100と、上述した通信装置200とを備えることを特徴とする。
この実施の形態における通信システム800によれば、通信装置100が、優先度の最も高い通信装置200を接続相手に決定することができるという効果を奏する。
この実施の形態における接続相手決定部141は、送信装置916が接続要求データを送信してから所定の時間が経過する間に、受信装置917が応答データを受信しない場合に、CPU911などの処理装置を用いて、記憶装置920が記憶した接続相手識別データにより識別される他の通信装置200を接続相手と決定することを特徴とする。
この実施の形態における通信装置100によれば、応答が所定の時間なければ、接続要求データに含まれる接続相手優先度より優先度の高い通信装置200がないと判断し、接続相手を決定するので、最も優先度の高い相手と接続できるという効果を奏する。
この実施の形態における通信装置100は、更に、時間切れ判定部134を有することを特徴とする。
時間切れ判定部134は、送信装置916が接続要求データを送信してから所定の時間が経過する間に、受信装置917が応答データを受信しない場合に、CPU911などの処理装置を用いて、タイムアウトであると判定し、CPU911などの処理装置がタイムアウトであると判定した回数と所定の回数とを比較し、CPU911などの処理装置がタイムアウトであると判定した回数が所定の回数未満であるか否かを判定することを特徴とする。
接続要求再送部135は、受信装置917が受信した応答データに含まれる優先度を記憶装置920が接続相手優先度として記憶した場合、および、CPU911などの処理装置がタイムアウトであると判定した回数が所定の回数未満であるとCPU911などの処理装置が判定した場合に、送信装置916を用いて、記憶装置920が記憶した接続相手優先度を含む接続要求データを送信することを特徴とする。
接続相手決定部141は、CPU911などの処理装置がタイムアウトであると判定した回数が所定の回数以上であるとCPU911などの処理装置が判定した場合に、CPU911などの処理装置を用いて、記憶装置920が記憶した接続相手識別データにより識別される他の通信装置200を接続相手と決定することを特徴とする。
この実施の形態における通信装置100によれば、タイムアウトした回数が所定の回数未満である場合は、接続要求データを再送し、タイムアウトした回数が所定の回数以上である場合に、接続相手を決定するので、なんらかの障害により通信装置100が応答データを受信できなかった場合でも、確実に最も優先度が高い通信装置200を接続相手に決定することができるという効果を奏する。
この実施の形態における通信装置200は、更に、自己優先度算出部221を有することを特徴とする。
自己優先度算出部221は、受信装置917が接続要求データを受信した場合に、CPU911などの処理装置を用いて、自己優先度を算出することを特徴とする。
自己優先度記憶部211は、記憶装置920を用いて、CPU911などの処理装置が算出した自己優先度を記憶することを特徴とする。
この実施の形態における通信装置200によれば、接続要求データを受信した時点での自己優先度を、自己優先度算出部221が算出するので、その時点での優先度に基づいて応答データを送信するか否かを判定し、その時点での優先度を含む応答データを送信することができるという効果を奏する。
この実施の形態における通信装置200は、更に、受信信号強度測定部222を有することを特徴とする。
受信信号強度測定部222は、受信装置917が受信した接続要求データの受信信号強度を測定することを特徴とする。
自己優先度算出部221は、CPU911などの処理装置を用いて、測定した受信信号強度に基づいて、自己優先度を算出することを特徴とする。
この実施の形態における通信装置200によれば、受信した接続要求データの受信信号強度に基づいて自己優先度算出部221が自己優先度を算出するので、通信装置100との間の距離に対応した自己優先度を算出できるという効果を奏する。
また、受信信号強度が強いほど自己優先度が高くなるようにすれば、通信装置100との間の距離が近いほど自己優先度が高くなる。
応答送信部231は、記憶装置920が記憶した自己優先度が、受信装置917が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度より高いとCPU911などの処理装置が判定した場合に、受信装置917が接続要求データを受信してから所定の時間が経過したのち、送信装置916を用いて、記憶装置920が記憶した自己識別データと、記憶装置920が記憶した自己優先度とを含むデータを、受信装置917が受信した接続要求データに対する応答データとして、他の通信装置100に対して送信することを特徴とする。
この実施の形態における通信装置200によれば、所定の時間が経過してから応答データを送信するので、他の通信装置200が送信する応答データとの衝突を避けることができるという効果を奏する。
この実施の形態における通信装置100は、更に、接続通知送信部145を有することを特徴とする。
接続通知送信部145は、送信装置916を用いて、CPU911などの処理装置が接続相手と決定した他の通信装置200に対して、接続相手と決定したことを通知する接続通知データを送信することを特徴とする。
この実施の形態における通信装置100によれば、接続相手と決定した通信装置200に対して接続通知データを送信するので、接続を確立することができるという効果を奏する。
この実施の形態における通信装置200は、更に、利用者に情報を通知する通知装置901と、接続通知受信部245と、接続通知部246とを有することを特徴とする。
接続通知受信部245は、受信装置917を用いて、他の通信装置100が自己を接続相手と決定したことを通知する接続通知データを受信することを特徴とする。
接続通知部246は、受信装置917が接続通知データを受信した場合に、通知装置901を用いて、接続相手と決定されたことを利用者に通知することを特徴とする。
この実施の形態における通信装置200によれば、接続相手と決定された通信装置200が、利用者に対してそのことを通知するので、どのような接続がされたか明白であり、利用者が意図したとおりの接続になったか、容易に確認することができるという効果を奏する。
この実施の形態における通信装置100が接続相手を決定する接続相手決定方法は、
データを記憶する記憶装置920と、データを処理するCPU911などの処理装置と、データを送信する送信装置916と、データを受信する受信装置917とを有する通信装置が、接続相手を決定する接続相手決定方法において、
記憶装置920が、所定の初期値を接続相手優先度として記憶することを特徴とする。
送信装置916が、記憶装置920が記憶した接続相手優先度を含む接続要求データを送信することを特徴とする。
受信装置917が、送信装置916が送信した接続要求データに対する応答データとして、上記応答データを送信した他の通信装置200を識別する識別データと、上記応答データを送信した他の通信装置200の優先度とを含むデータを受信することを特徴とする。
CPU911などの処理装置が、受信装置917が受信した応答データに含まれる優先度と、記憶装置920が記憶した接続相手優先度とを比較し、受信装置917が受信した応答データに含まれる優先度が、記憶装置920が記憶した接続相手優先度より高いか否かを判定することを特徴とする。
受信装置917が受信した応答データに含まれる優先度が、記憶装置920が記憶した接続相手優先度より高いとCPU911などの処理装置が判定した場合に、記憶装置920が、受信装置917が受信した応答データに含まれる識別データを接続相手識別データとして記憶することを特徴とする。
受信装置917が受信した応答データに含まれる優先度が、記憶装置920が記憶した接続相手優先度より高いとCPU911などの処理装置が判定した場合に、記憶装置920が、受信装置917が受信した応答データに含まれる優先度を接続相手優先度として記憶することを特徴とする。
受信装置917が受信した応答データに含まれる優先度を記憶装置920が接続相手優先度として記憶した場合に、送信装置916が、記憶装置920が記憶した接続相手優先度を含む接続要求データを送信することを特徴とする。
CPU911などの処理装置が、記憶装置920が記憶した接続相手識別データにより識別される他の通信装置200を接続相手と決定することを特徴とする。
この実施の形態における接続相手決定方法によれば、送信装置916が接続相手の候補の優先度を含む接続要求データを送信するので、より高い優先度の通信装置200がないかを確認することができ、最も優先度が高い通信装置200と確実に接続できるという効果を奏する。
この実施の形態におけるネットワーク設定方法は、
複数の通信装置200から構成されるネットワーク801に、通信装置100を新規参入させるネットワーク設定方法において、
ネットワーク801を構成する複数の通信装置200のうち、通信装置100と接続させたい通信装置200に、通信装置100を近づけ、
通信装置100を動作させることを特徴とする。
この実施の形態におけるネットワーク設定方法によれば、通信装置200の識別データなどを知る必要がなく、簡単な操作で通信装置100をネットワーク801に参入させることができるという効果を奏する。
以上説明した通信装置200は、受信信号強度を、ユーザが通信させたいネットワーク(通信装置200)かどうかを判定するための指標(自己優先度)とする部(自己優先度算出部221)を備えることを特徴とする。
一般に、無線ネットワークでは、通信相手を特定するために、通信装置をID(識別データ)で識別する。また、通信相手の制限や管理の簡略化のために、ネットワークをIDで識別する。
以上説明した通信システム800によれば、ユーザがネットワークに既設の通信装置200と新規にネットワークに追加する通信装置100とを通信させたい場合に、新規の通信装置100が既設の通信装置200のネットワーク情報(参入先ネットワークのIDと通信相手となる通信装置のID)を取得できる。
また、新規の通信装置100がディスプレイやキーボードなどのマンマシンインタフェースを持たない小型通信装置である場合でも、ネットワーク情報を人手で設定する必要がなく、通信装置100自身が、ユーザが通信させたい通信機器のネットワーク情報を通信で取得できる。
通信装置200は、ユーザが通信させたいネットワークかどうかを判定するための指標(優先度)を持つ。指標は、例えば、受信信号強度が挙げられる。この時、ユーザは、通信装置を通信させたいネットワークの通信装置に近づけることにより、通信させたいネットワークを指定する。
実施の形態2.
実施の形態2について、図10〜図12を用いて説明する。
図10は、この実施の形態における通信装置200のハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。
なお、実施の形態1で説明した通信装置200のハードウェアと共通する部分については同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
通信装置200は、更に、センサ980を有する。
センサ980は、例えば、通信装置200周辺の照度、通信装置200の加速度、通信装置200の温度、通信装置200周辺の空気流量などの物理量を測定する。
図11は、この実施の形態における通信装置100及び通信装置200の機能ブロックの構成の一例を示すブロック構成図である。
なお、実施の形態1で説明した通信装置100及び通信装置200の機能ブロックと共通するブロックについては、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
通信装置200は、受信信号強度測定部222に代えて、物理量測定部223を有する。
物理量測定部223は、センサ980を用いて、物理量を測定する。
自己優先度算出部221は、CPU911などの処理装置を用いて、物理量測定部223が測定した物理量に基づいて、自己優先度を算出する。
図12は、この実施の形態における通信装置100をネットワーク801に参入させるネットワーク設定方法の処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
なお、実施の形態1で説明したネットワーク設定方法の処理と共通する処理については同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
また、ここでは、センサ980が測定する物理量として、通信装置200周辺の照度を測定する場合について説明する。
まず、利用者は、照射処理S17をする。利用者は、通信装置100を接続させたい通信装置200を懐中電灯などを用いて照らす。利用者は、通知処理S16が終わるまで、通信装置200を照らし続ける。
そのままの状態で、利用者は、動作開始処理S12をする。利用者は、通信装置100を動作させる。
照射処理S17で照らされた通信装置200は、他の通信装置200よりも高い自己優先度を算出するので、通信装置100は、照射処理S17で照らされた通信装置200と接続する。
このように、センサ980が測定した通信装置200周辺の照度に基づいて自己優先度を算出するので、通信装置100や通信装置200を動かすことができない場合でも、任意の通信装置200との間を接続することができる。
センサ980が測定する物理量が加速度である場合、利用者は、照射工程S17に代えて、通信装置100を接続したい通信装置200を振ることにより、通信装置100を所望の通信装置200と接続させる。
センサ980が測定する物理量が温度である場合、利用者は、通信装置100を接続したい通信装置200を暖めることにより、通信装置100を所望の通信装置200と接続させる。
センサ980が測定する物理量が空気流量である場合、利用者は、通信装置100を接続した通信装置200に風を当てることにより、通信装置100を所望の通信装置200と接続させる。
このように、通信装置200がセンサ980を有する場合、センサ980が測定する物理量に影響を与える行動を利用者が取ることにより、通信装置100が接続する通信装置200を指定することができる。
また、複数の通信装置200それぞれが有するセンサ980は、異なる物理量を測定するものであってもよい。
この実施の形態における通信装置200は、更に、センサ980を有することを特徴とする。
センサ980は、照度と加速度と温度と空気流量とのいずれかを測定することを特徴とする。
自己優先度算出部221は、CPU911などの処理装置を用いて、センサ980が測定した照度と加速度と温度と空気流量とのいずれかに基づいて、自己優先度を算出することを特徴とする。
この実施の形態における通信装置200によれば、通信装置100と通信装置200との間の距離に限らず、様々な方法で接続させたい通信装置200を指定することができるという効果を奏する。
通信装置200は、ユーザが通信させたいネットワークかどうかを判定するための指標(優先度)を持つ。指標の例として、照度が挙げられる。このとき、通信装置に、電磁波のうち紫外線、可視光線、赤外線を対象とした、フォトダイオード、フォトトランジスタなどの光センサを装備する。
以上説明した通信装置200は、照度を、ユーザが通信させたいネットワーク(通信装置)かどうかを判定するための指標(自己優先度)とする部(自己優先度算出部221)を備えることを特徴とする。
これにより、ユーザは、通信させたいネットワークの通信装置に光を当てることにより、通信させたいネットワークを指定することができる。
また、指標の例として、加速度が挙げられる。このとき、通信装置に、加速度センサを装備する。
以上説明した通信装置200は、加速度を、ユーザが通信させたいネットワーク(通信装置)かどうかを判定するための指標(自己優先度)とする部(自己優先度算出部221)を備えることを特徴とする。
これにより、ユーザは、通信させたいネットワークの通信装置を振ることにより、通信させたいネットワークを指定することができる。
また、指標の例として、温度が挙げられる。このとき、通信装置に、非接触式の温度センサを装備する。
以上説明した通信装置200は、温度を、ユーザが通信させたいネットワーク(通信装置)かどうかを判定するための指標(自己優先度)とする部(自己優先度算出部221)を備えることを特徴とする。
これにより、ユーザは、通信させたいネットワークの通信装置に熱を加えることにより、通信させたいネットワークを指定することができる。
また、指標の例として、周囲の空気の流量が挙げられる。このとき、通信装置に、風量センサを装備する。
以上説明した通信装置200は、周囲の空気の流量を、ユーザが通信させたいネットワーク(通信装置)かどうかを判定するための指標(自己優先度)とする部(自己優先度算出部221)を備えることを特徴とする。
これにより、ユーザは、通信させたいネットワークの通信装置に風を与えることにより、通信させたいネットワークを指定することができる。
実施の形態3.
実施の形態3について、図13〜図15を用いて説明する。
この実施の形態における通信装置100及び通信装置200のハードウェア構成及び機能ブロックの構成は、実施の形態1で説明したものと同様なので、ここでは説明を省略する。
待ち時間算出部234は、CPU911などの処理装置を用いて、自己優先度記憶部211が記憶した自己優先度に基づいて、待ち時間を算出する。
このとき、待ち時間算出部234は、自己優先度が高いほど待ち時間が短く、自己優先度が低いほど待ち時間が長くなるよう、待ち時間を算出する。
遅延時間(待ち時間)は、受信信号強度の負の相関関係とする。つまり、受信信号強度が大きいほど、遅延時間は小さくする。また、装置間距離と受信信号強度には負の相関がある。これにより、新規の通信装置100と既設の通信装置200の距離が小さいほど、受信信号強度が大きくなり、距離が近い順で返答(応答データ)が送信される。
時間切れ判定部134は、CPU911などの処理装置を用いて、接続相手優先度記憶部111が記憶した接続相手優先度に基づいて、タイムアウトの判定基準となる所定の時間(タイムアウト時間)を算出する。
このとき、時間切れ判定部134は、接続相手優先度より高い優先度の通信装置200が、算出した待ち時間経過後に応答データを送信するものとして、その応答データを受信するのに十分な時間をタイムアウト時間とする。
図13は、この実施の形態における待ち時間算出部234が算出する待ち時間と時間切れ判定部134が算出するタイムアウト時間との関係の一例を示す図である。
このように、待ち時間・タイムアウト時間とも、優先度(自己優先度・接続相手優先度)が高くなるほど短くなる。
更に細かく見ると、例えば、接続相手優先度が「2」のときのタイムアウト時間は、自己優先度「3」の通信装置200が応答データを送信するには十分な時間である。接続相手優先度が「2」のとき、自己優先度が「2」の通信装置200は応答データを送信しないので、自己優先度「2」の通信装置200が応答データを送信するのを待つ必要はない。
図14は、この実施の形態における通信システム800でやり取りされるデータの一例を示す図である。
なお、この例は、図9に示したシーケンスと同様のシーケンスについて、特に送受信のタイミングに着目して記載したものである。
通信装置100が最初に送信する接続要求データに対する応答データのタイムアウト時間は、接続相手優先度「0」に基づいて算出する。通信装置200bは、自己優先度「3」に基づいて算出した待ち時間経過後、応答データを送信する。通信装置100は、タイムアウト前に通信装置200bからの応答データを受信する。
通信装置100が応答データを受信した場合、その後に送信される応答データは、先に受信した応答データよりも優先度が低い。したがって、通信装置100は、後の応答データを待つことなく、すぐに、次の接続要求データを送信する。
2回目の接続要求データに対する応答データのタイムアウト時間は、接続相手優先度「3」に基づいて算出する。通信装置200aは、自己優先度「5」に基づいて算出した待ち時間経過後、応答データを送信し、通信装置100は、タイムアウト前に通信装置200aからの応答データを受信する。
3回目の接続要求データに対する応答データのタイムアウト時間は、接続相手優先度「5」に基づいて算出する。この例では、自己優先度が「5」より高い通信装置がないので、応答データは送信されず、タイムアウトする。
ここで、接続相手優先度が高くなっているので、タイムアウト時間は比較的短い。したがって、確認のためタイムアウトを所定の回数繰り返したとしても、接続相手決定までにかかる時間が短くて済む。
このように、新規の通信装置100が送信する要求パケットのタイムアウト時間の長さは、要求パケットを送信するたびに異なる。最初に新規の通信装置100が送信する要求パケットのタイムアウト時間は、指標(自己優先度)が最下位である通信装置200が要求パケットを受信してから応答パケットを返すのに必要な時間である。
2度目以降に新規の通信装置100が送信する要求パケットのタイムアウト時間は、要求パケットに含む指標よりも1段階指標が高い通信装置が要求パケットを受信してから応答パケットを返すのに必要な時間である。
なお、この例において、通信装置200cは、1回目の接続要求データに対する応答の待ち時間経過を待っている間に、次の接続要求データを受信している。これは、通信装置200cよりも先に応答した通信装置が他にあることを意味している。通信装置200cよりも先に応答した通信装置は、通信装置200cよりも待ち時間が短いのであるから、通信装置200cよりも自己優先度が高いはずである。したがって、通信装置200cが応答データを送信する必要はなくなったことがわかる。そのため、通信装置200cは、応答データを送信しない。
図15は、この実施の形態における通信装置200が接続要求データに対して応答する応答処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
なお、実施の形態1で説明した工程と共通する工程については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
ここでは、上述したように、待ち時間の間に次の接続要求データを受信した場合には、応答データの送信を中止する例について説明する。
接続要求受信判定工程S48において、待ち時間経過待ち工程S46で待ち時間経過を待っている間に、接続要求受信部235が、受信装置917を用いて、接続要求データを受信したか否かを判定する。
受信したと判定した場合、応答処理を終了する。
受信しなかったと判定した場合、応答送信工程S47へ進む。
なお、次の接続要求データを受信した場合、即座に応答を中止するのではなく、自己優先度比較工程S44(あるいは受信信号強度測定工程S42)に戻ることとしてもよい。
この実施の形態における通信装置200は、更に、待ち時間算出部234を有することを特徴とする。
待ち時間算出部234は、CPU911などの処理装置を用いて、記憶装置920が記憶した自己優先度に基づいて、待ち時間を算出することを特徴とする。
応答送信部231は、記憶装置920が記憶した自己優先度が、受信装置917が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度より高いとCPU911などの処理装置が判定した場合に、受信装置917が接続要求データを受信してから、CPU911などの処理装置が算出した待ち時間が経過したのち、送信装置916を用いて、記憶装置920が記憶した自己識別データと、記憶装置920が記憶した自己優先度とを含むデータを、受信装置917が受信した接続要求データに対する応答データとして、他の通信装置100に対して送信することを特徴とする。
この実施の形態における通信装置200によれば、自己優先度に基づいて待ち時間を算出するので、応答データ送信のタイミングを予測することができるので、接続相手決定にかかる時間を短縮できるという効果を奏する。
待ち時間算出部234は、CPU911などの処理装置を用いて、記憶装置920が記憶した自己優先度が高ければ高いほど待ち時間が短くなるよう、待ち時間を算出することを特徴とする。
応答送信部231は、CPU911などの処理装置が算出した待ち時間が経過するのを待つ間に、受信装置917が接続要求データを再び受信した場合に、上記応答データを送信しないことを特徴とする。
この実施の形態における通信装置200によれば、待ち時間の間に再び接続要求データを受信した場合に応答データを送信しないので、無駄なトラフィックを減らすことができるという効果を奏する。
以上説明した通信装置100は、ネットワーク801に新規参入する通信装置であって、以下を備えることを特徴とする。
・指標(接続相手優先度)を含む要求(接続要求データ)を送信する送信部(接続要求送信部125)。
・最近の要求の指標に基づく一定時間経過後、応答があれば、n回、応答の指標(優先度)を含む要求の送信を繰り返す繰返し部(接続要求再送部135)。
・最近の要求の指標に基づく一定時間経過後、応答がなければ、m回、要求の送信を繰り返す繰返し部(接続要求再送部135)。
・最近の応答の指標を採用する採用部(接続相手決定部141)。
以上説明した通信装置200は、ネットワーク801に既設の通信装置であって、以下を備えることを特徴とする。
・要求(接続要求データ)を受信する受信部(接続要求受信部235)。
・要求に含まれる指標(接続相手優先度)と自身の指標(自己優先度)とを比較する比較部(自己優先度比較部232)。
・自身の指標に基づく一定時間(待ち時間)経過後、自身のネットワーク情報(自己識別データ)と自身の指標(自己優先度)を含む応答(応答データ)を送信する送信部(応答送信部231)。
・自身の指標に基づく一定時間経過中、要求を受信した場合、応答の送信を停止する停止部(応答送信部231)。
以上説明した通信システム800は、ネットワーク801を通じて相互に接続された、複数の既設の通信装置200と、前記複数の既設の通信装置200のうち、同じネットワーク情報(識別データ)を取得したい既設の通信装置200の近傍に配置された新規の通信装置100とを設けた通信システム800であって、
前記新規の通信装置100は、電源投入時に、ネットワーク情報の取得を開始し、要求パケットを同報送信し、前記要求パケットを送信後、第1番目に受信した応答パケットに含まれるネットワーク情報を自身のネットワーク情報として保管し、応答パケットが受信しなくなるまで要求パケットを送信し続け、受信しなくなった場合に保管してあるネットワーク情報を採用し、採用されたネットワーク情報を送信した既設の通信装置に採用通知パケットを送信するものであり、
前記既設の通信装置200は、受信した前記要求パケットの受信信号強度を測定し、前記受信信号強度が大きいほどパケットの送信遅延時間を短く制御し、遅延時間待ち時に要求パケットを受信した場合に送信を止め、送信遅延時間経過後に、自身のネットワーク情報を含む遅延された応答パケットを送信し、前記新規の通信装置100から前記採用通知パケットを受信後、人間に採用通知するものである。
ここで、通信装置100及び通信装置200は、
ベースバンド信号をキャリアバンド信号に変換する送信回路961と、
ベースバンド信号をキャリアバンド信号に変換し、キャリアバンド信号受信時に受信信号強度を測定して後述の制御回路(CPU911)に通知する受信回路971と、
ベースバンド信号を受信するベースバンド受信回路972と、
ベースバンド信号を生成して送信するベースバンド送信回路962とが設けられている。
通信装置100は、更に、
(応答受信部131が)ベースバンド受信回路972から応答パケット(応答データ)を受け取り、(接続相手優先度比較部132が)応答パケットの指標フィールドの指標(優先度)を後述の比較回路に通知し、(接続要求再送部135が)後述の保管領域の指標(接続相手優先度)を基に要求パケット(接続要求データ)を生成しベースバンド送信回路962に通知する制御回路(CPU911)と、
後述の保管領域の指標(接続相手優先度)と制御回路から受け取る指標(優先度)を比較し、比較結果を制御回路に通知する比較回路(接続相手優先度比較部132)と、
通信装置の指標(接続相手優先度)を保管するための保管領域(接続相手優先度記憶部111)と、
時間を測定し、タイムアウト信号を制御回路に通知するタイマ(時間切れ判定部134)とが設けられている。
通信装置200は、更に、
(受信信号強度測定部222が)受信回路971から信号強度を受け取り、(自己優先度算出部221が)受け取った信号強度から指標(自己優先度)を決定し(自己優先度記憶部211が)後述の保管領域(記憶装置920)に保管し、(接続要求受信部235が)要求パケット(接続要求データ)をベースバンド受信回路972から受け取り、(自己優先度比較部232が)要求パケットの指標フィールドの指標(接続相手優先度)を後述の比較回路に通知し、(応答送信部231が)保管領域の指標(自己優先度)を基に応答パケット(応答データ)を生成し、遅延回路に通知する制御回路(CPU911)と、
後述の指標比較回路から受け取る比較結果と制御回路から受け取る指標を基にベースバンド信号の送信を遅延させる遅延回路(応答送信部231)と、
後述の保管領域の指標(自己優先度)と制御回路から受け取る指標(接続相手優先度)を比較し、比較結果を遅延回路に通知する比較回路(自己優先度比較部232)と、
通信装置の指標(自己優先度)を保管するための保管領域(自己優先度記憶部211)と、
制御回路から採用通知信号を受け取り、人間に採用通知する採用通知回路(接続通知部246)とが設けられている。
要求パケット(接続要求データ)は、通信候補の通信装置の指標(接続相手優先度)を設定する指標を含めばよい。要求パケットは、例えば、通信装置が用いる通信プロトコルのヘッダと、要求コマンドを設定するコマンドフィールドと、通信候補の通信装置の指標(接続相手優先度)を設定する指標フィールドと、通信装置が用いる通信プロトコルのフッタとが設けられている。
応答パケット(応答データ)は、送信元通信装置のネットワーク情報(識別データ)と応答パケットを送信する通信装置の指標(優先度)を含めばよい。例えば、応答パケットは、通信装置が用いる通信プロトコルのヘッダと、応答コマンドを設定するコマンドフィールドと、応答パケットを送信する通信装置の指標(優先度)を設定する指標フィールドと、応答パケットを送信する通信装置のネットワーク情報(識別データ)を設定するネットワーク情報フィールドと、通信装置が用いる通信プロトコルのフッタとが設けられている。なお、指標フィールドとネットワーク情報フィールドの設置順は問わない。
なお、要求パケットや応答パケットは、専用のパケットとする必要はなく、他のパケットの一部に含めてもよい。
実施の形態1における通信システム800の全体構成の一例を示すシステム構成図。 実施の形態1における通信装置100及び通信装置200のハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図。 実施の形態1における通信装置100及び通信装置200の機能ブロックの構成の一例を示すブロック構成図。 実施の形態1における要求パケット510の構成の一例を示すデータ構成図。 実施の形態1における応答パケット520の構成の一例を示すデータ構成図。 実施の形態1における通信装置100をネットワーク801に参入させるネットワーク設定方法の処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態1における通信装置100が接続相手を決定する接続相手決定処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態1における通信装置200が接続要求データに対して応答する応答処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態1における通信システム800でやり取りされるデータの一例を示すシーケンス図。 実施の形態2における通信装置200のハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図。 実施の形態2における通信装置100及び通信装置200の機能ブロックの構成の一例を示すブロック構成図。 実施の形態2における通信装置100をネットワーク801に参入させるネットワーク設定方法の処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態3における待ち時間算出部234が算出する待ち時間と時間切れ判定部134が算出するタイムアウト時間との関係の一例を示す図。 実施の形態3における通信システム800でやり取りされるデータの一例を示す図。 実施の形態3における通信装置200が接続要求データに対して応答する応答処理の流れの一例を示すフローチャート図。
符号の説明
100,200 通信装置、111 接続相手優先度記憶部、112 接続相手識別記憶部、121 接続相手優先度初期化部、125 接続要求送信部、131 応答受信部、132 接続相手優先度比較部、133 接続相手優先度更新部、134 時間切れ判定部、135 接続要求再送部、141 接続相手決定部、145 接続通知送信部、211 自己優先度記憶部、212 自己識別記憶部、221 自己優先度算出部、222 受信信号強度測定部、223 物理量測定部、231 応答送信部、232 自己優先度比較部、234 待ち時間算出部、235 接続要求受信部、245 接続通知受信部、246 接続通知部、800 通信システム、801 ネットワーク、901 通知装置、911 CPU、916 送信装置、917 受信装置、920 記憶装置、961 送信回路、962 ベースバンド送信回路、971 受信回路、972 ベースバンド受信回路、980 センサ。

Claims (15)

  1. データを記憶する記憶装置と、データを処理する処理装置と、データを送信する送信装置と、データを受信する受信装置と、接続相手優先度初期化部と、接続要求送信部と、応答受信部と、接続相手優先度比較部と、接続相手識別記憶部と、接続相手優先度更新部と、接続要求再送部と、接続相手決定部とを有し、
    上記接続相手優先度初期化部は、上記記憶装置を用いて、所定の初期値を接続相手優先度として記憶し、
    上記接続要求送信部は、上記送信装置を用いて、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度を含む接続要求データを送信し、
    上記応答受信部は、上記受信装置を用いて、上記送信装置が送信した接続要求データに対する応答データとして、上記応答データを送信した他の通信装置を識別する識別データと、上記応答データを送信した他の通信装置の優先度とを含むデータを受信し、
    上記接続相手優先度比較部は、上記処理装置を用いて、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度と、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度とを比較し、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度が、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度より高いか否かを判定し、
    上記接続相手識別記憶部は、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度が、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度より高いと上記処理装置が判定した場合に、上記記憶装置を用いて、上記受信装置が受信した応答データに含まれる識別データを接続相手識別データとして記憶し、
    上記接続相手優先度更新部は、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度が、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度より高いと上記処理装置が判定した場合に、上記記憶装置を用いて、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度を接続相手優先度として記憶し、
    上記接続要求再送部は、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度を上記記憶装置が接続相手優先度として記憶した場合に、上記送信装置を用いて、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度を含む接続要求データを送信し、
    上記接続相手決定部は、上記処理装置を用いて、上記記憶装置が記憶した接続相手識別データにより識別される他の通信装置を接続相手と決定する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. データを記憶する記憶装置と、データを処理する処理装置と、データを送信する送信装置と、データを受信する受信装置と、自己識別記憶部と、自己優先度記憶部と、接続要求受信部と、自己優先度比較部と、応答送信部とを有し、
    上記自己識別記憶部は、上記記憶装置を用いて、自己を識別する識別データを自己識別データとして記憶し、
    上記自己優先度記憶部は、上記記憶装置を用いて、自己の優先度を自己優先度として記憶し、
    上記接続要求受信部は、上記受信装置を用いて、接続相手優先度を含む接続要求データを他の通信装置から受信し、
    上記自己優先度比較部は、上記処理装置を用いて、上記記憶装置が記憶した自己優先度と、上記受信装置が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度とを比較し、上記記憶装置が記憶した自己優先度が、上記受信装置が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度より高いか否かを判定し、
    上記応答送信部は、上記記憶装置が記憶した自己優先度が、上記受信装置が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度より高いと上記処理装置が判定した場合に、上記送信装置を用いて、上記記憶装置が記憶した自己識別データと、上記記憶装置が記憶した自己優先度とを含むデータを、上記受信装置が受信した接続要求データに対する応答データとして、上記他の通信装置に対して送信する
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1に記載の通信装置と、請求項2に記載の通信装置とを備えることを特徴とする通信システム。
  4. 上記接続相手決定部は、上記送信装置が接続要求データを送信してから所定の時間が経過する間に、上記受信装置が応答データを受信しない場合に、上記処理装置を用いて、上記記憶装置が記憶した接続相手識別データにより識別される他の通信装置を接続相手と決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 上記通信装置は、更に、時間切れ判定部を有し、
    上記時間切れ判定部は、上記送信装置が接続要求データを送信してから所定の時間が経過する間に、上記受信装置が応答データを受信しない場合に、上記処理装置を用いて、タイムアウトであると判定し、上記処理装置がタイムアウトであると判定した回数と所定の回数とを比較し、上記処理装置がタイムアウトであると判定した回数が所定の回数未満であるか否かを判定し、
    上記接続要求再送部は、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度を上記記憶装置が接続相手優先度として記憶した場合、および、上記処理装置がタイムアウトであると判定した回数が所定の回数未満であると上記処理装置が判定した場合に、上記送信装置を用いて、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度を含む接続要求データを送信し、
    上記接続相手決定部は、上記処理装置がタイムアウトであると判定した回数が所定の回数以上であると上記処理装置が判定した場合に、上記処理装置を用いて、上記記憶装置が記憶した接続相手識別データにより識別される他の通信装置を接続相手と決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  6. 上記通信装置は、更に、自己優先度算出部を有し、
    上記自己優先度算出部は、上記受信装置が接続要求データを受信した場合に、上記処理装置を用いて、自己優先度を算出し、
    上記自己優先度記憶部は、上記記憶装置を用いて、上記処理装置が算出した自己優先度を記憶する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  7. 上記通信装置は、更に、受信信号強度測定部を有し、
    上記受信信号強度測定部は、上記受信装置が受信した接続要求データの受信信号強度を測定し、
    上記自己優先度算出部は、上記処理装置を用いて、測定した受信信号強度に基づいて、自己優先度を算出する
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 上記通信装置は、更に、センサを有し、
    上記センサは、照度と加速度と温度と空気流量とのいずれかを測定し、
    上記自己優先度算出部は、上記処理装置を用いて、上記センサが測定した照度と加速度と温度と空気流量とのいずれかに基づいて、自己優先度を算出する
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  9. 上記応答送信部は、上記記憶装置が記憶した自己優先度が、上記受信装置が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度より高いと上記処理装置が判定した場合に、上記受信装置が接続要求データを受信してから所定の時間が経過したのち、上記送信装置を用いて、上記記憶装置が記憶した自己識別データと、上記記憶装置が記憶した自己優先度とを含むデータを、上記受信装置が受信した接続要求データに対する応答データとして、上記他の通信装置に対して送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  10. 上記通信装置は、更に、待ち時間算出部を有し、
    上記待ち時間算出部は、上記処理装置を用いて、上記記憶装置が記憶した自己優先度に基づいて、待ち時間を算出し、
    上記応答送信部は、上記記憶装置が記憶した自己優先度が、上記受信装置が受信した接続要求データに含まれる接続相手優先度より高いと上記処理装置が判定した場合に、上記受信装置が接続要求データを受信してから、上記処理装置が算出した待ち時間が経過したのち、上記送信装置を用いて、上記記憶装置が記憶した自己識別データと、上記記憶装置が記憶した自己優先度とを含むデータを、上記受信装置が受信した接続要求データに対する応答データとして、上記他の通信装置に対して送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  11. 上記待ち時間算出部は、上記処理装置を用いて、上記記憶装置が記憶した自己優先度が高ければ高いほど待ち時間が短くなるよう、待ち時間を算出し、
    上記応答送信部は、上記処理装置が算出した待ち時間が経過するのを待つ間に、上記受信装置が接続要求データを再び受信した場合に、上記応答データを送信しない
    ことを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  12. 上記通信装置は、更に、接続通知送信部を有し、
    上記接続通知送信部は、上記送信装置を用いて、上記処理装置が接続相手と決定した他の通信装置に対して、接続相手と決定したことを通知する接続通知データを送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  13. 上記通信装置は、更に、利用者に情報を通知する通知装置と、接続通知受信部と、接続通知部とを有し、
    上記接続通知受信部は、上記受信装置を用いて、他の通信装置が自己を接続相手と決定したことを通知する接続通知データを受信し、
    上記接続通知部は、上記受信装置が接続通知データを受信した場合に、上記通知装置を用いて、接続相手と決定されたことを利用者に通知する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  14. データを記憶する記憶装置と、データを処理する処理装置と、データを送信する送信装置と、データを受信する受信装置とを有する通信装置が、接続相手を決定する接続相手決定方法において、
    上記記憶装置が、所定の初期値を接続相手優先度として記憶し、
    上記送信装置が、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度を含む接続要求データを送信し、
    上記受信装置が、上記送信装置が送信した接続要求データに対する応答データとして、上記応答データを送信した他の通信装置を識別する識別データと、上記応答データを送信した他の通信装置の優先度とを含むデータを受信し、
    上記処理装置が、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度と、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度とを比較し、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度が、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度より高いか否かを判定し、
    上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度が、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度より高いと上記処理装置が判定した場合に、上記記憶装置が、上記受信装置が受信した応答データに含まれる識別データを接続相手識別データとして記憶し、
    上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度が、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度より高いと上記処理装置が判定した場合に、上記記憶装置が、上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度を接続相手優先度として記憶し、
    上記受信装置が受信した応答データに含まれる優先度を上記記憶装置が接続相手優先度として記憶した場合に、上記送信装置が、上記記憶装置が記憶した接続相手優先度を含む接続要求データを送信し、
    上記処理装置が、上記記憶装置が記憶した接続相手識別データにより識別される他の通信装置を接続相手と決定する
    ことを特徴とする接続相手決定方法。
  15. 複数の請求項7に記載の通信装置から構成されるネットワークに、請求項1に記載の通信装置を新規参入させるネットワーク設定方法において、
    上記ネットワークを構成する複数の請求項7に記載の通信装置のうち、上記請求項1に記載の通信装置と接続させたい通信装置に、上記請求項1に記載の通信装置を近づけ、
    上記請求項1に記載の通信装置を動作させる
    ことを特徴とするネットワーク設定方法。
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JP2013192105A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Nec Commun Syst Ltd ノード装置、ノード装置制御方法、及び、ノード装置制御プログラム

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