JP2008217897A - 媒体記憶装置、変形制御装置およびヘッドスライダ - Google Patents

媒体記憶装置、変形制御装置およびヘッドスライダ Download PDF

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Abstract

【課題】ヨウ角の変化に関わらず媒体記憶装置を安定して動作させること。
【解決手段】変形制御部820は、書き込み動作の目的となっているトラックに係る情報を取得する目的トラック取得部821と、目的トラックに対応する制御量を制御量管理表910から取得する制御量取得部822と、制御量取得部822によって取得された制御量を変形素子に加えることによって再生ヘッドと記録ヘッドの距離を変化させる変形素子制御部825とを備える。
【選択図】 図7

Description

この発明は、ヨウ角の変化に関わらず安定して動作が可能な媒体記憶装置と、その媒体記憶装置を実現するための変形制御装置およびヘッドスライダに関する。
現在の磁気ディスク装置においては、ヘッドをシークさせる機構としてロータリーアクチュエータ(VCM:Voice Coil Motor)が採用されている。このため、ヘッドが位置決めされるディスク媒体の半径位置によって、トラックとヘッドを備えた浮上ヘッドスライダの相対角度(以下、この相対角度を「ヨウ角」という)が変化する。このヨウ角の変化は、ヘッドの位置制御に影響を与える。
すなわち、現在の磁気ディスク装置においては、再生ヘッドと記録ヘッドとが分離しており、書き込み動作時に記録ヘッドを書き込み対象のトラックにオントラックさせるため、再生ヘッドでサーボ情報を読み取りながらヘッドの半径位置を制御しているが、上述のように、ヘッドが位置決めされる半径位置によってヨウ角が変化すると、それにともなって、クロストラック方向における再生ヘッドと記録ヘッドの相対距離が変化してしまう。
従来の磁気ディスク装置では、磁気粒子が連続して存在する記憶媒体が用いられていたため、書き込み対象のトラックの半径位置に応じて、そのトラックからクロストラック方向に再生ヘッドを任意の量だけオフセットさせることが可能であり、この量を制御することによって記録ヘッドを目的トラックに正確にオントラックさせることができていた。
ところが、近年、記録密度の向上のために、磁気粒子をトラック毎に分離させるパターンドメディアやディスクリートメディアが実用化されつつある。これらの記憶媒体が用いられた場合、書き込み対象のトラックからクロストラック方向に再生ヘッドをオフセットさせる量を制御しても、オフセットさせた位置に磁気粒子が存在しないために、安定して位置制御を行うことができない恐れがある。
このように磁気粒子がトラック毎に分離させている記憶媒体を用いた磁気ディスクにおいて記録ヘッドを目的トラックに安定してオントラックさせるには、書き込み対象のトラックの半径位置に応じて、再生ヘッドと記録ヘッドの距離を変化させる手法が有効であると考えられる。
書き込み対象のトラックの半径位置に応じて、再生ヘッドと記録ヘッドの距離を変化させれば、記録ヘッドが目的トラックにオントラックしているときに再生ヘッドもいずれかのトラックにオントラックさせることができ、安定した位置制御が可能になる。磁気ディスク装置のヘッド部分を変形させるための技術は、例えば、特許文献1や特許文献2において開示されている。
特開2000−348321号公報 特開2002−157850号公報
しかしながら、特許文献1において開示されている技術は、磁気ヘッドのスライダを変形させるものであり、再生ヘッドと記録ヘッドの距離を変化させることはできない。また、特許文献2には、剪断型の変形素子を用いて再生ヘッドと記録ヘッドが同じトラックにオントラックするように制御する技術が開示されているが、この技術を用いて再生ヘッドと記録ヘッドの相対位置を実際に必要な精度で必要な量だけ制御することは非常に困難である。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、ヨウ角の変化に関わらず安定して動作が可能な媒体記憶装置と、その媒体記憶装置を実現するための変形制御装置およびヘッドスライダを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一つの態様では、再生ヘッドと記録ヘッドが独立して設けられた媒体記憶装置であって、前記再生ヘッドと前記記録ヘッドの距離を変化させる変形素子と、前記変形素子に加えるべき制御量を書き込み対象のトラック毎に記憶する記憶部と、書き込み対象のトラックに対応する前記制御量を前記記憶部から取得し、取得された前記制御量を前記変形素子に加える変形制御部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、再生ヘッドと記録ヘッドが隣接して設けられたヘッドスライダであって、前記再生ヘッドと前記記録ヘッドの間に設けられ、ヘッドスライダの空気流入出方向に変形して前記再生ヘッドと前記記録ヘッドの距離を変化させる変形素子を備えたことを特徴とする。
これらの発明の態様によれば、再生ヘッドと記録ヘッドの距離を変化させるための変形素子を設け、書き込み対象のトラック毎にこの変形素子に加える制御量を変化させて再生ヘッドと記録ヘッドの距離を制御することとしたので、書き込み対象のトラックの変化にともなって生じるヨウ角の変化に関わらず、媒体記憶装置を安定して動作させることができる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記記憶部は、前記記録ヘッドが書き込み対象のトラック上に位置している場合に、前記再生ヘッドがいずれかのトラック上に位置するように前記変形素子を制御するための制御量を、書き込み対象のトラック毎に記憶することを特徴とする。
この発明の態様によれば、書き込み動作時に再生ヘッドがいずれかのトラックにオントラックするように変形素子を制御することとしたので、再生ヘッドが読み取る信号による位置制御が安定して行われ、記録ヘッドによる書き込みの精度を向上させることができる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記記憶部は、前記再生ヘッドにより位置制御のための信号が読み取られるタイミングと、前記記録ヘッドにより書き込みが行われるタイミングとの差が一律になるように前記変形素子を制御するための制御量を、書き込み対象のトラック毎に記憶することを特徴とする。
この発明の態様によれば、再生ヘッドが位置制御のための信号を読み取るタイミングと、記録ヘッドが書き込みを行うタイミングの差が一律になるように変形素子を制御することとしたので、記録ヘッドが書き込みを行うタイミングを複雑に制御することなく、正確な位置に書き込みを行うことができる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記変形制御部は、書き込み対象のトラックに対応する前記制御量が前記記憶部から複数取得された場合に、現状の制御量との差分が最も小さい制御量を選択することを特徴とする。
この発明の態様によれば、変形素子に加える制御量に複数の選択肢がある場合に、変形素子の変形量が最も小さくて済む制御量を選択することとしたので、高速動作を実現することができる。
また、本発明の他の態様では、再生ヘッドと記録ヘッドが独立して設けられた媒体記憶装置において前記再生ヘッドと前記記録ヘッドの距離を変化させるために設けられた変形素子を制御するための変形制御装置であって、書き込み動作の目的となっているトラックに係る情報を取得する目的トラック取得部と、前記変形素子に加えるべき制御量を目的トラック毎に記憶する記憶部から前記目的トラック取得部によって情報が取得されたトラックに対応する制御量を取得する制御量取得部と、前記制御量取得部によって取得された制御量を前記変形素子に加える変形素子制御部とを備えたことを特徴とする。
この発明の態様によれば、再生ヘッドと記録ヘッドの距離を変化させるための変形素子とこれを制御する変形制御装置を設け、書き込み対象のトラック毎に変形素子に加える制御量を変化させて再生ヘッドと記録ヘッドの距離を制御することとしたので、書き込み対象のトラックの変化にともなって生じるヨウ角の変化に関わらず、媒体記憶装置を安定して動作させることができる。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明の一つの態様によれば、再生ヘッドと記録ヘッドの距離を変化させるための変形素子を設け、書き込み対象のトラック毎にこの変形素子に加える制御量を変化させて再生ヘッドと記録ヘッドの距離を制御することとしたので、書き込み対象のトラックの変化にともなって生じるヨウ角の変化に関わらず、媒体記憶装置を安定して動作させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る媒体記憶装置、変形制御装置およびヘッドスライダの好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施例に係るヘッドの変形制御方法の概要について説明する。図1は、本実施例に係る磁気ディスク装置1の断面図である。同図において、磁気ディスク15は、各種情報を記憶する記憶媒体であり、スピンドルモータ(以下、「SPM」という)13により回転駆動される。
磁気ディスク15の読み書きは、アーム17の一方の先端に設けられたヘッド14によって行われる。ヘッド14は、磁気ディスク15の回転によって生じる揚力によって、磁気ディスク15の表面からわずかに浮いた状態を維持して読み書きを実行する。また、ヘッド14は、アーム17のもう一方の端に設けられたVCM12の駆動により、クロストラック方向に移動し、読み書きする対象のトラックを変更する。
ここで、ヘッド14は、水平移動するのではなく、軸18を中心とする円周上を移動するため、ヘッド14が位置決めされる半径位置によって、トラックとヘッド14の相対角度であるヨウ角は変化することになる。
このヨウ角の変化に関わらず、安定した位置制御を実現するため、ヘッド14は、図2の模式図に示すような構造を有する。すなわち、ヘッド14において、データを読み取るための再生ヘッド14aとデータを書き込むための記録ヘッド14bは、ヘッドスライダ14dの浮上面の空気流出方向に向かって順に並んで配置されるとともにヘッドスライダ14dの基材の空気流出端に薄膜形成され、これらの間に変形素子14cが設けられる。
変形素子14cは、ヘッドスライダの前後方向(空気流入出方向)に変形することにより再生ヘッド14aと記録ヘッド14bの距離を任意に変化させるための素子であり、例えば、セラミックスやシリコンからなる圧電アクチュエータである。なお、変形素子14cは、熱膨張、電歪、磁歪等の影響で変形する材料からなるものであってもよい。
この変形素子が変形することにより、再生ヘッド14aに対して記録ヘッド14bが空気流出端側に向かってに相対移動して、円周方向の相対距離を変化させることができる。
つまり、この例では、再生ヘッド14aはヘッドスライダ14dの基材の端面からの距離は変化せず、記録ヘッド14bは、ヘッドスライダ14dの基材の端面からの距離が変化することになる。
この変形素子14cを変形させてヘッド14の位置制御を行う方法について具体例を示して説明する。図3は、トラックnに書き込みを行う場合のヘッド14の状態を示す図である。同図に示すように、磁気ディスク15はパターンドメディアであり、トラックが形成される円周方向(トラック方向もしくはダウントラック方向とも呼ばれる)およびクロストラック方向(トラック横断方向)に磁気粒子が独立して配置されているものとする。
図3において、記録ヘッド14bは、書き込み対象であるトラックnにオントラックされており、このときのヨウ角はαである。そして、再生ヘッド14aは、記録ヘッド14bをトラックnに安定してオントラックさせるためトラックn+1にオントラックされている。このように、再生ヘッド14aと記録ヘッド14bの双方をオントラックさせるため、変形素子14cは、再生ヘッド14aと記録ヘッド14bの距離がd1になるように制御されている。
図4は、トラックmに書き込みを行う場合のヘッド14の状態を示す図である。同図において、記録ヘッド14bは、書き込み対象であるトラックmにオントラックされており、このときのヨウ角はβである。そして、再生ヘッド14aは、記録ヘッド14bをトラックmに安定してオントラックさせるためトラックm+1にオントラックされている。このように、再生ヘッド14aと記録ヘッド14bの双方をオントラックさせるため、変形素子14cは、再生ヘッド14aと記録ヘッド14bの距離がd2になるように制御されている。
図3および4に示したように、書き込み対象のトラックの半径位置に応じて変形素子14cを変形させ、再生ヘッド14aと記録ヘッド14bの距離を変化させることにより、再生ヘッド14aと記録ヘッド14bの双方をいずれかのトラックにオントラックさせることができる。
なお、再生ヘッド14aと記録ヘッド14bは今回図示したように必ずしも一直線上にある必要はない。
また、位置決めの為に、再生ヘッドが読み込む情報はサーボセクタのサーボ情報であるが、このサーボセクタは図3、図4には示されていない。
書き込み動作時に記録ヘッド14bを書き込み対象のトラックにオントラックさせることは当然必要な制御であるが、このとき再生ヘッド14aもいずれかのトラックにオントラックさせることにより、再生ヘッド14aによるサーボ情報等の読み取りが確実に行われ、記録ヘッド14bを安定して書き込み対象のトラックにオントラックさせることが可能になる。
また、ディスクリートメディアと異なり、パターンドメディアは、円周方向にも磁気粒子が独立して配置されているため、正確なタイミングで記録ヘッド14bが磁気粒子への書き込みを行う必要がある。このタイミングは、再生ヘッド14aによる磁気粒子の読み取りと同期して生成されるクロック信号に基づいて決定されるが、再生ヘッド14aもいずれかのトラックにオントラックさせることにより、同期をとる度にオントラック動作をする必要がなく、効率良く記録ヘッド14bによる書き込み動作を行うことが可能となり、更に生成されるクロックが正確なものとなり、書き込みの精度も向上する。
なお、図3および4の例では、変形素子14cを変形させることにより、再生ヘッド14aと記録ヘッド14bを隣接するトラックにオントラックさせる例を示したが、このように双方のヘッドを隣接するトラックにオントラックさせる必要はなく、図5に示すように1ないし複数のトラックを跨いだ状態でオントラックさせてもよいし、同一のトラックにオントラックさせてもよい。
次に、磁気ディスク装置1の構成について説明する。図6は、磁気ディスク装置1の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、磁気ディスク装置1は、ホストインタフェース制御部(以下、「ホストIF制御部」と略記する。)2、バッファ制御部3、バッファメモリ4、フォーマット制御部5、リードチャネル部6、ヘッドIC7、MPU(Micro Processing Unit)8、メモリ9、不揮発メモリ10、サーボ制御部11、VCM12、SPM13、ヘッド14、磁気ディスク15および共有バス16を有している。
ホストIF制御部2は、磁気ディスク装置1の上位装置であるホストに接続され、ホストとの間の通信を制御する。バッファ制御部3は、バッファメモリ4を制御する。バッファメモリ4は、ホストと磁気ディスク装置1との間でやり取りされる情報などを一時的に記憶する。
フォーマット制御部5は、データの読み出しを制御し、例えば読み出されたデータのエラーチェックなどを行う。リードチャネル部6は、データの読み出し時に、ヘッドIC7から出力されるデータ信号を増幅し、AD変換および復調などの所定の処理を施す。ヘッドIC7は、図示しないプリアンプを備えており、データの読み出し時に、ヘッド14によって読み出されたデータ信号を前置増幅する。
MPU8は、所定の制御プログラム(ファームウェアプログラム)により磁気ディスク装置1の主制御を行う。すなわち、MPU8は、ホストからのコマンドを解読して各処理部を制御し、磁気ディスク15のデータの読み書きを統括制御する。また、本実施の形態においては、MPU8は、ヘッド14に設けられた変形素子14cを制御して、再生ヘッド14aと記録ヘッド14bの距離を変化させる。
なお、MPU8は、MCU(Micro Controller Unit)やCPU(Central Processing Unit)であってもよい。
メモリ9および不揮発メモリ10は、MPU8において動作するファームウェアプログラムや種々の制御用のデータを格納する。サーボ制御部11は、VCM12およびSPM13の動作状態を確認しながら、これらのモータを駆動させる。共有バス16は、磁気ディスク装置1内の各処理部を接続し、処理部間における種々の情報の受け渡しを行う。
図7は、本実施例における磁気ディスク装置1の要部の構成を示す図である。同図に示すように、MPU8は、位置制御部810および変形制御部820を有する。位置制御部810は、書き込み動作や読み取り動作の目的となる位置にヘッド14を位置させるための制御を行う。
変形制御部820は、ヘッド14が位置決めされる半径位置に応じて、ヘッド14に設けられた変形素子14cを制御して再生ヘッド14aと記録ヘッド14bの距離を変化させる制御部であり、目的トラック取得部821、制御量取得部822、制御量選択部823、制御量記憶部824および変形素子制御部825を有する。
目的トラック取得部821は、位置制御部810から書き込み動作の目的となるトラックを取得する処理部である。制御量取得部822は、メモリ9に記憶されている制御量管理表910を参照して、目的トラック取得部821によって取得されたトラックに対応する変形素子14cの制御量を取得する処理部である。
ここで、制御量管理表910の一例を図8に示す。同図に示すように、制御量管理表910は、書き込み動作の目的トラック毎に変形素子14cの制御量を1ないし複数保持するように構成される。記録ヘッド14bをあるトラックにオントラックさせたときに、変形素子14cの稼動範囲内において、再生ヘッド14aをオントラックさせることができるトラックが複数ある場合があり、そのような場合に、それぞれのトラックに再生ヘッド14aをオントラックさせるための変形素子14cの制御量が、書き込み対象のトラックと対応付けて保持される。
なお、制御量管理表910は、本来は、不揮発メモリ10に記憶され、MPU8からの高速アクセスを実現するために、磁気ディスク装置1の起動時に不揮発メモリ10からメモリ9へロードされる。
図7の説明に戻って、制御量選択部823は、制御量取得部822によって取得された制御量から、変形素子14cの変形が最も少なくて済む制御量を選択する処理部である。具体的には、制御量選択部823は、最後に選択した制御量を制御量記憶部824に記憶し、ここに記憶されている制御量との差分が最も小さい制御量を選択する。
このように、変形素子14cの変形が最も少なくて済む制御量を選択することにより、変形素子14cの変形を短時間で完了させることが可能になり、磁気ディスク装置1の処理性能向上を実現することができる。
なお、変形素子14cの変形が最も少なくて済む制御量を選択する代わりに、ヘッド14のシーク量が最も少なくて済む制御量を選択するように制御量選択部823および位置制御部810を構成することとしてもよい。ヘッド14のシーク量を削減することによっても、磁気ディスク装置1の処理性能向上を実現することができる。
変形素子制御部825は、制御量選択部823によって選択された制御量を変形素子14cに加えて、変形素子14cの変形を制御する制御部である。
次に、変形素子14cの変形を制御するための、磁気ディスク装置1の動作について説明する。図9は、本実施例における磁気ディスク装置1の動作を示すフローチャートである。この動作は、書き込み動作が行われる度に実行される。
同図に示すように、目的トラック取得部821が、位置制御部810から書き込み動作の目的となるトラックを取得し(ステップS101)、制御量取得部822が、制御量管理表910を参照して、そのトラックに対応する変形素子14cの制御量を取得する(ステップS102)。
なお、複数の目的トラックの制御量を保持する制御量管理表の代わりに、取得された目的トラックのみの制御量を算出して、その制御量を取得することも可能である。
ここで、複数の制御量が取得された場合は(ステップS103肯定)、制御量選択部823が、制御量記憶部824に記憶されている現状の制御量を取得し(ステップS104)、その制御量との差分が最も小さい制御量を選択する(ステップS105)。そして、選択された制御量を、制御量選択部823が、制御量記憶部824に記憶させ(ステップS106)、変形素子制御部825が、変形素子14cに加える制御量を更新する(ステップS107)。
一方、ステップS102において1つの制御量のみが取得された場合は(ステップS103否定)、取得された制御量を、制御量選択部823が、制御量記憶部824に記憶させ(ステップS106)、変形素子制御部825が、変形素子14cに加える制御量を更新する(ステップS107)。
上述してきたように、本実施例1では、再生ヘッド14aと記録ヘッド14bの距離を変化させるための変形素子14cを設け、書き込み対象のトラック毎に変形素子14cに加える制御量を変化させて再生ヘッド14aと記録ヘッド14bの距離を制御することとしたので、書き込み対象のトラックの変化にともなって生じるヨウ角の変化に関わらず、媒体記憶装置を安定して動作させることができる。
なお、制御量管理表910に記憶される制御量を最適化する手段を磁気ディスク装置1に設けることもできる。具体的には、記録ヘッド14bを書き込み対象のトラックにオントラックさせた状態で、変形素子14cに加える制御量を所定の幅で変動させ、再生ヘッド14aで読み取られる信号のS/Nが最も高くなるときの制御量を既存の制御量と置き換えて制御量管理表910に記憶させる手段を設ける。
これにより、各部の個体差にも関わらず、再生ヘッド14aが正確にいずれかのトラックにオントラックするように制御量管理表910の内容を最適化することができる。この場合、制御の精度をさらに向上させるため、磁気ディスク15の面毎に異なる制御量を保持することができるように制御量管理表910を構成してもよい。
また、制御量を最適化するための上記の動作は、磁気ディスク装置1の出荷前に行うこととしてもよいし、磁気ディスク装置1が動作中に定期的に行うこととしてもよいし、磁気ディスク装置1がアイドル中に行うこととしてもよい。
既に説明したように、パターンドメディアを用いた磁気ディスク装置では、再生ヘッド14aによる磁気粒子の読み取りと同期して生成されるクロック信号に基づいて、記録ヘッド14bによる書き込みのタイミングが決定されることになると考えられる。
この場合、図10に示すように、再生ヘッド14aが磁気粒子の上に位置するタイミングと、記録ヘッド14bが磁気粒子の上に位置するタイミングにはズレが生じるため、記録ヘッド14bによる書き込みは、再生ヘッド14aによる磁気粒子の読み取りと同期して生成されるクロック信号に対してディレイ量tを加えたタイミングで実行する必要がある。
ここで、再生ヘッド14aと記録ヘッド14bの距離が不変であると、ヘッド14の移動にともなって生じるヨウ角の変化によってディレイ量tも変化し、磁気ディスク装置1は、複雑な制御を強いられることになる。これを回避するため、本実施例では、ディレイ量tが一定になるように、変形素子14cを制御する例を示す。
まず、図11を参照しながら、ディレイ量tを一定にするために必要な変形素子14cの変形量を求める方法について説明する。目的トラックにおける磁気ディスク15の周速をv、再生ヘッド14aが磁気粒子の上に位置しているときにおける記録ヘッド14bと書き込み対象の磁気粒子との距離をxとすると、ディレイ量tは、
t = x/v
と表される。
そして、磁気ディスク15の中心から目的トラックの距離をr、磁気ディスク15の回転数をN(rpm)とすると、周速vは、
v = 2πr×N/60
と表され、再生ヘッド14aと記録ヘッド14bの距離をL、ヨウ角をθ、円周方向における磁気粒子の間隔をw、円周方向にみて再生ヘッド14aが位置している磁気粒子と書き込み対象の磁気粒子の間に存在する磁気粒子の数をmとすると、距離xは、
x = Lcosθ−(m+1)w
と表される。
したがって、ディレイ量tは、
t = (Lcosθ−(m+1)w) / (2πr×N/60)
と表され、この式を変形することにより、
L = (t×2πr×N/60+(m+1)w) / cosθ
という式が得られる。この式に、一定にしたいディレイ量tの大きさや、目的トラックにおけるrやθの値等を適用することにより、変形素子14cをどれだけ変形させればよいかを目的トラック毎に求めることができる。
次に、本実施例における磁気ディスク装置1の構成について説明する。図12は、本実施例における磁気ディスク装置1の要部の構成を示す図である。同図に示すように、本実施例における磁気ディスク装置1の構成は、制御量管理表910が制御量管理表920に置き換わった以外は、図7に示した構成と同一であり、同様に動作する。
制御量管理表920は、上記の式を用いて求めた変化量を実現するために必要な変形素子14cの制御量を目的トラック毎に保持するものであり、図8に示した制御量管理表910の例と同様の構造をもつ。
上述してきたように、本実施例2では、再生ヘッド14aが位置制御のための信号を読み取るタイミングと、記録ヘッド14bが書き込みを行うタイミングの差が一律になるように変形素子14cを制御することとしたので、記録ヘッド14bが書き込みを行うタイミングを複雑に制御することなく、正確な位置に書き込みを行うことができる。
なお、上記の実施例では、ディレイ量tを一定にするための変形素子14cの制御量を予め求めておき、これを制御量管理表920に記憶させておく構成としたが、制御量を動的に求める構成としてもよい。すなわち、書き込み動作時に上記の式を用いて再生ヘッド14aと記録ヘッド14bの距離を算出し、この距離を実現するために必要な変形素子14cの制御量をテーブルを参照する等して取得することとしてもよい。
このように、制御量を動的に求めることにより、例えば、ディスク回転数Nが変化する場合であってもディレイ量tを一定に保つことができる。
また、上記の各実施例では、変形制御部820の機能が、MPU8において実行されるファームウェア(プログラム)として実装されているものとして説明したが、変形制御部820の機能を変形制御装置等としてハードウェアとして実装することとしてもよい。また、本発明は、パターンドメディアにおいて有効である旨説明してきたが、通常のメディアにおいても同様に適用可能である。
(付記1)再生ヘッドと記録ヘッドが独立して設けられた媒体記憶装置であって、
前記再生ヘッドと前記記録ヘッドの円周方向の距離を変化させる変形素子と、
前記変形素子に加えるべき制御量を書き込み対象のトラック毎に記憶する記憶部と、
書き込み対象のトラックに対応する前記制御量を前記記憶部から取得し、取得された前記制御量を前記変形素子に加える変形制御部と
を備えたことを特徴とする媒体記憶装置。
(付記2)前記記憶部は、前記記録ヘッドが書き込み対象のトラック上に位置している場合に、前記再生ヘッドがいずれかのトラック上に位置するように前記変形素子を制御するための制御量を、書き込み対象のトラック毎に記憶することを特徴とする付記1に記載の媒体記憶装置。
(付記3)前記記憶部は、前記再生ヘッドにより位置制御のための信号が読み取られるタイミングと、前記記録ヘッドにより書き込みが行われるタイミングとの差が一律になるように前記変形素子を制御するための制御量を、書き込み対象のトラック毎に記憶することを特徴とする付記1に記載の媒体記憶装置。
(付記4)前記変形制御部は、書き込み対象のトラックに対応する前記制御量が前記記憶部から複数取得された場合に、現状の制御量との差分が最も小さい制御量を選択することを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載の媒体記憶装置。
(付記5)前記変形制御部は、書き込み対象のトラックに対応する前記制御量が前記記憶部から複数取得された場合に、シーク量が最も小さい制御量を選択することを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載の媒体記憶装置。
(付記6)前記記録ヘッドを1のトラックの上に位置させたときに、前記再生ヘッドによって読み取られる信号のS/Nが最も高くなる前記制御量を求め、該制御量を前記記録ヘッドが位置しているトラックと対応付けて前記記憶部に記憶させる制御量最適化部をさらに備えたことを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載の媒体記憶装置。
(付記7)再生ヘッドと記録ヘッドが独立して設けられた媒体記憶装置において前記再生ヘッドと前記記録ヘッドの距離を変化させるために設けられた変形素子を制御するための変形制御装置であって、
書き込み動作の目的となっているトラックに係る情報を取得する目的トラック取得部と、
前記変形素子に加えるべき制御量を目的トラック毎に記憶する記憶部から前記目的トラック取得部によって情報が取得されたトラックに対応する制御量を取得する制御量取得部と、
前記制御量取得部によって取得された制御量を前記変形素子に加える変形素子制御部と
を備えたことを特徴とする変形制御装置。
(付記8)前記制御量取得部によって目的トラックに対応する制御量が複数取得された場合に、現状の制御量との差分が最も小さい制御量を選択する制御量選択部をさらに備えたことを特徴とする付記7に記載の変形制御装置。
(付記9)前記制御量取得部によって目的トラックに対応する制御量が複数取得された場合に、シーク量が最も小さい制御量を選択する制御量選択部をさらに備えたことを特徴とする付記7に記載の変形制御装置。
(付記10)再生ヘッドと記録ヘッドが隣接して設けられたヘッドスライダであって、
前記再生ヘッドと前記記録ヘッドの間に設けられ、
ヘッドスライダの空気流入出方向に変形して前記再生ヘッドと前記記録ヘッドの距離を変化させる変形素子を備えたことを特徴とするヘッドスライダ。
以上のように、本発明に係る媒体記憶装置、変形制御装置およびヘッドスライダは、ヘッドの制御に有用であり、特に、ヨウ角の変化に関わらず媒体記憶装置を安定して動作させることが必要な場合に適している。
実施例1に係る磁気ディスク装置の断面図である。 再生ヘッドおよび記録ヘッドの模式図である。 トラックnに書き込みを行う場合のヘッドの状態を示す図である。 トラックmに書き込みを行う場合のヘッドの状態を示す図である。 トラックmに書き込みを行う場合のヘッドの状態を示す図である。 実施例1に係る磁気ディスク装置の概略構成を示すブロック図である。 実施例1における磁気ディスク装置の要部の構成を示す図である。 制御量管理表の一例を示す図である。 実施例1における磁気ディスク装置の動作を示すフローチャートである。 トラックnに書き込みを行う場合のヘッドの状態を示す図である。 ディレイ量を求めるためのパラメータを示す図である。 実施例2における磁気ディスク装置の要部の構成を示す図である。
符号の説明
1 磁気ディスク装置
2 ホストIF制御部
3 バッファ制御部
4 バッファメモリ
5 フォーマット制御部
6 リードチャネル部
7 ヘッドIC
8 MPU
9 メモリ
10 不揮発メモリ
11 サーボ制御部
12 VCM
13 SPM
14 ヘッド
14a 再生ヘッド
14b 記録ヘッド
14c 変形素子
14d スライダ
15 磁気ディスク
16 共有バス
17 アーム
18 軸
810 位置制御部
820 変形制御部
821 目的トラック取得部
822 制御量取得部
823 制御量選択部
824 制御量記憶部
825 変形素子制御部
910、920 制御量管理表

Claims (6)

  1. 再生ヘッドと記録ヘッドが独立して設けられた媒体記憶装置であって、
    前記再生ヘッドと前記記録ヘッドの円周方向への距離を変化させる変形素子と、
    前記変形素子に加えるべき制御量を記憶する記憶部と、
    前記制御量を前記記憶部から取得し、取得された前記制御量を前記変形素子に加える変形制御部と
    を備えたことを特徴とする媒体記憶装置。
  2. 前記記憶部は、前記記録ヘッドが書き込み対象のトラック上に位置している場合に、前記再生ヘッドがいずれかのトラック上に位置するように前記変形素子を制御するための制御量を記憶することを特徴とする請求項1に記載の媒体記憶装置。
  3. 前記記憶部は、前記再生ヘッドにより位置制御のための信号が読み取られるタイミングと、前記記録ヘッドにより書き込みが行われるタイミングとの差が一律になるように前記変形素子を制御するための制御量を記憶することを特徴とする請求項1に記載の媒体記憶装置。
  4. 前記変形制御部は、書き込み対象のトラックに対応する前記制御量が前記記憶部から複数取得された場合に、現状の制御量との差分が最も小さい制御量を選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の媒体記憶装置。
  5. 再生ヘッドと記録ヘッドが独立して設けられた媒体記憶装置において前記再生ヘッドと前記記録ヘッドの距離を変化させるために設けられた変形素子を制御するための変形制御装置であって、
    書き込み動作の目的となっているトラックに係る情報を取得する目的トラック取得部と、
    前記変形素子に加えるべき制御量を目的トラック毎に記憶する記憶部から前記目的トラック取得部によって情報が取得されたトラックに対応する制御量を取得する制御量取得部と、
    前記制御量取得部によって取得された制御量を前記変形素子に加える変形素子制御部と
    を備えたことを特徴とする変形制御装置。
  6. 再生ヘッドと記録ヘッドが隣接して設けられたヘッドスライダであって、
    前記再生ヘッドと前記記録ヘッドの間に設けられ、
    ヘッドスライダの空気流入出方向に変形して前記再生ヘッドと前記記録ヘッドの距離を変化させる変形素子を備えたことを特徴とするヘッドスライダ。
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